このところ、たまーにしか日記を開かない(開けない)こともあって、
読んだ本や観たドラマ&映画のことにちょっとでも触れると、どうしてもおさらいの本題に入れないままになってしまうので、
今回は、色々溜まっている書きたいあれこれにぎゅっと目をつぶり、
なんとかおさらいを少しでも進めたいと思います。
で、で、でも…。
あっという間に、3話の放送が終わってしまった『Sherlock』。
面白かったー!
それにしてもBBC、相変わらず凝った番組宣伝ページを作りこんでいますよねー!
Other Sherlock related websites
ドラマの中にも、シャーロックのホームページ、ワトソン君のブログなんかのことが台詞として出てきていて、きっとそれぞれ本当にサイトが用意してあるんだろうなとは思っていましたが、やっぱりできていました。
私は時間がなくてまだワトソン君のブログをさらーっとチェックしただけですけれども、このワトソン君のブログ可愛い!
(エピソード本編でも触れられていたとおり)シャーロックが内容チェックしているのはもちろんのこと、スコットランドヤードの刑事さんたちも皆読んでるっていうくらいだし、かなり深刻な内容の、お堅い感じの日記になっているのかと思いきや…、
第1話で、戦争のPTSDのため受けていたカウンセリングの先生から、身の回りの出来事をなんでもいいからブログに書き出してみなさい、と強制されて始めたこのブログ。
コメント欄まで、手抜きせずに作りこまれてて、とっても楽しいのです。
コメントを頻繁に書き込むメンバーの筆頭にいるのが、ワトソンのお姉さん(レズビアン…、36歳って、ワトソンの妹じゃないよね?Sherlock&Watsonの年齢どこかに出てきたっけ?)の「Harry Watson」なんだけど、これがまた、短いコメントの中に楽しいキャラクターがにじみ出ていて、
レズビアンだからなのか…、腐のつく女子的な匂いというか…、なんだか彼女のコメントの行間にただよう空気感に、妙に共感めいたものを感じてしまいます。
確か第1話でのワトソン君は、そんなに姉弟仲は良くないようなことを言っていたような気がするのに、ブログのコメントのやり取りを見るととっても仲良しな感じです。
さらに、上の階の自分の寝室でブログを更新してるワトソン君がかまってくれないのが寂しかったらしく、すぐ下の部屋からあれこれ瑣末なコメントを書き込んだ挙句の果てに、
「君の缶ビールを爆発させるには何℃にしたらいいかと思ってね…」
なんてことを書き込み、
「わかったよ。下におりるから」
と、まんまとワトソン君を自分のそばに呼び寄せるシャーロック。
第3話の衝撃のラストを受けて、ワトソン君のブログの更新も(今のところ)停止してますが、
On 10 August 2010, it was confirmed that Sherlock has been renewed for a second series.
ということで、早くもセカンドシリーズの制作が決定したとのこと!
いったいいつごろに新しいエピソードが見られるものかわかりませんが、今から楽しみです。
スーザン・ブロックマンの『Hot Pursuit』も面白かった。
それからついに鑑賞できた『The Losers』も…。「パーシー・ジャクソン…」も。
いやいや!まずはとにかく放りっぱなしのSPNエピソードのおさらいの続きを少しだけ進めます。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
一見、ごくごく普通の少年にしか見えないJesse少年。
ところが最近になって(某事情によりApocalypseが始まっちゃったくらいから…)、彼が信じる「言い伝え」や親が子供につくような嘘がどんどん現実になってしまうようになってきたのです。
その原因を探るため、サムがJesse少年についての情報を調べてみると、
Jesse少年は、養子だったことが発覚。
少年の生母を訪ねたWinchester兄弟は、なんとJesse少年は人間と悪魔の Hybrid であるという事実を知らされることになります。
赤ちゃんの時に、黄色い目をした悪魔のおじさんの血を数滴舐めてしまった程度の某サミーさんですら、一時期『Antichrist』として悪魔の軍団を率いてくれないか、なんていう仕事をオファーされるくらいだったわけで、
そんなサミーさんは一年ほど前、兄ちゃんが地獄に連れ去られていた超寂しい時期に、うっかりRubyという小悪魔の血を飲まされて、ちょっと人間の範疇を飛び出しかけたりもしていたほど、
悪魔の成分が『黒い霧』だとか、『血』だとかっていう状態で人間の中に入り込むと、とんでもない力が使えるようになるというのは、長年このSupernaturalというドラマを追いかけてきた私たちファンには常識ともなっていますが、
Jesseは、DNAの半分として悪魔を身につけているわけで、
ブーブークッションに盛大に引っかかりつつも笑顔のかけらも見せず説明してくれた、はぐれ天使Castielさんに寄れば、
Jesseのような悪魔とのHybridというのは、まさにキリスト教圏で 『Antichrist』 として知られている存在で、悪魔にしてみれば、天使との戦いでもっとも有力な武器になりうる存在であるということに。
出産の時のJesseの母親のとっさの行動と、Jesse自身の力によって、これまでのところ悪魔たちはJesseの所在を突き止めることができずにいたのだけれども、
Luciferが地上に復活し、Jesse自身の力も急速に増幅され始めた今、もういつ悪魔たちがJesseの居場所を見つけ出してもおかしくないし、
一説によれば、Jesseのような子供は、
“This child will destroy the host of heaven.”
なんてことすら言われているくらいだそうで、Casの結論としては、
「Jesseは今のうちに殺すしかない」
ってこと。
***
とはいえ、身体から悪魔の血抜きもし、愛人小悪魔Rubyとも手を切って、やっと最愛の妻ディーンとの愛に満ちた新生活を模索し始めたサムとしては、
悪魔との戦いに勝つためには手段を選ばず、障害になることが明らかなら小さな子供だって殺す、なんていう極端な理屈に基づいた行動はもう取りたくない、
すると妻のディーンも、
私たち小さな子を殺したりなんかしないわよ。でもあの子をここへ置いておくわけにもいかないから、とりあえずボビーおじさんのところに連れて行って、必要なことを教え込んでもらえばいいわ、
と、サミーの肩を持ちます。
そうは言っても、現在は追放中の身の上とはいえ、天使の端くれであるCasとしては、天使一族の存亡の危機を目の前に、簡単に引き下がるわけにもいきません。
今は他愛のないおもちゃに命を吹き込むくらいで済んでいるが、あの子は考えるだけで、地球の裏側にいけるほどの能力を持っている、誘拐なんかして機嫌の悪くなったあの子が一体どんなことをしでかすか…、そんな子をどう扱うつもりだ。
そこで一時は、Jesseの立場になりかけた経験を持つサムが一歩前へ出ます。
全てを説明して理解してもらうさ、あんたは、Jesseが悪の道へ転落することが運命付けられているっていうが、あの子はまだそうなってはいないんだ。全ての事情、あの子が何者で、今世界の終わりが来ていて、そういった全てをあの子に説明してやれば、あの子は正しい選択をするかもしれないじゃないか、
そう熱を込めて語るサムの顔をじっと見つめたCasは、強烈な一撃となる一言を放ちます。
『You didn’t.』
(同じ立場だった君は、正しい選択をしなかった)
(Jesseほどの能力をもった存在に対して)私は、そんな危険を見逃すことはできない。
そしてCastielは、姿を消してしまいます。
***
その頃、Jesseを失って以来、Jesseの生母を粘り強く監視していた悪魔もついに、生みの母を訪ねてきたWinchester兄弟のおかげでJesseの居場所についての手がかりを掴んでしまうことに。
***
Jesseを殺しに来たCastielが、ちっちゃなフィギュアに変えられてしまったところにWinchester兄弟が駆けつけ、
Jesseに対し説得を始めます。
俺たちは特別な能力を持った子を探してるんだ、そういう子をみつけるとサウスダコタの秘密基地につれてって教育してもらう。
X-menみたいに?
そうまさにX-menだ!お前に色々教えてくれるおじさんは(プロフェッサーXと同じで)車椅子に乗ってるんだぞ。そこで訓練を受けてお前はスーパーヒーローになる、楽しそうだろ?
ところが、そこに現れたJesseの生みの母の身体を乗っ取った悪魔に、いつもどおり兄弟は壁に貼り付けられてしまいますが、それでも「本当のことを話したい」と口火を切ったサムは、Jesseの力で悪魔の力から解放され、Jesseに真実を説明しはじめます。
Jesseは確かに半分悪魔だけれども、半分は人間で、(悪魔の言いなりにならずに)正しいことをすることはできるんだ。(自分の進む道を)自分で選ぶことができるんだ。
Sam: But if you make the wrong ones, it'll haunt you for the rest of your life.
でももし君が間違った道を選べば、それはその後の人生にずっとついて回ることになる。
Jesse: Why are you telling me this?!
どうして(まだただの子供の)僕にそんな話をするんだよ?!
Sam: Because I have to believe someone can make the right choice, even if I couldn't.
それは、俺はなんとしてでも正しい道を選べる人間はいると信じたいからさ、例え俺はできなかったとしても。
サムの言葉に何かを感じたJesseが、生みの母の身体にとりついた悪魔の煙をあっさりと追い出し、
あらためて兄弟から、スーパーヒーローになるための訓練を受ければ、悪い奴らと戦うための有力な秘密兵器となる…という説明を聞かされますが、
Jesse: What if i don't want to fight?
僕が戦いたくないって言ったら?
Sam: Jesse. You're powerful. More powerful than...Pretty much anything we've ever seen. That makes you...
ジェシー、君はすごい力を持ってる。それは…、俺たちが今までに見てきた何ものよりもすごい力だ。そういう力を持ってる君は…
Jesse: A freak.
化け物ってことだね。
Sam: To some people, maybe. But not to us. See, we're kind of freaks ourselves.
ある人たちにとったらそうなるかもしれない。でも俺たちにとっては違う。つまり、俺たち自身ある意味化け物だからね。
僕、ここにはいられないんだね。
ディーン:ああ、悪魔に居場所を知られてしまった以上、もっと大群が押し寄せてくるだろうしな。
パパとママと一緒じゃなきゃ、どこにも行きたくない。
サム:家族以上に大切なものはないよな。それはわかる。君がどうしても二人を連れて行きたいっていうなら、俺たちはなんとか協力するつもりだ、でもこれだけは分かって欲しい。一緒に行くって事は、君のパパとママも危険な目に遭うことになるんだ。
どういう意味?
俺たちの父ちゃんは、どこへ行くにも俺たちを一緒に連れて行った。
今はどこにいるの?
死んだ。悪魔に殺されたんだ。
Dean: Look, Jesse...Once you're in this fight... ...you're in it till the end, win or lose.
Jess: What should I do?
Sam: We can't tell you. It's your choice. It's not fair. I know.
Jesse: Can I go see my parents? I, um... I need to... say goodbye.
そう言って、両親の寝室へ別れを告げに言ったJesseでしたが、
「パパとママを危険な目に遭わせないため、僕は行かなくちゃならない。大好きだよ。ごめん」
という置手紙を残し、すでにどこかへ姿を消してしまったのでした。
無事、フィギュアの姿から元に戻ったCasによれば、Jesseは、町でおかしな被害にあった人たち(生きている人限定ではあるものの)を全て元通りにしていったとのことと。
あの子ほどの力があれば、あの子が見つかりたいと思うまで誰も見つけることはできないだろう。
(ジェシー、オーストラリアでサーフィンしてるんでしょうか…)
***
当初、気楽で楽しいお仕事に思えた今回の事件は、とんでもない規模で思わぬ展開となり、なんだか沈んだ気持ちでImpalaに乗り込んだWinchester夫妻:
Dean: You think Jesse's gonna be okay?
ジェシー大丈夫だと思う?
Sam: I hope so.
そう願うよ。
Dean: You know, we destroyed that kid's life by telling him the truth.
ねえ、あの子に真実を話したことで、私たちあの子の人生をめちゃくちゃにしちゃったわね。
Sam: We didn't have a choice, Dean.
だが他にどうしようもなかったんだ、ディーン。
Dean: Yeah. You know, I'm starting to get Why parents lie to their kids. You want them to believe that the worst thing out there Is mixing pop rocks and coke - protect them from the real evil. You want them going to bed feeling safe. If that means lying to them, so be it. The more I think about it...the more I wish dad had lied to us.
ええ。ねえ、私、親たちがどうして子供たちに嘘をつくのか、ちょっと分かったような気がするの。世の中にある最悪なことは、はじけるキャンディとコーラを混ぜるくらいのことなんだって信じさせたいんじゃないかって――、本当の悪から守りたいためにね。親は子供を安心してベッドに向かわせたいのよ。嘘をつくってことの真意がそういうことなんだとしたら、嘘ついたっていいじゃない。そんなことを考え続けてると…、父ちゃんが私たちに嘘をついてくれたらよかったのにって思っちゃうの。
Sam: Yeah, me too.
ああ、俺もさ。
***
常に父ちゃんびいきの私としては、ここでそういう理屈で無理にまとめてくれなくても…、
と、ついつい思ってしまう気持ちを拭い去れません。
第4シーズンで、三男坊のアダムの存在が発覚した時、仮に父ちゃんが世にはびこる本当のモンスターのことを隠して、サムとディーンに対し普通に子育てすることを選んでいたらどんな結果になっていたかについての結論ははっきりと出ていたはずで、
それをこういう形でまた蒸し返す、
というのは、極端に父ちゃんに傾倒しつつエピソードを追いかけている私のようなファンにとってはどうにも納得のいかないところ。
とはいえ、夫婦の絆を結びなおす次の段階として、ほのかに 『子育て』 なんていう選択肢を念頭に持ち始めていた兄弟にとっては、かーなりがっかりさせられる結果になったってことで、
とりあえずその場にいない父ちゃんに八つ当たりすることになってしまった、というくらいの解釈にしておきたいと思います。
***
次回もちょっと楽しいエピソード、
『私がオバさん(オジイさん)になっても…、変わらずに愛してくれる?』
ですよね?
サミー君は浮気の代償として、本当に色んな形で愛する妻への愛情を試されます。
SPNエピソードのおさらいを大幅に妨害してくれた『Sherlock』は終わってしまいましたが、こんなペースだと、あっというまに新シーズンの始まる九月になってしまう。
なんとか、なるべくあっさり、次回のエピソードのおさらいにとりかかれればと思っています。
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