2008年8月28日木曜日

あれやこれや

ついに、というか、やっと、というか、

映画『Connie and Carla』

を通して見ました。

モルダーこと、デイヴィッド・ドゥカヴニーのフィルモグラフィーをチェックしていた当時、「この胸のときめき」、「不法執刀」、それにもちろん「エボリューション」なんていう、DDの出演作を(少々、鳥肌のたつ思いもしつつ)観たりしたものでしたが、

「コニー&カーラ」は、(あえて言わせてもらえばいかにも私が興味を持つようなテーマの作品であるというのに)いつか絶対観たい!と思いつつ、どういうわけだか、ずっと見過ごしてきました。
テレビとかで放映された時に、ちょこっと、流し見程度に目にしていたような気もすごくするんだけど…、とにかく、ちゃんと『観るぞ』と意識してみるのは、今回が初めてです。

コニー&カーラの二人がどたばた逃亡劇の末、思わぬ形で才能を開花させていくサクセスストーリーという本筋もなんだかほのぼのと楽しいお話ですが、

両親から勘当されて以来ずっと音信不通だったドラッグクイーン(ちょっとどぎつい女装をする男性)になってしまったお兄ちゃんとの仲の修復を試みつつ、お兄ちゃんのドラッグクイーン友達の一人と友情を育んでいく内になんだか微妙な関係になっていってしまうジェフを演じるDD!

2004年公開の時点でもう充分おじさんなんだけど、やっぱり可愛いです。
(昔の少女マンガみたいに偶然を装って出会う演出で、ジェフを見かけるたびにゴミ袋なんかを持ってタックルしてくるコニーに強烈な勢いで転ばされたり、爪の手入れをしてもらったり)

日本での11月のX-Filesの映画第二弾の公開前に、動いているDDの姿を楽しく再確認できました。

前売り券のオマケの(光りの中にXが浮かび上がる)ミニフラッシュライトつきストラップもゲットしたし、これで、Supernaturalシーズン4での素敵なスキナーさんの姿を復習できれば、もう準備万端です。





時間もないし、いい加減読書熱を冷まさなければ…、と思いつつ…、

これも現実逃避の一つの手段ということで…、

相変わらずバカのように本を読んでいます。

愛と勇気のマッケンジーシリーズ

『マッケンジーの山』(ウルフ・マッケンジー)、

『熱い闇』(ジョー・マッケンジー)、

『愛は命がけ』(ゼイン・マッケンジー)、

『マッケンジーの娘』(メアリス・マッケンジー)、

『危険な駆け引き』(チャンス・マッケンジー)、

という、5冊にも亘る子沢山なマッケンジー一家の活躍の物語は、結局二日ほどで一気に読んでしまいました。

リンダ・ハワード、ストーリーの出来や物語の展開については批判もあるのかもしれませんが、この強引で逞しいマッケンジーの男達というキャラクターの力だけで、ストーリーなんかどうでもいい、と思わせてくれる腕っ節の強さに心底惚れました。
そんな男達と恋に落ちる女性達の顔ぶれもそれぞれに個性的で、皆妙に芯が強くて潔くて、大好きになってしまいました。

あと何読んでたっけ…。

そうそう、日本でも最終巻が発売になったということで、ハリーポッターを一冊目から復習しようと、

本棚から『The Philosopher's Stone』(賢者の石)を引っ張り出して読み始めました。

冒頭のシーンなどで、既に結構重要なことがダンブルドア先生とマクゴナガル先生との会話に出てきたりしてたんだ!なんていうことに気付いて、完全に忘れてた!と驚いたりしながら、ハリーのホグワーツでの一年目の楽しい生活を読みました。
(先の展開を知っていれば、ハリーの辛い境遇もなんということもなく読めようになるものなんですね。ハグリッドの強烈な訛りも以前より、もっとすっきり解読できるようになった気もします)

で、次は『The Chamber of Secrets』(秘密の部屋)だな、と思って三冊入りボックスの真ん中の本を引っ張り出すとそれがまた同じ表紙で…、

どういうことか、というと、

私、一冊目の『The Philosopher's Stone』は単独で英語のペーパーバックを購入したものの、ダーズリー家で虐待されるハリーだとか、学校に入ってもスネイプ先生から目の仇にされるハリーの印象ばかりが強く頭に残った暗い話にそれほどのめり込めず、二巻目は、妹達が買う翻訳版を読み、

その後多分、映画の公開に乗っかる形で発売された、『The Philosopher's Stone』、『The Chamber of Secrets』、『The Prisoner of Azkaban』が三冊入ったBoxをまんまと購入してしまったのです。

一冊目の『The Philosopher's Stone』が2冊になってしまったことがずっと気になっていて、数年前に、『The Philosopher's Stone』を一冊古本屋に売りにいったはずが、

どうやら二冊目の『The Chamber of Secrets』を売ってしまったようなのです。

うっかり者の私としてはいかにもやりそうなことではありますが、これで一気にハリー・ポッターを復習する気が失せました。(また2冊目だけ買ってくるか、また妹から翻訳版を借りて読むか…少し気持ちが落ち着いたら考えてみたいと思います。)

で、曲がりなりにも洋書のペーパーバックを読み始めたところで、買ったまま本棚に積みっぱなしだった、ジョナサン・ケラーマンのアレックス・デラウェアシリーズの続き、

『Obsession』

を読み始めました。

心理療法医であるアレックが主人公のこのシリーズは、難しい精神医療の言葉が沢山出てくるため、とっかかりにくいイメージがあって、本屋さんで見つけるとすぐに買うものの、いつもなかなか開く気になりません。

できれば翻訳で読みたいところだけど、『マーダー・プラン』(原題はDoctor Deathか…、ってことは、Obsessionまで、少なくとも5冊未翻訳が溜まってる…)以降、とんと翻訳の新刊も見かけず…、

でも、一端読み始めると、ペーパーバックの裏表紙にも書いてあるとおり、

"…once started it is hard to quit."

"The characters are rich, the story's well-plotted and you won't stop reading."

で、一気に読んでしまいました。

以下は、もし、日本語翻訳版でケラーマンのアレックスシリーズを追いかけている方にとっては、ネタバレを含む感想になりますので、ご注意ください。





アレックスとロビンの二回目の破局という悲劇にさらに上乗せする形で、アレックスが飼っていたスパイクという気性の荒いフレンチブルドックが、老衰のために弱っていく様子が時々出てきた前巻まで、

なんだかどうしても暗い雰囲気が漂って、アレックスシリーズももう終わりに近づいているのかな、なんて寂しい予感さえしていましたが、

紆余曲折を乗り越え、ついに再び仲直りしたロビンが、アレックスのところに戻ってくるにあたって、(ついに老衰で死んでしまったスパイクの代わりに)『Blanche』というまたまたフレンチブルの仔犬を一緒につれて来て!

スパイクの出てくるアレックスの家庭でのひと時の描写が何より好きだった私としては、『Obsession』を読み始めてすぐに、一気にわくわくした気分になりました。

淡い黄褐色だというこのフレンチブルの女の子は、初めて会ったマイロが、「これ、あのスパイクと同じ種なのか?」と疑念を抱くほどおっとりとして、人懐っこくて、とにかく可愛いのです。
(このマイロの問いかけに、アレックスは、「ロビン(小柄な美人)と君(6フィート3インチのコワモテの大男)が、一応同じ種だっていうのと同じにね」と答えてましたけど…)

どんな人間もその愛らしい笑顔で、一瞬にしてトリコにしてしまうBlancheの、今後のシリーズでの活躍が期待されます。

そして、私がこのケラーマンシリーズをどうしてもやめられない一番の理由である、アレックスとマイロの微妙な友情に関しても、思わずキャーと甲高い声をあげたくなるようなシーンが出てきました。

マイロは、もうとにかく随分長く(マイロがアレックスと出会った直後に、デートし始めたのだったはず…)外科医のリックというハンサムな彼氏と同棲していますが、

リックとアレックスというのは、これまでの長~いシリーズでほとんど顔を合わせたことがなかったのです。

今回の『Obsession』では、リックの下で働いていた優秀な看護師の女性パティが、姪でもある娘のターニャに亡くなる間際告白した、「(彼女が)過去に犯した、Terrible Thing」が物語の重要なキーになっていて、

その看護師の娘は、15年近く前、リックの紹介で、子供専門の心理療法医であるアレックスのところにやってきて何度かアレックスの治療を受けた、アレックスの元患者でもあります。

ということで、今度のお話にはリックの名前も良く出てきて、アレックスがリックの働くERに訪ねていくシーンなんかも出てくるのです。

マイロ抜きで、リックとアレックスが顔を合わせるというのは!

長年のファンとしては、妙にくすぐったいような、ドキドキするような感じがしてしまいます。

(私だけなのかな…、マイロにとっては、リックが本妻で、アレックスが妻公認の愛人という図式が出来てるように思うのは…)

リックとアレックスのシーン、微妙な緊張感があって好きです。

今回のお話ではリックに本妻としての立場を誇示された感じもあるアレックスですが、最後の捕り物の際、負傷したマイロの傷口を押さえつつ、出血多量で震え出したマイロの身体に腕を回してぎゅっと抱きしめたり、(マイロは照れ隠しに"How cozy."なんてつぶやいたり…)

断末魔に苦しみつつ、おかしな音を出している犯人に近づこうとするアレックスを現場に急行した制服の警官が止めようとするのを、マイロ(警部補になりました)は、

”Don't be a by-the-book lamebrain, Officer, and give the doctor a looky-loo. He's family, won't piss on the evidence."
(そんな教科書通りの石頭すんなよ、先生にちょこっと見せてやれ。彼は家族だ、証拠にションペンを引っ掛けたりしないさ)

"Whose family?"
(誰の家族です?)

"Mine."
(俺のだよ)

この二人、(やっぱり私の睨んだとおり)既に親友の域を超えてました。

その直後、リックの勤務するERに運び込まれたマイロは、『家族を担当しない』という主義を破って、(正妻)リック自らの手で、腕に入り込んだ散弾銃の弾を丁寧に摘出され、血管形成の手術を受けたりします。

美人でスタイルも抜群のドクターを二人も『家族』にしているマイロ、ちょっと羨ましいです。





どうでもいいけれども、気になった点もいくつか:

Kyleの家に警察の顧問を装って聞き込みにいった時、アレックスがBlancheを抱っこしてたというのは、かなりのインパクトで、Kyleが忘れるはずはないと思うんだけど、

そのずーっと後の方で、Kyleは、完全に初対面として「僕のガールフレンドがいってた通り、君って超可愛いね」って、Blancheに挨拶してたのが気になりました。

そして、犯人の最後の言葉を聞こうを顔を近づけたアレックス、まともに犯人の血を吐きかけられて、その後も、「まだ血の味が残ってる」なんていう描写が出てきたりもしましたけど、

まさか、犯人からHIVをもらったりしてませんよね…。
(あの犯人は、生身の人間を相手に出来ない変態…というような描写が出てきたから、病気は大丈夫かな…)

でもラスト近くであんな不気味な経歴の犯人から血を吐きかけられるって、なにか意味がありそうで心配です。

だから、次の本も買えって?

そういうこと?

2008年8月22日金曜日

Gag Reel フルバージョン?

そういえば…、シーズン2の時にも、DVDがアメリカで発売になる前に、フルバージョンのGag Reelがネット上に漏れ出してましたっけ?

今朝起きたら…、色んなところから、Supernatural シーズン3のGag Reelがネット上に出てるわよ!っていう声が飛び込んできて、一気に目が覚めました。

アメリカでのシーズン3のDVDの発売日は、9月2日ということらしいのですが、イギリスでは、8月25日ということになっていてを、オンラインで注文した人にはさらに少し早く手元に届いたため、既にシーズン3のDVDボックス(Part 1)を手にした人がいる、

ということのようです。

前のシーズンも、イギリスでの発売の方がずっと早かったという話をきいたような気がします。
その時は、イギリス版には、US版に入っているオマケ映像の全ては入っていないということだったと思うのですが、今回は、US版に入っているオマケ映像は全て入っているようです。

日本も、同じリージョン2なのに…。

日本語字幕をつけるのはそれだけ手間がかかるってことなんでしょうけど。

日本での発売は10月?

今回は、もう躊躇ったり、逡巡することもなく、8分近くの映像を見てしまいました。


この後は、DVDボックスが手元に届くまでは、オマケの楽しい映像は一切見ないことにしてます!!!という方には、ちょっとだけネタバレです。ご注意ください。






フルバージョンかもしれない、Gag Reel、まだチェックされていない方は、既にYouTubeにアップされています。


以前、シカゴのコンベンションの朝食会でのJ2二人による楽しい漫談の中で、ジャレッドは

「ジェンセンったらさ、(ここには絶対、「いつもやってるとおり」って言葉が入りますよね)無意識に僕のほっぺを拭おうとしたんだけど、みんなが見てるってことに気付いて一瞬ためらった後、結局拭っちゃったんだよ!その後、僕らは男らしさのアピールのために、ビールをがぶ飲みしたんだ」

なんていう超親密な二人のエピソードをあっけらかんと暴露していましたが、

今回のシーズン3のGag Reel。

今度は、ジャレッドが、ジェンセンのほっぺから、睫毛をとってあげてますね。(笑) (3:58辺り)

しかも、ジャレッドが指を舐めて(舐めるふりをして?)、その指を近づけてるのに、ジェンセンはまるでピクリともせず、全く逃げようともせずに、むしろ顔をジャレッドに差し出して(マスカラをつけてもらう時みたいに上を向いて)、睫毛をとってもらっています。

J2の二人って、ちょっとした食べこぼしや、小さな睫毛(ジェンセンの場合、あの長さだと、一本抜けてもそりゃあ目立つでしょうけれどもっ!)に気付くほど、いつもお互いの顔をじーっと見つめ合ってるってことなんですね。

そういうことでしょう?


その他にも、

I Love Youも、一度ではなかったのね…、

Male Supermodelになりきった、ジャレッド…、

スーツ姿のボビーことジムの後ろ頭の向こう側になんとか写り込もうとして、顔を出したジェンセンの頭に完全にほっぺをつけてるジャレッド…、

そしてやっぱり(これは先日ネット上に流れた短いバージョンでもちょこっとありましたが)、木の杭を耳に差し込んで、恍惚気味の表情を浮かべるジェンセンをじっと観察しつつ、

「Yes」、「Yes!」

と呟くジャレッド…、な、なんなんですか!

なんというか…、二人ともいやらしすぎる!!!

などなど、またまた喰い付きどころが沢山あります。

早く、早く日本語版!届けて!!!

2008年8月16日土曜日

やっぱりラブコメって面白い!

『ベガスの恋に勝つルール』

CMにつられて…、3日間の夏休み先行上映の最終日に、見てしまいました。

キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーの来日会見の様子は、「めざましテレビ」のエンタメ情報かなにかで、キャメロンが自分のスカートに水をこぼしてしまったのを、素早く席を立ったアシュトンがキャメロンの前に跪いてポンポンと拭き、小声で「これは僕がべらべらしゃべりすぎるっていう、キャメロンからの合図なんだ…」と呟く、本当にあの一瞬だけ目にして、笑わせてもらいましたが、

恋も仕事も頑張りすぎのジョイと、人生全てが中途半端でいい加減なジャックが無理やりに結び付けられる、この無茶苦茶なラブコメ!

本当に楽しかった!

私…、実は、(私の中では実写版 Supernatural RPS 映画である)「Just Married」(邦題:ジャスト・マリッジ)という映画を観て以来、

ラブコメに出演中のアシュトン・カッチャーがジャレッド・P氏に見えるのです…。
(この事実は、長らくこの日記にお付き合いいただいている方はご存知だと思うのですが…、あー、あの日記って、Slashの記事と一緒に隠しちゃったのか…。
あの時ご紹介したSlashのリンクは確か作家さんがサイトを整理したのか、既に切れてしまっているという話を最近聞いたので、今回こっそり復活させてしまいます。もし万一興味のある方がいたら…、こちらです。
昨年秋の騒動の時に隠したまま、裏の日記への引越しもすっかり滞ってしまっているSlash関係の大量の記事についても、いい加減どうにかしないと…。)

「Just Married」でも金髪美人の元(?)妻ととんでもないバトルを繰り広げていましたが、

今回のアシュトンも(あんな人と自分が一緒に暮らさなきゃならないと思ったら絶対まじでムカツクけど!あのバスルーム&ベッドの汚さ!臭さ!ったら!)本当に可愛かった!!!

私は特に、「妻に虐待された痛々しい夫」を演じるあのシーンが可愛かったです。(笑)

そしてまたもや、背の高い茶色の髪の夫&金髪美人の妻が…、J2の二人にダブって見えるという病気も復活してしまいました。

そういえば、確かジェンセンと同い年のアシュトン・カッチャー…、ちゃんと(ちょこっととはいえ)胸毛が生えてた…。
(バタフライエフェクトの時には、生えていなかったような気もするけど、生えてた?Just Marriedの時は?ジェンセン、Supernatural シーズン4で、上半身裸に剥かれるシーンが出てきても、まだつるつるのままなのかな…。Smallvilleのトミーのように、青春アイドルに胸毛は許されないってことでしょうか…。)





そしてついに、「ベガスの恋…」の鑑賞前、X-Files映画第二段の予告を、やっと!映画館で目にすることができました。

色々な方から情報をお寄せいただいて以来、PCの画面では既に何度も見ていましたが、字幕付きで大画面で観るとまた印象が違います。(モルダー、意識を失って、ひきずられてました?)

さらに、これは数日、告白をためらっていたことですが…、

今から一ヶ月前の7月12日に、全国で20,000枚限定で発売が開始されていたという、

『X-Files:真実を求めて』 の特別鑑賞券、

この前売りチケットを取り扱っている映画館にうっかり(うん、最近はほとんど足を運ばなくなっていた映画館だけど…、あくまでうっかり…)足を運び、

窓口の可愛いお姉さんに、ごくなにげなく、

「X-Filesの特別鑑賞券って、まだ販売してますか?」

なんて、質問してしまったのです。

背後の各種前売りチケットが保管されているキャビネットを覗きにいったお姉さんは、

「まだ、ございますよ」

と、笑顔であっさり。

先日は、さすがにもう、おまけにつられる年ではありませんから、なんてうそぶいていた私ですが、

「あー、あの、おまけで携帯ストラップがつくという話だったんですけど…」

と、反射的に追加の質問を繰り出していました。

今度は、隣の各種特典&オマケの保管されているらしいキャビネットを開いたお姉さんは、再び可愛い笑顔で振り返り、

「まだ残ってます」

と…。

そういわれてしまうと、私としても、「じゃ、一枚ください」というしかなくなって、一枚購入して帰ってきました。

黒い小さなフラッシュライトがついた携帯ストラップ。

スイッチを押すと、丸い光りの中に、「X」の文字が浮かびあがるんです。

ね?つい欲しくなっちゃうでしょう?

2008年8月13日水曜日

あれやこれや

ここ数日、自分のキャパシティーを超えてあれこれあれこれいらないことを考えすぎたせいか(※アイスとスイカの食べすぎ、という説も有力ですが)、なんとなくぐずぐずと体調がすぐれず大人しくしていたのですけれども、今朝PCの電源を入れた途端に、

X-Files 映画第二弾が11月7日(金)に、日本でも全国ロードショーされることが決まっていたことを知りました。

しかも、『先着20,000名様限定! 特典プレゼント付き特別鑑賞券』というニュースのところには、

映画「X-ファイル:真実を求めて」の公開に先立ち、7月12日(土)より全国先着20,000名様限定で、フラッシュライト携帯ストラップ付き特別鑑賞券を販売することになりました!! 

なんて書いてあって、7月12日?!

ってことは、私、最低でもちょうど一ヶ月は、この情報を見逃していたってことなのだな、と、改めて自分の浦島太郎ぶりを実感したところです。

先着20,000名様限定のオマケつき特別鑑賞券、この一ヶ月で、どれほどさばけているものなのか…、 一応、今更ながら買いに行ってみるべきだろうか…。

売り切れていたらちょっとだけ残念(もう、さすがにオマケにつられる年齢では…)、売れ残っていたらそれも寂しい…、と、なんだか複雑な気分でもあります。





そして、X-Filesの映画の日本での公開日の情報をついに知った!とわくわくしていたその直後、

とあるお友達の日記で、『P.S.I Love You』が10月の半ばに公開に!
(10月18日有楽座ほか全国拡大ロードショーということなんですね。拡大ロードショーというのが、地方に暮らす身としてはちょっと危険を感じるところです)

という情報を読んで、またわーっと楽しく嬉しい気分がこみ上げてきたところで、

そういえば昨日、いや一昨日、ふらふらと本屋めぐりをしていた時、新刊の文庫が並ぶコーナーに、

『P.S.I Love You』

の原作本の文庫が、一番目立つところに並べてあるのを見つけたことを思い出しました。

この本は既に目にされているかたも大勢いるでしょうが、表紙はまさに楽しそうに笑い合っているジェラルド・バトラーとヒラリー・スワンクの二人で、(JDMの顔はどこにも写ってないけれども…)反射的に手にとって、レジに持っていこうか、と思ったのですが、

やけに大きな字でタイプしてある翻訳者の名前にふと目が留まって、その場で一瞬身体が止まりました。

この『P.S.I Love You』という本は、林真理子の翻訳なのですね。

私は、どういうわけだか、よしもとばなな、だとか、村上春樹だとかの日本のベストセラー作家の本を読んだことがなくて、林真理子という人の本も今まで一冊も手にしたことがないのですが、

これだけ長い間、出す本がすべてベストセラーに載ってくるような人というのは、やはり上手い話を書くということなのでしょうか?

結局、その場では買うふんぎりがつかないまま、本をまた棚に戻して帰って来てしまったのですが、

そもそもこうした映画の原作本って、映画を見る前に読んでしまっていいものか、悩むところでもあります。

大好きな本が映像化される時には、多かれ少なかれ自分の頭の中に作り上げていたイメージと違う!と不満に思ったりするのはお決まりのことで、

そういう意味では、あらかじめ配役が、この人はこの顔、とわかった上で読むというのは、いいことのようにも思えてきますが…、

JDMも『泣ける』映画だよ(ジャレッドはジェフのお尻が気になって泣けなかったと言ってたけど…)と言っている映画だけに、

いちいち、あー、本ではああだったのに、このシーンはこうだったのに…なんていう余分なことに気を散らすことなく、まっさらな状態で、集中して映画を見たい、という気持ちもあり、

大変悩まされるところです。

でも原作本をベストセラー作家に翻訳させるような作戦をとってくるところを見ると、この『P.S.I Love You』という映画、この秋に向けてかなりのプロモーションを展開してくれそうな予感がしてきます。

でもさすがにアメリカでの公開から間が空きすぎて、プローモーションのため出演者が来日するようなことはない、でしょうね?

現地で、出演者にインタビュー、くらいはあるかもしれないけれども…、

きっと、ジェラルドかヒラリーだな…。

でも来年公開予定の『Watchmen』のプロモーションで!JDMが来日、なんてことになったら!

ど、どうしよう…なんかちょっとどきどきします。





先日の日記のコメント欄で、試写会で観てきたというmiyuさんからも強力にお奨めをいただいた映画

『ダークナイト』を観てきました。

公開日直前、フジテレビで『バッドマンビギンズ』が放送されていたのを、一応(一部うとうとしながら)観ておいたのは予習という意味ではよかった!と思いましたが、

『ダークナイト』、『ビギンズ』とは完全にレベルが違いますね!

本当にすごい映画でした。

映画館を出て家に帰るまで、ずーっとうわ言のように、『面白かったー』と呟いていました。

ヒース・レジャー、ジョーカーとしての役作りなどについては、全くインタビューを受ける前に亡くなってしまったそうで、あそこまでの才能があんな風にあっけなくあんな形で失われてしまったのだと思うと、本当に悔やまれます。

あれこれ細かい感動を書き出しても、月並みなことしか言えそうもないので、どうでもいいポイントで喰い付いたところをちょっとだけ…

海外ドラマを沢山みるようになったここ1,2年ほど、映画やドラマをみるたびに

「あ、あれに出ていたあの人が…」

なんていうことばかりが気になるようになってしまって、自分としても時々鬱陶しくなるのですが、

『ダークナイト』でも、二人、どうしても気になってしまう人がいました。

一人目は、銀行強盗のシーンで、いかにもマフィア系の銀行職員らしく最後にジョーカーに反撃して男気を見せた彼、

『プリズンブレーク』 シーズン2で、塀の外に出たマイケルたちを執拗に追い詰めるFBI捜査官アレクサンダー・マホーンことウィリアム・フィクナー。

眼鏡をかけて黙って座ってると、ちょっと冷たい感じの品のいい銀行員にしかみえないのに、散弾銃があんなにしっくりと手になじむっていうのは、本当にぞくぞくさせてくれます。

現在FOXチャンネルで(やっと)放送中のPBシーズン2でも、怖いけれども(おじさん好きな私としては)なんとなく惹き付けられる存在です。

そして、『デッドゾーン』では、おじさんのくせにどんどん可愛い演出ばかりを強調するようになった、ジョニーこと、アンソニー・マイケル・ホール!

ブルースが見ていたニュース映像に、最初一瞬ちらっと写ったキャスターの顔がジョニーにそっくりで、まさか…、ジョニー?いや、まさかね…、

と思っていたら、本当にジョニーでした!(笑)

ジョーカーに誘拐されたり、大変な目に遭っていましたが、でも頑張っていましたよね。





『ダークナイト』

本当に全編どこにも手抜きのない、最高の作品に仕上がっていて、公開中にぜひもう一度見たい!と痛切に思いますが、

丁度昨年の今頃スターウォーズの6作品をエピソード1から順番に全て一気に観て新たな感動を覚えたように、

『ビギンズ』&『ダークナイト』でバッドマンという存在の成り立ちや、ジョーカーやツーフェイスなんかの悪役との出会いを知った今、これまで映画化されたシリーズを全部遡ってみて観てみたいという気持ちも強烈に湧いてきているところです。

2008年8月7日木曜日

タコスにチャレンジ

前回、久々に食いしん坊で日記を書いたので、もう一つだけ、最近チャレンジした食いしん坊ネタを。

先日、家で、タコスにチャレンジしました。

といっても、輸入食材店で冷蔵のトルティーヤ(12枚入り)と、タコスシーズニングを買ってきてしまったので、とってもお手軽で、初めての挑戦にしては思いのほか本格的な美味しいタコスになりました。

美味しい感動を忘れないうちに、我が家のタコスパーティーの経緯をちょっとメモしておこうと思います。







材料

冷蔵のトルティーヤ
(今回は柔らかいトルティーヤでしたが、固いタコスシェルで作るタコスもいいですよね)

タコスシーズニング一袋

ひき肉(合びき)350g

レタス

たまねぎ

トマト

チーズ(生食用の細切りモッツァレラだったと…)


(自己流ワカモーレ風のディップとして)

アボカド、玉ねぎ、トマト、塩胡椒、レモン汁


-作り方-

タコスの具

レタスは太目の千切り、
玉ねぎは荒めのみじん切り(今回、水にはさらしませんでした。玉ねぎの辛味が苦手な方は水にさらした後、キッチンペーパーなどで水気をとってください)
トマト(湯向きもせず、タネもとりませんでした)は細かめのざく切りにして、
それぞれ器に入れ、食卓に準備しておきます。

ひき肉は(肉汁が蒸発して)油が浮いてくるくらいまでよく炒め、出てきた油をキッチンペーパーで吸い取った後、タコスシーズニングパウダーを一袋振り入れて軽く炒め合わせ、水を(袋に書いてある分量、確か120ccくらい)入れ、再び水気がなくなるまで十分ほど煮詰める。

ひき肉は、適当に、これくらいかな?と350gくらいのパックを買ってきたのですが、
家に帰って、先に購入していたタコスシーズニングの袋を見てみると一袋に対し、ひき肉450gと書いてありました…。
本来一回使い切り用の調味料を僅かに残しておいても仕方がないので、今回はタコスの具として切った玉ねぎの残りをみじん切りにしてひき肉をかさ増ししました。
玉ねぎは、ひき肉が炒め終わって、油を吸い取った後、タコスシーズニングと一緒のタイミングで入れましたが、出来上がりには全く違和感はありませんでした。

ひき肉がしっとりとした感じに煮詰まったら、これも器に移し、食卓に準備しておきます。


自己流ワカモーレ風ディップ

細かめの玉ねぎのみじん切りと、トマトのみじん切りを合わせたところに塩胡椒とレモン汁を振り入れ、タネと皮を除いたアボカドを細かめに切ったものを入れて、良く混ぜたら出来上がり。
味を見て、塩胡椒、レモン汁などを加えて好みの味に調整します。

(今回のアボカドは少し若くて、混ぜ終わったワカモーレは、ディップとは言い難いシロモノでしたが、味はとても美味しかったです)


タコスを作って食べましょう!

冷蔵のトルティーヤの袋には、フライパンなどで軽くあぶってください、と書いてあったのですが、一枚ずつあぶるのも面倒なので、食卓にホットプレートを出し、目の前で各自あぶることにしました。

両面を軽くあぶって、ホカホカに温まったトルティーヤを自分の取り皿にとり、タコスの具を好きな順番で好きなだけ載せていきます。
(私のお奨めの順番は、ひき肉、玉ねぎ、トマト、チーズ、ワカモーレ、レタスです。これが一番具が安定しやすいような気がしました。具を無理やり押さえつける時にも、一番上がレタスだと指が汚れません)

ついつい欲張って具を入れすぎ、無理やりに巻いてかぶり付くと反対側から具がこぼれてきたり…、なんていう事態も発生しがちですが、それはそれ、ということで。

ひき肉の濃い目のチリの味や生の玉ねぎの辛さは、トマトやワカモーレなどの優しい味と絶妙に調和して、家族全員、一口食べた途端に美味しいー!と歓声をあげました。
このタコスというものは、ビールと本当によく合って…、とにかく最高に美味しかったです。(ビールが?もちろんタコス、だけど、ビール美味しかった。)

4人家族で、12枚のトルティーヤを一人3枚ずつ。

ちょうど満足のいく量でした。

でも美味しいチリ味のひき肉はちょっと足りないくらいだったので、今度はちゃんと450gで作ろうと思います。





今回はぴったり食べ終わってしまいましたが、もしタコスの具が余った場合、ホカホカご飯にトッピングすれば(あと半熟の目玉焼きを乗せるくらいで)、

『タコライス』になるわけですよね。

数年前、『タコライス』というものを食べてみたくて、市販のタコスシーズニングを使わず、ほとんど自己流で作ってみたことがありましたが、チリパウダーを使うだけで、かなり南米の雰囲気は出るもので、なかなか美味しくできた記憶があります。

暑い夏には、タコスみたいな料理は本当に美味しいですよね。
(アイスクリームと一緒で、身体が要求するということなのでしょうか…)

2008年8月6日水曜日

アイスクリーム大好き

抱えている持病のため、

「甘くて冷たいものはなるべく控えなくては駄目」

だと言い渡されている私ではあるのですが、そんな甘くて冷たいアイスクリームが大好きなのです。

最悪に体調が悪かった時から数年間はそれでも自分なりにかなり節制して、甘くて冷たいものの摂取を我慢していたのですが、

Supernaturalにのめり込み、好き勝手なことを日記で吐き出すようになったおかげか、見違えるように元気になってきた最近では、またじわじわとアイスクリームの魔力に引き寄せられるようになってきてしまいました。

そして現在の私がはまっているのは、実は、サーティーワンアイスクリームなのです…。

今から15年近く前になるのか…、はっきりいつくらいだったか定かではないのですが、

イタリアンジェラード

のお店が実家の近くにできまして、こんなに美味しいアイスがあったのか!というカルチャーショックにも似た衝撃を覚えて以来、同じようにコーンやカップで美味しいアイスクリームを提供してくれるお店でありながら、全国チェーンである『31』のアイスクリームに対してはランクが下であるような気持ちが生じてしまって、以来 、

ここ十数年というものほとんど足を踏み入れたことがなかったのですが…。

6月から7月くらいにかけて、その『31』で、ダブルを頼むと、トリプルにグレードアップしてくれるというサービスをしていましたよね?

まだまだ梅雨まっさかりだというのに、真夏のような暑さに襲われていた6月のある日、私はついに『31』のお店に足を踏み入れてしまったのです。

そんな時に出会ったのが、6月7月くらいの限定メニューだったのか、現在ではもう我が家の近くの店舗では販売していない

ヘイゼルナッツドリームズ



キャラメルチョコレートクランチ

という二つのアイスクリーム。
(ネットで検索すると二つとも「シーズンフレーバー」というくくりに入っていますが、また来年も販売してくれるのでしょうか?それにひょっとして他の地域ではまだ販売していたりするのでしょうか?車でいける範囲で売ってるお店があったら、買いにいきたい!)

もともとそれほど、ナッツ類やチョコレートフレーバーのアイスは好きな方ではなかった私なのですが、この2種類のアイスクリームはどちらも一口食べた途端に、虜になってしまいました。

それとともに、長年ある意味馬鹿にしてきた全国チェーンのアイスクリーム屋さんの実力にはっきりと目を開かされた…!というのが正直なところ。
(結局、今年の夏はあんなに大好きだったジェラード屋さんに一度も行っていません…)


期間限定、という言葉につられて、

「このアイスが食べられる間だけ…」

「トリプルサービスをやってる間だけ…」

という魔法の言葉を言い訳にして、かなり頻繁に、そもそも私が入ってはいけないはずのアイスクリームパーラーに入り浸ることになってしまいました。

そして、ついに、上の二つのまさに夢のように美味しいアイスクリームが店頭から姿を消しても、何かのクスリの中毒者のように、『31』のアイスクリームが食べたい…、またあの濃厚な甘さと冷たさを味わいたい…という気持ちを抑えられずにいたところへ(本当に何か魔法の成分が入っていたりしませんか?)

夏休みの『雪だるま大作戦』(キングサイズを一個頼むと、キッズサイズを乗っけてくれる…という)という魅惑的な誘惑がまた開始され…、じゃ、もう少しだけ、この夏休みのキャンペーンの間だけ!

ということで、

現在は、上記二つの夢のフレーバーの幻を追い求めて、

ナッツトゥーユー』&『キャラメルリボン』で、雪だるま君を作ってもらい続けているのです。

アイスクリームの魔力って本当に怖いものですね。

2008年8月5日火曜日

ロマンスノベルの虜

今日は、またちょっとだけ、最近読んだ本の覚書を。





ダイアナ・ガバルドンのアウトランダーシリーズ。

とりあえずこの長いシリーズの最初の三冊となる

『時の旅人クレア』(ヴィレッジブックス)

のみを購入して、なるべく一気読みをしないように、と自分を戒めながら恐る恐る読み始め、一冊目にだけはなんとかゆっくりゆっくり読んでいましたが、

ここ数日の暑さで、昼間パソコンの前にいるとまさに今流行りの熱中症になりそうで電源を入れられず、ごろごろと紙の読書ばかりしてしまって、結局あっという間に三冊読んでしまいました。

うーん、この本は本当におもしろいです。

苦難、苦難、苦難の連続の物語展開というのは、確かに疲れるし、本当のロマンスも始まらず、18世紀のスコットランドの文化のことばかりが書かれているような(誰かこの人たちをお風呂に入れてやって!と大声を上げたくなってしまう…)1冊目は小刻みにゆっくり読んで正解だったとも思いますが、

この『時の旅人クレア』という三冊の本でのヒーローであるジェイミー(私の頭の中のビジュアルは、もう完全にジャレッド・P氏)は次から次へととんでもなく酷い目に遭い続けながらも(ダイアナ・ガバルドン…、確実にかなりのサディストです。さすがにランダル大尉との一件は、どうせ危機一髪のところで、クレアが助けにきちゃうんだろうね、なんて鼻で笑っていたのに、まったく手加減なしで、あんなことにしてしまうとは!ジョナサン&アレックスのランダル兄弟の話、今後のシリーズで触れられることがないのだとしたら、どこかで誰かがFanfictionを書いていそうな気がしてしまいます)、とにかく魅力的で、

三冊目が残りわずかになる頃には、どうしてシリーズ全冊をまとめ買いしてこなかったか!と歯軋りしたくなりましたが、手元にあったらまた何もかも後回しにして読み続けてしまいそうなので、買っておかなくてよかったということなのかもしれないと、現在は自分に必死に言い聞かせているところです。

今すぐにでも続きを読みたいけれども、

続きを買うのは、もう少しだけ我慢しておこう…、本当にキリがなくなってしまう。

でも、アウトランダーシリーズの手持ちがなくなってしまったとしても、(どういうわけだか、本能的に読書に逃避したくなる)暑さは変わらず、

上記の三冊と一緒に買ってきた、リンダ・ハワードの

『流れ星に祈って』

と、そのスピンオフ作品になるという

『美しい標的』

に手をつけ、一気読みしてしまいました。

うーん、これがまた、面白かった。

私がロマンス小説というものを読むきっかけとなった、海軍特殊部隊SEALチーム16 トラブルシューターというシリーズを書いているスーザン・ブロックマンという人の描くヒーローは、こと恋愛に関しては不器用で抜けたところもあったりはしても、こと、『この人だ!』と決めた女性に対しては、下手な小細工を弄したりはせず、とにかく男らしさだけを武器にまっしぐらに向かっていく、という誠実感がたまらないのですが、

同じロマンス小説とは言っても、作者によって(あるいは作品によって?)、キャラクター設定というものには個性が出てくるのもなのですね。

上のリンダ・ハワードの二冊は、一つの世界観で書かれたスピンオフ作品ということもあってか、

控えめで、非常にLow Self-esteemなヒロインと、チョイ悪なヒーロー(この二冊でリンダの描く主人公の男性は、どちらももちろんとんでもなくいい男ではあるけれども、冷静に女性の見地から考えてみると、かなり酷い男です)という感じのカップルの力関係がよく似ていて、

これがリンダ・ハワードワールドというものなのか、これはあくまでこの2冊のお話の世界観に限られることなのか…、もうちょっと他の作品も色々読んでみたい、と思ってしまいました。

先日読んだ、サンドラ・ブラウンにはいま一つはまりませんでしたが、リンダ・ハワードはやばい感じです。
これこそが、ロマンス小説の恐怖っていうものなんですよね!

切ないすれ違いやいざこざにヤキモキさせられつつも、最後には絶対確実にやってくるハッピーエンドを胸を躍らせて待ち、「あー、面白かった!」と読み終わると、また初めから、切ないドキドキを繰り返したくなってしまうという…。

リンダ・ハワードはそもそもとある方からお奨めしてもらった、

マッケンジー一家シリーズの第2冊目となる『熱い闇』という本が、Amazonさんから(奇しくも手元のロマンス小説を全て読みつくしてしまった)昨日届いてしまいまして、日本語版をあきらめて英語のペーパーバック版を頼んだシリーズ一冊目の

『マッケンジーの山』

は、どうやらUSからのお取り寄せ扱いになってしまったらしく別便でのお届けとなるとのことで、なんとかまだ手をつけずにいますが、なんとか、この海の向こうからの船便が届いてしまうまでの数日間をなんとか有意義に使わなければと思いつつ、

また読んだ本の覚書を書いておかなきゃ、などと呟きつつ、日記を書いたりしている私なのです。

2008年8月4日月曜日

おじさんたち頑張る

時間がないので日記書きは控える、とさんざん宣言してきましたが、

日記を書かないでいると、どうも生活がだらだらしてしまうという事実に気付いてきました。

ということで、8月中は、出来る範囲で少しずつこまめに日記を書いてみようと思います。

なるべくちょこっとだけ、あっさりと…。





自分では全く調べるつもりがなかった、JDMが出演したという

『Watchmen』

あれこれと情報を寄せていただいたおかげで、うっかり来年公開の映画のTrailerを覗きに行ってしまい、JDMが演じる『コメディアン』の姿を目にして、久々に血管が切れそうになるほど興奮しました。
(アメコミの原画の『コメディアン』とも良く似てる!(笑))

この映画!絶対観たいです!!

Comic Conでの『Watchmen』のパネルや、JDMも参加したこの映画の関係のさまざまなインタビューは、原作を知らない状態ではちょっと内容がマニアすぎて、じっくり読みたいけれども、思うように時間が使えない今の所は、ちょっと手をつけられない感じ…、

ということで今後もなるべくなら、これ以上深みにはまって情報を集めることはせずにおこうと思ってはいるのですが、

なにはともあれ、JDMのあの衣装!!あの葉巻!!

私が好きになる熊さんたちは、本当にあんな姿がよく似合います。
『300』のジェラルド・バトラーに、『グラディエーター』のラッセル・クロウに、『バタリアン』のミッチ・ピレッジ(←彼は軍服だったけど、葉巻&太い腕&マシンガンは共通でしたよね)

映画が日本で公開になる(絶対になりますよね?!)のをじりじりと待つ間、とりあえず原作のアメコミが欲しい!と思ったのだけど…、1998年に出たという日本語翻訳版は既に絶版?
(今度の映画の製作をきっかけに既にこの日本語版も再販が決定していたりするのでしょうか?)

英語版のグラフィックノベルも、Amazonで検索すると、(私の想定した価格よりも)値段のゼロが一個多かった…。
『300』の原作グラフィック・ノベルを衝動買いした時にも、お金を払う段になってびっくりさせられましたが、豪華装丁版になってしまったこういうグラフィック・ノベルって、本当に高価ですよね!





最近、特にこうしたアメコミを原作とする、実写版映画の製作が妙に増えているような感じがするのは気のせいなんでしょうか?

家の近所では、つい昨日の晩に先行上映されていた(私は見ていませんが)話題の『ダークナイト』も非常に気になります。

私は来日してあちこちで可愛い片言の日本語を披露していたエドワード・ノートンにうっかりつられて、昨日の日曜日、『インクレディブルハルク』を見に行きまして…、ま、この映画もなかなか楽しかった(特に『ハルク・スマッシュ!』が…)のですが、

映画の予告で立て続けに『アイアンマン』と『ハンコック』(この二つの映画予告は、前回の『近距離恋愛』の時にも見て、気になっていましたが)を目にして、

特に『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrに、なんでこの人が…?こんな役を…?!と思いつつ、でもすごく観たいかも…(この人は小柄だけれども、どうも顔が好みなのです…)、と思っていたら、

ハルクのラストに、驚くようなおまけが!(笑)

ハルクのラストはいかにも続編がありそうな終わり方になっていたけれども、あの感じから、『アイアンマン』へと続いていくということなのか…、

あのサービスシーンはとりあえず、公開の近づいた『アイアンマン』の宣伝のためで、『ハルク』の続編は別に制作するつもりなのか、ちょっとあれこれ考えてしまいました。

『Watchmen』の公開を待つ間、とりあえず、『アイアンマン』(カタカナでタイプすると、字面がアンパンマンに非常によく似ています…)は観てしまおうと思っています。





でも、上に挙げた映画のSuperheroes、見事におじさんばっかり…。
(ダークナイトの、来日直前に家族に暴力をふるったとかいう彼はまだ若いのかな?)

この傾向には、全世界的な原油高に起因して不況に喘ぐ世知辛い世相を反映して、中年世代に夢と希望を与えよう、なんていう狙いでもあるのでしょうか?

私も暑さにだらだらしてばかりいないで、なんとか気力を奮い起こして頑張らなければ。