2008年6月16日月曜日

あれやこれや

Dallas Conで、

「(ジョンパパこと)JDMの出た映画「P.S. I Love You」見た?」

と質問されたJared、

「うん、見たよ」

「泣けた?」

「ん?うーん、すごくよく知ってる人間が出てると、泣くっていうのは難しいよ。だって、あ!ジェフの尻だ!とかつい思っちゃうから…」

なんてことを言って、皆の爆笑を誘っていましたが、
(「P.S. I Love You」!早く見たい!!!日本での公開はまだまだ先なんでしたっけ?)


忙しい忙しいと言いつつ…、少し前から実家にいる私は、母や妹達に連れられてちょこちょこと映画を見に行く機会が増えた気がします。


モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの『The Bucket List』(邦題:最高の人生の見つけ方)、

モーガン・フリーマンってすらっとしてて、素敵ですね!
彼のほっぺの染みのことを、ジャック・ニコルソンが「Fleckles」って言ってたのも可愛かった。
おじ(い)さん二人のあまりの仲良しぶりに、映画鑑賞中の大半、いつものおかしな妄想に襲われていた私です。
(だって、すらっと背が高くて頭がよくて生真面目なカーターはまるで某サミーのようで、女たらしで食いしん坊のエドワードは某ディーン兄ちゃんそのものみたいなんだもの…)

グレイズアナトミーのイジーことキャサリン・ハイグルの『幸せになるための27のドレス』、

「プラダを着た悪魔」(アン・ハサウェイって本当に美人だと思うんだけど、どうにも感情移入できなくて)はいま一つピンとこなかった私でしたが、この映画の登場人物の基本設定はまさに、私が「ラブコメ映画」に求めるもののツボ、ど真ん中でした。

素敵な上司に長いこと片思いしてるのに、ひょいっと現れた妹にあっさりと横から攫われて、
やけにしつこく言い寄ってくる興味もない男は、ムカツク!鬱陶しい!と思っていたのに、なかなかいいヤツなの?なんて惹かれ始めた途端、こっぴどく裏切られて…、なんて!
まさにラブコメの切ないストーリーの王道です。

キャサリン・ハイグル、イジーの時よりほっそりしてしまって、最高にスタイルがいいのにむっちりしてみえるイジーが大好きだった(きっとJDMも同じ意見のはず…)私としてはちょっと寂しいような感じもありましたが、

久々に満足のいくラブコメを見た!という感じがします。


そして、(実話がもとになっているのですか?の)『ラスベガスをぶっつぶせ』

妙に怪しい教授だと思ったら、ケビン・スペイシー、やっぱりそういうことになっちゃうのね…

で、どきどき冷や冷やしつつも、全編ほぼ予想通りの展開だったのが、ちょっと物足りないような感じもしたものの、なかなか楽しめました。


それにしても、最近の映画のタイトルの流行の傾向って…、原題をそのままカタカナにするようなのが減って、映画の内容に即したタイトルをつけるようになっているということなんでしょうけれども…、

ナントカのためのイクツの方法

みたいな似たようなのばっかりで、かえってインパクトがなくなって来てしまっているような気がするのですけど…。

そりゃあ、そういう感じのタイトルをつけとけば必ずヒットするという色濃い傾向もあるのでしょうが、それにしたって、柳の下の二匹目だか三匹目だかのドジョウを狙っているのがミエミエすぎて、あまりに芸がないような気がしてしまうのです。

そんな風に感じているのは私だけでしょうか?

4 件のコメント:

mika さんのコメント...

藤葉さん、こんばんは!
映画たくさんご覧になったんですねぇ~
私も紹介された中で2本観ました。
「最高の人生の見つけ方」と「ラスベガスをぶっつぶせ」です。
どちらも合格点の面白さでしたが、それにしても、さすがは藤葉さん!!
カーターとエドワードをサムとディーンにたとえるなんて・・言われてみれば、そのとうり・・納得です!う、うう気がつきませんでした。
もう一本は、とにかく私ケビン・スペイシーの大ファンなもんですから、それだけで観ることに決定しました。主演の男の子もカッコ良かったし、途中で追い出されてしまう(名前忘れました・・)男の子もセクシーだったので、得した気分でした。もう少し頭が良かったらもっと楽しめたのかなぁ~って感じです。数学理論もカードもさっぱりわからなくて・・でも、スリリングで良かったです♪

藤よう さんのコメント...

mikaさん

あらゆる機会や隙間に妄想を差し挟みがちな私ではありますが、カーターとエドワードにまでそんな妄想を適用していたというのはなんとなく気が引けて、しばらく日記に書くことはためらっていたのですが…、まとめの感想文を書くついでに告白してしまいました…。
でもそんなフィルターをつけてみると、あの二人ってかなりサム&ディーンでしたよね?

ケビン・スペイシー、彼の映画を見るのはなんだか久しぶりな気がしましたが、まさに芸達者さんの本領発揮!という感じがしました。主演の男の子があのグループに取り込まれていく辺りの展開は、とても謎めいた感じで、なんだかセクシーな感じさえ漂っていてドキドキしました。途中で追い出されてしまう子も良かったですよね。
私も「ラスベガス…」を見ている間、もう少し頭が良かったら、きっともっと楽しめるのに!と痛切に思っていました。(笑)

匿名 さんのコメント...

見る気満々でいた『幸せになるための27のドレス』が住んでいるところでは上映されていないと知ってショック。それを考えると『P.S. I Love You』もダッ、ダメかもしれないと今からテンションダウン気味です(苦笑)

映画のタイトル(邦題)って難しいですよね。タイトルつけるのも大変だとは思うのですが、「どうなのこれ~」というものもありますよね(苦笑)
だから最近は原題をちゃんとチェックするようになりました。あと、オリジナル予告も。(日本用に作られた予告を見て映画を見て「想像していた映画と全然違うよ」というのが時々あったりしたので)

『P.S. I Love You』は、『P.S. I Love You』のまんまですよね。もしかすると副題?みたいなものが付くかもしれませんが(苦笑)

藤よう さんのコメント...

kyuさん

『幸せになるための27のドレス』残念でしたね。
最近すっかり主流になったシネコンですが、同じ系列でも、地域によって上映される映画は違ったりしているのでしょうか?だとしたら上映する映画の選択権って、誰がどんな風に決めてるんでしょう?
私の住んでるところの近くのイオン系シネコンでは、JDMにそっくり!と評判の彼の出ているあの話題作、コーエン兄弟の「ノーカントリー」が全然上映されなくて、すっかり諦めていたら、なんだか時期をずらしてつい最近上映していたみたいで…、でもタイミングが合わなくて結局みられず、
田舎の映画館は油断できない…、という思いを新たにしたところです。

「P.S.I Love You」…、公開のタイミングが本国とあまりずれているとプロモーションなんかにも力を入れてもらえなくなりそうで、ウチの近くの映画館でパスされちゃったりしたら…と、ちょっと不安です。