2010年1月5日火曜日

Real Merlin & Arthur!

明日からはもう仕事が始まってしまうので、

FANさんから情報を教えていただいた、Bradley & Colinの二人旅

『The Real Merlin and Arthur』

の映像を探しに出かけ、観てきました。

ついでにちらっと、B&CコンビのS02E04 ”Sweet Dreams” のコメンタリの中の、世界中のFangirlsに "Apparently Bradley's the biggest slash fangirl ever" と嬌声をあげさせた(笑)、Bradleyのサービスコメントも覗き見してしまいましたので、現在既にうろ覚えながら、本日の本題に入る前にちょっと書き出しておこうと思います(毎度ながら完全なる誤解・解釈違いがありましたらご容赦願います)

モーガーナの身代わりに攫われてしまったグウェンを助けにきたランスロットとの
「君を救うためなら、僕の命など…」
「そんなことを言ってはだめ!…」
とかなんとかなんていう地下牢の小さな窓の金網越しに超ロマンチックな台詞を交わすシーン。

グウェンを間にした三角関係の当事者であるアーサーを演じているBradleyながら、「(A&G、L&G)二つのペアの運命にはそれなりに意味があるんだよな」なんて理解を見せつつ、


(世界のあらゆる女子の大好物であるのに間違いない…)不遇のイケメン、ランスロットの

「君がそう言ってくれるなら、僕には最高の生きる理由になる」

というトドメの台詞に、グウェンが思わず瞳をハートマークに変え、ランスロットと金網越しに手を握りあう姿に、思わず:

"And, Arthur and God forbid Merlin"
(L&Gがうまくいっちゃうなら、アーサーはマーリンと神に禁じられた関係になるしかない…ってこと?Fangirlsの喜びようからして、そういう解釈でいいのよね?)

なんていうコメントをポツリともらし、Colin君はすかさず嬉しそうにクスクス笑いをもらすっていう!

(かつて、サムに、おでこの傷に薬を塗ってもらって、キスしてもらってベッドに行くんだ…なんて超可愛い告白をし、今は亡きキム監督にたしなめられたりしていた某ディーンことジェンセンのコメンタリを思い出しますが、日本版のDVDには入ってなかったんだっけ…。


Merlinシーズン1のDVDでも、オーストラリア版とかアメリカ版には、コメンタリが入ってなかったというような話も出ていますよね。


ひょっとして、2月にやっとこさ発売になる日本版DVD、60分ほどのインタビュー集は入ってるって書いてあったけど、やっぱりコメンタリまでは入らないのかな。
ってことは、このシーズン2のBradleyのコメンタリも英国版以外では聞けないってことになるんでしょうか)






さてすっかりわき道に逸れてしまいましたが、本日の日記の本題である

『The Real Merlin and Arthur』

の番組の紹介は以下のようなもの:

Stars of the hit drama series Merlin, Colin Morgan and Bradley James, set off across Wales to explore the country's centuries-old connections to the legend of King Arthur and his wizard Merlin. Along the way they encounter enthusiasts and experts in Arthurian lore, and visit some of the most breathtaking landscapes in Wales.


せっかくなので、すっかり忘れてしまう前に、少しだけ覚書としての感想文を書き出しておきたいと思います。





私にはこの番組のSubtitleもしくはTranscriptがみつけられず、頼りない私の英語耳で聞き取った範囲での感想になるので、あれこれ間違いは多発していることとは思いますが、我慢してあげるという方のみ先へとお進みください。






セカンドシーズンの撮影が終わった後、真実の『Arthur & Merlin』の姿に少しでも近づくため、Arthur王伝説が沢山残るWalesの地をBradleyの運転する車で縦横無尽に走り回る72時間、300マイルにものぼるロードトリップに出ることに決めたという Bradley & Colinの姿を追った(私が見つけた限りでは、30分の)ドキュメンタリー(?)番組。

私の貧弱な英語耳を久々に酷使して、訛りの強い(特にColin君)二人の言葉を聞いているので、もちろん大いに怪しいところではあるのですが、3日間のスケジュールおよび目的地を訪ねる順番なんかもこの二人に任されてたってことなんでしょうか?

初日、Walesの最南端にあるCardiffの海岸沿いのホテルを出発した二人がまず向かったのが、最北端のMoldという町だったり…、

仮に日本の番組が国民的アイドル二人の時間を3日間ももらって番組を作るなんてことになったら、最大限に時間配分を考えて、もう一分の隙もなく二人に行動させるだろうし…、

アーサー王伝説を知らない人のための復習はもちろん、一般の人があまり知らない驚きのトリビアなんかをふんだんに盛り込んだりして精一杯視聴率を稼げる番組を作りそうな…

と、どうしても余分なことをあれこれと考えたくなってしまうほど、たった30分だというのに驚くほど無駄なつくりの目立つ構成になっていたような気もしました…が、

Colin & Bradleyの二人にとっては、超キツイ長期間の撮影からやっと開放されて、のんびりと自由気ままにドライブ旅行を楽しむっていうのが、主要な目的だったのかもしれないし、

そういう意味では、番組中、Bradleyも語っていたように、思わず息を呑むようなまさにArthur王が生きていた時代の息吹を感じられるような壮大で美しいWalesの景色を存分に堪能できたし、

なにより無精ひげを蓄え、私服で動いている二人の姿が見られて、声が聞けた!というだけでも本当に大きな収穫だといえます。

(しかし、日本のあれこれ過剰に詰め込もうとする番組作りを常々鬱陶しいと思っていながら、やっぱり私も知らず知らず日本のテレビの感覚に毒されてるってことなんですね。
たとえ移動だけで半日無駄になっても、約束の時間に間に合わなくなってもあくまで口出し手出しをせずに二人の行動を見守る姿勢を崩さないBBCの制作スタッフたちって真の意味で大人なのかも…)


っていうか、もし、もしも、(この2月に婚約どころか結婚することが決まったなんていう話も、今朝?夕べだっけ?聞いたんですけど!)某Jared Pさんが、

「Jensen、お互い気ままな独身生活も残りわずかってことになりそうだしさ。今度僕が、ワンコ二匹とカナダからテキサスまで里帰りでロードトリップする時、一緒にこない?」

なんていう企画を出してくれて、それにカメラが

『Real SPN兄弟のUrban Legend紀行』

なんていう名目で同行してくれて、私たちFanにその映像を見せてくれるっていうなら、どんなに二人がただダラダラと運転してるだけで、たまにワンコたちと遊ぶ以外全く意味のない行動ばっかりしてて、都市伝説なんかちっとも探さなくっても喜んで観ます。観させていただきます。

ってことになっちゃうのよねー。

とはいえ…、

あまりにスカスカになってしまった内容を穴埋めするためか(いえっ! だから! 決して悪気とか、批判しようなんていう気持ちはないんですけども)、Merlinのシーズン2でも(おそらくは私のような女子のために…)ふんだんに盛り込まれていた、Bradleyの半裸の寝姿(Arthurの時と違って、ちゃんとタンクトップと短パンを身につけてましたけど)や、シャワールームに足を踏み入れる足元のアップなんかのサービスカットを入れ、

一方ではColin君がシリアルの朝食をとりつつ(きっとあの子はあんなものしか食べないから、あんなに細っこいんですね)、のんびりと、それでも一応資料の下調べなんかをしている様子を盛り込みつつ、いざ出発!となって、

Colin:「これからの3日間、僕らはウェールズ中を運転して…」

Bradley:「ちょっと待て、お前は免許持ってないだろ」

Colin:「わかったよ。君が ウェールズ中を運転して、アーサー王とマーリンの伝説の残る地を訪ねて回るってことになるんだよね」

なんて、思わずニヤついてしまうような仲良しコメンタリが被されて、私たち日本人にも全く違和感のない右ハンドルの車に乗り込んだ二人のロードトリップが始まります。

でもなにしろWalesの最南端から最北端に向かわなきゃならなくて、

しかも二人がアーサー王伝説についての話を聞く約束をしたという、この道15年というアーサー王伝説のスペシャリスト、スコットさんのいる(Walesナンバーワンってことは、間違いなく世界一であるのに違いない)とにかくありとあらゆるアーサー王およびマーリンに関係する蔵書を保有するという資料館は夕方5時には閉まってしまう、

美しいWalesの雑木林の中の道を快調に車を走らせつつも、どうも(下調べをした?)Colin君の予想よりもだいぶ時間がかかってしまっていることには気づいた二人ではあるものの、
(ここで、ひたすら資料館で待ち続けているスコットさんの映像が挿入されるのに、ちょっと笑ってしまいます)

Bradley:「お前が言うには、5時まで開いてるって?俺の感じだと、それには、ちょっとは遅れる気がしてる」

その少し後、

Bradley:「見込みよりも完全に時間がかかっちまって、今もまだどこだかわかんないところにいるけどさ、なんとか早めに着けるといいと思うよ」

Colin:「予想よりかなり時間がかかっちゃってるけど、これまで見たこともないすばらしい自然の景色が見れたってことで、よかったと思ってるよ」

さらにすっかり日も暮れて…

Bradley:「スコット心配すんな!俺たちちゃんと向かってるから!」

そんな二人の車がスコットさんのもとに到着したのは、閉館時間もとっくに過ぎた午後6時。

(ここでも、日本のTVに慣れた私としては、国民的アイドルの二人がはるばるやってきてくれたんだから「今日は特別に閉館時間を延長してもらって、資料館の中を見学させてもらいます」なんていう展開になるのかと思いきや!
スコットさん、一応残念そうに、でも「5時で閉館なもんでね」なんてあっさり言ってる)


Bradley:「もしCardiffからMoldに旅行する予定があったら、早めに出発しろよな」

Bradleyの主張によると「Colinが立てたのんきすぎる計画のおかげで」ありとあらゆる種類のアーサー&マーリンの資料を実際に眼にする機会を逃してしまった二人ではありましたが、

二人はスコットさんを(このエリアで唯一?)まだ開いてた『CLWYD THEATER』という劇場の一室へと誘い、

6世紀頃に遡る英国古来の「伝説」と、13世紀頃(だっけ?)のトーマス・マロリーというフランスの作家さんの手によるロマンス(日本語の意味とは全然違うらしい)小説が交じり合って現在知られているアーサー王像が形成されたというような、

ためになる話を聞くことができ、

更には、本物の「アーサー&マーリン」の軌跡をたどるためのお勧めのポイントを(順序良く)地図に書き込んでもらえたのでした。

二日目、スコットさんのお奨めに従って、アーサーが子供時代をすごしたという町を訪れ、蒸気機関車の引っ張る可愛いトロッコ列車(でも窓がなくて寒そう…)に乗った後、再び車の旅へと戻った二人は、

多くの騎士たちを襲っては、戦利品として髭をコレクションしていたという恐ろしい巨人とアーサーが戦ったという、もうBradleyも言葉を失うほどに美しい場所を訪れます。

途中で無線?ナビ?から、「この先大変危険な道になってるので、十分注意して通行するように」なんていう警告が入ったほど(すかさずこのBradley様がハンドル握ってるんだから大丈夫!とColinを安心させるBradley…)の難所を馬の背に揺られてやってきて、これ以上、尊い命を犠牲にさせないためアーサーは巨人と戦ったのだという事実に、

色んな意味で胸が詰まると語ったBradley、

シーズン3の役作りに向け、何かを掴んだのかもしれません。

壮大で美しい光景に物理的に感動を受けた二人が次に向かったのは、伝説の『スピリチュアル』面の探求ができる場所ということで、

それはアーサーが最後の戦いをした場所、つまり命を落としたとされている場所でした。

もうすっかり日も暮れた場所で二人を待っていたのは…、野生のサンタクロースとでもいった風貌の(ちょっと一見怪しい…)おじいさん。

それぞれダウジングのロッドを両手に持たされたB&Cの二人はおじいさんに促されるまま、今も残る不思議なエネルギーの痕跡を探して、暗闇の中ダウジングを始めます。

するとまずあるポイントでBradleyの持ったロッドが内側に動いて平行になり、その隣に立ったおじいさんのロッドも全く同じように動き、「コリン!来てごらん!」とおじいさんに呼ばれてやってきたColinがBradleyの隣に立つとColinのロッドもまた同じように!

三人が横並びになったラインを延長したずっと先を指したおじいさん:

「今は暗くて何も見えんが、このラインをまっすぐに辿っていくと、アーサー王が死んだとされる教会に行き着くのだよ。アーサー王が実の甥の手にかかって命をおとしたその場所にな」

と嬉しそうに説明してくれます。

真っ暗で、その教会を実際に確認することまではできなかったものの、確かに何かしらの本物の不思議なエネルギーを感じたらしい二人です。

最終日の3日目、二人が訪れたのは、アーサー王の闘技場(でいいのかな?)だとされる遺跡。

その遺跡の円形の構造が、アーサー王の円卓の丸い形状を連想させるなんていうことで、この遺跡がアーサー王に結び付けられたなんていう説明を受けた二人。

三日間の旅を通しての二人の結論としては、結局のところ、3日間訪れたどの場所も、確実にアーサー王の存在およびマーリンのお話を事実として裏付ける証拠とまでは言えないものばかりだったものの、

これほど長い間、人々の心に深く根付き繰り返し繰り返し語り継がれ、何世紀にも亘って人々の心を刺激し、人々を楽しませ続けてるっていう事実が大切で、

Walesを旅してそのことを実感できたことは大切な経験になったということのよう。

(まごまご書いてる内にすっかり遅くなってしまったので、結論部分は駆け足での鑑賞となってしまったため、完全に嘘っぱちだったらすみません)




Merlinに関して他にもなにか書きたいことがあったような気もするけど、とりあえず今回はこんなところで。

2 件のコメント:

FAN さんのコメント...

藤葉さん、こんばんは~。

またまたお邪魔しますFANです。

おぉ~、藤葉さんがC&B2人旅の話をUPしてくださっている~!とニマニマ楽しませていただきました。
早速有難うございました。

ホントにあのBBCの番組は、それでなくても英国旅もの、ロードトリップもの大好物なところに、あの2人がそれもアーサー王伝説を辿る旅ですって~!と嬉々として何度も何度も繰り返し見てしまいました。

で、おっしゃる通り全然作り込んでなくて、ゆる~い感じがまたなんともいいのですよね~;D

最初、のっけがBradleyの寝起きとはまた(笑)と思ったものです。おまけにあのシャワーに入るショットとか(笑)。
片やColinの朝食のテーブルには関連本が山ほど積まれと(笑)。
offでもドラマ本編と似た役割分担なのかとか。

そうそう、Colin食が細そうな朝食でしたね。もしかしてベジタリアンかもで。撮影時の昼食メニューがシチューだった時、別のものを食べてた映像を見ましたので。

それから、C$Bのコメンタリーもいいですよね~。で、コメントしているのがあの回(S2EP4)っていうのがまたで。
Bradleyはもうどうにもアーサーとしか思えない自分なんですが:D、グウェンとランスロットのシーンを当事者アーサーなBradleyがコメントしているのが面白かったです。
あの後、Bradley自身のグウェンとアーサーの関係への見解(以降ランスロットが居ない時もグウェンとの間には常にランスロットの存在を感じてしまうアーサーといった事)を述べていたのも大変興味深く。

彼らのコメンタリーは大変よろしいのでもっと聴けたらと思いますが、やはり日本版では難しいのでしょうね。残念です。

なんてMerlin話になるときりがないですが(またまた暴走しましてスミマセン)、この辺で失礼します。

あ、それからJared結婚するのですね!
驚きました。ホントにそういった方面の情報疎すぎで。藤葉さんに教えていただかなければ、一生知らなかったかもです。

また、お時間ある時に楽しいお話UPしていただけたらと。楽しみにしております♪

藤よう さんのコメント...

FANさん

このところフリーのネット散策がほぼ皆無という私なので、今回は楽しい情報を教えていただいてありがとうございました。

そうそう確か、Colin、ベジタリアンでしたよね?
日記を書きつつ、なんかそんな記憶が…と思っていたのですが、
そういって思い出してみると、以前二人が出演した番組でもBradleyがデザート作りをお手伝いしていた料理コーナーのメインが肉料理だったため、コリンは付け合せの野菜だけをもらってつまんでいたようなシーンがあった気がします。

Jaredの結婚話については、とあるFangirlの日記のコメント欄で日付入りで「悔しいけどこれ本当っぽい…」とかなんとか呟かれていたのを目にしただけで、なんら確かな情報をチェックした上でのことではないので、全くの嘘だったらすみません。
でも長~く付き合った彼女を別れた後、次に付き合った相手とあっさりスピード結婚、なんて話は本当によく聞きますよね?
そのせいか、なんとなくこの噂に真実味を感じている私です。

しかし、うかうかしてると、あっという間にSPNの新しいエピソードが放送されてしまいますね!

むやみやたらに忙しかった先月までと比較して、少しは時間に余裕が持てるようにはなるはずなので、
以前ほどとはいわなくても、もう少し日記書きに時間を避けるようになればなーと思っています。