2011年11月18日金曜日

Supernaturalシーズン7第7話ちょっとだけ感想







やーっとSPNシーズン7第7話の感想を書こうと思うのですが、



Hawaii Five-0 シーズン2、(いきなりネタバレです!ご注意を!!)どうしても我慢できないので、ちょこっとだけ書かせてください。





なんと第9話ではついに、SteveとDannyが同棲を始めてましたね!



今回のエピソードの時点で、2週間とか言ってたっけ?

あの窓もないホテルに、黒かびが発生して、Steveの家にDannyが転がり込んだという設定らしいけども、

オーシャンビューなSteveの(厳密には、亡くなったお父さんの)家で、波の音がうるさくて眠れない…、とテレビを付けっぱなしで眠るDannyの、そのまたテレビの音で眠れないSteveは、エピソードのラストで、Dannyにヘッドホンをプレゼントしてあげるという…。


「安眠妨害だからさっさと出て行け」じゃなくて、「これで一晩中テレビを見てられるだろ」と、Dannyが家に残れる方向で対策を考えるSteveが可愛いです。


でも、その直後、すぐご近所に家を借りたとDannyから告白された瞬間、


“Forget it!”


と反射的に言ってたSteve。

Dannyは、その言葉を、同じ職場の同僚が同じ通りに住むなんて(イヤだ)、どこか別の場所に部屋を借りろ、という風に解釈してたみたいだったけど、Steveは、せっかくヘッドホンを買ってやったんだから、出ていったりするなよ、そんな契約なんかキャンセルしちまえ、って意味で言ってたような気がしてならないんですよねー。

(と、無理やり、かつ明らかな妄想解釈を加えてみる私…)



某Jensen&Jaredが、Real Lifeで同棲していた頃、「すぐ新しいところを探して、さっさと出て行くから」と言い張るJensenをなんとか引き止めようとするJaredという構図のSlashが山ほど書かれて、私なんかいまだにその手の話をみつけると反射的に読んでしまうくらいなんですけど、


今後きっと、Five-0のFandomで、全く同じ構図のSlashが大量に発生しそうな…、


も、もちろんHawaii Five-0のSlashになんか手を出すつもりは微塵もないですけどね!(今のところ…)

















以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。















オープニングの今週の事件のシーン。



嘘っぱちの霊視鑑定の場で、「Sadie」というワンコ(犬種はSchnauzerでしたが)の名前が出てきていましたが、Sadieという名のワンコと聞いて、SPN Fangirlsの脳裏にすぐに浮かぶのは、Jaredのワンコですよね。

元カノと、奥さんに続いて、今度は娘同然のワンコまで(名前だけ)登場?と楽しい気分で、エピソード鑑賞中(日本時間で11月5日)にやにやしていたら、

その直後(2日後になるのかな)に、息子同然のHarleyの死がJaredのTwitterで報告されて、なんだかとても複雑な気持ちになりました。









さて、今回のWinchester夫妻は?


やっと、やっと、兄ちゃんは俺を一人前の男と認めてくれたんだと思ったのに…。


前回、兄ちゃんの皮を被ったLeviathanから Amyに関する秘密を聞かされ、怒りに震えるSammyさんは、兄ちゃんのもとを去ってしまい、その後一週間半もの間、全くの音信不通となってしまった様子。


Sammyからの着信のない携帯を眺め、ふうっと切ないため息をついた兄ちゃんが、(盗んだ)車のラジオをつけると、アメリカ随一のサイキックが集まる街、Lily Daleで二人の霊能者が殺された、という奇妙なニュースが耳に飛び込んできました。


一人で当てもなくぷらぷらしていても寂しいので、『狩り』でもしようかと、Lily Daleという街にやってきたDean、


とはいえ調査の途中で絶妙なギャグを飛ばしても、いつもならそこで打てば響くように「全然、笑えない」 とか…)反応してくれるSammyさんはいず、しょんぼりして、


あらゆるメニューをご注文いただいた方に無料の占い鑑定をおつけしますよ、という、街のサイキックカフェにうっかり入ってしまうと、Extra shot(エスプレッソを足すってことでいいのよね?)のブラックコーヒーを注文する、愛しい彼の声が!


前回のエピソードの中で暴露された兄ちゃんの秘密のことで、依然として、思いっきりふてくされているSammyさんではありますが、「とにかくこれ以上人が殺されるのを止めたいだけなの」と切々と説得するDeanに、今回の狩りについては一緒に仕事をすることを承諾します。







***







結局のところ、今回の事件は、本物の霊能力を持つ雑貨店の店長Jimmyが、嘘っぱちの霊能力で大もうけしている街の人気霊能者たちに対して怨みを抱き、大昔にこの街にいた、自分と同じような境遇の幽霊を使役して、次々と殺していた、というのが真相だったわけですよね。


Jimmyに使役されて次々と殺人を続ける姉の凶行を止めるため、妹の霊が、標的とされたいかさま人気霊能者たちのところを訪れては、警告のビジョンを見せていたのだけれども、その姿が監視カメラの映ってしまっていたために、兄弟はこの妹が犯人だと思ってしまうという伏線で揺さぶられはしましたが、Winchester兄弟は、今回も無事事件を解決することになります。


ところが、いんちき霊能者が大量に集まったこの街で、兄弟は、なぜか行く先々で、勝手に、しかもなかなか的確に鑑定されてしまっていましたね。


ということで、今回は、私の感想というよりも、気になった台詞の引用ばかりになってしまいそうですが、なにしろ意味ありげな台詞ばかり大量に出てくるので、抜粋しはじめたらキリがなくなってしまって…、以下何卒、お付き合いいただければありがたいです。











おばあちゃんを殺されたMelanie Golden:
(ボディーランゲージなどで、相手の内面を読むことを仕事にしているとのこと)

Melanie: Like you two -- longtime partners, but, um... a lot of tension. You're pissed. And you're stressed. It's not brain surgery.

例えばあなたたち二人、…長い間パートナーとしてやってきたけど、あー…二人の関係はかなり張り詰めてる。(サムに向かって⇒)あなたはムカついてて。(ディーンに向かって⇒)で、あなたは、ストレスを感じてる。こんなの脳外科手術みたいに難しいことじゃないのよ。











Emporium(雑貨店)の店長Jimmy Tomorrow:
(全ての事件の間接的な犯人だった本物のサイキック)

Sam: We're looking for a necklace.

俺たちは、ネックレスを探しているんだが。

Jimmy: Oh. Romantic.

ああ、ロマンチックだね。

(そう言って、ちらっとDeanに視線を投げるJimmyは、もちろん、Sammyから愛するDeanへのプレゼントとしてだねっていう、当てこすりをしてるわけですよね)



その後、証拠の品として件のネックレスをもらっていこうと手を伸ばしたSammyさんの手を掴んだJimmy。



Jimmy: You know, I give private energetic readings.

なあ、俺は、個人的なエネルギーリーディングをやってるんだ。

Sam: No, thanks.

いや、結構だ。

Jimmy: A loss weighs on you. You're angry. It's complicated. Come see me, Agent. (と、Sammyさんに名刺を手渡す)

あんたの心には、ある人を亡くしたことが重く圧し掛かってる。あんたは怒りを感じている。複雑な事情があるようだ。俺のところに鑑定を受けにくるといいよ、捜査官さん。











郷土史博物館(なのかな、あそこって?)の館長さん:


館長さん:Never ended well for the siblings.

兄弟同士というのは、最後はうまくいかなくなるものですな。


Dean: Why is that?

それはどうしてです?


館長さん:Mm, the strain of working together, or maybe just being around each other all their lives. Those two were the exception, actually -- the Campbells. Got along famously. Of course, that was just a stage name. They weren't actually brothers. That was a cover for their, um... Alternative lifestyle. Any other questions I can answer?

んー、一緒に仕事をすることでの精神的緊張、もしくは生まれてからずっと近くにいるってことが問題なのかもしれません。この二人は例外ですがね、実際、…キャンベル兄弟(キャンベルって…、Maryママの旧姓なんですけど…)ですよ。仲の良いことで有名でした。もちろん、それはあくまで芸名で。彼らは実際には兄弟ではなかった。兄弟というのは、彼らの隠れ蓑で、あー、…通常とは違った生活様式(Alternative lifestyleで、同性愛の関係を暗示するのは、よく使われる表現)のね。他になにか、私がお答えできる質問がございますか?


Sam: Yes. Who are they?

ええ、この二人は誰です?


館長さん:Oh, the Fox sisters -- among the founders of Lily Dale. Kate Fox -- quite troubled, apparently, but mesmerizing onstage. She's said to be able to levitate objects and foretell one's death.

ああ、フォックス姉妹です…リリーデイルの創設者の一員です。ケイト・フォックス…、大変問題を抱えた人物だったのは確かですが、ステージ上では皆魅了されたそうです。彼女は、物を浮かせたり、他人の死を予言したりできたといわれています。


Dean: That's her.

(サムにこそっと)彼女が犯人だ。


館長さん: Her older sister, Margaret -- perhaps not a natural psychic.

彼女の姉、マーガレットは…天性の超能力者ではなかったようですな。


Dean: So, full of crap.

完全にインチキってことですか。


館長さん:Yes, well... She didn't have her sister's charisma, but she looked after Kate. Sometimes, one's true gift is taking care of others.

ええ、まあ…、彼女は、妹のようなカリスマ性は持ってはいなかったが、彼女は、ケイトの面倒をよくみていました。時に、ある人の真の才能というのは、他の人を世話することだったりするのですよ。



この言葉が、妙に心に染みてしまったらしいDeanさん。



とにかく、Fox姉妹が、この街のお墓に埋葬されていることを教えてもらって、その場を辞そうとしたその時、Deanの腕をがしっとつかんだ館長さん。



館長さん:I don't normally do this during business hours, but do you know an Eleanor... or an Ellen? She seems quite concerned about you. She wants to tell you -- pardon me -- if you don't tell someone how bad it really is, she'll kick your ass from beyond. You have to trust someone again eventually. Anyway, don't forget to visit the gift shop.

私は、普通、開館時間中にこういうことをしないのですがね、あなたには、エレノア…、もしくはエレンという知り合いがいますか? 彼女は、大変にあなたのことを心配しているようです。彼女は、あなたにこう伝えてくれと…、(こんな言い方をして)失礼ですが…、もしあんたが、誰かに自分の状態がどんなに最悪か言わないなら、天国からあなたのケツをけっとばしてやるわよ。あんたは、いずれはまた誰かを信じなきゃならないの、と。ま、いずれにしても、土産物売り場にはぜひお立ち寄りください。




この天国のエレンおばさんからのアドバイスを受けて、ディーンはここしばらくお酒に逃げながら心に抱えてきたものを吐き出すことにします。



Dean: No. Just hold on a damn minute. Enough with "just the facts."

駄目、ちょっと待ってちょうだい。「事実だけ」なんてもううんざりよ。


Sam: We agreed --

俺たち同意したはずだ…


Dean: No, we agreed to work the case. We didn't agree for you to be a dick the whole time.

いいえ、私たちは一緒に仕事をすることに同意したの。あんたがずっと嫌な奴でいていいなんて同意した覚えはないわ。


Sam: What?

なんだと?


Dean: You're pissed, okay? And you've got a right.

あんたはムカついてるのよね? で、あなたにはその権利はある。


Sam: Yeah, damn straight.

ああ、まったくそのとおりだ。


Dean: But enough's enough.

でも、うんざりはうんざりなの。


Sam: Says who? Look, I'll work this damn case, but you lied to me, and you killed my friend.

どの口がそんなこと言えるんだ? いいか、俺はこの仕事はする、だけどお前は俺に嘘をついたんだ、俺の友達を殺したんだぞ。


Dean: No, I put down a monster who killed four people, and if you didn't know her, you'd have done the same thing.

いいえ、私は四人の人を殺したモンスターを退治したの、で、あなたがもし彼女と知り合いじゃなかったら、あなただって同じことをしたはずよ。


Sam: I did know her, Dean.

俺は、彼女の知り合いだったんだ。


Dean: Yeah, which is why you couldn't do it. Look, I get it. There are certain people in this world, no matter how dangerous they are, you just can't.

ええ、だからあなたはあのモンスターを退治できなかった。ねえ、わかったわ。世の中にはそういう人がいるのよね、どんなに危険な相手でも、退治できない…。


Sam: Don't pull that card. That's bull. Look, if I've learned one thing, it's that if something feels wrong, it probably is!

その手を使うのは卑怯だぞ。そんなの嘘っぱちだ。いいか、俺が一つ学んだことがあったとしたら、それは、なにかが間違ってると感じたら、それは大体間違ってるんだ。


Dean: Usually, yeah. But killing Amy was not wrong. You couldn't do it, so I did. That's what family does --the dirty work. And I would have told you eventually, once I knew that this whole "waving a gun at Satan" thing was a one-time show. I think it's reasonable to want to know that you're off the friggin' high dive, Sam. You almost got us both killed, so you can be pissed all you want, but quit being a bitch.

大抵の場合はね、そうよ。でも、エイミーを殺したことは間違ってない。あなたにはできなかった、だからあたしがやった。それが家族がすることだもの…、汚れ仕事をするのもね。で、私、いずれはあなたにいうつもりだったのよ。あなたの「魔王に向かって銃を振り回す」なんていうあんな見世物が、一回こっきりのものだったんだって確信できたらね。あんたの急降下状態が終わったってことを確認したいっていうのは、理不尽なことじゃないと思う、サム。あなたのおかげで、私たち二人揃って死に掛けたんだから。だからあなたは気が済むまでムカついてもいいけど、意地悪になるのはやめて。





この兄ちゃんの暴発をきっかけにして、ラストシーン近くでMelanieも触れていたように、二人の関係が少し上向いたように見えますよね。





***





Jimmyに騙されて、マタニティヨガ教室に誘導されたりしつつも、Samは、Jimmyのアパートで、犠牲者に手をかけた本当の犯人であったMargaretの霊を退治して、今回の事件も一件落着となりました。


ラストシーン、Samが兄ちゃんの(盗んだボロい)車に自分の荷物を積み込んでいるのを目にしたDean。





Dean: That's your stuff.

それって、あなたの荷物じゃない。


Sam: Yeah. Yeah. I figured we'd take one car.

ああ、ああ。俺たち、一台の車に乗ってた方がいいと思ってさ。


Dean: Works for me. You still want to break my face?

私はそれで構わないわよ。まだ私を殴りたい?


Sam: No. Uh, not at this moment. Look, you know what? Um... You were right. About Amy. If she was... just any monster, I'm not sure I could have let her walk away. I don't know. I mean, I'll never know.

いや。あー、今のところはな。なあ、あのな。んー、お前が正しかったよ。エイミーのことはさ。もし彼女が、…他のモンスターだったとしたら、俺は、彼女を逃がすことができたかわからない。


Dean: So, what are you saying?

で、あなたの要点はなに?


Sam: What I'm saying is... I get why you did it. You were just trying to make sure no one else got hurt. But here's the thing. You can't just look me in the face and tell me you're fine. I mean, you're not sleeping, you drink for the record --

俺が言いたいのは…、お前がなぜああしたのか、理解したってことだ。お前はただ、もうあれ以上誰も傷つけられないことを確実にしたかった。でも、問題はここからだ。お前は、俺の顔もまともに見られないで、大丈夫だって言い続けた。つまり、眠れず、とんでもない量の酒を飲んで…


Dean: Oh, here we go.

ああ、またその話。


Sam: Look, whatever. Last one to preach. I know. But... Just be honest with me. How are those the actions of someone who knows they did the right thing?

いいか、なんでもいい。俺が説教できる立場じゃないことはわかってる。だけどな…、俺の前では素直でいてくれ。あんな行動をとってる人間が、正しいことをしてるなんて誰にわかる?


Dean: You want me to be honest?

私に素直になって欲しいの?


Sam: Yeah.

ああ。


Dean: I went with my gut. And that felt right. I didn't trust her, Sam. Of course, ever since Cass, I'm having a hard time trusting anybody. And as far as how I’ve been acting... I don't know. Maybe it's 'cause I don't like lying to you. You know, it doesn't feel right. So, yeah, you got me there. I been climbing the walls.

私は、自分の直感に従ったの。で、それは間違ってないと思ったわ。私は彼女を信用できなかったのよ、サム。もちろん、キャスのことがあって以来、私、誰のことも信じるのが恐くなっちゃってるっていうのはあるけど。で、私の行動に関していえば…、なんていうのかな。あなたに嘘をつくのが嫌だからなのかも。だって、それって間違ってる感じがするんだもの。だから、うん、確かにそう。あたし、どうにかなりそうになってた。



上のエレンおばさんの言葉と、このディーンの台詞を合わせると、Dean/Cass fangirls へのサービス的な演出もあるのだろうとはいえ、やっぱり私としては、「ええ? ディーン、そこまでCassが好きだったの?」 というショックを禁じ得ません。
ひょっとして、サムの心の壁を壊した後、「後で治すから」と言ったのに、サムを壊れたまま放置したってことで、信じられない!ってなってるなら…、とも、ちらっと思ったけども、
トレンチコートを大事そうにたたむ、あの姿を見ちゃうと、「好き」の方なんでしょうねー、やっぱり。



Sam: I know how that is. But, hey... If I learned one thing from that museum, sibling acts are tough.

その感じはどういうのかわかるよ。だけどな、なあ…、あの博物館で俺がなにか学んだとするなら、兄弟でやるのは難しいってことだ。


Dean: Oh, don't compare us to that hall of crazy. We're like poster kids of functional family life compared to them.

ああ、あんな頭のおかしい連中とあたしたちを一緒にしないで。あの人たちに比べたら、あたしたちは、上手くいってる家庭生活のお手本みたいなものよ。


Sam: It's a low bar.

基準が低すぎるだろ。


Dean: Well, hey... grading on a curve has got me past everything since kindergarten, so don't knock it.

まあ、… 道端で成績をつける場合、私って、幼稚園以来、全部合格してきたのよ、だから馬鹿にしないでちょうだい。


Sam: Whatever you say. I still want to know how that guy bent my spoon.

もうどうでもいいさ。俺としては、あの男がどうやって俺のスプーンを曲げたのか知りたい。


Dean: Forget it, Sam. It's Lily Dale.

忘れなさいって、サム。私たち、リリーデイルにいたのよ。





***





本日、7話と8話と二つ感想Upできるかと軽く思っていたのでしたが、引用ばっかりのわりにてこずって8話には全く届きませんでした。



できれば、明日中には、8話の感想を書いてしまいたい…、けど、どうなるでしょう。



2011年11月15日火曜日

Boys Loveが追いかけてくる(あれやこれや)



先日のタモリ倶楽部を見ていたら、BL(Boys Love)なんていう言葉が飛び出してきて、びっくりしました。

漫画家さんなどが、資料にしたりもするらしい、ポーズ写真集(とかなんとかいうもの)を特集していたのですが、その最後に出てきたのが「BLポーズ写真集」。

嫌がる受を押さえ込もうとする攻、だとか、

ドライブ中に雰囲気が盛り上がって、がばっ…、みたいなシーンだとか、

受を毛布で包み込む攻、だとか、

まあ、笑ってみられる程度のポーズではあったものの、基本夜は、PCで海外ドラマをみていることが多い私は、タモリ倶楽部は録画しておいて思い出した時に見るという感じになっておりまして、「BLポーズ集」をとりあげたこの回を見たのは、日曜日の午後、妹が母の爪みがきをしているすぐ隣だったため、微妙にきまずく、笑うに笑えず、難儀しました。


その他、最近見ている海外ドラマなどでも、まるで私ピンポイントで、『Boys Love』好きを当てこすられているのでは…、と思うことが続いたので、少々書き出しておいてみたいと思います。











以下、Supernaturalを初めとして、様々な海外ドラマのネタバレが出てくる可能性がありますので、ご注意願います。













Supernaturalシーズン7第7話すぐに感想書きます…などと言っておきながら、案の定、あっという間に、周(週)回遅れになってしまいましたが、これ以上遅れないよう(書くのが嫌になってしまう前に…)、第7話、第8話の感想を早いうちに書いてしまうつもりではおります。 



SPN第8話は、BL系のSlashを書いている可能性が濃厚な熱烈なSam!girlのBeckyが大活躍でしたね。

私は、いかにもな演出に完全に乗せられているなーとは思いつつ、まあ楽しくエピソードの鑑賞を終えたのですが、


放送直後、数人のFangirlsの雑感的な感想文を覗いた折、



「男性目線から見たら、今回のエピソードは、まさにCrazyなFangirlsの夢を実現したという感じに見えるのかもしれないけれども、

愛の媚薬かなにかしらないけど、ドラッグで意識を失わせて、本人の意思に添わないことを強要するのは、はっきりレイプよ!」




というかなりきつい批判的意見がバタバタッと投稿されていて、正直ちょっと意表を突かれました。



Samの台詞の中に『Roofie』という実際にレイプドラッグを暗示する単語が出てきたこともあって、Beckyの台詞の中で「実際にコトには達してない」という表明があったにしても、今回のBeckyの行動に、(ひょっとしたら一番の根底には、多少のやっかみもあったりもするのかもしれないけれども)かなりの嫌悪感を抱いたFangirlsも少なからずいたのは確かなようです。


そういった感想に強く同意するコメントの中に、「Dub-Con(乗り気じゃない相手にSexを強要する)」や「Non-Con(強姦)」ばかりが出てくる『Yaoi』を読めない、なんていう書き込みを見つけて、


私としても、『やおい』というものを読まなくなって久しいけれども、そういえば、『やおい』では、オクテで何も知らない受(=Sexに対して消極的)と、経験豊富な攻っていうカップリングが割と多かったかも…、 


(腐女子として)『やおい』で育った私としては、ことFictionの世界のお話に限っては、「Dub-Con」および「Non-Con」的なSlashもそれほど抵抗なく読んできたかも知れない…、と自覚して、ちょっとハッとしました。


もちろん、実際に『Roofie』を使ったレイプがごく身近に存在するような環境があるらしい欧米と、それと比べればまだまだ保守的な日本の文化との違いというのも大きな要素としてあるのかもしれませんが、


『Boys Love (Yaoi)』的な二次創作でも、こんな風に受け取り方が違う部分もあるのだなーと、思わぬ再確認した私でした。





***





そういえば先日、 

『'Supernatural' Casts 'X-Files' Star as Eliot Ness』

なんていうタイトルを目にしてどうにも我慢できず。

またもや、反射的にSpoilerな記事を開いてしまいました。


先シーズンは準レギュラーとして出演していた Samuel WinchesterおじいちゃんことMitch Pileggi(スキナー副長官)、そしてボビーおじさんの(わけありな)親友として数回登場したRufusおじさん(ミスターX)に続いて、


X-Filesでは、モルダーとBoys Loveな関係(私の中ではね)で、ほっぺにキスしたりしていた子ねずみクライチェックこと、Nicholas Leaが!


あのクライチェックが、ついにSPNにゲスト出演することが決まった!とのこと。


『V』で久々にクライチェック(Nick)の姿を目にして「なかなかいいおじさんに成長した!」とワクワクしていたら、あっけなく退場になってしまってガクッとさせられたところだったので、


伝説のFBI捜査官(だったっけ?)Eliot Nessという役柄上、一回こっきりのゲスト出演とはなりそうですけど、来年一月放送のエピソードが楽しみです。





***





『Fringe』:シーズン3鑑賞終了 


SPNの感想書きを保留し、この週末で一気にシーズン3を最後まで鑑賞しました。


本当にどんどんどんどんプロットはややこしくなるFringeですが、悔しいことに面白いです。


そして、ときどき差し挟まれるBL風味な演出にどうしても敏感に食いついてしまう私です。


仲良しすぎる(こちらの世界の)Walter & Peter親子


基本的にWalterのことを「Dad」とは呼ばないPeterが、なんらかの事情で意識混濁している時などに、超かわいく『Dad?』なんてWalterを呼んだり、

オリビアの頭の中から戻った瞬間、Walterに思いっきり抱きしめられて「大丈夫だよ、落ち着きなさい」なんて、頭を撫でながら頬ずりされたりされるがままになっている姿をみると、どうしても一瞬でやられてしまいます。


シーズン3は、あちらの世界と、こちらの世界で、二本のドラマを同時に撮っているような感じで、二つの世界での役を演じ分けている俳優さんたちはそれぞれにすごいと思うのですが、中でもやっぱり、


Walter vs. Waltenate がすごいです。


Peter大好きな天然パパWalterと、冷酷なできる男のWaltenate。


もちろんメイクや髪型を変えてもらってはいるけれども、表情から話し方まで、本当に全くの別人なんですもんね!


そんなWalterパパが溺愛している Peter は、まあ、無精ひげで男っぽくみせているのだろうけど、ほっぺのぷっくりしたラインと唇のバランスが、なんというか、赤ちゃんみたいに可愛くて、無防備に笑顔になって、Walterに甘える姿を見せてくれたりすると、んもうっ!本当に可愛いです! 


たまりません。


そして、(英語圏で)Slashというものが書かれ始めた元祖というか、ルーツだとも言われる『スタートレック』のスポック役であまりにも有名なLeonard Nimoyが演じる、William Bell(Belly)の魂が、Oliviaの身体の中に入りこんでしまった時には、


Belly & Wallyのおじいさん二人(見た目は、一人妙齢の女性でしたが)、まさに少年のように仲良くジョークを言い合ってくすくす笑いを噛み殺したりして!あれも可愛かったです。





***





シーズン3がもう少しで終わるというところでストップしたまま、完全に遅れをとって(本国アメリカでは今シーズン8が放送中)、半ば本気で卒業するつもりだった


『Desperate Housewives』 を最近、突如、鑑賞再開しました。


現在、シーズン3のラスト、シーズン4を一挙に鑑賞終了し、シーズン5第11話まで見たところ。


ドラマを見るのをやめて離れていると、Desperateな妻たちのことが、ちょっと「恐い」ような感じさえしてしていたのですけども、


やっぱりこのドラマって…、おもしろいですね!


何年も放置して寝かせず、早いとこ見ればよかった。


このドラマは、テンポが良くて、どんどん先が見たくなる謎やサスペンスの要素が、主婦の日常の中にちりばめてあって、なんだか自分でも恐ろしくなるくらいに中毒になります。


本日の日記のテーマであるBoys Loveの要素としては、


ブリーの息子のアンドリューがゲイだというのは、初期のシーズンの頃から出てきていた設定でしたが、数年鑑賞を離れている間に、なんとウィステリア・レーンに、ゲイの夫婦が引っ越してきていたのですね。


一挙に5年後に飛んだシーズン5(厳密には、シーズン4のラストエピソード)からは、スーザンの彼氏ジャクソン役として、あのまさに伝説のゲイドラマ、(アメリカ版)『Queer as Folk』(そういえば、このドラマも鑑賞途中で止めていました…)のBrian Kinneyこと、Gale Haroldが出てるじゃない!びっくりした!


Gale Harold と言えば、数年前に、『The Unit』で見かけた時、髭面のむさくるしいおじさんになってて、微妙にショックを受けたものでしたが(あれ役づくりだったのかな…)


Desperateに出ているGaleは、QAFの頃のまんまって感じじゃないですか?

(本当にじっくり見比べたら、多少衰えているのかもしれないけれども)





***





そして、Hawaii Five-0シーズン2



Steve & Danno!なんなの!



第7話(ハロウィーンエピソード)の終盤、Dannyが掘り出し物のワケアリアパートを確保して、大きなベッドも買い(←SteveとChinに運ばせて)やっとお引越し終了!と思ったら、Dannyは、前の住人であるおばあさんの「オバケ」と対面してしまっていたことに気づいて、「お引越しキャンセル!」ということになり、


第8話の冒頭、Dannyがまたもや、窓もないモーテル(あれアパートなの?)に舞い戻って部屋で一人で古いSF映画を鑑賞しているところに、こそ~っと侵入してきたSteveとの会話、が以下のような感じ。

(注:私の頭の中では、Dannyの台詞は、某Deanさんよりももっと女らしい日本語で再生されます)



Danny: You know, buddy, I got to tell you, I'd be way more impressed with your ninja skills if A) the door was locked, and B) you didn't call and get the room number.

  ねえ、あなた、言わせてもらうけど、

  A) ドアに鍵がかかっていて、

  B) 電話をかけてきて、部屋番号を聞いたりしていなければ、

あんたの忍者スキルにもっとずっと感心できたんだと思うのよ。


Steve: Well, I'm sorry to disappoint. Next time, I'll come through the window, okay? Oh, wait a minute. There are no windows.

  そうか、がっかりさせてごめんな。次は、窓から侵入するよ、いいか?おっと、待てよ。窓なかったな(この部屋)。


Danny: Do me a favor, please. Okay, this is obviously temporary until I find something different, and more importantly than that, this place isn't haunted.

  聞いてもらってもいい? この部屋はあきらかに、どこか別の場所を見つけるまでの仮住まいよ、それにもっと重要なことは、この部屋にはオバケが出ないってこと。


Steve: Not haunted? You run a blue light over this apartment, the last thing you're gonna be worried about is ghosts, my friend. You what I'm saying?

  オバケが出ないだ?お前な、部屋を決める基準として、幽霊なんか一番後回しの条件だぞ。俺の言ってることわかるよな?





と言いつつ、どかっとDannyの座るソファの隣に腰を下ろし、妙に大げさな仕草で、いかにもDannyの肩を抱きそうな感じにソファの背もたれに腕を乗せ、足を組むSteve。




Danny: Mmm.

   んん。


Steve: What are we watching? Enemy Mine?

  何、見てんだ?エネミーマインか?


Danny: Mm-hmm.

   んー。


Steve: That's awesome. I feel like I'm in a time machine. Like a tiny, little, really badly-decorated time machine.

   そりゃ、すごいな。俺、タイムマシンに乗っちまったような気がするよ。ちっちゃなちっちゃな、まじで趣味の悪い飾りつけがしてあるタイムマシーンにな。


Danny: Okay. I like this movie. Okay? I think it's a classic.

   オーケイ。私は、この映画が好きなの。分かる?古典だと思ってる。


Steve: You have to pause... 
(↑ 一応、Dannyが画面から目を離してSteveを見てくれたので)

   一時停止しなくていいのか…


Danny: Buh-buh. If you're gonna be here, I'm gonna have to ask you to sit quietly and give this cinematic masterpiece the attention it deserves, okay? Can you do that?

   まったく。ここにいるつもりなら、静かに座って、この古典的名作映画にふさわしい敬意をはらってみて欲しいの。そうできる?(←完全にお母さんの口調です)


Steve: Yup.

   ああ。



Danny: Thank you.

   ありがと。



Steve: Oh. That's disgusting. (画面を目をうるうるさせて見つめるDannyを見やって)You okay?

   あー。(映画の感動シーンに対して)吐き気がするぜ。お前、大丈夫か?


Danny: Huh?

   は?


Steve: I mean, you want a tissue or something? (Dannyの強烈な咳払いに)What's the matter?

   つまりさ、ティッシュか何かやろうか?どうしたんだよ?


Danny: Nothing's the matter. You weren't moved by that little moment right there, that scene?

   どうもこうもないわよ。あんた、あの小さな瞬間を切り取ったあのシーンに感動しないっていうの?


Steve: Evidently not as much as you.

   あきらかに、お前ほどは感動してないよな。


Danny: Oh, well, I'm sorry. Okay, I'm sorry that I got drawn in to a beautiful film about sacrifice and friendship. I apologize.

   ああ、そう、ごめんなさいね。わかったわ、私ったら、犠牲と友情をテーマにした美しい映画に引き込まれちゃったりして、悪かったわ。


Steve: The dude just gave birth.

   あいつ、男なのに子供を生んだんだぜ。


Danny: He's an alien, okay? They got different plumbing on this planet. Okay, I don't know. They're all hermaphrodites or whatever.

   彼はエイリアンなの、わかる?あの星では、身体の構造が違うんでしょうよ。いい?あたしだってなんだか知らないけど。あの人たち皆、両性具有とか何かってことなんでしょ。



Steve: I just didn't understand why you were crying, okay? It's kind of like... I mean... I'm not...

   俺はただ、お前がなんで泣いてるのかわかんないだけだよ。なんていうか… つまり…、俺は…。


Danny: Did I cry? You know what? Forget it. Forget it. Forget it. Forget it. You don't know what it's like to be a father, you don't understand. You know what I could do? I'll find a cartoon.

   あたしが泣いてたって?聞いて?もういいったら、いいったら、いいったら、もういいわよ。あんたは父親になるってことがどんな感じなのか知らないから、理解できないのよ。そんなあんたに私がしてあげられることといったらね。マンガがやってるか探してあげるわよ。


Steve: Okay, speaking of cartoons, are you planning on bringing Gracie here? Because if you are, as a law enforcement official, I'm required to call the Department of Child Protective Services.

   オーケイ、マンガと言えば、お前、ここにグレースを連れてくるつもりか?もしお前がそのつもりなら、法の執行官として、俺は、児童保護局に電話する必要がある。


Danny: Oh, you think you're funny. I'm gonna give it a medium. It's okay. A cultureless...

   ああ、あんた、自分を面白いと思ってるのね。そのネタには、まあまあ、っていう評価をあげるわ。いいわよ。あんたって人は、全然文化的じゃなくって…


Steve: (鳴り出した電話に出つつ)Shh. McGarrett.

   しーっ、マクギャレットだ。



Danny:...animal.

   けだもので…。



と、ここで残念ながら、Five-0が担当しなければならない事件発生の連絡が入ったため。二人のいちゃいちゃは一時(?)中断ということに。


Dannyは、まだ小さな娘のGraceの子育て真っ最中ということもあって、子育てが終了しかかっている某Deanさんよりも、さらにもっと母性が溢れかえってる感じなんですよねー。


好きな子をいじめる小学生のいたずらっ子みたいにからんでくるSteveをあしらう時の口調とか!(笑)


まさにお母さんっていう感じ。


Danny と Steve を演じる Scott Caan と Alex O'Loughlin は、某SPNの某Boysなんかよりも少々大人であるだけあって、J2みたいに「えー、こんなこと言うかよー」なんてつべこべ脚本にケチをつけたり、監督に反論したりなんかせず、脚本に書かれていることはちゃんと自分の役割として、演出されるとおりに演じているということなのかも。


ま、Steve がこのシーンでこんなにも Dannyにからむのは、前回、Dannyは、せっかく広くて綺麗なアパートが格安で借りられることになって、(でっかいSteveも余裕で一緒に寝られそうな…)大きなベッドも買ったっていうのに、「オバケが出た!」なんていうわけの分からない理由であっさりキャンセルした挙句、せっかくの二人揃ってのオフに、Steveとも遊ばず、古いSF映画なんかを見て目をうるうるさせたりしてるからですよね。


Steveは、Dannyに、とにかく何をおいても一番に相手をしてもらいたいのです。


だから今回のエピソードで、捜査中にDannyが保護して、ずっとあちこち連れて回っていた、ワンコにまでヤキモチを妬いて、不機嫌にぶつぶつ文句を言ってたわけですよね。


「もいっかい聞いてもいいか?なんで犬が助手席で、俺が後ろに座らされてるんだ?」


ってね。(笑)


Dannyがあんなにも感動していたので、近々、古典SFの『Enemy Mine』を見ることになりそうです。





***





Gay Romance小説



Madeleine Urban & Abigail Rouxの『Cut & Run』シリーズ。


一作目を読んだ後、二作目以降を、枕元の本の山(所謂、積ん読本)の中に埋もれたまま放置してあったのですが、うっかりしている間にシリーズ四作目となる『Divide & Conquer』が発売になってしまって、それを注文するにあたり、慌てて二作目以降の続きを読み始めました。


ということで、少し前に二作目『Sticks & Stones』を読み終え、


現在、三作目『Fish & Chips』を読んでいるところ。


このシリーズ、どんどん面白くなりますね!


三作目『Fish & Chips』では、主人公の Ty と Zaneの二人、なんと、ゲイの夫婦として、二週間の豪華客船の旅に出つつ、思いっきり人前でいちゃつきながら、覆面捜査を行うことに。(笑)


一作目の『Cut & Run』の頃とはもうまるで別人のようにTyが可愛いんですけど…。


まだ100ページに差し掛かるかどうかというところまでしか進んでいないので、この後きっと、Tyは、いつものハードボイルドに戻っちゃうんでしょうけど…。


いつまでもこの偽装夫婦のいちゃいちゃを見ていたい…。


早く先を読みたいけど、このところ毎晩海外ドラマをバカほど見ているため、なかなか集中して読み進める気力体力がもちません。


でも早いとこ早くも手元に届いてしまった最新作を読みたいものです…。




2011年11月8日火曜日

閑話休題(あれやこれや)




Supernaturalシーズン7第7話の感想文も、近々(次のエピソードが放送される前に…)アップする予定ではいるのですが、あれこれ細かいことで、書き出したいことがたまってきているので、ちょこっとだけ、書かせてもらいます。




***




先日のJarpadこと、Jared P氏のTwitterに公開されていた、マリオ&ルイージに扮装したPadalecki夫妻のハロウィーン仮装の写真、可愛かったですね。

口元を隠しただけなのに、Jared、10歳くらいは余裕で若く見えるって、どういうことなんでしょう。

そして、絶対に、可愛く撮れたことを確実に自覚した上で、Twitterのプロフィール写真に採用するという…。

確かに、新しいプロフィール写真は超可愛いんだけど! Jensenの全開スマイルがお蔵入りになってしまったのは、すごく寂しいっす…。

腐なFangirlとしては、J2でマリオ兄弟に扮装してもらって、それをプロフィール写真に採用して欲しかった…。



Padalecki家と言えば、来春、新たに赤ちゃん(男の子)がやってくるという嬉しいニュースが報告されたところではありますが、



Jaredの愛息といってもいい存在でもあった、マスチフの雑種の大きなワンコHarleyが、長年患っていたガンとの戦いについに負けてしまったという報告もありましたね。

Harleyの数年前の手術の際には、Jaredの当時の恋人だったSandyがカリフォルニアの家で、ずっと付き添って世話をしていたことも記憶に残っています。

Jaredが二頭の愛犬をどれほど愛しているかは、広くFanたちの知るところでもあるので、現在のJaredの悲しみがどれほどのものかを考えると心が痛みます。

お兄ちゃん(弟?)を亡くしたSadieも、元気をなくしているかもしれませんが、J2の共通の友人である、Steve CarlsonのTweetにも


Harley is awesome and I'm sure he's owning the show in doggie heaven.


とあったとおり、Harleyは、ワンコの天国で、Jaredを凌ぐくらいの人気者になっているはず。


Jensenのところのちっちゃいワンコ Icarusの弟となった Oscar golden doodle⇒Icarusに見た目はそっくりだけど、身体の大きさは5倍くらいあるみたい)も確か、Jensenのところへ来てすぐに Hypertrophic Osteodystrophy(肥大性骨形成異常症とでもいうのかな?)という病気と診断されて、手術をすることになったと、どこかのConで、Jensenが語っていたことがありましたが、あのコは元気になったのでしょうか?




***





この秋からのドラマシーズンでは、金曜9時(日本時間では、まあ土曜日)に、



『Supernatural』 シーズン7



『Fringe』 シーズン4

(私は、現在シーズン6の第16話まで見終えたところで、まだシーズン4には追いついていません)



『Chuck』シーズン5(ファイナルシーズン)



と、私がただいま追いかけているドラマが3つ同じ時間帯に放送されることになってしまったので、なんだか気持ちだけが、焦っております。

本日は、『How I Met Your Mother』と、『Hawaii Five-0』が放送されるし…。




***





そうそう、少し前に、Supernatural を制作している CW も、FOXなどの超大手放送局からかなり出遅れはしたものの、ついに今話題のHuluに参入することになったというニュースがありましたよね。


CWが制作している番組全て(Gossip Girl, Hart of Dixie, 90210, Ringer, America's Next Top Model, The Vampire Diaries, The Secret Circle, Nikita and Supernatural)が、放送後、有料契約(?)では翌日、無料視聴では八日後に配信されるとかいう話だったと思いましたが、ドラマもネットで見るというのが、世界的な流れになりつつあるということなんでしょうか。


アメリカの大手ネットワークは、先日のメジャーリーグのワールドシリーズのおかげで軒並み極端にドラマの視聴率を落としていたのに対して、CWは連日記録的高視聴率を叩き出したのだとか。


「野球なんか興味ない」というまさにネット世代の若い視聴者が、ワールドシリーズの間、かなりの人数、CWを視聴していたということですよね。


日本でも、デジタル放送への移行をきっかけにして、テレビを処分してしまうことにしたなんていう、ネットヘビーユーザーも結構いたというような風の噂をうっすら聞いた気がします。


日本版のHuluは、まだまだ視聴できるドラマのラインナップが寂しいという話も聞きますが、アメリカでCWがHuluに参入したとなると、日本のHuluでも、せめて初期シーズンのSupernaturalが見放題になったりするのかしら…。


(今のところ、日本版のHuluのことも全く調べていないので、SPNが既に視聴可能だったりしたら失礼)





***





えーっと、Google Chrome入れました。


頭の固いおばさんであり、日頃、基本的になじみのサイトを覗くだけで、ネットサーフィンすらもろくにしない私としては、所有のPCに標準搭載されているインターネットエクスプローラーで、十分だと思ってきまして、


Firefox だとか、Google Chrome とかっていう、なんかかっこいいっぽい別のWebブラウザを入れたりすることは金輪際ないだろうと思っていたのです。


ところが、いまだにXPという年代物のOSの入っているノートパソコンを大事に使っている私のPC画面に、ある日、『あなたのPCでは、IE9にバージョンアップできません』というメッセージが現れました。


それでも、その場は、「うんうん、別にIE8で十分間に合ってるし、大丈夫よ」と答えておいたのですが、


その後のまたまたある日、今度は、私の日記ブログのホストである、Bloggerから、『WebブラウザとしてIEをお使いの場合、IE9が入っていないと、今後Bloggerの投稿画面がまともに表示されるか責任持てなくなります』、なぁーんていうメッセージとともに、


快適なWeb環境実現のためブラウザとしては、Google Chromeをお奨めします、とかなんとか言われてしまって…。

(Bloggerはまさに、Googleがやってるブログサイトですからね)


んー、できれば新しいことにはチャレンジしたくない派(面倒くさいから…)なんだけど、


日記がまともに書けなくなるのはちょっときつい。


ということで、一ヶ月前くらいになるでしょうか、YouTube もサクサク見られるとか、広告を見かけるたびに大きなことを言ってるなーと思っていた、


Google Chrome とやらをダウンロードしてみることにしました。


一日か二日くらいは、ちょっとした操作上の違いから、微妙な違和感がありましたが、どのブラウザでも、本当に基本的な機能しか使わない私としては、必要な機能はすぐ使えるようになったし、


IEに登録していたお気に入りなんかも、簡単に丸ごとコピーしてくれるし、


確かに、Web散策や、新しい画面を開いたりするのも早いかも、という感じで、

(私の年代物のPCですから、そのスピードの差もたかが知れてはいますけれどもね)


とりあえず日記を書く時だけ使おうかなーと思いつつ入れたGoogle Chrome ですが、今では、日々メインで使うブラウザとなっています。


私のPCよりもちょっと新しい母のPCに入れたIE9を使ってみた感想としては、IE9を使っている人なら、Chromeは、レイアウト上も、操作性も、ほとんど違和感もないのかもという感じもします。


正直、近頃、『新しいPCを買え』


と、そこら中からせっつかれているような気分でもありますが…。


財政的な問題はもちろんとして、とにかく保守的で頭の固い私としては、新しいPCをまた一から使いやすいように手なずけていくのも面倒なんですよねー。


それよりなにより、私のVAIOちゃん、今のところなんの問題もなく働いてくれているわけだし…。


新しいPC…、なんていう話をしちゃったからって、ヘソを曲げて壊れたりしないでね?


でも…、いい加減限界なのかしら…。


PCって、普通、何年くらい使えるものなの?



2011年11月7日月曜日

Supernaturalシーズン7第6話ちょっとだけ感想







ちょっと油断している間に、第7話もオンエアされてしまいましたが、とにかくまずは、第6話の感想をちょこっとだけ書いておきたいと思います。













以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。





























前回、ついにWinchester兄弟に追いついたチーズ味のおやつが好きな Leviathan の Chet を、魔法使いのDonのおかげで、あっさりと捕獲することができた兄弟。


鎖でぐるぐる巻きにしたままのChetをボビーおじさんのところに連れて行って、Leviathanの息の根を止める方法をあれこれ試してもらってみるものの、何をやっても全然効きません。


そうこうしている間に、最先端のIT技術と、ダウンロードしたCasの記憶をあますとこなく利用して着実に兄弟追跡の包囲網を縮めつつあったLeviathanたちは、(Chetの証言によれば)モーテルのバスルームの排水口から採取した兄弟の毛髪を使って、Winchester兄弟のコピーとなり、


Samがスタンフォードを辞めて、Deanと二人っきりで仲良く一緒に狩りを始めた頃(シーズン1)の足取りを頭から忠実に辿りつつ、各地でとんでもなく容赦のない大量殺人を行って、Winchester兄弟を全米随一の『おたずね者』に仕立て上げて、兄弟の逃げ場をなくしてしまうという、とんでもない手を打ちはじめたことが明らかになります。


Leviathan兄弟の大量殺戮のシーンの説明は、前回の『タイトルの所以』に貼り付けたリンクのビデオクリップに任せるとして、


私がこのエピソードを見ている間に感じたのは、LeviathanなSam & Dean、特に如才なく女の子に話しかけたりするDeanの表情が、なんだか昔(シーズン初期の頃)のDeanみたいに見える瞬間があった気がして、(私だけかしら?)


本物の兄弟のシーンも、Leviathanの兄弟のシーンも、今現在のほぼ同じタイミングで撮影しているはずなのに、Leviathan兄弟のシーンは、ところどころ、なんだか数年前のJensenを連れてきて、演技させてるような錯覚に陥ってしまった私です。


近頃では、(プロデューサーにも無断で!)台詞こそ男らしく書き換えてるかもしれないけれども、(私の目には)すっかり更年期にさしかかった主婦にしか見えない状態になっていたので、なんだか新鮮で、少々不思議な感覚を覚えました。


対する、本物のDeanの方は、愛するBabyであるImpalaちゃんを置き去りにしなきゃならなくなったことにふくれつつ、ラジオから流れるAir Supplyの(全然男らしくない)曲にどっぷり浸って一緒にくちずさんだりしちゃっていて(このシーン、完全にMr. & Mrs. Smithのパクリだったとはいえ…、何度観ても笑いが止まらなくなります)


うーん、やっぱり無理して台詞を書き換えたりなんかせずに『妻』らしい言葉で話しちゃえばいいのにねー。


(でも…、今回の三本の映画の中のカップルと対比させると、脚本上は、Sammyの方が妻っぽい台詞を割り当てられているという可能性が濃厚ではあるのだけれども…)





***





二件目の大量殺戮の現場となる、DeanがSt. Louisで一番だと断言する美味しいハンバーガーを出してくれるConner’s Dinerにて、本物の兄弟についてグチを言い合うLeviathanたちも面白いですよね。


以下、ダーッと書き出してみますが、スラングというか、慣用句が多用されているので、私のつけた日本語が完全に嘘っぱちになっていたりしましたら、すみません…。





Levia-Dean: You know, he has one of these every day. And in his heart, he thinks they're almost as good as sex. This... is disgusting.

  
(本物のディーンがうっとりと語っていたバーガーを一口齧り)なあ、こいつって、毎日、これを食べてるんだよな。んで、心の底で、こんなものをセックスと同じくらい価値があると思ってるんだ。こんなもの…、吐き気がする。 


Levia-Sam: Dead plants with creamy goo. It's like eating self-righteousness. I mean, you tell me which is worse.

  
(サミー君がいつも食べているサラダを前にして)クリーム状のドロドロしたものをかけた死んだ植物。まさに独善を食っているようなものだ。つまりさ、どっちもどっちってことだろ。


Levia-Dean: I mean, honestly, I just... You know what? I can't stand the guy. Talk about a hero complex. And he doesn't have relationships. No, he has applications for sainthood. Oh, and he thinks he's funny. He thinks he's a damn comedian.

    俺としてはさ、正直言って、とにかく…、いいか? こいつには我慢できねえ。まさにヒーローコンプレックスってやつだし。それに、付き合ってる女もいないんだぜ。いや、むしろ聖人になるための申請書を出せるくらいの身奇麗さだな。おっと、その上、自分を面白いと思ってる。自分をくそったれのコメディアンだとでも思ってんだ。



Levia-Sam: Who has two thumbs and full-blown bats in the belfry? I'm serious. It's nothing but Satan-vision on the inside. I mean, how he's walking around in a jacket with detachable arms is beyond me. You know, I had a brother with this many issues once.

   親指を二本持ってて、完全に頭がおかしいのは誰だ?
(その持ってる二本の親指で、自分をグイッと指すサミーさん)これ、まじだぞ。頭ん中の魔王の幻覚一つをとってもさ。つまり、こいつが、どうやって平然と歩き回っていられるのか、俺は理解に苦しむよ。知ってると思うけど、俺にも、色々問題を抱えた兄貴(弟)がいたろ。



a jacket with detachable armsに何か隠された意味があるのだとしても、私には見つけられませんでした。直訳では、釣りに行くときなんかに着る、袖を取り外すことができるアウトドア用の上着、っていうことで、気楽な野外の娯楽に出かけるような格好でっていう意味なのかなーと、結局解釈したのですけど、そんな上着、サム着てたことありましたっけ?

ひょっとして、a jacket with detachable armsで、Satan=Luciferを現わしてる?

=Luciferに憑依された状態で、よく歩き回っていられる、という意味になるとか…。




Levia-Dean: Yeah?

    うん?


Levia-Sam: Know what I did?

   俺がどうしたか知ってるか?


Levia-Dean: Hmm?

   んん?


Levia-Sam:I ate him.

   食った。


Levia-Dean: Of course you did.

   もちろんお前ならそうしたろうよ。


Levia-Sam: How are these guys even a threat?

   こんな奴らが、なんで脅威になんかなり得るんだ?


Levia-Dean: Boss says they gotta go, they gotta go.

   ボスが、しばらく泳がせとけって言うからな。


Levia-Sam: Right. Idea. You wanna trade? I mean, I'll take chuckles over schizo.

   いいこと思いついた。交換しないか? つまりさ、俺、頭がおかしいのより、笑えるおかしいのの方がいい。


Levia-Dean: No, I like this one's hair better. You can stay in the big one.

   駄目だ、俺、こいつの髪型の方が好きだもん。お前は、でっかい方に入っとけ。


Levia-Sam: All right. In that case, let's turn up the heat. The sooner I get out of this and into something more stable, the better.

   わかったよ。そういうことなら、仕事のペースを上げようぜ。早いとここいつから出て、何かもっと安定したのに入りたいからな。






コピーした相手の情報を丸ごと抱えることになるため、ダウンロードしたデータが(Satanの幻影を見ているSammyさんみたいに)不安定だと、その姿になっているLeviathanも落ち着かないということになるんでしょうか。







***





Frankおじさん:



兄弟に、Mr. & Mr. Smith (もちろん絶対に、Married Coupleよね!)という新しいI.D. を与えてくれた、ボビーに大昔命を救われたことがあるらしいおじさん。


また実に味のある、だけどあきらかにおかしなFrankおじさんは、まさに 『X-Files』 のモルダーのような政府の陰謀(Conspiracy)論、信奉者のようです。


政府は何年も前から人間のクローンを作ってるとか、


政府は二億台もの監視カメラにアクセス可能であるとか、なんていう、まことしやかな陰謀論、なんか懐かしいです…。


シーズン7では、一度のゲスト出演だけではもったいないようなキャラクターが沢山でてきますが、


こうした濃すぎるキャラっていうのは、なかなかこのSPNというドラマに複数回登場させるのはむずかしいのかな。





***





ボビーおじさん:



相変わらず、もてますねー。



シーズン6の時のJensen監督作品、「ボビーおじさんの一日」 エピソードに続き、


地下室でモンスターを拷問したりしている時に限って、美人が差し入れを持って押しかけてきてしまうって、


全然飾らずに自然体で生きてるあら削りな男性を見ると、女って本能的に引き寄せられずにはいられないっていうことなのですね。


このボビーのモテモテっぷりを見ていると、Johnパパがどれほど狩りで出かけた各地でモテていたか…が目に浮かぶようです。

隠し子っていうか、Sam & Deanと腹違いの兄弟…アダムの他にも、まだまだいるっていうことなのかも。

(忘れがちだけど、確かアダムはMichaelと一緒に地獄に幽閉されっぱなしなんですよね? 
このままじゃあまりに可哀想ではあるんだけど、Winchester夫妻は二人の問題で手一杯だし…、
今後、Crowleyが、なんらかの駆け引きというか、取引の材料として、アダムを帰してくれるというような流れになる可能性もあり?)


今回、かなり大胆にボビーにアタックする姿を見せてくれた、『Jodyと呼んで』こと、Mills保安官は、ボビーの奥さんが蘇ったゾンビエピソードで夫と幼い息子を亡くして以来、SPNにはこれで四作目の登場となったわけですよね。


彼女はとってもチャーミングだし、Ellenおばさんばりに度胸もあるし、ボビーとの今後の恋模様の発展に期待したいところなのですが、女性キャラは、出演が長引くと…命の危険が出てきてしまうところが心配です。




***





まあとにかく、ボビーおじさんの魅力に惹かれて突然押しかけてきたJodyさんが、お掃除までしてくれたおかげで、お掃除用洗剤に当たり前のように入っている


Sodium Borate:ホウ酸ナトリウム


という化学薬品が、Leviathanの弱点であることが判明し、ひとまずは、Leviathanの追撃を食い止めることに成功したわけで、


ボビーおじさんとJodyのキスシーン、そしてあの二人の別れのシーンの微妙なやり取りとともに、やっぱりボビーの恋の今後の展開に期待が湧いてしまいます。




***





とはいえ、Leviathanとの攻防の過程で、Deanがここしばらく胸に秘めたまま、どうしても愛するSammyさんに打ち明けることができずにいた、


「キツネのAmy」を殺してしまったというあの秘密を


Levia-Deanの口からあっさり暴露されてしまい、Sammy君は怒りにワナワナと震えることに…。


Samがここまで怒ったのは、


Samとしては、Amyを見逃す件についてDeanが同意してくれたのは、Deanが、自分のことをついに一人前の男として対等な存在だと認めてくれた証だとも思っていたからだと思うのです。

それを影でこっそりAmyを殺して、あまつさえその事実を隠していたとなれば、とてもSamの判断を尊重しているとはいえず、Deanは相変わらず、Samのことを取るに足らない子供だと思っているのだという事実を目の前で露呈されたように思えたのかもしれません。


Samにしてみれば、Casもいなくなって、やっと夫婦仲良く水入らずでやっていけると思っていた矢先に、これはひどい裏切り行為です。





***





LeviathanのBoss登場:


Dick Roman(一説には、Porn starに同姓同名がいるという話も…)と名乗る、上品な、いかにもエリートビジネスマン風の人物(のコピー)。


(自称「神」となったCasが消えてしまったおかげで)地獄の経営者の地位に戻ったらしいCrowleyからの業務提携の申し出をこれ以上ないくらい見事に突っぱねて拒否。


敵の敵は味方、ということで、Crowleyは、また兄弟に和平を申し出てくることになるのかもしれませんね。




***




Amyの秘密が明らかになってしまったことで、Winchester夫妻、またもや別居の危機に陥ってしまうことになりました。


返す返すも…、まさにラブコメ映画からそのまま抜き出してきたみたいだったという、もともとの脚本のままの台詞まわしで、このラストシーンを見てみたかった。


とはいえ、ここまで本気で怒ったSammyさんの姿を見るのは久々な気がします。


初期の頃のシーズンでは、しょっちゅう派手な兄弟喧嘩が勃発していたものでしたよね。


この後、兄弟は、どうなってしまうのか。





***





次回の第7話も、またWinchester夫妻の関係に焦点を当てた、なかなかいいエピソード(私好みの小さなネタをポイントポイントで放り込んでくれるという意味で…)になっていたと思います。


嫌になってしまう前に、第7話の感想もなるべく早く、できるだけ手短に書いてしまいたいとは思っております。





2011年11月2日水曜日

Supernaturalシーズン7第6話「あのタイトル」の所以













以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。















なるほど、なるほど。





このところ、エピソードのネタバレや、トリビア情報を探してうろつくことが皆無になっていたため、どこに調べに行けばいいのか、ちっとも勘が働かなくて、ちょっと手間取りましたが、わかりました。



Supernaturalシーズン7第6話のタイトル『Slash Fiction』の由来って、そういうことだったんですね。



今更そんなこと言ってんの?という方も、沢山いらっしゃるかとは思いますが、一応、私の覚書ということで、本日私の調査に引っかかってきた情報を書き出しておくことにします。



まずは、Supernatural-wikiから:



The episode title "Slash Fiction" is a play on three references. First it is a reference to the Tarantino movie Pulp Fiction. Slash or slasher refers to a sub-genre of horror movies.

Slash fiction is also the name of a genre of fanfiction which pairs two characters of the same gender in a sexual relationship – see Slash for more information. There are references in the episode that compare Sam and Dean to a couple - Honey Bunny and Pumpkin from Pulp Fiction, Mickey and Mallory from Natural Born Killers as well as Mr and Mr(s) Smith.

『This video』 compares scenes from the episode with the original movies.

And the final scene was one that Jensen mentioned at Salute to Supernatural Chicago 2011 as one that both he and Jared thought made Sam and Dean sound too much like a married couple, so they rewrote a couple of the lines.


今回のエピソードに『Slash Fiction』というタイトルがついている理由は、三つあって、

一つ目は、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を初めとする、Slash、もしくはSlasherと呼ばれる(大量殺人を恐怖のベースに据えた)B級ホラームービーの作りを踏襲していること(特に、Leviathanが変身したSam&Deanのシーンということになりますね)

次に、Slash Fictionといえば、(もちろん私の大好きな)同性同士の二人が、性的関係を持つカップルになるというファンフィクションのジャンルのことで、


今回のエピソード内でも、

『パルプ・フィクション』のハニー・バニーとパンプキン、

『ナチュラル・ボーン・キラー』のミッキーとマロリー、

『ミスターアンドミセス・スミス』のスミス夫妻、


といった映画のシーンをほぼ丸ごとパクッたとも言えるシーンをSam&Deanの二人で再現することによって、二人を「そういう意味での」カップルになぞらえている、ということ。

(上のリンクのビデオクリップでは、まさにそれぞれの映画のシーンと、今回のエピソードとのきれいな対比が見られます)

さらに、ジェンセンが2011年のシカゴ・コンベンションで言及していたように、このエピソードのラストシーンの台詞は当初、「あまりに夫婦っぽくって」もうちょっと兄弟らしくなるように、二人で勝手に台詞を書き換えてしまったのだということ。





そのシカゴ・コンで、ジェンセンが語った内容の一部抜粋は、『ここ』で読めます。



該当部分だけ、以下にこっそり引用してしまうことにします。



Fan: Is there ever a time when you read a script and you say to your character, “Dean! What are you thinking?”

脚本を読んだ時に、「ディーン!お前、何考えてんだ?」って自分のキャラクターに向かって言っちゃったことってある?



Jensen: All the time. Seriously. Usually just certain lines, because we get new writers. I know that every year they have to take at least one outside submission, so basically someone who has never written for the show. They understand the show because their script got picked, and it’s a good script, but it’s just that sometimes the dialog isn’t really true to character. So I’ll either sit down and rewrite the lines to tailor it to Dean or just call Sera or Bob and say “Hey, this particular scene doesn’t sound like Dean at all.” That’s happened maybe twice this year. There’s a scene between Jared and I, Sam and Dean, in fact I think it’s the next episode, it’s the end scene. We have like a falling out, an argument. And I kid you not, the scene was like straight out of a romantic comedy. It was like a break-up between a woman and a man. Right out of a romantic comedy. And Jared and I were in the make-up trailer that morning and I hadn’t really read the scene before then, and I was like “Dude, we gotta change this!” So he and I sat there in the make-up trailer and rewrote the scene to make it closer to our characters. And we didn’t even tell the producer. And then it happened again two episodes later, there was another scene and we were like, “What is happening??” And that time we finally called Sera and said we’re changing the scene. But it all says the same stuff, it’s just the way of saying it. I think one of Jared’s lines was when I go to move toward Sam and he goes “Don’t! Just don’t! I can’t even look at you right now!” And we were like “No way! I’m not saying that!” So we made it a little bit more manly. So yes, there are times when we look at the script and change lines. The writers trust us enough to know, I mean, we love these characters. We want to protect them, we would never do anything to make them look worse.



いつものことだよ。まじでさ。大抵は、ほんの一部の台詞ではあるんだけどね。

どうしてかっていうと、新しい脚本家が入るからなんだ。毎年少なくとも一本は、外部から提出される脚本を受け入れなきゃならない。だから基本的に、これまで Supernatural っていうドラマを書いたことがない人が混じってるわけ。そういう人も、SPNのことを理解はしてくれてるんだよね。なにしろその人の脚本が採用されて、呼ばれているわけだし、実際、いい脚本なんだよ、

でも、時々、台詞の言いまわしが、なんかキャラっぽくないっていうだけなんだ。そういう場合、僕は座って、ディーンっぽくなるように書き換えちゃうか、「ねえ、このシーン、全くディーンらしくないんだけど」って、セラかボブに電話する。

そういうことって、年に二回くらいは起こるかな。

ジャレッドと僕、つまりサムとディーンがやりとりするシーンでこういうのがあった、それって実際、次のエピソード(第4話?5話かな?)だったと思うんだけど、そのラストシーンだ。

僕らが、喧嘩して、言い争うみたいな感じのシーン。で、これから言うの冗談じゃないからね。そのシーンは、まるで、ラブコメ映画からそのまま抜き出したみたいだったんだ。男女の別れのシーンみたいな。完全に、ラブコメ映画から抜き出した感じ。

で、その朝、ジャレッドと僕は、メイクアップトレーラーにいたんだけど、僕は、その時までそのシーンをちゃんと読んでなくて、読んでみたら「ジャレッド、僕たち、これ書き換えなきゃ!」ってことになって。それで、彼と僕は、メイクアップトレーラーの中に座ったまま、僕らのキャラクターに近づくように、そのシーンを書き換えちゃったんだ。

で、僕ら、そのことをプロデューサーに伝えもしなかった。それからまた二つ後のエピソード(これが第6話?)で、またそんなシーンが出てきて、僕らは、「どうなっちゃってるんだ??」ってなって。

その時は、ついにセラに電話して、そのシーンを変えてくれって言った。でも、台詞の内容は同じなんだよ、ただ言いまわしだけ。確か、僕がサムに向かって近づこうとする時のジャレッドの台詞が、「やめて!とにかくやめてよ!今は、あなたを見ることさえできない!」っていうので。僕らは、「ありえないよ!僕は、そんなこと言わないぞ!」ってなって。それで僕ら、もうちょっと男らしく変えたんだ。

ということで、うん、僕らが脚本を見て、台詞を変えちゃうようなことってあるよ。脚本家さんたちは、僕らが自分たちのキャラクターを愛してるんだってことをきちんと分かってくれる程度には、僕らを信頼してくれてるしね。僕らとしては、キャラクターを守りたいんだ、サムとディーンがみっともなく見えるようなことは、したくないからね。







ふーむ。



いつも、Winchester兄弟の台詞、まるっきり「夫婦」じゃない!(笑)


なんて、毎度毎度ニヤニヤしてたけど…。


J2が、「こんな夫婦(カップル)みたいな台詞、言えるか!」って、勝手に手を入れて変更しちゃう前は、もっともっと、「夫婦」みたいな台詞が、もともとの脚本には書いてあるってことなのね…。


どうやら、Supernaturalの脚本家チームに、私の腐の念力に操られている新人脚本家、もしくは、私と思考がまるで双子みたいな新人脚本家が紛れ込んでいるってことのよう。

(もう一つの可能性としては、表面、新人脚本家の体をよそおって、実は、裏で、Sera Gamble姐さんが糸を引いてるとか…)


今回の『Slash Fiction』というタイトルと、ドラマの内容とが、私の感覚的に、今ひとつしっくりとこない気がしたのは、


映画通ではない私が(望んで観るのは、基本ラブコメ映画ばっかり…)、Slasher系のB級ホラー映画をろくに観たことがないというのも、もちろん大きな要素ではあるけれども、


いかにも(私の大好きな意味で)『Slash Fiction』らしくなるはずだった、腐女子の心を絶妙にくすぐる言い回しの台詞がちゃんと用意されていたものを、


Jared&Jensenの小僧たち二人が、「こんなの恥ずかしくて言えねえよっ!」って書き換えちゃっていたからだったのねー!!!(怒)



くっそぅ…。



はっ、コホン…。



いやー、でも、実際に『Slash Fiction』を読んでいた(らしい)という伝説を持つ、故キム・マナーズ監督がご存命だったら…、



「Boys、君たちは、確かに違和感を覚えているかもしれない、だが、役者として、脚本家たちが苦労して書き上げた作品を尊重する気持ちも持たなければいけないよ。


今君たちが感じている、その違和感こそが、化学反応の起爆剤となって、何かまったく新しいものを生みだすという可能性もあるんだ。


騙されたと思って、この脚本の通りに台詞を言ってごらん。それがおかしいかどうかを判断するのは、監督の僕の仕事だ。さあ、恥ずかしがらずに、しっかりと見つめ合って!」



なぁんて、うま~~いことJ2を丸め込んで、まさにWinchester夫妻そのまんまなシーンを私たちFangirlsの前に、どーんっと見せてくれたかもしれないのに…。


そしたら、もうそれこそFandomは狂喜乱舞だったのにっ!


ちっ!


シーズンも長くなって、J2(特に監督もやるJensen)の発言力も、かなり大きくなってきてしまってはいるんだろうけれども…。


プロデューサーにすらも断りなく、萌え台詞を書き換えちゃうなんて、それはちょっと一線を越えてると言えるんじゃないの?


二人とも奥さんももらって、いまさら画面上でなにしようが、「いや俺たち、それぞれ美人な奥さんがいて、正真正銘ストレートっすから!」って、はっきり言い訳できる立場になったんでしょうが!


「恥ずかしい!」とか、子供みたいなこと、ぐずぐず言ってないで、ちょっとはファンにサービスしてもらいたいもんだわよ!


Sera姐さん、なんとか、もうちょっと手綱を引きしめて、Boysに


「つべこべ言わずに脚本通りやりなさい!」


って圧力かけて欲しいんですけど。


………。


こんなことで、ぶつぶつ文句言ったりしてるの、私だけ?





***







第6話のちょっとだけ感想を書くつもりだったのですが、軽い気持ちでタイトルの所以を調べ始めたところ、J2による『萌え台詞隠滅』事件に行き当たって、思いのほか長くなってしまったので、今回はここまでで投稿ということにしてしまいます。



2011年11月1日火曜日

Supernaturalシーズン7第5話からの面白映像

既に第6話が放送されてしまった後で、本当にいまさらなのですが、

今日、初めて見ました。この映像。

そもそもは、Jaredが Twitterにダウンロードリンクを貼ってくれていたのですよね?

週に一度くらい…しか、JarpadのTwitterを覗きにいかない私は、「ん?なになに?」と観ようとした時には、既にリンク先が削除されてしまっていて、がっかりしたところだったのです。

本日、まだ感想書きにとりかかっていない第6話のネタバレ(というか、タイトルの由来)を探してフラフラし始めた途端に、この映像に出くわして、やっと中身を確認できました。

とにかく、単純に、笑えますね!

Jared & Jensen やっぱり最高!



以下、日本ではまだ放映されていないSupernaturalシーズン7第5話のネタバレとなる可能性もあるクリップ映像へのリンクを貼り付けますが、いわゆる Spoilerphobe(ネタバレ恐怖症)を自認するFangirlsが、皆口をそろえて、


I'm a spoilerphobe, but this isn't spoilery at all. What it is is hilarious, and I'm really sorry it's not going to turn up in the episode.

あたしって、ネタバレ恐怖症なんだけど、これはまったくネタバレにはならないわ。超楽しい!むしろこの映像が本編エピソードに採用されなかったのが、本当に残念。


というコメントを残しているので、

極度にネタバレを警戒される方でなければ、J2の楽しくて可愛い映像として鑑賞できるかなと思います。

っていうか…、私以外のSPNファンで、この映像の存在を知らなかった人はいないのかもしれないけども…。



『Life in Motel Rooms』



シーズン6のオフィシャルコンパニオンブックの中の Genevieveが語っている部分で、Jaredは、

「シーズン6第15話の『French Mistake』の台詞に出てきたように、さすがにピラティスまではやってないけど、ヨガなら少しやってるわ」

という話が出てましたけど、

あの筋肉質のごつい身体で、あの柔軟性は、驚きです!

時間がある時は、自宅でGenと一緒にヨガに取り組んだりしているのでしょうかね。

前のカノジョのSandyも、ヨガとか絶対やってる感じだし、あそこまでの柔軟性を考えると、Jaredのヨガ暦は結構長いのかも。

そして、全力でJensenを笑わせてやる気満々のJaredのあの動きを目の前にして、最後まで平然と完璧に(+状況に応じた適切なアレンジをも加えて)台詞を言いあげたJensenには、本当に脱帽もの。

そして最後の仕上げに、自らもイスを使って、柔軟にトライしてみせるって。(笑)

Mishaは、Jaredにこれをやられると、100%吹き出してしまって、その後しばらく使い物にならなくなるというような話がありましたよね。

Jensen、さすが、7年のキャリアでここまでできるようになるのね。

まさに鋼のような精神力。

でも、今後、撮影の休憩時間にでも、どちらかのTrailerで、Jaredの指導の元、ちょっとヨガに取り組んでみたりするのもいいのかもよ、Jensenさん。
(確か、『Eye of the Tiger』の時にも、腿の筋を痛めたとかいってなかった?)

身体の柔軟性は、何かと大切だものね。