本日、書き込みへのお返事を書こうとして日記を開いた時、あることに気付きました。
実はこれまで全然気にも留めていなかったのですが、前回の嘆願書への署名のお願いの回で、なんとこのブログ100回目の投稿を迎えていました。
ただただ日々妄想のみを吐き出しているだけの日記なので、100回目だからどう、ということは別に何もないのですけども。
今までの人生で、日記なんか三日坊主すら続かなかった私が、この5ヶ月で100回も日記を書いたなんて!それを思うと、今更ながらSupernatural および J2 の二人の魅力&威力に感服します。
ということで、今日は一応自分へのご褒美としてビールをちびちびやりながら、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。(大げさ!)
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昨年、夏の終わりか秋頃だったと思います。
ある日、北関東のとある田舎町で一番大きなレコード店(HMVとかではありません)に行きました。DVDコーナーの近くに、近日発売とかレンタル開始のチラシを集めて展示してあるコーナーがあって、私はCDを熱心に物色している夫から離れ、なにげなく一枚のチラシを手に取ったのです(この時夫はよりにもよって“なぎら健壱”のCDを買い、早速帰りの車の中で聴かされたことをぼんやり覚えています)。
それは文庫本を開いたくらいの大きさの冊子状に折りたたまれた小さなチラシだったと記憶しています。
「イケメン兄弟が、超常現象に立ち向かう!」
とかなんとかいう煽り文句に、長年の熊男フィルター装着のため本当にこの兄弟がイケメンなのかの判断はつかなかったものの(…)、X-Filesの最終シーズンの後、熱烈な興味の対象を失って、しばらく抜け殻のようになっていた私は、「超常現象と戦いつつ、兄弟は行方不明になった父親を探し続ける」というようなあらすじを読んで、このドラマのDVD買うかも…、なんて「なぎら健一」の昭和歌謡を聞き流しながら夫に告げたことをことを思い出します。
冴えないきっかけですが、これが、私が 「Supernatural」 というドラマを知った、一番の始まりでした。
その後、「Supernatural」のレンタルが開始されてもなかなか「最新作!」という文字が前面で踊っている間は手を出す気になれず、確か11月くらいになって、北関東のとあるTSUTAYAで 「いつでも半額レンタル中」 となったファーストシーズンのDVDの一枚目をまず借り、兄弟はなかなか仲がいいけれども、女性ゲストの存在もかなり鼻についた(すみません、根っからの腐女子で…)初期のエピソードに、この先ちゃんと面白くなるのか?という一抹の不安を抱えた私。
それから実は一ヶ月ほどの間を置いて-この空白の一ヶ月はどういうことかというと、急遽、東海地方への引越しが決まったりしてバタバタしていたのです-、引越し先のTSUTAYAで改めて次の2枚目と3枚目のDVDを借りました。
ここまで観てくると、兄弟二人きりで父ちゃんを探し続ける切ないロードムービーに、X-Filesにどうしようもなくはまっていった時の fan girl としての感覚がありありと蘇ってきました。
そしてついに、その2枚のDVDをTSUTAYAに返却にいったその足で、「Supernatural」のDVDセットをまとめ買いして、一気に最終話まで息もつかずに観て。
クリフハンガーのとんでもない最終話のエピソードに 「この後どうなるよう!!!!!」 と絶叫しつつ、この時には「Supernatural」というドラマに完全にやられてしまった自分をどうにも否定することができなくなっていました。
久々にめらめらと燃え上がった腐女子心をどうにも治めることができずに、いい年をしてどうしてもこの妄想を分かち合えるお友達が欲しくなって、恐る恐る日本の腐女子サイトを探そうとしてみるものの、昨今の日本腐女子サイトのあまりの敷居の高さに怖気づいて足を踏み入れることができないまま、それでも溜まりきった妄想を吐き出さないことには死んでしまう!と、年明け早々なんとこのアナログ人間が無謀にもブログを立ち上げ…。
さらに日本の腐女子サイトへの探索を諦めた私は、X-Filesでの経験で深みにはまったら大変なことになると重々承知していたはずの海外Slash にどうしても我慢できずに手を出した挙句、しかも今回は、なんとRPSという未知の世界にまで足を踏み入れてしまい。
挙句の果てには、ファーストシーズンのクリフハンガーにはなんとか耐えたくせに、Spoilerありの最新Slashを読みたい一心で、結局セカンドシーズンのエピソードまで追いかけ初めることになり。
(この頃、自分の日記だけでは充分にガス抜きできず、某marsaさんには常識では考えられないほどの長さのメールを送りつけたりして…、大変ご迷惑をかけてました。今振り返ると冷や汗が出ます。)
日本の腐女子マナー?わからないの、許して!と、伏字なし、実名全開で、妄想日記を書き続けている内、なんとちらほらと日記へ書き込みをしてくれる人も現れるようになりました。
ドラマの感想日記だけでなく、日々読み漁るようになったSlashのことも日記に書き始めた頃、「Slashを読んでみたい」とか「Slashを読んでいます」なんて仰る方まで現れてどんなに嬉しい思いをしたか!
海外の Fan girlsの情報や、Slashの元ネタになったインタビュー記事で「面白い!」と思ったものなんかを日記に載せるようになると、「Slashには、全く興味はないのですが…」なんて仰る方が書き込みをしてくださるようになって、それも大きな驚きであると共に、私などが知りえないような色々な情報を逆に教えていただくことも多くなり、私が日記を書いているのはまさに双方向のネットの世界なんだということを不思議な感覚を伴って実感するようになってきました。
そこからエスカレートして、まさか「Paley event」の全編を翻訳することになるとは(といっても穴だらけで…とても翻訳などというのもおこがましいですが)…、これはあまりに冒険しすぎた、と冷静になった今はツクヅク思っています。
裏番組に強敵が揃っていて、「Supernatural」サードシーズンの続行が危ういかも、なんていう噂をききつけると、海の向こうのFan girlsの強烈な興奮ぶりに完全に乗せられて、この日記を読みに来てくださる方々にむけて、サードシーズン続行を求める手紙を集めたり、ドラマの人気投票への投票を依頼したりなんていう活動にも手を出すようになったりして、子供の時からの人見知り&引っ込み思案で自分から何一つ行動を起こしたことなどなかった私が!と、本当に自分で自分に驚くほどです。
***
現在この僻地の日記をどのくらいの方たちが読みに来てくれているものか、相変わらず検討もつきませんが…ぽつ、ぽつ、と新しい方の書き込みが現れたりすると、妄想だらけの日記でも僅かとはいえ新たに興味を持ってくれる人がいるのだと、また嬉しい気持ちになり。
この日記内では触れてきませんでしたが、高校生の頃からBL作家を目指して小説を書いていたりしたこともある私としては、読者がいる、そして日記の内容に感想をもらえるということは何よりも大きな励みになります。
そして毎日これほどSlash三昧で生きていると、最近、自分でもSlash書こうか、なんて誘惑に駆られたりして、いやいや何言ってんの!無理無理!目を覚まして!なんて自分にビンタしたりして(笑)
ひょっとして、この日記を初期の頃から読んでいる方の中にはご存知の方もいるかもしれませんが、Supernaturalに嵌る直前、一瞬大昔の熱がぶり返して、ちょこっとだけ某Fanficを書き始めたことがあるのです。そういえば、あれもなんとか終わりにしないと…。
更には、病気療養中の無職の身で、自由に使えるお金が欲しいがために、お小遣い稼ぎにBL雑誌にまた投稿しはじめようか…、なんて思ったり。
最近本屋に行っても気恥ずかしくてそのコーナーに近寄れないのですが、いまだにBLの小説雑誌って売ってるのでしょうか?私が昔投稿していた小Jは、確か廃刊(休刊?)になったのですよね?
最近のBL事情に詳しい方がいたら、教えていただきたいところです。
(って、本気で投稿するつもり?)
なんだか妄想はふくらむばかりで、一向に落ち着く様子を見せません。
そんなこんなで、なんと日記も今回が101回目!
思えば遠くへ来たものです。
秋からは、Supernatural サードシーズンも始まります。
ということで、まだまだこれからも妄想日記は、続いていきそうです。
皆さん懲りずにお付き合いいただけると、嬉しいのですが。
次回は、ファーストシーズン第16話の妄想日記を…、と思っておりますが。
「Shadow」、これも手強いエピソードなのですよね。
またSlashに逃げたりしちゃうかも…。
8 件のコメント:
藤葉さん、こんばんは。Zionです。
100回・・・いえ、101回おめでとうございます!!
最近はすっかりロム専になっているZionですが、是非ともお祝いを~と思い、書き込みさせていただきました!
わぁ~、改めて数字を見ると凄いですね~。
藤葉さんのBlogでは、J2のインタビューを始め、オススメSlashなど海外の情報を英語が幼児並な私でも知る事ができて、とても助かっています。
いつもありがとうございます!
これからも、是非!妄想を吐き出し続けて下さい!(笑)
どこまでもついて行きますので!
藤葉様、はじめまして。micと申します。いつも楽しみにブログを拝見しています。
記念すべき101回目、回顧録(?)の回に初めてコメントするのはおこがましいと思ったんですが、是非お祝いしたい!と思い、書き込みさせていただきました。おめでとうございます!
私はSUPERNATURALに今年の2月頃にレンタルに手を出し→ハマって一気借り→DVDボックス購入という経過をたどりました。そして、今までの洋画ハマり経験(SW、LOTRなど)から、SUPERNATURALもSLASHがあるに違いない!と思い、Webをさまよっていたところ、藤葉様のブログに出会いました。本編解説やSLASH紹介、インタビューの翻訳等、内容の濃さと面白さに感激しました。
紹介されているSlash、片っ端から読んでいます。藤葉様が日々ハズレにひっかかりながらも「これは!」と探し当てたのをいいとこどりするようで申し訳なくも・・・。
藤葉様の英語力と私のそれとは、ウィンチェスター兄弟と1stシーズン17話に出てきた超常現象マニアの間ほどスキルに差があるのですが、いつか藤葉様のように自由に生情報に触れて、内容が分かるようになれればなあ・・・と思っています。
長々とすみません(汗)。今後もブログの更新、楽しみにしています!
藤葉さんこんばんは。お久しぶりです、イチコです。(覚えていらっしゃるでしょうか・・・)
日記100回突破おめでとうございます!
なかなかコメントを書きにこれず(仕事と国家試験の勉強が重なっていて・・・)忘れた頃に現れるような人間ですみません(汗)以前のように毎日パソコンを見ることができなくなってしまいましたが、起動した時はいつも必ず立ち寄らせて頂いておりますv
私もSNを観たきっかけは半額SALEでした・・・(笑)しかも何故観ようと思ったかというと、「苦手なホラーを克服しよう!」という(笑)20代半ばになってもキョンシーすら観れない人間でしたので、「映画と違って連続もののドラマだったら主人公は死なないだろうし、イケメンなら観る気も起きるだろう!」と半額SALEの兄弟ポスターを前に意気込んで借りたのです。(ポスターを見たとき「イケメ・・?」と思ったことは秘密です)(いえポスターは写真写りがちょっと・・・)
結果は、見事克服しました。
ーーーーしかしまさか、「兄弟萌え」で克服することになるとは!(笑)
最初はもう本当に、リビングで毛布にくるまりながらビクビク観てたのですが(普通の人にとっては大した事のない描写でも私にとっては最恐なので・・・)、だんだん兄弟の仲良しぶりが気になってきて、いつの間にか兄弟のイチャつきを観るのが目的になってました(笑)幽霊の出るシーンでも、「でもここを観ないと兄弟の絡みが観れないし!」と、毛布を掴みながらギラギラと。萌えってすごい・・・(笑)今ではバイオ○ザードも観れます!(すみません恐怖レベルが低くて・・・)
話は変わりますが、やはり藤葉さんには日本のサイトは敷居が高く感じられるのですね。
惜しいです。日本のサイトの良いところは、日本語で書かれているというのも勿論なのですが、約80%以上がS/Dなのです。びっくりする程Dean受だらけです。RPSだと大体JP/JAです。(Sam・JP受派の方には失礼かもしれませんが)(でも本当・・・)日本のサイトは入りにくいかもしれませんが、そういう意味では藤葉さんに優しいかもですよ(笑)
ところで藤葉さん、小説を書かれる方なのですね!
わあ、是非読んでみたいです!私も趣味程度で書きはするのですが、まだまだで(笑)いつか時間ができたらSNのサイトを開いてみたいな~とは思っているのですが・・・。(今の状況じゃ本当、夢みたいなものですが/汗)
BL小説の情報は・・・すみません、さっぱりです(汗)でも投稿するBL雑誌は今でもあると思いますよ~。藤葉さんの文章、読んでみたいなぁ・・・。
Zionさん
なんだかお久しぶりです。
101回!本当に、自分の妄想のキリのなさに呆れそうですが、ここまで来てしまいました。
Zionさんと Hazel eyes について話し合った頃が遥か昔のことのように感じる、と思うと、歳月の経ったことを感じたりもします(笑)
どこまでもついてきてくれます?そういう人がいてくれると妄想吐き出しも安心してできます。
micさん、はじめまして。
全然記念すべき回顧録などではないのですが(笑)こうして新しい方から書き込みをいただくと、ろくでもない思い出話を書いたかいがあるというものです。
micさんも私と同じような経緯でSupernaturalにハマりこんだみたいですね。
暇人の私の知識が少しでも皆さんのお役に立って、Slash仲間が増えるのなら嬉しい限り、ハズレをひいてきたことも報われます。(SW?LOTR?私が怖くて手を出せない二大巨頭ですね…)
プロと自称する兄弟も、ミズーリからは「アマチュアね」と鼻で笑われたように、私の英語力も実は全然大したことないのですが…。
下手の横好き、好きこそ物の上手なれなんて言葉もありますしね(笑)妄想だけが私を英語に駆り立てるエネルギーです。
ぜひまたたまには遊びに来て、妄想に付き合ってください。
イチコさん、覚えておりますとも。
訪問者もいるのかいないのか全く分からずにひたすら日記を書いていた頃、初めて「Slashを読んでみたい」と仰っていただいて、どんなに嬉しい思いをしたか!
X-Filesでいい加減あらゆる超常現象とモンスターに遭遇してきた私は、SPNを見て恐怖を感じたことは…(ほとんど最初から邪心だけで見ていたということですね(笑))
でも本気のホラー(邦画)は見られません。「リング」だけは小説を先に読んでいたこともあって、見ましたけど。
日本のサイト…、行ってみたい気持ちは変わらず持っているのですが、最近では起きてる時間のほとんど全てを使ってSlashを読んでいるような有様で。
究極の暇人のわりに時間がないという矛盾に襲われています。
小説…、101回目の興奮にまぎれてうっかり告白してしまいましたが、最近ではまったく何も書いていないのです。でも楽しいFanficを毎日読んでいると「自分も…」なんてちょっとウズウズしてしまって(笑)
お仕事に国家試験の準備!本当に大変そうですけど、またたまには遊びに来てみてください。
藤葉様。
ブログの100回突破、ならびに、101回、新シーズンへの突入、おめでとうございます。
Jensenにそそのかされ(?)、またさらなる未知の世界に足を踏み入れた、addictionのmaxyです(笑)。
小説家を志していらっしゃったと知り、納得いたしました。
藤葉様の文章って、戸惑っているふうなのに、読む人をすんなりと、本人もそうと知らないうちに連れていってしまう流れがあります。そして、ここに身を任せるのがとても気持ちいい。大好きです。
どうかこれからも、体に無理のない程度に、書き続けてください。
また、できればぜひぜひ書いてください、Slash!!!
ずっとずっと、思ってました。藤葉様ご本人が、Slashを書いてくださったら良いのに、って。
実は、私も、メカ音痴かつスキル0点のくせに、ブログ建設を開始しました。
SNを軸にした音楽ネタの倉庫がもうパンク寸前で、藤葉様の言葉をお借りすれば、「吐き出さないと死ぬ!」状態になってしまったのです。
まあ、たいしたことはできそうにないですが、立ちあがったらご挨拶に伺います。
それと、またもやgayサイトにひきずりこまれ(ホントは好きで行ってる)、今度は、gay雑誌のJ2インタビュー拾いました。そのうち、持ってきてもいいですか?
最後にもう一度、おめでとうございます!
Maxy494さん
(病気療養を言い訳にしつつ)引き篭もりのアナログ人間で全然新しい技術が増えないのをいいことに、完全に文字だけでここまで来てしまいました。
このうんざりするような妄想日記を根気よく追いかけて、かつ応援してくれる方々が登場したことで、長い間忘れかけていた私の文字書きへの欲求を思い出させてもらったようにも思います。こうして振り返ってみると、病気をしたこともまんざら無駄ではなかったとすら思えてきます。
とはいえ、今更Slashを書けるかどうかは…(笑)でもせっかくなので、このSPN Hiatusの間、ちょっとずつ練習してみようか、とも思ったり…、いえ本当に思ってるだけで、実行するかはわかりません。
maxyさんもついにブログを?音楽関係に関しては、完全に私の知識の穴なので今から楽しみです。
そ、そんなことより、gay雑誌のJ2インタビュー??ど、どういうこと?!ぜひ教えてください!!!
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