裏の日記を開くのが面倒なので…、こちらに投稿してしまいます。
またじっくり長い感想を書く時は、裏の日記の方で、ということで。
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様々な事情により(都市伝説を漁りすぎて…)思ったほどははかどりませんでしたが、
この夏は、去年までと比べたら、かなりの量のSPN Big Bang Slash を読んでいます。
Big Bang の投稿が始まったばかりの頃、裏の日記でも、ほんの少しだけ、感想文を書いたりもしたのですが、
その後、読んだ作品は、なんと言うか…、素直に 「うん!これ面白い!」 と言える作品がなかなか出てこなくて、
これ!という作品が出てきたら、それを中心に読んだタイトルだけでも書き出すことにしようと思っているうちに、ずるずると時ばかりがすぎていくことに。
このままポーッと、せっかく時間を書けて読んだ作品のことをスッカリコンと忘れてしまうのもなんなので、記憶の片隅に残すため、リンクだけでも残しておきたいと思います。
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『Royally Complicated』
Pairing(s): Jared/Jensen
Rating: NC-17
Wordcount: ~52,200
図書館(というより、日本で言う「貸し本屋」という感じなのかな)の館長であるJensenは、ある日突然、自分がゲイであることを自覚し、自分の人生を見つめなおすため、(酔いつぶれている間に)友達が勝手に予約を入れてしまった南国リゾートへの旅行に出かけることにします。
そこで、超超超ホットなイケメン、Jaredと出会い、夢のように楽しいバカンスを過ごすわけですが、
Jaredは、(ネタバレ警戒のため、一応以下、文字を伏せます)東ヨーロッパのとある王国の王子だったのです。
完璧に私好みの、ハーレクイン的プロットなんです。
J2のキャラも、シャイで読書好きなJensenと、そんなJensenをグイグイリードしてくれる大らかで明るいJared、と完璧なんですけども…。
28歳まで、自分がゲイだってことに気づかないなんてことあり得る?というところからスタートして、Jensenのキャラ設定がちょーっと納得いかない部分があったり、
サービスシーンというか、おまけとして、ハッピーエンドのその後として、(ネタバレかな?⇒)二人の結婚を描いてくれたのは、私個人的には完全に蛇足だったかなーという印象。
それならむしろ、ハッピーエンドまでの途中経過で、二人の関係に亀裂が入ったシーンをもうちょっと丹念に書き込んで欲しかった…、と贅沢を言ってみる私。
私という人間は、もううんざり!!っていうほど、ヤキモキやきもきヤキモキさせられた後で、ハッピーエンドになだれ込む展開がとにかく大好物なのです。
『Smells Like Teen Spirit』
Pairing(s): Wincest
Rating: NC-17
Wordcount: ~79,000
設定は、兄弟が、三男坊のアダムを見つけた、と思ったら失ってしまったシーズン4第19話「Jump the Shark」の直後ということになっています。
ひょっとして父ちゃん、他にも隠し子いるんじゃないか?という疑問で、兄弟が、ちょっと調べてみると、すぐに 「もしかしたら妹?」 らしき女の子を発見してしまいます。
79000語という、かなりの長編で、読んでいる私の体力の問題もあったのかもしれませんが、
(日頃、あまりWincest作品を読まない私の印象では)Wincestな作品って、兄弟の感情のやりとりよりも、物語の中で起きる事件の描写に字数を多く割かれてしまうことも多くて、
このお話に出てくる脇役たちも、なかなか楽しくてよく書けていたとは思うものの、
私の好みで言うと、お話の経過の中で次第に高まっていく兄弟間の感情の熱が、充実しすぎるサイドストーリーのため、ぼやけてしまった印象なのです。
もちろんこれは、私の体力不足による読み飛ばしのため、兄弟のシーンの感情描写をしっかり受け取れなかったという要因も大きいと思われますが。
でも、トータルでみて、かなり面白い作品ではあったと思います。
『Aiming to Shoot You Down』
Pairing(s): Jared/Jensen
Rating: NC-17
Wordcount: ~33,000
刑事Jaredと看護師Jensen。
捜査中、銃弾を受けて負傷した Jared が、入院先の病院に勤める美人看護師 Jensen と出逢ってしまうわけです。
もちろん急速に親密になっていく二人。
物凄く好みのプロットなんですけど。
銃撃戦に参加するような刑事さんである割りに、Jared のキャラが、ちょっと…、ちょーっと頼りない…のと、
NC-17シーンが、もう律儀すぎるくらいにきっちりとしたリバーシブル(しかも先行「受」はJaredだったんじゃないかな、読み飛ばしの影響もあって記憶がすでに…)で、
自分でも最近その頭の固さにちょっと呆れるくらいに、ガッチガチな Sam&Jared Top 推奨派な私としては、読んでいる間、微妙な違和感を覚え続け、結局不完全燃焼に終わってしまうことになったのが、残念なところ。
完全なこの 'verse であるとは言えないようなのですが、このお話のJ2に近いキャラ主演の短いお話が先行でいくつか書かれているので、
一気に3万語以上を読むのはキツイ…、という方は、リンクを辿って、そちらを先に読んでみるというのも一手かもしれません。
『Life's Not-so-little Surprises 』
Pairing(s): Jared/Jensen
Rating: Mild R
Wordcount: ~32,800
Kids fic。(登場人物に子供が出てくるお話)
元カノが知らない間に娘を生んでいたことをある日突然知らされてしまった Jensen。
自分の血を分けた娘だという、小さな女の子の現状を探ってみると、Jared という Hot なイケメンが、その子を養子にし、シングルパパとして愛情を注ぎまくって育てていることを発見、
もともと子供が欲しいなんて思ったこともなくて、好きな時に手近な相手と寝るという今までの生活が最高だと思っていたんだけど…、
というお話。
娘(の親権というべきか)を巡り、J2の間に生じた確執や、Jensen の抱えるトラウマが、
その小さな(Jaredに育てられたおかげで)天真爛漫で素直な娘を基点に徐々に氷解していく様子もなかなかよく書けているし、全編いい具合に、ほのぼのと可愛いシーンが散りばめられているのですが、
なぜか私、Rating を勝手に、NC-17だと思い込んで読んでいまして、
J2 の濃厚ラブシーンがいつ出るかいつ出るか、ワクワクワクワクしている内に、『End』です、と言われて、コケッとなってしまったのが、ちょびっと残念でした。
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現在、読みかけ二つ & これから読みたいお話大量という状況です。
この先どこまで読めるかわからないけれども、なんとか今年は、一つでも多く読んで行きたい~。
2 件のコメント:
藤ようさん
こんばんは。亮です。
「Life's Not-so-little Surprises」は、
わたしも、あ…NC-17じゃなかったんだっけ、
と思ったクチです(笑)。
Big Bang、読んでも読んでも追いつかない状態なので、
長いものや'verseものはつい敬遠してしまい、
結果軽めのものばかり読んでいます。
「Love and Otter Disasters」
ttp://butterflywrites.livejournal.com/39132.html
可愛かったですよー。
カワウソのJ2が(笑)
人間になってからのラブシーンは、Bottom!Jaredしか
でてこないので(一応リバ設定みたいなんですけど)
あまりお勧めはできないのですが…。
二匹のカワウソが仲良く水に浮いているところを
想像すると、和めます(笑)
考察の続きUpされていてうれしかったです♪
先日のComic Con、Jensenのインタビュー中首筋に
キスして去って行くMishaより、
パネル中Jensenに耳打ちするJaredの映像に萌えてしまう
わたしとしては、やはりSammyさんを
応援しているわけで。
Season 7は、Sammyさんをちゃんとと云うか
主役として正当に扱ってあげて欲しいと思います。
亮さん
書き込みありがとうございます。
日記の最後の「読みかけ二つ」の内の一つがまさに、
「Love and Otter Disasters」なんです。
Dividerとして使われている小さなイラストも可愛いですよね!
(私はお座り?した後姿がたまらなくお気に入りです)
カワウソJ2の二人の冒険は本当に微笑ましく楽しく読み進めましたが、
実は、亮さんも触れられている、人間になってからのラブシーンで、カクッと来て、あとちょっとなのに続きを読むのがストップしてしまってます。
もう一つの読みかけは、「The Jungle Book」http://senorwences.livejournal.com/6214.htmlです。
私の大好きなおじ様二人(JDMと、Mitch)も出てきて、これもなかなか面白いお話ですよ。
とはいえ、日々色々と誘惑が多くて…、中途半端に読み進めたところで挫折してしまう作品が出てきたりするのも残念です。
今現在は、上のような読みかけ作品をあっさり放り出して、先日投稿されたばかりの fleshflutterさんのWincest BB fic を夢中になって読んでいるところです。
この人のFicは本当に、心の微妙な琴線をいい具合に刺激してくれる名作が多いですよね。
この作品は、ほんの少し、歯車が掛け違っていたらこうなっていたかもしれない『シーズン6』という感じで、読んでいる最中にもどんどん想像を刺激してくれる、私にとっては非常にツボな作品です。
シーズン7、Sammyさんが正当な活躍をしてくれることを切に願います!
(fleshfletterさんとかに、脚本に参加して欲しいくらい…)
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