なんとなーく、いつの間にか、この日記も4年目に突入していました。
年経るごとに日記を更新する回数が半減していってるのは、我ながら残念なところではありますけれども…、
なんにつけても三日坊主で、何事も長続きしたことのない(結婚生活すら7年で終止符を打ったし…)私としては、驚くべき快挙と受け止めております。
これほど人通りのない日記ではあっても、この数年の間にはあれこれ波風も立ったりして、何度も
「もう日記書きも限界か…」
と思うこともあったというのに、その度に、本当に驚くほどに多くの方たちから
「日記を続けて!」
という、温かい、というよりもむしろ、熱い!とさえ表現すべきくらいの熱烈な励ましの言葉をかけていただくことになって、なんとかここまで、かろうじてではありますが、
日記を書き続けてくることができたのだと感謝の念に堪えません。
ごくたまにしか更新しないこの日記のことを覚えていて、辛抱強く遊びに来て下さる方というのは本当に希少な存在だと思いますが、細々とでもこの日記が継続する限り、今後も気長にお付き合いいただければ幸いです。
『記念日』!だとか、四季折々の『イベント』に合わせてのご挨拶だとかがとにかく苦手な私なので、今年もとりあえずこんな感じで、なんとなく日記を続けていきます。
☆
1月に入って、一応週休二日に戻ったものの、『日記書き』の時間が生活のリズムから零れ落ちてしまっている現状で、なかなか日記を開こう、という気力が奮い起こせず、
気づけばあっという間に半月くらい経ってしまうということになってしまっています。
とはいえ、CWの豪腕女性エグゼクティブも、
「クリプキが絶対5年で終わりにするって言ってるって? あれだけの才能を持った彼なんだから、まだまだ話は続けられるはずよ!」
なんてことを語っているとのことで、
(クリプキがなんと言おうとも、CWとしたってこの世界同時不況のさなか、局が所有するわずかな視聴率を稼げる番組のもはや筆頭になりつつある Supernatural という人気ドラマをクリプキの青臭い美学のためにむざむざ手放すなんてことができるはずもないだろうし)
第6シーズンの継続もほぼ決定? ということ?でいいのかな?というような話も漏れ聞くこの頃ですし、
(また私がうかうかしている間に、実はもう本決まりになっていたりしてます?)
第5シーズンの長~い冬のHiatusもそろそろ終わって、来週はついに新しいエピソードの放送が再開されることになるので、…確かそうですよね?
完全に置いてきぼりになる前に、少し日記書きのリハビリを…。
☆
訳あって(って、上で思いっきり書いてますけども…)実家に戻って以来、いい年をして本当にお恥ずかしいことに、こと『炊事』に関しては、ほぼ完全に母任せということになってしまっている私なのですが、
今年は本当に新年早々、1月1日に、本格的に台所に立ち、
おせちに一品添えるということで、
『ミートローフ』
を焼きました。
これは実は、(関東ローカルの番組なのかな…)某ケンタロウ&タイチくんの料理番組で紹介されていた『簡単お手軽レシピ』をうろ覚えに記憶していたものに則ったもので、この料理については既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんし、
正確なケンタロウレシピについては、番組のホームページなどでも確認できると思うのですが、
この『ミートローフ』が、思いのほか家族およびお年始に来た親戚などから評判がよかったので、またすっかり忘れてしまう前に私なりのレシピを書き出しておきたいと思います。
【簡単お手軽ミートローフ】(藤葉バージョン)
【材料】
鶏、豚、牛のひき肉 各300g
(私の漠然とした記憶では、合わせて約1kgだなー、と思い込んでいたのですが、本来のレシピでは、200gずつだったようです…たぶん)
パン粉 1カップ
牛乳 適宜
(レシピ上では確か、1/4カップくらいとなっていたと思うのですが、上にも書いたとおり、ひき肉の量が大幅にオーバーしていたため、タネがかなり硬くなってしまって、捏ねながらかなり足しました、トータルで1カップ以上入れたかも…)
卵 1個
塩・コショウ 適宜
ナツメグ 小さじ半分くらい
たまねぎみじん切り 1/2個分 (次につくる時は、肉が上の量のままなら1個にしようと思ってます)
セロリみじん切り 1/2本分 (これも同じく次は、1本入れようと思います)
にんじん 5ミリ角くらいのさいの目切り 1/4本分
インゲン(15本くらい) 小口切り
プロセスチーズ 7ミリ~1センチくらいのさいの目切り
(熱を加えて溶けないもの、と、ケンタロウさんも言ってたのに、私はゴーダー配合という切れてるタイプのものを買ってしまって…、焼き上がり、見事に溶けて流れ出てしまいました)
ベーコン 一パック
付け合せとして
ジャガイモ (お好きなだけ) よく洗い、芽を取った後、4等分して少し水にさらす
塩・コショウ、オリーブオイル
(もしあれば生のローズマリー適宜:我が家の庭の片隅に北関東の寒さの中でもかろうじて生きているローズマリーの鉢があるので…。
ローズマリーと鶏肉とジャガイモを一緒にオーブンでローストするとこれがまた最高に美味しいんですよねー!)
【手順】
1.野菜類をそれぞれ切って準備します。
2.パン粉を牛乳に浸し、そこへ卵も割りいれて混ぜておきます。
3.(冷蔵庫から出したばかりの)ひき肉を家で一番大きなボールに入れ、2.および、たまねぎ、セロリ、塩、コショウ、ナツメグを放り込んで、(とにかく冷たいけれども頑張って)力いっぱい混ぜます。
4.にんじん、インゲンを生のまま、投入し、全体に均一に広がるよう混ぜます。
(ケンタロウさんが切り分けた際の断面の彩りのために入れたと思われるこのにんじん&インゲン、実はミートローフが焼きあがった後もしゃきしゃきと歯ごたえが残る感じで、我が家ではそれもまた「美味しい!」と絶賛だったのですが、そういうのはちょっと…という方は、色合いは多少落ちるかもしれませんが、先に少しレンジにかけるか、にんじんは嫌い!なんていう方は、そもそもこの彩り用野菜を省いてしまっても大丈夫だと思います)
(3.、4.の工程で、タネがあまりにカタイと感じたら、牛乳を適宜足してください)
5.プロセスチーズを投入し、やはり均一になるよう、でもやさしくざっくりと混ぜます。
6.手にオリーブオイルを塗り、タネを全て手に取って(かなり大きくて重たいけれども)ハンバーグの時と同様、バシン!バシン!と左右の手に叩き付けつつ空気を抜きながら、細長く成形していきます。
7.オーブンシートを敷いた天板の中央にタネを置き、大体直方体になるように形を整えます。
火の通りを均一にするため、両端の厚さ(高さ)をきちんと確保し、中央はちょっと抑え気味にしました。
(そう!このレシピ、ミートローフの型がいらないのです!私の場合、これを知って、一気に「作っちゃおう!」という気分が高まりました)
8.タネの全面を覆うようにベーコンを貼り付けます。
(ある程度の肉汁の流れ出し防止と、タネの乾燥を防ぐ役割を果たす上、もちろんベーコンの美味しい味もプラスされるわけです)
9.水気を切り、塩、コショウ、オリーブオイル(もしあればローズマリー)を絡めたジャガイモをミートローフの周りに並べます。
(焼いている間、一緒にローストされつつ、ミートローフからどうしても流れ出てしまう肉汁を吸ってくれることにもなります)
10.220℃に温めたオーブンで、10分程焼き、
(ケンタロウさんのレシピでは、200℃だったのですが、我が家は電気のオーブンで火力が今ひとつのため、少し高めの温度で焼きました。っていうか…、肉の量も多かったから…。ご自宅のオーブンの力量により温度は調整してください。)
その後、180℃に温度を下げ、20~30分、じっくりと焼き上げます。
その間時々、焼き色などの様子を見て、ジャガイモも焦げないよう返します。焦げそうなら途中でジャガイモを取り出してください。
(これもウチは、結局35分から40分近く焼きました。肉の量が多かったから…)
11.竹串などを刺して、透き通った肉汁が出てくれば焼き上がり。
(ということなのですが、肉汁を犠牲にするのが惜しいので、私は何も刺さず、焼きあがった後も30分程オーブンの中で余熱にさらしたまま休ませました。このあたりは、各御家庭のオーブンの実力が大きくモノをいってくると思うので、干からびちゃう!なんてことになりそうだったら、オーブンから取り出してくださいね)
【ソース作り】
ケンタロウさんは、確かマヨネーズに生クリーム(牛乳だったか?)とほんのちょっとのすり下ろしニンニクなんかを加えた、白いソースを作っていたのですが、
我が家は、全員一致の希望で我が家で昔からハンバーグといえばこれ、という馴染みのソースにすることにしました。
ミートローフは、基本的にハンバーグのタネを大きな塊にしてオーブンで焼いたものという感じですから、各御家庭でお好きなソースを合わせていただくのがいいと思います。
ちなみに、我が家が昔から好きなハンバーグソースの作り方は、
お好きなだけの量のケチャップにお好きなだけのマヨネーズを合わせてよく混ぜ、そこへお好きなだけのソース(トンカツでも、中濃でも、ウスターでも)を入れ、さらに何かごく甘口の洋酒(アップルブランデーなどがあると最高なのですが)を気前良く入れて混ぜます。
甘口の洋酒がない場合、赤ワインと酸味消しに少々の砂糖もしくは蜂蜜などを入れます。
そして、竹串を刺さなくても流れ出てしまった肉汁が天板に溜まっていたりした場合、それも合わせて、小さめのフライパンで、ぐつぐつと、一見デミグラスソースのような色になるまで煮詰めていきます。
(私は、ソースの材料の総量が、出来上がりに欲しい量の倍くらいになるようにしています)
さて!ミートローフが美味しく焼きあがったら!
大皿に、どーんっと盛り付け、食卓で各自お好きなだけ切り分けるもよし、一人前ずつ切り分けて付け合せのお芋とともに品良く各自のお皿に盛り付けた上で供するもよし、
甘酸っぱいソース(お肉料理って甘酸っぱいソースが合いますよねー)を好きなだけかけまわし、温かい内に口いっぱいにほうばると、ジューシーで、思いのほか「肉!」という食べ応えのお肉に小さなにんじんやインゲンのシャキシャキ感が新鮮なアクセントになって、我ながらちょっと感動的な美味しさでした。
残念ながら溶けてしまったチーズも絶妙なコクとなってくれた気がします。
(こんなに「肉!」という感じだったのは、肉の量を大幅に間違えたせいなのかもしれませんけれども…)
美味しい肉汁に浸りつつローストされたジャガイモももちろん美味しかったです。
その晩、熱燗をちびちびとやりつつ(完全にオヤジ化してますね…)、おせちと一緒に、冷めた状態のミートローフもつまんだのですが、それもなかなかオツな感じでした。
(もちろんレンジで温めても美味しいと思います。)
この冬の間に、せめてもう一度はチャレンジしたいと思います。
☆
近頃の読書としては、
購入したままずーっと枕元文庫に放置したままだった
ジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライムシリーズ(文庫の)最新刊
『12番目のカード』
を先週の三連休、相も変らぬ家族の妨害をかいくぐりつつ、なんとか読み終えました。
ここ数年、シリーズもののファンになると、ついつい大抵の場合まず数年は早く読める原書のペーパーバックに手を出したくなる…、という傾向が強くなってきた私なのですが、
ジェフリー・ディーバーだけは、とにかく日本語翻訳版のしかも安い文庫本が出て初めて手にすることに決めています。
(ハードカバーは高いし、日本語で読んでも専門用語の意味がわからない話を、原書で読む気にはとてもなれない。)
でも、こうして息もつかせぬ勢いで、シリーズ開始以来少しも衰えることのない高品質のミステリーをだーっと読まされてしまうと、既に発売になってますよ、とAmazonジャパンからもお知らせのあった、次の作品のハードカバーが欲しい…なんていう気持ちにそそられます。
それに毎回、ほんのちょこっとしか出てこないのに、やっぱりトムがいいですよねー。
サックスとライムの恋愛模様とは全く別の次元で、トムも確実にライム家での(全ての家事を取り仕切る主婦としての)支配権を強めていってる感じでなんともたまりません。
トムのシーンのためだけにでも、ハードカバーを買ってしまいたいという気持ちも湧いてきちゃうけど…。
トム君の活躍シーンがもっと出てくるなら、原書のペーパーバックにすら手を出してしまうかもしれない…
はっ、いやいや、我慢します。日本語の文庫が発売されるのを気長に待つことにします。
☆
年末の大掃除の際、本棚を(多少)整理して、自分としてはかなり思い切って、本(とくにマンガ本を)処分したのですが、某JUNE時代にリアルタイムの連載で読んでいたいくつかの小説の文庫本をどうしても処分の対象に含められず…。
今回も処分見送りとしたばかりか、(10年ぶりくらい?もっとかな、に)頭から読み返すハメになってしまいました。
この日記に遊びに来てくださる皆さん、果たしてご存知かどうか…『フジミシリーズ』です。
日本のBL系の小説を読まなくなって随分経つこともあって、正直、主役のモリムラさんに全く感情移入できなくなっていたりもするのですけれども、
ゆっくり読み返してみるとやっぱり懐かしいし、昔のJ小説ってレベル高い、と思います。
(現在のBL小説も読んでないくせにこんな言い方は失礼かもしれませんけれども…)
それにトウノインさんって、某Jared Pさんとほぼ完全に同じ体格ってことだったのですね!
JUNEを読んでいた当時、192cmって全くピンと来ませんでしたが、今回読み返してみると、ここ数年某Jared P氏が画面の中で(自称ゆうに6フィート以上あるという)某Jensen A氏をすっぽりと抱きしめたり、ひょいっと抱き上げたりする様子をとにかく熱心に観察してきたおかげで、トウノインさんの大きさというものが非常によく理解できます。
さらにいえば、ヌードのシーンでもまざまざと細身だけれども筋肉隆々だというトウノインさんの全身が脳裏に浮かぶようになりました…。
現在まだ(時にいらっ、いらっとしつつ)ノロノロと第二部を読んでいるところですが、私、確か、最後までは文庫を買ってない…
(さすがにもうとっくに完結してますよね?このシリーズの最後ってどうなったんでしょう?)
続きがどうしても気になったら…、ルビー文庫ってまだ本屋さんで売ってるんでしょうか?
☆
最近なかなかゆっくりSのつくお話を読む時間もないのですが、
去年から持ち越しで少しずつ読み続けているお話があります。
Felisblancoという人の書いた
『The Doors of Time』というJ2のAUのRPSです。
第一部が7章(約65,000語)、第二部はエピローグを含めて15章(約121,000語!)という超大作。
現在、第二部の10章まで読み進めたところです。
読み終えたら、(裏の日記を久々に開いて)ゆっくり感想を書きたいと思っています。
☆
海外ドラマは、追いかけているドラマのほとんどがHiatusに入っているという状況もあってほぼ停滞状態ではありますが、先週ついに!
もういつから休みだったんだっけ?という、長い長い長~いHiatusをはさんでついに
『Leverage』シーズン2
の放送が再開しましたよね!
(一瞬、ひょっとして打ち切りになったの…?なんていう疑惑も湧いたほどの長いお休みでした)
ファッション業界の人になりきるためのChrisのGuyliner!(笑) 可愛かったー。
それにしても。
最先端の技術&トリック&腕っ節を存分に奮って、弱き者、困っている人たちのために悪党から小気味良くお金を巻き上げる痛快なアクションドラマであるはずの、このドラマって、
私の目には、どうしても、ほのぼのファミリードラマに見えてしまう…。(毎度こればっかり)
Sophie(ママ)が、自分(Grifter)の不在を埋める存在としてTaraおばさん(なんていったら失礼なくらいの美人ですが)を送り込んだというのに
Nate(パパ)と三人の子供たちは、まだまだ
「誰も、Sophie(ママ)の代わりになんかならないんだ!」というスタンスで
三人の子供たちはNateパパの留守を狙ってSophieママに
「僕たちもそうだけど、特にパパはTaraおばさんを家族と認める気はないみたいだよ」
なんてテレビ電話をかけるし、
(それでも二人のお兄ちゃんたちは、「TaraおばさんってHotだよな」 なんて言い始めているものの、末娘のParkerが 「あたし、ママがいなくてさみしい…」 なんて最後に、ぽつっと洩らしたりするのに、ついホロッとさせられてしまいます)
パパはパパで、子供たちが寝静まったのを狙って、ママにテレビ電話をかけて、「やっぱり君じゃなきゃ…なんとか帰ってきてくれないか」なんて泣き言をいうといった具合(違うか?)
それにしても、Taraおばさん…、あくまでSophieママの中身の人であるGinaの産休中の代理という存在で終わってくれるんでしょうか?
今の感じだと、Sophieの復帰は十分にあるという印象ではあるものの、今回のエピソードのような調子でストーリーが進むと…、Taraおばさんの存在が大きくなりすぎてしまうのではないの?という不安要素も。
一家に二人のママはいらないので、Sophieが復帰するなら、Taraは消えるしかないと思うんだけど、うーん、今の段階ではどちらに転んでもおかしくないという感じでもありますよね。
とはいえ、完全にNate & Sophie shipper な私としては、ぜひともSophieに帰ってきて欲しいのですけど…、どうなるでしょう?
☆
他のドラマもそろそろHiatusが明けてしまうのかな。
ちゃんと追いかけていけるのだろうか。
その前に、Sons of Anarchyなんかセカンドシーズンのラストの3話ほどをまだ鑑賞できてないんだった…、観なきゃ。
久々に長々と書いたわりにこれといった内容もない日記になってしまいましたが、SupernaturalのHiatusが明ける前に、タイピングのリハビリにはなったかな。
なるべく日にちを空けずに次の日記が書けることを祈りつつ、今回はこの辺で。
2010年1月5日火曜日
Real Merlin & Arthur!
明日からはもう仕事が始まってしまうので、
FANさんから情報を教えていただいた、Bradley & Colinの二人旅
『The Real Merlin and Arthur』
の映像を探しに出かけ、観てきました。
ついでにちらっと、B&CコンビのS02E04 ”Sweet Dreams” のコメンタリの中の、世界中のFangirlsに "Apparently Bradley's the biggest slash fangirl ever" と嬌声をあげさせた(笑)、Bradleyのサービスコメントも覗き見してしまいましたので、現在既にうろ覚えながら、本日の本題に入る前にちょっと書き出しておこうと思います(毎度ながら完全なる誤解・解釈違いがありましたらご容赦願います):
モーガーナの身代わりに攫われてしまったグウェンを助けにきたランスロットとの
「君を救うためなら、僕の命など…」
「そんなことを言ってはだめ!…」
とかなんとかなんていう地下牢の小さな窓の金網越しに超ロマンチックな台詞を交わすシーン。
グウェンを間にした三角関係の当事者であるアーサーを演じているBradleyながら、「(A&G、L&G)二つのペアの運命にはそれなりに意味があるんだよな」なんて理解を見せつつ、
(世界のあらゆる女子の大好物であるのに間違いない…)不遇のイケメン、ランスロットの
「君がそう言ってくれるなら、僕には最高の生きる理由になる」
というトドメの台詞に、グウェンが思わず瞳をハートマークに変え、ランスロットと金網越しに手を握りあう姿に、思わず:
"And, Arthur and God forbid Merlin"
(L&Gがうまくいっちゃうなら、アーサーはマーリンと神に禁じられた関係になるしかない…ってこと?Fangirlsの喜びようからして、そういう解釈でいいのよね?)
なんていうコメントをポツリともらし、Colin君はすかさず嬉しそうにクスクス笑いをもらすっていう!
(かつて、サムに、おでこの傷に薬を塗ってもらって、キスしてもらってベッドに行くんだ…なんて超可愛い告白をし、今は亡きキム監督にたしなめられたりしていた某ディーンことジェンセンのコメンタリを思い出しますが、日本版のDVDには入ってなかったんだっけ…。
Merlinシーズン1のDVDでも、オーストラリア版とかアメリカ版には、コメンタリが入ってなかったというような話も出ていますよね。
ひょっとして、2月にやっとこさ発売になる日本版DVD、60分ほどのインタビュー集は入ってるって書いてあったけど、やっぱりコメンタリまでは入らないのかな。
ってことは、このシーズン2のBradleyのコメンタリも英国版以外では聞けないってことになるんでしょうか)
☆
さてすっかりわき道に逸れてしまいましたが、本日の日記の本題である
『The Real Merlin and Arthur』
の番組の紹介は以下のようなもの:
Stars of the hit drama series Merlin, Colin Morgan and Bradley James, set off across Wales to explore the country's centuries-old connections to the legend of King Arthur and his wizard Merlin. Along the way they encounter enthusiasts and experts in Arthurian lore, and visit some of the most breathtaking landscapes in Wales.
せっかくなので、すっかり忘れてしまう前に、少しだけ覚書としての感想文を書き出しておきたいと思います。
私にはこの番組のSubtitleもしくはTranscriptがみつけられず、頼りない私の英語耳で聞き取った範囲での感想になるので、あれこれ間違いは多発していることとは思いますが、我慢してあげるという方のみ先へとお進みください。
☆
セカンドシーズンの撮影が終わった後、真実の『Arthur & Merlin』の姿に少しでも近づくため、Arthur王伝説が沢山残るWalesの地をBradleyの運転する車で縦横無尽に走り回る72時間、300マイルにものぼるロードトリップに出ることに決めたという Bradley & Colinの姿を追った(私が見つけた限りでは、30分の)ドキュメンタリー(?)番組。
私の貧弱な英語耳を久々に酷使して、訛りの強い(特にColin君)二人の言葉を聞いているので、もちろん大いに怪しいところではあるのですが、3日間のスケジュールおよび目的地を訪ねる順番なんかもこの二人に任されてたってことなんでしょうか?
初日、Walesの最南端にあるCardiffの海岸沿いのホテルを出発した二人がまず向かったのが、最北端のMoldという町だったり…、
仮に日本の番組が国民的アイドル二人の時間を3日間ももらって番組を作るなんてことになったら、最大限に時間配分を考えて、もう一分の隙もなく二人に行動させるだろうし…、
アーサー王伝説を知らない人のための復習はもちろん、一般の人があまり知らない驚きのトリビアなんかをふんだんに盛り込んだりして精一杯視聴率を稼げる番組を作りそうな…
と、どうしても余分なことをあれこれと考えたくなってしまうほど、たった30分だというのに驚くほど無駄なつくりの目立つ構成になっていたような気もしました…が、
Colin & Bradleyの二人にとっては、超キツイ長期間の撮影からやっと開放されて、のんびりと自由気ままにドライブ旅行を楽しむっていうのが、主要な目的だったのかもしれないし、
そういう意味では、番組中、Bradleyも語っていたように、思わず息を呑むようなまさにArthur王が生きていた時代の息吹を感じられるような壮大で美しいWalesの景色を存分に堪能できたし、
なにより無精ひげを蓄え、私服で動いている二人の姿が見られて、声が聞けた!というだけでも本当に大きな収穫だといえます。
(しかし、日本のあれこれ過剰に詰め込もうとする番組作りを常々鬱陶しいと思っていながら、やっぱり私も知らず知らず日本のテレビの感覚に毒されてるってことなんですね。
たとえ移動だけで半日無駄になっても、約束の時間に間に合わなくなってもあくまで口出し手出しをせずに二人の行動を見守る姿勢を崩さないBBCの制作スタッフたちって真の意味で大人なのかも…)
っていうか、もし、もしも、(この2月に婚約どころか結婚することが決まったなんていう話も、今朝?夕べだっけ?聞いたんですけど!)某Jared Pさんが、
「Jensen、お互い気ままな独身生活も残りわずかってことになりそうだしさ。今度僕が、ワンコ二匹とカナダからテキサスまで里帰りでロードトリップする時、一緒にこない?」
なんていう企画を出してくれて、それにカメラが
『Real SPN兄弟のUrban Legend紀行』
なんていう名目で同行してくれて、私たちFanにその映像を見せてくれるっていうなら、どんなに二人がただダラダラと運転してるだけで、たまにワンコたちと遊ぶ以外全く意味のない行動ばっかりしてて、都市伝説なんかちっとも探さなくっても喜んで観ます。観させていただきます。
ってことになっちゃうのよねー。
とはいえ…、
あまりにスカスカになってしまった内容を穴埋めするためか(いえっ! だから! 決して悪気とか、批判しようなんていう気持ちはないんですけども)、Merlinのシーズン2でも(おそらくは私のような女子のために…)ふんだんに盛り込まれていた、Bradleyの半裸の寝姿(Arthurの時と違って、ちゃんとタンクトップと短パンを身につけてましたけど)や、シャワールームに足を踏み入れる足元のアップなんかのサービスカットを入れ、
一方ではColin君がシリアルの朝食をとりつつ(きっとあの子はあんなものしか食べないから、あんなに細っこいんですね)、のんびりと、それでも一応資料の下調べなんかをしている様子を盛り込みつつ、いざ出発!となって、
Colin:「これからの3日間、僕らはウェールズ中を運転して…」
Bradley:「ちょっと待て、お前は免許持ってないだろ」
Colin:「わかったよ。君が ウェールズ中を運転して、アーサー王とマーリンの伝説の残る地を訪ねて回るってことになるんだよね」
なんて、思わずニヤついてしまうような仲良しコメンタリが被されて、私たち日本人にも全く違和感のない右ハンドルの車に乗り込んだ二人のロードトリップが始まります。
でもなにしろWalesの最南端から最北端に向かわなきゃならなくて、
しかも二人がアーサー王伝説についての話を聞く約束をしたという、この道15年というアーサー王伝説のスペシャリスト、スコットさんのいる(Walesナンバーワンってことは、間違いなく世界一であるのに違いない)とにかくありとあらゆるアーサー王およびマーリンに関係する蔵書を保有するという資料館は夕方5時には閉まってしまう、
美しいWalesの雑木林の中の道を快調に車を走らせつつも、どうも(下調べをした?)Colin君の予想よりもだいぶ時間がかかってしまっていることには気づいた二人ではあるものの、
(ここで、ひたすら資料館で待ち続けているスコットさんの映像が挿入されるのに、ちょっと笑ってしまいます)
Bradley:「お前が言うには、5時まで開いてるって?俺の感じだと、それには、ちょっとは遅れる気がしてる」
その少し後、
Bradley:「見込みよりも完全に時間がかかっちまって、今もまだどこだかわかんないところにいるけどさ、なんとか早めに着けるといいと思うよ」
Colin:「予想よりかなり時間がかかっちゃってるけど、これまで見たこともないすばらしい自然の景色が見れたってことで、よかったと思ってるよ」
さらにすっかり日も暮れて…
Bradley:「スコット心配すんな!俺たちちゃんと向かってるから!」
そんな二人の車がスコットさんのもとに到着したのは、閉館時間もとっくに過ぎた午後6時。
(ここでも、日本のTVに慣れた私としては、国民的アイドルの二人がはるばるやってきてくれたんだから「今日は特別に閉館時間を延長してもらって、資料館の中を見学させてもらいます」なんていう展開になるのかと思いきや!
スコットさん、一応残念そうに、でも「5時で閉館なもんでね」なんてあっさり言ってる)
Bradley:「もしCardiffからMoldに旅行する予定があったら、早めに出発しろよな」
Bradleyの主張によると「Colinが立てたのんきすぎる計画のおかげで」ありとあらゆる種類のアーサー&マーリンの資料を実際に眼にする機会を逃してしまった二人ではありましたが、
二人はスコットさんを(このエリアで唯一?)まだ開いてた『CLWYD THEATER』という劇場の一室へと誘い、
6世紀頃に遡る英国古来の「伝説」と、13世紀頃(だっけ?)のトーマス・マロリーというフランスの作家さんの手によるロマンス(日本語の意味とは全然違うらしい)小説が交じり合って現在知られているアーサー王像が形成されたというような、
ためになる話を聞くことができ、
更には、本物の「アーサー&マーリン」の軌跡をたどるためのお勧めのポイントを(順序良く)地図に書き込んでもらえたのでした。
二日目、スコットさんのお奨めに従って、アーサーが子供時代をすごしたという町を訪れ、蒸気機関車の引っ張る可愛いトロッコ列車(でも窓がなくて寒そう…)に乗った後、再び車の旅へと戻った二人は、
多くの騎士たちを襲っては、戦利品として髭をコレクションしていたという恐ろしい巨人とアーサーが戦ったという、もうBradleyも言葉を失うほどに美しい場所を訪れます。
途中で無線?ナビ?から、「この先大変危険な道になってるので、十分注意して通行するように」なんていう警告が入ったほど(すかさずこのBradley様がハンドル握ってるんだから大丈夫!とColinを安心させるBradley…)の難所を馬の背に揺られてやってきて、これ以上、尊い命を犠牲にさせないためアーサーは巨人と戦ったのだという事実に、
色んな意味で胸が詰まると語ったBradley、
シーズン3の役作りに向け、何かを掴んだのかもしれません。
壮大で美しい光景に物理的に感動を受けた二人が次に向かったのは、伝説の『スピリチュアル』面の探求ができる場所ということで、
それはアーサーが最後の戦いをした場所、つまり命を落としたとされている場所でした。
もうすっかり日も暮れた場所で二人を待っていたのは…、野生のサンタクロースとでもいった風貌の(ちょっと一見怪しい…)おじいさん。
それぞれダウジングのロッドを両手に持たされたB&Cの二人はおじいさんに促されるまま、今も残る不思議なエネルギーの痕跡を探して、暗闇の中ダウジングを始めます。
するとまずあるポイントでBradleyの持ったロッドが内側に動いて平行になり、その隣に立ったおじいさんのロッドも全く同じように動き、「コリン!来てごらん!」とおじいさんに呼ばれてやってきたColinがBradleyの隣に立つとColinのロッドもまた同じように!
三人が横並びになったラインを延長したずっと先を指したおじいさん:
「今は暗くて何も見えんが、このラインをまっすぐに辿っていくと、アーサー王が死んだとされる教会に行き着くのだよ。アーサー王が実の甥の手にかかって命をおとしたその場所にな」
と嬉しそうに説明してくれます。
真っ暗で、その教会を実際に確認することまではできなかったものの、確かに何かしらの本物の不思議なエネルギーを感じたらしい二人です。
最終日の3日目、二人が訪れたのは、アーサー王の闘技場(でいいのかな?)だとされる遺跡。
その遺跡の円形の構造が、アーサー王の円卓の丸い形状を連想させるなんていうことで、この遺跡がアーサー王に結び付けられたなんていう説明を受けた二人。
三日間の旅を通しての二人の結論としては、結局のところ、3日間訪れたどの場所も、確実にアーサー王の存在およびマーリンのお話を事実として裏付ける証拠とまでは言えないものばかりだったものの、
これほど長い間、人々の心に深く根付き繰り返し繰り返し語り継がれ、何世紀にも亘って人々の心を刺激し、人々を楽しませ続けてるっていう事実が大切で、
Walesを旅してそのことを実感できたことは大切な経験になったということのよう。
(まごまご書いてる内にすっかり遅くなってしまったので、結論部分は駆け足での鑑賞となってしまったため、完全に嘘っぱちだったらすみません)
☆
Merlinに関して他にもなにか書きたいことがあったような気もするけど、とりあえず今回はこんなところで。
FANさんから情報を教えていただいた、Bradley & Colinの二人旅
『The Real Merlin and Arthur』
の映像を探しに出かけ、観てきました。
ついでにちらっと、B&CコンビのS02E04 ”Sweet Dreams” のコメンタリの中の、世界中のFangirlsに "Apparently Bradley's the biggest slash fangirl ever" と嬌声をあげさせた(笑)、Bradleyのサービスコメントも覗き見してしまいましたので、現在既にうろ覚えながら、本日の本題に入る前にちょっと書き出しておこうと思います(毎度ながら完全なる誤解・解釈違いがありましたらご容赦願います):
モーガーナの身代わりに攫われてしまったグウェンを助けにきたランスロットとの
「君を救うためなら、僕の命など…」
「そんなことを言ってはだめ!…」
とかなんとかなんていう地下牢の小さな窓の金網越しに超ロマンチックな台詞を交わすシーン。
グウェンを間にした三角関係の当事者であるアーサーを演じているBradleyながら、「(A&G、L&G)二つのペアの運命にはそれなりに意味があるんだよな」なんて理解を見せつつ、
(世界のあらゆる女子の大好物であるのに間違いない…)不遇のイケメン、ランスロットの
「君がそう言ってくれるなら、僕には最高の生きる理由になる」
というトドメの台詞に、グウェンが思わず瞳をハートマークに変え、ランスロットと金網越しに手を握りあう姿に、思わず:
"And, Arthur and God forbid Merlin"
(L&Gがうまくいっちゃうなら、アーサーはマーリンと神に禁じられた関係になるしかない…ってこと?Fangirlsの喜びようからして、そういう解釈でいいのよね?)
なんていうコメントをポツリともらし、Colin君はすかさず嬉しそうにクスクス笑いをもらすっていう!
(かつて、サムに、おでこの傷に薬を塗ってもらって、キスしてもらってベッドに行くんだ…なんて超可愛い告白をし、今は亡きキム監督にたしなめられたりしていた某ディーンことジェンセンのコメンタリを思い出しますが、日本版のDVDには入ってなかったんだっけ…。
Merlinシーズン1のDVDでも、オーストラリア版とかアメリカ版には、コメンタリが入ってなかったというような話も出ていますよね。
ひょっとして、2月にやっとこさ発売になる日本版DVD、60分ほどのインタビュー集は入ってるって書いてあったけど、やっぱりコメンタリまでは入らないのかな。
ってことは、このシーズン2のBradleyのコメンタリも英国版以外では聞けないってことになるんでしょうか)
☆
さてすっかりわき道に逸れてしまいましたが、本日の日記の本題である
『The Real Merlin and Arthur』
の番組の紹介は以下のようなもの:
Stars of the hit drama series Merlin, Colin Morgan and Bradley James, set off across Wales to explore the country's centuries-old connections to the legend of King Arthur and his wizard Merlin. Along the way they encounter enthusiasts and experts in Arthurian lore, and visit some of the most breathtaking landscapes in Wales.
せっかくなので、すっかり忘れてしまう前に、少しだけ覚書としての感想文を書き出しておきたいと思います。
私にはこの番組のSubtitleもしくはTranscriptがみつけられず、頼りない私の英語耳で聞き取った範囲での感想になるので、あれこれ間違いは多発していることとは思いますが、我慢してあげるという方のみ先へとお進みください。
☆
セカンドシーズンの撮影が終わった後、真実の『Arthur & Merlin』の姿に少しでも近づくため、Arthur王伝説が沢山残るWalesの地をBradleyの運転する車で縦横無尽に走り回る72時間、300マイルにものぼるロードトリップに出ることに決めたという Bradley & Colinの姿を追った(私が見つけた限りでは、30分の)ドキュメンタリー(?)番組。
私の貧弱な英語耳を久々に酷使して、訛りの強い(特にColin君)二人の言葉を聞いているので、もちろん大いに怪しいところではあるのですが、3日間のスケジュールおよび目的地を訪ねる順番なんかもこの二人に任されてたってことなんでしょうか?
初日、Walesの最南端にあるCardiffの海岸沿いのホテルを出発した二人がまず向かったのが、最北端のMoldという町だったり…、
仮に日本の番組が国民的アイドル二人の時間を3日間ももらって番組を作るなんてことになったら、最大限に時間配分を考えて、もう一分の隙もなく二人に行動させるだろうし…、
アーサー王伝説を知らない人のための復習はもちろん、一般の人があまり知らない驚きのトリビアなんかをふんだんに盛り込んだりして精一杯視聴率を稼げる番組を作りそうな…
と、どうしても余分なことをあれこれと考えたくなってしまうほど、たった30分だというのに驚くほど無駄なつくりの目立つ構成になっていたような気もしました…が、
Colin & Bradleyの二人にとっては、超キツイ長期間の撮影からやっと開放されて、のんびりと自由気ままにドライブ旅行を楽しむっていうのが、主要な目的だったのかもしれないし、
そういう意味では、番組中、Bradleyも語っていたように、思わず息を呑むようなまさにArthur王が生きていた時代の息吹を感じられるような壮大で美しいWalesの景色を存分に堪能できたし、
なにより無精ひげを蓄え、私服で動いている二人の姿が見られて、声が聞けた!というだけでも本当に大きな収穫だといえます。
(しかし、日本のあれこれ過剰に詰め込もうとする番組作りを常々鬱陶しいと思っていながら、やっぱり私も知らず知らず日本のテレビの感覚に毒されてるってことなんですね。
たとえ移動だけで半日無駄になっても、約束の時間に間に合わなくなってもあくまで口出し手出しをせずに二人の行動を見守る姿勢を崩さないBBCの制作スタッフたちって真の意味で大人なのかも…)
っていうか、もし、もしも、(この2月に婚約どころか結婚することが決まったなんていう話も、今朝?夕べだっけ?聞いたんですけど!)某Jared Pさんが、
「Jensen、お互い気ままな独身生活も残りわずかってことになりそうだしさ。今度僕が、ワンコ二匹とカナダからテキサスまで里帰りでロードトリップする時、一緒にこない?」
なんていう企画を出してくれて、それにカメラが
『Real SPN兄弟のUrban Legend紀行』
なんていう名目で同行してくれて、私たちFanにその映像を見せてくれるっていうなら、どんなに二人がただダラダラと運転してるだけで、たまにワンコたちと遊ぶ以外全く意味のない行動ばっかりしてて、都市伝説なんかちっとも探さなくっても喜んで観ます。観させていただきます。
ってことになっちゃうのよねー。
とはいえ…、
あまりにスカスカになってしまった内容を穴埋めするためか(いえっ! だから! 決して悪気とか、批判しようなんていう気持ちはないんですけども)、Merlinのシーズン2でも(おそらくは私のような女子のために…)ふんだんに盛り込まれていた、Bradleyの半裸の寝姿(Arthurの時と違って、ちゃんとタンクトップと短パンを身につけてましたけど)や、シャワールームに足を踏み入れる足元のアップなんかのサービスカットを入れ、
一方ではColin君がシリアルの朝食をとりつつ(きっとあの子はあんなものしか食べないから、あんなに細っこいんですね)、のんびりと、それでも一応資料の下調べなんかをしている様子を盛り込みつつ、いざ出発!となって、
Colin:「これからの3日間、僕らはウェールズ中を運転して…」
Bradley:「ちょっと待て、お前は免許持ってないだろ」
Colin:「わかったよ。君が ウェールズ中を運転して、アーサー王とマーリンの伝説の残る地を訪ねて回るってことになるんだよね」
なんて、思わずニヤついてしまうような仲良しコメンタリが被されて、私たち日本人にも全く違和感のない右ハンドルの車に乗り込んだ二人のロードトリップが始まります。
でもなにしろWalesの最南端から最北端に向かわなきゃならなくて、
しかも二人がアーサー王伝説についての話を聞く約束をしたという、この道15年というアーサー王伝説のスペシャリスト、スコットさんのいる(Walesナンバーワンってことは、間違いなく世界一であるのに違いない)とにかくありとあらゆるアーサー王およびマーリンに関係する蔵書を保有するという資料館は夕方5時には閉まってしまう、
美しいWalesの雑木林の中の道を快調に車を走らせつつも、どうも(下調べをした?)Colin君の予想よりもだいぶ時間がかかってしまっていることには気づいた二人ではあるものの、
(ここで、ひたすら資料館で待ち続けているスコットさんの映像が挿入されるのに、ちょっと笑ってしまいます)
Bradley:「お前が言うには、5時まで開いてるって?俺の感じだと、それには、ちょっとは遅れる気がしてる」
その少し後、
Bradley:「見込みよりも完全に時間がかかっちまって、今もまだどこだかわかんないところにいるけどさ、なんとか早めに着けるといいと思うよ」
Colin:「予想よりかなり時間がかかっちゃってるけど、これまで見たこともないすばらしい自然の景色が見れたってことで、よかったと思ってるよ」
さらにすっかり日も暮れて…
Bradley:「スコット心配すんな!俺たちちゃんと向かってるから!」
そんな二人の車がスコットさんのもとに到着したのは、閉館時間もとっくに過ぎた午後6時。
(ここでも、日本のTVに慣れた私としては、国民的アイドルの二人がはるばるやってきてくれたんだから「今日は特別に閉館時間を延長してもらって、資料館の中を見学させてもらいます」なんていう展開になるのかと思いきや!
スコットさん、一応残念そうに、でも「5時で閉館なもんでね」なんてあっさり言ってる)
Bradley:「もしCardiffからMoldに旅行する予定があったら、早めに出発しろよな」
Bradleyの主張によると「Colinが立てたのんきすぎる計画のおかげで」ありとあらゆる種類のアーサー&マーリンの資料を実際に眼にする機会を逃してしまった二人ではありましたが、
二人はスコットさんを(このエリアで唯一?)まだ開いてた『CLWYD THEATER』という劇場の一室へと誘い、
6世紀頃に遡る英国古来の「伝説」と、13世紀頃(だっけ?)のトーマス・マロリーというフランスの作家さんの手によるロマンス(日本語の意味とは全然違うらしい)小説が交じり合って現在知られているアーサー王像が形成されたというような、
ためになる話を聞くことができ、
更には、本物の「アーサー&マーリン」の軌跡をたどるためのお勧めのポイントを(順序良く)地図に書き込んでもらえたのでした。
二日目、スコットさんのお奨めに従って、アーサーが子供時代をすごしたという町を訪れ、蒸気機関車の引っ張る可愛いトロッコ列車(でも窓がなくて寒そう…)に乗った後、再び車の旅へと戻った二人は、
多くの騎士たちを襲っては、戦利品として髭をコレクションしていたという恐ろしい巨人とアーサーが戦ったという、もうBradleyも言葉を失うほどに美しい場所を訪れます。
途中で無線?ナビ?から、「この先大変危険な道になってるので、十分注意して通行するように」なんていう警告が入ったほど(すかさずこのBradley様がハンドル握ってるんだから大丈夫!とColinを安心させるBradley…)の難所を馬の背に揺られてやってきて、これ以上、尊い命を犠牲にさせないためアーサーは巨人と戦ったのだという事実に、
色んな意味で胸が詰まると語ったBradley、
シーズン3の役作りに向け、何かを掴んだのかもしれません。
壮大で美しい光景に物理的に感動を受けた二人が次に向かったのは、伝説の『スピリチュアル』面の探求ができる場所ということで、
それはアーサーが最後の戦いをした場所、つまり命を落としたとされている場所でした。
もうすっかり日も暮れた場所で二人を待っていたのは…、野生のサンタクロースとでもいった風貌の(ちょっと一見怪しい…)おじいさん。
それぞれダウジングのロッドを両手に持たされたB&Cの二人はおじいさんに促されるまま、今も残る不思議なエネルギーの痕跡を探して、暗闇の中ダウジングを始めます。
するとまずあるポイントでBradleyの持ったロッドが内側に動いて平行になり、その隣に立ったおじいさんのロッドも全く同じように動き、「コリン!来てごらん!」とおじいさんに呼ばれてやってきたColinがBradleyの隣に立つとColinのロッドもまた同じように!
三人が横並びになったラインを延長したずっと先を指したおじいさん:
「今は暗くて何も見えんが、このラインをまっすぐに辿っていくと、アーサー王が死んだとされる教会に行き着くのだよ。アーサー王が実の甥の手にかかって命をおとしたその場所にな」
と嬉しそうに説明してくれます。
真っ暗で、その教会を実際に確認することまではできなかったものの、確かに何かしらの本物の不思議なエネルギーを感じたらしい二人です。
最終日の3日目、二人が訪れたのは、アーサー王の闘技場(でいいのかな?)だとされる遺跡。
その遺跡の円形の構造が、アーサー王の円卓の丸い形状を連想させるなんていうことで、この遺跡がアーサー王に結び付けられたなんていう説明を受けた二人。
三日間の旅を通しての二人の結論としては、結局のところ、3日間訪れたどの場所も、確実にアーサー王の存在およびマーリンのお話を事実として裏付ける証拠とまでは言えないものばかりだったものの、
これほど長い間、人々の心に深く根付き繰り返し繰り返し語り継がれ、何世紀にも亘って人々の心を刺激し、人々を楽しませ続けてるっていう事実が大切で、
Walesを旅してそのことを実感できたことは大切な経験になったということのよう。
(まごまご書いてる内にすっかり遅くなってしまったので、結論部分は駆け足での鑑賞となってしまったため、完全に嘘っぱちだったらすみません)
☆
Merlinに関して他にもなにか書きたいことがあったような気もするけど、とりあえず今回はこんなところで。
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