2011年4月15日金曜日

ずぼら人間のヨーグルトの育て方

しばらく日記を開かないでいた間に、いつのまにかbloggerの 『投稿エディター』 とかいうものが新しくなっていたようで、全く思い通りにパラグラフが編集できず、焦りました!

新しい投稿エディターを使います、のボタンを押したら、なんとかなったみたい…、かな?

さて、日本時間で明日には、ついに Supernatural の新しいエピソードが放送になる予定なのですよね?

Supernatural というドラマでは、もう長年にわたっておなじみとなっている Apocalypse という言葉が、妙に現実味を帯びてきている昨今の日本ではありますが、

とりあえず、追いかけられる環境にある間は、精神的なガス抜き、というか、心の癒しのためにも、今後もWinchester兄弟の冒険物語を追いかけていきたいと思っている私です。

とはいえ、Winchester 夫妻についての楽しい妄想にどっぷり浸かって日記を書き散らす、という心境には、なかなか一足飛びには戻れそうもないので、

まずはリハビリがてら、身の回りのどうでもいい細かいことからポツポツと書き始めてみることにしてみたいと思います。



***





震災後、手に入りにくくなったものの一つとして、よく挙げられるのが

『ヨーグルト』

ですよね。

現在、我が家では、ヨーグルトを育てています。

とはいえ、震災をきっかけに入手しにくくなったため、ということではなく、もうしばらく前からのことで、もうじき半年くらいになるでしょうか。

そもそもは、花粉症対策ということで(←これにも諸説あって、ヨーグルトはかえってよくないなんていう人もいますが…)

LG21なんていう飲むヨーグルトの宅配をしばらくしてもらっていたのです。

一人あたり 1日1本、とはいえ、これが一ヶ月分となるとかなりの金額になってしまうため、

「普通のプレーンヨーグルトを買ったほうが経済的じゃない?」 という

家族全員一致の意見で、「ブルガリア」、「ビヒダス」等のプレーンヨーグルトに切り替えることになりました。

その後数ヶ月は、市販のプレーンヨーグルト(500cc)を一日あたり、家族三人で一箱(パックっていうの?)という感じで、購入して食べていたわけなのですけれども、

スーパーの乳製品売り場を歩いていた時ふと、500ccのプレーンヨーグルトと、1リットルの牛乳が、ほぼ同じ値段であるという事実に気づいたわけです。

もう何年前になるのかもわかりませんが(まだ、私が実家に帰ってきていなかった頃…)

「ケフィアヨーグルト」とか、「カスピ海ヨーグルト」

なんていうものが世間で大流行していた際、とかく「流行り」に乗りたがる母は、当時務めていた職場の同僚の人にタネ菌を分けてもらったかなにかで、しばらくヨーグルトを育てていたことがあったので、

「ヨーグルト、家で作れるんじゃない?」

と提案してみると、「そういえば、そうだよね!」ということで、その瞬間から家でヨーグルトを育てることになったのです。

母が、「カスピ海」ヨーグルトを育てていた当時のヨーグルト専用容器もまだあったのですが、一、二度、あれこれ(なんとか楽チンな方法を求めて…)試行錯誤した結果、

これが一番楽!ということに落ち着いたのが、以下の作り方です。




【我が家のヨーグルトの育て方】

用意するもの:

・ 100円ショップなどで売っている、蓋付きのガラス瓶
 (我が家で今、主に使っているのは、700ccくらいのもの)

・ シャトルシェフ
 (火も電気も使わずに煮込み料理ができるという、例の保温鍋。昨年秋頃、なんとはなしの憧れに駆られてうっかり購入したまま、全く出番のないままに台所の片隅に眠っていました)

・ 市販のプレーンヨーグルト
 (タネ菌として。我が家で現在お気に入りなのは、原点に戻ったというのか…「カスピ海ヨーグルト」です。酸味が柔らかく、食感がプリンとしていて美味しいんです)

・ 牛乳



作り(育て?)方:

1.ヤカンでお湯を沸かします。

2.ガラス瓶に、沸騰したお湯を5cmほど注ぎ、やけどをしないようタオルなどで包んで瓶を振り、瓶の内側を殺菌します。
 この時、使用するスプーンも一緒にお湯で殺菌しています。

 (大雑把なO型一家の我が家で、出来たヨーグルトもだいたい翌日の朝には全部食べてしまうので、こんないい加減な殺菌方法で OK ということにしておりまして…、実際、今のところ、なんの問題もなく日々ヨーグルトは育っているのですが、そこはもっと慎重にいきたいという方は、もちろん鍋で沸かしたお湯の中に瓶を丸ごとつけて殺菌するという正規の手順を踏んでください)

3.ガラス瓶のお湯を捨て、市販のプレーンヨーグルト(お好みの物)を大さじ4~5杯ほど、瓶の中に投入します。

4.冷蔵庫から出したばかりの冷たい牛乳を翌日ご家族で食べ切る程度、(我が家の場合は、700ccの瓶で、ほぼ満タンくらい)牛乳を注ぎます。

5.スプーンで軽く混ぜます。

6.瓶の口にラップを被せます。
 (多少ヨーグルトも呼吸ができたほうがいいのかな?という判断で、蓋はせず、ラップも特別輪ゴムで止めたりはしません)

7.シャトルシェフ(=保温鍋、魔法瓶鍋ともいいます?)の内鍋に、ヤカンに残ったお湯を注ぎ、手を入れて 「ちょっとお風呂にしては熱いかな」 という温度(たぶん45℃~50℃くらい)になるまで、水を足します。

8.口をラップで覆ったガラス瓶をお湯の中に沈め(この時のお湯の深さは、瓶の中の牛乳の高さになるくらい)、保温鍋の内蓋をして、さらに外側の蓋も閉めます。
 (我が家はさらになんとなく外鍋の上にタオルをかけています)

9.12時間~15時間くらい後、お湯(この時点ではすっかり冷めていますが)の中から瓶を取り出し、蓋をして、冷蔵庫で一晩寝かせます。





我が家の場合は、朝食の前に翌日の分のヨーグルトを作り、夜寝る前に冷蔵庫にしまうという流れでやっています。

冷蔵庫で一晩寝かせることで、ヨーグルトらしい濃度になる気がするんですけど、なぜなのか理由はわかりません。





器にたっぷりと盛り付け(我が家では一人200cc程度)、蜂蜜やジャムなどお好きなものをかけたり、フルーツと一緒に、という感じでいただきます。



実は…、O型のみで構成されている我が家は、現状では、さらに大雑把になって来て…。



朝、各自の器にヨーグルトを取り分けた後、瓶の中にわずかに残ったヨーグルトに、市販のヨーグルトを少し(大さじ 3~4杯)足し、冷たい牛乳を上まで注いだ後、ゴムベラで、瓶の内側をこそげるようにして混ぜ、瓶の口をキッチンペーパーなどで綺麗に拭い、ラップをかけて、シャトルシェフのお風呂にドボン、


という、大胆な手法に変化してきました。


これからどんどん暖かくなっていった時に、いつまでこのやり方が通用するものか…、とも思いますが、ま、とりあえず今のところは、こんな方法で、気楽に日々ヨーグルトを育てて、大変美味しく食しています。



つい先日どこかのニュースで、現在ヨーグルトは、

供給力 80% に対して

需要 200% くらいという

まだまだかなり入手しづらい状況であるという話を聞いたので、

もし、ヨーグルトを沢山食べたいのに、なかなか売ってない!と思われている方で、そういえば台所の片隅に全く使ってない保温鍋が眠ってる…、という方がいらっしゃったら、
(いないかな…)

ぜひ一度、お試しください。

2 件のコメント:

さわ さんのコメント...

新しい記事♪
藤ようさんの記事を読むと、なぜかほっとします。
ありがとうございます。
 
ヨーグルトの自作の記事、ヨーグルト好きには大変有効な情報ですね。
私は一時期豆乳で作作るのにハマってました。
それは、豆乳を買ってきて封を切って冷蔵庫でほったらかしにする、
(ほったらかし時間は季節によりまちまち)という
乱暴極まりないものでしたが(^^;)

菌の作用は不思議で、奥深いですね~。

藤よう さんのコメント...

さわさん

こちらこそ、書き込みありがとうございます。

豆乳ヨーグルトですか!
冷蔵庫にほったらかしでできるっていうのはおもしろいですね。

菌の作用は不思議で、奥深いものなんですね~。

たとえ短い日記でも少しずつ書き始めたかったのですけど、やはり震災後の動揺というのか、タイプしはじめると色々な考えがグルグルと頭を巡ってしまって、また日記を閉じてしまうという繰り返しになってしまっていました。

こんな記事でも、ほっとする瞬間を持っていただけたのなら、よかったです。

やっと復活したSPNの新しいエピソードも、なかなか面白かったですね。

また様子を見て、少しずつでも感想を書き出せるようになったらいいなと思っているところです。