2011年10月2日日曜日

Supernaturalシーズン7第2話ちょっとだけ感想




『Oz』と『Fringe』にどっぷり浸かっていたら、あっという間に、第2話が放送されてしまいました。











以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。























うーーむむむむ…。



こうしてまた毎週、動いているWinchester兄弟の姿を見られるというのは、それだけで嬉しいこと、それは確かなんです。



でも…、Castiel!fangirls および、Dean/Castiel Shipper の SPN Fandom に占める割合が、よほど巨大なものになって来ているということなのか、


根っからの Sam/Dean Shipper な私としては、なかなか心の底からのめりこんで、あれこれ深い妄想解釈を加えたくなるような展開になりません。



もう、Sam/Dean な展開にはならないの…?



まあ、来週以降しばらくは、さすがに Cas の登場シーンが少なくなるのかな…?という微かな可能性が見えてきたところでもあるので、



まだ諦めず、とりあえずのところは、あまり欲張らず、ちょっとした感想と気になった点を書き出しておくことにしたいと思います。







***







Sam vs. Cas の『Deanの心を射止めるぞ!』対決の戦況については、



これまでずっと自分でも嫌になるくらい「Sam目線」に偏って、(Samに有利と思われる…)細かなところを掘り返してはかなり無理やりな感じで解釈&考察をしてきていたため、



もしかしたら私は、既に皆の目には明白になっていたはずの大きな事実に封をして目を逸らせていたのかもしれない…



それは確かです。



でも、Sammy さん、ここまで大差をつけられていたの?!



Dean の中の Cas の存在って、あそこまで大きくなってたの?



そして Dean の中の Sam の存在って、あそこまで、Little というよりもはや Baby Brother に戻っちゃってたの?



いつの頃からか、Dean の乙女心に素直に感情移入できなくなってしまった私としては、今回のエピソードで目にした Dean の姿は、



もう遥か昔に、Sam を対等な立場で愛せる対象から切り捨ててしまっていたのだ、



という事実を見せ付けられたようで、なんというか、正直ショックでした。



(まだSam&Dean の Happily ever after な可能性への希望を捨ててはいませんけどもねっ!)



Dean が心の底から愛する男たちが二人揃って壊れてしまうという事態に直面することになって、Dean もさすがに疲れ果ててしまったというのはもちろんあるんでしょうけど、



先週以来、「Samを諦めてしまった」ように見えるDeanが、妙に寂しくてなりません。



そして、Casに心の壁を崩されて、Sam 本体に改めて記憶も全て伴う形で吸収されたはずの、タフで冷酷無比な Soulless!Sam はどこにいってしまったのでしょうか。



今の Sam は、地獄に囚われてひたすら残酷に痛めつけられていた、『魂』の傷と痛みだけに支配されているように見えます。



Sam という人物の奥底には、Dean が憧れ続け、そうなりたいと望み続けたものの、叶わなかった(←だってDeanは完全にママ似だから…)「父ちゃん」にそっくりだと、かつて Dean に嫉妬させたほどの、頑固で強健な男らしさが眠っているはずなのに。



長年の間に、脚本チームのメンバーも大きく入れ替わってしまったことで、Samのそんな設定は忘れ去られてしまったということなの?



今回のエピソードの Sam は、『Oz』のO’Reily兄弟の中身が5歳の弟シリルの姿がオーバーラップしてみえるくらい、幼くて頼りない子供に見えました。



(Sam の鼻とかおでこの皺とか、顔まで似て見えるんだけど、…っていうか、Ozを見ていても、シリルが時々 Sam に被って見えたりしたんですけど、これは私の妄想フィルターの賜物?)



兄ちゃんにとっては、一人で外に出かけて友達と遊びたいのに、子守をしなきゃならない、可愛いんだけど、うんざりするくらい足手まといのちっちゃな弟、そのものっていう感じでしたよね。



今後の展開として、Sam の心を劇的に大人に成長させてくれる予定があるものなのか…。



やっぱりこれからも Dean と心を通わせ合うような美味しいシーンは、今後絶対なんらかの形で復活するはずの、Castiel に獲られてしまうのか…。



んもうっ、Sammy君!



なんとか地獄の記憶なんか振り切って、早いとこ大人の男に成長してちょうだい!



(第1話の冒頭シーンで、地獄のフラッシュバックで意識を失った後、再び目を覚ましたサムが、(セクシーな)Vネックの長T姿だったのを見て、Soulless!Sam だった時の記憶の影響が出てきた?!って、瞬時に妄想が頭を駆け巡ったのに…)



今回のエピソードでは、Lucifer の化けた兄ちゃんに、言われ放題ひどいことを言われても、一言も言い返せないし!



丸焼けになったボビーおじさんの家で、ボビーおじさんを探しつつ、半泣きの兄ちゃんに



Dean: You cannot be in that crater back there. I can't -- if you're gone, I swear I am going to strap my "Beautiful Mind" brother into the car, and I'm gonna drive us off the pier. You asked me how I was doing? Well, not good. Now, you said you'd be here. Where are you?


   おじさん、あのクレーターの中にいるなんて言わないでよね。あたし、無理よ、…もしおじさんが死んじゃったりしたら、あたし絶対、あの「ビューティフルマインド」な弟を車にくくりつけて、岸壁から一緒に海に飛び降りちゃうわ。おじさん、あたしに大丈夫かって聞いたわよね?うん、大丈夫じゃない。そうなったら、おじさん、そばにいてくれるって言ったじゃない。どこにいるの?



なんてグチをこぼされちゃって!



ホント、速攻で大人にならないと、まじで兄ちゃんに(岸壁から)捨てられちゃうから!



でも、私の大好きなラッセル・クロウ主演の、現実と幻覚がごっちゃになった天才数学者の映画「ビューティフルマインド」をここで出してくるなんて、
Deanさん、やっぱり私と同じ「熊さん」好きってことなのね。

グリズリーな父ちゃんのことがあんなに大好きだったんだもん、当然といえば当然。

優男の天使なんか忘れて、いずれ立派な「熊さん」に成長するはずの Sam さんにしときなさいよ!




***







気になった台詞&シーン等:





Luciferさん



くやしいけれども、やっぱり天使や悪魔は美味しい台詞が盛りだくさんに割り振られるのですねー。



しかも、ここしばらくずっとどっぷりと『Oz』マラソンをしてきた私が思わず反応せずにはいられないような台詞が妙に多かった気がするんですけど。





Lucifer: - You're still in my cell.  You're my bunkmate, buddy.  You're my little bitch, in every sense of the term.





Shillinger や、Keller が、実際に何度か、今回の Lucifer と全く同じ言い回しで言ってたような気がする、まさに 『Oz』 そのものな台詞です。



きっと、この台詞をきっかけに、私が読めないbottom!Sam な Lucifer/Sam Slash が大量に書かれるのは間違いない…はず。





Sam が、ガラスで切った掌の傷の具合を兄ちゃんに見てもらう時には、



Lucifer: Aw, he wants to hold your widdle hand. How sweet.


   おやおや、お兄ちゃんったら、サム君のちっちゃなおててを握りたいんだって。なんて可愛いんだろ。





そして、しつこく、兄ちゃんのところに戻ってきたこの現実をこそ夢or幻覚だと思わせようとする Lucifer に、「これが夢だっていうならさ、あんたにはそんだけの力があるのに、なんでさっさと終わりにしないんだよ?」 とSamが問いかけると:



Lucifer: End it? This -- you not knowing what's real, the paint slowly peeling off your walls --come on, man. This is the sweet spot. Why would I end it? It's not like we got HBO in the pit. All I got is you, floating over the coals with half a hope that you're gonna figure it all out. There's only one way to figure it out, Sam. It's up to you. It ends when you can't take it anymore. I think maybe that's why we're cleaning our guns.

  終わりにするって? この……お前が、何が現実だかわからないまま、お前の心の壁のペンキがゆっくりと剥がれ落ちていく…、なあ。これこそが、美味しいところじゃないか。それをどうして俺が終わりにしなきゃならない? 地獄に、HBO(『Oz』を筆頭に、ドラマ、スポーツ、ドキュメンタリーなど広いジャンルで刺激の強い番組を放送している有料チャンネル)があるわけじゃなし。俺の手元にあるのは、お前だけだ。いつか全てを明らかにできるんじゃないかと半端な望みを抱きながら、炎の上を漂っているお前だけだ。全てをはっきりさせる方法は、一つしかないんだ、サム。それはお前次第ってことだ。お前がもうこれ以上耐えられないと思ったら、そこで終わる。やけに銃の掃除ばっかりしてるのは、そのためなのかもな。









***





Castiel:



Lebiathan を水道水の原水に、某X-Filesの「ブラックオイル」みたいな黒い液体として放流した後、



最後の最後で、トレードマークだったトレンチコートをご丁寧にDeanの足元に漂着させる。

(Sammy ちゃんも大人の男なら、このくらいの姑息な技を使わなきゃ!)



それを、泣きそうに唇を震わせつつ、「あの人、逝っちゃったのね…」と寂しそうに拾い上げ、丁寧にたたんで大事そうに持ち帰る Dean の姿に、現在全世界に大量発生している、Dean/Castiel Shipper な Fangirls が一斉に大号泣したであろうことは、想像に難くありません。







***







Leviathan の新事実:



悪魔や天使のように、人間の身体を Meat Suit や Vessel という単なる入れ物として使うのではなく、



PCにダウンロードされた新しいソフトみたいに、ハード(肉体・脳)に元から入っていた情報(記憶)も併せて活用する。



(X-FilesのBlack Oilならぬ)Black Waterとして、人間の身体に侵入する他、



相手の身体に接触して(手を掴んだり)、相手の姿を中に搭載されているソフト(記憶)ごと完全コピーし、その後、コピー元となった人間は美味しくいただく(だってお腹ぺこぺこだから)、



っていうこと? 


今回のエピソードでは、Leviathansにも、いくつか階級がありそうなことが分かりましたが、ややこしい設定はほどほどにして、


完全に壊れてしまったように思える、兄弟の愛の修復というあたりをじっくり描写して欲しいというのが私の願いです。



***





どーでもいいことだけど:



帰ってきた『Dr. Sexy』!(笑)



サイズも小さすぎ、使えるような情報もほとんど入っていないハード(小さな女の子)に入ってしまった Leviathan は、



腹ペコすぎて、うかつに人目につくような事件を起こしてしまう下っ端たちのためのご飯を安定的に調達する方法を TV という箱から流れてくる映像の中から探そうとしていたわけですよね。



そこで目に飛び込んできたのは、『Dr. Sexy』の次週予告。



Next week on "Dr. Sexy, MD,"


来週のドクター・セクシーは、






Dr. Cheyenne Meganopolis makes a shocking return...


ドクター・シャイアン・メガノポリスが、衝撃的な復活を遂げる






Dr. Cheyenne Meganopolis: I'm sorry, doctor. I forgot being head surgeon means that you cut into whatever body you want and take out whatever organ pleases you without any paperwork whatsoever!


   ごめんなさい、ドクター。筆頭外科医っていうのは、面倒な書類仕事もなにもかも抜きで、好きなようにどんな身体でも切り刻んで、お望みの臓器をなんでも取り出せるんだってこと、私、忘れてたわ。






Dr. Sexy: Well, doctor, I'm sorry you're so forgetful.


   おやおやドクター、君がそんなに忘れっぽかったとは残念だよ。





もとからハードに入っていた情報が極端に少なかったため、女の子にダウンロードされたLiviathanは、このドラマの予告で語られた情報を文字通りの真実だと学習して、



手近な病院に行き、Dr. Sexy を探して、その身体を乗っ取ることに決めちゃいます。





エピソードのラスト、



Dean: Sam. Sammy?! Hey, come on, now. Come on, I'm the one with the broken leg. You got to carry me!


  サム、サミー?! ねえ、目を覚ましてちょうだい。ねえったら、脚を折ったのはあたしなのよ。あんたがあたしを抱きかかえて運ばなくてどうするの!

(ほんとよ!サミー君、これほど大っぴらに兄ちゃんを抱っこできるチャンスなんてなかったのにっ! by 藤よう)



ということで、二人そろって、救急車に乗せられた兄弟。



(熱烈なDr. Sexyファンではあるけれども…)「あの病院だけはやめて!」とDeanは必死に訴えたけれども、



救急隊員のお兄さんも「Yeah, okay, buddy.」なんて軽く答えていましたけど、



たぶん、次週、Dr. Sexy(Leviathan入り)の待つ、Leviathansの食べ放題レストランとなってしまった、あの病院に連れていかれちゃうことになるんでしょうね。



***



Sam君、来週こそ、大人になって。




2 件のコメント:

oruka さんのコメント...

藤ようさん、こんばんは(^O^)/

大変遅くなりましたが、SammyとCassの考察お疲れ様でした。
いやあ、楽しく読ませていただきました。
(空の巣症候群)には思わず頭をブンブンさせてうなづきましたよ。
韓流にまで発展するとは思いませんでしたが・・(笑)
でもわかりやすい例だと思いました。

そして、やっと始まりましたね、S7。

藤ようさんのご心配どおり、Samは完全に保育される立場になっちゃいましたね。、
私もS3からS5の間は、後ろ向きの兄ちゃんに「そんなに辛ければ、早くSamを一人前と認めて、もっと頼ってやれよ」と叫び続け、S5最後でやっと、夫としても仕事人としても一人前と認めた時は大歓びしたですよ。
ところがS6前半はロボSamの躾けのやり直し、後半ではまた完全に弟扱い。S7では、おっしゃるようにもう赤ちゃん扱いですよね。

でも起こしたSamに飲み物と食べ物を渡し、手を掴んで手当をするDeanを見て、こういうDeanの姿もいいなぁと思いました。
兄貴風吹かす兄ちゃんじゃなくて、Samを守護するものとしての兄ちゃんって安心できるなって。
この時は妻ではなくて、Samのためなら母乳も出ます・・なDeanママですよ。
巣に戻ってきたSamの世話をするのはDeanには自然なことなんですね。
とは言え、藤ようさんの作り出す、Winchester夫妻の世界は大好きだし、夫婦の会話は御馳走なのでこれからもよろしくお願いします。(笑)
でもってJaredとJensenは結婚しろ~・・です。
失礼しました・・・・

藤よう さんのコメント...

orukaさん

毎度書き込みありがとうございます。

韓流の件を(数ヶ月前)に思いついた時には、「名案だ!」と思ったのですが、ぐずぐずと考察書きをさぼっている間に、どんどん時間が経過して、
この考察を書き始めた頃には、ちょっと無理があったかなーと弱気になっていたのです。

多少なりとも読める考察になっていたのであれば、ほっと一安心です。

始まりましたね。S7。

長年培った経験から、完全に本能的に、Mother Henモードに入ってしまうママなDeanの姿、私も好きです。

片意地張らずに兄ちゃんに頼りきって、素直に世話してもらっているSamも、(頼りないけど!)意外なくらいに可愛かったですよね。

でも、やっぱりこれまで二人の愛の遍歴を追いかけてきたファンとしては、夫婦として円満な関係を目指して欲しい…と、思っちゃうんですよねー!!(笑)

にわかに発生した、Dean/Castielファンと違い、Wincestファンたちは、辛抱強く気長に自分たちの望む展開がやってくるのを待ち続けているってことは、

Sera姐さんならきっと承知してくれていると思うので、心の底から「きゃ~~~っ!」と嬉しい悲鳴をあげられる日は絶対くると信じています。

>>でもってJaredとJensenは結婚しろ~・・です。

爆笑!

激しく同意です。