2010年11月1日月曜日

あれやこれや

Supernatural シーズン6、エピソードは6話目を迎えて、兄弟の関係はどんどん大変なことになっていっていますが、

そんな中、またもや新しいドラマに手をつけてしまいました…。

『Chuck』 です。

このドラマ、もうしばらく前から『面白い』という噂だけは聞いていて、これまでにも、鑑賞を始めることにしようか…、と、何度も誘惑されながらも、なーんとなく手を出せずにいたのですが、

つい最近、またもや、『面白い!』という話が無理やり小耳に入って来てしまって、今度こそ誘惑に打ち勝てず、(現地アメリカでは、既にシーズン4が始まっているところではありますけれども…)シーズン1に手をつけてしまいました。

このドラマ、噂どおり面白いですね!

数年前、とあるSlash小説に、OMC(outside male character)として、

「Chuckっていうドラマに出てくる、その主演のChuckに似ている…」

というキャラクターが出てきた際、

Chuckってどんな人? と、

ドラマのカバー写真とでもいうんでしょうか? 番宣写真とでもいうのか、そういう写真を探したことがあって、その時は、「Office」とちょっとごっちゃになって、勝手に「のん気なコメディドラマ」だと思い込み、

さらにまた、しばらく前(1年くらい?)には「超おもしろい(Slash的)映像見つけた!」ということで、Chuckが、ほぼ裸の男性と体をぴったり密着させて熱心にタンゴを踊っている、というVが紹介されているのを目撃し、

「なにこれ?」(笑)

と、強烈に興味を引かれたものの、それでも今ひとつ「見よう!」という、心の決め手が持てないまま、今日に至っていたわけなのですが、本当にふとしたきっかけで、

ここへ来て、うっかり見始めてみると…、ホント面白いです。

家電量販店のパソコン売り場で働いている「Geek」ではなく、「Nerd」と呼んで欲しいと主張する、どっちにしてもオタクであることは間違いない一人の青年Chuckが、

大学時代(←実は某Sam Winchesterさんも通っていた、Stanfordに通っていました)にちょっとした(いやかなりの)因縁のあった同級生から送られてきた電子メールをうっかり開いてしまったことにより、

国家の安全に直結するようなとんでもない最高機密データを一挙に頭の中にダウンロードされてしまう、というとんでもないことになってしまうわけです。

その事実をかぎつけた CIA と NSA (←まだ調べてないけど、これもスパイ組織?)は、Chuckの頭にダウンロードされた重要機密を引き出すため、および、スパイ組織にとっては何よりも貴重な情報を一身に(というか、脳みその中に)抱えてしまうことになったChuckを守るため、それぞれ最上級のエージェントをChuckの身近にUndercover(覆面捜査官)としてつけることに。

落ち着いて考えると、とにかく無理な設定だらけ!という感じもするのだけど、

オタクなパソコン売り場の店員という日常生活を続けつつ、否応なしにCIAやNSAなんていう物騒な組織が扱う、とんでもなく非日常的な事件に巻き込まれていってしまうChuckが!

とにかく人が良くて、シャイなオタクで、不器用で、家族&友人思いで、たまらなく可愛いのです。

そんなChuckを守るため、Chuckの職場の従業員になるという形でアンダーカバー任務につく、NSAのトップエージェント John Casey を演じているのが、

Adam Baldwin

という俳優さんなんですが、この人、

X-Filesで、無敵兵士なレプリカントとして(少なくとも、私には…)強烈な印象を残した、Knowle Rohrer を演じていた人なのです。

Casey、時に万引き少年を素手で殺しそうになったり、X-Files時代の無敵兵士の気配の名残も髣髴とさせてくれたりもしつつ、

でもあまりに素直で、普通(以下)で、頼りないChuckが、だんだん可愛く思えてきちゃったの?という感じで、時々「スパイジョーク」でChuckにくだらない嘘を信じ込ませてみたり(タンゴを踊れるようにしとけ、とか)

まだシーズン1もやっと5話目くらいを見ているところですが、初登場の時の印象とは既にだいぶ変わってしまいました。

Chuck と Sarah と Casey の三角関係(違うか…)から、しばらく目が話せません。



***



そして、これは数年ぶりに復活という感じで、

『Desperate Housewives』

愛知県に住んでいた頃に、シーズン2までイッキ見した後、当時まだ新作扱いだった「シーズン3」はレンタルが安くなってから…、と、一休みしたまま、すっかり遠のいていたのですけど、

少し前に嫁いで、アパートで「光テレビ」に(視聴がサービスになる3ヶ月だけだったか)加入した下の妹が、最近突然ハマり出して、一気にシーズン5の頭の辺りまで見て

「お姉ちゃん、面白いよ!」

と、やけに熱を込めて語るもので…。

もはや記憶も薄れたシーズン2のラスト3話くらいから復習して、現在、シーズン3を見始めてしまったところ。

こちらは、現地アメリカでは既にシーズン7が放送中なのですよね。

Supernaturalのシーズン5のおさらいも放りっぱなし、シーズン6のエピソード考察も既に4・5・6話とあっという間に3週間分が溜まってしまっているというのに、

この私の移り気ぶりはなんなのか…。

なんとかおさらいの続きも、新シーズンの考察も、(気分的に)手遅れになる前に再開したいと思ってはいます。



***



そして、またもや長編名作『Slash』を読んでしまいました。

『Beholder』

Genre: RPS, J2 AU
Pairing: Jared/Jensen, mentions Jared/Sandy (blink and you miss it)
Words: ~80K
Ratings/Warnings: NC-17 (in parts). Mild violence. Mention of past abuse. M/M sexual situations.
Summary: Jared was passionate about the work he did with the animal shelter. Between that and living with Sandy, life was satisfactory. Until the cold night that the filthy, homeless man hidden in an oversized hoodie was dumped at the shelter and Jared couldn't just turn him out. Even if the man roared and called himself 'Beast.' Because under the hood, Jared was sure he caught a glimpse of a prince in those green eyes.


80K、ということで、またもや、8万語ほどの長編です。

とある実力派 SPN Slash Writer さんが「これは、お奨め!」と、強く推していたのにつられて読み始め、時間も余裕もない中、どんどんどんどん引き込まれて、睡眠時間もかなり削って…読まされてしまいました。

10年間分の記憶を失い、言葉もろくに話せないような状態で、ホームレスとして暮らしていたJensenが、アニマルシェルターで働いているJaredと出会い、それをきっかけに二人の人生が劇的に変わっていく、というお話ですが、

ストーリーは本当によく書けているし、登場人物たちも、特にJ3(JDMもゲスト出演しています)のキャラ設定は抜群に説得力があって、

とにかくJensenが可愛くて、切なくて、たまりません。

でも、この調子で長編Slash読みにどっぷり浸かってしまうと、大変なことになってしまう…。


***


この辺りで、ちょっと落ち着いて、自分の生活のペースを一度見直さなければ、と思います。

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