2011年2月25日金曜日

またアニメの話になりますけど…

むむむむむむっ!

スパナチュ・アニメに関しては、全部まとめて鑑賞できるボックスが発売になるまでとりあえず封印…と思っていたら、

現在日本でレンタル開始されているDVDには、もう既に Jaredの吹き替え が入っているのですか??!!

しかも、いくつかのエピソードについては、J2がじきじきにエピソード紹介をしたりもしてるっていうの?

JP 「(アニメの僕らって)どっちがハンサムに見えるかな」

JA 「それは、言うまでもないんじゃないか」

JP 「わかんないかもしれないだろ! なんにしても、どっちが背が高いかは、はっきりしてる」

なんていう、いつもの可愛い掛け合いを交えつつ??


アニメ版の第5話は、ディーンの子供の頃を髣髴とさせるような少年が登場する、完全なオリジナルストーリーになってたり
(やけに「コニチワ」っていう単語を言いたがるJensen談)

第6話は、サムとジェシカの馴れ初めについてだとか、父ちゃんとディーンの二人の狩りのことなんかが出てくるとか…
(Dean役のAndrew Farrarとかいう人よりよっぽど吹き替えが上手に感じるJared談)

ってことは、もちろん、第6話には「父ちゃん」が登場するわけよね…。

きっと、ディーンにやたら 「Yes, sir.」 ばっかり言わせる、横暴親父として描かれているんだろうっていう予感がしてならないけども。

Dean 役の Andrew Farrar とかいう人も、まあ、なかなか Dean らしい感じを出して頑張ってるけど、
(どちらかというと、Jensenの声に似ているというよりは、日本語版のドラマの吹き替えの人の声に近いような気もしないでもないという感じがしますが)

英語版の父ちゃんの声は、どんな感じなんでしょうか。

多少なりとも、JDMの声に似ているのかしら…。


***


それにしても、J2 のエピソード紹介を聞くと、

このスパナチュ・アニメ、単にドラマの焼き直しというわけではなくて、かなりオリジナルな展開というか、まさにアニメでしかみられないようなシーンやエピソードを盛り込んであるってことなんですねー。

うーん…、レンタルしてみるべきなのかな…。

うーーーーん…、悩む!!!

2011年2月20日日曜日

Supernatural シーズン6エピソード12~14考察①

冬のHiatus後、なんだか一瞬にして、三本ものエピソードが放送されてしまった感じなのですが…。

このまま考察を放置し続けると、きっと全く手に負えなくなってしまうことになるので、

ほんの少しずつでも、ぐたぐたとエピソードの感想&考察を書き出し始めてみたいと思います。




以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。












そういえば、スパナチュ・アニメ見ました!

前回の日記を投稿した直後、どうしても沸いてくるためらいの気持ちを抑えつけ、勇気を振り絞って、ワーナーオンデマンドに出かけていき、『今すぐ一話を視聴する』ボタンをポチッとクリックして、鑑賞してみました。

スラダンFandomにも一瞬足を踏み入れていたことのある私としては、アニメ版のディーン&サムが、どことなく、某三井先輩と流川君のように見えてしまう…(いや、実際のところ、絵柄は、シーズン1の頃の兄弟を彷彿とさせてくれる、とてもいい出来だとも思うんですけども)というところと、

アニメというものを見なくなって久しいこともあってか、やはり吹き替えの声の演技に、うーん…という微妙な違和感を覚えてしまう
(でも、アニメ版の絵柄の影響もあるのか、声に違和感を感じたのは、ドラマ版とは逆に、サムよりもディーンの方でした)

そんなこんなの小さな違和感のようなものは、どうしてもありますが、ドラマとはまた本当に別物な作品、つまりウィンチェスター家のお家事情よりも、「ハンターとしての兄弟のモンスターとの戦い」の部分に集中できる作品として、鑑賞できる作りになっている気もしました。

4月末までは、日本在住のファンたちは、無料でこの第1話を鑑賞できるということですので、まだ見てないという方は、ワーナーオンデマンドで検索して、ご視聴されてみてはいかがでしょう。

アニメ版では、どうやら、シーズン2までの44話を、22話にまとめて編集し直すような形になるとかいうことだったでしょうか?

そういう事情もあってということなのか、上では、「ハンターな兄弟」に集中できる、と書きましたけれども…、私のような腐のつく、ヨコシマな Fangirl にとっては、兄弟が交わす視線だとか、表情だとか、意味ありげな台詞だとか、なんていうものから、妄想を膨らませる余地がほぼ皆無というのは、

とにかく、そういう『妄想』のみを頼りに、5年もの間、この Supernatural というドラマを追いかけてきたファンとしては、どうしても、寂しくもあり、かつ不満にも感じてしまうところということにもなります。

アニメ版のシーズン1、全22話の中には、きっと私のような Fangirl をときめかせるようなシーンも…、特に 父ちゃんの影 がちらつき始めたりすれば…、出てくるのだろうとは思うのですが、

Jared が(そして最後の2話だけは、Jensenも)吹き替えをする、副音声の入った、ボックスセットが発売されたらどうすることにしようか、については、その時になってからゆっくり考えてみることにしようと思います。




***




ということで、シーズン6のエピソード考察の続きに関しては、スパナチュ・アニメ鑑賞で微妙に蓄積した鬱憤を散らすためにも、

この際、ストーリーよりも、『妄想』部分に力を注ぎ込んで、書き始めてみることにしてみたいと思います。


【ディーン、やっぱりちっちゃくなった?】

先日突如ネット上にあふれ出した J3のスリーショット写真は、Manipだったということのようですが、

Jensen って、前から思っていたけど、なんか「不思議の国のアリス」のように、その時その時で身体の大きさが変わっているような気がして仕方がないのです。





第12話

冬のHiatusに入る直前の第11話のラストで、Deathおじ様の手により、無理やり魂を押し戻されてしまった、ディーンがこよなく愛する夫のサミーさんですが、

過去1年半、全く眠らずに、色んな女性とセックスしまくったりして身体を思いっきり酷使していたせいか、ディーンが待てど暮らせど、目を覚ます気配がありません。

(超久々に思いっきり熟睡中 ―ひょっとしてHiatus の間ずっと寝てたってことなの?― のサムは、さすがに水分補給のため、点滴をしてもらってるようなんですけども、下の世話は…? 二十数年ぶりに、お兄ちゃんにオシメ代えてもらってたとか…ごほっ、失礼、イケメンアイドルはトイレになんか行かないんですよね)

間男天使のCastielに診察してもらっても、
(このCas診断を待ってる間のディーンの指のアップ! 神経質にピクピクした後、ビクッとする、あれは、最近あまりなかった、なかなか繊細でいい演出だと思いました)

「たぶん目なんか覚まさないだろう。サムの魂は、生皮を丸ごと剥がされたみたいな痛々しい状態だ。だから私は、サムの魂を戻すことを反対したんだ。(目が覚める前に)殺してしまうなら、さっさとやった方がいい」

なんて、冷たいことを言うだけ。

でも、ディーンの献身的な介護のかいあってか、サムは結構あっさり、けろっと目を覚まして、

以前、トリックスターに兄ちゃんを4ヶ月(だったっけ?)取り上げられていた後に匹敵するくらいの勢いで、兄ちゃんのところに突進してきて、ぎゅーっと兄ちゃんの身体を抱きしめます。

私が、このハグをもちろん何度となくリプレイして、隅々まで鑑賞したということは、もう言うまでもないことですよね?

サム(Jared)にハグされるディーン(Jensen)が、なんだかとてもちっちゃく見えるというのは、もう別に今に始まったことではないのですが、

今回のサムのハグは、盛大に血管の浮き出たアナコンダみたいなぶっとい腕が、ディーンの身体を二周しちゃいそうなくらいに見える、密着度で!

愛しい兄ちゃんに、ぎゅっと頬を押し付けるために(いつものように…)背中を屈めて抱きしめるサムの身体に、ディーンはまさに Engulf されてしまいそうな感じなのですけど、

そんなサムを最初はためらいがちに、でも最終的には、サムと同じ熱心さ&同じ密着度で、(いつものように…)ちょっぴり伸び上がって、きゅっと抱き返すディーンの手は、(これはもう本当にほんの一瞬しか映りませんが)サムの背中の中ほどまでしか届いていません!

それだけサムの背中が広いということもあるのだろうけれども、二人の腕の長さの違いをここまではっきりと感じるのは、なんだか新鮮な感じでした。

と思っていたら、シーズン6に入ってまたややこしいプロットが追加されちゃった、と、うんざりすることにもなった、Mythology 的な伏線につながっていくことがラストでわかる

ドラゴンによるバージン誘拐監禁事件の捜査のクライマックスシーンにおいて、

都市の中で一番、ドラゴンたちの住処である洞窟に近い環境の場所として、(ボビーおじさんに、ホグワーツに電話をかけて聞いてもらったのではなく…)サムが「あ、そうか」と思いついた、

下水施設の一角での兄弟とドラゴンたちの戦いの最中、ボビーおじさんの元カノの美人な熟女ドクターから(無理やり)貸してもらった、アーサー王伝説に出てくる「エクスカリバー」にも匹敵するという大変貴重な剣(のカケラ)が、金網の下に落ちてしまった時、

どうやってもディーンでは手が届かず、(画面の前の大量のFangirlsから思わず発せられた、サムに代わってもらえばいいのに!という声が画面の中の兄弟に届いたかのように(笑))サムがあっさりと掴みあげる、というシーンが出てきて、大変な戦いの最中なのに、うっかり笑ってしまいました。

そして、さらに第13話では、

次々と行方不明になっていく、ブルネットで目力(めぢから)の強い美人たちの身辺を探っていたディーンが、

一年前に同じ街で、サミュエルじいちゃんと一緒に、三十代男性の失踪事件を調査していたらしいことが明らかになってきた(当時、魂が抜けていた)サムのことを表現するのに


Dean: About yea high?


と言いつつ、右手をぴょんっと上に伸ばして見せるシーンが出てきましたよね。

(質問を受けた女の子も、一瞬で、「あ、その人よ」って同意してましたけど…)


Yea high: この表現は、手の仕草とセットで 「このくらい背が高い」と、誰かの背の高さを説明する時によく使われるということなのですが。

それこそ教室で「ハイ!」と元気よく手を上げてる小学生みたいに、とても可愛らしく、高々と手を上げてみせたディーンの姿に、

このエピソードが放送になった直後のとあるFangirls の感想文の中で、

「ディーン、自分をそんなチビだと卑下しなくたっていいのよ」

と、ポツリとつぶやかれているのを目撃し、さらに笑ってしまった私です。

プロフィール上の記載に基づけば、ほんの2インチほどしか身長は変わらないはずなのに、どうもJensenが体感しているJaredの大きさって、1フィートくらいは余裕で大きいっていう感じがしているのじゃないだろうかという気がしてしかたありません。

とはいえ、つい昨日放送になったばかりの第14話で、

ママである Lisa の身長をほとんど追い越しそうなくらいに大きくなった Ben の隣にいたりすると、大人の男!というか、いかにもお父さん的な、頼りになる大柄な男性らしく見えるから不思議な気分になるのです。

それにしても、Benは可愛いですよねー!

本当にいつまでも、ディーンのミニチュア版という感じで、年齢さえ合うなら、ぜひともこの子にチビディーンを演じて欲しかった…、と、いつ見ても思ってしまいます。

シーズン6の初めに再登場した時、ちょっとぽっちゃりしたかな?という印象もありましたが、(さらに背が伸びているところであるためか)またちょっとほっそりした感じで、今後の成長に期待が持てます。

今回のエピソードに Lisa&Ben の母子を登場させたのは、中途半端になったままだったディーンとの関係に、この辺りで一応のエンドマークをつけるためなのではないか、という考察もどこかで読みましたが、

Lisaはずっと、Benはディーンのタネじゃないと言い続けてはいるけれども、実はやっぱり、Winchester(&Campbell)家の血を引いていたことが明らかになって、Ben は、ハンターへの道を歩くことになる…

なんていう展開になったりしないかしら。

地獄と煉獄はともかく、せめて天国に関わるプロットを削除してくれれば、そんなワクワクする展開を盛り込む余裕も出てくるのではないかと思うものの、

Fangirlsから強烈な支持を得ている Castiel の存在がある限りは、天国のゴタゴタも引きずっていかざるを得ないということなんでしょうね。



***


実質、シーズン6のストーリーについての考察は全くできておりませんが、

次回は、なんとか、魂を戻されたサムと、そんなサムをビクビクと、まさに腫れ物に触るようにして、そうーっとしておこうと必死なディーンの姿について考察できることを祈りつつ、

今回はこれで投稿ということにさせていただきます。

2011年2月12日土曜日

Jaredが声優さんを?!

前回の日記で、有頂天になっていた、J3のスリーショット写真が…、

どうも Manip らしいということで、

急激にがっくりきてしまって…、

次のエピソードの放送前になんとか少しだけでも、第12話の考察を書き始めるつもりが、すっかり気力をそがれてしまった私なのですが、

(確かに落ち着いて見返してみると、あのスリーショット写真、色々とおかしい感じもあるんですよね…。
とはいえ、JDM と J2 が、本当に近いタイミングで会場に訪れたというのは確からしいのだけども)

そんな私のところに本日飛び込んできたのは、

こんな記事

これまで、Supernatural というドラマを、どうしても日本語吹き替え版で鑑賞することができずに来てしまった私としては、

きっと鑑賞できないで終わってしまうのだろうと思っていた、日本で制作される例の Supernatural のアニメ版について、

なんと、英語吹き替え版(っていうのも、なんか変な表現だけど)の声優として、

全22話の全てを Jared Padalecki が担当する
(だけれども、Jensen Ackles が、吹き替えを担当するのは、最後の2話だけ)

って!!

Jensen は、まだ明らかになっていない、なんらかの別の仕事の関係で残念ながらスケジュールが合わなかったのではないかという話ですけども…

そうそう、このアニメ版のPRについては、(なんか、すっごく今更なんですけども)ついおとといくらいに、J2の日本語字幕付のインタビュー映像も見かけたところだったのでした。

でも!

それよりもまず、私が「あっ」と思ったのは、

英語吹き替え版ができるんだ!

ということ。

アニメ版に関しては、ひょっとして英語字幕くらいまではつくかもしれないけど、アフレコされる台詞は日本語だけだろうし、

制作費の関係なんかもあって、仮に、万一、英語版の吹き替えがあるにしても、絶対にJ2が関わることはないだろう、

と思い込んでいたので、

これはちょっといい意味で、意表を突かれたという感じでした。

上の記事によると、最終話に登場するアンディというキャラクターの吹き替えは、ミュージシャンのGackt が担当することになっている

なんていう記載もあって、

ワーナージャパン、このアニメ版Supernaturalに、かなり力を入れているっていう感じを受けます。

確かに、SPNのアニメ版が作成されることになったというニュースを私が初めて知ったのは、アメリカ人のFangirl の日記だったし…、

世界中に生息するSupernatural の Fangirls の多くが、アニメ超先進国の日本で制作される高品質なアニメ版にも興味津々だということを考えれば、

英語版の需要は世界的にかなりの数になるだろうし、
(通なアニメファンでもあったりするFangirlsは、「ナルト」とかの日本のアニメを見る時、English Dub(英語の吹き替え)では見たくない!あくまで日本語版を英語字幕でみることにこだわっている、というコも多いのですけどね。
やっぱり日本語で台詞を聞いた方が本場感があるってことなのか…。
この感覚、私が日本語でドラマSPNを観たくない気持ちと、裏返しにはなっているけど、全く一緒っていうのが、面白いような、不思議なような)

しかもたとえ Jared 一人だけだったとしても、実写版の主人公の一人が、全編にわたって吹き替えを担当するとなれば、さらに売り上げは格段に違ってきますよね。

私個人的には、SPN 本編ドラマの日本語吹き替え版を聞いていることができなかった理由は、サムの声が可愛すぎて、というか、アニメ声すぎてダメだった…という印象があるので、

英語吹き替え版ができて、しかもサムの声を本人の Jared P 氏が担当するとなると…。

私に、アニメ版も見ろって(っていうか、買えって…)言ってるんですか?

このアニメ版については、(きっと観ることもないだろうって…)これまで全く情報を集めてこなかったのですが、日本では既に、どこかの局で、放送されていたりするのですか?

上の記事の一番下のところに、ワーナーオンデマンドで、(日本だけというリージョンブロックをかけた上で)水曜日から第1話の無料配信が始まっている
(でも、もちろん副音声とかは、ないんでしょうね…)

なんていう一文が載っているということは、まだ普通にテレビを見ている視聴者向けに放送が開始されていたりするわけではないということなんでしょうか。

うーん、ボックスが出たら…、なんだか悔しいけれども、買ってしまうことになるのだろうか…。

JDMが英語版の吹き替えをやる、なんてことになったら、それこそ今すぐにでも購入予約を入れてしまうところだけど。

なーんか、最近、ピンポイントで、私向けに商売されているような気がしてならないような思いに襲われることが頻繁にある気がします。



***


明日、新しいエピソードを鑑賞する前に、第12話の考察を少しでも書けたら、とは思っています。

2011年2月8日火曜日

Jeff, Jensen and Jared!!!

しつこい中年 Fangirl の私も、さすがに追いかける気力もそがれてくるくらいに、天国だ、地獄だ、煉獄だって、とんでもないレベルでややこしさを増し続ける

Supernatural シーズン6のエピソードに、正直、ちょっと消耗ぎみになってしまって、この先のエピソードに対して考察を加えていくのも、もう限界ではないか…、と弱気になっていたところ…、


Supernatural regulars Jared Padalecki and Jensen Ackles arrive at a Super Bowl Party to be joined moments later by their TV Dad Jeffrey Dean Morgan.

Asked who the guys liked in the 45th Super Bowl, they all liked the Packers…

Jeffrey played John Winchester, The Dad that trained his son’s Dean(Jensen) and Sam(Jared) to be Warriors against supernatural evil.


ってことで!!!


バンクーバーで行われた スーパーボウルパーティーに揃って出席した、J3 のスリーショット写真が、
今朝パソコンを開いた途端、一気に、どどっと飛び込んできてました。

おかげで、一気に目が覚めた!という感じです。

皆さんもとっくに目にされているかとは思いますけれども、ちょこっとだけリンクをつけてしまいます。


『J3のスリーショット!』 (涙)


アメリカでは国を挙げての大きなお祭となる、NFL(アメフト)の最高峰のチームを決める試合ということで、お隣の国カナダでお仕事中のアメリカ人セレブたちも、一堂に会して、大騒ぎしつつ皆で楽しく試合を観戦する、ということになっているのでしょうか。

それにしても、こうしてほぼ同じタイミングで、三人が会場に到着したということは、やっぱり、

「パパ、何時頃いく?」

って、多分(絶対)Jensen が、Jeff に電話を入れて、三人で時間を合わせたってことなんでしょうね…。

このスリーショット、まさに John パパと、Dean と、Sam っぽい位置関係で、

二人の息子と再会して、妙に嬉しそうで、上機嫌な Jeff に対し、

Jared が、一歩後ろで、

「父ちゃんめ、ずーーーっと行方不明になってたくせに、帰ってきた途端、可愛い兄ちゃんを独り占めしやがって…」

みたいな顔をしているのが笑えます。
(もちろん、たまたま、そういうシーンが切り取られたってことなんでしょうけれども)

私が目にした中では、Jeff の足元まで写っているものがなかったので、履いているブーツとかの関係も多少あるのかもしれせんが、

Jensen と並ぶ Jeff 、やっぱり大きいっ!ですよね。(Jensenが縮んでるのかな…)


***


上のパーティーには、Smallville の Tom Welling も来ていたということなんですけど、非常に素早く会場内に入ってしまったということで、彼の姿を写真におさめることはできなかった(少なくともこのPUNKDというソースでは) という話も。

それにしてもっ! まだこうした交流があるのだと思うと、

(これまで何度も自分にあきらめろって言い聞かせてきたことではあるのだけど…) やっぱり一度くらい、Johnパパが、Supernaturalに戻ってきてくれるような可能性も、まだあるのかもしれない

と、つい期待を持ってしまいます。


***


第12話の考察は…、うーん、できたら少しずつでも…、気になったところだけでも、という感じで、書いていけたらいいなと思っております。

2011年2月5日土曜日

Supernatural シーズン6エピソード11考察②

新しいエピソードが放送になる前に、なんとか、なんとか、この第11話の考察を終わらせてしまいたい!






以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。













前回の考察のどこかに紛れ込ませるつもりが、入れられなかったので、今回はまずこのエピソードのタイトルへの考察から始めてみます。

この第11話のタイトル

『Appointment in Samarra』

とは、古い小話で、このお話の語り手は「Death」その人なのだ、とのこと。

サマセット・モームもこのお話を書いているということなので、ご存知の方も多いお話なのかもしれませんが、

ネット上でも、この小話の全文は沢山出てくるので、本当に短いお話だし、とりあえずそのままちょっと抜書きしてみると:

There was a merchant in Bagdad who sent his servant to market to buy provisions and in a little while the servant came back, white and trembling, and said, Master, just now when I was in the marketplace I was jostled by a woman in the crowd and when I turned I saw it was Death that jostled me. She looked at me and made a threatening gesture, now, lend me your horse, and I will ride away from this city and avoid my fate. I will go to Samarra and there Death will not find me. The merchant lent him his horse, and the servant mounted it, and he dug his spurs in its flanks and as fast as the horse could gallop he went. Then the merchant went down to the marketplace and he saw me standing in the crowd and he came to me and said, Why did you make a threatening gesture to my servant when you saw him this morning? That was not a threatening gesture, I said, it was only a start of surprise. I was astonished to see him in Bagdad, for I had an appointment with him tonight in Samarra.

(一応、流し読みに日本語をつけてみます:)
バグダッドのとある商人が、食料品の買出しのため一人の召使を市場にお使いに出したところ、少しして、血の気のなくなった顔で震えながら戻ってきた召使が言うには、ご主人様、私はたった今、市場の人ごみの中で、一人の女の人にぶつかったのです、振り返ってみると、私がぶつかった相手は、「死」だったことがわかりました。彼女は私を見て、脅すような身振りをしたのです、ですから、ご主人様の馬を貸してもらえませんか、そうすれば私は私の運命を避けるため、この街を出て、サマラへと行くつもりです。そこなら「死」は私を見つけられないでしょうから。商人は召使に馬を貸すことにし、彼はそれに乗ると、馬の脇腹に拍車をかけて、馬が走れる限りのスピードで一目散に出発しました。それから商人は市場へとやってきて、人ごみの中に立っている私の姿を見つけ、私のところへ来てこう言ったのです。どうしてあなたは、今朝、私の召使を見た時に脅すような仕草をしたのです? あれは脅しの仕草などではなかったのです、と私は言いました。あれは単に驚いただけなのです、と。私は、バグダッドで彼に会ったことに驚いたのです。だって私は今晩、サマラで彼と会う約束があったのですからね。


『Death』 が女性の姿をしているとか、その辺りはまあ置いておいて。

死という運命から逃れようとあれこれ画策したところで、既に決められた運命を変えることなどできないのだ、ということを教えるお話ということになるでしょうか。


***


さて、前回の考察の続きに戻ると、

完全になりふり構わずという感じで、とにかく愛するサムの魂を取り戻すことに必死なディーンは、Deathおじ様から、(理由は分からないまま)おじ様のお仕事のお手伝いを依頼され、アメリカのごく一部の地域限定のようですが、Deathのお仕事を24時間だけ担当することになったわけですよね。

お仕事の内容は、Deathおじ様の指輪をはめ、その日に死ぬことが決められている人たちにポンッと触れて、魂を抜き、その魂を死神(ディーン付の担当はTessa)に引き渡す、というもの。

コンビニ強盗や、コレステロールと中性脂肪の塊のようなおじさん、なんていう、とってもやりやすいお仕事の後、次に予約が入っている、まだ12歳のあどけない少女を前にしたディーンは、

「今日は、俺がDeathなんだっていうなら、あの子は、今日は死なせない」

なんて、勝手なことを言い始めます。

Tessaの浮かない顔を見るまでもなく、画面の前の私たちにも、あー、これはきっと何かまずいことになっちゃう…、と、わかりましたが、案の定…。

臨時アルバイトのディーンが、業務上の基本ルールも全くわからないまま、「死」の「予約(Appointment)」を勝手に変更してしまったことにより、森羅万象が微妙かつ複雑に絡み合って決められている「死」の順番が狂って、

ディーンの担当日に死ぬはずではなかった人が死んでしまい、さらにその死を引き金にまた…という、ドミノ倒し的な死の連鎖反応が起き始めてしまいます。

結局、その死のドミノ倒しを食い止めるため、(これも、案の定!)サムの魂奪還のためにも、絶対失敗したりしない!といきまいていたはずなのに…、Deathおじ様と約束した24時間の期限を待たずして、ディーンは「Deathの指輪」を外さざるを得なくなり、

それ以上の死のドミノ倒しを食い止めるため、そもそも予約の入っていた12歳の女の子の命も、結局は奪うことになってしまいます。

ディーンが小細工したことにより、別の犠牲者が出ることになったり、一度は娘が全快したと信じ込まされた少女の父親はきっと余計に辛い思いをすることになったりと、余分なおまけはついたものの、まさに、「Samarraでの予約」のように、「少女の予約」はきっちりと果たされることになったわけです。

約束の時間までアルバイトを続けることができなかったにも関わらず、最終的にはアルバイト代である「サムの魂」を取ってきてくれたDeathおじ様ではありましたが、その前に、

何度痛い目を見ても、回りに迷惑をかけても、簡単に気楽な気持ちで魂をおもちゃにする傾向のあるディーンに、少々のお説教だけはしておくことにします。

「もし戻れたとしたら、君は、つべこべ言わずにあの小さな女の子を殺すかね?足を踏み鳴らして、駄々をこねたりなどすることもなく?」

「そうしなければどうなるかが、わかった今なら、そうする」

「君がそう考えるようになったとは驚きだ。驚くと同時に嬉しいね。(君がそう思ったというのは、それであの看護婦を犠牲にしなくて済むというだけではない)それ以上の意味を持つことなのだよ。
今日、君は、(死というものの)カーテンの向こう側をじっくりと目にすることになった。自然の摂理を乱すということは、楽しい結果には結びつかない。その後始末を自分でしなければならないとなれば、余計にね。そうだろう?君にとっては辛いことだったろう。
君は簡単に自分の命を投げ出す。それは、そうしてもすぐにまた自分の膝元に跳ね返って戻ってくると思っているからだ。だが人間の魂というものは、ゴムボールとは違う。傷つきやすく、永遠に続くものでもない。だが、君が考えているよりもずっと強いもので、君などは想像もつかないほどに価値のあるものなのだよ。ということで、今日、君は何かしらを学んだのではないかな」

それでも尚、(この時、ディーンはサムの魂をもう返してもらえないと思っていることもあって)

「どうせ、一日もたないって最初からわかってて、俺にやらせたんだろ」なんて、悔し紛れに口答えするディーンに、

「大抵の人間は、もっと尊敬をこめて私に口を聞くものだぞ」(と、一旦叱りつつも)

「さて、ちょっと地獄へ行って、君の弟の魂を取ってくるとしようか。(中略)…君のためにそうするのではない。君と君の弟は、何度も死から戻って来続ける。君たちの存在は、森羅万象のバランスに対する侮辱だ。さらに君たちは、地球規模の混乱を引き起こす原因ともなっている」

「その点は、悪いと思ってます」(と、さすがに一応謝るディーン)

「だがそんな君にも使い道がある。今君は、あることを掘り返そうとしているだろう。勇猛果敢な探偵としてね。ディーン、君にはその調査を続けて欲しいのだ」

「そんな謎めいたこと言われても、俺…」

「魂というものについてだよ。時が来て、必要になれば、君にもわかるだろう」

(それって、サムの魂を取り返すために、続けていた調査のこと?

Crowleyがあっけなく燃やされてしまったことで、宙に浮いてしまったように思える、モンスターたちのAlpha狩り⇒「Purgatory(煉獄)」の在り処の調査のこと?

それとも私が見逃している、何か、なんでしょうか?

天国や地獄のゴタゴタもあるのに、またさらに「魂について」の調査なんていう、ややこしそうなプロットを追加するなんて、本当に大丈夫なの?

Johnパパが自分の魂と引き換えにディーンの「予約」を取り消してもらって以来、Deathおじ様の「Appointment」をことごとくすっぽかしてきたWinchester家なわけですが、

今後、兄弟はこれまでの度重なる「死」の予約取り消しにより、すっかり混乱してしまった世界の秩序を取り戻すためのお手伝いをするための仕事をしていくことになったりするのでしょうか?)

ま、とにかく、そう言って指輪をはめると、ささっと地獄へと足を伸ばし、あっという間に、昔のお医者さんの診察かばんのような黒いかばんにサムの魂を詰めて戻ってきたDeathおじ様。

「さあ、サム。君の意識の中にバリアを張るからね。ちょっとむず痒く感じるかもしれないが、頼むから、壁を掻かないようにするのだよ。なぜなら、信じて欲しいのだが、君が引っ掻いてしまった後に起こることを君は望まないだろうからね」

と言いつつ、止めろっ、俺に触るな!と絶叫し、しまいには兄ちゃんに向かって、こんなことさせないで、こんなことをして、俺の身に何が起こるか知らないんだろう?頼む、お願いだから!と懇願し始めたサムの胸に、魂をぎゅーっと戻してしまうのでした。

ええーーーーーっ!!そんなあっさり、サムの魂戻っちゃうことになったの?

この後、サム、どうなっちゃうの??!!


という辺りは、これから新たに放送になるエピソードでの展開を待つとして。

そんなサムをドア口から、今にも泣きそうな顔で見つめるディーンの脳裏には、一体どんな感情&思いが渦巻いていたのでしょうか。

本物のサムを取り戻したい、と、それだけを一心に願いつつも、

ここ数ヶ月一緒に暮らし、魂を持つ普通の人間としての常識や心得を一番身近で、「Soullessサム」に教育して、ある意味、サムを育てなおしてきたともいえるディーンとしては、

この魂のないサムにも、肉親の愛情に近いような感情を抱き始めていたのであるような気もします。
(なんと言っても、4歳の時から、赤ちゃんのサムを育てていたくらいの母性愛に溢れたディーンですから!)

とはいえ、今この瞬間にも、サムの魂が地獄で苦しんでいることがわかっているのに、

「今の俺とだって、夫婦(兄弟)としてこのまま幸せに暮らしていける」

と説得されてしまいそうで、目の前の気楽な幸せに目がくらんで、地獄にいるサムの魂を見捨ててしまいそうになる自分が許せなくて、

「誰がなんと言おうと、あたしは、愛する夫の魂を地獄から取り戻すのよっ!」

って、じいちゃんを筆頭に、周り中の存在に八つ当たりしつつ、自分の気持ちを奮い立たせていた、ということだったのでしょうか?

だから、魂が戻されることで消滅してしまうはずの「Soulless Sam」の最後の叫び声を聞いて、ディーンは、本物のサムが戻ってくることを喜ぶのではなく、泣きそうな顔をしているということなのでしょうか。


***



そんな微妙なディーンの女心(母心かな)の一方で、

「俺は魂なんかいらない!」 と、

はっきり表明したにも関わらず、死の大元締めDeath様まで巻き込んで、「サムの魂」奪還に向け、ごり押しで猛進し始めた兄ちゃんに、

「魂なんかいりませんサム」は、これまたよく考えたもので、

天国での内戦のどさくさに紛れ、天国から強力な武器を大量に盗み出して、人間相手に、小規模の武器商人のような仕事を始めたりしていた天使 Balthazar を呼び出し、

引き換えにどんなことでもするから、体の中に魂を戻せないようにする呪文を教えて欲しい、ともちかけます。

「いや、タダで教えてやろう。君は有能な青年のようだから、君に貸しを作っておくのもいいだろう。それに、私は君の兄貴のことはあまり好きとはいえないし、あいつを困らすことができるなら私にとっては嬉しいことだ」

(この辺り…、どーうも、過去の Castiel/Balthazar を勘繰ってSlash書いてくれと、ほのめかしているのがミエミエで、天使好きな腐のつく Fangirls へのサービスの臭いがぷんぷんして、私としてはつい、むむむ…と思ってしまうのです。)

Balthazarが教えてくれた、魂が体に戻れないようにする呪文の準備を整える上で一番大切なポイントは、

「親殺し」 だというのです。

「俺の親父は何年も前に死んじゃってるけど…」

「もっとわかりやすいように言えば、君の父親の血は必要だが、その血は、厳密に自分の血筋でなくてもいい」

ということで、

サムは、JDMが、真裏番組のグレイズアナトミーを皮切りに、その後、次々と様々な映画の現場を渡り歩いていて、息子たちの元へ全く帰ってきてくれなくなってしまったこの長い年月の間、ずっと父親代わりに兄弟の面倒を何くれとなく見てきてくれた、ボビーおじさんの血をもらうことに決めるわけです。

ボビーが家中に仕掛けたトラップで酷い目にあっても、全くくじけずに襲い掛かってくるサムの姿に、かつてJared自身が追われる立場で対決した某ジェイソンみたい…と、ふと私は思ってしまいましたが、

「Here comes Johnny! なんて言うなよ」 というボビーのコメントを聞くと、「シャイニング」なんですね。

この日記の中で、何度も書いてるような気もしますが、シャイニングは、小説はずっと昔に読んだものの、あれほど有名なジャック・ニコルソンの映画を、私、まだ一度もみたことがないのです。
いまさらだけど、やっぱりいつか一度は観ておくべきなんでしょうかね。

誰もディーンの「サムの魂奪還作戦」を支持していないとは言っても、「魂抜けサム」のことを心配してくれる人も一人もいないわけで、

サムとしても、自分の身の安全は自分ひとりでなんとか確保しなければ、と必死なのですよね。

シーズン6に入って以来、あまりFangirlsの支持を得ていない感の強かった Soullessサムですが、私はずーっとお気に入りだったので、このエピソードの「シャイニング」なサムにすら、どうしても同情心が沸いてきてしまいます。

それを一番強く思ったのは、「ディーンが、なんとか安全にお前の魂を戻すことができるよう色々やってるわけだから、こんな無茶なことをせずに、それに任せろ」 と、どうにかサムの説得を試みるボビーおじさんに、サムがついに自分の本当の気持ちを吐き出すシーンでした。


Sam: Dean doesn't care about me. He -- he just cares about his little brother, Sammy, burning in hell. He'll kill me to get that other guy back.
  ディーンは俺のことなんかこれっぽっちも考えてない。ディーン…、ディーンが心配しているのは、今地獄で焼かれてる弟のサミーのことだけだ。ディーンは、その別の男を取り戻すために俺を殺そうとしているんだ。


この日記のシーズン6の考察の中では何度か触れてきたことですが、このサムの中には、小さな自我のようなものがあきらかに芽生えていますよね?

当初は脳の中に残っていた強烈な記憶だけに基づいて、兄ちゃんに執着していただけのように思えたサムでした。

でも先週、自分の手首を噛み切ってまで、兄ちゃんを助けにきたあの姿を見ても、ただ記憶に基づく義務感だけの行動とは思えず、

さらに言えば、上の台詞を言うサムは、彼が「Old Me」と呼ぶ、愛しい兄ちゃんの心を常に独り占めにして絶対に放そうとしない本物のサムに、嫉妬のような感情を覚えているようにも思えます。

地獄から戻ってきたサムの魂に身体を乗っ取られたら、今生きて、兄ちゃんを愛しいと思っている自分の存在は消えてしまう=「死んでしまう」。

こんな複雑な感情を抱くこのサムって、本当に魂がないって言えるの?

ここまでややこしい演出をするなら、魂が戻った後も、「Soulless」時代のサムがフラッシュバック的に蘇って、二重人格みたいになる、なんていう設定をぜひこの先のエピソードに盛り込んでもらいたいものだけど…。

Deathおじ様も、「魂についての調査」を続けろなんて、意味深なことを言ってることだし…。

うう~~、最近同じようなことばっかり言ってる気がしますけども…、きっと撮影スケジュールの締め切りに追われつつ、「Soulless」ってことを深く考えずに、あっちにブレ、こっちにブレしながら、その場その場の思いつきで書かれている脚本を、私が異常に深読みしているだけのこと、なんですよね。

サムの魂が戻った後は、きっと、今にも崩壊してしまいそうなサムの魂を覆うバリアのことばっかりで、せっかくいい味を出し始めていた「Soulless Sam」の存在は、全くなかったことになっていってしまうのでしょうね。

こんなにもあっけなく、大好きだった「Soulless Sam」が消されてしまうことになったのは、私個人的には非常に残念でしたが、

それでもシーズン6の後半、どんな展開になっていくのか、やっぱり楽しみです。


***


冬のHiatus前の二つのエピソードはどちらも内容が盛りだくさんすぎて、ややこしくて、まだまだ色々と重要な考察ポイントをもらしてしまっているような気もするのですけど、

一応、これで第11話の考察は終わり、ということにします。

なんとか新しいエピソードの放送までに間に合った!

2011年2月3日木曜日

Supernatural シーズン6エピソード11考察①

きゃ~~っ、一週間があっという間に過ぎ去っていってしまう!!

なんとか、なんとか、新しいエピソードが放送される前に、第11話までの考察をすませてしまいたい…。

進めるところまで、とりあえず書き出してみたいと思います。


***


と、言いつつ。

またチラチラと、気になるJDM情報が入ってきているのですけども、

今って、JDM、バンクーバーで映画の撮影をしているらしいですよね?

J2と飲みに出かけたりする時間はあったりするのか…、

そして真偽のほどはまだどこにも確認に行っていないのですが、JDMがついに、(Supernatural の?ってこと?)Conventionへの参加にOKを出した、という噂を小耳に挟んで…、本当???なんでしょうか。

こまごまと日々色々気になる情報も沸いてきますが、新しいエピソードの放送は刻々と近づいてきているので、考察をすすめたいと思います。





以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。












新しいエピソードの放送が一週間延期されたことで、すっかり気がゆるんでしまって、ちょっと油断しているうちに、一瞬で一週間経ってしまいそうなので、少しだけでも第11話の考察を書き出すことにしてみたいと思います。



天使、悪魔に、おじいちゃん、そしてついには魂が抜けてる当人であるサムすらからも、

愛する夫(弟)の魂を取り戻したいという、ディーンの切なる思いを理解してもらえず、

(ハンサムで逞しくて素敵だけど)抜け殻の夫は、「行かないで!」 と追いすがるディーンを道端(いやImpalaの脇に)に置き去りにして、一人歩き去っていってしまうという、

まるで昼メロのような衝撃の第10話のラストシーンの後、あらゆる存在から見放されたようなことになってしまったディーンはさすがに意気消沈しているのではないか、と、次の第11話の放送を待つ一週間の間、思ったりもしていたのですが、

愛するサムの魂を取り戻したい!というディーンの情熱はそんなことくらいでくじけるような、甘いものではありませんでした。



***



第11話のオープニング早々、ディーンがやってきたのは、どこかの街のチャイナタウンなのかな…違うかな? というようなところのなんだか怪しげな食料品店の二階に間借りして開業している、

「ディーン・ウィンチェスターかね? 坊主、お前の親父さんの傷を何度縫ってやったか、数え切れんほどだ。(と言いつつ、ディーンのほっぺを両手でぎゅっと挟んで)もちろんそれは何年も前のことで、ワシがまだ医師免許を持っていた頃の話だがね」

なんて嬉しそうに話す、モグリのお医者さんのところでした。

こんな怪しいお医者さんにいったい何をしてもらうつもりなのか…と思ったら、

天使も悪魔も妖精も(Crowleyがスカウトしたくらいだから、これはもう間違いなく)現存する最高の凄腕のハンター(=サミュエルおじいちゃん)も皆揃って 「サムの魂奪還作戦」 に協力してくれないという八方ふさがりの状況の中、

気軽に地獄に出かけていって、ひょいっとサムの魂を掴んで持ってきてくれそうな存在といったら、

『Death おじ様』しかいない! と思いついたらしいディーンは、なんと

仮死状態になって

Bobbyおじさんの家の庭(あそこって仕事場?)に隠しておいた、『War』、『Famine』、『Pestilence』、『Death』のFour Horsemen四兄弟の指輪をエサに、

自分一人で「Death おじ様」に 「サムの魂を持って帰ってきてくれない?」 と直談判してみることに決めた、ということだったのです。


※ このDeathおじ様を演じる、素敵な英国アクセントのJulian Richings、少し前の日記に書いた最近見始めた海外ドラマ『Lost Girl』の第6話に、ArvalというFae(まさにWinchester兄弟が狩りたいようなモンスターたちの総称)の宝物の密売人とでもいうような役で出ていました。

たぶん服装と髪形が少し変わっただけだと思うんだけど、10歳くらいは若く見えて、しかも話し方も Deathおじ様よりはだいぶくだけた感じだったので、しばらく「あれ、この人誰だっけ?どこで見たことあるんだろう?」と考え込まされてしまいました。

で、次の第7話(Lost Girlのね)には、そのちょっと前に、私が強烈にはまり込んでいた『Testees』というドラマで主人公の一人Ronを演じていたJeff Kasselが出ていて、またもや「あーっ!」とびっくり。

SPNを筆頭に、常にギリギリの予算でやりくりしなければならない弱小ドラマの場合、ハリウッドと比べて格段に物価の安いカナダは、俳優さんの需要と供給という面でも、切っても切り離せない素材の宝庫として、非常に深く結びついているということなのだなーと実感します。


この仮死状態になる処置を受ける直前、「もし万が一のことがあったら、これを投函して欲しい」と言って、モグリの先生にディーンが手渡した封筒には、

『Benjamin Breaden』 との宛名が。

これは、Lisa の息子のBenですよね!

魂の抜けたサムの策略により、いやらしい中年ヴァンパイアの餌食にされてしまった結果、

サムのいない一年間の間に家族のような関係を築き上げたところだった Lisa&Ben の母子との間に、深いヒビを入れてしまうことになったディーンとしては、

最後の最後には、(Lisaから何度、この子のタネは違うのよ、といわれても)我が子だとしか思えないBenに対し、真実を告白&説明してなんとか少しでも溝を埋めておきたいと思ったってことなんでしょうか。

(第10話を見た後で考えると、そもそもサムが、兄ちゃんをヴァンパイアに売り飛ばすような極端なことをしたのも、ディーンと Breaden 親子との絆を決定的にぶち壊して、自分のところに兄ちゃんを取り戻したかったから、だったのだったりして…なんていう風にも思えてきたりします)

この手紙の内容って、「オフィシャルコンパニオンブック」のシーズン6の中とかで、公開されたりしないのでしょうか?

最後の言葉として、ディーンがベンに何を書き遺したのか、気になります。





「ワシとしては、お前は、弟のサムになんか言い残すことがあるんだろうと思ったがな」

との、画面の前の Fangirls も揃って 「うんうん」 とうなずいたはずの、率直な疑問を口にしたモグリ先生へのディーンの答えは、

Dean: If I don't make it back, nothing I say is gonna mean a damn thing to him.
  もしあたしが戻れなかったとしたら、あたしが言うことは何一つあの人には意味をなさないってことになるもの。

見た目は愛する夫のままなのだけれども、サムをサムたらしめる魂がない状態のサムは、ディーンにとって、やはりあくまで他人ということなんでしょうね。

この後、ディーンは、今ではもうすっかり顔なじみになった美人な死神のTessaを(一応)仲介に、死神たちの総元締めであるDeathおじ様を呼び出し、微妙でとってもややこしい、というか、(モグリ先生があと5秒待ってくれなかったために、一番聞きたいところが聞けなかったので!)謎めいた交渉ともいえない交渉の末、

一日だけ、Death おじ様の指輪をはめて、Death おじ様の仕事のお手伝いをすることと引き換えに、

地獄のルシファとマイケル(ミカエル)が閉じ込められた牢獄の中で同じように苦しんでいるはずの二人の弟たちサムとアダムのうち、ディーンがためらうことなく即座に選んだ、サムの魂だけを連れて戻ってきてもらう

という約束をとりつけます。

このDeathおじ様とディーンのやりとりでも、

「サムとアダム、どちらかの魂を一つ選びなさい」 だとか、

「サムの魂を壁の中に閉じ込めることはできる、その壁がいつまでもつかはわからないがね」 だとか、

「24時間の期限がくる前に、(Deathのお仕事お手伝い用の)指輪をはずしたら、君の負けだ。サムの魂は戻らない」 だとか、

ボビーと、(第10話のラストでディーンを置き去りにして、家出してしまったわけではなかった)サムのところへ帰ってきたディーンが、Deathおじ様と交わした約束を随分いいように脚色して(心の中の壁は一生分はもつって言ってた、とか…)、報告した挙句、

でも何かまずい事態になったら? と素直な不安を隠さないサムに、

「私はあなたの妻(兄)よ、あなたを傷つけるようなことなんかするわけないし、絶対まずい事態になんか、私がさせないわ」 なんて安請け合いを…。

こうした交渉や約束が、ポン、ポン、と出てくるたびに、この先に待ち受ける崩壊のシナリオがはっきりと目に浮かぶような気さえするのですが…、
(24時間、Deathおじ様のお仕事のお手伝い、なんか、もちろんあっという間に失敗しちゃってるし)

ディーンをここまで後先考えない、無茶な行動に駆り立てるものって、なんなんでしょう?

とにかく純粋に、サムへの愛?

結局のところ、ディーンはサムがいなかったら生きていけないってことなの?

地獄で一年以上もの間、痛めつけられたサムの魂を本当に取り戻したいと思ってるってこと?

心のどこかでは、ディーンの愛の力で、サムの魂の傷を癒せると思ってるとか?

地獄での記憶を取り戻したサムが崩壊してしまったら、その時は、一緒に心中でもなんでもするつもりで、でも「心の壁」が壊れるまでの間だけでも、「昔どおりのサム」と、仲良しで楽しい時を過ごしたい! その一心だけで、

冷静にエピソードに考察を加えようと努力している私のような イチFangirl にとっては、「滅茶苦茶じゃない?!」 としか思えない、無茶な行動に出てるってことなの?


***


また…、全く進みませんし、上にだーっと書いたものも、意味を成しているものかわかりませんけれども、とりあえずは一旦ここで投稿、ということにさせていただきます。

上のようなディーンの行動に対し、前回のエピソードで「魂なんかいらない!」とはっきり宣言したサムが、どのような行動に出たのか。

このエピソードのタイトル

『Appointment in Samarra』

は、ディーンのこのエピソードの中で担当した、Deathおじ様のお手伝いのことだけを暗示しているのか、

それとも、今後の Mythology 的プロット全体に、影響を及ぼすような意味を持ってくるのか、

などなどについて、(なんとか次のエピソードの放送前に…)できるだけ書き進めることができればなー

と淡い期待を抱いておりますが、どうなりますことか。

2011年2月1日火曜日

藤よう になりました

突然ですが、ふと思い立って、この度、ハンドルネームの後半をひらがなに変えることにしました。

今後はすっぱりと、ブログのタイトルも 「藤よう」で、やっていきますので、今後とも変わらずお付き合いいただければ、ありがたい限りです。

私のこれまでのハンドルネーム 藤葉については、 「ふじは」と読まれていた方も多いのではないかと思うのですが、実は(本当にいまさらですが!)ふじよう」と読みます。

ずーーーーーーっと、遥かな昔、某小説Juneという雑誌に、まぐれ当たり的に小説が掲載された時にも、どんないきさつだったか、「藤よう」というペンネームで載せてもらっていたような気がするのですが…。

後で、当時の雑誌を引っ張り出して、確認してみようかな。

はっ。

ごくたまーに、ふと忘れた頃 「藤葉」 という名前のみで、このブログを検索して遊びに来てくれているような方がいた場合、もうここへは辿り着いてもらえなくなってしまうかもしれない可能性もあるのかな?

もしそんな事態が生じた場合、それは大変残念ですが、きっとこれから新しい出会いもあるでしょう、と信じて。

では、これからは 藤よう ですので、皆さんどうぞよろしく。