2007年5月31日木曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

五月も今日で終わりなんですね。

究極の暇人であるにも関わらず、ろくでもないことにうつつを抜かしているために毎日妙に忙しくて、あっという間に月日が飛び去っていくようです。


今更ですが…、「Supernatural」 セカンドシーズンのDVDをついに予約してしまいました。


夏頃に再び引っ越すことになるかもしれず、DVDの発売日付近に自分が一体どこにいるか最近まではっきりしなかったため予約を控えていたのですが、10月くらいまでは現在の住所にいるということがはっきりしたのと、いつも通っている近所のTSUTAYAでついにSupernaturalのセカンドシーズンのDVDのポスターが貼り出され、予約をすれば20%引きだというので(確かAMAZONとかの方が割引率は高かったと聞いた気はしますが)、文庫本の3巻目を(やっと)買いに行ったついでに予約してしまいました。

手元に届くのはまだまだ先だとしても、予約を入れたということで、なんだかもう半分手に入ったような気がして、嬉しい気持ちです。


そして、しばらくSupernaturalの新しいエピソードを追いかける必要がなくなったこともあって、ここしばらく枕元文庫に鎮座し続けていたジョナサン・ケラーマンの「A COLD HEART」をなんとか読み終わることができました。

この日記ではうんざりするほど触れてきましたが、最近の日課として起きている時間のほとんどを使って Slashを読んでいるため、ベッドに入って、さらに英語のペーパーバックを読むというのは、かなりの苦行で(笑)一日にせいぜい数ページという微々たる進捗状況だったのですが、ここ数日、強烈な眠気と戦いつつ(なんだか受験勉強を思い出したほど…)読み続けてついに!終了しました。

しばらく前の日記でも少し紹介したのですが、今回の「A COLD HEART」という作品は、私のお気に入りのアレックス・デラウェアシリーズと、ケラーマンのもう一つの女刑事ぺトラのシリーズがクロスオーバーになっています。

通常はもっと事件の張本人(被害者もしくは犯人)の生活なんかを追う描写が多かったりして、大好きなマイロとアレックスの仲良しシーンは本編にそれほど出てこないことが多いのですが、今回は、終始捜査側の視点で物語が展開していったこともあって、ぺトラの側の事件の進展を追うシーンも多かったわりに、マイロの登場シーンも豊富にあって楽しめました。

アレックスが長年の恋人のロビンと破局(ロビンとの破局も二度目か、三度目?)して、新しい彼女であるアリソンと付き合い始めたところ、しかも新しい彼女のアリソンもドクターで忙しくアレックスがポツンと一人で置かれていることが多いという微妙な状況ということもあり、寂しがりのアレックスは今回やけにマイロにくっついて行動していて(捜査に協力的という言い方もできますけど…)、また物語の影でマイロの恋人のリックが焼きもちを焼いていたのではないか、なんて思いました。(エンディングぎりぎりのところで、マイロがリックを伴って現れるシーンが数行出てきたりして、ちょっとにやっとした私…(笑))

今回、ぺトラのところに新しいパートナーが配属され、この Eric Stahl という軍の特殊部隊出身ながら影が薄くて得体の知れない感じの新しい登場人物も物語の重要なスパイスになっていました。今後のぺトラとエリックの関係にも俄然興味が出てきて、これでぺトラの新しいシリーズが出たらきっと読みたくなって、買ってしまうことになるのに違いありません。完全にケラーマンの作戦に乗せられています。
(腐女子心をくすぐるアレックスシリーズに対して、ぺトラシリーズは、男性社会で働く女性の孤独というか、-仕事もやりがいはあるけど辛い、恋もうまくいかない、私の人生っていったいなに?みたいな-そういう意味での「女心(OL心というか)」を鷲掴みにされることが多いのですよね。そしてどちらも私のツボを刺激されるということなのです。のん気なニート生活に入って随分経つのに、OL時代のトラウマからまだ抜けていないということでしょうか?)

本来は、この「A COLD HEART」の後に、「RAGE」という作品が続くのですが、O型の悪い癖でそちらを先に読んでしまったので、次は、最近また買ってしまった「GONE」という新しいペーパーバックを読み始める予定です。(ハードカバーでは既に次の「OBSSESSION」も発行されているので、それがペーパーバックで発売される頃までにゆっくり読めば、とも思いますが、今勢いがついてるので一気に読んでしまうかも…)

枕元文庫が一応一冊減ったので、Supernaturalの文庫3を加えようかと思いますが、現在本当に読書三昧の生活を送っていて、学生の頃から「本だけ読んで暮らせればいいのに…」というのが一番の願いだったことを思うと、(病気のことさえなければ)現在の状況は最高に幸せなのかもと思ったりもします。


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そしてTSUTAYAに行ったのは、半額レンタルが目当てですので、もちろんまた借りてきました。

ずっとちびちびと見続けている「The West Wing」サードシーズンの続き(4~7枚目)、「トゥルーコーリング」の続き(父ちゃんの姿も見てしまったのでどうしようか迷いましたが、この後、新しい展開になっていくのですよね)、そして、「ズーランダー」です。

ズーランダー」。

先日のAsylum コンベンションのレポートの中でも頻繁に言及されていた、「ジャレッドのブルースチール顔」。
ジャレッドのお気に入りの顔といえばとにかく「ブルースチール顔だろ」というジェンセンのあのコメントですね。

Fan girlsの間では、あまりに常識的な事柄であったためか、どのレポートにも説明が一切なく、私、ずーっとこれがなんのことなのか分からなくて(映画についても呆れるほど知識のない私…)、Asylumレポート日記の中でも触れることが出来なかったのです。

先日、某お方(ムー眠さんお忙しそうですね…)のブログへ遊びに行って、やっと分かりました。

「ジャレッドのブルースチール顔」とは、映画「ズーランダー」主人公の男性スーパーモデル、デレク・ズーランダーの決め顔のことだったのですね!

DVDの gag reel で、最終話の収録中(後?)らしい Impala の中、JDMが助手席で大爆笑している隣で、ジャレッドが頬を吸い込むようにして目を細めた顔をしていますよね。
(後部座席でまたジェンセンが超可愛い笑顔で笑ってましたっけ…)

あれこそが「ブルースチール顔」なんですね!

今日は、昼間からケラーマンを読み耽って消耗してしまったので、明日改めてゆっくり見てみたいと思っていますが、今から楽しみです。


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そして、QAFファーストシーズンも今確認にいったら(今日の午前中の段階ではまだ11話までだったのに)なんと一気に13話までUPされてました!(別の人が14話から先をUPしてくれているので、これで繋がります!)


これからゆっくり見てきたいと思います。


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そして今日のSlash。
(もういい加減に勘弁して!なんて泣いてる人もいますか?いえいえ、Hiatusの間、皆さんにもSlash三昧に付き合ってもらいます)


Sick!verse」です。(このリンクもArchiveです。第1話は一番下にあります。)

このお話は、決まって水曜日にUPされるということでも有名です。

最終回を迎えてからご紹介しようと思っていましたが、現在17章(!)でまだまだ物語は続いていくという感じなので、もうご紹介してしまうことにします。

病気のJensenを看病したある日、Jensenをそういう意味で大好きだ、と気付いてしまったJared。今度は逆に、看病して欲しくて仮病を使ってJensen を部屋に呼びますが、仮病がばれて Jensen は大激怒。
Jaredは心を入れ替えて、「真剣に好きなんです。お付き合いしてください!」とJensen にお願いを続け、なんとかそういう方向に向かいかけた二人なのですが…。

心に傷を抱えたJensenが、少しずつJaredに心を開いていきかけると事件が起こって、Jensen がまた心の殻の中に潜り込んでしまったり、それをJaredが何度も諦めそうになりつつも、でもやっぱりJensen が大好きで…。
この微妙な二人の関係が、読んでいて胸をきりきりと痛くしてくれる、これまたいいお話です。
最初のうち、Crack?と思うほど、のん気な可愛い感じのお話だと思ったら、お話が進むごことにJensenの心の傷がクローズアップされてきて、どんどん大変なことになっていきます。

皆さん、最近私が紹介するお話については、もう諦めてるかもしれませんが、これも第17章まできて、まだ!NC-17に到達していません。

その内、色っぽいお話をたっぷりご紹介する機会もあるかと思いますので、誰か一人くらいは諦めずについてきてくれるといいのですが…。


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最後にちょっとだけ。

LJで、最近ちょっと不穏な動きがあったみたいですね。

誰か(どこかのグループなのかも)の密告というか告発により、Incest を取り扱ったコミュニティーが軒並み削除された、というのです。
Wincest 全盛の Supernatural 関係のコミュニティーでも一瞬衝撃が走ったようなのですが、告発した人たちも「Fandom」については何も文句はないと言明しているということで、「Supernatural」に関しては、とりあえず騒ぎは治まったようです。

とはいえ、FandomではないIncest、(Fandomも含む)Pedophile(怖い単語なので和訳はつけません)の要素を持つサイト(今回は主に「Harry Potter」のサイトなどが標的になったみたいです)の中には予告なしに削除されたところもあったようで、海外のFandomサイトも今後は「お友達ロック」という形で閲覧対象を制限するような動きが増えてくるのかもしれません。

ちょっと寂しくはありますが、誰でもアクセスできるネットの世界だけに、行き過ぎた内容に警戒を覚える人も出てくるということなのかもしれません。(アメリカなどの場合、それが実際の犯罪に結びつくという現実もあるということなのかもしれません)

ファンが成熟して、皆がマナーを守って楽しむことができるようになるのが理想なのでしょうけど、サイトの内容にどこで線引きをするか、というのは、いつの時代も難しいところです。

変に取り締まりが厳しくなりすぎないこと、そして今後も質の高いSlashを読み続けていけることを日本の片隅で祈っている私です。

2007年5月29日火曜日

101回目の告白

本日、書き込みへのお返事を書こうとして日記を開いた時、あることに気付きました。

実はこれまで全然気にも留めていなかったのですが、前回の嘆願書への署名のお願いの回で、なんとこのブログ100回目の投稿を迎えていました。
ただただ日々妄想のみを吐き出しているだけの日記なので、100回目だからどう、ということは別に何もないのですけども。

今までの人生で、日記なんか三日坊主すら続かなかった私が、この5ヶ月で100回も日記を書いたなんて!それを思うと、今更ながらSupernatural および J2 の二人の魅力&威力に感服します。

ということで、今日は一応自分へのご褒美としてビールをちびちびやりながら、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。(大げさ!)



***



昨年、夏の終わりか秋頃だったと思います。
ある日、北関東のとある田舎町で一番大きなレコード店(HMVとかではありません)に行きました。DVDコーナーの近くに、近日発売とかレンタル開始のチラシを集めて展示してあるコーナーがあって、私はCDを熱心に物色している夫から離れ、なにげなく一枚のチラシを手に取ったのです(この時夫はよりにもよって“なぎら健壱”のCDを買い、早速帰りの車の中で聴かされたことをぼんやり覚えています)。
それは文庫本を開いたくらいの大きさの冊子状に折りたたまれた小さなチラシだったと記憶しています。


「イケメン兄弟が、超常現象に立ち向かう!」


とかなんとかいう煽り文句に、長年の熊男フィルター装着のため本当にこの兄弟がイケメンなのかの判断はつかなかったものの(…)、X-Filesの最終シーズンの後、熱烈な興味の対象を失って、しばらく抜け殻のようになっていた私は、「超常現象と戦いつつ、兄弟は行方不明になった父親を探し続ける」というようなあらすじを読んで、このドラマのDVD買うかも…、なんて「なぎら健一」の昭和歌謡を聞き流しながら夫に告げたことをことを思い出します。

冴えないきっかけですが、これが、私が 「Supernatural」 というドラマを知った、一番の始まりでした。

その後、「Supernatural」のレンタルが開始されてもなかなか「最新作!」という文字が前面で踊っている間は手を出す気になれず、確か11月くらいになって、北関東のとあるTSUTAYAで 「いつでも半額レンタル中」 となったファーストシーズンのDVDの一枚目をまず借り、兄弟はなかなか仲がいいけれども、女性ゲストの存在もかなり鼻についた(すみません、根っからの腐女子で…)初期のエピソードに、この先ちゃんと面白くなるのか?という一抹の不安を抱えた私。

それから実は一ヶ月ほどの間を置いて-この空白の一ヶ月はどういうことかというと、急遽、東海地方への引越しが決まったりしてバタバタしていたのです-、引越し先のTSUTAYAで改めて次の2枚目と3枚目のDVDを借りました。
ここまで観てくると、兄弟二人きりで父ちゃんを探し続ける切ないロードムービーに、X-Filesにどうしようもなくはまっていった時の fan girl としての感覚がありありと蘇ってきました。
そしてついに、その2枚のDVDをTSUTAYAに返却にいったその足で、「Supernatural」のDVDセットをまとめ買いして、一気に最終話まで息もつかずに観て。

クリフハンガーのとんでもない最終話のエピソードに 「この後どうなるよう!!!!!」 と絶叫しつつ、この時には「Supernatural」というドラマに完全にやられてしまった自分をどうにも否定することができなくなっていました。

久々にめらめらと燃え上がった腐女子心をどうにも治めることができずに、いい年をしてどうしてもこの妄想を分かち合えるお友達が欲しくなって、恐る恐る日本の腐女子サイトを探そうとしてみるものの、昨今の日本腐女子サイトのあまりの敷居の高さに怖気づいて足を踏み入れることができないまま、それでも溜まりきった妄想を吐き出さないことには死んでしまう!と、年明け早々なんとこのアナログ人間が無謀にもブログを立ち上げ…。

さらに日本の腐女子サイトへの探索を諦めた私は、X-Filesでの経験で深みにはまったら大変なことになると重々承知していたはずの海外Slash にどうしても我慢できずに手を出した挙句、しかも今回は、なんとRPSという未知の世界にまで足を踏み入れてしまい。

挙句の果てには、ファーストシーズンのクリフハンガーにはなんとか耐えたくせに、Spoilerありの最新Slashを読みたい一心で、結局セカンドシーズンのエピソードまで追いかけ初めることになり。
(この頃、自分の日記だけでは充分にガス抜きできず、某marsaさんには常識では考えられないほどの長さのメールを送りつけたりして…、大変ご迷惑をかけてました。今振り返ると冷や汗が出ます。)

日本の腐女子マナー?わからないの、許して!と、伏字なし、実名全開で、妄想日記を書き続けている内、なんとちらほらと日記へ書き込みをしてくれる人も現れるようになりました。

ドラマの感想日記だけでなく、日々読み漁るようになったSlashのことも日記に書き始めた頃、「Slashを読んでみたい」とか「Slashを読んでいます」なんて仰る方まで現れてどんなに嬉しい思いをしたか!

海外の Fan girlsの情報や、Slashの元ネタになったインタビュー記事で「面白い!」と思ったものなんかを日記に載せるようになると、「Slashには、全く興味はないのですが…」なんて仰る方が書き込みをしてくださるようになって、それも大きな驚きであると共に、私などが知りえないような色々な情報を逆に教えていただくことも多くなり、私が日記を書いているのはまさに双方向のネットの世界なんだということを不思議な感覚を伴って実感するようになってきました。

そこからエスカレートして、まさか「Paley event」の全編を翻訳することになるとは(といっても穴だらけで…とても翻訳などというのもおこがましいですが)…、これはあまりに冒険しすぎた、と冷静になった今はツクヅク思っています。

裏番組に強敵が揃っていて、「Supernatural」サードシーズンの続行が危ういかも、なんていう噂をききつけると、海の向こうのFan girlsの強烈な興奮ぶりに完全に乗せられて、この日記を読みに来てくださる方々にむけて、サードシーズン続行を求める手紙を集めたり、ドラマの人気投票への投票を依頼したりなんていう活動にも手を出すようになったりして、子供の時からの人見知り&引っ込み思案で自分から何一つ行動を起こしたことなどなかった私が!と、本当に自分で自分に驚くほどです。


***


現在この僻地の日記をどのくらいの方たちが読みに来てくれているものか、相変わらず検討もつきませんが…ぽつ、ぽつ、と新しい方の書き込みが現れたりすると、妄想だらけの日記でも僅かとはいえ新たに興味を持ってくれる人がいるのだと、また嬉しい気持ちになり。

この日記内では触れてきませんでしたが、高校生の頃からBL作家を目指して小説を書いていたりしたこともある私としては、読者がいる、そして日記の内容に感想をもらえるということは何よりも大きな励みになります。

そして毎日これほどSlash三昧で生きていると、最近、自分でもSlash書こうか、なんて誘惑に駆られたりして、いやいや何言ってんの!無理無理!目を覚まして!なんて自分にビンタしたりして(笑)

ひょっとして、この日記を初期の頃から読んでいる方の中にはご存知の方もいるかもしれませんが、Supernaturalに嵌る直前、一瞬大昔の熱がぶり返して、ちょこっとだけ某Fanficを書き始めたことがあるのです。そういえば、あれもなんとか終わりにしないと…。

更には、病気療養中の無職の身で、自由に使えるお金が欲しいがために、お小遣い稼ぎにBL雑誌にまた投稿しはじめようか…、なんて思ったり。
最近本屋に行っても気恥ずかしくてそのコーナーに近寄れないのですが、いまだにBLの小説雑誌って売ってるのでしょうか?私が昔投稿していた小Jは、確か廃刊(休刊?)になったのですよね?
最近のBL事情に詳しい方がいたら、教えていただきたいところです。
(って、本気で投稿するつもり?)



なんだか妄想はふくらむばかりで、一向に落ち着く様子を見せません。


そんなこんなで、なんと日記も今回が101回目


思えば遠くへ来たものです。

秋からは、Supernatural サードシーズンも始まります。

ということで、まだまだこれからも妄想日記は、続いていきそうです。

皆さん懲りずにお付き合いいただけると、嬉しいのですが。




次回は、ファーストシーズン第16話の妄想日記を…、と思っておりますが。

「Shadow」、これも手強いエピソードなのですよね。

またSlashに逃げたりしちゃうかも…。

2007年5月28日月曜日

Supernatural ファンイベント開催の為のWEB署名嘆願書

日本のサイトをほとんどめぐることのない私ですので、ちょっと(物凄く)出遅れてしまった感もありますが、この企画ぜひともご紹介させていただきます。






です。(署名期間は2007年5月20日~2007年6月20日までです。)

この日記を読みに来てくださる情報通の Japanese fan girls は、既に投票済みという方も多いでしょうが、ひょっとしてまだ、という方もいるかもしれないので、こんな僻地の日記ですが、票の取りこぼしのないようこの日記でも選挙活動させていただきます。

この企画のことを知って以来、すぐさまご協力したい、とは思ったのですが、私の日記はあまりに「腐」の傾向が強いため、へたにご協力を願い出てかえってご迷惑になってしまったりしたら、という恐れのため、今回の発起人の一人である、睦月さん宛てに 「ご協力差し上げること、お許しいただけるでしょうか…」 とお伺いを立てておりました(笑)

このたび快く承諾をいただいたので、早速日記を投稿します。

Asylum convention…、Blogger day…、Vancouverの撮影所で…、海外での J2とファンの間の仲睦まじい交流の様子をこれまでどんなに羨ましく見てきたことでしょう!

日本にも Jensen&Jared の生の二人に会いたい!!!と願っている Fan girlsは、大量に生息している、ということをどうも今一つやる気の感じられないジャパンワーナーに見せ付けてやる大きなチャンスです。
(つい先日、理想の観光客世界一の座を獲得した、日本人です、某国でのように、J2に飛びついたりなんてことは決してしません。しかも世界有数の裕福な国です。DVD購入でも写真でもサインでも「Coffee talk」でも金に糸目はつけません、よね?)


実現したら、皆さん!


「Winchester sandwich」の具になって、J2とのスリーショット!!!


なんてことも…。あー、貧血起こしそうです…。

あ、そこで倒れている人、なんとか起き上がって、お友達もつれて投票に行って来て下さい。


ということで、今更遅いよ、と笑われてしまいそうではありますが、嘆願書へのご協力のお願いでした。

2007年5月27日日曜日

The Plight of Clownana

YouTube の海で泳いでいるとおかしなものに出会います。

皆さん、Jensen で検索して、バナナの着ぐるみが出てくるおかしなVに出会ったことはありませんか?

私はしばらく前に、そんな経験をして、?????と思ったまま、(いつもどおり)特に深く考えも調べもしなかったのですが、またまた、お気に入りの作家さんの日記から(私の情報源はこればっかりです)衝撃的事実を知りました。

日本の情報通の Fan girls からは、なにを今更!と鼻で笑われてしまいそうですが。

この 「The Plight of Clownana」(Clownana の窮状)というミニドラマ、Jensen がプロデューサーおよび監督を務めた作品なのですってね。

しかも物語の最後、Clownanaに襲い掛かる町のならず者達の中に、Jensen と Chris Kane も入っているのだとか。

Jensen がどのならず者なのか(帽子から金髪がちらっと見えている人のような気がするんだけど…だとしたら帽子の他にカツラも被ってる?全然違うかも、また後でゆっくりみよう…)、はっきり分かりませんが、Chris は、Clownana のライバル dildo manにやられているのがそうですね。

この作品には、Jared の親友 Chad も出演中の One Tree Hill に Rachel 役で出ていて、Jensenの Ten Inch Hero でも共演しているDanneel Harris までゲスト出演しているというのですが…。

もちろん、もうとっくに見てます!という方も多いでしょうが、一応貼り付けておきます。


The Plight of Clownana(Part 1)

The Plight of Clownana(Part 2)


町の人気者だった Clownana、ある日、道路の向かいにオープンした Porn shop のマスコット dildo man が現れて…。

二人のダンスバトルがまた、妙におかしいのですが、dildo man が雇った小人ふたりと三人でのダンスも…、なんだかキュートです…。

Wincest なんかがおばあちゃんの目に止まったりしないことを祈るなんて言ってた Jensen だけど、基本的に、本当にシモネタ好きってことなんですね。


***


ということで、ここで Slash をまたまた一つご紹介したいと思います。

この作品は、「いつか Crack祭りをやるときのために」 とずっと隠し続けてきたものなのですが、Clownana に対抗するためには、これを出すしかありません。


padildo!verse」(これもArchiveのリンクです。第1話はページの一番下にあります)


「Clone-A-Willy」というタイトルの作品からスタートしたこの超おかしな Crack 作品。

ずっと離れて暮らしているサンディーへのバレンタインのプレゼントとして、Jared は、ネットで注文して自分の分身を作った、というのです。

Padildo という絶妙のネーミングの意味、これでわかったでしょうか?

ゲイであること、そして Jared に片思いし続けていることを必死に隠し通している Jensen が、この Padildo に悩まされて!おかしいながらも、切ない、いい作品です。

一作目を読んでから、続きが投稿されるのを毎回首を長くして待ち続け、最近、三部作(1, 2, 3a, 3b) が完結しました。

Crack とは、以前にも説明したとおり、ストーリーやキャラクターの設定がとんでもないことになっている、おふざけストーリーのことです。
なので、このお話の J2 のキャラ設定も妙におかしな感じなのですが、うまい人が書くと…、この設定で…、と思いつつ、いつの間にかストーリーに入り込んで、Jensen たちと一喜一憂してしまうことになるのです。


本当に連日の Slash 攻勢ですみません…。

2007年5月26日土曜日

今日もSlash…って言っていい?

今日も懲りずにSlashです。

だんだん私の読書日記か、覚書みたいになってきましたが…。

とにかく日々大量に読み漁っているため、いいお話を読んでも、よっぽどのことがない限り、記憶から消えていってしまうので、この機会に、ちょっと頭を整理する意味も兼ねて、最近読んだものの中から印象に残ったものを紹介してみたいと思います。

今まで、お勧めSlashというと、なるべく短くて気楽に読めるお話をと思ってきたのですが、今回は読んだSlashの覚書ということで、読み進めるには、かなり手強い作品ばかりになってしまうかもしれません。



とはいえ、最初くらいは短くて軽いものをということで、最近少しずつ読み始めた Wincest から、

People Livin' In Competition」。

これは、兄弟のいつもエスカレートしがちな 「いたずら合戦」が、今回はおかしな方向に進んでいってしまう、というお話です。
短くて、楽しいお話ではあるのですが、(私が感じる)Wincest 特有の緊張感とでもいうような雰囲気があって、「ああ、これがWincestの基本なんだなー」としみじみ感じた作品です。


そして次は、「among these red pieces of day」。

上の作品に隠れている兄弟の間の緊張感を更に強烈にした、という感じ。
ディーンはサムが一番大事で、サムはディーンが一番大事で。二人の気持ちが向かう方向は一つしかないんだけど、二人は、まず兄弟であるので…という、まさにWincestの基本理念とでもいうか…。
このお話では、「Playthings」で酔っ払いサミーがディーンの顔をあのでっかい両手で挟んだ時、サムはキスするつもりだった、という解釈が物語の根底にあって、二人の間の緊張感をひっぱり続けます。

2,935 words。NC-17ということなのですが、本当の本番はこの物語の後、という印象も。

Wincestでも、もっと気楽な、「とにかく兄ちゃんとやりたいんだ!」とか、 「サミー、つべこべ言わずにとにかくやっちまおう!」 みたいな話もあるのだと思うのですが、今の所、お気に入りの作家さんのお勧めにしたがって手探りで読んでいる段階なので、どうも同じような傾向の、いいお話だけど、兄弟の心境を真剣に読み取っていくうちにかなり消耗させられる、というようなお話が多いです。



消耗ついでに、RPSも長~い作品をご紹介してしまおうと思います。

The Jared Padalecki Untitled Project
(このリンクはArchiveです。第一話はページの一番下にあります。)

またまた第10章まである長編です。
NC-17になってるのは、最後の10章だけなのですが、そんなのもう関係ない!
最初から胸がきゅーーーっっとなったまま、その締め付けがいつまでも解放されないような、切ないお話で、長いお話ですがもう一気に最後まで読んでしまいました。

Supernaturalの契約続行に Jaredがサインしなかった!ということから、殴り合いの喧嘩で別れて以来、もう2年間も口をきいていない二人。
最近俳優の仕事もろくにしていない Jensen のところに、ハリウッドの売れっ子映画俳優となった Jared との共演の話が舞い込みます。

仲たがいしている二人って、なんでこんなに胸をくすぐるのでしょう…。

Jared に裏切られた、Jared は自分を見捨てていった、と恨みを抱きつつも共演の話を受けたJensenと、2年間、ずっと仲直りの機会を待っていた Jared。

Jared は、なぜ契約続行のサインをしなかったのか、Jensen はなぜ今回の共演の話を受けたのか、細かい裏話を全部ばらしてしまいたいほどですが、このお話はぜひご自分で読んでみてください!と強くお勧めしたい作品です。



最後は、本日読んだばかりの Word Count: 24,976語という長いお話。これも RPS かつ AU で、

On Your Mark

なんと、このお話の中のAUでは 「Jared is a high-priced assassin」(ゴルゴ13?)なのです。
Jared が依頼された今回の暗殺相手(Mark)は、Jensen。
身辺調査をしてみるものの、Jensen は、どこをどう調べても普通の変哲のない一般人で、しかも渡された資料の古い写真は 「超可愛い」のに、現在の Jensen は、オタクみたいな最悪の趣味の服装にビン底眼鏡をかけ、全く冴えない人間になってしまっているのです。

暗殺に踏み切れないまま、2週間も Jensenの姿を見守り続けているうちに…。

ご都合主義、と言ってしまえばそれまでですが、このところ消耗する話ばかり読んでいた私としては、深刻になりすぎず、楽しく読めた作品でした。
J2の二人、どんどん大変な事態に陥っていってしまうのにも関わらず、そんなことよりもお互いが気になってしかたない、みたいな感じになってしまって、それも読んでいて微笑ましいところ。
文句なしのハッピーエンドで、最後のリバーシブルも、「う、うん、ま、OK」と許すことができました。(高速スクロールは出てしまったけど…)


連日のSlash攻撃で…、皆さん、もうちょっとお疲れでしょうか?

それでも誰かついてきてくれていると嬉しいのですが。

2007年5月25日金曜日

惜しい!(Slashって思うようにいきません…)

相変わらず、飽きもせず Slash を読み続けています。

しかし読んでいく話がことごとくハズレ、という日もあります。

また、ある意味当たりなんだけど、でもやっぱりハズレ、という日もあります。

何を持って当たりとするか?

それはもちろん、Jensen(Dean)受の良質の作品に当たった時です。

ハズレは、Jared(Sam) 受のそれほど良質でもないお話を読んでしまった時。

ある意味当たりなんだけど、でもやっぱりハズレは、物凄く良質のお話なんだけど、いざそのシーンになったら…、後はもう言わなくてもお分かりですね。


なんだかここ数日、当たりなんだけど、でもやっぱりハズレ!という話ばかりに出くわしている感じで、すごく微妙な心境に陥っています。

しかも私は長~いお話を読むのが好きで、1万語~2万語なんていうお話を延々読み進めていった挙句、よかった!やっと結ばれるのね!ここまで応援してきた甲斐があった!なんて喜んでいると…。

ああ~~~!!!そっちなの???………ぐぅぅぅ…

と、妙に早いスクロールでお楽しみシーンを素通りしなければならない時の衝撃といったら!!!



今日は、厄落とし、というのも変ですが、これまでに、

物凄くいいお話だ!!!と断言できるのに!どうして!!どうしてなの!!!

と、私に絶叫の声を上げさせた数々の作品を一挙公開してみたいと思います。




まずは RPS で、 「Don't Let It Go To Waste」。

このお話は、以前の日記でも触れたことがあるのですが、幼馴染 J2 という AU のお話です。
子供時代の二人のエピソードがとにかく可愛くて、何度も声を上げて笑わされ。
思春期を迎えた Jared がどんどん Jensen に片思いを募らせていく様子も、本当に胸が痛くなるようで、ストーリーはまさに絶品なのに…、ど、どうしてなの????
(でもあまりに可愛い子供時代が読みたくて、いまだに時々読み返したくなったりしてます…)


お次は 「The Wedding Date」。(このリンクは Archive です。第一話はページの一番下にあります)

このお話では、Jared は、ゲイであることをカミングアウトしているのですが、テキサスのお母さんは、そんな息子に、大喜びでいい彼氏を見つけてあげよう、なんて大騒ぎするほどの世話焼きで。
いとこの結婚式に出席するために実家に帰ることになった時、お母さんのちょっかいを避けるため、なんと Jensen を恋人として一緒に連れて帰ることに。(しかも、Jensen からの提案で!)
このお話に出てくる Jensen が妙に可愛くて、能天気なお母さんや、これもなんだか能天気な Jensen に囲まれて、色々悩みの多い Jared も可哀相なんだけど微笑ましくもあり、第10話まで続いた連載を毎回楽しみに読み進めていった挙句…。ええっっ!!嘘でしょ???と…。
(これも、Jensen と Jared のやりとりが可愛くて、きっとまたいつか読み返すことになりそう…)



そしてこれは、5月23日に投稿されたばかりの、「Anchor My Soul No More 」。

これを書いた作家さん、TempestQuill という人、うまいんです。でもいつも Jared 受なんです…。
毎回、今度こそ、反対になってるかも…、と期待をかけて読んでしまうのですが…。どうしても、ハズレてしまうのです。
今回の Word Count: 13,030語(とほほ…)という作品の Pairing は、Jensen/Sam という、RPS と Wincest のクロスオーバー。
Jensen は、SPNの撮影中、Sam に恋してしまいます。
え?それは、Jared ってことでしょう?と思うでしょうが、そこがこの作家さんのうまいところで、Jensenが恋しているのは、間違いなく Sam なんです。
RPS と Wincest のクロスオーバーでは、最近では既に基本設定のようになりつつあるのですが、SPNは、実在する Winchester一家をモデルにした、実話に基づいたドラマ、ということになっています。
このお話の中では、Winchester一家は全員死亡しているのですが、撮影の度に、Jared に Sam が憑依していて…。Jensen のキャラクターも可愛い感じで、今回こそいけるかも!と思ったのに…。



次は Wincest なのですが、「A Priori」。

これは Fanfic では、ある意味おなじみのテーマともいえる Amnesia (記憶喪失)を主題に据えています。名作と言ってもいい、高品質の作品です。Word Count: 17,672 語という大作。
あらすじを書こうとすると、頭からネタバレになってしまうので、あらすじすら書くことができませんが、キャラクターも良く練られていて、エンディングも、ちょっと意表を突く展開が待っています。
悲劇のようでいて、ハッピーエンドのようでもあり、その判断は読者に任される、という感じでしょうか。
このお話は、厳密には完全なハズレではなく、ハズレに近いリバーシブル(くぅぅ~惜しい!)という感じ。



ここまでご紹介したお話、皆よく書けているし、いいお話ばかりなのです。

そのシーンの手前までは、ぜひ読んでいただきたい!と、お奨めしたいとすら思いますが。

なのに、なのに、なのに…。はあ~あ。

ほとんど(全部かな…)1万語を超えるほどの大作なので、無理強いすることもできませんね…。


と、脱力してばかりもいられないので、最後に、安心して当たりです!と言える作品を一つ。


最近、私がすっかり虜になっている、jayhawk さんの 「Stupidly In Love」です。

Jared がチアリーダー、という AUです。
(もちろん女の子をリフトする、ごつい土台メンバーってことです)
Wordcount: 6339語…、ちょっと長い?
(でも、面白くてあっという間に読み終わってしまいますよ!)

二人とも高校生(Jensenが一学年上)の幼馴染で、Jensen は、タイトル通り、もうずっと Jared に熱烈に、でも密かに片思い中です。
Jensen は、自分がゲイであることを Jared に告白してありますが、二人は変わらず仲良しの親友で、いつもつるんで遊んでいます。
自分の気持ちを知らない Jared の前で、必死に親友を続ける Jensen と、Jensenは、別の友達(Chris)に恋してると思い込んでいて、Jensen の恋がうまくいけばいいと思いつつ、Jensen が傷ついたりするのは許せない、と思う保護欲のような気持ちも持っている Jared とのやり取りが、胸を摑まれるような、可愛くて、切ないお話に仕上がっています。


Slash って、本当に面白いんですよね。

思い通りの作品ばかりじゃない、ってところも、本当の当たりに出くわした時の幸せ感が一層大きくなる要素なのかも、なんて自分を慰めつつ、明日もまた Slash Archive の大海へとダイブを続ける私なのです。

2007年5月24日木曜日

X-Files Slasher の見たSupernatural その20

なんと一ヶ月ぶりのファーストシーズン妄想鑑賞日記です。

この妄想日記も20回を数えるまでに至りましたが、エピソードはまだ15話目なんですよね…。
本放送もHiatusに入ってしまったので、またぼちぼち取り掛かることにしたいと思います。


お気に入りの連続ドラマで、DVDをセットで持っていたとしても、全てのエピソードを見返すことって、少ないですよね。2回目以降の観賞では、お気に入りのシーンや、好きなエピソードばかりを集中的に見返すことになるのではないか、と思います。

X-Filesは全部好きだ、なんて大きなことを言ってきた私ですが、見返すのを無意識に拒否してしまうエピソードも幾つかあります。

中でも4thシーズンの「Home」というエピソードは…。

たぶん現在 Supernatural を製作しているCWなんかではとても作れないような(というか、作ってもとても放送できない)エピソードではないか、と思います。
天下のFOXでさえ、実際の放映時には、倫理委員会からのクレームで冒頭シーンの音声を変えているほど。(DVDでは、「オリジナルの音声」を選ぶと制作時のままの音声で観賞することができます。今回はこれを選択しました…)

どんなにグロいモンスターも、恐ろしい超常現象も、もういい加減免疫ができた、へっちゃらだと思っている私なのですが、このエピソードでモルダー達が立ち向かうのは、歪んだ「人間」なのです。

この「Home」というエピソードは、とにかく、とにかく、とにかく不気味で、二度と見返すことはできないかも、とずっと思っていましたが、今回、SPNの第15話の妄想日記を書くにあたり、ふと思い立ってもう一度見てみることにしました。

このエピソードには、ピーコック一家という、南北戦争の時代から頑なに自分達一家の地所で、自分達だけでほぼ自給自足の生活を行っている家族が出てきます。
自分達だけ、という表現がまさに文字通りであるところが最大のポイントで、この家族はなんと近親婚でずっと命を繋いできているのです。

さらに、全編に渡り Johnny Mathis の "Wonderful, Wonderful" という甘く幸せな歌声が、BGMのように繰り返し流れて、シーンの不気味さがさらに際立ちます。

ということで、何年か振りにみた「Home」やっぱり不気味でした。(本当に!よくこんなのを放送できたものです!)

でも相手がモンスターや超常現象に関係ない、つまり X-Files の範疇でない、と判断した時のモルダーの力の抜け方は相変わらずで、どんな時でも真面目に仕事の手を抜かないスカリーとのやり取りがとっても可愛いということも思い出しました。

詳しいストーリーは…、見てみよう、という度胸のある方にだけ、ご自分で確かめていただくことにして、この日記では今回触れないことにしようと思います。



***



そして本日の本題である Supernatural 第15話「the Benders」。
このエピソードを最初に見た時、思い出したのは上で例に挙げたX-Filesの「Home」でした。

来日した Jensen が、どんなモンスターよりも、ゴーストよりも、一番怖いのは「人間」とインタビューで語ったのが奇妙な偶然のように感じますが、Supernatural ファーストシーズンのエピソードの中で、やはり「怖い人間」の出てくるこのエピソードは、私の中の見返さないリストのトップに入ってしまったため、実は今回の日記を書くにあたって、本当に久々に見返しました。(セカンドシーズンを見始めたりしなければ、きっと見返すこともあったのだと思うのだけど…)

改めて見てみると(というか、「Home」を見た後では)、全編こんなに爽やかだった?と拍子抜けしたくらいで、当初感じた不気味さや怖さはほとんど感じませんでした。

しかも、SPNセカンドシーズンの最終話を見届けた後では、いなくなってしまったサムを心配するディーンの台詞の一言一言が!「このファーストシーズンのエピソードでも、そんなことを、その言葉で、そんなにはっきりと言ってたの???」と驚きさえ伴って胸に突き刺さって…。

オープニングクレジットを見ると、このエピソードの脚本、John Shiban だったんですね。
X-Filesのあれだけ膨大な謎と陰謀をなんとか筋の通るストーリーに仕立て上げていた John、さすがに抜かりない!と頭が下がりました。
シリーズをずっと追いかけて応援している(マニアな)ファンのため、全編をとおしてのMythology の設定が揺らいだりすることのないよう、ちゃんと筋が一本通るように、キャラクターの台詞に気を配って脚本を書いていることが伺えます。

オープニング、近所のおじさんが何者かに車の下に引きずりこまれるところを目撃してしまった小さな男の子のところに、州警察を装った兄弟がやってきます。

「モスラ対ゴジラ」なんかの話題で、またひとしきりディーンがオタクぶりを披露したりしていますが、サムというかJared、私もっと後のエピソードでのタオルシーンを見るまで、多分ずっとJaredについては、一番最初の印象のままの、ひょろひょろ背の高い子という認識しか持っていなかったのだと思うのですが。

州警察の制服姿なんかをみると、既に首も太くて、かなり大きくなってきてますね!

男の子の証言による「Whining growl」というモンスターが立てた物音以外、これといった収穫もなく、兄弟も一応地元のバーにやってきて事件を検討はしてみるものの、ディーンはダーツを投げながら「これって、ただの誘拐事件で、俺達の仕事じゃないんじゃないか?」と、珍しくそれほど仕事に乗り気じゃありません。
(ストーリーの初め、X-Filesの匂いがしなかった「Home」では、モルダーは子供が忘れて言った野球のボールでずっと遊んでいたり、モーテルでも、資料を真面目に検討しているスカリーのそばで、映りの悪いテレビのアンテナを手に持って、なんとか電波をキャッチしようとしたりして、全然仕事をする気がありませんでした。)

とはいえ、父ちゃんもこの地域をチェックしていたとわかって、一応明日から調べてみるか、と決まり、早速モーテルに行って休もう、と言い出したサムに

Dean: “You really know how to have fun, don’t you, Grandma?
(ばあちゃんって、本当に楽しみ方ってもんを知ってるよね、違う?)

と、いつもどおり軽く憎まれ口を叩きつつも、「小便してからいくから、先に外に行ってろ」と別れ、ディーンが外に出てみると、Impalaのボンネットの上に事件の資料と父ちゃんの手帳だけを残したまま、サムは忽然と姿を消していたのでした。

父ちゃん調べで、州内でも人口比でもっとも行方不明者が多いというこの町で、大切な弟の姿を見失ってしまったディーン、「Sam! Sammy!!」と声を張り上げた後、がらんとした道路の真ん中に立って、ため息のように「Sam」と呟く姿。

どうしてもセカンド第21&22話のディーンの姿が蘇ってきてしまいます。


道路の監視カメラに目をつけ、再び州警察のIDを使って地元の警察に協力を求めにやってきたディーン。

この後、Super-wiki にも詳細が乗っている、警察保有の兄弟のプロフィールがパソコンの画面に現れますね。


Samuel Winchester: 1983年5月2日生まれ、身長6’4”、体重180~190ポンド、茶色の髪に茶色の目、特に際立った Marking(生まれつきのアザとかかな?) や刺青はなし。

そして、兄のDean Winchester: 1979年1月24日生まれ、ミズーリ州セントルイスで死亡。身長6’4”(Shapeshifter 死ぬ寸前にサムに変身しようとでもしてたんでしょうか…)、体重175ポンド(死体を計量しているから、断定的です)、茶色の髪に瞳はグリーン、やはり特に際立ったMarking や刺青はなし。
死の直前、セントルイス地区で起きた連続殺人事件の重要参考人とされていた。
(このディーンのプロフィールは、セカンドシーズンの「Nightshift」のエピソードの後、書き換えられることになるんですよね?)

殺人の容疑者?という保安官に。

Dean: “Yeah, Dean. Kind of the black sheep of the family. Hansome, though.
  (ああ、ディーン。一家の厄介者ってやつでね。ま、ハンサムなんだけど。)

この Hansome, though の時のディーンのおすまし顔が可愛いです。
(この日記では、ディーンのことを余りに Low estimate だ、と散々語ってきましたが、ディーンのこうした自分の容姿に対する顕示欲は、また別の意味で考察に値しますね。「ディーンは自分の可愛さが武器になることを絶対わかってる!」っていうやつです。)

監視カメラの写真を入手するための申請書を手に立ち上がったディーン。

Dean: “Officer, look, he’s family. I kind of… kind of look out for the kid. You gotta let me go with you.”
 (あいつは家族なんだ。俺は、このガキの面倒を見てきたって感じで…。俺も捜査に関わらせてくれないかな。)


それは出来ないわ、と答えるOfficerに、ここの郡じゃ、かなりの数の行方不明者が出てるけど、戻ってきた人間ているのか?

Dean: “Sam’s my responsibility. And he’s coming back. I’m bringing him back.”
  (サムのことは俺に責任があるんだ。で、あいつは戻ってくる。俺が連れ戻す。)


ディーンが兄ちゃん心と愛情を全開にして、Officerと交渉している一方で、檻の中のサムが目を覚まします。
この恐ろしい一家、獲物を檻に入れる時には、決まってTシャツ一枚にするんですよね。
一番最初に見たときには、サムの体格になんかまだ全然注目していなかった第15話、今こうして見直してみると、(まだまだ細いけれども)サムいい身体してますね。

檻を掴んで揺するサム。なんとなくそのまま檻を壊せそうな気もしますが…。


再び場面は変わってディーン、サムがいなくなった時間帯の高速道路の監視カメラの写真には、ボロボロの車体に真新しいナンバープレートをつけた不審な車が写っていました。
写真を見ているディーンたちの背後をいいタイミングで「軋る」ようなエンジン音を立てて走っていく車が一台。
男の子の聞いた「Whining growl」という物音の正体がなんだったのか、にディーンは思い当たります。


再び画面はサムに。檻の上部に摑まって両足で檻を蹴りつけたりしていますが、檻はびくともしません。

この獲物の保管所でのサムとジェンキンス氏とのやりとり、ディーンの切羽詰った感じと対照的に、なんだか妙にのん気で笑えます。

ジェンキンスさんは、「Ned Beatty time」が始まるって警戒してるんですけど、私は見たことありませんが、『脱出』という映画でネッド・ビーティがRedneck (直訳では無骨な田舎者という感じ、映画では山男なんですか?) にアナルレイプされる、という衝撃シーンがあって(あの大きなおじさんが?!)、ジェンキンスさんとしては、謎の男達はレイプするためにハンサムガイ(?)を誘拐してきてはストックしていると推測してるんですね。「脱出」ってそういう映画なんですか?
今度機会があったら見てみようかな…。


サムはそんなジェンキンスさんの意見を全然相手にしていませんが…。
どうしてこの子はこんなに平然としてるんでしょう。
今回の事件が、Supernaturalには関係なくて、ただの人間が相手だと知って、大したことないや、って思ってるんでしょうか?

謎の男達、サムには食事をあげませんね。さらってきたばかりの内は気が立ってるから、大人しくなるまで食事も与えないということなのか…。
一番最初に見た時は、あの食事の材料もひょっとして…、なんて思って、本編にははっきりとは出てこないけど、一家の家の中の骨や歯のコレクションを見ても、その可能性が高いですよね。サム、食事をもらわないうちに逃げ出すことができて、よかったのかも。

このシーン、ヘンゼルとグレーテルをちょっと思い出しました。魔女がヘンゼルにご馳走を食べさせるのは、後で殺して食べるためってことですもんね。
(ヘンゼルとグレーテルって言えば、森の中に転々と落ちているM&Mのことも思い出します(笑)あの時は、ディーンがヘンゼルでした)


一方のディーン、IDの嘘がばれてしまいます。
でっぷりした黒人男性の写真を見せられながら、いくらか体重が落ちたし、マイケル・ジャクソンと同じ皮膚の病気で…、なんて言い訳を始めるものの、首を振り車から降りてちょうだいという Officerに、「サムを見つけたいだけなんだ。俺が、嘘をついているかどうか、俺の目を見てくれ」と、飛び道具を出すディーン(これ、SPN版PB のS2第19話でも美人弁護士さん相手にやってましたよね。)ですが、Fan girls なら間違いなく一発でやられてしまうこの作戦にもそれほど揺らいだ様子をみせない Officer (さすが!)に、最終兵器を持ち出します。


Dean: “When we were young, I pretty much pulled him from a fire. And ever since then, I’ve felt responsible for him. You know, like it’s my job to keep him same. I’m just afraid if we don’t find him fast…Please. He’s my family.”
  (俺達が小さい頃、俺はあいつを危ないところで火事から救い出したんだ。それ以来、俺はあいつに責任を感じてる。つまり、あいつを危険な目に遭わせないっていうのは俺の仕事だ、みたいにさ。もしあいつを早いとこ見つけてやらなかったら、どうなっちまうかって…、とにかくそれが怖いだけなんだ。…頼むよ。あいつは俺の家族なんだ)


案山子の回で、サムがメグに「He’s my family.」って言った時には、どうしても(ただただディーンのそばに行きたいだけの気持ちを取り繕うという)嘘くさい感じがしてしまったのですが…(その前のいちゃいちゃ電話のシーンがいけないんですよね!また、そもそもシリーズの最初から、サムがディーンに抱いているのは家族としての愛情だけじゃないって、妄想している私なのでそう感じてしまうのか…)ディーンがこの台詞を言うときには、純粋にその意味のまま胸に届きます。(サム、いつも勘繰ってごめんね。)

ディーンの「Please」と懇願する顔のあまりの可愛さに、さすがの鉄の女もやられてしまったっていうのもあるような気がするけど、車内にクリップで留めてあるお兄さんの写真に目をやったOfficer。

あなたを連行するわ、…サム・ウィンチェスターを見つけた後でね。

と言って再びシートベルトを締めます。


男達が去った後、サムは、電気仕掛けの檻の鍵に繋がっている太い金属製のコードに目をつけて、力任せに引っ張ってます。なかなか思うように引っ張れませんが、「レイプされる」ことばかり心配しているジェンキンスさんなんかに「サミー」と呼びかけられて、「Don't call me Sammy!」と言い返した瞬間、馬鹿力が出て(ははは!ディーンにすらめったに呼ばせないのに、あんなおじさんに呼ばせるわけには行きませんよね)コードが天井から外れました。でも落ちてきたのは、コードを天井に固定していた金属製のブラケットだけ。

ところがその直後、ジェンキンスさんの檻の鍵が開いてしまいます。簡単すぎる、罠かもしれない、出ないほうがいい、というサムを無視して、助けを呼んでくるから、と外に飛び出してしまうジェンキンスさんは、もちろん怪しい兄弟に狩られてしまいます。

檻の中で、ジェンキンスさんの最後の叫び声を聞いたサム。



再び画面は、ディーンに。
どうして急にディーンがサムを探すことを許してくれたのかと訪ねると、Officerのお兄さんもちょうどサムと同じように行方不明になったきり、戻ってこないことが判明。
だからディーンの気持ちがよくわかるのだと。

二人でパトカーを走らせているとディーンは、怪しい私道を発見。調べてみようと車を降りますが、一緒についていくと言ってきかないディーンは「あんたは一般人でしょ」とパトカーに手錠で繋がれてしまいます。

一人で調査にいったOfficer(Kathleen、ここでついに彼女の名前が分かりました)は、怪しい一家の長であるおじさんに殴られて、捕獲されてしまいます。

パトカーの始末のために出てきた恐ろしい兄弟の乗った車の「Whining growl」を聞いて、私達もディーンが見つかっちゃう!と冷や冷やしますが、兄弟がパトカーに近づいた時にはもちろんディーンは姿を消しています。(ちゃんと手錠まで始末していくところはさすがです)


檻の中で意識を取り戻したKathleenとサムが会話をしていると、獲物保管所のドアがぎしっと開く音がして、何者かの足元が画面に映ります。
でも、もちろん私達には、Fan girls の描写でお馴染み Well fucked bowlegs を見ただけで誰の足なのか、分かってしまうのですが…。(腐女子Fan girls の間では、Jensenのbowlegs は、Jaredのせいだ、とまことしやかに語られているのです(笑))

もちろん現れたのはディーン。この兄弟、いなくなった片割れを見つけた時、一緒に女性が捕らわれていても、自分の大事な兄弟にしか気付かないという傾向があります。
(サムの場合、かなり意図的に兄と一緒にいた女性を無視しているようにも見受けられます)
今回も、全く物音を立てなかった二人の檻の内、ディーンは、吸い寄せられるようにサムの方に近づいていきました。(これは一重に兄の愛のおかげ、という気がするのは偏見でしょうか)

ディーンがやってくる途中で、Kathleen の兄の車も見つけ、Kathleenの兄が生きているとはもう望めないことが明らかに。

そして今回の相手は「ただの人間だ」と聞いて、サムから「Be careful」と注意されつつも、軽い気持ちで、鍵をとってくると母屋へ出かけたディーン。

案の定捕まって、椅子に括りつけられてしまいます。(この一家の母屋も不気味ですよね。不気味な室内で、蓄音機から、ずっと軽快なジャズピアノの演奏が流れているのも、一層不気味さを高めているのですが、くどいようですけど「Home」を見た後では、もう全然なんともありません。)

ここでまたちらっと、ディーンのインテリジェンスが垣間見えます。人間を狩っていることを匂わせる息子の言葉に、

Dean: “That’s what this is about. You—You yahoos hunt people?”
  (そういうことかよ。お前らヤフーは、人間を狩ってるのか?)

Yahoo とは、ガリバー旅行記の馬の世界に出てくる、知性のない獣のような人間のことですよね。子供の頃、絵本で小人の国と巨人の国のお話を読みましたが、大学生になって、スウィフトのガリバー旅行記の全編を読んだ時、ちょっとグロいとまで言える大人なお話に驚いたものです。

ひょっとしたら英語圏では、Yahooと言えばどういう存在を指すのか、誰でもが知っている日常の知識に入っているのかもしれませんが、ディーンは、スウィフトのガリバー旅行記を読んでいるのかもしれませんね。(オペラも見ているらしいし…)

ここで不気味オヤジが、一度はクーガーも狩ったことがある、と言っているのは、映画「Devour」の冒頭シーンを暗に示している、と考えるのは、想像をふくらませ過ぎでしょうか?

怖い焼けた火掻き棒のシーンの後、坊主か、警官かどっちかを選べ、といわれ、狩の対象にされるのなら、と、サムを選ぶと、オヤジは息子(Lee)に檻から出さずに撃ち殺せ、と!

この時のディーンの表情!

なんとか助かる可能性を求めて、サムを選んだのに、これでは自分でサムを殺してしまうようなものです。


Dean: “If you hurt my brother, I’ll kill you, I swear. I’ll kill you all. I’ll kill you all!”
  (弟を傷つけたら、絶対にお前らを殺してやる。お前ら全員殺してやる。殺してやるからな!)


あんた、椅子に縛り付けられたまま、そんなこと言ったら!と、こっちがはらはらしますが、とり急ぎこの人たちディーンに手を出す気はないみたいです。

一方のサムは、役に立たないと思っていたブラケットのおかげで(一体何の役に立ったのか、私にはよくわかりませんが)Leeに反撃して倒します。

この後、返事をしないLeeの様子を兄と一緒に見にいくにあたって、オヤジ、このもう一人の息子を「Jared」って呼んでます。この名前にしたのには、何か意味があるんでしょうか?

ディーンの見張りは、13歳の末娘Missyに任せ、獲物保管場所へと向かう親父とJared。
サムとKathleenの反撃にあって、Jaredはサム(Jared)に倒された挙句、檻に閉じ込められ、親父にライフルを突きつけている Kathleen を残して、サムはディーンを救出に向かいますが、二人が出てくると一発の銃声が響きます。

ちゃんと上着を取り戻したサムとディーンは、Kathleen の計らいで、その場から徒歩で去っていきます。


Dean: “Don’t ever do that again.”
  (もう二度とあんなことすんなよ)

Sam: “Do what?”
  (何をすんなって?)

Dean: “Go missing like that.”
  (あんなふうにいなくなったりすることだ)

Sam: “You were worried about me.”
  (俺のこと心配してたんだ)

Dean: “All I’m saying is, you vanish like that again, I’m not looking for you.”
  (俺が言ってるのは、お前がまたあんなふうにいなくなったら、もう探さないってことだ)

Sam: “Sure you won’t.”
  (本当に探さないんだね)

Dean: “I’m not.”
  (探さない)

Sam: “So you got sidelined by a 13-year-old girl?”
  (ところで、兄ちゃん、13歳の女の子に大人しくさせられてたんだ?)

Dean: “Shut up.”
  (黙れ)

Sam: “Just saying, you’re getting rusty, kiddo.”
  (俺はただ、お坊ちゃん、腕が錆び付いたんじゃないの?って言ってるだけだよ)

Dean: “Shut up.”
  (黙れ)


何はともあれ無事にサムを取り戻したディーン。二人は楽しくこんな可愛い会話を交わしながら、仲良くテクテクと夜道を歩いて行きます。

ファーストシーズンで、この二人のやり取りは、ただただ微笑ましく可愛いだけだったのに…。


John Shiban!もう!ちょっと泣けてきちゃうじゃない!

2007年5月22日火曜日

あれやこれや(怠惰な Slasher 生活)

本日、お相撲も大波乱がありましたね!


父ちゃんこと、ジェフリー・ディーン・モーガンがゲスト出演していることでずっと心の片隅で気になっていた、「トゥルーコーリング」をレンタルで見始めました。


お相撲も始まっている上、Slashも読み、YouTubeにもかなりの長時間拘束されたりしているので、スーパーナチュラルがHiatusに入ってしまったとはいえ、ここ数日の私のスケジュールはなんだか思いのほか忙しいことになってしまいました。


連続物の海外ドラマを見る際、どうせ見るなら最初から、という変なこだわりのため、一体何話目に JDM が出演するのかまでは調べていなかったので、セカンドシーズン以降だったらどうしよう…、とちょっと不安でしたが、ファーストシーズンの DVD8枚目、第16話 「表裏一体(TWO PAIR)」に出ていました。

ジェンセンが出ているということで、これもまた何も下調べをせずに見始めたダークエンジェルも、ファーストシーズンで 「可愛くて可哀相なあのベン」 が出てくるまで大変待ち遠しい思いでエピソードを一話一話じりじりしながら見ていったものですが、例え一話完結のエピソードとなってはいても連続ドラマである以上、登場人物たちの関係とか、ストーリーの基本ベースを知っていた方が一段深くドラマを楽しめるというものです。(と、自分になんとか言い聞かせつつ、せっかく借りたDVDを見ないで返すなんてことのないよう頑張るのです…)

「トゥルー」も既にティーンだった時代が遥か昔のことになってしまった身で、今更見るのは辛いかも…と不安はあったものの、ケーブルで 「トゥルー」 の放送が始まった時、いくつかエピソードを見て、ちょっと面白いかも、思ったということもあって、今回レンタルに踏み切りました。

「トゥルーコーリング」というのは、モルグ(コーンウェルの「検視官」シリーズではすっかりお馴染みの死体安置所。スカリーもよく入り浸っていました。彼女の解剖シーンはX-Filesの見せ場の一つです)に勤めているトゥルーという女の子が、運ばれてきた死体から「助けて!」と声をかけられる度に、一日時間が逆戻りしてしまって、なんとかその一日の内に犠牲者を救おうと奮闘する、というドラマですが…。

もちろん見ていて「ええ?!」というようなストーリーの穴にヤキモキさせられることも多いですが、それをいったらスーパーナチュラルも似たようなものだし…、とあまり深くを追求せずに見ていくと、不思議なものでだんだんドラマに愛着が出てきます。

モルグの所長であるデイビスはキュート(熊男ビジョンでは、レッサーパンダ系というか…)だし、トゥルーと別れたりくっついたりしているルークも(JDMの出てくるDVD8枚目では、微妙に復活しそうでまた駄目でした)登場したばかりの時は、「えっ?こんな冴えない男が、トゥルーの恋人に??」なんて思ったのに、ストーリーが進むに連れて、「こ、この人、こんなにハンサムだった…?」なんて思うようになってしまって、単に私の熊男好きフィルターのついた目で、最初は男前と判断できなかっただけなのか、ストーリーが進む毎に本当に男前になってきているのか…。

主人公のトゥルー自身、パイロット版の時とは見違えるくらい、ほっそりしてきてるし(相変わらずリップグロスの量は半端じゃないけど…)連続ドラマって、俳優さんの変化も面白いですね。(変化っていったら、ジャレッドなんか…)

JDM、実は私、別のドラマで動いている姿を見るのは初めてで(YouTubeでちょっとだけGray’s Anatomyを覗き見したことはあるけど)…、第16話のオープニングで、ゲスト出演者としてJDMの名前を見つけた瞬間、思わず一旦停止して、名前の文字をリプレイして確認してしまいました。


一体どんな役で?と、ドキドキと待ち受けていたら!


これから見る方もいるかもしれないので、詳しい役柄には触れずに置こうと思いますが、とにかく動いているJDM!セクシーです!それにやっぱりあの声!!!電話で奥さんに優しい言葉をかけているシーンで、いきなり腰が抜けそうになりました…。なんてセクシーな声なの!

スーツ姿のJDM、そのスーツの上にロングコートを着たJDM、そしてスーツのジャケットを脱いでネクタイを緩めたワイシャツ姿のJDM、父ちゃんが Men in Black に変装したら、こんなセクシーなことになっちゃうのね…。

兄弟二人の七五三的なスーツ姿とは、一味も二味も違います。

あのロングコート姿で 「FBIだ」なんて言ったら、誰も疑わないわ!
横にディーンが相棒の新人捜査官として立ってても、もちろん最高に可愛いと思うけど、と、どうしても妄想はそっちの方向に。

前々から薄々感づいてはいたものの、JDMって、手もセクシーなんですよね。体格のわりにほっそりと長い指で…。

今回の役柄では、ポーカーでお金を稼ごうとしたり(絶対父ちゃんもあのままの姿でポーカーやってたはず…)ちょっと(かなり)駄目人間なところがまた、女心をくすぐります。

いかにもディーンのお父さんだな、という感じで。
(トゥルーでの役柄は、まったく悪魔ハンターなんかじゃないんですけど…)

しかし、やっぱり普通サイズの人間の中にいる父ちゃん…いえ JDM は大柄でした。

人ごみを抜けて歩いていく姿も他の人より頭一つ大きいかも、という感じだし、いつもそれほど小さくみえないトゥルーがすごく小さく見えて、きっと164cmの私が隣に立っても、あのくらい小さく見えるんだろうな、と妄想したらまた涎が…。

トゥルーとツーショットで会話しているJDM、あまりに素敵でため息が止まりませんでした。

そういえば、SPN文庫2巻目、初めて登場した現在の父ちゃんの描写で

元々筋肉質で大柄だったが、さらに一回り大きくなっている

なんて、私が思わず涎を拭わなければならないような描写がでてきましたっけ。


セカンドシーズン最終話で、「父ちゃんをもっと見せて!」と、物足りない思いを噛み締めていましたが、今回の「トゥルーコーリング」で、だいぶ挽回できました。



***



そしてレンタルDVDでは、相変わらず 「The West Wing」 を続けて見ています。

セカンドシーズンの終盤、ランディンハムさんと Mr. President (子供時代も含む)のエピソードはいいですねー。

セカンドシーズンに入ったら、私のお気に入りの(脇役の)おじさん達が皆姿を消してしまったのは悲しいけれども(ダニーは出世して、ホワイトハウス当番から外れたってことなのかな?やっぱり…)、セカンドシーズンの終わりから、サードシーズン(現在3枚目)の初めにかけて、また私の心を鷲掴みにするおじさんが登場してくれました。


その彼の名は、ホワイトハウス法律顧問のオリバー・バビッシュ(Oliver Platt という俳優さんが演じています。ファーストネームが役名と一緒だったのですね)。

あまりの体格の立派さに我慢できずに調べると 6' 3½" (6’3”)と二通りの身長が出てきました。

このオリバー・プラットという俳優さん、他のドラマか、映画でも見たことある気がするけれども、フィルモグラフィーを見てもこれ、というのがわかりません。


でもこの人を見た時、マイロだ!と思ってしまったのです。


マイロって言われても…、誰?と思う方が大半でしょうが、最近また新しいペーパーバックを買ってしまった(タイトルは「GONE」です)ジョナサン・ケラーマンのアレックスシリーズに出てくる大きな刑事さんです。

オリバー・プラットの瞳の色がグリーンかどうかまでは確認できませんでしたが、身長、体重、髪の色は全て小説で描写されている通りだし。

アレックスからはいつも不細工だ、というような感じで描写されつつも、登場する女性キャラクター(+私)からは(ゲイなのにも関わらず)総じて愛される傾向のあるマイロは、丁度オリバー・プラットみたいな厳ついながらも可愛い(これも私だけ?)顔をしているに違いない、と思っているのです。



***



そして、YouTube。


これも完全にイタチゴッコで、常に削除との追いかけっこになっているのだと思いますが、ありがたいことに、諦めずにドラマをUPしてくれる人が現れますね。


そんなわけで、念願の米国版 Queer as folk のファーストシーズンのエピソードを見始めました(笑)

現在見ることができたのは、第1話~第8話まで、そしてまた別の人が UP している、第14話~第17話です。

もう間が空いてるとか、順番がとか、言ってられません!

またいつ削除になるか分からないので、見られる時に見られるだけ、追いかけていこうと思ってます。

YouTubeで名場面だけを編集したものや、Music Video だけを見ていた時には、圧倒的に Brian/Justin でしたが、ストーリーを追って見ていくと、この日記に書き込みに来て下さる、乾さんが嵌っている(いた?)という、Brian/Michael に私も嵌りかけてきました。
(もともと少数派に嵌りがちな人間です。)

Michael、なんて可愛いんでしょう…。可愛い!とにかく可愛い!!!

Brian と Justin の関係は、(Michaelのように)Brian を良く知っていればいるほど、越えることができなかった Brian の心の壁に、世間知らずで怖いもの知らずの Justin が穴をあけて潜り込んでいこうとする、という点で、Brian も Justin と一緒に色んな初体験をしつつ(少しずつ)成長していく、という間柄のように思えます(ファーストシーズンもまだ全て見ていないのに偉そうな考察ですが)。

Brian と Michael の関係は、他の誰にも代えることができないほど、お互いに大切で大事で近しい存在という感じですよね。(Michael の気持ちは、恋に近いけど…)

ずっと彼氏のいなかったMichael をからかったりしつつ(Brianはからかってないか?)、いざ彼氏ができると、仲を裂きたい、というか、邪魔してやりたくなってしまう、Brianのあの感じ。たまりません。

あれだけ誰とでも見境無しにファックしているBrian が、Michaelだけには断じて手を出さない、というのも、ツボですよね~。ハグ&チューは日常的にしてるのに。

せっかくの楽しい彼氏との週末旅行なのに、Brianからの電話で、事故に遭ったなんて聞くと、飛んで帰ってきてしまう Michael とか。

ドクターの彼の影響でセレブな付き合いが増えて、友達と距離を置くようになってしまった Michael にムカツク Brian とか。



まだ…、まだ…、まだ…、QAFのFanficには手を出していないけど…。



面白そうなお話がうようよしていそうな予感をびしびし感じています。


Supernatural が Hiatus に入る、この3ヶ月間、やばいです。

2007年5月19日土曜日

Supernatural セカンドシーズン第22話 (最終話)

気持ちはまだ全然落ち着きませんが、とりあえず、最終話の感想文を…。


Supernaturalの最新エピソードを追いかけ始めて以来、毎回痛感していることは、台詞が一言一句聞き取れたら!ということですが…、能力がないものはしかたありません。
毎度のことではあるのですが、聞き取れた範囲で内容に触れながら(しかも私の脳を通過した時点で、どうしても妄想を含むことになってしまうので、正しい内容かどうかもわかりませんが)今回も、感想を日記にしていきたいと思います。

海外のFan girls の日記や書き込みを見ても、SPN鑑賞中は、家庭内で私語、飲食完全禁止!なんていうルールを設けている人もいるくらいなので、例えネイティブでもこの兄弟の悩殺いちゃいちゃラブラブ台詞をもらさず聞き取るのに必死の努力をしているのだ、と思うと、外国人の身で全てを聞き取ろうなんて、とんだ高望みだ、とも思います。



穴だらけの上、いつもの通り、色々と、誤解、曲解、妄想も多々含まれるとおもいますが…。
この後の日記は、セカンドシーズン最終話のネタバレです。閲覧ご注意ください。




***



コルトの説明、Crossroadで何ができるかにチラッと触れるオープニングの後。

サムの死から少しでもディーンの気持ちを逸らせようと、食事をとらせようとしたり、ハンターとしての責任感を煽ったりして、色々発破をかけるボビーに、ただ酒を煽り、サムを埋葬することも火葬することも拒否して、


俺の払った犠牲はまだ足りないか?って、ボビーに詰め寄るディーン。


出て行ってくれ!と、ボビーを突き飛ばすものの、びっくりしているボビーの顔を見て、謝るディーン。
(この子は本当に心の優しい、いい子なんですよね)

再び一人になった後、サムを見つめて…、ここでまた一粒涙をこぼすなんて!反則です。

いままでずっと悪いものをやっつけて人々を救うのが自分の仕事だって言ってきたけど…。
愛するものを全員失ってしまった後では、もう他人を救うことなんでどうでもいい、という捨て鉢な気持ちになってしまったとしても無理はありません。

ママを失って、それと同時に普通の家族としての幸せを全て失って、それでも家族みんなで力を合わせて他の人たちを救っている、ということだけを心の支えにして生きてきたのに、父ちゃんを失い(それもディーン自身の命を救うために!)、残された唯一の宝物であるサムを目の前で失ってしまうなんて。

冒頭からこれですから!今回のエピソード、泣かされシーンが山ほどありました。
不安定な天候のせいで、ここ何日か体調がおかしくて涙もろくなっている可能性もありますけど。



場面は変わって、Jakeと Yellow eye の悪魔。

「Go. To. Hell.」 ときっぱり告げる Jake に 「Been there. Done that.」と答えてウィンクする悪魔。

アメリカンIdle と、beauty pageants に絡めて、悪魔の計画を Jakeに説明したり。

悪魔の台詞って相変わらずウィットに富んでいてセクシーで、素敵です。



***



再びディーン。サムの死体が横たわるベッドの脇に立って。

俺達が小さい時、お前はせいぜい4歳か5歳くらいだったと思うけど。あれこれ質問するようになったんだ。ママはどうしていないの、とか、どうしていつもあちこち引っ越さなきゃならないの、とか、父ちゃんが急にいなくなっちゃったりするのはどうしてかって、お前は本当に知りたがりで…。

いつだってお前を守りたかった、危険な目に遭わないように。父ちゃんからもいつも言われた、サムのことは俺の責任だって、俺のたった一つの仕事なのに、それをへましちまった。サム、ごめんな。

愛する人間を次々と失って、今やお前も死んじまった。俺はどうしたらいいんだ。どうしたら。サミー、どうしたらいい?俺にどうしろっていうんだ!!!とサムの死体が横たわるベッドを蹴りつけるディーン。


そして、Impala に乗り込んで、ディーンがやってきたのは、Crossroad。


お願いセットを準備して Crossroad の真ん中に埋め… 「早く出てきやがれ、顔を見せろっていってんだ、Bitch!」 と怒鳴ると、「落ち着いてよ、近所の人が目を覚ますわ」 と、現れたのは黒いドレスの美人。Crossroadに現れる悪魔は、目が赤く光るんですよね。
(でも Crossroad blues の時の悪魔の方が私好みの美人でした)

悪魔が普通の皆(everybody else)との取引に使っている、10年の命と引き換えにお願いを叶えてもらおうとするディーンですが、「あなたは、その辺の everybody else じゃないでしょう?」 と、前回ディーンには痛い目に合わされてもいるせいか、とんでもなく条件を値切ってくる悪魔はさすがに取引上手です。


最終的にディーンが悪魔の言い値で取引してしまうと、なんと条件は「たった1年」!


悪魔ったら、絶対スーパーナチュラル製作サイドと通じています!
これで、サードシーズンの終わりにファンが再び死ぬような 「どうなるのようぅ!!ディーンはどうなっちゃうの???」 という叫び声をあげなければならないことが決定してしまったではありませんか!


ディーンが自ら悪魔を引き寄せて、「Seal the deal」のキスをしていると、ぱちっと目を開いて生き返るサミー。

さすがに刺された背中が痛むようで、シャツをめくって背中を鏡に映して見ていると、ディーンが戻ってきます。
立っているサムの姿をみて、悪魔と取引してきたばっかりだっていうのに「Sammy, thank God!」ってつい神様に感謝してしまうディーンは、サムに歩み寄って、ぎゅっとその体を抱きしめます。
せっかく二人とも意識があるままのハグシーンなのに!背中が痛いからって、あの顔はないでしょう!サム!

俺になにが起こったの?お前は背中を刺されて、大量に血を失って、一時は危なかったんだ。そんな酷い傷、兄ちゃんじゃ治療できないだろ?ボビーはできるから。

そしてサムが死んでいる間、お酒以外なにも喉を通らなかった(と思われる)ディーンとサムが食事をしながら Jake が森へ逃げたこと、Roadhouse が燃えて、アッシュもおそらくはエレンも他にも多くのハンター達が死んだらしいこと、ボビーが今色々調べていることなんかを話し合っていると、どうしてもこうしてはいられないというサムに押し切られて、ボビーのところへ行くことに。
(ディーンとしては、明らかに死んでいるサムを見られている以上、ボビーにサムを合わせたくない、という気持ちもあったのでしょうけど…、このお兄ちゃんは、サミーの 「兄ちゃん、いこ?」という Puppy-dog look にはどうやっても抵抗することができません)

サムとディーンの顔を次々と見比べるボビー。

一目でディーンが何をやらかしたかを見て取ったにも関わらず、一言もそのことに触れずに兄弟を家に入れるボビーには、さすがにハンターとして色んな修羅場をくぐってきた人生経験の豊富さというか、懐の深さを感じます。

父ちゃんもそうだけど、サムの前で大事な話はしない、っていうこの感じ。(まあ、いつもサムに関わる秘密だから、っていうこともあるけれども)
どんなに体が大きくなっても、サミーは周りの皆にとって、まだまだ赤ちゃんの頃の印象が抜けないのかな、と思ってしまいます。悪魔にまで「Little Sammy」って言われてたし。



ボビーの仕事場である廃車置場での、このボビーとディーンの会話にも泣かされてしまいました!

「ばかもんが!いったいなにをやらかした!サムの命と引き換えに取引したんだな?悪魔は、お前に何年くれた?何年だ!」 「一年だ」

ディーンにとって、自分の命なんかよりサムの命の方が大事だってことは、このドラマが始まった時から、ずっとエピソードの中で語られてきたけれども、父ちゃんの親友として、二人の兄弟を小さい時からわが子のように見守ってきたボビーにとっては、ディーンもサムも同じように大事なのですよね。

「お前といい、お前の親父といい、Winchester家ってのは、どうして自分の身を投げ出すようなことを…」 「それがまさに俺のいいたいことだよ、父ちゃんは俺を救うために命を捨てた、じゃなきゃ俺は今ここにいなかったんだ…俺の命を少しでもいいことに役立てるなら…」 「なにを言ってる、今までそれをしてこなかったとでも?…」

この辺り、もっと何度もリピートして正確な台詞を確認したいところですが…、先を急ぎます。

「サムを逝かせるなんてできなかった。できないよ。あいつは俺の弟なんだ…」 「その弟がこのことを知ったらどう感じると思うんだ。自分の命と引き換えに兄貴が地獄に連れて行かれたなんて…。お前の代わりに親父が地獄へ行ったと知って、お前はどう思ったんだ」 「あいつには言わないでくれ。俺を撃ち殺してもいい、なんでもする、頼むからあいつには言わないでくれ」

このディーンの言葉を聞いて、どんな顔でボビーがディーンの頬に触れたか!

私はもう完全にぼろ泣き状態です。

なのに、廃車置場のどこかで物音がして二人の感動シーンは水を差されてしまいますが、現れたのはエレン。

ボビーが水筒からショットグラスに注いだのは「聖水」。
本当にこんなこと必要なの?といいつつ、ぐっと飲み干したエレンは、今度はウィスキーをちょうだい、と。

相変わらずこのおばさんはかっこいいですね。(4400で高級スーツを着ている姿も素敵だけど…)

エレンが胸元から取り出したワイオミングの地図についていたマークについて、ボビーが調べると、そこにはすべて開拓時代の教会が建っていて、しかもその全ての協会を建てたのは、サミュエル・コルトだと。サミュエル・コルトって、あの悪魔を殺す銃を作ったコルト?とディーンが訪ねると、ボビーはそうだ、と。

さらに、その教会同士を結んでいる線路を辿ると、なんと巨大な「Devil’s Trap」が構成されていたことが判明。
(この辺り、なんだか平安京の陰陽師みたいです…)

しかもそのTrapの中心には古いカウボーイのお墓が?
ボビーの家の天井に書いた Trap ではないけれども、どこかに穴を開けることができれば、悪魔はそこから自由に出てこられるようになる、でもそんな巨大なTrapに穴を開けることなんて…。そこで、サムが何かに思い当たったように、手はあるのもしれない、と。

既に、体力を消耗してきていて、詳しい設定を追いかけていくことができないので、いつものとおりかなり嘘っぱちが混じってきている可能性がありますが、この先まだ、取り上げたいシーンがあるので、すみません、先に進みます。


場面は変わって、Jake が再び現れます。もちろん、Yellow eye 悪魔も。

あっちへ15マイルいくと、墓場がある。俺のためにその墓のドアを開けて欲しい。自分で行ってあければいいだろ?俺は行けないんだ、まだね。なんでだよ。とにかく行けないんだ。だが開けるためには鍵がいる。といって、コルトを取り出す悪魔。銃だろ。これはただの銃じゃない、全世界をそしてこの俺も打ち倒すことのできる銃なのさ。

コルトを受け取ったJakeは悪魔に銃を向けるものの、これが終われば、全てもとに戻してやる、それどころかその後の人生は健康も金も思いのままだ、そのために一つだけ頼みがあるって言ってるだけなんだ。どうして俺なんだ。お前じゃなきゃ駄目なんだ。お前をずっと待ってた。俺達のリーダーとして…。

コルトの安全装置を戻してしまう Jake。

墓の扉の前に立った Jake を包囲する、サム、ボビー、エレンそしてディーン。

サムの姿を見て、お前は死んだはずだ、生きているなんてありえないという Jake に何かを察してディーンを見るサムですが、悪魔とリンクしてでもいるのか、Jake はエレンを操ってサムたちを足止めし、その隙に、コルトを墓のドアに差し込んでしまいます。

墓のドアが開き始める中、銃声がして Jake が倒れますが、カメラが動くと、サムが銃を構えていました。悪い顔でJakeの前に立ったサムはためらうことなく Jake に更に二発撃ち込み、返り血が飛んだ頬をその大きな手で拭います。

一同、サムのあまりに冷酷な様子に驚きつつも墓のドアに近づきますが、時既に遅く、墓の扉は開き、Trapの外に足止めされていた悪魔も簡単に線路を焼ききって Trapの中に足を踏み入れた様子が映し出されます。


Jake が落としたコルトを拾って、背後に現れた悪魔に向けるディーンですが、コルトを奪われ飛ばされて…。

この後の悪魔の語りも、サードシーズンでの大きなしこりになっていきそうです。

なにはともあれ、よくやってくれた、これでサムがローテーションに戻ってきた。礼を言うよ。
さっきお前の弟が Jake にどんなことをしたか、見てたよな。Pretty cool だったろ?違うか?だが、お前が取り戻したのが、100%、混じりけのないサムだって、お前はどれくらい確信してる?死んだ人間は、そのままにしとくべきだってこと、お前はわかってると思ったが…。

そして、この日記の中でも延々と繰り返してきたような “自分の身を家族のために犠牲にするディーン” のための形容詞を長々と重ねた後、コルトをディーンに向ける悪魔ですが。
何者か(!!!)にタックルされてコルトを落とし、それを拾ったディーンは、ついにYellow eye 悪魔を倒します。

サムが、墓の扉を閉める手伝いも放り出し、かといってディーンも助けられずにいたのが、あまりに役立たずで、ちょっと可哀相です。

ボビーとエレンの二人がなんとか扉を閉めると辺りは静かになり…。


父ちゃん!そういうことだったの

普通に転んだりしてるから、生身で復活したんだと思ったのに!!!

サードは???

そんなーーーーー!!!

せめて J3 によるがっつりハグマッチでも見せてくれてから…、っていう訳にはいかなかったの???!!!

また一筋涙をこぼしたりして…、あの笑顔、もう戻ってこないの???

地獄にとらわれていた父ちゃんが開放された、けど、でも…、ってことだったの?



悪魔の死体(っていうか、もうこのおじさんに罪はないんだと思うんだけど…)の前で、ちょっとセンチメンタルな会話をした後、Impala のところに戻ってきた兄弟にはまだやり残した会話がありました。

さっき Jake は俺を見て、幽霊を見たような顔をしてた。ディーンも聞いたろ、Jake は俺を殺したって言った。あいつは(お前が死んだって)誤解したんだろ。誤解してないと思うよ、ディーン。何があったの、俺が意識を失ってた間。もう話したろ。全部じゃない。ウィンチェスター家がついに悪魔を殺したんだぞ、ちょっとの間くらい、それを祝えないのか?俺、死んだの?俺の命と引き換えに自分を売ったのか?違う!と声を荒らげるディーンに。

本当のこと言ってよ。ディーン、本当のことを話してくれ。(返答に困った時には無言になるディーンに、全てを察した様子で)どのくらい…?

そしてディーンは答えてしまいます。「一年だ」って。(この子は、秘密は守れない子です…)

こんなことすべきじゃなかった。どうしてこんなこと!怒らないでくれ、どうしようもなかったんだ、お前の面倒を見る、それは俺の仕事なんだ!

じゃ、俺の仕事はなんだと思うの?

何?と返すディーンに。

兄ちゃんは、俺の命を救ってくれた、何度も何度も、俺のために自分の全てを犠牲にして。俺も兄ちゃんに対して同じように思ってるって考えないのか?ディーンは俺の兄ちゃんだ、兄ちゃんのために俺がやれないことなんて何一つない。そのために何を犠牲にしたってかまわない。今度は俺が兄ちゃんを救うよ。


サムのこの台詞にもまたやられてしまいました。
ファーストシーズンの時から、「兄ちゃんのためなら死ねる」なんて口では言ってたサムだけど。

「Faith」でもサムが兄ちゃんの命を救うためにどんなに努力してたか、覚えているけど。
ハスラーやポーカーでお金を稼ぐのさえ嫌がるサムが、案山子の回、ディーンを救うために車まで盗んだりしたことは承知していたけど。
ここまでのシリーズでは、いつも兄ちゃんの愛情を受け取るばっかりで、サムの気持ちをここまでストレートに聞くことって、あまりなかったように思うので、妙に感動して、号泣させられてしまいました。

もちろんサムが兄ちゃんを大好きなことは、第一話から百も承知なんだけど!
この子もここまで成長したのね!と、とにかく嬉しかったのです。



地獄から逃げ出した悪魔の数に関しては、100か、200かって、サムもただ、何の役にも立たずに木に張り付いてた訳じゃないのね。


「坊主達の準備ができているといいが、戦いは始まったばかりだぞ」と、ボビーがまたいい台詞をいい。


コルトを Impala のトランクに投げ込んで、「We gotta work to do.」といって笑顔を見せるディーン。


例え、残りの命が1年だって、どうするかは一年後に考えればいいわけで。

Fan girls の一念で、サムがなんとかディーンを助ける方法を見つけてくれると信じてます。

もう既に、フォースシーズン継続のためのファンの祈りは始まっているのです…。

2007年5月18日金曜日

Street Magic?! (YouTubeに溺れる日々)

暇人の私は、YouTubeにもよく入り浸っていますが、最近とある Slash Writer さんの日記で紹介されていた YouTube に爆笑させられてしまいました。

街中に突然現れてとんでもないマジックを見せる、というアレなんですけど。


まずは本物から、こちらです: 「David Blaine Street Magic


そしてこの人のマジックをもじった最高に楽しい作品が、

           「David Blaine Street Magic(fake)」 と、

その続編である 「David Blaine Street Magic 2: The Sequel」 です。


登場人物はどちらも一緒なんですけど、一本目は、街角で David のマジックに晒されてしまう二人がなぜか妙におかま口調、かつ仕草が女の子っぽくって笑えます。

(以下、ビデオを見る前にネタバレになってしまうといけないので、一応隠します。)

選んだカードが、なぜかお腹に張り付いていて "How did you do that? How did you do that?" と大興奮の二人、次は、お財布の中の、運転免許証に選んだカードがプリントされていてびっくり!
David から「ママに電話してみろ」と言われ、「この時間、ママは家にいないもの!」と言いつつ電話をかけるとすぐにママが出て、またびっくり。
David が 「ママは、中学、高校の卒業アルバムを見ている」 と予言され、ママに尋ねるとまさにママは卒業アルバムを見ていて…。

怖くなってきた Evan(?)は、「あんたは悪魔だ、もうやめてくれ!」なんていい始めますが…。


馬鹿らしい!でもとにかくおかしいんです!



そして続編である、二本目、アウトレットモール(?)での買い物から帰ってきた二人、再び David に遭遇してしまいます。

(こちらも一応ネタバレを隠します)

緑のセーターを買ったはずなのに、袋の中身はテディベアに変わっていて、「セーターだったんだ、それが消えた。これは盗みだよ!どこへやったんだ」 なんていい始めた Evan ですが、ふと振り返ると Peter(?)が消えたはずの緑のセーターを着て立っています。
「What the hell!! 手に持ってたのに!」 「もうやめてくれ!」と口々に言う二人。
David に、「何を飲んでるんだ?」と、聞かれた Evan が「オレンジソーダ」だと答えると、「他にオレンジっていうと何がある?」 「オレンジ、知らないよ。チーザッツとか?」 と言ってもう一口ジュースを飲もうとして異変に気付いた Evan。カップの中身を地面にこぼすと、まさにチーザッツ(チーズ味のクラッカーみたいにみえるけど)が! 「俺のオレンジソーダをどこへやったんだ!」 と問い詰めると、隣で Peter がぷっとオレンジソーダを吐き出し…。「もうやめてくれ!あんたは悪魔だ!」と興奮する二人をよそに、「クールなものを見せてやるよ、いいかい?」なんてすたすた歩き始めた David は、ふと立ち止まると、じっと地面を見つめて集中し始め、「立ってるだけなんて、僕の10歳の甥っ子だってできるよ」なんて軽口を叩いていた Peter に異変が! Evan が振り返ると Peter が宙に浮いていて、しまいにはガレージの屋根に乗ってしまいます。
自分達のアパートへと逃げるように駆け込んでいく二人の後から 「もう一つトリックをやらせてくれたら100ドルやるよ」 と言いつつゆっくりと歩いてくる David。
二人のアパートに入った David は、ビデオデッキに入っている Evan お気に入りのビデオ 「1984年に撮影された Evan's Baby video を見せてくれないか」 と!
ビデオを再生すると、赤ちゃんの Evan と彼のお母さんが映り、Peter が「僕、彼女を知ってるよ、今でも美人なの」 なんて言っていると…。

最後は、Peter がトイレで大変なものをおしっことして出してしまいます。


一つのマジックが終わって、二人が驚愕するごとに、じーっとカメラ目線になる David も最高におかしいのですが、Evan と Peter の二人の関係って…、仲良く一緒に買い物にでかけて、一緒のアパートに住んでるって、やっぱり恋人同士?ってことになるの?

なんだか妙におかしくて、何度見ても笑ってしまいます。

YouTube では、何人もの人がこの二つの(Fake Magic) ビデオを投稿していて、素人の投稿ビデオ番組みたいなので放送されたものなんでしょうか?



もう一つだけ…、これは、私だけが一人でこっそり爆笑しておけば…、と思っていましたが、この機会にこれもご紹介してしまいます。

これもお気に入りの Writer さんの日記で紹介されていたものです。


Skatt Bros. - Life At The Outpost 1979


これのなにがおかしいかって!ギャグ映像じゃないってことですよね!

あの男達が!本気で!あの強烈な振り付けのダンスを皆でしてるってこと!!



本日は、ここまで完全にスーパーナチュラルとは関係のない、日記になってしまったので…。

最後に一つだけ、これは某お方のところで紹介したことがあるものなんですけど。
すでに皆さん見たことあるものかもしれませんが。


Your Guide to Dean Winchester」 (ディーンの飼い方、と訳をつけたくなるような V です)


私の大好きな紙芝居形式の V です。

冒頭の

Dean に聞こえるところで、彼を所有しているなんて、絶対言ってはいけません。Dean Winchester は誰にも所有されはしないのです。そしてもし、あなたが所有(Posession)なんて言葉を口にしたところをDeanに聞かれたら、事態は非常に面倒なことになります、ショットガンが関係してくるようなね…

なんていう注意書きから始まるこの V も、何度見ても笑ってしまいます。

「Dean が落ち込んでいるようにみえたら、一番手っ取り早いのは遊び相手に Sam Winchester を手に入れてあげることですが…」 とか、

「Dean が服を脱ぎ始めたら、上手に世話が出来ている証拠です。…でも、Dean が皮を脱ぎ始めたら、直ちに Winchester's R Us に返品してください」 とか(笑)


ううぅ~、「Winchester's R Us 」 本当にあったら、貯金を全てはたいても、Deanを買いに行くのに!!!

John Winchester も売ってるとなったら…、ちょっと迷うかも…。

お財布が許すなら、3人まとめてお買い上げっていうのが理想ですよね。

2007年5月17日木曜日

お気に入り Slash

今日は、私の最近のお気に入りのSlashをご紹介しようと思うのですが。


Asylum でのパネルトークではなく、Caffee Talk という、少人数でコーヒーを飲みながらトークをするという夢のような特典 (もちろん別料金)で、また Jensen が、ものすごく Sweet なことを語っていますね…。


Asylum レポートに関しては、お相撲に気を取られている私などより、よっぽど深くを探索している Fan Girls も多いと思われますが、我慢できないので、二つほど、またまたこっそり引用してしまおうと思います。


ですが、一つ目は「Heart」、二つ目はセカンドシーズン最終話の 「All Hell Break…」と、二つともセカンドシーズンのネタバレが入っていますので、ネタバレ駄目という方は、ご注意ください。

いつもどおりの先行のお詫びとなりますが、私の脳みそを通過した時点で、妄想が含まれた可能性が大いにあります。その辺も念頭に置いた上で、閲覧いただけますよう、お願いします。



***



まずは一つ目、「Heart」の撮影の時のお話です。


"...[Jared] got himself so upset, and I hadn't seen him get that upset about something, and he was kind of in the corner, just kind of like rocking while they were setting up the light. And I always know to like you know leave him alone, and he does the same with me..."

(藤葉要約: 「Heart] で Jaredがボロ泣きしたシーンの直前、ジャレッドはかなり感情が高まってる様子で、そのJared の様子は、Jensen もそれまでみたことなかったほどだったのだそう。Jared は、スタッフが照明なんかをセットしている間、隅の方へ行って、体を揺らしたりしていて。Jensenは、Jaredが一人にしておいて欲しい時は、いつでも分かるし、Jared も自分がそうして欲しい時には、一人にしておいてくれるから…、なんていう話から。)


When Jensen asked him what he was thinking about to get himself worked up, Jared said that he was thinking about if someone told him they had to put down his dogs. And he told him that right before Jensen had to do his coverage, so he was thinking about that, and looking at Jared's face - and that's why he got upset too. After they saw the episode, Jared turned to him and said "Thanks for stealing my scene asshole"

(藤葉要約:シーンの撮影が終わった後、感情を高めるためにどんなことを考えたのかって、Jensen が Jared に聞くと、Jared は、誰かから、彼の愛犬(Harley&Sadie)を安楽死させなければならなかったって告げられたら…って考えたんだ、って答えたって。(この後の一文の解釈が微妙ですが…)それから、直前のシーンで、Jensen が自分のことをカバーしなきゃならなかっただろ?だから、そのことも考えたんだ、って。(これはディーンがサミーを、っていうことでいいのかな?サムの代わりにディーンが辛い役目を引き受けようとした、あのシーンってこと?妄想が入ってます?)で、その Jared の顔を見て、-Jensen は、感情が高まって、あそこで一粒涙をながしてしまったのだ、と。その後二人で、エピソードをみた後、Jared は Jensen を振り返って、「僕のシーンを盗んでくれてありがとう、悪党」っていったのだとか。)


上のレポートを見つけて紹介していた Fan Girlは、Jared が家族や恋人のことじゃなく、愛犬が死んじゃったらと考えて大泣きしていたことに、超ウケた後、Jensen たら、感極まった Jared の顔をみて感極まっちゃったの??仲良すぎ!!と興奮した後、さらにこんなコメントを:


Also, they both watched the episode together? As in together? They saw Jared's sex scene. TOGETHER. *brain does not compute* Oh to be a fly on the wall during that day and hear their conversation.

それに、二人、一緒にエピソード見てたの?一緒に?Jared のセックスシーンを一緒に、見てたってこと?*もう脳みそが停止状態* あー、その日壁にとまってたハエになって、二人の会話が聞きたかった。


なんて、まさに腐女子の感想をもらしています。




そしてさらに、こちらは、セカンドシーズン最終話「All Hell Breaks Loose」の撮影の時のお話。
(また別の Caffee Talk にて)


We talked about the emotional scenes he'd been knocking out of the park all season and he said that when he was on DOOL that he'd been amazed how easily some of his female co stars had been able to switch on and off tears and that he'd always really have to work at it. I asked how difficult it was to sustain that kind of emotion in between camera set ups and he said that on Ep 21 he'd asked the crew to help him out. They were really quiet in between set ups and left him alone just to just be by himself. He'd also asked Kim Manners to reduce the number of camera shots he used. He complimented everyone on how helpful they'd been to him and that his mum had called him after seeing the show to say "you have to stop doing that to me" so I guess she cried too. He then went on to say that the scene at the end of CSPWDT was another very difficult scene for him. When they yelled cut, he just took off down the road by himself. Jared had gone after him and put his arm around him until Jensen had stopped shaking and crying, then he simply said, "great scene man". You could almost see ten female hearts melting like chocolate buttons on a hot stove!

(藤葉要約:Dool(Playthingsのことでしょうね)の回で、女性共演者がいとも簡単に、涙のスイッチをOn/Offできるのを見て驚かされた、自分はいつも苦労しているから、と語る Jensen。21話の撮影の時には、カメラの設置の間なんかも、とっても静かにしてくれて、気持ちを集中させてくれたし、キムに頼んで、テイクの数を減らしてもらったんだ(これは他のインタビューでも語っていることですね)。このエピソードを見た後、お母さんから電話がかかってきて 「私にこんな思いさせるのは、もうやめにしてちょうだい」なんて言われたところから想像すると、お母さんも泣いたんだろうね。CSPWDT(Children Shouldn't Play With Dead Things ですよね?)のラストシーンも彼にとって難しいシーンだった、とのこと。カットの声がかかった時、Jensenは、(感情が押さえきれずに)一人でその場から足早に離れてしまったのだけど、Jaredが追いかけてきて Jensen の体の震えと涙が収まるまで、抱きしめていてくれてput his arm around him を単に肩を抱いていたとは訳したくない…できれば、さらに arms なら最高だったのに…)、それから一言「素晴らしいシーンだったよ」って言ってくれたんだ。瞬時にして、その場にいた 10人の女性の心が熱いストーブの上のキスチョコみたいに蕩けていくのが目に浮かぶようでしょう?


いや~、参りました!

700人の観客の前ではなく、10人程度の少人数の前だからって!!

なんですか?この二人の熱々ぶりを強烈に見せ付けてくれるようなエピソードは!!

本当に私達 Fan Girls を殺す気?!



***



ということで、いよいよ本日の本題に入ります。


告白します。


暇をいいことに、毎日とんでもない数の Slash をひたすら読んでいます。

最近では、毎日投稿される最新 RPS 作品だけでは足りず、お気に入りの作家さんが面白いと紹介しているお話も読むようになって、Wincest もちらほらと読んだりするようになりました。


今日は、最近のお気に入りの中から、ほんのわずかだけですが、ご紹介してみたいと思います。



まずは、キムがプリントアウトして J2 に見せたという Wincest から。

(日頃ほとんど Wincest を読まない私なので、ご紹介するお話は、皆さんご存知のものかもしれませんが…、私のお気に入りのご紹介ということで、お付き合いください)

キムが J2 に見せたのが、このお話だったらいいのに!と、候補に挙がっていた、「Bad Blood」 です。

ディーンが、絶対嫌だ!と抵抗しつつも、サムとセックスするはめになってしまうという展開が、とっても面白いお話です。


次は、 NC-17、 9033 words、AU というちょっと長めのお話 「The Process of the Taking」。

サムが、予知夢やビジョンだけでなく、どんどん色んな力を身につけていってしまう、という AU なのですが、情景や心理描写が丁寧で、読んでいて場面が目に浮かぶような、よくできているお話です。


そして、最近 RPS作品で、注目している若手作家さん二人が共作で書いている、「The Journey」 というシリーズもののお話。(このリンクは Archive のページなので、一番最初のお話は、ページの一番下にあります。ご注意ください)

このお話もAUです。

このお話が始まった段階で、なんとサムとディーンはまったく面識がありません。
ええっ??どういうこと?と思うでしょう?
ただでさえ才能のある二人の作家さんが知恵を絞って考えているだけあって、設定だけでも 「へえ~」と関心するような見事な作品です。
シリーズの始まりである The Journey: Mill Stones と、次の The Journey: Love Sick で、それぞれ5章ずつ、計10章進んだ今も、まだNC-17には突入していませんが、この奇抜なAUでの サム&ディーンのやりとりを読んでいるだけでも、とっても面白いお話です。

連載が始まったばかりの The Journey: Gateway では、さらに(シリーズをずっと読み進めてくる間、内心もしかして…、と思ってはいたけど)あっと驚くような展開が待っています。


次は、最近はまっていた、Wincest と RPS の Crossover をまた一つ。

Reflections of You」 Pairingは、Jensen/Sam です。

二人の One Night Stand のお話なのですが…。So very, very, very NC-17 という、ホットなお話です。

内容にはまったく関係ありませんが、冒頭に出てくる、Jensenの友達は、明らかに Christian Kane だなー、と思います(笑)


ということで、最後は、先日の異種 Pairing Slash ではあえてご紹介しなかった Jensen/Chris を一つだけ。

Wincest 共作Slashでご紹介した若手有望作家の一人 jayhawk さんの 「Bind My Dreams Up In Your Tangled Hair」 です。

この人は、信じられないくらいの多作で、上の Wincest の他、J2 の RPS でも現在4つ(だったかな?)連載を抱えていて、それぞれちゃんと更新しつづけているというツワモノなのですが、なんとその合間にこうした読みきりの短いお話も、ぽんっと投稿したりして、それがまた胸をくすぐられるようないいお話なのです。

この Jensen/Chris も、ある朝のひと時を切り取ったようなお話なのですが…、Word Count: 1001字というコンパクトな作品にも関わらず、読み終わりの満足度は100点をつけてもいいような、いいお話です。



***



偶然、新しい技を覚えたので、リンクの貼り方を変えてみましたが…。(ちゃんとできているか不安)


最近、スーパーナチュラルのファンサイトと間違われるのではないか、というような日記が続いてしまったので、今日は初心に帰って、思いっきり腐女子の気持ちを前面に出してみました(笑)
すみません、いつも出てましたっけ?

2007年5月15日火曜日

Supernatural Season 3 継続決定!!!

今日も投稿エラーが出そうなので…、今日は5月16日です。


皆さん、あのニュースキャッチしましたか?

Supernatural Season Three ついに継続が正式発表されたみたいですね!


Additionally, the network has renewed sci-fi dramas 'Smallville' and 'Supernatural' and teen soap "One Tree Hill" for next season.


って!!!!


まだ確認していないという方、そのニュースを伝えるページはこちらです:

http://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/news/e3i939dbea16d137230013673f225773b2a



あ~~~!ほっとしました。


きっととんでもないことになるに違いない、セカンドシーズン最終話のクリフハンガーも、これで落ち着いて見ることができる、というものです。
(ファーストシーズンの最終話を見た後、どれほど苦しい思いをしたか!)


え、でも、アメリカの新番組開始っていつ?

ひょっとして、今度は 3ヶ月?続きを待たなきゃならないの?

た、耐えられるかな…。

でも、続きが見られさえするなら、何でも耐えられそう。


J2を含め、スタッフが皆集合して、お祝いのパーティーとかしていたりするのでしょうか?

でも今回、J2の二人、忙しそうだし…、でもお祝いのパーティーくらい…。

で、二人そろって、またむくんだ顔で、朝の情報番組とかのインタビューに出演してくれるといいんだけど…。

新しいインタビュー、ぜひ見たい。待ってます。

Asylum レポート&食いしん坊番外編

日本一暇(かつ食いしん坊)な Supernatural Fan Girl こと藤葉です。


今日は朝起きた瞬間からずっと(お相撲が始まるまで) Asylum コンベンションの Fan girls によるレポートを読み耽っていました。


そして熱いFan girlsのレポートを読むお供に用意したのは、

巨大な 「Philly cheese steak sandwich

です。(Fan girlsの物凄い熱意に負けないためには、エネルギーが必要です!)

今回、手ごろな大きさのFranch roll(実は私、フレンチロールというのが厳密にどんなパンを指すのかよく分かっていません。小型のフランスパンだと思っているのですが…)が見つからず、1mくらいのバゲットから、20cmくらい(すいません、食いしん坊で…)切り取って使いました。

その他に用意したのは、100gちょっとですが(贅沢に)和牛の切り落としと、大玉の新玉ねぎを1/4ほど、ピザ用チーズをたっぷり。

切り取ったバゲットに(具を挟むため)横から切り目を入れ、アルミホイルで軽く覆って、オーブントースターに放り込んでおき、その間にオリーブオイル少々で玉ねぎと牛肉を軽く塩胡椒して炒め、牛肉に大体火が通ったところで、たっぷりとチーズを乗せてフライパンに蓋をしてしばし。(火は中火弱くらいで調理しました)

チーズが溶けたところでオーブンから熱々のバゲットを取り出し、これも熱々の具を思いっきり挟んでできあがり。
(レタスやトマトを一緒に挟みたい誘惑に駆られましたが、今回は男らしく(笑)、正統派のレシピに出ている具材だけにしました。)

出来上がったサンドイッチはまさに巨大で、とても齧り付けない…、と一瞬弱気になりましたが、大胆にぎゅっと押しつぶしてがぶりと頬張ると、ハフハフしなきゃならないほど熱々で、チーズがとろーっとのびて、んん~っ、美味しい!

しかもパンが断熱材の役割をするのか、かなり食べ進むまで、具が熱々です。

頭の中で、このサンドイッチを作るシミュレーションをしている時には、仕上がりに、ケチャップやマヨネーズを一緒に挟みたいような気がしていましたが、肉汁とチーズの味だけでも私はかなり満足できました。
(今回和牛を使ったのであまり気になりませんでしたが、OZビーフなど、草を食べて育った牛の匂いが気になるという方は、胡椒をきつめにするとか、炒める時に少しケチャップを加えたりしてもいいのではないかと思います)

大きめのコッペパンなどでも代用できるかも、とも思いましたが、ただでさえ牛肉の脂があるので、バターなど油分が使われているパンよりは、塩と水だけでつくるフランスパンの方が中の具と喧嘩しないかな、と、これはあくまで私の感想です。

コレステロールなんか気にしない!という豪胆なお方、一度トライしてみては?



そんなわけで、そんな巨大なステーキサンドを齧りつつ (ビールと一緒に、と言いたいところですが、今日はブランチとして作ったので、ブラックコーヒーと一緒に食べました)、読み耽った、Fan girlsのレポートの中から面白いと思った事柄をいくつか取り上げてみたいと思います。

しかし、彼女達の多くが筋金入りの腐女子であるため、いくつかのコメントには妄想が含まれている可能性もありますが、その辺りはどうかご了承ください。
(さらに私の脳みそを通過した時点で、さらに妄想が追加されている可能性も…)

そして取り上げた事柄は、完全に順不同です。
(色んなレポートを読んでいて、目に付いたものを覚書のようにして書き出しただけですので)



***



とにかく驚かされたのは、

Jensen、Wincest の存在を知ってるって!!

キム・マナーズが幾つかの話をプリントアウトして、ジャレッドとジェンセンに見せてくれたって…、そして、おばあちゃんが絶対にそういう作品を読んだりすることのないことを祈るって、Jensenのパネルの際に語ったのだそう。

それにしても、キムがプリントアウトした作品がいったいどんなお話だったのか!

それは(腐女子)Fan girls全員に共通する興味です。

…っていうか、キムも、Wincest、読んでるってこと?

Jensenが、Wincest作品のいくつかは、Kripkeが投稿してるんじゃないか、なんて冗談をいったとか言わないとか。
(またあるFan girlのコメントでは)KripkeがWincestっていうアイディアを面白がって脚本に反映している、と言ってたとか。
(Fan girls、皆興奮状態なので、それぞれ聞き取ってる内容に微妙に違いがありますね)

とはいえ、Jensenが自分で話題を持ち出す分には構わない(というか、大喜びだ)けれども、Fan girls の基本マナーとして、Fanfic のことを質問に持ち出すのはルール違反だ、と(二つほど、FanficとかSam&DeanのGay的な関係について、質問が出た(!)ということで、ちょっと気まずい雰囲気が流れてしまった Jensen のパネルについて) 私がレポートを読んだ、ほとんどの Fan girls がコメントしていたのには、ほっとしました。

JensenがWincestを知っていると聞いて舞い上がってしまったのかもしれないけど、せっかくFanイベントに参加してくれた俳優さんが居心地悪く感じるような質問をするのは、本当にルール違反だと思います。
世界中のFan girlsを代表してコンベンションに参加しているのだから、ちゃんと冷静な大人として何を質問するかを考えてもらわないと、今後のFanイベントの継続のためにも困るというものです。

(自分が将来的にも参加できる可能性が非常に低いことは置いといて…)

変な質問をきっかけにして、今後の Gag reel なんかで、J2の二人が仲のいい姿を見せるのをためらうようになったりしたら、どうしてくれるの!!!ということですよね。


とはいえ、Slash内ではいつの間にか当たり前のこととなっている、Jaredに対する「Jay」という呼び方、コンベンションの最中、本当にJensen が Jaredの話の時に、「Jay」と呼んでいたと知って、なんだか訳もなくにやにやしてしまった私。


ジェシカ・アルバとは、DA撮影中はあんまり仲良くなかったけど、今は友達だ、とか。


蜂に刺された件では、300テイクも無事に刺されずにやった後、いよいよ最後のテイクだという時になって、一匹の蜂がJensenのジャケットの中に飛び込み、ショーツの中に潜り込んでお尻を刺した(!!)とか。
ジーンズの上から刺されたのだとばかり思っていたけど、ショーツの中に潜り込まれてお尻を刺されていたとは!(笑)


二人のニックネーム:Jensenは、Jared を Jarhead と呼び、Jared は、Jensen を J-dog と呼んだりする、とのこと。(キムは、Jared を Pluto とか Sasquatch なんて呼んだりするって…)

Fan girlsが期待した、Smeckle という Jared がつけたという Jensen のニックネームは出てこなかったと Fan girls は皆一様にちょっとがっかりしてましたが。
(あれはあきらかにbedroom nickname だから…なんてFan girlsは決してくじけません)

でもほとんどのFan girlsはJensenがJaredのことをPartner と呼んだことで、(今回のコンベンションに参加できなかったJaredについて、「I'm sorry 'my partner’ couldn't be here.」 とコメントしたということだけど)満足したみたい。


ニックネームの質問とセットでされた、自分の身体的特徴で最高にいいと思うところは、という質問に、ちらっと股間を見やったJensen。
(これもただ恥ずかしそうにうつむいたって、表現している人もいて、受け取り方は様々です)
聞かれてもいないのに(これも質問に入っていたとコメントしている人もいたけど)、最悪なのは、Texas bowlegs だろう?と付け加えたのだそう。
(うぅ~、気にしてたの?)
こんなことを Jensen に答えさせる質問をしたことに怒っていた fan girl もいました。


Jensen に飛びついたCrazy Fan girl については現場を偶然目撃した人もいました。
写真撮影の部屋から出てきた Jensen に抱きついて(両手両足を巻きつけて!)、「唇にキスしてた!Jensenの彼女がすぐ近くに立ってたっていうのに(←これが真実かどうかは、わかりません。私の読み間違いかも…。別の人のレポートでは、彼女はイギリスには一緒に来たけど、コンベンションの会場にはきてなかったというコメントも。でも健康的な(ブルネットの?)美人だった、という目撃談もあったり、色々ここでも情報は交錯しています。色々総合すると、何があったのかを訪ねる Fan girls に、その場にいたセキュリティーガードが簡単な説明をした時、彼女も見てたのに、って付け加えたのが有力説みたい)
それからさらにその Crazy Fan girl は、エレベータに乗り込んだJensen を追いかけてエレベータに乗り込もうとして、取り押さえられ、放り出された、とか。
取り押さえられつつも、持っていたタバコをセキュリティガイの首に押し付けた(!?)とか。

なのに、Jensenは動じた様子もなく、その後のサイン会場(だったかな?)とかでは、冗談めかして話に出していた、とか。
後になって、その子の謝罪を受け入れるために、またその子に会ってあげた(!)とか。
(もちろん「そんな彼って最高!」というコメントに続きます)

そしてやっぱり、もっといいセキュリティガード(Jared)が必要なのよ、そしたらそんな子が Jensen に近づけたはずないのに!とか(笑)


もう一人、部屋番号を後ろに書いた自分のヌード写真を渡そうとした子がいたみたい。
(全てのプレゼントは事前にPAがチェックすることになっているので、その写真は、もちろんJensenの手には渡らず、破いてゴミ箱に捨てられたそうだけど…)


ディーンの特徴であまり好きじゃないと思うようなところはある?という質問には、あまり口いっぱいに食べ物を詰め込むシーンが多すぎるといって、お腹をぽんぽんと叩いたとか。

ファーストシーズンのあるエピソードでそういうシーンが出てきて以来、スタッフが気に入ってしまったみたいで、機会があるごとに食べるシーンを入れようとするんだ、って。


最近の撮影所でのイタズラについては、Jensen と Jared はチームを組んで、J2 vs スタッフのイタズラ合戦という感じになっているのだとか。

でも、Jaredのトレーラーに水漏れが発生して新しいトレーラーに変えてもらうことになった時、Jensenは他のスタッフと一緒に、Jaredの古いトレーラーの中の床から家具から全てをトイレットペーパーで覆って、その上から「Fart spray」(おならの臭いのするスプレー?)を一缶分撒き散らしたのだそう。
その後、三日間は、荷物を運び出すことができなかったとか。
(このイタズラについては、色々な人がレポートに書いているのを寄せ集めて書いたので、事実と違っていたらすみません。)


Supernaturalのパイロットをカリフォルニアで撮影した後、撮影がバンクーバーでなかったことが嬉しくて、Smallville のトム・ウェリングに電話して自慢したほどなのに、実際にシリーズの撮影が始まってみると、経費が安いからという理由でやっぱりバンクーバーにいくことになってしまったのだ、とか。


歌うことを仕事にしようと思ったことはある?という質問には、はっきり「No」と答えて、「歌はあくまで趣味で、友達と一緒にジャムセッションするのは楽しいけど」と言った後、友達のJason Mannが今晩ライブをするよ、と追加してしてしまったために、会場に来ていたJasonから、

'Well, you gonna jam with me?' Jensen's face at this was priceless, and the crowd went nuts. Jensen said 'You're so gonna pay for that, man...' but Jason persisted, yelling 'Well, are you?' Jensen replied 'Uhh, I'll think about it.'

その結果は、もちろん「Crazy love」を Jason と一緒に歌うことに!!


小さな男の子が 「撮影中に怪我をしたことありますか」 という質問をした時、全然聞こえなくて、Jensenは、結局その子をステージにあげて、膝の上に抱き上げ(!)自分のマイクをその子に向けてもう一度質問させ、「ぶつけたり、アザをつくったり、小さい切り傷はあるけど、大怪我はないよ」 と優しくゆっくり答えて、(その小さな彼は、その間、じーーーっとジェンセンを見つめていたんですって!なんて可愛い!小さいながらも、きっとジェンセンの美貌に感動したのね…)その子を膝からおろしたJensenは「君こそ、ここ(ステージ)から降りる時に怪我するなよ」といったとか。

この子のことをちっちゃなサムみたいな子だった、というコメントも。

いくつかのレポートに、この子の写真も出ていたけど、くしゃくしゃの茶色の髪に洗いざらしの綿のシャツとジーンズ姿で、まさにちっちゃなサムという感じ。とっても可愛いです!

前日のサイン会でこの子と、そのお兄ちゃんの姿を目撃していた fan girl によると、その日、彼はサムの服装、お兄ちゃんはディーンの服装をしていたのだとか!まじで可愛かったっとのことです

上の男の子のことをレポートしてくれた彼女は、写真撮影の時にも、小さな子を二人つれたお母さんが、女の子の赤ちゃんを彼女が抱き、4歳くらいの男の子をジェンセンが抱いて、撮影してもらっているのを目撃していて、その時のジェンセンのあまりに全開の笑顔に、自分の写真の代わりにその子たちと映っている Jensen の写真が欲しいと思ったくらい、なんて言っています。


甥っ子の赤ちゃん(お兄さんの子)を抱いている Jensen の写真がネットに流れていますが、あれも物凄くいい表情していますよね。
Paleyの時も、中学生くらいの女の子の質問にとっても優しい顔で答えていたし、そんな一面にも Fan girls の心は締め付けられてしまいます。



***



まだまだ続々と興奮のレポートは更新されていきそうですが、お相撲が始まってしまうので、私の「Fan girls のレポート」のレポートはこれくらいにしておこうと思います。

2007年5月12日土曜日

Asylum (Convention in England)

今日も朝からずーっと Slash を読んでました。


そんな中、お気に入りの作家さんの日記が更新された、と通知がきたので覗きにいってみると…。


もう既に、とある Fan girl が 「Asylum」(一日目)のコンベンションの模様をネットに公開している、との情報が!

既に、日本でも、様々なサイトで、同時発生的に、実況中継的に、「Asylum」の様子が報告され始めているのだと思いますが、私が見に行った Fan girl の日記には、

「お友達ロックはかけないから、興味のある人には誰にでも教えてあげて」

と親切なコメントがあったので、私の日記でもご紹介してしまうことにします。



こちらは、パネルトークの模様

http://users.livejournal.com/_sin_attract/119541.html


パネルトークは、大体役者さんが一人ずつステージに呼ばれて、質疑応答する、という形式だったみたいですね。

ジェンセンの順番になった時、なんとステージに向かおうとするジェンセンに一人の女の子が階段の踊り場からジャンプして飛びついた!なんて驚くべき報告がありました。

その子はもちろん会場から、放り出された、ということですが。(!!!)おかげでその後15分間は、ジェンセンはステージに上がってこられなかったとか。

「なのにジェンセンは、トークの最後で、その女の子が放り出されたことを気の毒に思うなんていったのよ、 the man is PERFECT.」 とか。

「Bugs」の撮影の時、お尻を蜂に刺された話、とか。

ダラスでの、舞台については、もう11年も、舞台なんかやっていないので、楽しみな反面すごくナーバスにもなってる、とか。

ジャレッドのトレーラーでやったいたずらのこととか。

(日記を書いた彼女のコメントで)お気に入りのエピソードにまだ 「Dead in the Water」 をあげたのには驚いたけど、イギリスということで、セカンドシーズンのスポイラーについては厳しく言われているのかもしれないからしかたがないのかな、とか。

サードシーズンがどうなるかは、わからないけど、ショーがあと3,4年(って、ジェンセンは言ったと思う、と彼女の添え書きが)は続くといいと思ってる、とか。

他にも細かく、色々興奮のレポートは続きますが、とりあえず私が横から口を挟むのはこれくらいにして。


***


Supernatural から、参加した俳優さんは、他には女の子ばかりなのですね。

Nicki (Meg)に、 Brooke (um....chick from "Asylum")、そして Alona (Jo)

以上の三人の女の子は一緒にステージに上がっていますが、メグこと Nicki は、写真を見るとだいぶ髪が伸びていて印象が変わっていますね。

Brookeちゃんの話で、「Asylum」の撮影の時、

Jared and Jensen both showed up in women's dresses.

っていうんだけど…。

ほ、本当??!!

どこかにその映像残ってないのかな、ぜひ見て見たい!!!!


このコンベンションの少し前に、ジェンセンの事務所の広報の人とかは、ジェンセンの参加を見合わせることにさせよう、というような動きがあったらしいのだけど、ジェンセン本人が、「参加を見合わせる理由はなにもないし、興味もあるから」 って宣言してイギリスに来てくれた、なんていう感動のコメントも。

なのに、Fan girl の一人に Attack されるとは…、ジェンセン怖い思いをしたでしょうけど、これに懲りずに、また他のFan event が実現して、(今度は番犬の)ジャレッドも一緒に参加してくれるといいと思います。


他には、Smallville のクロエこと Allison Mack がとても感じよかったらしくて写真が沢山UPされていましたが、なんとか Jensen の時に、そのクローズアップ技術を駆使して欲しかった…。



***



そして、とんだお宝映像もUPされていました。


なんと、ジェンセンが歌ってる!



曲は、Jensenが友達の結婚式で歌っていた "Crazy Love" で!

しかもあの時と同じ、Jason Mann というミュージシャンの友達と一緒に歌っています!!
(Maxy494さんの情報がなかったら、この友達の名前を見ても、まさにあの時一緒に歌っていた彼だとは気付かなかったと思います!本当に、情報をありがとうございました!感動です。)


http://users.livejournal.com/_sin_attract/119936.html


かなり控えめにコーラスしてるけど、途中で、Jason がちょっと声を抑えて、Jensen の声が目立つようにしてくれたところがあったような気が…。


興奮状態で、まだゆっくり聞いていないので、またこの後じっくり聞きに行きたいと思います。


Jared が一緒に行けなくなって、周りのスタッフも行かなくていいよ、みたいなことを言っていたのに、Jensen がイギリスに行く決心を変えなかったのは、Jason が一緒に行くことが決まっていたからかも、なんていう風にも思いました。


昨日の日記に引き続き、またもや支離滅裂ですが、とりあえず 「Asylum」 レポートでした。

Supernatural セカンドシーズン第21話 Part 1

今週もちょこっとだけ、ちょこっとだけ、妄想感想日記を書かせてもらおうと思います。


次回のエピソードを見るまでは、とても系統立てて頭を整理することができないので、支離滅裂になってしまったらごめんなさい。


この後は、セカンドシーズンフィナーレPart1のネタバレが含まれます。閲覧にはご注意ください。



本当にあっという間の40分あまりでした。



Dean: Bring me some pie!


オープニングのDinerの駐車場で、Deanがこの台詞を言う時の口調が妙に可愛いくて、この先にどんなことが待ち受けているか薄々わかっていながら、ディーンのほっぺをつねってやりたくなりました。

そしてこの兄弟、困ったことがあるとやっぱりボビーおじさんのところにいくのね。

今回、ボビーとディーンのコンビも見ていて妙に可愛かったです。

Roadhouse と一緒に Ash も(あれ、本当にAshでしょうか?電話してた時に後ろを通りかかったカウボーイに時計をあげたりしてない?)あんなことになってしまって…、ううんんっ!これについても答えが欲しいところです。



***



ディーンの心配をよそに、見知らぬゴーストタウンみたいなところで目を覚ましたサム。

様々な映画やドラマで使われてきた「7人の侍」方式で仲間が集まり始めます。
このパターンっていつ見ても、次はどんな人があらわれるの?って、わくわくします。
なのに、あんなにあっさり皆また消えていっちゃうなんて寂しい感じですね。


それにしても全員23歳?

んん~、23歳?

23歳か…同い年なのに、人間って様々なバリエーションがあるものです。


一人目は、Andy!

Jaredが痛み止めでハイになっていた時に撮影してお気に入りのエピソードだという 「Simon Said」 以来、久しぶりに登場したAndy!

相変わらずとぼけた可愛いキャラクターです。
今回のアンディーの台詞、みんな楽しくていい台詞でした。


危うくサムにぶっとい棒で殴り殺されそうになった直後:

Andy: What are you doing here? (「っていうか」が入ってる感じ(笑))What am I doing here?


最後の記憶は?と聞かれて、4th bong load って、マリファナ吸ってたの?


Andy(Freak out しているAvaに向かって自己紹介): Hi, Andy. Also freaking out.


Andy(Jakeが遭遇した小さな女の子にdisguise したDemonを目撃した後): Give me a minute. (I’m) still working through demons are real.



Andy!

「Simon Said」以来、新しい力を開発して、磨いていたなんて。
知り合いのTotal dickに一日中、Gay Pornの映像を見させたって?!

はっはっはっはっは、あ~あ、おかしい。

でも今までやったことないけど、といいつつ、ディーンが触ったものからディーンの頭にリンクしてみよう、なんて、Andy!ナイスな発想です!

おかげでディーンにサムたちの居場所を知らせることができたじゃない!

ボビーがいなかったら、伝わらなかったかもしれないけど…。

ボビー、ディーンのあんなちょっとのキーワード(「Big bell with kind of graving on it」だけ!)で、サムの居場所を察知するなんて!本当に物知りなのね!

ボビーがいなかったら、今回の Winchester Brothers による、Real Hug Scene だってなかったかもしれない(とはいえ、まだサムの意識がある状態でのHugは達成されていないので、Fan girlの一人としては、サードに大いに期待をかけるところです)と思うと、このSupernaturalでボビーがいかに大切な存在か、身につまされます。

ボビー、いつも本当にお世話になります。

サムがディーンを美味しくいただいた記憶をダウンロードした時(え?違うんだっけ?)の Shapeshifter ではないけれども、無理やり Andy に Vision を送り込まれるディーンもちょっとセクシーでした…。

Visionを見たくせに、それをなかなか認めないディーンも可愛かったですね。
「ふうっ!」とか言っちゃって。(最近、私の脳みそからは、ディーンの描写、ほとんど可愛いしか出てきません…)


次にあらわれたのは Ava

やっぱり、やっぱり…。
Avaが再び登場する時には、どんな風になってるか、CWのアンケートにはあえて投票しなかったけど。やっぱり、そういうことになっちゃうのね。
しかもサムたちのグループだけじゃなく、何組ものグループにガイドさん(?)やってたなんて…。


Jake またまたセクシーガイ登場!

しかも鉄の棒を簡単にぽきっとへし折る Superpower の持ち主!
Bench pressで何百ポンド(7 hundred pounds?! 肝心な最初の数字が聞き取れない…)を軽々って言ってます?
そんな怪力のJakeを相手にほとんど対等に戦ってたサムって、やっぱりかなりの馬鹿力ってことよね…。


美人の Lily

X-MenのRogue? 4400のSean?
美人だし、あっさり死なせてしまうのは惜しいようなキャラクターです。
でも能力が芽生えて2年近く?経ってるんだから、Rogueみたいに日常、手袋しているようにすればいいのにとは、どうしても思ってしまいます…。

Lily: I accidentally touched my girlfriend. (で、死なせてしまったって)

Oh, she is a lesbian!!!

あんなにセクシーなJake&Samにも、あんなにキュートなAndyにもまったく反応しないで、ずっと不機嫌そうにしているわけがわかりました。

Gay porn に、Lesbian !脚本!どうしちゃったの??!!


Yellow eye devil のおじさんもどうもセクシーです。

この Yellow eye は、Black eye よりもランクが上なのでしょうね。

メグにPossessされたサムは Black eyeでしたが、父ちゃんがPosessされた時は Yellow eyeでした。

Yellow eye だった父ちゃんがどんなにセクシーだったか!

父ちゃん、来週は…、来週こそは…、動いてる姿が見られるの?期待してます…。

力のある子を大勢作り出して、(潜在能力のある子を見つけて力を与えていた、という方が正確なのかな?)その中から、悪魔の軍団を率いるリーダーを選ぼうとしていたって。

Sam を Favorite だといいつつ、Jake にも同じような説明映像を見せていたらしい、Yellow eye devil(demon?)。

サムって、本当に特別な存在なの?

赤ちゃんサミーの唇に垂らしてた悪魔の血は、赤いシロップなんでしょうか。
赤ちゃんサミー役の坊や、涙目になりながらも舐めてましたけど。

先週のDjinnがディーンに見せた幸せな世界ではないけれども、せっかくの能力を授かったのに、もし悪魔がママを殺さなかったらサムはどうなっていたかを語る悪魔…。

Tax lawyer, two kids, beergut?  
(ビール腹のサムは想像したくない…、でも、Jared、キャンディ控えないと 30過ぎたら、怖いのよ?)


そして悪魔のことを知っていたらしいママ!


クリプキったら、いったい、まだどんな謎を隠しているのでしょう。



そして、ついに Part1 のエンディング。

画面の前のFan girls が全員一緒に 「とどめを刺さなきゃ駄目だって!サム!」って、叫んだと思うけど、タイミングよく、愛しいディーンの声が聞こえちゃったりしたものだから、Jakeにとどめを刺さずに歩き出してしまうサム。

ディーンの姿を見つけたサムが、どんなに嬉しそうな笑顔を浮かべたかを目にすると、もう背後に気を配れっていう方が無理か、とも思ってしまいます。

ディーンの 「Watch out!!」 の叫びもむなしく…。Jakeを追いかけていったボビーのことも心配です。

ほとんど意識のないサムの胸倉を掴んで、小さい子に言い聞かせるみたいに 「大丈夫だ、俺がなんとかする、なにがあったってお前の面倒を見るって、言ったろ?それが俺の仕事だって…」 なんていい続けるディーンを目にして、泣かずにいられる

ついに完全に意識をなくしたサムをぎゅっと抱きしめて、「サム!」って絶叫するディーン。


そうだろうなって、きっとそこで終わりにする気だろうなって、わかってたけど…。

この後、どうなるのよ!!!



本当に、支離滅裂ですみません…。


もうちょっとゆっくり妄想を入れて…、なんて思っていたら、皆さんが続々を興奮の声を聞かせてくださるもので、取り急ぎ、私も妄想日記を公開することにしました。



***



Maxy494さん、早速書き込みありがとうございます!
私も実は同じところで見ているのですが、YouTubeのことがあった後で、私のような僻地のブログとはいえ、アドレスを公にしてしまうのは、(来週のエピソードを見逃すわけにはいかない!という事情もありますし(笑))削除の危険を喚起することになるかもしれないので、今回の書き込みの公開は保留とさせていただいてもいいでしょうか?

次回に遊びに来ていただいた時にでもお返事をお聞かせください。

2007年5月10日木曜日

Transcript of J2’s: The Inside Scoop V-Cast phone interview

なんだか久々ですが、またJ2の可愛いインタビューを見つけたので、こっそり日記に載せてしまいます。



Jared and Jensen’s Supernatural: The Inside Scoop V-Cast phone interview



V-Cast phone interview というアメリカの携帯サイトのインタビューのようなのですが、とあるWriterさんが彼女の日記にインタビューのTranscript をUP してくれました。

インタビュー映像も一緒に貼り付けてはあったのですが、彼女の携帯の画面をハンディーカムで映した映像らしく、英語力の貧弱な外国人の私などには、ほとんど何を言っているかもわかりません。

彼女のTranscriptのおかげで(彼女すら、聞き取りで間違っているところがあったら、遠慮なく指摘して、なんて言ってるくらい…)かろうじて内容がわかりました。

彼女の日記自体、読めるのは、お友達オンリーとなっているので、本来私の日記で内容を紹介するのもどうかな…、と思うのですが、ほんの短いインタビューなので、こっそりと紹介してしまいます。どうか、こっそりと読んでください。


とはいえ、相変わらずこの二人、どこまで本気で、どこからボケなのか、わかりません。


テキサスの実家に帰ると乗馬する、というSlashを読んだことはあるけど…、ポニー?

そして、私、どうしてもSlasherフィルターを取り外すことができません…。

いつものとおり内容に、誤解、曲解、妄想が含まれていると感じた場合、全ては私の責任です。



A Conversation with Jared and Jensen No. 1

Jared: Hi I’m Jared Padalecki, I play Sam Winchester, and I like long walks on the beach.
  ハイ、僕はジャレッド・パダレッキ、僕はサム・ウィンチェスターを演じていて、砂浜をゆっくり散歩するのが好きです。

Jensen: I’m Jensen Ackles, I play Dean Winchester on Supernatural.
  俺はジェンセン・アクレス、スーパーナチュラルではディーン・ウィンチェスターを演じています。

Jared: And he likes ponies.
  そして彼はポニーが好きです。

Jensen: And I like riding…ponies.
  そして俺はポニーに…乗るのが好きです。

Jared: (laughs) (笑)

Jensen: A lot of our preparation is actually all in the day. We don’t get a week with our, our stuff, preparation with our, our seats. Every morning we get into the same truck and we start running lines immediately, and it’s usually a, ah, anywhere from a half-hour to an hour drive to set every morning, so. That’s kind of like our little private time where we get to wake up in the morning and kind of get going, enjoy ourselves and relax and also kind of run lines, and it’s a good little spot, a good little time in the day.
  俺達の(撮影&演技?のための)準備は、実際のところ全てその日のうちに行われるんだ。俺達は、俺達のスタッフと一緒に、一週間も座って準備をする時間なんかない。毎朝、俺達は同じトラックに乗り込むとすぐに台詞を練習し始める。そしてそれは、あー、セットに到着するまでの30分から1時間のドライブのどこかで、ってことになるんだけど。だから、その時間は俺達にとって、目を覚ましたり、活動し始めたりするためのちょっとしたプライベートな時間なんだ。二人だけの時間を楽しんで(enjoy ourselvesって素直に読んだら、そういう意味よね?)リラックスして、また台詞の練習もしたり、なんていうことのためのちょっとした場所になっていて、一日の中でわずかだけどいい時間になってる。

Jared: When we have down-time on set a lot of times you, you concentrate on the scene you’re doing, and if it’s two-and-a-half pages you’re really trying to make the best of that scene ’cause you’re gonna put it on-camera and then it’s gonna be gone forever, you’ll never have a chance to do it again, so we, we sort of focus on the scene at hand.
  セットでの撮影の休止時間の多くでは、自分が演技するシーンに集中しなきゃならない、そしてそれが2ページ半もの台詞だったりすると、そのシーンを最高のものにするために、本当に努力しなきゃならないんだ。どうしてかっていうと、カメラに収められてしまったら、それは永遠にそのままになってしまうから、それをやり直すチャンスは二度とないんだ。だから僕達、僕達はシーンにはすぐその場で集中しなきゃならないってことになる。

Jensen: That down-time is used, used primarily for, uh, learning, studying and trying to really pick up the, the nuances of the, the next scene we’re shooting.
  そういう撮影の休止時間は、第一番に、あー、俺達が演技する次のシーンを学んだり、詳しく掘り下げたり、ニュアンスを掴もうとまじで努力したりなんてことに使うことになる。

Jared: He’ll give me massages a lot of the time, when I’m getting tense, you know.
  ジェンセンは、僕が緊張するとよくマッサージをしてくれるよね。

Jensen: (nodding) He gets tense.
  (うなずいて)こいつは緊張するやつだから。

Jared: I do.
  そうなんだ。



Favorite Episodes

Jensen: I like the pilot. I mean, the pilot was kind of the geneses of the whole…
  俺はパイロット版のエピソードが好きだ。つまり、パイロットって全ての始まりだから…

Jared: Finale of season one?
  シーズン1のフィナーレは?

Jensen: Yeah, Devil’s Trap. Finale of season one.
  ああ、Devil’s Trap な。シーズン1のフィナーレ。

Jared: And for the new season, I liked a couple of them, too. I liked the first one, obviously. I liked Simon Said a lot, too. It also probably had something to do with the fact that I had just had surgery on my arm, and I was on pain medications. (laughs)
  で、新しいシーズンでは、僕も二つくらい好きなのがあるよ。第1話は好きだよね、明らかに。僕は、Simon Saidも大好きなんだ。それって、僕が腕の手術をしたばっかりだったって事実も関係しているのかもしれないけど、僕、痛み止めでハイになってたから(笑)

Jensen: “Man, that was awesome, loved it!”
  (当時のジャレッドを再現するように)「ねえ、それってすごい、気に入った!」ってな。

Jared: “Yeah, this was a good episode!”—because I had just broken my arm, so…
  「うん、これはいいエピソードだよ!」ってね。-なぜなら僕は腕を骨折したばかりで、だから…。

Jensen: Don’t be a brother-hater.
  兄ちゃん嫌いになるなよ。(?)

Jared: Yeah, I was like a big dope walking around, so, I don’t know, maybe that had something to do with it.
  うん、僕は薬で朦朧として歩き回ってて、だから、わからないけど、多分それもなにか影響があったんじゃないかな。

Jensen: It was a fun episode to film.
  あれは楽しく撮影したエピソードだったよ。

Jared: We don’t get a lot of chance to watch the shows, either. We’ll be on-set, I’ll get a phone call from my mom, and explain, it’s, like, two hours later in Texas, and she’s, like, (in a high-pitched voice), “Oh, you were great tonight, honey!” (in his normal voice) and I was, like—
  僕らはショーを見るチャンスもあまりないんだ。僕らずっとセットにいるから、すると母さんから電話がきて、説明されるんだ、テキサスで(エピソードが放映になった)二時間後くらいかな、(かん高い声で)「ああ!今晩、あんたすごかったわよ、ハニー!」って感じで、(普通の声に戻って)で、僕は…

Jensen: “—What was it, what was it, what episode was it?”
  (またジャレッドの物まねで)「…なんだったの、なんだったの、なんのエピソードだったの?」

Jared: Yeah, so they know all our chances to see the show, but when we get a chance to catch up on it, it’s fun to go back and watch.
  うん、だから家族は(?)僕らがどれほどショーを見るチャンスがあるかを全て知ってるんだ、でも僕らがエピソードをキャッチアップするチャンスがある時は、遡って見るのも楽しいもんだよ。

Jensen: Yeah.
  そうだよな。



どうして彼女がこのインタビューを日記に載せたか、というと、彼女はもう一人のライターさんとの共作で、You Might Have To Crawl (Even After You Walk) というタイトルの、事故で歩けなくなったDancer!Jensen と、その腕前で海外にも名前が知られるほどの Massage Therapist!Jared というお話を書き始めたばかりなのです。

(Slashのストーリーとは逆になるけど)インタビューの中でJaredが、Jensenにマッサージしてもらってる、なんて言ったものだから、共作のWriterさんも 「二人のどちらか、スパイなんでしょう?」 なんて嬉しい悲鳴を挙げています。

Jensenは、本格的に演技を始める前、なんていうんでしたっけ…?日本で言う整体師のようなものになるための勉強をしていた、という情報もありましたよね?
そういう基礎があるから、マッサージの腕もかなりのものなのかもしれませんね。

ジャレッドなんて羨ましい…。

J2の二人が(ドライバー付の)車に一緒に乗って、撮影所に毎朝通っているというSlashも少し前に読みましたが、これも事実に基づいていたのだ!と、改めてFan girlsの情報収集力に驚きました。

2007年5月8日火曜日

Slasher は食いしん坊 (その4)

ロシアの旅の続きを書こうか、食いしん坊を書こうか迷ったのですが、昨日計画していたとおり、ロシアの旅をちょっとだけ掠めて食いしん坊を書くことにしようと思います。



昨日の日記で、ブリーという料理の名前をちらっと出したのですが、それを食べた時のこと。

ロシア旅行中、アイスクリームが10円という物価の上、これといって目ぼしいお土産もない(マトリョーシカくらい)ので、美術館、博物館、ボリショイサーカスに、ボリショイバレエと色々満喫したわりに、帰国日が近づいても全然お金が減りません。

ちょっと散財しようか!ということで、その日のランチはちょっと小洒落た感じのレストランに入りました。
メニューは有難いことに英文併記になっていて、どんなお料理なのか一目でわかります。
そのメニューの中に、地球の歩き方に載っていた、ブリー(クレープのようなお料理)の名前を発見。

チョイスできる何種類かの具の説明で、目に飛び込んできたのは、Salmon Caviarなんていう文字。サーモンにキャビア?そのわりに値段も手ごろ。これにしよう!とマダムに注文して出てきたのは、クレープ生地に野菜(サーモンも確か入っていたと…)などと一緒に「イクラ」を巻いたものを一口大に切って綺麗に盛り付けた、ロシア風生春巻き、とでもいうようなお料理…。


Salmon Caviarって、サーモンとキャビアじゃなくて、サーモンのキャビアだったのね…。


イクラってロシア語らしいから、ロシア語のメニューが読めたら、イクラって書いてあったのかもしれません。

ま、美味しかったから、文句はないんだけど…。

キャビアの本場だけに、キャビアだ!と思い込んでしまった私たちがいけないのだけど…。

その後、テレビで北欧の旅かなにかの番組をみていた時、北欧の別の国(黒海沿岸のどこかの国だったと…)でも、ブリーという料理があることを知って、クレープ生地が薄焼きのパンだったり微妙に違いはあっても、地続きで隣り合っていたりする国だと、お料理も同じようなものがあるのだな…、なんて思ったのです。



あと、ロシアの街を歩いていて感じたのは、若い子のほとんどがモデルさんみたいだ、ということ。
皆、とにかくすらっと背が高くて、足が長くて、綺麗な顔立ちをしていて…。
でも、不思議なことに、どこかの時点を境にして、全員が、いかついおじさん&おばさんに変わってしまうようなのです。

道路脇で何かの作業をしているおじさん達の中に一人、デカプリオそっくり(でも身長はこの彼の方が高かったと思う)の男の子が一人混じっているのをみつけ、先輩と一緒に

「あの男の子が、いったいどの時点で一緒にいるおじさん達みたいに、いかつくなっちゃうんだろうね!」

と興奮して語り合ったものです。



そして、ここからいったいどこに話が飛ぶと思います?



私の大好きなお相撲です。


え?今日こそ「食いしん坊」のはず?もうちょっと待ってください。


13日からいよいよ5月場所がはじまりますね。
(場所中、午後のひと時をかなり長時間拘束されることになってしまいます…。)

日本人力士で私が期待をかけていた、大関栃東の引退が決まってしまって寂しいところもありますが。

最近の大相撲で目覚しい活躍をしているのは、なんといっても外国人力士です。

それも若貴兄弟の全盛期に隆盛を誇っていたハワイ出身のサモア系力士はすっかり鳴りを潜めて、現在幕内にいる外国人力士は、ほとんどがモンゴル出身、そして、もう一つの一大勢力をなしてきているのが、北欧(東欧?)出身の白人力士たちです。

露鵬、白露山(今場所は十両)の兄弟に、既に十両でかなりの頭角を現してきている若ノ鵬(この子はなかなかのイケメンでこれから注目です。でも露鵬みたいに、すぐにいかついおじさんに変身しちゃうのかも…露鵬もまだ27歳なのに…)の三人はロシア出身。

黒海は、グルジア出身。(髭の濃さとほっぺの赤さがどうしても微笑みを誘います)

角界のデカプリオといわれる、ベビーフェイスの可愛い把瑠都(この子も先場所怪我で休場のため、今場所は十両です)は、エストニア出身。
角界でも唯一のブロンド力士の把瑠都は、髷を解いていると、本当に可愛くて、まさにデカプリオにそっくりだと思います。
実況席でよく解説している超ダンディーな北の富士さんも「この子は可愛い顔してるねー」なんて言ってる程(笑)

そして、角界のベッカム(これは他に例えようがなかったのかな…)といわれる琴欧洲はブルガリア出身。
この人は格闘技をやるには気が優しすぎるのか、大関昇進後、いま一つ成績がふるいませんが、やっぱり…、とんでもなくハンサムで、身体つきも最高にセクシーなので…、土俵に上がるとどうしても視線が釘付けになってしまいます。


白人力士たち、身体全体のバランスが整っているので、サモア系のお相撲さんたち(小錦とか曙とか)のように巨大!という印象がないのですが、露鵬 195cm、把瑠都 197cm、琴欧洲は204cm

皆、あの巨人Jaredよりも大きいのです!
(Jaredごめん…、なにもSumo Wrestlers と比較することないよね…)

でも、Jensenをお姫様抱っこするのもホント軽々だろうな…。
(Jensen/琴欧洲…、はっ、危ない危ない!目を覚まさなきゃ!)


お相撲さんは、他のスポーツでプレーする助っ人外国人選手と比べて、格段に日本語の上達が早いことで有名ですが、それでも北欧(東欧なのかも…)出身のお相撲さん達は、ロシア語を共通語としておしゃべりができるようです。

把瑠都(エストニア出身)が、ホームシックになると部屋の近所にあるロシア料理の店に通っている、と話していたことでも分かるように、故郷の料理もかなり似ているものがあるみたいですね。

琴欧洲のブルガリアって、私のような、地理、世界史の知識が欠如している人間からすると、ヨーグルトのイメージしかなかったのですが、昨年末くらいに読んだ 「ヒストリアン」 (映画化の計画、進んでいるのでしょうか?) というドラキュラの謎を追った壮大な物語に出てきた、20~30年ほど前のブルガリアは、かなり閉鎖的な、東側っぽい描かれ方をしていたので、ヨーロッパの中でも、かなりロシア寄りの文化が入っている可能性も高いのでは、と、推測しています。



ということで、やっと!本日の本題である「食いしん坊」に突入しますが、今回ご紹介するのはブルガリア料理です。



琴欧洲を好きになったために、ブルガリア料理に興味が湧いたのか、はたまた全く関係なく旅行番組かなにかを見て興味を持ったのか、その辺りの記憶ははっきりしないのですが、何年か前の夏、なぜかブルガリア料理にはまっていたことがありました。

といっても、「タラトル」 というヨーグルトの冷静スープと 「ムサカ」 だけなのですが。

「ムサカ」 は本来、ギリシャ料理なのでしょうか?

これも地理の知識のない私には、ヨーロッパの国々の配置がさっぱりわからないので、想像の域を出ませんが、南欧から東欧(北欧)にお料理が伝わっていくような歴史があったのでしょうか。


「タラトル」というヨーグルトのスープは、ブルガリアでは家庭で本当に普通に食べられている料理らしく、日本のお味噌汁のように、きっと各家庭で独自の自慢レシピがあるのだと思うのですが。

今回は、私がある夏の日々、毎日のように食べていた「藤葉バージョンのタラトル」をご紹介します。


では材料の説明から。

ヨーグルト:200cc(もちろんブルガリアヨーグルト)

水:200cc

きゅうり1本:みじん切りに

生のパセリ一枝(?):みじん切りに(本来、ディルというハーブを使うのですが、私が一番最初に知ったレシピでは、なぜかパセリを使っていて、私はずっとパセリで作っていました。いつかディルで作ってみようと思います)

にんにく(小さいものひと欠け):芯を取って、みじん切り

オリーブオイル:適宜


作り方

材料の準備ができたら、全てをボールに入れて混ぜ、塩(お好みで胡椒を少々加えても)で味を調えたら出来上がり。
(出来たては、にんにくやパセリの刺激がかなりあるので、冷蔵庫で少し寝かせても美味しいです)



このスープを朝ごはんとして、毎日大量に食べていた記憶があるのですが、にんにくが入っているし…、会社の夏休みの連休中だったのかな…。



そして「ムサカ」。

ムサカについては、X-Files Slash の中に、料理が得意なスキナーさんが出てくるお話があって(…Slashには、あらゆる設定が存在します)、彼の手料理として名前が出てきたのに食いついたのが最初だったかも、と、今、ふと思い出しました。

なので、私が最初に作ったのは、ホワイトソースを使う、ギリシャ風のムサカでした。

では、まず藤葉バージョンのギリシャ風ムサカです。


材料の説明から

茄子:4~5本 (1cmほどの輪切りに)

ジャガイモ:3~5個 (茄子よりは薄めの輪切りに)

ミートソース:400cc (先日ご紹介したシェパードパイのミートソースに生のトマトを追加して作ると美味しいですが、面倒ならお好みの缶詰を一缶)

ホワイトソース:400cc (手作りすると美味しいですけど、面倒なら、やはりお好みの缶詰を一缶)

ピザ用チーズ:お好きなだけ

塩コショウ



作り方

① 輪切りにした茄子とジャガイモを素揚げします。
(揚げ物はしたくない、という方、適量のオリーブオイルで茄子を焼き、ジャガイモは皮付きのままラップにくるんでレンジにかけたものを輪切りにして使っても結構です)

② 大きなグラタン皿の底に茄子を敷き詰め、塩コショウを少々します。

③ 茄子の上にミートソースをかけます。

④ ミートソースの上に、ジャガイモを並べ、塩コショウを少々します。

⑤ ジャガイモの上にホワイトソースをかけます。

⑥ ②~⑤までの手順をもう一度繰り返します。

⑦ ピザ用チーズをたっぷり乗せ、200~250℃に熱したオーブンで表面がこんがりするまで焼きます。


層になった茄子とジャガイモをガバッと取り皿に掬い取って、熱々をいただくと、ホワイトソースとミートソースが絡まりあって、なんともいえない美味しさです。

カロリーは気になるところですが、茄子とジャガイモは素揚げするとコクが出て、味わいが増します。



そして、これがブルガリア風になると、どこが変わるか、というと、するどい方は既に察していることでしょうが、ホワイトソースの代わりにヨーグルトソースを使う、という点に違いがあるだけです。



ということで、藤葉バージョンのヨーグルトソースの作り方。

プレーンヨーグルト半パック(乳清が分離している場合、なるべく乳清を入れずにすくってください)
※ザルにキッチンペーパーを引いて、冷蔵庫の中でしばらくヨーグルトの水気を切る、という手順を入れているレシピが多いのですが、私は面倒なのでそのまま使います。

生クリーム100cc

以上の材料をよーく混ぜるととろっとしたヨーグルトソースが出来ます。
(ブルガリアのレシピでは、このヨーグルトソースに卵を混ぜるというのも多いです)


ホワイトソースをヨーグルトソースに代えたブルガリア風ムサカも、焼きあがってみると、生クリームのおかげかヨーグルトがこっくりした感じになって、とても美味しいです。

ヨーグルトソースを混ぜる時に、塩コショウを少ししてもいいのだと思うのですが、ヨーグルトの酸味のせいか、塩味をつけなくても大丈夫だった気がします。


ということで、ロシアの旅からお相撲を挟んでブルガリア料理、と、かなり苦しいこじつけになってしまいましたが(笑) 機会があれば、ぜひ一度お試しください。

私の料理って、常に品数より量、ですね…。

あれこれ一度に色々作るの面倒なんですもん…。


次回は…、お奨め Slash についての日記、になるかもしれません。

2007年5月5日土曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

maxy494さんの書き込みにつられて「MOVIE STAR」6月号買ってしまいました。

あそこまでのアップに耐える美貌って、Jensen…やっぱり恐るべし、ですね。



Jensen Ackles, you surely should be illegal.....



自然な肌色にみえるけど、世界のFan girls がお気に入りのFreckles(そばかす)がほとんど見えないということは、撮影用にファンデーションを塗られてしまっているのでしょうね。(つまり、お化粧のノリもそれだけいいってことなのね…。妬ましいほど…。)

そして、この超アップの写真で見るJensenの瞳の色は、先日バンクーバーを訪れた Fan girl の指摘にあったグリーンではなく、明らかにヘイゼルですよね?

かなり踵の高い靴を履いているのがちょっとだけ気になってしまいましたが、Jared と一緒に行動するようになって、Jensen なにか身長にコンプレックスでも感じるようになったのかしら?
日本ではそんな心配まったくいらないのに!

インタビューの内容に、これといって目新しいやりとりはないけれども、現実の世界で一番怖いものは?という質問への 「人間全般」 という回答には、ちょっとだけ考えさせられました…。

このインタビュー。(8月号に続く)ってなってるのは、セカンドシーズンDVDの発売に合わせて、8月号でSupernatural の特集が組まれるって期待してもいいのでしょうか?

この続きのインタビューではセカンドシーズンの撮影にまつわる裏話なんかを話してくれているといいけど…。8月号も忘れずに買いに行かなきゃ…。



***



話は突然変わりますが、見知らぬ人に話しかけられることって、ありますか?

いえ、宗教の勧誘とかではなくて。

私はかなりの人見知りで、まず自分から知らない人に話しかけることはないのですが、どういうわけか昔から、駅で切符の買い方を聞かれたり、通りすがりに道を聞かれたりすることが頻繁にありました。

一度なんか、90代くらいのおばあさんのヒッチハイクを拾って5~10分ほどの距離ですが彼女の目的地まで車で送ったことがあります。もちろん、日本の北関東の田舎町でのことです。
おばあさんは、結構です!という私にわずかですがお小遣いを無理やり渡して、車をおりていきました。(今思えば、あれって白タクになっちゃうのかな?)

恐竜博には結構毎年通っていたのですが、ある年、オープン時間前に会場に到着してしまった夫と二人、せっかくだから一番乗りしよう、と入場ゲート前でチケット売り場が開くのを待っていると、初老のご夫婦が近寄ってきて「相談があるのだけど」と…。

「なんでしょう?」と応えると、そのご夫婦は、実は抱えているご病気のため二人とも障害者手帳を持っていて、介護人が付き添ってきている場合、二人で一人分の入場料で入れるのだ、と。
いつもは娘さん夫婦に付き添ってもらうのだけど、今回は、娘さんたちと休みが合わなかったことと、自宅から近いこともあって、ご夫婦二人だけやってきていて、障害者手帳を持っていたとしても介護人がいなければ通常料金で入ることになるので、どうせだから、介護人ということで私たちと一緒に4人で入場しませんか?もちろん入場ゲートをくぐった後は、別行動でかまいませんから、って仰るのです。

恐竜博のチケットってかなりの額(その年によって値段は違ったような気もするけど、その年は四千円以上じゃなかったかな…)なので、私たちは有難くその申し出を受けて、私は旦那様と、夫は奥様とそれぞれ二人組みになって、半額の料金で入場することができたのです。

後から考えてみると、ご夫婦のうちどちらかが障害者手帳を出さなければ(お二人とも見た目は普通にお元気そうに歩いてらっしゃったので)、お二人で一人分の料金で入れるわけで、純粋に私たち夫婦に好意でお話を持ちかけてくださったのだ、ということになります。


現在、病気療養中をいいことにほとんど引き篭もりの生活をしているため、知らない人に出会う機会もほとんどないのですが、先日、また主人と休みが会わず、一人で電車を乗り継いで病院に行った帰り、妙に疲れてしまった私は、地下鉄に乗り込むと、サラリーマンと小さなおばあちゃんの間の席に腰をおろしました。

私が腰を下ろす様子をじっと見ていた黒地に小さな花柄の散ったワンピースを着た、ちっちゃな可愛いおばあちゃんに私が小さく会釈を返すと、彼女は、

「私がこんなに小さいでしょう?あんたはこんなに大きいから…」
(この台詞はぜひ名古屋弁のアクセントで再生して欲しいものです!)

といいつつ、ご自分と私の肩の高さの違いを示すような仕草をしました。

私は、身長が164cmあって、現在は病気のため足元が心もとないので、昨今の名古屋嬢たちのように高いピンヒールを履いたりはしていないのですが(OL全盛期には7cmのハイヒールを履いて走り回っていたこともあるというのに!)、彼女の目には、かなり背が高く見えたみたいです。

私が笑って 「かなり差が出ちゃいますね」 と言葉を返すと、それからの二駅分、ほんの数分間の間に、おばあちゃんの半生をすべて拝聴することになりました。


私はこんなに小さいけど(電車から降りるため一緒に立ち上がった時、たぶん140cmないくらいの小柄なおばあちゃんでした)、息子二人は180cmくらいあるのよ、というコメントから始まり、40代で旦那様を亡くして以来、女手一つで息子二人を育て、息子たちも今では働き盛りで、日本中や海外まで出張で飛び回っていて、忙しそう。現在、気楽な一人暮らしだけど、毎日出歩いていて、ほとんど家にじっとしていたことなんかないの。この前病院で健康診断を受けたけど、どっこも悪くないって言われて、先生、頭のよくなる薬をくださいって言ってやったの、そしたらそんなのはない、って言われちゃって。ペン習字は三段の腕前で、お花もお免状を持っていて、とにかくドラゴンズファンで、負けたら悔しくて眠れないくらいなの…、云々。


流暢な名古屋弁は、耳に優しくて、私は時々笑ったり、相槌を挟みながら、とても楽しく聞いていました。



****



OL時代、連休になると、ものぐさで何も計画を立てない私を旅行に誘ってくれる人が現れ、誘われるまま、ちょこ、ちょこ、っと旅行にでかけていました。

中でも不思議と思い出に残っているのは、もう7年くらい前のことになりますが、ロシアに行った時のことです。

当初、北欧のどこかにオーロラを見に行こうか、ということで、夏休みも近くなった頃、同じ部署の先輩から突如誘いを受けたのですが、オーロラツアーの人気はそんな甘いものじゃなくて、一年くらい前から予約が埋まっているほどだ、ということが判明して、「じゃ、他だったらどこに行きたい?」 と問われた私は、北欧からの連想で、深く考えもせずに 「ロシアに行ってみたいかも」 と答えてしまったのです。

あっという間に、行き先はロシアに決まり、かろうじて急遽購入した「地球の歩き方」で私が調べたことと言えば、ピロシキやボルシチは言うに及ばず、ロシア人はアイスクリームが大好きで、真冬でも皆アイスクリームを食べる、とか、ブリーというクレープに魚介類やお肉とかを包んで食べる料理が美味しいとか、食べ物のことばかり…。

出発の二日前に、「モスクワの地下鉄で爆弾テロ」なんていうニュースが流れて、半分期待しながらツアーが中止にならないか、旅行会社に連絡を入れてみたものの、変更無し、との答えで…。ついに私は、特に気乗りもしないままモスクワの地を踏むことになってしまったのです。


ロシアではとにかく毎日アイスクリーム食べてました。


夏休みとはいえ、ロシアの気候は涼しくて過ごしやすかったのですが、空気は乾燥していて、アイスクリームを食べるのにちょうどいいのです。
道を歩いていると、20m置きくらいに、アイスクリームのスタンドがあって、それこそ老若男女誰もが、アイスクリームを食べながら歩いていました。
包装もないソフトクリーム型のアイスクリーム(無造作に、ガラスの蓋のついた冷凍庫の中に転がしてあります)は、10円くらい、ネスレなんかのブランドもののアイスクリームでも30~50円くらいで買えたと思います。

町を歩いていて、ちょっと疲れた、と思うとアイスクリームを買って、近場の公園のベンチに腰を下ろして休みながら食べていました。
一緒に行った先輩は、人生でこんなにアイスクリームを連続で食べたのは初めて!と自分で自分に驚いていたほど(笑)
(その後、日本に帰ってから、ロシアのトップのプリマドンナがパートナーから絶縁状を叩き付けられ、その理由がアイスクリームの食べすぎで重たくなったから、という記事を読んだ時は、それもあり得る!と妙に納得したことを思い出します)


そんな、とある昼下がり、サンクトペテルブルクの公園のベンチに座り、またもやアイスクリームを食べていると、恰幅のいいロシア人のおじさんが、ツカツカツカと歩み寄ってきて、私と先輩が二人いる内のなぜか私に向かって、ロシア語で何事かをまくし立て始めました。もちろんおじさんの言っていることなど一言も分からず 「分かりません」 というように首を振ると、おじさんはあっさり「ふん」と頷いて去っていきました。

昼下がりの公園には他にも沢山人がいて、おじさんがよりによって、なぜ私に話しかけてきたのか、そしてあっさり去っていったのか、謎のままです。

私は、その日おみやげ物屋さんで買ったばかりの青いトルコ石(たぶん)の民族調のピアスをつけていて、東洋人にしては大柄(一緒にいた先輩がまた 148cm という小柄さ!)で色が白い私は、モンゴル系のロシア人にでも間違われたのか、と、どきどきしながらとりあえずピアスを外しました。
(服装はTシャツにジーンズとその辺のロシアの若者と同じだったと思うのだけど…)


それから、サンクトペテルブルクからモスクワに移動するという日、空港にて、今後の予定か何かをツアーガイドさんが話している時、ツアー参加者の一番外側で、聞くともなくぽーっと立っていると、小太りのロシア人のおじさんが私の横にちょこちょこっと近づいてきました。

空港だし、引ったくりとかだったら嫌だと思い、下げていたショルダーバックをこっそりと胸元に抱き寄せたりしていると、首を伸ばして私たちのガイドさんの話に耳を済ませたおじさんは、私に向かってにっこり笑い 「日本人ですか?」 となんと日本語で話しかけてきました!

私がびっくりして目を丸くすると、「日本に住んでいたことがあるんです」なんて、とても達者な日本語でさらに付け加えました。それからまもなくガイドさんの話も終わり、特別なんということもなく、そのおじさんとは笑顔で会釈をして分かれましたが…。

偶然にも空港で親日家のロシア人のおじさんと出くわしたということなのですね!

驚くようなことってあるものですね。


こうして、思わぬ偶然で見知らぬ人と交流するようなことって、皆さん多かれ少なかれ経験があることなのだとは思いますが、こうしてまとめて思い出してみると、不思議な気持ちになります。



まったく言葉の通じない外国に旅行したのは、ロシアが初めてで(当時、空港やホテル以外では、英語が全く通じなかったのです!自由化の進んだ現在は状況がだいぶ変わったかもしれませんが…)、他にも色々楽しいことがあったのですが、今回は、このくらいにして、またいずれ機会があったらまとめて日記に書いてみたいと思っています。


今回、ロシアの話から、食いしん坊に繋げるつもりだったのですが、思いのほか長くなってしまったので、食いしん坊はまた次回、ということにしようと思います。

Supernatural セカンドシーズン第20話

あああぁぁぁ~、よかった、今週も見ることができました。



***



今回は、少し私の妄想感想文を書こうかと思いますので、セカンドシーズンのネタバレは嫌という方、閲覧にはご注意ください。





ディーン、信じられないほどの可愛さでした…。


私たち Fan girls をまじで殺すつもり?


そして予想通り、最後の10分で、もう嫌という程泣かされてしまいました。



ストーリーとは直接何も関係はありませんが、以前、Super-wikiに覗きにいった時には、推測の域を出ないとされていたパパの生まれた年も今回はっきりとわかりましたね。
(確認にいってないけど、ひょっとして、wikiのデータ、もう修正されてる?)
1954年ですか…。(My first love(…)のジャッキーチェンと一緒…)



X-Filesにも、Djinn(女性だからジーニーだったかな?)が出てきて、「三つの願い」を使っていたずらする回がありましたが、今回のエピソードは、むしろ、7thシーズンの第1話 「The Sixth Extinction」 の後編を思い出しました。



この後、SupernaturalとX-Filesの両方のネタバレが出てきます、閲覧にはご注意願います。










この「The Sixth Extinction」という前後編2話にまたがるX-Filesのエピソード、Slasherをぞくぞくさせるようなスキナーさんとモルダーのシーンもあって、そんなシーンもご紹介したいところではあるのですが、今回はぐっとこらえて。

このエピソードの中で、モルダーは、死んだはずのディープスロート(初代情報提供者のおじさん、モルダーはかなりこのおじさんに懐いていました)が元気に暮らしていると知らされたり、行方不明になっていた妹のサマンサが、結婚し子供を持って幸せに暮らしているのを目にしたりします。

モルダー自身もダイアナ(彼女の説明は長くなるので省略します)と結婚し、子供をもうけ、末永く幸せな人生を送り…。

でもその幸せな人生の最後の時、窓の外は、モルダーが戦いを放棄して幸せな人生を選んだことの結果のように、人類の終末を思わせるような惨状が繰り広げられていて…。

そんな幸せな悪夢からモルダーを目覚めさせたのは、共に同じ目的を持ってずっと一緒に戦ってきた、そう、スカリーだったのです。




そして今回のSupernatural。


ママが生きている姿を目にしたディーンが、どんなに嬉しそうだったか!

小さなディーンがベッドに入ってこれから眠る時には、いつも "Angels were watching over you." って声をかけていたわ、とママの口から聞いてどんなに安心した顔をしたか!

パパの死因が、悪魔に殺されたわけじゃない(でも、心臓発作で死んだって…、Gray’s anatomy?)と知って、思わず "That’s great" ってもらして、その言葉をママに聞きとがめられてさえ、"That’s great" (眠るように逝ったのなら…)って、ほっとしたように繰り返したディーン…。

タクシーを呼んであげるから帰りなさいって言われても、ここに泊まりたいって、ママに甘える姿がなんて可愛かったことか!

ママに髪を撫でられたり、こめかみにキスされたりする時の、ディーンのあのまさに幼い子供のような顔!

ママの作ったサンドイッチをどんなに美味しそうに食べていたか!

「Bugs」では、綺麗に刈られた芝なんか吐き気がする、なんて言っていたディーンが、どんなにうきうきと芝刈りをしていたか!(道路の向こうのおじさんにどんなに嬉しそうに手を振ったか!)

元気な姿のジェシカをどんなにきつく抱きしめたか!

青春時代のおいたが過ぎて、サムとの仲は少しギクシャクしているけど、サムとジェシカの婚約を心から喜んで、現在のサムとの少しの隔たりなんか「Fix」してみせる、って言ったディーンなのに…。



幸せな夢の世界で繰り返し皆からディーンに投げかけられる 「Get some rest.」 という言葉が、胸に刺さります。

4歳の時から、ひと時の休息もなかったディーンの人生を強調しているようで。


ファーストシーズンの「Shadow」で、これで悪魔との決着がついたとしたら、普通の生活に戻りたいと語ったサムに、家族三人で狩りを続けたいんだって懇願したディーンの心の奥底に、本当はどんな願いが埋もれていたのかを洗いざらい暴き出して、私たちの目の前に突きつけてくれたのですね。


残酷です、クリプキ…。


なのに、Winchester一家が狩りをしなかったらどうなるのか…、ディーンはそれを見せつけられてしまうのです。

Djinnが叶えてくれる、理想の世界は、大昔の物語りの時から、いつだってどこか不完全です。

最後には、望みなんか持たなければよかった、って思い知らせるためみたいに。



ママに愛してるって伝えてくれ、と言って Impala に乗り込んだディーンの隣に乗り込んできたサム。
兄ちゃん(AUサムだと、兄さん?)が馬鹿なことをするとしたって、一人ではさせない。
わからねえな、どうしてお前、(こんな俺に)ついてこようなんて…。


Sam: “Because you’re still my brother.”

Dean: "Bitch."


もちろん私たち Fan girls は画面の前で、「Jerk」と声をそろえて合唱しました。


なのにAUサムは、ぽかんとした顔で:


Sam: "What're you calling me a bitch for?"

Dean: "You're supposed to say jerk. ---Never mind."


クリプキ!!!やってくれます(笑)

登場以来、ずっとギクシャクしていたAUサムとディーンだけど、やっぱりサムはサムなのです。



Djinn を退治するためにあの場所へとやってきた兄弟。

幸せな夢の世界で、ずっとディーンに付きまとっていた女の子の亡霊の正体を目にしたディーンは、本当の自分が現在どんな状況にあるのかのビジョンを目にしてしまいます。

愛しい存在から口々にここに残れと説得されながら、90%の確信しかないまま、幸せな夢の世界を捨てる決心をしたディーン。


どうして辛い現実を選んだのでしょう?


衰弱しロープで吊るされたディーンが目を開いた時、目の前にはサムがいました。

それが理由の全て、なのですよね。

父ちゃんまで失ってしまった世界に、サムを一人置き去りにすることはできない、一人置き去りにされることを何よりも恐れてきたディーンだからこそ…。(私の妄想日記の中では、ですが…)


でも、Djinn を退治した後、モーテルのベッドに腰掛けて、「あっちに残りたかった。本当に残りたかったんだ」 と呟くディーンの信じられないほど儚げで幼い顔!!!


私をこんなに泣かせて!どうするつもり!!!


本当に、胸が苦しくなるような、いいエピソードでした。



細かいところで、取り上げたい事柄はまだまだありますが…。

またもや la_folle_allure さんが(私の脳みその皺から読み取ったかのような)物凄く詳細なレビューを書いてくれていますので、そちらにお任せします。

物凄く長いから、トイレは済ませて、なにか飲み物を用意して、腹ごしらえもしてから、読んでね、と、彼女からのレビューを読む前の注意書きが、あったことを一応お伝えしておきます…。


http://la-folle-allure.livejournal.com/131539.html



そして Supernatural ファンのおそらく8割強が、多かれ少なかれ Dean(Jensen)!girls なのだと思うのですが、日頃から強烈に Sam(Jared)!girl であることを表明している、私のお気に入りの作家である keeepaofthecheez さんが彼女の日記の中でこんなことを書いています(こちらは短いのでそのままこっそり引用してしまいます…):


We know SO MUCH about Dean. We do. We know his favorite foods, music, cars, taste in women, blah blah blah ad nauseum. We know what makes him tick, what makes him angry, what makes him cry those gorgeous anime tears. We know DEAN. I honestly feel like I can say at this point, I. Know. Dean. Winchester.

But do we REALLY know very much about SAM? We know what Sam feels as a reaction to DEAN, yes. Which, don't get me wrong, is WONDERFUL. There's absolutely nothing I love more about this show than the brotherly interaction. But the thing is, I WANT TO KNOW SAM, TOO! We know he had a life before Dean came back for him, we know he had a girlfriend whom he loved. We know he has plenty of issues, and many more hovering on the horizon. And sure, maybe we're meant to have this aura of mystery surrounding Sam because of what may or may not be to come. But what's HIS taste in music? Cars? Food? Where are these little details we always seem to get with Dean, but are never given with Sam?

Even in Sam-centric episodes we're treated to awesome Dean characterisation, but half of the time we get nothing on SAM but more questions! Born Under a Bad Sign told us more about Dean than Sam, who wasn't even really THERE the entire time. The last "Sam episode" I can think of, Heart, was fabulous, but pretty much all I got from it regarding Sam was that:


1. Sam's shy around girls he likes.
2. Sam has a hotass body, and can fuck all day long.
3. Sam and Dean play rock, paper, scissors to figure out "tough decisions".
4. Everyone Sam cares for has a death sentence hanging around their neck.
5. Sam wants Dean to kill him if and when the time comes.


Um, okay, well I already knew most of that.



兄弟が二人で主演だ、とは言っても、名前のクレジットの出る順番でもわかるとおり、当初は、サムを中心にストーリーが展開していくはずだったのではないか、と思うのです。

サムのサイキック能力とか、悪魔との関係の謎なんかを見ても…。

私の妄想日記でも、ストーリーを掘り下げて解釈しようとすると、ディーンの心の中ばかりを覗くことになってしまう、ということが、実は少し気になっていたところです。

これというのもやっぱり、ディーン(ジェンセン)が可愛すぎるのがいけないんでしょうか…。はははは。



***



今回のエピソードにはまったく関係ありませんが、ついでなので…、もう一つ。

keepaofthecheez さんの日記内で、偶然にも、つい先日私の日記でも熱い話題になった Gale Harold についての討論会(?)が、おととい(時差を考えると昨日かも)繰り広げられていました。
(一言言わせていただきますが、私の日記の方が先です)

彼女がSlash友達とメールをやりとりする中で、友達が話題に出したジャスティン(ティンバーレイク)をQueer as folk のジャスティンだと勘違いしたことから、Gale セクシー談義に華が咲いてしまったようなのですが…。

これが、噂に聞く 「Synchronicity(同時発生)」 っていう現象なの?


全く影響し合ったわけでもないのに(keepaofthecheez さんが私のブログを読みにきていないことは確かだと思います(笑))、海を隔てたこんなに離れた場所で、とっくに放送の終わったドラマに出演していた人が、ほとんど同時期に話題に上るなんて!

すごく不思議な気がします。


究極的にシャイな私は、こういう白熱した生のやり取りに対して、傍観者になるしかないのが寂しい気もするのですが、皆の熱のこもった書き込みを読むだけでもとっても楽しかったので…。

興味のある方は、こちらです。

http://keepaofthecheez.livejournal.com/356841.html?#cutid1



皆が隠し持っていたらしい、秘蔵のお宝写真なんかも、貼り付けてあって、見ごたえがあります(笑)



次回は、またちょっと 「食いしん坊」 にしようか、と考え中です。