2009年4月14日火曜日

映画鑑賞あれやこれや

レッドクリフ完結編、見てきました。

当日は絶対の余裕を持って家を出発したというのに友達との待ち合わせの時間に大幅に遅れ、映画の時間を一本遅らせることになるかも…と、ほぼ覚悟して映画館に向かったのですが、綱渡り的になんとか絶妙のタイミングで朝一の回で鑑賞することができて、

その後、ランチにお茶にと久々にたっぷりゆっくり楽しんで(でも完全に食べ過ぎ状態で)帰宅の途についた私でした。





三国志の赤壁の戦いを映画化したものであるという情報のみの、ほぼ真っ白な観に行って、

「まさに三国志の世界を大画面で満喫した!」
「おまけに豪快ないい男ばっかり出てくるし!」と、

大幅に期待以上だった感動に興奮して映画館を出たものだった第一弾に比べると、

物語の流れ上仕方がないことだとはいえ、今回は(私のお気に入りの…)劉備軍の豪傑&猛者たちの出番が少なく(&影が薄く)、曹操 vs. 周瑜&孔明の知恵比べ、というか、腹の探りあいの描写(&女性陣のちょっとはた迷惑とも受け取れかねない活躍)に重きが置かれた第2弾は「冒険時代活劇!」的な興奮度という意味では、少々物足りない感じもありました。

これはあくまで、とかく力にものをいわせる単細胞タイプの男性ががむしゃらに頑張るシーンに惹かれがちの私の個人的な感想であって、

もちろん周瑜&孔明のインテリ美形仲良しコンビがとにかく好きなの!という向きには、第一弾よりもぐっと興味が深まるということなのかもしれません。

それにしても周瑜&孔明の会話シーンでは毎回、「顔が近いっ!近すぎるっ!」という気がしたのですけども…そう感じたのって私だけですか?

近すぎる距離で「Flirting Banter」としか思えない駆け引きたっぷりの意味深な会話をし、敵軍の大将までが狙っているという絶世の美女の奥さんそっちのけで楽しげに二人で楽器の演奏に興じたりする周瑜&孔明をみるにつけ、

もう二十年以上前…、某「小説J○NE」という雑誌で連載されていた「私説三国志」(&同時期に、巻末の辺りに載っていた「(私説)三国志」のパロディ四コマ漫画)を夢中で読んでいた私としては、

赤壁で風向きが変わるのを待っていた間、確か孔明は自発的に赤壁に残ったのではなく、表向き雨乞いならぬ風乞いの呪術のようなものを行うためということで周瑜に監禁されていて…、

毎晩身体に(確か…)毒入りの香油を塗り込んだりしてたのじゃなかったっけ…、

などという、自分ではすっかり忘れ去っていたはずの過去の埋もれた記憶を漠然と蘇らせたりしていた私でした。

「私説三国志」はハードカバーの単行本も持っていたのに、しばらく前の大掃除の時、古本屋に売ってしまったことが今になって悔やまれます。





その他、最近観た映画を覚書としてちょこっとだけ…。

『魔法にかけられて』(原題:Enchanted)

TVのCMだけからの印象ですごく観たい!と思い続けていたものの、なかなか機会がなく観そびれていたのですが、やっと観られました。
グレイズアナトミーのデレクことパトリック・デンプシーが出ていることだけしか知らないでいた身としては、

ここまで破天荒なお話だったとは!

ラストはちょっと簡単にあれこれまとめすぎたかな、という印象もないことはないという感じではありますが、

バイト時間が7時間になったりして、微妙に精神的な疲れが蓄積してきていた私としては、理屈抜きに気楽にけらけら笑わせてもらって、とても楽しめました。





もう一つ。

『Ghost Town』という2008年のコメディー映画。

この映画、まだ日本での公開とか、日本語字幕版のDVDの発売は決まってないのでしょうか?
(もし興味のある方がいれば、 Trailer を覗いてみてください。)

実は…、この映画を観たい!と思ったきっかけというのは、

Ricky Gervaisというイギリスの俳優さんが演じる、性格的に少々問題ありな、ちょっとぽっちゃりで髪をきっちり横わけにした可愛い歯医者さんであるDr. Pincus(彼にあれこれ命令する傲慢なGhostから “Pink Ass” なんて呼ばれたりします)

(最近奇遇にも、可愛いきっちり横わけヘアで「ちょっと太っちゃって」なんていう台詞を口にした)Jensen Ackles

そして、モルダーことDavid Duchovnyの実生活での奥さんだった(今、ちょっと不安になって調べて初めて知りましたが、例のDDのSex Addictのリハビリなんかが公表された後まもなく、離婚していたのですね…。ずっと仲良しの夫婦という感じだったのに、なんだか残念です。子供たちは奥さんが引き取ったのかな…)Téa Leoni が演じる(Dr. Pincusと比べると)すらっと背の高い魅力的なエジプト考古学者を

(とにかく背が高くて魅力的な)Jared Padalecki

という配役で…なんていう、Slashの紹介文を読んでしまって、

歯医者さんと考古学者か…なんか面白そう。

でも実はこの時点ではどちらが女性かわからず、映画の紹介を探しに行って、考古学者が女性と知った時点で、お話を読む気持ちはかなり減ってしまったものの
(相変わらず攻受のリバーシブルに関しては頑固な私です)

そのSlashの作者の「私、とにかくこの映画の全部が大好きなのよ!」というコメントを読んで、無性に映画だけでも観たい…という気持ちになってしまったというのが真実。

この映画も面白かったです!
(考古学者が女性という時点で、すっかり読む気を失ってリンクを流してしまいましたが、映画を観るきっかけになったSlashもまた探して読もうかな…)

Téa Leoni という女優さんは、これまで「ジュラシックパークⅢ」でしかみたことなくて、(あ、あとX-Filesに一度ゲスト出演してたっけ…)役柄のせいもあってか、これまでは美人だけどあまり親近感がわかない女性という印象だったのですが、

この映画で、Ghostになってしまった旦那さんから心配され続ける女性を演じたTéa は、美人で魅力的なのにとても素朴な感じの自然体で、私の中で一気に好感度が上がりました。





そしてこれはまた別の日記にしようかとも思っていたのですが、ついでなので、というか次はいつ時間がとれるかわからないので、最近見始めた海外ドラマについても少し。

先日、Supernaturalシーズン4の最終話の撮影も終えて、これからしばらくの間は24時間始終べったり一緒にいなくてもよくなったはずのJ2が、また飽きもせず二人で(それほど有名なゴルフコースがあるわけでもない)Oregonでゴルフをしている、なんていう噂話がFandomを駆け巡った時、

色々なところから同時発生的に出てきたある一つの推測というか、仮説がありました。

「Oregon?Oregon?Jensenの親友Christian Kaneが出演しているドラマ 『Leverage』 って、新しいシーズンからOregonのPortlandで撮影するんじゃなかった?
(Jason Mannsと共にSPNのConventionに頻繁に参加している)Chrisと一緒に『Kane』というバンドを組んでいるミュージシャンのSteve Carlsonも、ChrisとGigをするために近々Portlandに行くっていう話もあるし、JensenとJared、ChrisやSteveと遊ぶためにOregonに行ったってことなんじゃないの?」


で、

「あたし、Christian Kaneって特別好きなわけじゃないんだけど、『Leverage』のChrisには完全にやられたっていう感じ。あのブルーカラーな感じが物凄くいいのよ!!」

しばらく前から、『Leverage』というドラマの噂は微かに漏れ聞いてはいたのですが、今回またこんな噂を聞いてしまうと…。

Christian KaneというとKaneというバンドを率いるミュージシャンでありながら、

『Taxi:NY』のFBI捜査官、
『Just Married』のヒロインBrittany Murphyの元婚約者(だったっけ?)、
『ウォルター少年と、夏の休日』(原題:Secondhand Lion)の若き日の兄じいちゃん

なんていう、私でも観たことのある結構ビックネームの映画にも出演している俳優さんでもあり、

私はみたことがないけれども超人気ドラマである『Buffy the Vampire Slayer』のスピンオフで、(現在これも人気ドラマの『Bone』に主演中の) David Boreanaz主演の『Angel』に出演してかなりの人気だったという話も聞いていて…。

『Leverage』すっごく気になる…、観たい…。

ということで、4月23日までまたもやSupernaturalもお休みになってしまったようなので、少し前から Leverageのシーズン1を観始めました。


以下は少々、現在のところ日本では放送されていない『Leverage』のネタバレとなる可能性もありますので、閲覧ご注意ください。











『Leverage』は、オスカー受賞俳優のTimothy Hutton演じる元保険会社の腕利き調査員だったNate(Nathan Ford)が、それぞれ強烈な曲者ぞろいの4人の犯罪者を束ねて、悪者からお金を巻き上げ、悪者の被害者に返したり、世の中の役に立つことに使ったりするという、

ハリウッド版の「ねずみ小僧」とでもいえるような、痛快アクションドラマ。

Christian Kaneは、Eliot Spencerという Nateがたばねる曲者たちの一人を演じているのですけど、これがまた!噂どおりとっても格好いい!!!のです!!!

Chrisって、身長はそれほど大きくないものの、身体つきは非常に美味しそうにがっしりしていて、ハスキーで本当にセクシーなあの声!ダークブロンドの長髪にブルーの瞳!

Eliotは、とにかく腕っ節にものを言わせるタイプのハードボイルドな男で、いやー、まさに好みです。

シーズン1は、全13話(たぶん…)。

私はまだシーズン1の半ばほどまでしか観ていませんが、この4月半ばからは次のシーズンがオレゴンで撮影開始される(もうされたのかな?)ということで、今後が楽しみです。

この調子なら、日本でも放送になったり、DVDが発売されたりするかも…。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 確かに、私も期待が大きすぎたせいか、試験が終わったら『三国志演義』を読もうと、画策していた気持ちがしぼんでしまいました(泣)。
 パート1のテレビ放映で、最初の劉備軍vs曹操軍の各将軍の戦いっぷりにまた魅惑されました。
 ありんこは大丈夫でしたか?

From たぬきねこ

masakick さんのコメント...

藤葉さま こんばんは!
レッドクリフで私も真っ先に「私説三国志」を思い浮かべた一人です。
ということは当時J○NEラーだった事は言うまでもありません(笑)
すごい懐かしい話題に飛びついてコメントしてしまいました。
J2のオレゴン情報といい毎回楽しませて頂いております

藤よう さんのコメント...

たぬきねこさん

パート1のテレビ放送!録画予約をしていたのに、毎週予約している他のドラマと時間がダブっていることに気付かず、頭の30分しか取れていませんでした…(泣)
後でレンタルしてでももう一度、豪傑たちの胸のすく戦いっぷりを確認したいと思います。

ありんこ、大丈夫でした。:D
でもさすがにお菓子は妹たちに譲って、小さな欠けらだけ味見にもらいました。

藤よう さんのコメント...

masakickさん

書き込みありがとうございます!

レッドクリフから「私説三国志」を思い浮かべた人、私のほかにもいましたか!(笑)
当時の小Jの掲載作品は結構な名作揃いでしたよねー。本当に懐かしい!
中でも「私説三国志」は桁違いに上質な小説だった気がします。(当時は私もまだ子供であまり深いところが読み取れていなかった感じでしたが…)
あー、今これほど自由に趣味に没頭して暮らせる身分になることがわかっていれば、単行本を売ったりしなかったのに…。いまさらながら悔やまれます。

裏の日記もやっと更新再開しましたので、気が向いたら覗いてみてください。

eiri さんのコメント...

藤葉様

こんばんは。お邪魔します。
今回の日記も楽しく拝見させて頂きました。

ご紹介頂いた予告編を見てきましたが、『Ghost Town』…すごく楽しくて面白そうな映画ですね。
日本語版のDVDが出たら、ぜひ観てみたいと思います。

そして、『Leverage』もすごく面白そうで気になります~。
こちらもChristian Kane演じるEliot Spencerだけを集めた映像clipを観てきたのですが、独特の雰囲気があって、彼がどんな活躍をするのか、ぜひとも観てみたくなりました。
日本でもいつかDVD発売してくれることを願って、楽しみに待ちたいと思います!

それから、下のコメントへのお返事をありがとうございました。
J2はオレゴンでいっしょにゴルフをしているというのを教えて頂いて、勝手に「オレゴンから愛(古!)」事件と命名して、にまにましてました(笑)
しかし、相変わらず、どんだけ!?と言いたくなる程の仲良しさんですね。
今年のお休みはお互い仕事も入れてないんだし、いっしょにたくさん遊ばないと勿体無いよ!ということなのでしょうか…。
ドラマの兄弟がすれ違っている分、J2の仲良しエピソードには、心癒されますね。

今回も色々と素敵なご紹介&幸せのお裾分けをありがとうございました。
次の更新も楽しみにしています。

藤よう さんのコメント...

eiriさん

『Ghost Town』、Dr.Pincusは性格的にかなり問題ありな人なのに、(彼のイギリスアクセントのせいなのか…)なぜか見ていてどうも憎めない感じで、ついつい引き込まれてけらけら笑ったりしながらも、見終えた後にはなんだかしみじみした気分になるという、いい映画でした。

消耗すると気楽にほのぼの見られるコメディー映画がみたくなる私なので、7時間になったバイト生活で微妙に疲れが蓄積してきているのかもしれません。

『Leverage』
噂だけは随分前からちらちら耳にしてはいたものの、見ることはないだろうと思っていたのですが、
J2「オレゴンから愛」事件(笑)のおかげでうっかり観始めてしまうことになってしまいました。
…そしたら予想外の面白さで。(イメージ的にもっと暗い感じのドラマかと思っていたので)

Chrisの髪って、Sのつくお話などではブロンドと表現されていることが多くて(…)、LeverageのChrisも(第1話あたりの印象から)ダークブロンドと書いてしまいましたが、画面で見るかぎりではせいぜい薄茶…、シーンによってはあきらかに茶色という感じでしょうかね?
どうでもいいことなのですが、どこかで一言弁明したくて、こんなところですみません。

J2このお休みはどうして過ごしているのでしょうね?
今までお休みの度に、主にJaredの結婚の噂が出たりして、今回はさすがにそろそろJensenも婚約とかの噂が出るのでは…という予感もしているのですが、
オレゴンでChrisたち(確かまだ…)独身の自由気ままなお兄さんたちと遊んだのだとしたら…、
「まだもう少し自由でいよう」
なんて思ったりするかも、なんてどうでもいい妄想を膨らませたりしているところです。