追記: 日記を開いた時は、7月31日だったのに、投稿したら日付が変わっておりました…、と、一言だけ言い訳。
放送が始まったばかりの頃、「これかなり面白いかも…」という呟きを耳にして、一瞬かなり興味を惹かれたものの、その後、私がフラフラしている範囲では、「嵌ってる!」という話を聞かなくなってしまったこともあって、観賞をずっと保留しつづけていた
「V: Visitors」(2009年リメイク版) を
昨今の都市伝説熱の復活も手伝って、この週末から、見始めてしまいました。
なんて言ってると、また横道に逸れてしまうので!
長い夏のHiatusの間に頑張る!とか言いつつ、またもやエピソード考察、中断?…っていうか、挫折?という疑念を抱いておられる方もいらっしゃると思います。
ご明察!
なぁーんてことを言わずに、なんとか、なんとかSammyとCasの考察だけでもキリをつけたい…。
ということで、また同じような理屈の繰り返しな上、すっごく中途半端になっちゃうと思うけど…、一応、7月中に一度は続きを投稿したい、と、少し前の日記で口にした経緯もありますので、
ここ2ヶ月くらいの間、書き始めては行き詰まり…を何度も繰り返していた、考察の続き、一旦投稿してしまうことにします。
以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
もういい加減、Sammy と Cas に関しての考察は、完了させたい…。
それは本心から切に思っているんです。
どーぅも Casに対する思い入れが、元から薄いこともあって、考察を書き始めると、Samの意見ばっかり何度も同じようなことを繰り返してしまうハメになりがちです。
さて、どこまで進めたのでしたっけ。
男を一発で虜にするDeanさんの汲めども尽きない母性本能についてだったかな。
(ちょっとその辺りのコツっていうか、秘訣について教えを請いたいくらいです…)
☆
ということで、
【SammyとCas】についての考察の途中ではありますが、
Deanの母性本能からの流れで、どうしても避けては通れない、
【SammyとBen】について、少しだけ触れてみたいと思います。
ディーンのタネではない、と、これまでのシーズンの中でも繰り返し繰り返し念を押すような台詞が出てくるが故に、却って「そこまで否定するってことは、やっぱりそうなのかしら…」という疑念がどうしても浮かんでしまうし、
Dean と並んで立つ姿を見ると、
「うーん、まるでディーンのミニチュア版!超可愛い!」
という気持ちが湧き上がってくるのを抑えきれないBen君。
(どうにかして、この Ben 君と、可愛いちびサムこと Colin Ford 君が一緒に画面に出るようなエピソードを作ってくれないかなー…、サムが何かの呪いとかなんとかでちっちゃくなっちゃうとか…。この二人が揃ったら、すっごく可愛いと思うんだけど!)
シリーズがスタートして以来、Winchester兄弟に関わる女性たちというのは、
(Fangirlsからの無言…-有言の場合も多いか-の圧力もあって…)
「あ、はい、ではこの辺で、お疲れ様でした!」
と肩を叩かれ、あっさりと退場することになりがちなのですが、
Lisaに関しては、「Ben」の存在によって、退場のタイミングをかなり遅らせる結果になった気がしています。
(というより、何度退場しても、またひょいっと復活するというか…)
天国や地獄や煉獄に関するプロットが時間を取りすぎる関係上もあって、
Ben がどうしてあそこまで、Dean に心を開き、懐くことになったのかについて、ちょっとした Lisa の台詞と、ほんの数分の台詞のない回想シーンでの描写などで想像するしかないというのは、
私個人的には、少々不満足という印象も拭い去れないところ。
美人ハツラツなヨガインストラクターである(そんな設定覚えてるの私だけ…?)Lisaママに女手一つで育てられてきたBenとしては、
物心ついてから Dean に出会うまでの間(今調べたらシーズン3の初登場の時って、8歳だったのね)に、きっとかなりの数のママのボーイフレンドと対面したり、時には一緒に住んだりもしてきているだろうと思うのに、
Dean の何がそんなに特別だったのか…と考えると、
それはやっぱり、Deanの母性本能だったのかも…、とも思うのです。
でも母性本能なら、Ben は、生みの母である Lisa から注がれ慣れてるはず?
Lisa には、その時々でボーイフレンドはいたのかもしれないけれども、Ben の父親といえるような存在は、少なくともシーズン3でDeanと再会した時点では、存在していなかったわけですよね?
となると、Lisa としては、自分と Be nの生活を確保して生きていくために、ある意味では父親的な立場でいなければならない局面も多かったはずだと思うのです。
対する Dean はと言えば、
若干4歳の時、ママが突然、パパと Dean の人生からいなくなってしまった後、しばらくの間、言葉をなくしてしまうほどのショックを受けながらも、
ママが、唯一遺していってくれた大切な宝物である赤ちゃんの Sammy が、
夜の間に、誰かに、どこかに、連れていかれてしまうようなことがないように、
毎晩、Sammyのベビーベッドに潜り込んで、赤ちゃんのSammyを抱きしめて眠っていたDean。
(今となってはもはや懐かしい、「父ちゃんの日記」参照ください)
Dean の母性本能というのは、そんなところからスタートしています。
その後ちょっと成長してからは、父ちゃんを支えつつ、ほぼ専業主婦と同等な立場で、一家を切り盛りしつつ、Samの子育てをしてきたわけで、
ヘタをしたらお母さん的役割という意味では、そのキャリア(Sammyの子育て18年)も濃さも完全にLisaを上回ってしまっているのでは…という実力者。
Deanが「面倒をみてあげたい!」と思う対象を愛するやり方は、その辺の普通の男性とは根本的に違うと言えるのかもしれません。
そんな Dean に生後6ヶ月から育てられた Sammy さんという人が、兄ちゃんに対してどれほどの執着心&粘着度を持つようになったか、もしくは想像を超える底知れない愛を抱くようになったかを見ると、
シーズン6、ルシファと共に地獄へ堕ちていったSamを取り戻すことを表面あきらめて、普通の生活を送ってみることにした Dean から、これまで Sam だけがほぼ独占状態(たまには父ちゃんも…)で注いでもらっていた
Dean特製 『母性たっぷりの愛情』 をほぼ一年間の間、一身に受け止めることになったBenは…、
もうこの先絶対Deanから受ける愛情を手放したくない!と思ってしまっても無理はないところ。
この日記では何度も書いてきたことですが、この Ben という存在に対しては、初対面の頃からSammyさんはライバル心をむき出しにしてきています。
シーズン3での Ben君初登場回のすぐ次のエピソードでは、SPN界の究極の伝説的シーンの一つともなった
『I lost my shoe...』 + フルパワーの Puppy dog face を
兄ちゃんに向けて投下するという、手加減なしの荒業を繰り出して、可愛い Ben 君に一瞬揺さぶられてしまった兄ちゃんの心をぎゅっと掴みなおしていました。
そして、(魂を持っていたSam自身が招いたこととはいえ)シーズン6が幕を開けてみると、Lisa & Ben 母子との生活に落ち着いてしまった兄ちゃんを振り向かせ、自分の手に取り戻したい、
でも、魂が抜けているという事情もあり、超男臭くなってしまっていて、
いかんせん、「母性本能をくすぐる可愛さ」 という意味では、とても Ben 君に太刀打ちできないと見て取ると、
狩りの調査の途中で拾ったシェイプシフターの赤ちゃんで、Dean を魅了するという、
これはもう完璧に反則技というしかない手段を使うことさえためらいません。
その後も、
「ママが三回目のデートにでかけちゃうっ!」
なんて、もうっ、母性本能を超~くすぐられずにはいられない理由をつけて Deanを呼び出す Ben に対しては、
Samは、
「兄ちゃん、行ってこいよ。
俺は、Death おじさんが、いつ壊れちゃうかわからない、すっごく危うい心の壁を作ってくれて、思い出したら、死んじゃうかもしれない地獄の記憶を閉じ込めてくれたから心配ないし。
ちょっとした刺激で、その壁って崩れそうになったりもするけどさ。
マネキンにとり憑いた幽霊くらい一人で退治できるから。
うん、そりゃあ、兄ちゃんがダメっ!って言ってるのに、わざと心の壁をひっかいて、一瞬ブラックアウトしたりもしてるけど、兄ちゃんが Ben の話を聞いてやるくらいの間は、俺一人でも大丈夫だからさ!」
と、絶対に兄ちゃんが戻ってこないではいられない保険をかけてから、兄ちゃんを送り出すなど、
Sammy vs. Ben の攻防は、容赦ない激しさで続いていきます。
この二人の勝負の決着がどうなったかについては、シーズン6のこの先のエピソードで一応あきらかになってはいますけれども、
私個人的には、まだ、本当に勝負がついたとは思っていません。
Ben 君が、再び Samの前にライバルとして姿を現す日も、可能性という意味では消えてはいないと思っています。
ちょこっとだけ、と言いつつ、やっぱり長くなってしまいました。
***
体力も尽きてきたので、やっぱり Sammy vs. Cas の考察はまったく進まなかったけれども、
今回は、ここまでということにします。
次回はいよいよ、このテーマでの考察の最終回。(に、絶対なるはず!)
Dean が、
(下等生物)人間の言葉&感情の汲み取りが不自由な天使のCastiel
そして
やはり、人間の繊細な心の襞の奥のことなんか、絶対に理解できない魂の抜けたSam
に、なぜああも母性本能を掻きたてられてしまうのかについて、とにかく、できるだけ短く、考察を加えて、幕を引くことにしたいと思っております。
2011年8月1日月曜日
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2 件のコメント:
藤ようさん、こんばんは(^◇^)。
考察の続き待ってました。
私としてはまだまだ続いてもらった方がうれしいのですが・・・(笑)。
それにしてもDeanママを取り合うサムとベンの考察は面白いです。
ベンがあれほどDeanに懐いてたのは、リサより深いDeanの母性ゆえとは、なるほど・・でした。
なんたってサムさんをりっぱに育て上げたキャリアの持ち主ですものね。
(あっ 母乳のこと思い出しちゃった・笑)
そしてSamさんはDeanをあっさりベンの元に返したなと思ったら、壁の件でしっかり保険・・そうだったのか(笑)。
そこへ人間のことをお勉強中のキャスが絡むとさらにややこしくなって楽しそうですね。
いやさすがです。深いとこまで読んでますね。
続きをもっと読みたいです。
よろしくです(*´∇`)ノ
orukaさん
何度も何度も同じことばっかり繰り返して、いつまでも堂々巡りしているような私の考察を見捨てず、というか、諦めず、というか、呆れずにお付き合いいただいてありがとうございます。
サムとベンの考察、もう完全に私のこじつけではあるのですが、目線をある一点に据えて、小さなポイントを積み上げていくと、なんとなく辻褄があってくるような気がするのが不思議ですよね。
SammyとCasについて考察する、なんて言いつつ、なかなか本題に入れませんが…、次回こそ完結したい!と希望だけは持っています。
シーズン7が始まる前に、出来れば15話以降のエピソードについても、少しくらいは考察を入れたい…。
今後も気長にお付き合いいただければ嬉しいです。
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