2010年11月19日金曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 Dean!

あっという間に、一週間は過ぎ去っていくので…ときどき恐ろしくなります。

なんとかシーズン6考察の続きです。








以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。















『真実の女神』のまん前で、平然と嘘をついたサムを目撃するにいたって、ついに、

「絶対にこの人おかしい、私の愛する夫のフリして、モーテルの一緒の部屋に泊まったりしてるけど…、誰なの?この男…、もうっ、キモいっっ!!!」

という感情が爆発したのか、不気味な見知らぬ男に変貌してしまったサムをとりあえず気が済むまでグーで殴りつけて、眠ってもらい、

たんこぶのできたサムを椅子に縛りつけた上で、

夫サムの浮気で悩んでる時に色々と憂さ晴らしに付き合ってもらったりしていた、はぐれ天使Castielさんを呼び出し、

ちょっと前、お兄ちゃんの仇の悪徳警官たちをやっつけるため、地上で例えれば核兵器に匹敵するとも言われている天国の強力兵器の一つである、モーゼおじさんの武器を自分の魂と引き換えに、ちょっぴり切り売りしてもらっちゃった少年Aaron君を診断した時みたいに

魂に変な署名が書き込まれたりしていないか、ささっと診断してもらうことにしてみたディーン。
(なんでこの方法をもっと早くに思いつかなかったのでしょうね!)

すると、地獄から戻って以来、全く一睡もしていないというとんでもない異常を別にすれば(そしてまあ、たんこぶができているし、鼻も折れている感じがするとのことだけれども…)、身体的には全くの健康体、ということがわかったものの、

肝心のサムのSoul(魂)は、どこかに行っちゃってる、という事実も判明してしまいました。

Casの予想としては、サムの魂はまだ地獄のCageの中、Michael & Luciferと一緒に捕らわれているのではないか、ということ。

「じゃ、引っ張り出してちょうだいよ。あたしのことだって引っ張り出したでしょ」

「君を救出するのにも複数の天使の手を必要としたのだし、しかも君は、それほど厳重に警護されていたわけでもない。サムの魂は、ルシファを閉じ込めている牢獄の中にある。そこには違いがある、大きな違いだ」

なんていう話をしている、妻と間男の会話にうんざりして、

「ねえ、魂がなくったって、僕は僕だよ。僕、(兄ちゃんをいやらしいゲイの中年ヴァンパイアに売り飛ばそうとしたりして)悪かったって、ちゃんと反省してる。だからお兄ちゃん、縄をほどいてったら」

と、たぶんサムの脳みそのハードディスクに残っている記憶に基づいて、兄ちゃんがいつだってイチコロで参ってきた、究極の Puppy Dog 顔で甘えた声を出してみるものの、その中身が愛する夫(弟)ではないことがはっきりとわかってしまった妻(兄)ディーンには全く通用せず、

「No way in hell.」 と、ぷいっとソッポを向かれてしまいます。

すると、「こんな風にはしたくなかったんだけど」と、ため息を一つつき、それはもうめちゃくちゃ頑丈に縛りあげてあったはずのぶっとい縄をあっさりとはずして、椅子から立ち上がったサム。

((笑)!私やっぱり、魂がなくなったり、悪魔の血でハイになったりして、兄ちゃんの理解を超える力をあっさり出すサムを見るの大好き! なんか、こういう時のサムってぞくぞくするくらい素敵です。そんなサムを目にしたディーンの顔がまた!いいですよね)

「俺を閉じ込めておくのは無理だ。ってことは、君は、この魂のない男から離れられないってことなんだから、あきらめて俺と一緒に行動してくれ。一緒に俺の魂をとりもどそう」

と、魂はないけど、やっぱりハンサムで逞しくて素敵なサムに、ディーンはうっかり言いくるめられてしまうことになるのでした。

そして、サムと一緒にこの世に連れ戻された、サミュエルおじいちゃん(←Casの診断の結果、魂は無事)の懐に入って、じいちゃんグループの内側からなんとか秘密を探り出せないかを試してみることにしたディーンとサム。

大勢のハンターを集めての大掛かりなAlphaヴァンパイア狩りに際しても、Deanは(マタマタイトコ?の)Gwenと一緒に、じいちゃんから、今は亡き娘とオーバーラップされて、「ここ(=危なくないところ)で待ってなさい」と、完全に女の子扱いされたりしつつも(ディーンは「俺を信用してないからだ」って言ってるけど、サムじいちゃんは絶対にディーンをMaryママと、さらにひょっとしたらDeannaおばあちゃんとも重ねて見てますよね)、こっそり嗅ぎまわり

じいちゃんが、とにかく色々なモンスターの一番目の大元、つまりAlphaを生け捕りにすることにこだわっていること、そしてその Alpha たちからなんらかの秘密の情報を引き出そうとしていることを探り出します。

そして、じいちゃんが Alpha たちから引き出そうとしている、その秘密の情報とは、モンスターたちが死んだ後に行く場所、HeavenでもHellでもない、

Purgatory(煉獄)

という場所の在り処だったのでした。

で、そもそもじいちゃんがなぜそんなことをしているのかといえば、

なんと、かつてのCrossroad部の部長職から、いまや自称「King of Hell」にまで昇格したらしい悪魔のCrowleyから、先祖代々の知恵+じいちゃん自身の長年の経験に基づいたハンターの腕を見込まれ、リクルートされたというのでした。

(じいちゃんが、何と引き換えに、Crowleyからの仕事の依頼を引き受けることに決めたのか、それはまだ明らかになっていませんが、どうもじいちゃんが悪者でなかったことだけははっきりしたようで、私個人的にはほっとしています)

そして、Crowleyが、Purgatoryを探す理由は、

地獄のやり手な不動産経営者として、事業拡大に余念がないCrowley社長としては、Purgatoryは、とんでもなく広い上に、いまのところ完全なる遊休不動産状態で、(正確な所在地はまだ不明であるにしても)地獄にも隣接してる、ってことで、つまり立地条件が最高

だから、なのだとか。

(でも、そのPurgatoryを手に入れてどうする?っていうディーンの質問にまでは、「それは従業員は知らなくていいこと」と回答拒否されてましたよね)

で、今や地獄の王様となったCrowleyなら、指をパチンと鳴らすだけで、サムの魂を地獄から引っ張り出すことができる、

(うーん、悪魔は、特に Crowley は嘘をつくことで有名ですけど…)

だから、愛しいサムの魂を返して欲しかったら、Crowley社長の言うことをきいて、モンスターのAlphaを捕まえてどんどん連れてきなさい。

すると、1+1=2的な考えで、「Alphaを狩ってくれば、魂を返してもらえる」ってことだろ、と、あっさりCrowleyの言いなりに仕事を引き受けることにしてしまうサム。

そんなサムにいらついて、あれこれぐずってみたものの、不気味な「Soulless Guy」とこの先いつまでも一緒にいることになるのもイヤッ!ってことで、結局、ディーンもAlpha狩りの仕事をいやいや引き受けることにしてしまうのでした。



***



さて、Crowley社長の指示により、魂の抜かれたサムと一緒に取り組まされることになった仕事の一本目は、

「Werewolf?なのかな?」事件

満月でもないのになんらかの動物によって心臓を食いちぎられるという死亡事件が発生したというのです。

とはいえ、モンスターたちが揃っておかしな行動をとるようになった今どきは、ディーンが現役で狩りをしていた2009年度までとは違い、サム自身もサミュエルじいちゃんと一緒に半月の時にWerewolf狩りをしたよ、と証言。

ところが、蓋を開けてみると、今回兄弟が相手にするのは、基本的にWerewolfのイトコくらいの存在となるらしい、

Skinwalker というモンスターだったのでした。

一噛みされて Skinwalker に感染すると、そもそもが本家の Werewolf みたいに「満月の夜だけ」なんて固いことは言わず、いつでもどこでも好きな時に、可愛いワンコに変身できるようになる、という、お手軽なモンスターなのだとのこと。

そして今回の事件の真相としては、

今回事件の起きた街中に派遣され、家庭のペットとして潜伏している何十匹ものSkinwakerたちは、(Alphaまではいかない?)Pack Leader(群れのリーダー)から、指示が行くまでペットのワンコとしておとなしく暮らしていること! と命令されていたのに、

家族として暮らしているシングルママと幼い息子にすっかり情が移ってしまったLuchyというSkinwaker ワンコが、家族を守るため、家族に害を及ぼす人間を次々と殺してしまっていた、

ということだったのでした。

本当に、Luckyもワンコの姿は(SammyのPuppy Dog Faceと一緒で…)演技も超上手だし、すっごく可愛いんだけど!

ペットとして受け入れ、家族の一員として愛情を持って接してきたワンコが、元ホームレスの薄汚い中年男だった、

そして、そんな中年男が化けたワンコに、毎日顔中を嘗め回されたり、シャワーを覗かれたりしていた…なんて思うと、

やだー!!気持ち悪い~っ としか、言いようがありません。

とりあえずは、この街のSkinwalkerを束ねる Pack Leaderを筆頭に、幹部Skinwakerワンコたちを一掃して、この街の事件を終息に導いたディーンとサムではありましたが、

得体の知れない男が、可愛いワンコの皮を被って、愛する家族の一員として一つ屋根の下に暮らしていた、という、ぞっとするような体験をしたシングルママに、痛く共感を覚えてしまったディーン。

脳みそに刻まれた記憶に基づいて、一応サムっぽい行動をしてはいるけれども、今現在ディーンと一緒に行動して、モーテルの部屋でも、狩りの仕事の時も常に一緒にいる、頑丈な縄もあっさりほどいてしまったりする、怪力の大男は、

ディーンにとって、その実まさに得体の知れない不気味な男なわけです。

以下は、この第8話の冒頭で交わされた、ディーンとサムの会話:


Dean: I don't even know who you are. I just...I just need a second to adjust.
  私、あなたが何者かもわからないの。私ただ…、ただとにかく順応する時間が欲しいのよ。

Sam: Look...This is a crap situation. I get it. But, Dean, I am still me --same melon, same memories. I-I still like the same music. I still think about Suzie Heizer.
  なあ…、これって、くそみたいな状況だよな。それはわかる。でもな、ディーン、俺は依然として俺なんだ…おんなじ頭蓋骨におんなじ記憶が入ってる。俺はまだ同じ音楽が好きだし。まだスージー・ヘイザーのことを考えたりもするんだ。

Dean: Biology class Suzie Heizer?
  生物のクラスが一緒だったスージー・ヘイザー?

(ここであえて名前を挙げるくらいの強烈な記憶ってことは、サムが童貞を捨てた相手ってことだったりするんでしょうかね…)

Sam: Can you blame me? Look, I know you don't trust me. And I can't take back what I did. But I'm going to prove it to you. I'm still your brother.
  記憶なんだからしょうがないだろ?なあ、お前が俺を信用できないのは理解できる。それに、俺がやってしまったことは、もう撤回できない。だけど俺はこれからお前に証明していくつもりだ。俺はまだお前の夫(弟)なんだってな。


といった具合に、Soullessサムは「俺が弟であることは変わってないんだ」というフレーズを繰り返しディーンに言い聞かせるという手管を用いて、ディーンの妻としての本能からどうしても沸いてきてしまう拒絶反応をなんとか抑えようと努力するわけですが…、

この第8話のエピソードで、ベッドにうつ伏せで眠り込んでいるディーンの姿が出てきます。

私は、このディーンの寝顔を目にして、ふとシーズン1で同じような体勢で眠っていたディーンを思い出しました。

あの頃のディーンも、不眠症に悩み眠れないサムから、毎晩いやらしい目で色っぽい寝姿を思う存分観察されていたものでした。
(あーはいはい!私の妄想の中ではね!)

もちろん今回のディーンは、あの頃のように、ボクサーショーツ一枚のお尻を無防備にサムに晒したりはしていませんが、

現在ディーンが嫌でも毎日24時間くっついていなければならなくて、

寝姿をじっと観察されたり、

もちろん着替えを見られたり、

ひょっとしたら「歯磨きするから」とか言ってバスルームに一緒に入ってきて、シャワーを覗かれたりすらしているのかもしれないのは、

サムの記憶に基づいて、サムらしい行動をするという意識だけを持って生きているSoullessサムなわけです。

そんなSoullessサムが、自分が変わらずディーンの最愛の弟のサムであることの証明として、童貞を捨てた相手(ま、これも私の勝手な解釈ですけども!)の名前を引き合いに出すような男だとして、

生まれてこのかた、ずっと、母であり、兄であり、親友であり(最終的に、私の妄想の中では、かけがえのない伴侶ともなって)、とにかくサムのこれまでの生涯ずーっと、最高の執着の対象だったディーンは、サムの記憶の中ではどのように分類されていて、

現在、夜一睡もする必要のないサムは、ディーンの可愛い寝顔と、ジーンズに包まれているとはいえ、可愛いお尻の曲線を一晩中観察しながら、何を考えているのでしょう。

シーズン1の頃、深夜の通販番組を見ながら、すぐ脇で眠る美人の兄ちゃんに飛びかかりたい気持ちに負けないよう、必死に理性と戦っていたサム。

脳というハードディスクに焼きついた記憶に基づいて、自分なりに良かれと思うサムらしい行動をしている現在のサムは、夜眠る必要がない上に、プロのおねえさんもお金を要求し忘れるくらいの絶倫さんなわけで…、

果たしてそんな絶倫ターミネーターサムの理性は、きちんと機能しているのでしょうか。

前回のおさらいで触れた、「サムと一緒の車に乗りたくない!」というディーンに、ボビーおじさんが「今すぐ車に乗れ!」と無理強いした時にも、私はたぶん女としての本能からヒヤッとしたのですが、

今までずっとそうしてきたから、とはいえ、現在のところ中身は見知らぬ他人であるサムと、毎晩モーテルの同じ部屋に泊まることになってしまったディーンを見ていると、

夫でもない男と無理やり夫婦として暮らさなければならない、というような、どことなく倒錯的、とでもいうか、ディーンに対する貞操の心配のようなものを感じないわけにはいかない私なのです。

Skinwaker 事件の影響もあり、ディーンのそんな、Soulless サムのことを「気持ち悪い!」と本能的に拒絶する気持ちが抑えきれなくなってきているのをさすがに感じ取って、

第8話のラスト、サムはディーンをとにもかくにも引き止めるため、この際すっぱりと腹を割って話をすることにします。


Sam: So...I was thinking. You were right.
  俺、考えたんだけどさ。君が正しいよ。

Dean: About?
  なにが正しいの?

Sam: I'm not your brother. I'm not Sam.
  俺は君の夫(弟)じゃない。俺はサムじゃない。

Dean: Okay.
  わかったわ。

Sam: All that "blah, blah, blah," about being the old me? Crap. Like Lisa and Ben, right? I've been acting like I care about them. But I don't. I couldn't care less.
  昔の俺がどうとかって、べらべら話したあれ全部さ? たわごとだった。リサとかベンとかさ? 俺、あの二人のことを気に掛けてるようなふりしてたけど、全く気に掛けてなんかいなかった。俺、気に掛けるってことができないんだ。

(Old meだったとしても、リサとベンのことなんか気に掛けないんじゃないの?ともチラッと思っちゃいますけども)

Dean: Is this supposed to make me feel better?
  そんな話を聞いて、私の気持ちが楽になるとでも思ってるの?

Sam: You wanted the real me. This is it. I don't care about them. I don't even really care about you. Except that...I need your help. And you're clearly not gonna stick around for much longer unless I give it to you straight, so...I've done a lot worse than you know. I've killed innocent people in the line of duty. But I'm pretty sure it's not something the old me could've done. And maybe I should feel guilty. But I don't.
  君は本当の俺が何者なのかを知りたいって言った。これが俺だ。俺はリサたちのことなんか、なんとも思わない。君のことすら、本当の意味ではなんとも思ってないんだ。ただ…、俺には君の助けが必要だって以外はさ。そして、俺が君に正直に打ち明けない限り、君はこれ以上、俺のそばにいてはくれないだろうっていうのもはっきりしてる。それで…、俺、君が知っている以上に色々ひどいことをしてきた。狩りの流れで、罪もない人を殺したりもした。でもそれって、昔の俺には出来ないことだったろうってこともはっきり自覚してるんだ。そして、そのことで俺は罪悪感を感じるべきなんだろうってことも。でも俺は何も感じない。

Dean: Sam, get to the punch line.
  サム、単刀直入に言ってくれない?

Sam: Look I don't know if how I am is better or worse. It's different. You get the job done, and nothing really hurts. That's not the worst thing. But I've been thinking. I was that other Sam for a long time. And it was...It was kinda harder. But there are also things about it I remember that I...Let's just say I think I should probably go back to being him.
  なあ、今の俺が前よりいいのか、悪いのかわからない。前とは違うっていうだけなんだ。仕事をやり遂げるけど、何も傷つくことがない。それって、決して悪いことじゃない。でも俺、考えたんだ。俺は、もうずーっと長い間、別のサムだったわけだよな。そして、その今の俺じゃない方のサムでいることは、…ある意味辛いことだったんだ。でもそのサムとして、覚えている色々な記憶もある…、ってことで、俺、たぶん、彼に戻るべきなんだろうと思うってことが言いたいのさ。


Dean: That's very interesting. It's a step.
  それって、確かにとても興味の引かれる話よね。一歩前進ってことじゃない。

Sam: So?
  それで?


Dean: We do what we got to do. And we get my brother back.
  私たち、やることをやって。で、二人で、私の夫(弟)を取り戻すの。




上のサムの演説だけでは、どうして(狩りの腕前という意味では、足手まといにすらなりかねない)ディーンをそばにおいておきたいのか、強烈に辛い思いを味わったりすることになることがわかっていながらも「昔の俺」に戻りたいと思うことにしたのかが、はっきり伝わってきません。

基本的には、Soullessサムも上で言っているように、「昔の俺」の記憶が、「兄ちゃんを手放しちゃ駄目だ!」って強烈に主張してるってことなんだろうと思うのですが、

ルシファを抱えて地獄に落ちる前、「今度こそ俺を蘇らせようとなんかするなよ。リサを探して幸せな普通の暮らしをおくってくれ」と言い残した「昔の俺」の記憶に基づき、

一年間は、物陰からディーンの暮らしを覗くだけに留まっていたサムだったものの、

その「昔の俺」の記憶レジストリの中には、「兄ちゃんをそっとしておくこと」という記憶を上回る、「兄ちゃんにそばにいて欲しい」もしくは「兄ちゃんは、俺だけのものだ」という強い記憶があり、どうにもそれを無視するわけにはいかなくなってきて、

現在の空っぽサムとしては、なんで「兄ちゃん」にこんなに執着しなきゃならないのかもよくわからないまま、とりあえずそばに置いとかないと、という義務感にかられているということなのかもしれません。

とはいえ、CrowleyのPurgatory開発計画の全貌もまだ明らかになってはいないし、

魂が抜けた空っぽのサムは、モンスターからしてみると(Alphaヴァンパイア談)「獣」そのものになれる大変面白い素材のようだし、

なにかしらの意図があって、空っぽのサムという状況が作られているのだとすると、事態はこの先まだまだややこしいことになっていくのかもしれません。

その他、もちろんじいちゃんの事情とか、

Castielが抱える、天国の内戦問題のこともあるし、

今シーズンもやっぱりややこしいじゃないのさっ!!


***


シーズン5のおさらいもちょこっとずつ進めたいのですけど、

日記を書き始めると長くなってしまって…、なかなか思うように進みません。

2 件のコメント:

amber さんのコメント...

こんばんは、藤葉さん。考察いつも読んで、そうそうと膝を打ってます。
>得体の知れない男が、可愛いワンコの皮を被って~に共感するディーン→この分析は目からウロコでした。
この回はそういう二重構造でもあったんですね。
ディーンがサムに対してバックをまかせられるどころか、常に目が離せないわけがよく分かりました。
そして、
>「兄ちゃんを手放しちゃ駄目だ!」のサムも大!大!納得です。
もはや原始本能だけのサムのこれからの振る舞いに注目します。

今シーズンのややこしい謎にはなかなか悩まされてますので、藤葉さんの考察、次回もお待ちしてます。

藤よう さんのコメント...

amberさん

書き込みありがとうございます。

シーズン6開始前の触れ込みでは、ややこしい天国や地獄のプロットを卒業して、初期シーズンの頃のシンプルな「モンスター退治」のストーリーに回帰するとかっていう話だったのに…、マニア&オタクな脚本家が揃っているSPNは、やっぱりシリーズが進む毎にストーリーがどんどんややこしく入り組んでいってしまうのですね。

Skinwalkerをうっかり飼ってしまっていたシングルママに共感するディーン

原始本能だけに突き動かされて、兄ちゃんにくっついているサム

ここに納得!いただけたのは、嬉しいです。
独りであれこれ考察をこねくり回している間に、ちょっと深読みしすぎちゃってるかも…とちょっと不安になっていたので。

どんどんややこしくなるストーリーラインから振り落とされないためにも、この先もなるべく遅れずに、考察の続きを書いていければと思っています。