2011年10月31日月曜日

あれやこれや

Supernaturalシーズン7第6話…。

放送になってしまいましたが、もうちょっと消化してから、また「少しだけ感想」を書くことにしたいと思います。

なーんて言ってると、あっという間に、エピソードの感想が追いつけなくなっちゃったりするんだけど…。


以下、ネタバレになる可能性があるので文字を伏せます。



今回のエピソード、わずかに、ほーんとうにごくわずかに、耳に入ったSpoiler情報を知ってしまった時から、勝手に期待してしまって、ワクワクと予想していたのとは、全く違うストーリーで、ちょっと拍子抜けさせられてしまったのです。


だって、『Slash Fiction』 なんていうエピソードタイトルで、もう10年以上(かな?) Slash漬けというか、Slash中毒を自認している私としては、「そういう意味で」期待せずにはいられないじゃない…。


今回の「二組のWinchester兄弟」がでてくるエピソードも、面白かったんですけどね…。


このところ、制作サイドから出ているSpoilerを全くチェックしていないもので、現在、ちんぷんかんぷんの五里霧中という感じになっているのですが、今回のタイトル、どういう意味だったの? 大量殺人にかけたのか…、とも思ったけど、「Slash」っていうと、刃物での「切り裂き」っていう感じよね。

「少しだけ感想」を書く時には、このタイトルについて、もう少し掘り下げて調べてみたいとは思っています。




***



ということで、今回は、現在見ている『海外ドラマ』のタイトルを覚書として、書き出しておくことにします。



『Supernatural』シーズン7

これはもう、いわずもがな、ですね。





『Fringe』シーズン3第7話まで、観たところで、少し休憩中。

オリビアがとんでもないことになっちゃっていて、この先がすごく気になるものの、このドラマって、どんどんどんどんプロットがややこしくなって、消耗させられるから…、

最近、『V』のシーズン2と共に、『Fringe』シーズン3のレンタル開始のCMやってますね。

日本語吹き替え版…、せめて日本語字幕版…なら、ここまで疲れないの、か、も…。





『How I Met Your Mother』シーズン7

気楽に観られる30分のコメディードラマですが、もうそろそろ『Mother』の気配が出てきてもいいのじゃないのかしら。





『Hawaii Five-0』シーズン2

第6話まで鑑賞したところ。
Konoが無事に戻ってこられてなにより。
そして、今シーズンから新たにFive-0のメンバーに加わった、金髪美人のLori、『超セクシーなクールビューティー』という、第一印象とかなり違って、気さくで、捜査にも体当たりで取り組むし、腕利きのプロファイラーなのに、オトボケなところもあったりして、私としては、すごく好感度が上昇しつつあります。

好感度は上昇しているのですが…、やっぱりSteveとの微妙な『恋の予感』的な気配が色濃く出てきていますよねー。

Steveと、『Friends with benefit』的な関係だった、海軍の美人さんも(プロットがややこしくなるのをさけるためか)あっさり転属になっちゃうし、

これは、Lori/Steve な流れは確定したといって間違いないということなんでしょうね。

私個人的には、(少なくとも、いまのところは)Steve/Dannoなシーンも変わらず画面に出てくるので、LoriとSteveのことも、自然体で見守っていきたいと思っております。

Steve/Danno っぽいシーンをちゃんとストーリーに盛り込んでくれるかぎりは…。





『Sons of Anarchy』シーズン4

このドラマは、毎シーズンのことだけど、鑑賞するのにかなりの気合が必要で…、2、3話溜まったところで、思い切って一気にまとめて鑑賞するという感じになっています。

今シーズン、長い髪をばっさり切って(刈って)丸坊主にしたJaxも可愛いけれども、

Opie が、もう「どうしちゃったの???」っていうくらい格好良くみえてたまりません。





『Chuck』シーズン5

今回が最終シーズンとなることがすでに決定している『Chuck』、シーズン5のスタートは他のドラマよりも大幅に遅れて、10月28日(金)にやっと第1話目がオンエアされたところ。

最後のシーズンになると分かっていて鑑賞するというのもなんとなく寂しいですが、今シーズンのスタートもいつもどおりの楽しいスタートになっていました。





追いかけ切れなくて、ついに卒業したかも…というドラマもいくつか。


『Glee』シーズン3

『Psych』シーズン6


残念ながら、この二つのドラマは、今のところ追いかけるのを中断、たぶん卒業…ということになりそう。





これから鑑賞予定のドラマとしては、

『Fringe』がシーズン4まで追いついたら、『Doll House』を一挙鑑賞する予定でいます。

といいつつも、『Fringe』がなかなか進まないので、いつになることやらわかりません。





以上かな?

うーむ、何か忘れている気もするけども…、現在進行形で追いかけているのは、以上ということで。


最近観た映画については、また近いうちに、タイトルだけでも書き出してみたいと思っております。





2011年10月24日月曜日

Supernatural シーズン7第5話ちょっとだけ感想





























以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。





















今回の第5話、ストーリーの中心となった魔法使いの夫婦を演じている二人は、Buffy the Vampire Slayer(邦題:バフィー~恋する十字架~)マニアなファンにとっては垂涎の配役となっていたようですが、



(Supernatural以上にマニアなファンの多いBuffy。
SPNの初期の頃のエピソードでも、Ghost Facersのオタクな二人の初登場のシーンで、あの二人は、「こんな時、Buffyならどうする?」を合言葉に勇気をかきたてていましたよね。)



私が一言で、この第5話をまとめるなら、ずばり



『Winchester夫妻、ひとの振りみて、我が振り直せ』の巻



ってことになるでしょうかね。





小さな浮気をきっかけにして、お互いの心の底の思いを伝える言葉が足りなかったばっかりに、離婚どころか、殺し合いにまで発展しかけた魔法使いの夫婦を見て、



(ほとんど同じ境遇だともいえる…)Winchester 夫妻もかなり胸に響くものがあったようではありますが、



Deanったら、可愛い顔して、結婚暦800年の先輩ご夫婦の仲直りの様子を目の前にしてさえ、愛する夫に対してまだ心が開けないという、とんでもない頑固さを見せてくれます。



とはいえ、Deanが夫のSammyさんに対してここまで頑なに秘密を貫こうとしているのだって、



「秘密を知られたら、愛するSamに嫌われちゃう…」



という可愛い恐怖心に基づいているわけですから、Sammyさん、きっともう一押しで兄ちゃんは心を開いてくれるはずよ。



うん、もちろん、Deanが心を開いて、隠し続けてきた秘密を打ち明けちゃったりしちゃうとそれがまた、二人の関係にひびを入れる火種になっちゃう可能性はありありなんですけど…、



なにはともあれ、仲良し夫婦になれる日まで、Sammyさん、頑張って!



っていうか…、私の日記の中ではこれまで、当たり前のように、Winchester夫妻、なんて書いてきてましたが…、


今回みたいなエピソードが、書かれるってことは、


Supernaturalの脚本チーム、やっぱり私と同じように、この兄弟を基本的に「夫婦」として捉えてるってことですよね?







***







エピソード冒頭、毎度おなじみの可愛い寝顔で、眠っているDeanさんなのですが、



いまだに、水に溶けてしまった愛人の天使さんの姿や、Luciferの幻覚と戦っている可愛い弟の姿、なんていう心の底から愛する二人の男たちが目の前で無残に壊れてしまった時のことがトラウマとして心に焼き付いてしまっているのに加え、



近頃、やっと自分を取り戻し始めてくれて、素敵で頼れる夫に戻りつつあるように思えるSamとの約束を、思いっきり破って「キツネ」を殺してしまった時の記憶に悩まされて、うなされちゃったりしているようです。



悪夢に消耗して目を覚ますと(きっと優しく抱きしめて慰めて欲しいのに…)夫の姿はなく、しかたがないので、近くで起きた「奇妙な事件」について調べたりしていると、



セクシーで逞しい夫のSamさんが、汗だくでジョギングから戻ってきます。



このシーンって、単純にうなされて寝付きの悪かった兄ちゃんがお寝坊しただけの話なのかもしれないんだけど、Samさん、このところなーんかどうも、あんまり眠ってないし、あんまり食べないし、むやみに身体を鍛えてるし、っていう感じがしません?



Samと同化した「魂の抜けたSam」の影響がでてるってことはないんでしょうか。



うーん、考えすぎなんだとは思うんだけど、先週くらいから、(まるで私の切なる願いが届いたみたいに…)めきめきと大人っぽくなってきたSamをみるたびに、魂が抜けていた頃の強烈セクシーサムさんの姿がオーバーラップしてきてしまって、こうした演出に何か意味があるのか、と、気になります…。



さて、私と同様、汗だくな逞しいSamさんに瞬時にときめいてしまったらしいDeanは、照れ隠しに(←絶対そうだと思う!)憎まれ口を叩き始めます。





「(朝っぱらから走り回ってるなんて)誰かに追い掛け回されたんだって言ってちょうだいよね」






「(ジョギングは)身体にいいんだぞ」






「身体によくなんかないわよ。見てみなさい。あなた、汗まみれで臭いじゃない。あんたが、ランス・アームストロングを目指している間に…」






「それは、自転車に乗る人だろ」






「あたしは、仕事してたって言ってんの」







とにかく、先々週のきつねのAmyとの再会をきっかけに、ずーっと燻っていたなにかが吹っ切れて、大人になりはじめたSam。



兄ちゃんに憎まれ口を叩かれても、軽く流しているこういう姿を見ると、どきどきが止まらなくなります。



一方、心に悩み事がある時には、(父ちゃん直伝の手っ取り早い解決策として)お酒に溺れてしまう傾向のあるDean。

これは、シーズンの初期の頃から私たちも繰り返し目にしてきた現象です。



⇒ ということは、つまり、Samには、兄ちゃんが心に何か悩みを抱えていることが一目瞭然ということ。





Sam: What's going on with you?


    お前、どうしたんだ?






Dean: We have had this conversation, Sam.


    サム、私たち、この話は済んだでしょ。






Sam: No, we haven't. See, to do that, you'd have to, uh, sort of...speak.


    いや、話は済んでない。いいか、話を済ませるには、まず、なにかしら…話す必要があるだろ。






Dean: Okay, let's see if you can get this straight. See [clears throat] you're --you're new Sam, right, Lance Armstrong.


    いいわ、あなたの気の済むようにしましょ。いい?(咳払い)あなたは、…あなたは新しいサムになったのよね、でしょ、ランス・アームストロングさん。






Sam: Biking.


    それは自転車に乗る人だって。


(正確には、癌と闘いつつ、トライアスロンで長年次々とすごい記録を打ち立てた人らしいです)






Dean: And, uh -- and I'm still me, okay? All right, so -- so, you might see things different now -- call it a runner's high or some crap -- but that doesn't mean that something's going on with me, okay?


    で、あー…、で、私は、いまだに私のままなの、わかる? っていうことで、だから…、だから、あなたとしては、今、色々ものの見方が変わったのかもしれないけど…、そういうのをランナーズハイとかなんとかくだらない言い方するんでしょう、…でも、だからって、私がどうにかなってるってことにはならないの、わかる?






Sam: Yeah, okay.


    ああ、わかったよ。


(あきらかに、サムは、ここで押してもまだディーンの心を開かせるのは無理だと諦めた様子)






Dean: No, don't say, "yeah, okay," like, "yeah, okay."


    「ああ、わかったよ」なんて、「ああ、そういうことね」みたいな言い方で言わないで。


(ディーンもサム言葉のニュアンスを敏感に感じ取っていますよね)






Sam: Yeah, okay.


    ああ、わかったよ。



と言いつつ、シャワーへと消えてしまうサム。





この二人の会話!(笑)



いかにも夫婦らしくて、ディーンが一人心に抱えている重荷はかわいそうだけど、どうしてもニマニマしてしまいます。



今回のエピソード、兄弟の夫婦扱いはこんなものでは終わりません。







***







ディーンが調べた奇妙な連続死亡事件は、強力な魔法使いの夫婦の夫婦喧嘩が原因であることを突き止めた二人。



ボビーおじさんに、魔法使い退治の方法を教えてもらうものの、(魔法使い夫婦喧嘩のとばっちりで?)お肉屋さんの一帯が停電になってしまったため、鳥の脚が傷んでいたのがよくなかったのか、



中世ルネッサンス時代には、既に、倦怠期を迎えて浮気事件が勃発していたり、奥さんの方は、1492年にとある船に乗った男(私の学生時代には、1492年を「いよっ、国がみえたぞ」なんていう語呂合わせで暗記したものですが、⇒ 新大陸を発見したコロンブスの可能性大?)とアバンチュールを経験していたらしいような経験豊富な魔法使い夫婦には、付け焼刃の兄弟のちゃっちい攻撃なんかチクリとも効かず、



急遽、サムの機転で、もう一つの作戦、「夫婦カウンセリング」に挑戦することにします。







Dean: Look -- obviously, you two are capable of wiping each other out, right? But you haven't, huh? Which means that you two -- you still value whatever it is you got. A-and you want keep that dance going. Maybe it's -- maybe it's punishment. Maybe it's -- it's sick, messed-up, erotic, kinky, "clamps and feathers" kind of love.


    ねえ、… あきらかに、あなたたち二人は、お互いを始末できちゃうくらいの力を持ってるわ、そうでしょ? でも、そうしてない、ね? それって、あなたたち二人が、… まだ、なんであれお互いに価値を見出しているってことよ。だから、ダンスを続けたいと思ってる。もしかしたらそれって、罰を与えたいのかもしれない。もしかしたら、それって、ちょっと異常な感じに、こんがらがった、エロチックで、倒錯した、『洗濯ばさみと鳥の羽』的な愛なのかもしれ…。






Sam: Okay, okay, t-that's -- that's going way too deep, there, cowboy. Look, what he's trying to say is that -- is that you two -- whatever it is you have, you're bonded.


    よし、そこまで、それは、…それはちょっと深みに足を入れすぎだ。いいですか、兄ちゃんの言おうとしているのは、…あなたたち二人…なんであれ、お二人の間には、絆があるってことですよ。






Maggie: Are you out of your mind? He cheated on me, humiliated me.


    あんた頭がおかしいんじゃないの? この人は、浮気したの、私に恥をかかせたのよ。






Sam: We're not trying to say what Don did was right. When a relationship cracks, usually both parties have a hand in it.


    俺たちは、なにもドンが正しいって言ってるんじゃないんです。関係にひびが入る時っていうのは、大抵、双方に原因があったりするってことで。






Don: Indeed.


    まさにその通り。






Maggie: You're defending him?


    あなた、この人の肩を持つつもり?





などなど、頭に血が上っている魔法使い二人を相手に、しどろもどろながら、なんとか説得を試みつつ、微妙に失言しては、兄弟交互に痛い目に合わされつつも、



まあ、Donの現アシスタントのJenny(趣味:カップケーキを焼くこと)との浮気は完全な誤解だったりしたこともあきらかになり、MaggieのDonに対する怒りの炎も鎮火の気配が見えてくると、上手いタイミングで、Donも謝罪を口にすることができて、そこからなしくずしにお互いの胸のうちを明らかにすることで、事態は一挙に収束へと向かうことになります。







Sam: See? See? Guys, guys... You're talking. All these years, you -- you buried your anger and your disappointment till it tore you apart. All you needed to do was talk.


    ね? ね? あなたたち、二人、…話してるじゃないですか。これまでずっと、お互い、怒りや、失望を胸の中に埋もれ続けさせていたために、二人の仲を引き裂きそうにまでなったっていうのに。二人に必要なのは、腹を割って話すことだったんですよ。





(サムさん、魔法使い夫婦の仲直りの様子を見て、「兄ちゃんとの仲直りにこれは使える!」と実感したらしく、妙に嬉しそうです)



なんとか上手く魔法使い夫婦の喧嘩を治め、800年ものの愛をあらためて確かめ合っている魔法使い夫婦をそっと残して、



Winchester 夫妻の方も二人の愛の巣…じゃなかった、モーテルに帰ってくると、手強かった魔法使い相手の仕事をやっと終えて、やれやれと息をつく間もなく、



チーズをかけた美味しいおやつを時々つまみつつ兄弟を追いかけてきたLeviathanが、兄弟の前についに現れてしまいます。



ところが、全くLeviathanに歯が立たない兄弟がピンチに陥った瞬間、なんともタイミングのいいことに!



夫婦喧嘩を治めてもらったお礼として、「あたしを殺そうとしたんだから、兄弟を殺すわよ」と言ってるらしい奥様魔女 Maggie の魔法を解除にやってきてくれた Don が現れ、「なんだね、こいつは?」 と言いつつ、あっさり、Leviathanを麻痺状態にしてくれた上、



「呪文の効果は、2,3日しかもたないから、その間に底なしの穴を見つけて放り込みなさい」と、アドバイスまで…。



いや~、よか…、うん、よかったんだけど、そ、そんな簡単に??



う、うんうん、今のSamさんには、Leviathanを相手にする前に、しなきゃならない大事なことがあるんで、ひとまず、今回は Donさんありがとう!





***







それにしても、実にいいキャラクターだった、魔法使いの Don & Maggie Stark 夫婦、またいつかゲストで出てくれたりしたら楽しそうだけど…、あまり頻繁に登場するようになったりすると、存在感がありすぎて、まだまだ夫婦としては新米の Winchester 夫妻の影が薄くなっちゃうのかしら…。







***







とりあえず、鎖でぐるぐる巻きに梱包した麻痺状態の Leviathan を Impala ちゃんの後部座席に押し込み、兄ちゃんが、ボビーおじさんにどこか配達先(底なし穴)を探してもらうお願いをしたのを確認して、



Samさんは、魔法使い夫婦の仲直りをお手本に、自分たちの夫婦関係修復に取り組んでみることにします。







Sam: Hey, were you, um -- were you listening to the Starks tonight?


    なあ、お前さ、あー…、お前、今晩のスターク夫婦の会話聞いてたか?






Dean: Uh, a little, when I wasn't getting slammed into a wall or stung by bees.


    あー、ちょっとはね、壁に叩き付けられたり、ハチに刺されたりしてない時は。






Sam: You notice how they, uh -- you know, how they -- how they opened up, got everything off their chest?


    お前、あの人たちがどんなに、うーん…、つまりさ、あの二人がどんな感じに…、心を開いて、胸の中に抱えてたものを吐き出してたか、見ただろ。






Dean: Yeah. Kudos on selling them that crap.


    ええ。あんなインチキを、あいつらに信じさせたのは賞賛ものよ。






Sam: It wasn't crap, Dean. It worked.


    インチキじゃないさ、ディーン。上手くいったんだ。






Dean: Sam, I am so very, very, very, very...Very, very tired --


    サム、あたし、超、すっごく、すっごく、すっごく、すっごく…、とーっても、とっても疲れてるの…。






Sam: Dean, like it or not, the stuff you don't talk about doesn't just go away. It builds up, like whatever's eating at you right now.


    ディーン、望もうと望むまいと、お前が口にしないでいることは、ただどこかへ消えていったりはしないんだ。そいつは、たった今お前の心を蝕んでる何かみたいに、どんどん積みあがっていってしまう。






Dean: There's always something eating at me. That's who I am. Something happens, I feel responsible, all right? The Lindbergh baby -- that's on me. Unemployment -- my bad.


    あたしの心を蝕むものは、いつだってあるの。それがあたしっていう人間なのよ。なにかが起こると、あたしは、自分のせいだって思っちゃうの、わかる?リンドバーグの赤ちゃんの誘拐(アメリカで歴史的に有名な誘拐事件)だって、…自分のせいだと思っちゃう。失業率悪化…、あたしが悪いのよ。






Sam: That's not what I'm talking about.


   俺が言ってるのはそういうことじゃない。






Dean: Well, then what the hell are you talking about?


    そう、じゃ、あんたは一体なにを言いたいわけ?






Sam: I'm talking about whatever you're not telling me about. Look, Dean, it's fine. You can unload. That's kind of what I'm here for. I mean... We're good, right?


    俺は、なんであれ、お前が俺に言えないでいることについて話をしたいんだ。いいか、ディーン、いいんだ。お前、打ち明けていいんだよ。俺は、言ってみれば、それを受け止めるためにここにいるようなもんなんだから。つまりさ…、俺たち、上手くいってると思っていいんだよな?






Dean: We're good.


    私たち、何も問題ないわ。







そこで会話を断ち切って、車に乗り込んでしまうディーン。



ディーンだって、できることなら打ち明けたいんですよね。全部告白して、楽になりたい。でもそうしたら、やっと上手くいき始めた愛するサムとの関係に、確実に亀裂を入れることになってしまう。



サムを愛しているからこそ、サムだけには打ち明けられない。まさにジレンマですよね。



うーむ、「キツネのAmy」を殺すという、あの時のディーンの決断が、ここまで深い傷を遺して、後を引くことになってしまうとは…。



この後、どうなっちゃうんでしょう。



あまりにあっさりと食い止められた Leviathanの追っ手も、もちろんあのままって訳にはいかないでしょうし、Winchester夫妻の行く手には、まだまだ困難が待ち構えていそうですが、



天使や悪魔のでしゃばりに邪魔されることなく、比較的じっくりと Winchester 夫妻の関係にスポットライトが当てられている、ここしばらくのエピソードの流れは、初期の頃のシーズンの兄弟がちょっと戻ってきたようで、私としては、嬉しい感じです。



でも気は抜かずに、この先を見守っていくことにしよう。




2011年10月22日土曜日

ほんのちょこっとだけ、Supernatural The Official Companion Season 6 感想







またまた、あっという間に新しいエピソードが放送されてしまいましたが、



そちらの感想を書く前にちょこっとだけ、Official Companionの感想を。





Disclaimer:今回の「コンパニオンブック」に関する内容一部紹介については、完全に個人の楽しみを目的としたもので、出版元の権利をなんら侵害する意図はないことをここにまず表明します。

むしろ私の感想で、興味をもった方がいればぜひとも実際に購入して隅から隅まで堪能していただくことをお奨めします。

以下の引用文に関しては私がコツコツ自分でタイプしたものであるためタイプミスも多々あることと思いますし、私が斜め読みをしながらつけた翻訳には、毎度のことながら誤解、曲解、妄想が含まれる可能性があります。

広い心で、以上をご了承いただけるという方のみ閲覧いただけますようお願いいたします。

















長年の間に、私そのものが、Supernaturalというドラマを鑑賞する姿勢というか、打ち込み方が変化して来てしまって、



Mythology的な大きなプロットに基づくエピソードの流れを、深く掘り下げて鑑賞しなくなってきているので、


(っていうか、いまだに一途に追いかけているだけでも、めずらしい存在といえるのかも…)



このところ毎年、そろそろオフィシャルコンパニオンブックは卒業かな…、と思ったりもするのですが、



Amazonさんから、「予約できますよ?」というお知らせが届いてしまったりすると、ついつい「じゃ、予約しときます」と、ぽちっと予約のボタンをクリックしてしまうのです。



ということで、先週のエピソード放映を待っている時にちょうど届いたまま、枕元にしばらく積んでおいたオフィシャルコンパニオンを、本当にざーっと斜め読みにしたので、



内容をすっかり忘れ去ってしまう前に、ほんのちょこっとだけ、心に引っかかった部分を書き出しておきたいと思います。





***





なんだかんだと言っても、いまだに仲良しなのよね、Jared&Jensen。



66-67ページ:『Like A Virgin』のエピソード解説のページ:



Padalecki’s favorite part of the episode is when Dean is trying to pull the sword out of the stone.

“Jensen and the sword just had me laughing my butt off!” he exclaims.

“We were watching it [together when it aired] and we kept on rewinding it and laughing, and rewinding it and laughing, and then they called up to set.”




このエピソードのジャレッドの一番のお気に入りシーンは、ディーンが岩から剣を引き抜こうと頑張るところとのこと。

「ジェンセンと剣のシーンには、とにかく大笑いさせられたよ!」と、彼は大声をあげた。

「僕らは、(このエピソードが放映になった時、一緒に)見てたんだ、で、このシーンを何度も巻き戻ししては、大笑いして、また巻き戻ししては、大笑いしてって、延々やってた。そんなことをやってる内に、スタッフにセットに呼び戻されちゃったんだ」






(あのシーンでは、私、Deanが、エクスカリバーを引き抜くアーサー王のように、すっと岩から剣を引き抜くのでは…、と、0.1%くらいは期待しちゃいました。「Marlin」の新しいシーズンは、年明け?開始でしたっけ?)







究極のMetaエピソードだと言われるシーズン6第15話『French Mistake』(その内、その内に、ほんの少しでも考察をかきますから…)では、普段は口もきかないJ2が、休憩時間に一緒のトレーラーに入ったり、突如としてJensenがJaredの家に住み始めたりなど、ありえないような行動を次々ととることに対して、



周囲の皆が一様に、驚きつつも、「とりあえず二人が仲良くなったのなら、よかった」と、コメントするシーンが何度も出てきていましたが、



現実の方のJ2ったら、


6年経ったいまだに!



撮影中に、エピソードが放映になったりする時には、一緒に(どちらかのトレーラーで?二人っきりで?ソファに並んで座って?JensenがJaredの膝の上かもしれないけど…、いや、ごほほっ…)鑑賞してるんですね。



今回のコンパニオンブックでは、Conventionなどでもよくネタにあがっている、JaredからMishaに仕掛ける日々強烈になっていくPlankのことについても(携帯とか、タイヤのパンクの件とか)いくつか触れられていましたけれども、



JaredがそこまでMishaにどぎついPlankを仕掛ける裏には、



Castielの時だけにとどまらず、MishaがConventionやインタビューの時なんかに見せる、Jensenとの仲良しアピールに対しての、嫉妬、の気持ちがあるのじゃないか…、と、どうしても思ってしまう私です。







***







『French Mistake』のエピソード解説のページでは、Jaredの新妻Genevieveが。(Pada夫妻の日常は、ドラマとは全然違って、まったく普通なの…、カリフォルニアの家だって、雨漏りしてるところにタールを塗って修理したりしてるんだから、などなど)かなり沢山語っていましたが、



このオフィシャルコンパニオンの基本ルールとして、語っている人の名前は、苗字で表記されるため、



Genが語っている部分も、「パダレッキは…と語る」と書かれていたのが、ちょっとややこしかったです。



例外で、ファーストネームのGenevieveを使うわけにはいかなかったのかなー。







***





114ページ:



“During filming for ‘Let it Bleed’”, Nicholas Elia recalls,


“Jared Padalecki kept stopping and starting the car, so we kept going back and forth… and then my seat got unhooked, so my seat kept siding everywhere. It was funny.”



「’Let it Bleed’ を撮影中にね」と、ニコラスは回想する、


「ジャレッドは、車を急に止めたり、走らせたりを延々繰り返して、僕らを前後にガクガクぐらぐらさせてたんだけど、その内僕のシートのフックがはずれちゃって、僕のシートがとんでもなくあちこちすべり出しちゃったんだ。あれは面白かった」




ある意味では、ニコラス君よりも子供っぽいJaredの姿を伝えてくれるともいえるエピソードですが、

Sammyから、一瞬とはいえDeanを奪いかけた、ミニ・ディーンことベン君にもやっぱり、手ひどいPlankをしかけていたJaredさん…、と疑いの目をむけることも…。







***







126ページ:



The episode that Jensen Ackles directed, ‘Weekend at Bobby’s’, starts off with a TV news program showing a hurricane in Galveston, Texas, and the newscaster we hear is Ackles’ father.



ジェンセン監督作品の「Weekend at Bobby's」の冒頭、テレビのニュースで、テキサスのハリケーンについて伝えていたニュースキャスターの声は、ジェンセンのお父さんだった。






これは、後でぜひまたチェックしてみなければ!



Jensenパパの Alan さんの声ってかなり渋くて素敵な声でしたよね?



上の、ジャレッドさんが大のお気に入りのシーンとしてあげた、ドラゴン退治用の剣を引き抜くシーンについても、ジェンセン自身は、



(監督の方の)ボブ・シンガーと、パパを笑わせられたら、嬉しいな…、と思ってやったんだけど、二人とも笑ってくれたよ!」



なんて可愛いコメントをしてましたけども、



ジェンセンも、Deanに負けないくらい、『パパ好き』ですよね。







***







その他、Misha家に生まれた赤ちゃんのこと、



大学生の頃、髪を長くのばしていたMishaは、入学申請の書類につけた写真(と、触れられてはいなかったけど、たぶんもちろんきっと名前)のせいで、女子寮に入れられた。これは実話だよ、-あの頃の僕は女の子みたいにみえたんだ。



そして、Twitter マニアのMishaの現実について、



などなど、Misha関係の楽しい話もたっくさんあったのですが、私の日記では割愛ということに…。







***





毎回楽しみなラストのおまけページでは、



今回も、Dean Winchesterさんによる



『11 Clues Your Brother Might Not Have A Soul』 と、



『11 Signs Something Scarier Than The Apocalypse Is Coming…』



という楽しい言葉のリストがあげられていましたが、



(タイプが面倒なので…)今回は、上の



『弟の魂が抜けてるんじゃないかと思う、11のきっかけ』 だけ、書き出してみることにします。



(ワタクシの場合、いつもながら、Deanさんの言葉につきましては、自動的に女言葉でタイプされてしまうことになっておりますので、なにとぞご了承お願い申し上げます)





1. He comes back from Hell and doesn’t even pick up a phone to let you know.

  地獄から帰ってきたっていうのに、そのことを知らせるための電話一本かけてこない。



2. He has no clue how to take care of a baby. Okay, sure, maybe that’s just a dude thing, but if your brother is normally a puppy dog who can empathize with anyone – human, animal, plant, monster, anyone – then something’s wrong.

  赤ちゃんの世話の仕方が全くわからない。うん、そうね、男なんて皆そんなものなのかもしれないけど、あなたの弟が、普段、どんなものにも共感しちゃう子犬みたいな子だったとしたら、- 人間だろうが、動物だろうが、植物だろうが、怪物だろうが、とにかくどんなものにでもよ - そしたら、何かおかしいってことになるわ。



3. He’s not the least bit bothered about inflicting pain on a young boy’s soul.

  小さな男の子の魂に与えられる痛みに対して、ちょっとたりとも心を痛めない。



4. He protects the King of Hell.

  地獄の王をかばったりする。



5. He lets you get turned into a vampire. It doesn’t matter if he knows there’s a cure. I mean, come on!

  あなたをヴァンパイアに変えさせたりする。彼が、ヴァンパイアから人間に戻すための治療方法があることを知っていようが、そんなことは関係ないわ。だって、ひどいじゃない!



6. He can lie to the Goddess of Truth.

  真実の女神に、面と向かって嘘をつける。



7. An angel tells you your brother doesn’t have a soul… That’s a pretty big red flag.

  とある天使から、あなたの弟には魂がないと聞かされる。…これって、かなり大きな赤信号よ。



8. He’s indebted to a Crossroads Demon. Kinda makes the status of his soul suspect, don’tcha think?

  クロスロードの悪魔に借りがある。それって、彼の魂の状態をかなり胡散臭くするものだと思わない?



9. You’re abducted by aliens and he puts less effort into getting you back than most people put into choosing their words in a Scrabble game.

  あなたがエイリアンに誘拐されてるっていうのに、普通の人が、スクラブルゲーム
(文字合わせゲーム)で、言葉を選ぶのに使うくらいの努力さえしようとしない。



10. He seriously wonders if he’s be better off without a soul. Who thinks that way? I’ll tell you who – soulless people!

  魂がない方がいいんじゃないかと、真剣に考えたりする。誰がそんな風に考える? どんな人間がそんな風に考えるか教えてあげるわ - 魂の抜けた人間よ!



11. If he’s willing to kill his father (or crothchety uncle) to keep his soul from returning, there ain’t exactly room left for doubt. One solution is to ask Death for a favor, but I wouldn’t recommend it.

  もし彼が、魂が戻されるのを防ぐため、自ら進んで父親(もしくは偏屈なおじさん)を殺そうとしたりするなら、もう完っ全に、疑う余地はないわね。唯一の解決法は、Deathおじ様に頼むってことだけど、私は、お奨めはしないわ。






この巻末のおまけは、いつも各エピソードのテーマに即した、ディーンの的確な言葉を重ねてあるわけですが、

シーズン6の半ばで、Sammyさんの魂は戻ってしまったので、後半の11個は、「世界の終わりがやってくるよりも、怖いかもしれない11のサイン」に変わっています。こちらもなかなか楽しいのですけども、



でもやっぱり、Sammyさんに関する言葉の方が、楽しいし、可愛いんですよね。





***







まだまだ、「Samおじいちゃん」こと、Mitch Pileggiおじ様のページのことなど、書き漏らしたことが沢山あるのですが、とりあえず、私の覚書としては、こんなところにしておきたいと思います。



これからシーズン7第5話を見ようと思います。

Fringe 見てます







『Fringe』



現在、シーズン3に入ったところですが、毎晩寝る前にちょこっとずつ見ているもので、



気がつくと、一瞬にして 30分くらい熟睡しちゃってたりして、なかなか進みません。







以下、Fringe全般(シーズン3の頭まで)のネタバレが出てくる可能性がありますので、これからFringeを見てみたいと思っている、という方は、閲覧ご注意ください。























『Oz』というドラマにどっぷり嵌った直後に、『Fringe』を見ることになったという流れは、なんだか偶然以上のなにかが働いているとしか思えません。(もちろん、全くの偶然ですけども…)



Ozで、おじいちゃんから三代に渡って刑務所暮らしということになっていた、ラテン系の、若いのに次から次へと苦難に直面してしまう Miguel Alvarez を演じていた、Kirk Acevedoが、主役のオリビアの仕事上のパートナーであるCharlie Francisとして、



そして、Oz 内の麻薬流通を摘発するために入所した覆面捜査官を演じていた Lance Reddick が、Fringe課を束ねる(X-File課担当のスキナー副長官にちょっとかぶる感じ…)Phillip Broylesとして、



それぞれに大変重要な役どころで出ているだけでも、『Oz』の一挙鑑賞を終えたばかりの私にはワクワクドキドキさせられるとことなのですが、



そんな中でも、Fringe シーズン2第11話は、びっくりさせられたエピソードでした!





(note: Fox calls this a "special unearthed episode from season one.")





このエピソードの紹介の中に、上のような注意書きが入っていたとおり、



このシーズン2の第11話『Unearthed』というのは、本来シーズン1に含まれるエピソードだったはずのものが、FOXが、シーズン1を20話で打ち切ることに決定したため、お蔵入りになっていたものが、



クリスマスの特別版(とかなんとかだったっけ?)として、特別にまさにUnearth(発掘)されて放送されることになったという、いわく付きのエピソード。







そんなわけで、シーズン2の冒頭で、もう一つの世界からやってきたシェイプシフターに身体を乗っ取られてて、(大変残念なことに!)あっさりと命を落とすことになってしまった、



(私の頭の中では、いまだにAlvarezこと)Charlieが、普通に、オリビアの相棒として捜査に参加してたりして、



前もっての情報を何も持たずに、ひたすら一挙鑑賞中だった私としては、生きて動いているCharlieがまた見られて嬉しいやら、「でも絶対に死んだはずだよね??? 死体は、焼却炉で焼かれちゃったはずだし…」と訳がわからないやら、混乱しているところに、



Ozでは、一時Oz内のキリスト教徒グループのトップに立つまでになった後、最終的にサタンに心を乗っ取られてしまったあのTimmy Kirk(Oz内の生存競争を生き延びるため、最初の頃はBlow jobをやたら多用していたことでも記憶にあたらしい)ことSean Duganが、なんだか思わせぶりに怪しい雰囲気をかもし出している神父さん役として出てきたり、



ライアンの可愛い弟である、中身が五歳のシリルこと Scott William Wintersが、現在はボクシングジムのトレーナーをやっている元Navy Sealで、善意から、元同僚を殺してしまうという役で出てきたり、



(髪を短く刈って、すっかりおじさんの顔になったシリルが遠目に画面に出てきた時には、お兄ちゃんのライアンか?とも、一瞬思いました)



それぞれに、かなり濃厚に『Oz』での役柄を彷彿とさせる役どころで出演していて、



まさに『Oz』の同窓会じゃない!と、眠気もふっとぶ興奮状態に陥った私でした。



それにしてもこの第11話が、シーズン2も半ばまで進んだところで、サービス放映されることになったのって…、絶対、『Oz』FandomのFangirlsが影で動いていたとしか思えません…。







***







でも、シーズン2の初っ端で死んでしまったCharlieを、シーズン半ばで再度目にすることになってしまったため、



残念な気持ちが強烈に再浮上してしまって、



「あー、なんでAlvarez(じゃなくてCharlie)をあんなにあっさり死なせちゃったの…、残念、残念、残念、残念すぎる~~~~~っ!!!」



と、しつこく思っていたところ、



なんと!



シーズン3に入ったら、「向こう側」の世界に、生きているCharlieを発見!



こちら側の世界のFBIの制服であるスーツ姿じゃなくて、革を多用した、ラフな服装で仕事をしている上、顔に大きな傷跡のある「向こう側」のCharlieは、さらに Miguel Alvarez っぽさが強くなったという感じ。



なんとか、『向こう側』のCharlieが、今後も元気で活躍してくれることを期待したいです。



でもFringe課は、危ない仕事ばっかりしてるからなー。





***





Peter & Walter のBishop 親子の関係も。



現在私が鑑賞中のシーズン3の冒頭では、微妙に切なく辛い状態ですが、今後仲直りできたりするのかな。







***





しかし、この『Fringe』というドラマ、シーズンが進めば進むほど、



パラレルワールド?



このままだと、「こっち側のWalter」が過去に犯した小さな出来事をきっかけに、


そっくりだけど微妙に違う二つの世界の間のゲートが開いてしまう、どころか、二つの世界がぶつかって崩壊する?



という大筋に乗っけて、『向こう』と『こっち』のそれぞれの世界で、



Fringeな、不思議な事件が発生して、



さらに二人のオリビアが、あんな感じで…



って、とんでもなく複雑なことになっていきますね!



一体今後、どんなことになって行っちゃうんだろうか。 


早いとこ、シーズン4まで追いつきたいけど、追いついてしまったら、またちょっと寂しい感じなのかなー。




2011年10月17日月曜日

Supernatural シーズン7第4話ちょっとだけ感想






第4話の放送を待っていたら、



Supernatural  The Official Companion Season 6



が、ちょうど配達されました。

(到着から二日たった今でも、まだほとんど中身に目を通していませんが、また「これ可愛い!」という記事があったら、あとで少し感想を書くかもしれません。)





んんー? うん、このコンパニオンブックって、定価は$14.95でシーズン1の時から変わってないんですね。



シーズン初期の頃って、日本円で1700円くらい払っていた記憶があるんですけど…、



今回は1078円という請求額。

(予約を入れた時より、200円近く安くなりましたという連絡も来てましたっけ)



ワタクシの質素すぎる日常生活の中で、このオフィシャルコンパニオンブックは、現在の超円高を唯一実感できる存在と言えるのかも…。



この間にもう少し Gay Romance Novel もまとめ買いしておくべきなのだろうか…。



















以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。
























とっても可愛くて楽しかったけれども、先週のエピソードは、兄弟の今後の関係に、



「あー、また何か嫌な感じの波風が立ちそう…」



という不安な気持ちを掻き立てられるラストになっていましたよね。



そんなこんなで、少々ヒヤヒヤしながら次週の新しいエピソードの放送を待っていたら、



かすかに洩れ聞こえてくるSpoiler情報では、



「罪悪感」を持つ人を「目には目を」的な罰を与えて処刑してしまう



という、(なぜか)エジプトの神様が登場し、



さらに、先週、「俺を信じてくれ」という、夫のSammyさんを真っ向から裏切る形で、あらたな「うしろめたい」感情を胸に抱えることになってしまったDeanさんが、



まんまと、その神様の標的にされてしまうらしいとのこと。



もちろん、



「あー、やばいじゃん!」



と、不安な気持ちで、エピソードを鑑賞することになった私でした。







***







実際に鑑賞を終えてみると…、うーん、上手く交わした?というのか、火種を先に持ち越したというのか、



なーんとなく、これを額面どおりに受け取って、Winchester夫妻、危機を回避した!と受け取ってしまっていいものなのか、



KitsuneのAmyの一件を芯にした、まだ決して消えたわけではない、兄弟の関係を引き裂きかねない不穏な火種のことを今後もまだしばらくは心配し続けていくべきなのか、



ちょっと決めかねる仕上がりになっていた気がします。



とはいえ、(ただでさえこのところFringeで消耗させられているわけだし)取り越し苦労で疲労しても馬鹿みたいというものなので、



(Samさんの成長にだけは期待をかけつつも)なるべく素直でニュートラルな気持ちで、今後の Winchester兄弟の恋愛模様の発展を見守っていきたいとは、思っております。







***







Samさん:



先週、キツネ狩りに集中している間は、悩まされずに済んでいたように思えた、Luciferの幻覚でしたが、まだ油断すると、Luciferの声が聞こえてきちゃうらしいです。



でもそんな時には、兄ちゃんが(ちょっと雑な感じに…)縫ってくれた掌の傷跡をぎゅーっと押せば、可愛い兄ちゃんのいるこの世界こそが「現実」だと思えるようにもなったみたい。



ぽーっと幻覚&幻聴に囚われている姿を兄ちゃんに見咎められて、心配されることがなくなったってことで、



大人への階段、また一段階クリア、でしょうか。



しかも、ボビーおじさんから新たなリバイアサンの活動報告が入るまでの間という条件付きではあるものの、



消えてしまったCasや、不安定なSammyちゃんへの気苦労で、このところ少々精神的に消耗している兄ちゃんのため、



幽霊が犯人らしき単純な狩りを警察無線の盗聴で見つけてあげるという、余裕を見せるほどにSammyさんの調子が良さそうなことで、兄ちゃんもちょっとほっとしている感じ。





と思ったら…。







Sam: By the way... Thank you.



Dean: For?



Sam: Amy. I know you didn't want to let her go, but it was the right thing to do. So, thanks.



Dean: No problem.









様々な媒体から、耳を塞いでいてすら入り込んできたわずかな Spoilerによれば、



「罪悪感」をキーワードにして人の命を奪うような神様が遊びに来ちゃっているらしい街で、



もちろん先週「罪悪感」を思いっきり抱えそうなことを自らしでかしたのは、兄ちゃんだとはいえ、



初っ端からの上の会話は、いきなりやばくなりそうな気配が満々です。







***







今回の(思いのほか、ややこしくなってしまった)狩りの概要はというと:





10階のアパートの部屋で、車に轢かれて死んだ男。



⇒ 10年前、酒に酔った状態でガレージから車を出そうとした際、自転車に乗った10歳の女の子の姿が見えずに轢いてしまい、命を奪ってしまったらしい。

不注意によるものということで、罪にも問われなかったのだが、それ以後、10年間、断酒の会(AA)に入り、自分自身を律して、女の子のお墓にもお花をかかさず供えていた。





窓もないレストランのトイレで、(犬らしき)動物に襲われて死んだ男。



⇒ 5年前、闘犬を主催した罪で逮捕されている。

保護観察がついて釈放された後、釈放の条件でもあったアニマルシェルターでボランティアを始めたのだが、保護観察期間が完了したずっと後も、そのボランティアに打ち込み続けて、犬たちの保護のための募金もかなりの額を集めたりするまでになっていた。





(この流れで話を出すのもどうかと思いますが、第一子が生まれる予定のPadalecki夫妻は、多くのファンからの「お祝いを贈りたい!」という願いに応えて、せっかくならあまり幸せとはいえない子供たちのために、ある病院に寄付して欲しいということで、Pada家へのお祝いに代えた、募金を募っていましたね)





どちらの現場にも、とあるリンゴ農園のものとおぼしき赤土が残されていたってことで、とにかくその赤土のある場所を探しに出かけると、



自分でも訳のわからない状況で、何者かから必死に逃げているおじいさんに遭遇。



このおじいさんは、30年前に酒店に強盗に入り、店主とその妻を殺した罪で投獄され、30年刑期を勤め上げたところでつい最近、仮釈放されたところ、とのこと。

とはいうものの、自分の犯した罪を忘れることはできず、毎日殺した人たちのことを考え続けていたのだが、ある日、とあるバーにいたと思ったら、次の瞬間には、りんご農園の納屋で裁判にかけられ、死刑を宣告されてしまった、とのこと。



とあるバーとは、「Neal's Tavern」で、どうやら先の事件の被害者二人も立ち寄っていたらしい。



兄ちゃんとしては、「単純で楽しい幽霊退治」がしたかっただけなのに、心を入れ替えたとはいえ、犯罪者を擁護するようなややこしい仕事に取り組むのはいや!



Samとしては、自分たちだって仕事の都合上、何度も人を撃ったりしてきてるわけだし、仕事は仕事だ。



ということで、サムは、おじいさんを保護しつつ、りんご農園の調査をすることになり、



一方の、憂さ晴らしもかねて、「Neal's Tavern」というバーに行ってみることにした兄ちゃんは、それぞれに疚しい過去を抱えた三人の犠牲者が唯一共通して立ち寄ったらしいことがわかっている、まさにその場所で、



「やむにやまれぬ事情で、旦那に隠れて、旦那がして欲しくないって言ったことをやっちゃって、それで落ち込んでるの…」

(私の妄想にもとづく、微妙な意訳が含まれている可能性があります)



なんて、美人バーテンダーのお姉さんに、可愛い顔で告白しちゃって、その話を、野球帽を被った肌の浅黒い怪しい男性に聞かれてしまうのです。





***





三番目の被害者となるおじいさんが目撃したという記号のようなものを、ボビーおじさんに調べてもらうと、



今回兄弟が対決する相手は、オシリスというエジプトの神様で、この神様は、相手の心の奥底を見通して、心に抱えている「罪悪感」の重さを量り、それが鳥の羽一枚よりも重いことがわかると、即「死刑!」ということに決めてしまう、



という、とんでもない神様であることが判明。



なんでそんな神様がアメリカの田舎町なんかにいるのかというと、なんか、突然どこかに出現しては、一回り裁判を行って、またどこかに消えてしまうという性質を持ってるらしい、

(すっごく無理のある設定だと思うけど…)



さすがのボビーおじさんでもわかったのはそこまで。



でも、ってことは、兄弟みたいな人生を送ってきた人間は、裁判にかけられないよう、とにかく一刻も早くその町から逃げ出さなきゃダメだってこと。





とはいえ、もちろんDeanは、あっさりオシリスに掴まってしまって、(スタンフォード大で、Pre-Lowまで法律の勉強をすすめた経験のある)Samを弁護士に、ロードハウスの看板娘だったJoを原告側の証人として、裁判にかけられてしまうことになります。



Pre-Low ながら、なかなか鋭い弁護の腕を発揮してSam君が頑張るものの、



裁判が長引くごとに、Deanの心には、Deanがその死に責任を感じる人たちの死に際の場面がどんどん思い出されてきてしまいます。



Samがどんなに弁護を頑張って、Deanの立場を正当化してみても、



Deanが心に抱える「罪悪感」の重さだけを基準にして罪を確定するオシリスから、



最後の、今もっともDeanがその人を殺した罪に心を重くしている証人(これが「キツネのAmy」となる予定だったわけよね)、を呼ぶか?と尋ねられた時、



Samの前でAmyと対面することに耐えられないDeanは、「さっさと判決を下してくれ!」と口走ってしまい、



「死刑」



を宣告されてしまいます。





***





最終的には、ボビーおじさんに調べてもらって、ユダヤ教の教会に飾ってあった羊の角で、オシリスの心臓を貫くことにより、一時的に(といっても、数百年間は有効)、オシリスを殺すことができるということで、



危機一髪のところで、Samは、死刑執行の担当にされたJoを苦しめることもなく、Deanの命を救うことができた、



ということで、とりあえずは一件落着、となったわけですけれども…。



二つほど、気になることがあります。





一つ目は、



Amyのことって、今後、やっぱりいつかはバレちゃうんでしょうか?



うーん、私個人的には、もうこのままうやむやにしてくれてもいいんだけど…。



でもいつか、DeanがSamとの約束を真っ向から破る形で 「キツネのAmy」を殺してしまったあの一件は、兄弟の仲を決定的に引き裂くための道具として、誰か悪い人(存在)に利用されてしまいそうな気はします。





そして二つ目は、まさにラストシーンで兄ちゃんの口からSamに問いかけられたこと、



シーズン1で、父ちゃんが行方不明になったことをきっかけに再会して以来、ほぼ同じような経験を乗り越えて生きてきたはずのWinchester兄弟なのに、



オシリスはなぜ、Samを審判の対象に選ばなかったのか。



その疑問に答えているSamさんの言い分は以下のとおり:

(こんなシーンまで、Deanさんの台詞につけた日本語が女言葉になっていることについては、私の指がどうしても自動的にそうタイプしてしまうということで、許してください)







Sam: I think I just don't... feel guilty anymore.

  俺、とにかくもう、…罪悪感を感じないんだ。



Dean: Come on.

  なに言ってんのよ。



Sam: Look, I don't know what to tell you, Dean. I mean, I've spent a lot of time feeling pretty crappy -- like, my whole life.

  なあ、ディーン、なんて言えばいいのかわからないんだけど。つまり、俺は随分長い間、とても最高とは言えない精神状態で過ごしてきた、…俺のこれまでの人生ずっとと言ってもいいくらい長くさ。



Dean: What, you got a secret stash of happy pills?

  なによ、嬉しい気分になる秘密の薬でも手に入れたっていうの?



Sam: Hell. Look, I'm not saying it's logical. I just...you know, I feel like I did a lot of stuff I should have felt bad for, and then I paid a lot of dues and came out the other side, you know?

  地獄だよ。なあ、これが理にかなった話に聞こえるとは言わない。俺はただ、…わかるかな、俺は、罪悪感を抱くべきことを山ほどしてきた、で、その後、その対価を山ほど払わされて、反対側からひょいっと出てきたって感じなんだよ、わかるか?



Dean: And that worked? I mean, you really feel like your slate's wiped?

  で、それが効いたってことなの? つまり、あなた本当に、過去にやったことが白紙に戻ったっていう心境になったわけ?



Sam: No. Nothing eve
r gets wiped. You know? Sometimes I see Lucifer when I friggin' brush my teeth, but, I don't know, I guess I just finally feel like my past is my past, and I can move on with my life. You know, hopefully. 

  いや、なにも白紙に戻ってやしないさ。そうだろ? 時々、俺はいまだに歯を磨いてる時にすら、ルシファの姿を目にしたりもするんだ、でも、なんていうか、たぶん、やっと俺、過去は過去なんだって、自分の人生を前に進めていいんだって思えるようになったんだよ。なんとかそうやっていければいいな、ってことだけどさ。



Dean: Easier said than done.

  それって、言うは易し、行うは難しだけどね。



Sam: Not arguing that.

  そうだな、それに反論はないよ。



Dean: Well, I don't know whether to be jealous or weirded out.

  うーん、私、うらやましいと思うべきか、変なのって思うべきか、わからないわ。



Sam: You'll get used to it. I mean, I don't want to sound lame, but...I kind of

feel good, Dean.


  その内慣れるだろ。つまり、あんまりベタなことを言いたくないんだけど、でも…、俺、なんか気分がいいんだよ、ディーン。



Dean: Well, you are going to be a pleasure to ride with.

  ま、そんなあなたって、一緒にドライブするには楽しい相手になるわよね。






私が雑につけた日本語のせいで、わかりづらいのか…。



どうです?



どういうことなんでしょう?



このSammy君の変化。



私のような Fangirls の願いがついに叶って、Samが着実に大人への道を歩き始めたんだって、素直に捉えてしまっていいの?



でも、今回のこの、睡眠すらろくにとらずに、休む間もなく妙に張り切って仕事に打ち込んでる感じ…。



魂が抜けてる時のSamさんをちょっと彷彿させられたりもするんだけど…、実は、このSam君の行動の背景には、なにかあるの?



うむむ…、やっぱりまだまだ油断はできないって思っておけばいいんでしょうか。





***





そうそう、もう一つ引っかかったことがありました。



たとえ罪を犯していても、「罪悪感」がなければ処罰を与えないオシリス…、っていうのも、なーんか納得できないなーという印象も持ったのですけども、



だって、どんな極悪な罪を犯しても、「俺は悪くないもんね!」ってケロッとしていられる極悪人は、罰されないってことになるじゃない?



でも、オシリス自身が語っていたように、「罪悪感を心に重く抱え続けている人間」にとっては、罰を受けることが慈悲になる、



という視点で考えると、オシリスはあくまで、現世で抱えていくには重過ぎる罪を抱えて生きている人間に慈悲を与えて、早めに自由にしてやっているだけで、



上のような罪を罪とも思わない「ケロッとした極悪人」は、地獄で、それこそルシファとかに思いっきり裁いてもらうことになるんだよってことなのかな。





***





最後に、どーぅでもいいことですけど、



美人バーテンダーのお姉さんが、仕事があがった後、遊んでくれるということになった時、リサ親子と決別して以来くらいの久々だったという事情はあるにしても、あのDeanが、妙にびびってというのか、気後れしたみたいに、「俺はやれる!」とか自分を鼓舞してたのが、なんだか可愛かったですね。



決別したとはいえ、一年もの間家族として暮らしていたリサに対して、まだ微妙な後ろめたさがあるということなのか、



はたまた、間男Casも(いまのところ)姿を消し、愛する夫のSamとやっと水入らずで「狩り」をしたり、二人っきりで一緒に過ごせるようになった状況で、こんな誘われるままに、お姉さんと遊んじゃったりしていいの?って、それこそ「罪悪感」を感じちゃって、



だからこそ、あの瞬間に、オシリスにとっ掴まえられちゃったってことだったりして…。





***





だらだら書いた割に、これといって内容のない感想文になってしまったかしら。


でも全般的に、先週に引き続き、Samさんの成長ぶりがうかがえる、私的には、「うん、よし」と思えるストーリーになっていた気がします。

さすが、Sera姐さん、古株の中年Fangirlsの心をよくわかってます。




きっともっとじっくり見返せば、まだまだ書き出したくなる細かいポイントはあると思うのですが、



現在、「Fringe」が面白くて、なかなかSPNにすら集中できないので、この辺で。

2011年10月14日金曜日

裏の日記もうしばらく開けておきます

一応、一ヶ月をくぎりということで、おそるおそる裏の日記の鍵を開けることにしてみましたが、

今のところ、特別問題はなさそうなので、

もうしばらく鍵は開けたままということにいたします。



様子を見ながら、ということにはなりますが、今後はひとまず無期限で、開けっ放しということにしておきますので、




(基本的には英文で書かれた)Slash Fanfiction や、Gay Romance Novel といったジャンルの作品に興味がおありの方は、今後もどうぞお気軽に覗いてみてください。



管理人の私自身、裏の日記の鍵を開けるのが面倒で…、

ここ数年は裏の日記に書くべき、NC-17のレートのSlash の感想なども、こちらで書いてしまうような状況でしたので、

裏と表の日記の境目も、なんだか曖昧な様子になっている上、

表の日記の更新ペースも今現在こんな感じということは、裏の日記は推して知るべし…という感じで、

大して見所のある記事があるわけではないので、あまり期待はなさらず、ということだけ、(毎度毎度いい加減しつこい?)前もってお伝えしておきます。


とりあえず、鍵は開いていますよ、ということで、


一応、前回のお知らせから一ヶ月経ったところですので、簡単にお知らせまで。

2011年10月10日月曜日

Supernaturalシーズン7第3話ちょっとだけ?感想



相変わらず『Fringe』鑑賞マラソンで消耗中です。

現在、シーズン1を終了し、シーズン2に入ったところ。

単発の不可思議&超常現象事件に、Alternative Universe なんていう概念が絡んできて、物語はさらに謎が謎を呼ぶという展開に。

まさにX-Filesの後継という感じの上、Bishop 親子が妙に可愛いのですが、

でも、Alternative Universe と聞くとすぐに、AU…、High School AU に、Hooker AUに…、AUといえば、やっぱりSlashのジャンルよね…、と思考回路がどうしても偏った短絡をしてしまう私なのでした。

と、うかうかしている間に、SPNの第3話がFringe S4 の第3話も)放送になってしまいました。

一週間が妙に早い気がします。(年のせい…、ってことは、一つ秘密にしといてください)







以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。








一番下に追記があります。(2011/10/10付)
















第3話『The Girl Next Door


面白かったです!


それに、可愛かった!


Mini-Sam君こと、Colin君、またちょっと大きくなりましたね。


今回のHiatusの間、(また色々別のドラマに手を出して、全く時間がなかったこともあり…)、いつもにも増して、Spoiler(ネタバレ)情報から遠ざかって生きていたもので、

かすかに、今シーズンもColin君出るのかな…?という噂ともいえないようなおぼろげな情報だけしか耳に入っていなかったため、

可愛いColin君があっさり画面に登場した瞬間、ものすごく新鮮に嬉しい驚きを覚えました。

初登場の頃と比較したら、格段に成長しているのだろうし、映像で比べたらきっとびっくりすること間違いなしだと思います。

でも、残念ながら、現在ゆっくり彼の成長の記録を振り返る時間がありません。

Hawaii Five-0 S1にゲスト出演していた時も、大きくなった!と思ったけど、そこからさらにぐっと成長した!っていう感じがしました)

髪型を同じにしてもらっているせいで余計にそう見えたりもするのか、ちょっとだけ大人っぽくなったColin君の顔が、大きいSamことJared P氏に、すごく似てきた気がします。


(表情の作り方とかなのかな)

それにしても、デカ・チビSammy君が交互に画面に現れるという、この「回想」形式のエピソードやっぱりいいですよねー。

私はいまだに未見のままなのですが(どうも見る勇気が出なくて…)、「ギルモア・ガールズ」の頃のJaredって、(身長はともかく)今回のエピソードのColin君くらいの幼い顔だったんじゃない?







そして、Mini-Sam 君ったら、After School…の時よりも、かなりさまになってきた印象のアクションシーンに加え、

ついにキスシーンまで!

電話で兄ちゃんに「女の子との話し方」について伝授を願っていたくらいだから、ひょっとしてあれがSammy君のファーストキス?


(もちろん兄ちゃんのおやすみのキスは別勘定として…)

Amyちゃん(このコは、小さい時の方が格段に美人でしたね…)との辛い出会いと別れがあったからこそ、その後のSammyのモテモテ人生に繋がったということなのかもしれないなーとも思います。

外見は父ちゃん譲りのハンサムボーイなわけだから、同じ年頃の男の子たちのようにガツガツせず、一歩引いた感じにしていられるだけで、女の子からしたら、なんだかミステリアスで素敵!ってことに絶対なりますもんね。







回想シーンの初っ端、まだ狩りの最前線には連れて行ってはもらえないらしいSam君が、なぜか雨の降りしきる中、屋外のベンチでKitsuneというモンスターの退治方法について調査しているらしきシーン:

「ボビーおじさんが、英語の本を送ってくれれば、もうちょっとさ…」


(図書館で、チビSam君、日本語の古文書らしき本を睨んでましたよね)

なんて、電話相手の兄ちゃんには気楽に不平をもらしつつ、

「いや、父ちゃんに電話代わらないでいいよ!」

と慌てて言うものの、もちろん父ちゃんに代わられてしまっていましたが、

正直、私が代わりたかった…。






でも、その後、






図書館で調べものをしているSammy君、初めて(かな?)一人で狩りをしようとするSammy君の姿に、

さらには、脚を骨折している兄ちゃんの姿が加わると、

先日、裏の日記で紹介したばかりの『$97 Short 』というWincest Slash を実写版で見ているかのような妙に贅沢な気分に一瞬陥ったりもした私です。







このSlashのエピローグでは、(以下、ストーリのネタバレです)大人になってもう一度兄ちゃんが骨折した時は、

2話のラストシーンのように、「抱いて運んで欲しい」と言ってる兄ちゃんの前で、ふがいなく意識を失って、みすみす絶好のチャンスを逃すようなことはせず、

「一人で歩く!」と言い張る兄ちゃんを軽々と抱いて運んだ後、熱いセックスを…げふん、げふんっ、ごほほっ、あー久々にむせた。

いやー、Slashって、もちろんあらゆる設定で書かれ尽くされてるっていう事実はあるにしても、時々こんな風に実際のエピソードと偶然シンクロしてしまったりするものなんですね。

シーズン7には、今後、またとんでもないタイトル(ネタバレ注意⇒Slash Fanfiction』??)が控えているという話も聞きますが…。いったいどんなエピソードになるのでしょうか。






***






Kitsune



うーん、日本由来のモンスターについて、ネーミングとか設定が手抜きすぎじゃない?

ただ Kitsune っていったら、狐(Fox)か、おあげさん、になるんじゃない? ね?

Kitsuneをモンスター扱いにしたいなら、狐憑きだとか、Werewolf や Skin-walker みたいに、狐が人間に化けるだとかっていう設定が欲しかった気がするけど、

予算の関係で、そこまでCGや何かにお金がかけられなかったってことなのか、そもそもそこまで「キツネ」を調べていないのか。






***






Dean



モルヒネでぽーっとしているDean、可愛いですねー。

迎えに来たボビーおじさんもあまりの可愛さに、Deanのほっぺを、ぽんぽん、ぽんって、笑顔で叩いちゃってましたが、

家が丸焼けになった直後のはずのボビーおじさんが、あまりに身奇麗なパリッとしたスーツ姿で現れた上、普段見せないくらいの笑顔と親密さでDeanのほっぺをぽんぽんしたりするもんだから、そこからしばらく、

「このボビーおじさんって本物??」

って、疑心暗鬼に囚われてしまったほどです。










そして、スペイン語のSoap OperaにどハマリしているDean


魂が吸い込まれそうなくらい集中してテレビ画面を見つめるあの顔!(笑)

(南米産のスペイン語のメロドラマは、とにかく極端に劇的な設定&展開が多いらしくて、英語の軟弱なメロドラマにあきたりなくなった Dean のような上級クラスの更年期世代の主婦が、こぞって虜になっていくようですよね。まさに『韓流ドラマ』にはまる日本人主婦…。)










Dean兄ちゃんの「パイ買ってきてよね!」というお願いに、「ああ、もちろん買ってくるよ」なんて、Sam が安請け合いしたり、別のものを買ってきたりする時は、

Sammy君がどこかに行方をくらませたりする前兆だったりする、という仮説が今回も当たってしまうことになりました。



もちろん早速Sam探索を始めたDeanが、またもやYea high…」を多様しつつ、「私のカレって、こーんなにでっかいの」と色々な人たちに聞き込みをしている可愛い姿に、にやつき続けたのは私です。










Kitsuneに対するDeanのあの最後の行動については、賛否両論ありそうな気もしますけれども、

私個人的には、以前、この日記のどこかでも触れた、

Deanは、父ちゃんのWinchesterに血よりも、ママの実家、メイフラワー号の中でも狩りをしていたという生粋のハンターの血筋である、Campbell家の血をより色濃く受け継いでいる、

という説を改めて裏付けしてもらった感じがしています。

父ちゃん(+Sam)にとって、『狩り』というものは、愛する妻(ママと恋人)を殺した存在を見つけ出して退治するまでの過程で、仕方なくやらなければならない仕事であり、目的さえ達成すればいつかは足を洗いたい仕事であるのに対して、


(その後Samは、Deanと一生添い遂げるため、ハンターを一生の仕事にする覚悟を決めましたが)

Deanにとっての『狩り』は、人間の世界を守るため、人間を殺す悪の存在であるモンスターを根こそぎ退治することに一生をかけてする仕事、まさに『Family Business』なのです。

家族の問題で精神的に弱っていたり、悩んでいたりする時に、Deanは、簡単な「狩り」を精神安定剤代わりにしたりもしましたよね。

モンスターというものを、完全なる悪の存在であると捉えて、そこに微塵の疑問も差し挟む余地はないDeanCampbell家)に対して、

心の根っこのところで、自分自身の存在自体をどこか「Freak」だと感じていて、完全なる「正義」、「善」だとは思えないSamは、シーズン初期の頃から、



ヴァンパイア(ベジタリアンならぬ、牛タリアンで人間の血は飲まないと言ってた人たち)



Werewolfのお姉さん、



小悪魔Ruby、など、



ふとした時に、ついモンスターの気持ちになって考えてしまうという傾向がありました。

常々、Samに人間としての道を踏み外して欲しくない(悪魔のリーダーになったり、魔王のVesselになったり、魂が抜けちゃったりして欲しくない)と思っている兄ちゃんとしては、その反動もあってか、余計にSamが同情し、かばうモンスターを「皆殺しだー!」ってやりたくなってしまうような気がします。

人間に害を与えた=完全に悪だ、という観点に固執して、狩りを行う結果、今回も(まだ人間に危害を与えた経験のない)子ぎつねを逃がしてやっていましたけど、その際一応、「誰かのところへ、いくあてはあるのか」と確認もとってはいましたけど、

モンスター側のやむにやまれぬ事情などは全く無視で、あんな小さな子の母親を殺して一人で放り出すことを「正義」であると主張するって、私としては、ハンターの偽善、もしくはエゴのように思えてなりません。



Supernaturalというドラマを見ていて、時々ハンターという存在に疑念が湧くのは、こういうエピソードを見た時です。



もちろんハンター側も、(大抵の場合)誰かから頼まれたり、報酬をもらったりするわけでもなく、ただ正義感と使命感のみに基づいて、命をかけてモンスターと対決しているわけですけど、



一方的な観点からの正義を振りかざして、誰に頼まれたわけでもないのに、悪と断定した相手を徹底的に殲滅しようとするっていうのは、ある意味、本当にアメリカ的ですよね。



Deanのことを心底可愛いと思いつつも、ここ数年、どこか手放しでは感情移入できなくなってしまったのは、Dean という人の行動基準のこうした描かれ方も一因となっているのかもしれません。



おっと、脱線してしまいましたが、クリプキが当初に計画していた、兄弟の「善と悪」「光と闇」の対決の構図は、ひょっとしたら、こうした小さな兄弟の価値観や心のずれから生じてくる計画だったのかもしれません。



跡を引き継いだ Sera 姐さんが、どういう方針を胸に、今回のエピソードの展開を決定したのかはわかりませんが、ひょっとしたらこれをきっかけに、また兄弟の関係にひびを入れようとしているのだったりして…。

やっと仲直りの兆しが見えてきたところだっていうのに…。






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Sam:



ついに私の願いが、SPN脚本チームに届いたというか、



今回のエピソードのSam、しっかり大人への階段をのぼり始めましたね。



エピソード開始まもなく、相変わらず幻覚なのか白昼夢なのかに取り込まれがちなSamのことを心配し続けるDeanに向けたボビーおじさんの台詞:





Maybe he’ll surprise you.





が、微妙に深い意味を持つことになったという印象もありますが、

今回の Sam は、少年時代にやり残したあることに、決着をつけようと思い立ったことにより、



あんな小さな時から、否応なしに大人にならざるを得なかったことを、つまりSamにとっての大人歴は随分長かったことを、やっと思い出し始めたというか、



(ボビーおじさんが送ってきた、わけのわからない日本語の参考文献を解読するためには、どうしても必要だったんでしょうけど、コーヒースタンドで「Triple Red EyeRed Eyeというのは、普通のコーヒーにエスプレッソを1ショット加えたものらしいですが、トリプルということは、ちびサム君、エスプレッソを3ショット入れてもらってるってこと?)」を注文するほどの大人ぶりです。シーズン1だったっけ、ナントカ・バニララテとかなんとかを頼んでいたのは、久々に兄ちゃんと行動を共にするようになって、赤ちゃん返りしてたってことなんでしょうか。)



『狐狩り』に没頭している間、(少年時代を回想することに気をとられていたことも手伝ってか)幻覚に悩まされている様子が出てこなかったようにも思えましたよね?



完全に兄ちゃんから赤ちゃん扱いされ放題状態だった前回までと異なり、





兄ちゃんに「数日帰らない」と置手紙をして、





Impalaに乗って、





一人で狩りにでかける





その間、兄ちゃんとボビーおじさんからの電話は完全無視。





大人ですよねー。





そして、






「キツネのAmyを信じられないならそれでいい、俺を信じてくれ」





きゃ~~~っ!!





大人の台詞ですよねー。





Wendigoのラストシーンの時みたいに、兄ちゃんがSamImpalaちゃんの鍵を渡したところを見ても、兄ちゃんもSammy君の成長を感じてくれたのかな、と、一瞬思ったのですが…、



その後の展開を見ると、あれはとても「Sammyの主張を信じた」とは言えない行動と言うしかありません。



Sammyちゃん! 兄ちゃんに大人になったことを信じてもらうまでには、まだ道のりは長そうだけど、今回みたいな調子で進めば、近いうちに手ごたえが見えてくるはず、

私のようなFangirlが、Wincest な展開をわくわくと目撃できる日がやってくるよう、なんとか頑張ってください。






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Leviathan



乗っ取った人間がもともと持っていた記憶も使えるとあって、Leviathanたち、この数週間で、驚くほど人間界のテクノロジーを活用できるようになっていましたね。

Winchester 兄弟に差し向けられた追っ手である、味付けしてないおっさんでも十分美味しいんだけど、チーズをかけるだけで、なんでもより美味しくなってしまうことを発見してしまった Leviathan が、


絶品おやつを食べ終えて、兄弟に追いついてしまうのも時間の問題。

次回はまた Leviathanたちとの戦いになるのでしょうか。






***






土曜日の内に投稿してしまうつもりだったのに、ちょっとだけ書き足してから…と思ったら、結構な長さになってしまいました。

しかも長くなったわりに色々と説明不足で、きっとなんだかわからない感想になってしまっているとは思うのですが、もう一日寝かせると、全部消してしまいたくなりそうなので、このまま投稿してしまうことにします。




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【2011年10月10日追記!!




今日、ひっさびさに 某 Jared P 氏のTwitter を覗いたら…。






jarpad: Me and tonight's director... What do y'all wanna tell him about his ep?!?!

    ボクと今晩のエピソードの監督…。みんな、彼の監督エピソードについて、何を言ってあげたい?!?!






で、その監督さんとのツーショット写真が…。




Fringeに消耗させられて、すぅっっっかり忘れ去っていましたけども、


オープニングのクレジットもろくに見てなかったってこともバレバレになってしまいますけど、


もんのすごく美人で可愛い監督さん(某 Jensen A 氏)の担当エピソードだったんじゃない!!


J2、二人のツーショット写真の可愛いこと。


ん?


今思えば、先シーズンでも、この監督さんの担当エピソードのモンスター、日本由来の『Okami(狼)』でしたっけ?


このパターンって、お約束になっていったりするのかしら。


次にこの監督さんがエピソードを担当する機会があるとすると(ぜひ来シーズンも継続してちょうだい!)


狼(Okami)、狐(Kitsune)と来てるから…、


動物シリーズでいくなら、狸(Tanuki)? それとも猫(Neko)? 


ちょっとジャンル変えで、鶴(Tsuru)とか?


河童は、アニメで使っちゃったし…、


はっ、どうでもいい横道にそれてしまいましたが、Jensen 監督、またまたとっても楽しいエピソードをありがとうございました。


今回のエピソードの Colin 君があんなに Sam らしく、というか、Jared にそっくりに見えたのも、Jared のことを知り尽くした Jensen さんの演技指導があってこそ、のことだったのかもしれませんね。