あっという間に、夏のHiatusも終わりになりそうですが、相変わらずの長編Slash読み(なかなか、これ!という当たりにめぐり合いません…)に並行して、ずーっと観るのを保留していた海外ドラマの続きを観たりと、なかなか忙しくしていました、
【海外ドラマ】
『V』
消耗しながらも鑑賞を続け、シーズン1を制覇して、シーズン2に入ったところ。
都市伝説系、陰謀告発系のサイトでは、このドラマには「洗脳」の仕掛けがされている…、なんていう物騒な言葉が出てきたりもしていますが、ニブチンの私には、その辺りの秘められたメッセージまではわかりません。
特に洗脳…もされていないと思うけど。
でも、Anna の Bliss とか…、見ようによっては、解釈によっては、うーん、色々妄想が膨らむことは確かです。
シーズン2に入ってからは特に、プロットの一番大きな根底として 「魂(Soul)」 というものの存在に焦点が当てられてきていて、Supernatural のここ最近のシリーズのプロットと妙に絡む印象もあり…、
うーん、やっぱりハリウッドは、人類に向けて、何か「隠れた」メッセージを伝えようとしているのでしょうか。
それも、「魂(Soul)」絡みで?
(妄想系の都市伝説を漁っている間に、日月…だとか、ホツマ…だとか、ある意味で神道系のルーツとも言えるような文書も読み漁っていたため、「魂(Soul)」という正体不明の不思議なエネルギー体については色々と考えさせられます。
この辺りを突き詰めて考えるためにも、まじで、別のブログ立ち上げるべきなんだろうか…。)
そうそう!このドラマには、SPNの肝っ玉叔母さんエレンこと、Samantha Ferris が、謎めいたInformant(情報屋とでもいうか…)として時々登場していますよね。
さらに!
X-Files Slashで、モルダー/スキナーのカップリングを凌ぐ人気のキャラクターだった
クライチェックこと、Nicholas Lea が!!
画面にはあんまり出てこないけど、なかなか重要な役柄で登場していました。
(どーでもいいことなんだけど、Supernaturalのディーンのミニチュア版みたいなBen君を演じる Nicholas Elia 君の名前がクレジットで画面に出るたび、一瞬、「んっ?! クライチェックもゲスト出演?」と脊髄反射的に何度も反応してしまう私です)
クライチェックっていえば、(上半身裸の)スキナーさんのマンションのベランダに手錠でつながれて一晩監禁される…っていう、もうっ完っ全に、Slash Fangirls に画面の前で悲鳴を挙げさせることを意図したとしか思えないシーンもあったりしましたっけ、
もちろん、モルダーとのキスシーンは永遠の伝説だし…、
あーそろそろX-Filesをまた頭からおさらいしたくなってきた…。
***
その他、卒業する踏ん切りもつかないまま、鑑賞を一時中断していた作品がいくつかあり、それらを(一応次のシーズンが再開してしまうまえに)まとめて鑑賞を終わらせました。
『Chuck』シーズン4
主人公のChuckが、ダメダメなオタク青年であることがとにかく可愛くて、Chuck の情けなさ、普通のヘタレな青年ぶりを応援しつつ追いかけてきたこのドラマも、
その Chuck が、すっかり大人で立派なスパイに成長してしまったこともあって、シーズン4の後半、なんとなく鑑賞がストップしていました。
でも観てみると…、やっぱり楽しいドラマなんですよねー。
鑑賞を保留していた、「Chuck」シーズン4の後半には、Supernaturalの初期シーズン、英国アクセントの女泥棒 Bela として活躍していた、Loren Cohan がとても重要な役で参加していました。
SPNの時より、気持ちぽっちゃりしたような印象も受けたけど…、八頭身どころか九頭身じゃない?っていう、スーパーモデルみたいなスタイルのサラや、エリーと並ぶからそう見えただけかも。
単独でみる Loren は、すごくスタイルいいし、相変わらずのくっきり顔の美人さんです。
次の5シーズンで、Chuckは最終シーズンを迎えてしまうことになるので、とりあえずは、なんとか新しいシーズンもくじけずに追いかけてみたいと思います。
とんでもない Cliffhanger が投下されていることでもあるし…。
☆
『Sons of Anarchy』 シーズン3
あまりに重く、残酷な展開に、先を見るのが怖くて、シーズン最終の2話の鑑賞をずーーーーっと保留していました。
でも観てみると、やっぱりこのドラマってホント!クールでかっこいいんですよね!
Jax の赤ちゃんがやっと無事に戻ってきたし、
シーズン2の終わり頃から、もうどうにもならないんじゃないか…と思わされた、息詰まるような、SOAチームを苦しめる状況も、一挙に解決した!と思ったら、
またもやSOAチーム全体を揺るがすような、Jax の父親を巡る暗い秘密が明らかになりそうで、
やっぱり次シーズンも目が離せそうにありません。
(私が、勝手に死んだと思い込んでいた、Mitch Pileggi演じるDarbyも生きてて、たぶん次のシーズンにも登場するのだと思うし…)
☆
『Glee』 シーズン2
こちらも最終の2話(1.5話かな)、鑑賞を保留していました。
現地アメリカでの「Gleek」たちの熱狂的な盛り上がりをよそに、やはり私としては、年齢…が障害になっているということなのか(青春って、もう遥か昔のことになってしまいました…)、
観ていて、まあ、面白いドラマだとは思うものの、どうもそれほどは嵌りません。
でもたぶん、次のシーズンも追いかけていくことになりそう。
☆
そして、現在進行形で追いかけている唯一のドラマが、何度も書いてますけども…、
『Leverage』 シーズン4
確か今シーズン二つのエピソードに出演すると言っていたような気がする、Mitch Pileggi が、この後出てくるのか…も気になるし、
Leverage チームが、それぞれに抱えているトラウマのようなものを徐々に、徐々に克服したり、小さく消し去っていきながら、ますますほのぼのと家族らしい感じになっていくのは、本当に観ていて微笑ましくて楽しいです。
シーズン4も折り返し地点を越えた、第8話にもなると、
Nate パパと Sophie ママの微妙な関係が、ついに子供たち(Parker、Hardison、Eliot)にバレちゃったり、
赤ちゃんだとばかり思っていた Parker もこの頃では目に見えて成長して(とはいえ、まだチョコレートでハイになったりしてるけど…)、Hardison とのほのかな恋の芽生えのようなものの気配も感じられるように、
とにかくただの暴れん坊だった Eliot も、かなり落ち着いて、よその小さな女の子のベビーシッターができるくらい、すっかりお兄ちゃんぽくなってきました。
ややこしくて難しい詐欺の手口のプロットを追いかけるのに消耗して、そろそろ卒業かな…と毎度思うものの、Leverage チームの家族ドラマがあまりに可愛くて、なかなか卒業に踏み切れないのです。
【映画】
やーっと 『上海』 が日本で公開始まりましたよね。
JDM が動いている姿は見たい!
でも、映画自体にどーーーーうも魅力を感じられなくて、まだ鑑賞をためらっております。
でも近々観ると思います。
少し前の日記で観る予定と宣言していた、
『かぞくはじめました』(原題:Life as we know it)
観ました。
久々に観たロマンティックコメディでしたが、なかなか面白かったです。
どっぷり感情移入して楽しめたか…、というと、うーん、というところもありますが、
私の脳内ではもちろん、
キャサリン・ハイグル演じるホリーは、某Jensenさんに変換され、
ジョシュ・デュアメル演じるエリックは、某Jaredさんに変換されていた
ことは間違いありませんので、そういう意味では、とても楽しめました。
ジョシュ・デュアメルってそんなに大きいイメージなかったけれども、キャサリン・ハイグルと並んであのくらいの身長差があるということは、結構大きいのかな?と、ちょっとどうでもいい新鮮な発見もありました。
でもジョシュのプロフィールを漁る気持ちにはなれない…。
【本】
枕元に、ずーーーっと積んだままにしてあった、
『そのうち読みますから』文庫の中から、
『Tabula Rasa』 by Tory Temple
をついに読み終えました。
カウボーイが主人公のゲイ・ロマンス小説です…。
この Tory Temple という作家さんの作品については、過去に、F1レーサーとか、消防士さんとかが主人公の作品をいくつか読んだことがあって、その流れでまとめ買いしてあったのですが、
(過去に Tory Temple 作品の感想を書いたことがあったかな?)
私の好みとしては、超「攻」で頑張って欲しい感じの、超体格のいいイケメンカウボーイである主人公Teagan なのに…、
初っ端の冒頭近くから超「受」っぽいシーンが満載されていたりして、一気に気持ちが萎えてしまい、数ヶ月…、いやもう年単位?で、読みかけのまま積んだままにしてあったのですけれども、
「いつまで積んでおいてもしょうがない!」
と思い立ち、
相変わらずの主人公の受けなシーンを微妙に流し読みしながら読み進めてみると、
さすが人気作家のTory Temple、一筋縄ではいかない、かなり意表を突かれる展開が仕込んであって、後半はほぼ一気に読み終えてしまいました。
(不思議なもので、後半は受けも、リバーシブルも気になりませんでした)
ネタバレ覚悟のあらすじを書いてしまうと:
(以下、まじでネタバレですので、これからこの本を読もうと思う方は以下ご注意ください。)
私は、アメリカでのカウボーイ(単なる牛飼いではなく、競技の大会に出たりするプロとでもいうか)文化というもの自体を、ちゃんと正確には把握していませんので、以下の解釈には間違いが含まれる可能性もあります。その点は前もってご了承願います。
父親が亡くなった後、武者修行に出かけていたメキシコから戻りRanch(牧場)の経営を引き継いだTeagan。
Ranch 経営のための資金繰りは、カウボーイの競技大会(ロデオのようにカウボーイが牛を乗りこなすのではなく、馬に乗った状態で、投げ縄で牛を動けなくしたりするみたい)の賞金に頼っているというのに、今年はシーズン直前に投げ縄のパートナーが骨折してしまうという悲運に見舞われてしまいます。
ある日地元の酒場で、Cash という金髪イケメンのカウボーイに出会ったTeagan は、直感で、こいつを新しいパートナーにできないか、と思うものの、
ちょうど Teagan がメキシコにいた頃、Cash はかなり暴れまわっていたらしく、さらには、Teaganの父親の後妻である Lori とも大昔になにやら確執があった模様で、周囲の皆はいい顔をしません。
でも Ranch の資金繰りも限界に来ていることもあり、ダメもとで打診してみると、Cash は思いがけずOKの返事。
喧嘩っ早くて、扱いづらい Cash と、なんとか適度な距離感を計って順調にいい成績を維持し、なかなかに満足のいく額の賞金を手にすることができたTeagan。
ところがシーズンも終盤を迎えたある日、Cash が事故に遭い、部分的にではありますが、記憶を失ってしまうのです。
この記憶を失ってしまったCashが、なんだか妙に可愛いのです!
記憶をなくす前のちょっとしたことがきっかけになった喧嘩のため、シーズンの後半、競技の時以外は、絶交状態だったTeagan と Cash なのに、
病院で意識を取り戻したCashは、自分の家族のことすら忘れていて、覚えているのは、シーズンの初め Teagan から声をかけられて、新しいパートナーになるため二人で練習を始めたばかりの頃のことだけ。
そんなCashを一人放り出すわけにもいかず、Teaganは、とりあえずある程度の記憶が回復するまでということで、Cash を自分の Ranch に連れ帰るわけです。
物語の展開上、そういつまでもは続かないだろうと薄々覚悟しつつも、まるで別人のように可愛く素直になってしまった Cash との、ほのぼのとした生活が、
ほのぼのラブコメ好きな私としては、ツボなんですよねー。
もちろん、物語は最後にもう一波乱ありまして、エンドマークとなるわけですけれども、
読み始めの印象からは予想外に、楽しく読み終えたお話でした。
この勢いで、読みかけのまま積んであるゲイ・ロマンス小説の山をもう少し低くしたい…。
0 件のコメント:
コメントを投稿