2011年3月2日水曜日

Supernatural シーズン6エピソード12~14考察②

すっかり遅くなってしまいましたが、なんとか考察の続きを…。

今回も妄想フィルター全開、ということになると思いますので、多くの方にとっては、うーん??ありえないんじゃない?そんな解釈…、と感じたりする部分もあるかもしれませんけれども、

この日記は、あくまで私の妄想を満足させるために書いているというのが基本原則ですので、何卒、その辺りの事情をご理解、ご了承の上、読み進められますことをお願い申し上げます。






以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。












爆笑の連続だった中にも、なんだかほんのり切ない印象もあった、第15話の感想も忘れてしまう前に書きとめておきたい気持ちも重々ありますが、まずは、12~14話までの考察を少し進めます。

前回、一応ディーンサイドからの考察だったので、(って言っても、体のサイズのみでしたが)今回はサムさんに焦点を当ててみます。


【サムさんという人】

考えてみると…、このSupernaturalというドラマが始まった当初から、の話ですよねー。

キャストのクレジットの順番にしてもそうなっているのだし、二人の主演の内、どちらかと言えば Sam Winchester の方が、いずれは上の立場に、物語の中心になっていく、ということになるのではないか…、という、漠然とした予想が皆の心の中にあったはずだったのに、

このドラマの視聴者の大半を占める妙齢から中年にかけての女子たちが、その乙女心に強烈に感情移入しやすいし、とにかくめちゃめちゃ美人である、という強力なアドバンテージを有する、もう一人の主役、Dean Winchester の方が格段に、

脚本上や、画面に現れる感情描写の面でも、優遇されるようになってしまったし、視聴者の感情移入の対象として焦点を当てられるようになってしまったという現実は、どうにも否定のできないところ。

それでもシーズン1の頃から、サムさんはといえば、

赤ちゃん時代に舐めさせられた「悪魔の血」のせいで身についたサイキック能力だとか、
(この頃は、黄色い目のおじさんの指導および監督の元で、悪魔たちを率いるリーダー候補生になるというような設定だったのかな?)

その後は、キュートな小悪魔Rubyからさらに追加で、「小悪魔の血」を飲ませてもらったおかげで、手をかざすだけで悪魔を退治できる能力を身につけたり、
(この辺りの時には、黄色い目のおじさん亡き後、台頭してきたLilithという超恐くて強力な女の子悪魔が、66の封印を解いて Apocalypseを起こし、魔王ルシファを復活させようと企むのをなんとか、たとえ小悪魔の血を利用してでも食い止めようじゃないか、ということだったっけ?)

そして、やっとLilithを退治してみると、Lilithそのものが66番目の封印だったことがわかっちゃって、Apocalypseは始まっちゃうし、ルシファも地上に出てきちゃったんだけども、話はそこにとどまらず、実は、Rubyが(色仕掛けで…)せっせとサムに「小悪魔の血」を飲ませていたのは、サムこそがルシファが地上でのびのびと活動するために不可欠なVesselだったからということで、サムに「魔王の器」として丈夫でしっかり育って欲しかったのだということが発覚し、散々抵抗した挙句、結局(一応、Winchester兄弟が立てた作戦の一環という形で)ルシファに 「うん、いいよ」 と言って、ちょっとの間とはいえ絶大な力を持つ魔王になってみたり、

そして作戦通り、ルシファを自分の中に抱えたまま地獄へと飛び込んでみると、ルシファを監禁する地獄の牢獄に、魂が一緒に閉じ込められるハメになっちゃって、サムじいちゃんと一緒に地上に戻してもらった魂の抜けた空っぽの身軽な身体で、半端な良心や理性なんかに妨害されることもなく、思いっきり「狩り」をして、綺麗なお姉さんたちとも好きなだけセックスしまくってみたり、

などなど、とにかく、面白くなりそうな設定をこれでもかっ!っていうくらい色々与えてもらってきたというのに…、

いつも 「あ、サム、Antichristになるの?!」 とか、「このまま魔王ルシファになっちゃうわけ!?」とかいう、あと一歩の一番いいところで、長年連れ添った可愛い妻(兄ちゃん)から、

「世界の終末もへったくれも知ったこっちゃないわよ、あたしと悪魔、どっちを取るのかって言ってんの!!」

無茶な理屈で詰め寄られ、浮気を糾弾されて、別居するはめになったりした挙句、

「ディーン、そ、それは…、お前が一番に決まってるじゃないか」 って、

自ら最後の一歩を踏み出すことをあきらめるようなことになってしまったり、

「あんたを悪の道におとすくらいなら、あたしが身代わり(もしくは犠牲)になるわ!」って、

サムにとって、本来一番美味しくなるべきタイミングで、横から兄ちゃんに見せ場をあっさりと掻っ攫われてしまって、それまでハラハラとサムの動向を、固唾を飲んで見守ってきたFangirlsの視線も、ふと気づけば、兄ちゃんのきらめくグリーンのまん丸の瞳からこぼれだし、可愛いそばかすの散った頬をはらはらと流れるダイアモンドのようなキラキラの涙にもちろん釘付け!ってことになっちゃって…、

呪われた運命に翻弄され、今にも悪の道に転落してしまいそうな、ちょっと暗い影をまとった主人公という、女性ファンはもちろん、男性ファンにもぐっとウケの良さそうな役どころを一人で背負って立つどころか、

「悪の存在と戦い続けるハンター兄弟」 という二人の主人公としても、ちょっと影の薄い方…という、微妙に可哀想というか、報われない立場に甘んじ続けてきたわけです。



***



もちろん、男性好み(クリプキ好み)のストーリー展開で突っ走ったら、あっという間にシーズン3くらいで、…まあ、無理やり天国のゴタゴタをプロットに盛り込んでも、せいぜいシーズン5くらいで、ドカーンッと盛大かつ爽快にフィナーレを迎えてしまうようなことに、どうしてもなってしまったでしょうから、

ゆっくりと、できるだけ長く、イケメン兄弟のいちゃいちゃを見守っていきたい中年 Fangirls の立場としては、サムの決定的な見せ場を奪われたまま来てしまった、これまでの展開も、うーん、やむを得ないか…、と、妥協気味に思う気持ちもあるのです。

ただ、上記のような、サムさんの冷遇ぶりを長年ずっと見守ってきたせいか、

ごくごくたまに画面上に現れる、

悪魔の血を飲んでハイになったり、

魔王に身体を乗っ取られて、すっごくクールな表情で、平然と冷酷なことをしてみたり、

魂が抜けた状態で、理性や常識に邪魔されることなく、禁じ手無しに思いっきり狩りをして、手当たりしだいに女の子に手を出したり、

なんていう、「サムにはいつまでも品行方正なオタク青年でいて欲しい」という兄ちゃんの意図に反した行動をしているサムの姿を目にすると、

ディーンの妻目線にシンクロして心配になったりもする反面、

サムの本来の潜在能力を垣間見た気がして、ぞくぞくするほど「素敵!」だと思ってしまうのです。



***



【サムさんの心】

一方で、生後六ヶ月の時から、ほぼ兄ちゃんの手一つで育ててもらったようなサムさん。

成長の過程で、薄れるどころか、常識の垣根さえ飛び越えて濃さを増していく兄ちゃんへの愛着というか執着に、その思春期をきっと日々爆発しそうな思いで過ごしていたはずの彼は、いよいよこのままでは愛しい兄ちゃんに(そういう意味で)手を出してしまう、という最後の崖っぷちに立った時、

突然キレて父ちゃんと大喧嘩!という体裁をつくろい、家を飛び出して、大学に入り、背の高い金髪美人ジェシカと同棲を始めます。

このジェシカとメアリーママの外見の類似性に異論を唱える方は、ほぼいないだろうと思いますが、

「ママに似ている」

というキーワードは、Winchester家の中では、

(そばかすができるってことは、もちろん)色白で、長く伸ばしたら絶対金髪っぽくなるはずの薄茶の髪、零れ落ちそうな大きな緑の瞳に、大抵の女の子が正直ムカつくくらいに長くて濃い睫毛、犯罪的にふっくらした唇

という、ママ似の遺伝子を一身に受け継いだ、まさにディーンに当てはまる形容詞であるとも言えるわけです。(とにかく私の妄想日記の中では、そういうことになっています)

この日記では、もう何度繰り返してきたかわかりませんが、

サムがジェシカを彼女に選んだのは、亡きママの面影を追ったのではなく、兄ちゃんの代用品を手に入れたのだ、と言っても過言ではないと思うのです。

ジェシカという存在を手に入れたことで、サムは、一度は、兄ちゃんに対する、とても人には言えない、暗くどうしようもなく深い執着に終止符を打つことができたかのように思えたはずなのですが、

シーズン1のまさに第1話、

「父ちゃんがいなくなっちゃったの…、一緒に探しに行ってくれない?」 という

ディーンの上目遣いの可愛いお願いに、四年もかけて必死に作り上げた「兄ちゃんを切り捨てられた」という幻想はもろくも崩れ、

父ちゃんを探す旅という名目で、兄ちゃんと二人っきりでモーテルに寝泊りせざるを得なくなったその後は、もう早々に開き直った感じになって、

以降、現在のシーズン6に至るまで、途中やむを得ない事情で、少々の浮気なんかを挟みつつも、ほぼ夫婦同然に仲良く兄ちゃんと二人三脚でやってきたわけです。

つまり、生い立ちにまで根ざしたサムの兄ちゃんに対する執着心は、とにかく半端なものではないということになりますよね。

そんなサムにとって、生まれて以来の最大かつ最強のライバルと言えば、なんといっても「父ちゃん」でした。

こちらも最愛の美人妻を亡くし、その後は、妻の面影を色濃く受け継いだ長男坊に対し、尋常じゃない愛情を注いで、自分好みに育て上げてしまった上、最終的にはほぼ妻同然の愛しい長男坊を救うため、文字通り自分の命を悪魔に売り渡してしまったという強者。

成長過程で、「父ちゃん大好き」 という価値観を擦り込まれつつ育ったようなディーン自身も、模範的な家庭の主婦としての 「とにかく、一家の大黒柱であるお父さんが一番なのよ」 という意識が心の底まで染み付いていて、

兄ちゃんとの二人旅を始めたばかりの頃のサムは、自分を一人前の男として見てくれない兄ちゃんに随分と歯がゆい思いもしたし、

姿は見せないくせに兄ちゃんの心を独り占めし続ける父ちゃんの存在に、強烈な対抗心と嫉妬心を燃やしたものでした。

その後何年もかかって、兄ちゃんの心を縛り付けていた父ちゃんの呪縛を薄れさせ、ついには兄ちゃんの心を自分だけのものにできた、かと思った頃、兄ちゃんが自分の身代わりになって地獄に連れ去られてしまうという事件が発生。

そして、

「お兄さんを地獄から連れ戻すのに、すっごくお手軽な方法があるわよ」

という口車に乗せられて、うっかり小悪魔 Ruby との不倫に足を踏み入れてしまったサムは、兄ちゃんが無事に地獄から帰ってきた後も、ぐずぐずとRubyとの不倫関係を清算できないまま、引きずってしまい、

そんな夫の仕打ちに悩んだ妻ディーンは、地獄から引き上げてくれた存在でもある、間男天使のCastiel なんかに心の寂しさを埋めてもらうような、最悪なことになってしまったりもしました。

憎らしい天使のどーでもいい内戦に巻き込まれて、(やれルシファの器だ、マイケルの器だ、と)様々な妨害を受けつつも、なんとか一歩一歩、ゆっくりと愛しい妻との心の距離を縮めつつあった矢先、

(地球と人類を救うという)職務上のトラブルで、空っぽの身体だけを残し、一年半もの間、今度はサムが地獄に単身赴任することになってしまったのです。

それでも、なんとか早く夫の魂を戻して欲しい妻ディーンが、関係先のお偉いさんである Death おじ様に掛け合ってくれたおかげで、愛しい妻の元に帰してもらうことができた、というのが、

シーズン6第11話までのサムさんの遍歴。

えっ…、この後やっと第12話以降の考察になるってこと…?


***


単身赴任中の過労死寸前の激務の疲れを癒すため、妻が心配するほど長時間熟睡した後、やっと目を覚ましたサムさん。

まずはいつまで経っても可愛さ満点の、愛しい妻をぎゅーーーーっと抱きしめた後、
(この抱擁についての詳細は前回の考察を参照ください)

少々腰が引けている感じのボビーおじさんをハグするわけですが、

ボビーおじさんとサムの関係というのも、なんというか、微妙なところが時々浮上しますよね。

そもそもが、たぶん父ちゃんに褒められたい一心で、ボビーおじさんのところにあずけられるたび、進んで車いじりのお手伝いを申し出ていたはずのディーンに対し、

家に引きこもったまま、おじさんの数え切れないくらいの蔵書を読みふけっている方が好きだったのに違いないサムだと推測すると、

二人の兄弟を、血をわけた息子と同じに育てたのは確かでも、シーズン6のどこかで無理やり真実を言わされた時にも、ポロッともらしてしまったとおり、どうしてもディーンの方がお気に入りだったはずで、

しかもシーズン3の頭には、何日も死んでたサムの姿を目にしていたのに、ディーンが無理やり自分の命と引き換えに生き返らせたサムと対面するはめになり、

トリックスターがディーンを隠していた時には、(あの時は本物のボビーおじさんではなかったとはいえ)兄ちゃんを取り戻すために必死だったサムから、ためらいなく木の杭で刺し殺され、

シーズン5の初め、ルシファが復活し、Apocalypse がついに始まってしまった時には、66コめの封印を破ったのがサムだと突然告白され、(この時は、悪魔に身体を乗っ取られていたんだっけ?)思わず正直な怒りの気持ちをサムにぶつけてしまうことになり、

シーズン5のラストでは、ルシファに身体を乗っ取られたサムに首をへし折られ、

かと思ったら、つい最近(第11話)は、魂の抜けたサムから「シャイニング」ばりに自分の家の中を追い掛け回されて殺されかけ、

ボビーおじさんとしても、サムのハグに多少腰が引けてしまっても、そして一緒に狩りに行きたくない…と思っても、まあー、仕方ないかなーという感じ。





でもこの関係をサムの側から裏返しで考えてみると、

常に常に、「兄ちゃんを独り占めしたい!」 というのが、サムの潜在意識中のもっとも強い感情だったとすると、それを妨害する一番大きな存在である「父ちゃん」に対するエディプスコンプレックスにも似た感情は、かなり強烈なものとなるはずで、

兄弟が小さな時から一番の Surrogate Father 的な役割を担ってきたボビーおじさんに対しても、サムの内心のどこかでは、兄ちゃんを独り占めできない原因となっている障害物の一つであるというような識別がされているような気がしてしまうのです。

だから、日頃は本当に素直な気持ちで、ボビーおじさんのことを本当の父親のように慕っているものの、ちょっとしたチャンス…、いや、(兄ちゃんを取り上げられているなんていう)どうしてもやむを得ない事情があったり、体の中に魔王が入っていたり、魂が抜けていて、理性で本能を抑えられなくなっていたりすると、

つい、憎らしい「父ちゃん」の存在にオーバーラップするボビーおじさんを、殺したくなってしまう、ということになるのかもしれません。


***


この後、Sam vs. Castiel の関係についての考察を少しだけ入れるつもりだったのですが、ぐだぐだぐだぐだと、この日記で長年書いてきたことを、またぞろぶり返して長々書いているうちに、肝心のシーズン6の考察にほとんど入れないまま、妙に長くなってしまいまして…、

とはいえ、気の済むところまで書いてから投稿しようと思うと、いつのことになるやら…、という気がするので、

とりあえず今回のところは、一旦ここで投稿ということにさせていただきたいと思います。

4 件のコメント:

さわ さんのコメント...

面白かった~(^0^)

おさらいしつつ爆笑しながら読ませていただきました。
次回も楽しみです~!

oruka さんのコメント...

今さらですが「ふじようさん」とお読みするんですね。
私も「ふじはさん」と読んでました。失礼しました(^◇^)。

ということで(笑)、こんばんは!藤ようさん。
今回も楽しい考察ありがとうございます。

「うんうん、その通り、そうだよね」と納得しながら読んでました。
私もSamさんの扱いが不思議だったんですよね。
母と恋人を殺され、悪魔の血に汚染され、それでもそれをなんとか人助けに使おうと悩み苦しみ、最後はすべて1人で抱えて地獄に落ちるという美味しさ満載の主人公であるはずなのに、演じるジャレさんがあまりにでっかく逞しくマッチョに育ったために悲惨さが感じられなくなってしまった・・・というのも軽く扱われる理由ですかねぇ。

Deanの方は最初はSamのお守り役で、タフで軽い感じだったのに、シーズン毎に美貌が耀きを増し、儚さに磨きがかかり、一粒の涙は爆発力を増し、止めは愛するSamさんのためなら何度でも自分を差し出すという健気さに完璧ドラマのヒロインの位置ゲットですよ。

おまけにパパがいなくなっても、ボビーやキャス、最近はデス様も兄ちゃんがお気に入りのようだし、ベンも懐いてるし・・で、ライバルがいっぱい、夫Samの立場はさらに大変そうです・・・面白いけど(笑)

「世界の終末もへったくれも知ったこっちゃないわよ、あたしと悪魔、どっちを取るのかって言ってんの!!」
お気に入りのセリフです。(笑)

長くなってすいませんでした。
続き待ってます。

藤よう さんのコメント...

さわさん

面白かった?

ならよかったです。(ホッ)

懲りずに続きを書こう!という元気が出てきました。

藤よう さんのコメント...

orukaさん

そうなんです。実は「ふじよう」だったんです。
とはいえ、きっとこの日記に遊びに来てくださる方の大半が「ふじは」と読まれていたのじゃないかと思います。(笑)

ちょっとサムさんのことを振り返ってみようと思ったら、とんでもないことになってしまって…

それでも「うんうん」と納得していただけたというのであれば、グダグダと考察をこね回して長々書いたかいもあるというものです。

シーズン1の頃の(当時だって、脱いだら凄い身体してたんだけど)細身のEmo!Boyという印象だったSamと比較すると、

現在のSamは、ホント、『あまりにでっかく逞しくマッチョ』ですもんねー!

やっぱりあの立派すぎる体格が、悩み多き青年という役どころとしては、裏目に出てしまう原因になっちゃってるんでしょうか。

Deanだって、シーズン1から比較すると微妙に逞しくなってると思うのに、Samの過剰な成長ぶりと比べると、反比例的に、「ちっちゃく」なってるようで、

>>Deanの方は最初はSamのお守り役で、タフで軽い感じだったのに…

そうなんですよね!

どこかのConで、Jensen自身が:

ドラマが始まったばかりの頃は、自分とDean が被る部分がかなりあったけれども、
ドラマの進行に連れてDeanのキャラクターとしての個性が成長していくのにつれて、
自分とは随分かけ離れた人間になってきた。
現在のDeanは、自分なら思いもよらない反応をしたり、台詞を言ったりする。

というようなことを語っているのを聞いた時、(私だけかもしれませんが)Jensenの言葉の行間から、「このコも、Deanがヒロイン度を増してきていることに気づいてる…」 という思いがふっと頭に浮かんだ記憶があるのですが、

Deanを取り巻く男たちって、ある線を越えて近づいた途端、皆このコのトリコになってしまう…、という傾向がありますね。

夫Sam、頑張って!っていう感じ。

なんとかくじけずに、続きを書きたいと思います。