『上海』、なんだか気乗りがしなくて、ずっと延ばし延ばしにしていましたけれども、
やっとこさ鑑賞しました。
感想は、思ったよりは楽しめた!という感じ。
もちろん太平洋戦争の開戦を目前にした時代の上海を舞台にした映画を米中合作で制作したものであるわけですから、
日本の扱いは推して知るべし、
ではありますが、
やっぱり動いているJDM!いいですぅ~~~~。素敵です。
開始十分であんなことになってしまった瞬間には、果たしてこの先、鑑賞を続けていけるものか…と不安になりましたが、
(またもや、ほとんど何も下調べをせずに鑑賞に望んだこともあり、各国えり抜きのビックネームな俳優さん&女優さんたちの中にあって、JDMはほんのちょい役だろうと覚悟していましたから…)
ところがところが!
JDM ったら、ある意味ではストーリーのキーになると言っても過言ではないくらいに、思いのほか重要な役柄だったことが次第に明らかになっていって、正直、驚かされました。
しかも…、主人公である(ジョン・キューザック演じる)ポールが、阿片窟にて、「こういう男を見かけなかったか?」と、
JDM 演じるコナーのことを尋ねる際、
「Tall, good-looking, dark hair…」 なんて!
またまた、私のツボをつく台詞を投下してくれてっ!!(笑)
JDM、さすが、Winchester (イケメン)兄弟の遺伝のルーツとなる John Winchester を演じただけのことはありますね!
とはいうものの…、JDMって、あきらかな熊さん系だし、一般的な女子の好みに照らして、厳密には「イケメン」とは評されないのじゃないか…、と、常々うっすらと思っている私なのですが、
(私にとっては、最高の「イケメン」だし、「セクシーガイ」なんだけどっ!)
ふと思い返せば、
Supernaturalでも、
グレイズアナトミーでも、
「P.S. アイラヴユー」でも、
「The Accidental Husband」でも、
つい先日観た「Resident」でも…、
共演者の台詞のどこかに、「Gook-looking」とか、「Cute」とか、「Handsome」とか、JDMの容姿を褒める台詞が盛り込まれていた記憶があります。
ドラマや映画の脚本担当のスタッフの中には、必ず、私と同じ好みの人間が一人は交じっているということなのか、
はたまた、「Tall, dark, handsome」 という三種の神器とも言えるキーワードで、俳優リストを検索すると、お手ごろ価格の候補者として、Jeffrey Dean Morgan の名前が出てくることになっているということなのか、
とにかくJDMが、「Good-looking」であるというのは、世界共通認識になってると言っていいわけね?
トータルしても、数分…だったかもしれないけど、「上海」でのJDMの演技満喫できました。
***
でも、日本人の女優さんとして抜擢されたのが、菊地凛子だったのは…、
うーん、演技派なんだろうけど…、アヘン中毒の発作の演技も大した熱演だったし、(彼女の)最後のシーンなんかは、さすがに引き込まれるものを感じたりもしたけれども、
ハリウッドの白人目線で 「東洋人(日本人)女性」 を配役すると、ああいう感じの人が適役だ、ということにどうしてもなっちゃうんですね。
JDM、渡辺謙、と二人のイケメン男性を瞬時にトリコにしてしまった女性なわけだから…、
もうちょっと、はっとするような、儚げで、かつ妖艶な雰囲気を持つ美人を配役して欲しかった…。
(今の日本の芸能界に、いないの?そういう人?)
***
さらに、この「上海」という映画で、得した気分を味わったのは、私のお気に入りおじさん俳優の一人である
(もう出演作品を追いかけて鑑賞することはなくなってしまったけれども)
David Morse
が、これまたなかなかいい役柄で出ていたこと。
彼って、確実に名脇役としての地位を固めていますね。
***
「上海」あきらめずに鑑賞してよかったです。
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