2010年4月29日木曜日

Supernatural S5 エピソード3おさらい

本編エピソードは既にシーズンフィナーレに向かって、怒涛のカウントダウンが開始されたという感じになってきていますが、私のおさらいはまだ3話目です。

社会復帰の一歩目として始めた仕事は、その内暇になるから、といわれ続けてほぼ一年、どういうわけだか、ちっとも暇になる気配も見えず、

現在の仕事自体はある意味他にはちょっとないよね、と思える側面もあり、仕事を続ける中で予想もしなかったような新しい経験もし、時には楽しい…かな?と思える部分もあるかな?とは感じるものの、

相変わらずの安月給のバイトの身分は変わらないのに、近頃の仕事量と責任は完全にお給料に見合わないくらいになってきている気がしてなりません。

結局身体をめちゃくちゃに壊してやめることになった前の仕事のことを思い返しても、私って根本的に、楽な仕事にはめぐり合わない(しかも安月給…な)運命に生まれついているということなのかもしれないという、あきらめの境地に達しつつもあります。
いつか、働きに見合う報酬がもらえるようにならないものか…とは切望するものの、どうも一生叶わない気もする…。

それにしても、どの職場でも(とても仕事内容にそぐわない報酬で)能力ぎりぎりまで働くはめになるっていうのは、ひょっとしたらどこか空の高~い所にいる誰かから

「人間を磨くためにも、お前はもっと苦労しとけ」

なんていう指示が出ていたりして…、

これも、なんらかの人生の修行だったりするのだろうか。

そんなこんなでまたもやこのところ日記を開く気力も奮い起こせなくなってしまっていましたが、一応連休に突入したので、少しだけでもおさらいを進めたいと思います。






大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。







悪い薬物(悪魔の血)を絶つのなんか簡単さ、と、常々うそぶいていた夫(サミー君)だったはずが…

Warおじさんから自分の内面を直視させられてしまって、うっかり再確認してしまった結果、

「どうも誘惑に負けやすい自分」

「誘惑に負けたら大変危険な自分」

についに気づいてしまうことになりました。

その結果!なんとサミー君の口から、

「しばらく別居しよう」

なんていう衝撃の台詞が出ちゃって、Winchester夫妻!一体どうなっちゃうの?とやきもきしながら待った第3話、

『これまでのSupernatural』に続き、本編が始まってまず画面に現れたのは、裸で、ダブルベッドの半分をお兄ちゃんのために空けてるみたいに、端っこで丸くなって寝ているサミー君。

でも、裸!なのよ?この子。

この頃の兄弟って(っていうか、特に兄ちゃんが、かな?)、モーテルの部屋でも完全に服を着たまま、下手をすると靴まで履いたまま、ベッドの上掛けの上にゴロンと横になって寝てるイメージがあったのですが…、

「狩りをしばらく休む」と言って、愛しい妻と別居を決めたものの、

モンスターはいたるところにいる、という教えのもとで育ってきたはずのサム。

素人考えでも、一方的に「狩りは休み」と届け出たところで、危険なモンスターやお化けに遭遇するチャンスが突然ゼロになるとも思えず、そういった危険対策のために(兄ちゃんと一緒の時には)服を着て寝ていたのだとしたら、

兄ちゃんと同じ部屋で寝なくなった途端に、裸で眠るサムって…

この兄弟の就寝時のドレスコードの基準ってどうなってるの???という疑問がどうしても湧いてきてしまいます。(しかもどうしてもヨコシマに偏った思考で…)

シーズン1で、兄弟二人きりで旅を始めることになったばかりの頃、サムは、ボクサーブリーフ一枚のお尻をこれ見よがしに見せ付けたりする色っぽいお兄ちゃんの寝姿にもんもんと眠れぬ夜をすごしていたりしたものだけど…。

シーズンが進むにつれ、次第にお互いの存在に対する意識が強くなりすぎて、もう二人一緒の時には肌を見せることもできなくなってたってことなんでしょうか。

この後のシーン(だけど一週間遡ってる)でも、VネックのTシャツ一枚で逞しい二の腕と分厚い胸板を思う存分職場の同僚の女の子リンジー(と画面の前の私たち)に鑑賞させたりしてるけど、サムって、兄ちゃんがそばにいないと薄着になるよね…。

と、この点についてはまたいつかゆっくり考えることにして、

とにかく、そんな裸のサムの隣には、妻(兄ちゃん)と別居したあまりの寂しさからなんでしょうか、(兄ちゃん似で、おめめぱっちり、唇ふっくらな金髪美人の)元カノの亡霊が、兄ちゃんのために空けておいたベッドの上に現れちゃったりしています。

そしてジェシカが現れるまでの一週間の別居中、離れ離れで暮らしつつも二人で大体同じようなことをしてた様子をざっとダイジェストにしつつ、兄ちゃんがImpalaの運転中、空っぽの助手席を切なげにみやるシーンを差し挟んだりして、

もう寂しさも限界になってる兄ちゃんのところには、Casが、

Chuckの家でCasをコナゴナにしたArchangelのRaphaelがまだ地上をうろちょろしてるらしくて、こんな機会はめったにないし、なんとかつかまえて父上(神)の居場所に関する情報を引っ張り出したい、Deanは、Michaelの器だし、絶対危害を加えられないから、一緒にRapaelを探そう

なんていう、ちょっかいをかけてきて

そんなCasの誘いに乗ってしまった兄ちゃんは、Casとの珍道中の間中、 寂しくてたまらないのがミエミエなのに、

「こんな楽しかったのなんて、ほんとしばらくぶり、しばらくなんてもんじゃないわ、何年ぶりって感じよ!」

「あの人には、ホント心配かけられどうしだったから、あんた(Can)と一緒にいたこの24時間は、サムとの結婚生活の何年分よりハッピーな気分だった」

(シーズン4で、CasがDeanをお墓から引っ張り出して以来、こういった意味ありげなシーンがことあるごとに入れられていることもあって、Dean/Castiel のカップリングにどっぷり嵌ってしまったFangirlsが続出してるのは確かだけど…、
私の中では、Casってやっぱり「浮気した夫」に当て付けるための当て馬の域を出ないのです)


なんて空元気をみせつつ、

There are two things that I know for certain. One, Bert and Ernie are gay.

と、私も長年ずーっと、口には出さないものの「絶対そうとしか考えられない…」と思い続けてきた事実を台詞に潜り込ませたりし、
(でも、某『ゴマ横丁』で仲良し同棲生活を送ってるBert と Ernieって、Sam & Deanにもそっくりなのよねー。ホント!どういう意図で、Deanにこういう台詞を言わせるんでしょう)

なんとかうまいことRaphaelをおびき出すことに成功しますが、

またいつもの「父上は死んだ」「そんなはずない」の天使同士の押し問答というか、兄弟喧嘩に終わってしまいます。


***


一方で、一緒にいるとうかうか服も脱げないほど大好きな兄ちゃんがいないため、完全にガードが降りちゃってうっかり薄着になってるサムは、リンジーに瞬時にツバをつけられそうになってるわけです。

そんなサムのところには、Apocalypseを引き起こしたのがサムだと知ったハンター仲間が押しかけてきて、「この際、責任とって悪魔の血でもなんでも飲んで、地上に出てきた色々怪しい悪魔とかモンスターをさっぱり退治しろ!」と詰め寄る、なんて、また面倒が降ってきます。

鬱陶しいおじさんたちを撃退して、やれやれ!とモーテルで眠りにつくと、再び美人の元カノがベッドに現れ、

ん?ちょっと待って、この演出…最近どっかで…と思ったら、

美人のジェシカの顔が、シーズン5が始まった途端に、死んだ奥さん(を装ったLucifer)に説得されてLuciferに「うん」と言ってしまったNickに変わっちゃった!

Nickの身体に入ったLuciferが言うには、

「Nickはあくまで Improvisation(間に合わせ)の器でしかないんだよ。最善の策が駄目だった時の代替案ってやつだ。だが私を受け入れたNickは、今にも自然発火しそうなくらいでね」

「何が言いたいんだ」

「(私が地上に復活した)あの時、なぜ君があの教会にいたのだと思う?君なんだよ。君こそが私のVesselなんだ。私の本当のVesselなんだよ。これからなんとかして君を見つけ出すから、その時は一言、うん、と言っておくれ」

そうそう、シーズン5に入ってからCasが兄弟の肋骨に彫刻した天使のおまじないの呪文のおかげで、天使は自力では兄弟を見つけることができないのですよね。
(でも夢の中には現れることができるわけで、これって悪魔も一緒だったっけ?)

「俺、絶対、うん、なんて言わないもん!」

と言い張ったサム君ではあるものの、一人ではとても消化できない、あまりに衝撃な事実を知らされて、ただ口をぱくぱくさせて立ち尽くすばかり…、

はぁー、また大変な事実発覚!この後どうなるの?

というところで、第4話へ続く。

ここまで書いてきた分を読み直す体力も切れてしまったので、きっと支離滅裂でわけのわからないおさらいになっていそうですが、ここで一旦投稿ということにします。

2010年4月18日日曜日

天使たちの事情

Supernatural、ついに100話目到達、おめでとう!


私の感覚では先シーズンからもう30エピソードぶりくらいっていう気さえするのですけど、

この記念すべき、第100話目、なんとなく昔の兄弟に戻れるの?かな?ね?じゃない?という期待を微かに持たせてくれる終わりになっていた気がしましたが、どうでしょう?


とはいえ、頭の整理のためにのろのろと進めてきたSupernaturalシーズン5のおさらいは、案の定全く追いつきませんでした…。

でも一応あきらめずに今後もとぼとぼとおさらいを続けてみたいと思います。

第100話目の感想も…、いつになるかわかりませんが、なんとかその内に辿りついて書けるよう、努力していこうと思ってます。

ということで、またおさらいの続きをちょっとだけ。
(というか、三歩進んで二歩下がる感じで…)



大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。





今回始めたおさらいは、時間もないし(←これがとにかく一番の理由)、兄弟の感情に焦点をあてて、なんとかさらーっと一通り復習できないものか、と手探りで始めたのでしたが…、

Castiel を始めとし、もちろん堕とされた天使である Lucifer も含め、天使たちの存在感が多くの SPN Fangirls の心の中でかなり大きな比重を占めるようになっている現在、

Con などでもサービス心たっぷりの Misha だし、へたしたらボビーおじさんを凌ぐほどの Cas の存在感はもう決して無視したりなんかできないレベルになって来ていることは重々理解してはいるものの、

私個人的には、Supernaturalというドラマは、あくまでSam&Dean二人の切ない愛情物語に集中して欲しい…という気持ちがどうしても強くて、

Cas+天使部隊がどんなにいい台詞をもらって面白い演出をされていても、

その反面、シーズン4以降特に、どうも兄弟の存在感が薄いというか、扱いがぞんざいにされているような印象が拭い去れず、

なーんとなく諸手を挙げて 『天使たちの存在感』 に賛同という心境になりきれないというへそ曲がり感情がわいてしまって、

天使たちの七面倒くさい事情はこの際強引に無視しちゃって…と目論んでいたのです。


とはいえ!


エピソードの復習を今後進めていくには、天使たちの事情も一通り含めないと意味をなさない、

と、3話目のエピソードのおさらいに差し掛かって、白旗を揚げざるをえなくなりました。


ということで、ここで一休みというか、二歩下がって、これまでの、天使たちの事情をふりかえることにします。

でも、遊び心たっぷりに凝った演出をされる天使のシーンを深く解釈しようとすると、面倒くさいし、時間もかかりすぎるので、CasやZachの楽しい台詞もとりあえず無視して、なるべく大筋だけ、見返すことにしてみようと思います。


***


シーズン4では、これまでほんとに長いことひっぱってきた黄色い目のおじさんの真の計画の全貌がついに明らかになって、それは

天国を追放された後、地獄に幽閉されている「魔王ルシファ」様を(天国の前にまずは?)地上に復活させる、ということでした。

そのためには、しかけられた何千もの(もっとだったっけ?)封印の内のとにかく66個を解けばいいんだけど、

まずその記念すべき一つ目の封印が解けたのが、

地獄でDeanが、「ここ(地獄)で、私と一緒に哀れな魂たちを拷問しようじゃないか、できるね?」というAlastairおじさんの問いかけにどうにか40年耐えた後、つい心がくじけて 「うん」 と言ってしまった時、

そして最後となる66個目の封印が解けたのが、

とにかく悪魔たちを制圧するためにはとにかく親玉を倒さなきゃ、なんていう感じで、Rubyからうまいこと言いくるめられ(本妻のDeanが地獄に連れ去られてた、とにかくべらぼうに寂しい時期だったこともあって)Rubyの色仕掛けにも負けてしまったりしたSamが、悪魔の血を好きなだけ飲んだ挙句、Lilithをついに退治した!と思った瞬間だった、という、

どうにも皮肉な結果に終わったのが、シーズン4までの流れ。

シーズン5に入ると、

黄色い目のおじさんの長年の計画が実って、ついに 『魔王 Lucifer 様』 を地上に復活させられたものの、

元天使だったLuciferは、そこらの悪魔たちのように、手当たりしだい好き勝手にミートスーツを選んで着込むという訳にはいかず、自分が中に入りたいVesselには、「入っていい?」という質問に「いいよ」と答えてもらわなければならないってことがわかって、

とりあえず、Luciferが自分専用のVesselを手に入れる前に、なんとか退治してしまうには、(前回の日記でもちょっと触れた)マイケルの剣を手に入れるしかない、

でもそのマイケルの剣っていうのは、実はマイケルことMichael(ミカエル)が地上で活動するためのVesselのことで、MichaelがそのVesselに指定してるのは Dean なわけ、

まだLuciferが自分のVesselの周りをうろちょろして「うん」という返事をもらう算段をしているこの隙に、早いとこDeanがMichael「うん」と言ってくれれば話は簡単ってこと、

なんていうZachの説明の一方で、

Nick というちょっとやつれた感じの男性が、なんだか恐ろしい幻覚に立て続けに襲われてるシーンが出てきて、もちろん単純な視聴者の一人である私としては、

「あー、この人がLuciferのVesselになるんだ」

と、どきどきとその動向を追っていくわけです。

すると、Nickったら、なんと第1話がエンドマークを迎える前に

「いいよ」

って、Luciferに答えちゃってるじゃないのさ!

天使vs悪魔、というか、もう天使の仲間割れ状態の現状としては、Lucifer一歩リードってことになっちゃった訳?!

そんな感じで、第3話を迎えたわけですよね。

天使のごたごたとは別に、Winchester夫妻は別居が決定しちゃうし、この後どうなっちゃうの?


ということで、やっと第3話の復習に入るということになるのですけれども、時間がなくなってきてしまって、続きがどこまで書き進められるかわからないので、一旦ここで投稿ということにします。

2010年4月13日火曜日

Supernatural S5 エピソード2おさらい

第2話のおさらいです。




大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。








Supernatural Season 5 おさらい

エピソード2


シーズン5の開始早々、まじで離婚の危機を迎えてしまったSam&Dean。

とはいえ、

夫の不義も許せないけれども、これまで血を分けた親も同然に、なにくれとなく世話を焼き愛情を注いでくれた義父、じゃなかった…ボビーおじさんの足が大変なことになってる状況で、私たち離婚します、なんていう告白をしてる場合じゃないし、

とりあえずおじさんの腰でもさすってやろうかしら…なんてDeanがつぶやいていると、

ボビーおじさんの足をあっさり治療できるっていうならあいつかな…と期待のかかる「はぐれ天使」Castiel と3日ぶりにやっと携帯で連絡がついたものの、 瞬時に病院に現れたCasは、

天国から破門中なんで無理、とすげない返事。

かと思えば、Castielは、

(武器としての)マイケルの剣なんてものが存在しないのである以上、人間ごときがルシファを殺そうなんて全く無理な話。

でもマイケル以外にもただ一人、ルシファを阻止し、Apocalypseを止めることのできる存在がいる。

それはルシファ復活の時、(Chuckの目撃情報によれば)バラバラ(っていうか、コナゴナ?)死体になってしまったCasを再生させたり、あやういところで兄弟を飛行機の中に逃がした人。

今のところ行方知れずにはなっているけれども、どうもどこかその辺でふらふらしているらしい父上(神)だっていうのです。

でも父上の気配を探知するためには、神様用のEMF(←兄弟がお化け探知機として長年使ってる装置)が必要なんで、Deanのアミュレットを貸して欲しいと…。
なんとこのアミュレットは、神様の近くに行くと、焼け付くように熱くなるのだとか。

シーズン1からDeanが肌身離さず身につけているこのアミュレット。

Conventionなどで機会がある度に、Fangirlsから「あれは何か意味のあるものなの?」という質問を受け続けていたクリプキは、

「その内わかるよ。その内ね…」なんて意味ありげな回答をしていたものでした。

「その内」の第一段階として、

クリスマスにも帰ってこなかった父ちゃんにすっかり愛想を尽かしたサミーが、
ボビーおじさんから「とっても特別なもの」だから「父ちゃんにやれ」といってもらったものだけど、「大好きな兄ちゃんにあげる」ことにした、

という設定をFanにぶつけてきたものの、実際「どのように特別」なものなのかについての説明はこれまで出てきませんでした、

でもあのアミュレットの特別さって、

「神様用EMF」??!!

んんんー、なーんか、とってつけたような設定じゃない?

…、他にも何か特別な機能もついてるけど、神様も探知できるとか?
せめてボビーの口から、「人間界では、こんな風にありがたい効能がある」っていう薀蓄(うんちく)を聞きたかった…けど、第16話ではあんなことになっちゃったし…、

あれを画面の外でサミーがまた拾ってて、この先どこか大事な場面で兄ちゃんに返すなんていう演出もなきにしもあらず、かも、とは思うものの、

どーうも、思い通りにシーズン5ですっぱりとシリーズをやめさせてもらえなかったことでへそを曲げたクリプキが、なんか投げやりに色々と、Fanたちにも思い入れの深い小道具や登場人物たちを整理しちゃってる、というような疑惑も拭い去れません…。

この第2話で突然再導入された、エレン&ジョーの母娘もしかり、だし。

ま、それはそれ、ということにして、

そんなこんなで、「絶対なくすなよ!」と念を押すDeanからアミュレットを取り上げてCasが消えた直後、

ボビーのところに、Rufusおじさんから「助けてくれ!」という電話が入ります。





Rufusというと、シーズン3の不死身ドクターのエピソードの時、Deanがボビーに言われて、酒瓶を一本お土産に抱えてBelaの居所を聞きに行った超偏屈なおじさんでしたが、

このRufusを演じているのは、(前にもどこかで書いたっけ?)X-Files のMr. Xを演じていた俳優さんなんですよねー!

当時は、黒ずくめのスーツとロングコートにびしっとあの長身を包み、モルダーを軽々と肩に抱えて走ったり、スキナーさんとエレベータの中で大格闘したりしてましたっけ。





足が利かなくなってしまっているボビーの代わりに、兄弟がRufusおじさんがいるという陸の孤島のようなその町に向かってみると、なんだか大変なことになっていました。

突然町中の人間が悪魔にとり憑かれちゃったみたいなんだけど…、どうも、なんだか様子がおかしいのです。

町を二分するように分かれた人たちが、それぞれ相手方を「悪魔つき」だと思って攻撃している、というような感じ。

騒ぎの中でサミーもさらわれちゃったりして、とにかく訳のわからない状況を整理しようと、Deanがエレンおばさんや神父さんなんかに、そもそもRufusおじさんがこの町に呼ばれた事情を聞いてみると

エレン:「Rufusが言うには、川の水がどうとかって…」

神父さん:「先週の水曜、突然川の水が汚染されちゃって…」

無精ひげのお兄さん:「そういえば、同じ水曜日に、流れ星が落ちたよ」

そこで「ピン!」と来たDeanは「それ重要!」とコメントし、すたすたすたっと本棚に走って一冊の本を手に戻ってきます。

流れ星の情報を出したお兄さんが、「今回のことの原因は宇宙からきたとでもいうのかい」と突っ込むと、

Dean: This isn’t “X-Files”, Pal.

宇宙人に妹を誘拐されて以来、とにかくひたすら宇宙人の存在とそれを隠そうとする政府の陰謀に固執しつづけたモルダーに散々手を焼かされたMr. X がゲスト出演しているエピソードで、たった一言でもこういった台詞を紛れ込ませてくれるのは、
Rufusを目にするたびに、「Mr. X!」と声をあげずにはいられない、私のような人間へのサービスだと、ついつい思いたくなる私なのです。

それはさておき、

Deanが取りに行った本は、もちろん「聖書」。

目指すページをさっと開いて朗読したのは以下のようなフレーズ。

"And there fell a great star from heaven, burning like a torch, and it fell upon the river, and the name of the star was wormwood. And many men died."

「すると、たいまつのように燃えている大きな星が天から落ちて来て、川の上に落ちた、この星の名はにがよもぎといった。そして多くの人が死んだ」


それを聞いた神父さんはさすがにすかさず「黙示録の第8章、10項だね」と。

さらに「この流れ星と川の汚染っていう、特定のOmen(前兆)が意味するのはなんです?」というDeanの質問への神父さんの答えは、

『The four horsemen.』四騎士だよ)

Dean: And which one rides the red horse?
    で、赤い馬に乗ってる騎士は?

Padre: War.
    戦争だ。

Dean:That cherry mustang parked on main?
    大通りにチェリー色のマスタングが停めてあったよな?

こくりとうなずくエレンおばさん。

確かに、兄弟がこの町に到着したばかりのシーンで、ほとんどの車がひっくり返ったり、ぺしゃんこになったり酷いことになっている中、一台だけぴっかぴかの真っ赤なマスタングが停まってて、Deanが「ヒュー!」って口笛吹いてましたよね。

でも、え、え、え?ちょ、ちょ、ちょっと待って!

黙示録だ、四騎士だ、って!そんな、さらーっと言われても!!

キリスト教徒にとっては、まったくもって当たり前の知識なのかもしれませんが、私のような人間は、突然 『四騎士』 なんていわれてもさっぱりわかりません。

前回の第1話にも、(嫌味な上司キャラ天使の)Zachariahの台詞の中に、

We're talking four horsemen, red oceans, fiery skies –

なんて、ちらっと出てきてはいましたけれども、

Wikiによれば:

The Four Horsemen of the Apocalypse are described in the last book of the New Testament of the Bible, called the Book of Revelation of Saint John the Evangelist at 6:1-8. The chapter tells of a scroll in God's right hand that is sealed with seven seals. Jesus Christ opens the first four of the seven seals, which summons forth the four beasts that ride on white, red, black, and pale-green horses symbolizing conquest, war, famine, and death, respectively. The Christian apocalyptic vision is that the four horsemen are to set a divine apocalypse upon the world as harbingers of the Last Judgment.

ということで、

キリストが7つの封印の内の最初の4つを解いた時、白、赤、黒、蒼の馬に乗った獣が現れる。それぞれの騎士は、征服、戦争、飢餓、死を表す。

ということなのだそう。

(中学生の頃、熱心に読んでいたアガサ・クリスティの小説に「蒼ざめた馬」というタイトルのお話があって、その時、蒼ざめた馬というのは死神の乗り物だという知識を覚えたのですが、他にも三人仲間、兄弟?がいたんですね。ひょっとしたら英文学の授業とかで教わったことがあったのかもしれないけど、もはや全く記憶にありません)

一方のサミー君も、Warおじさんじきじきの、

「私は、ドイツにいたり、またドイツにいたり、中東にいたり、(スーダンの)ダルフールにいたりしたな、で、兄弟が3人いるんだ」

なんていうヒントで、おじさんの正体をあっさり見破っていました。

兄弟そろって、Warおじさんの正体は簡単に見破ったものの、天下の『四騎士』の一人であるWarおじさんをそう簡単には退治もできず、あれこれてこずった末、

Warおじさんが悪いことをしようとする時、指輪を回していたことに気づいていたサミーのお手柄により、

Warおじさんの指輪をはめた指を切り取ることで、見事、Warおじさんを退治できたのでした。


でも今週も「これにて一件落着~」という訳にはいかず、いよいよ離婚の気配が濃厚となってきた夫婦の会話へと続いていくことになってしまうのです。



***



Sam: Dean.

Dean: Sam, let's not.

Sam: No, listen, this is important. I know you don't trust me. Just...now I realize something. I don't trust me either. From the minute I saw that blood, only thought in my head, and I tell myself it's for the right reasons, my intentions are good, and it... it feels true, you know? But I think, underneath......I just miss the feeling. I know how messed up that sounds, which means I know how messed up I am. Thing is, the problem's not the demon blood. Not really. And what I did, I can't blame the blood or, Ruby, or anything. The problem is me. How far I'll go. There's something in me that scares the hell out of me, Dean, and the last couple of days I caught a little glimpse.

Deanびいきが明白なこのドラマで、ここまで長いSam君の独白というのは、かなり珍しいといえますが、このSam君の長台詞って、シーズン5の今後の展開の中でも非常に重要となるキーポイントを押さえている、という感じがします。

小悪魔との浮気のみならず、違法危険薬物(悪魔の血)にも手を出して、そのことを妻(兄ちゃん)から詰られ心配されるたび、この非常事態だからこそ正義のために「毒をもって毒を制す」んだ!ということで、悪魔の血を利用することの正当性を主張してきたSam君だったわけなのですが、

今回、Warおじさんに見させられた幻覚の中で、悪魔の血を口にしたい!という強烈な欲求に襲われたSam。

その欲望の裏には、悪魔の血に誘発されるあの強大な「力」を思いのままに操る、その快感をまた味わいたい!という気持ちがあったことを

そして「あの力」を快感だと思うことがどれほどの危険性を秘めていて、その快感に身を委ねて行くところまで行ってしまったりしたら、どれほど恐ろしいことが待っているのか

という事実にもうすうす気づき始め、そうした心の中に芽生えた恐怖というか畏れを Samはここで初めて、兄ちゃんの前で認めたわけです。

Dean: So what are you saying?

Sam: I'm in no shape to be hunting. I need to step back, 'cause I'm dangerous. Maybe it's best we just go our separate ways.

Dean: Well, I think you're right.

Sam: I was expecting a fight.

そもそも別居を切り出したのは自分だけど、それに兄ちゃんからは先週、サミーのことなんかもう信用できない!なんて言われたものの、いざ現実に別居なんていう話になれば、兄ちゃんは絶対力ずくでも反対するだろうと思ったのに…、という、Samの戸惑いがちょっと切ないですね。

Dean: Truth is I spend more time worrying about you than about doing the job right. I just can't afford that, you know. Not now.

Sam: I'm sorry, Dean.

Dean: I know you are, Sam. Wanna take the Impala?


兄ちゃん、Impalaを!?

あっさり別居を受け入れたものの、兄ちゃんのサミーに対する愛情は少しも減ったりはしていないということなんですね。

Sam: It's okay. Take care of yourself, Dean.

Dean: Yeah you too, Sammy.


ついに別居が本決まりになってしまったWinchester夫妻。

二人ともお互いを何よりも愛してるっていうのに!

この先、どうなっちゃうんでしょう。

おさらいでじっくり見返せばいいんですよね。

なるべく早めに第3話の復習に入りたいと思ってます…が、どうなるか。

2010年4月11日日曜日

もういーくつ寝るとー100話目ねー!のSPN

今週も土曜日まで仕事で、この週末は日記も書けないかも…と思っていましたが、ぽかっと時間ができたので、なんとかこの隙に少し日記を書きたいと思います。

シーズン5も終盤に向け、佳境にさしかかろうとしている

『Supernatural』ですが、

いよいよ来週は、記念すべき100話目のエピソードになるんですね!

サードシーズンがピックアップされるかどうかでやきもきしていた頃のことを思い起こすと、エピソードの総数が100話に達する日がやってくるなんて夢にも思いませんでした。

とはいえ、Mythologyのテーマが『天国vs.地獄』なんていう桁外れなことになってしまった前のシーズンの頃から、私自身の身辺もごたごたがあったり、と思っている間に、急激に急がしくなったりで、ゆっくりエピソードを噛み砕いて理解する暇もすっかりなくなり、

現在のシーズン5もかろうじて毎週エピソードだけはチェックしているものの、どーうも初期のシーズンの頃のようには、頭からつま先までそれこそどっぷりとエピソードに浸って、兄弟に感情移入するということができなくなってきています。

いつか帰るよ、という口約束だけで、ちっとも帰ってくる気配のない、というか、もう絶対帰ってこれないでしょ?!その状況じゃ!!という父ちゃんことJDMに対する恨みつらみを晴らすためでもあるかのように、

そしてとにかくDean(Jensen)だーい好きなクリプキ先生が神として君臨するSPN界でもあるだけに、

何かというと

「そりゃぁ、あれこれやむを得ない事情があったとはいえ、やっぱり父ちゃんが全部悪い」

的な理屈に終始しがちな、Mythologyエピソードの基本方針自体にアレルギーというか、拒否反応が出始めているのかも…とも思ったりもするのですが。

ともかく、このシーズン5で、(個人的に)いい加減もううんざり!という感じの鬱陶しい天使vs.悪魔の喧嘩にけりをつけて、次のシーズン6では全く新しい展開が待っている(らしい)ということなので、

なんとか100話目が放送されてしまう前に、ちょこっとだけここまでのシーズン5を振り返って、Supernaturalというドラマに対する愛情を個人的に再燃させておきたいと思います。

次のエピソードの放送までに、どこまで復習できるかわかりませんが、まずは第1話から。



大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。








Supernatural Season 5 おさらい

エピソード1


66の最後の封印が解かれ、ついにApocalypseが始まってしまった地球。

復活してしまったルシファを退治するには、天使たちがどこかでなくしてしまって、現在は巡り巡って地球上のどこかに存在しているという

『マイケル(日本人になじみの天使の呼び方だとミカエルですよね)の剣』

を手に入れるしかない、とのこと。

悪魔たち(なんとこの中には、もはや懐かしのMegもいましたよね。で、Megのお供についてきた悪魔も、あの人ってシーズン1で悪魔に身体を乗っ取られてた人じゃない?ひょっとしてあれからずーっと悪魔として暮らしてたとか?!)は、魔王ルシファ様の脅威となるその剣を兄弟や天使より先に手に入れようと、ついにボビーおじさんの身体を乗っ取るなんていう手段に出て、その結果ボビーおじさんも大変な痛手をこうむることになってしまいます。

ところで、『マイケルの剣』があるかもしれない場所のことをVisionでみた預言者Chuckの言葉を(天使に監視されている可能性のあるChuckの代わりに)兄弟に伝える役目を担うことになったのは、

なんとChuckの書いた小説「Supernatural」シリーズのNo.1ファンを自認し、どうやらWincest Slash小説の作家でもあるBecky。

このエピソードの予告映像が世に現れて以来、Beckyのキャラクター設定についてはまさに喧々囂々という感じで賛否両論ありましたが、私としては、Beckyが画面に登場する度、素直に大笑いしていました。

だって!

Sam:Becky, c-- Uh, can you...quit touching me?
    Becky、あーできたらそのー、僕の身体をまさぐるのやめられないかな?

Becky:No.
     無理。


Sam(もしくはJared)の身体を誰にも邪魔されずにまさぐるチャンスを得られるものなら、そのチャンスを長年夢に見続けてきたFangirlsなら誰しも!気の済むまでまさぐっていたいと思うものです。

と、それは置いておいて、

結局、マイケルの剣とは、マイケルが地球上で活動する時のVessel(器)のことで、まさにその

『The Vessel』

とは、なんとディーンのことだった!

という、とんでもなく衝撃な事実が発覚。

で、もう来週に続く!となるのかと思いきや、ん?まだまだ時間が残ってる…、

するとなんと、本妻の意地を見せDean自らの手で愛人Rubyにとどめを刺したこともあり、あの流れで一応Rubyとの浮気の件については、Samは許してもらえたってことになったのかな…と

(シーズン4の終了からシーズン5の再開までの長いHiatusの間)

思っていた視聴者の前に!

度重なる夫の裏切りに、我慢の限界を超えてしまった妻からついに離婚を切り出されてしまう夫という図式

にしか見えない、がけっぷちに立つ夫婦の会話が(またもや)展開されることになったのです。


(下のDeanの台詞をとても男言葉では訳せません。Deanの無骨な男らしさが好きだという方、以下のDeanの台詞につけた私の日本語はぜひとも無視してください)


Dean: I tried, Sammy. I mean, I really tried. But I just can't keep pretending
that everything's all right. Because it's not. And it's never going to be. You chose a demon over your own brother, And look what happened.

   私も努力したのよ、サミー。本当に努力したの。でももうこれ以上、何もかも大丈夫だなんてふりできなくなっちゃったの。だって大丈夫なんかじゃないんだもの。それにこれからも絶対大丈夫になんかならないわ。あなたは、自分の妻(毎度毎度でいい加減、しつこくて恐縮ですが、…妻じゃなくって、実の兄)よりも悪魔を選んだのよ。で、その結果どんなことになったか、見て頂戴。

Sam: I would give anything --Anything -- To take it all back.
  俺、どんなことでもする、…どんなことでも、お前とのことを全て取り戻すためなら。

Dean: I know you would. And I know how sorry you are. I do. But, man...You were the one that I depended on the most. And you let me down in ways that I can't even...I'm just --I'm having a hard time forgiving and forgetting here. You know?
  あなたがそうしてくれるってことはわかってる。それにあなたがどんなに反省してるかもわかってるの。ほんとよ。でも、あなた…あなたって人は、私が誰よりも頼りにしてた存在なの。なのにあなたは、私がもう立ち直ることもできないほど、私を失望させたのよ…今の私はもう…あなたのことを許したり、あなたがしたことを忘れることができなくなっちゃってるの。わかる?

Sam: What can I do?
  俺、どうしたら許してもらえる?

Dean: Honestly? Nothing. I just don't...I don't think that we can ever be what we were. You know? I just don't think I can trust you.
  正直に言っていい?もう無理。私もう…私たちもう二度と昔のようには戻れないと思う…、だってそうでしょう?私、あなたのことを信じられるようにはもうなれないと思う。




ええっっ!!??

シーズン5が始まって早々、あれほど何があってもひたすら弟を愛し続けてきた兄ちゃんの口からこんな台詞が飛び出すなんて!!?

で、2話に続くなの?!




って、このペースで復習してたら、とても次の放送までには復習が完了しないでしょうけど…、今回はもう残念ながら時間がなくなってしまったので、この辺で投稿ということにします。

とはいえ来週も仕事がびっしりつまっていて非常に忙しい予定で、月曜以降の数日で、一体何話復習できるかわからないものの…、なんとか少しでも進めたらいいんだけど。



***



ついでに、前回の日記でちょっと触れた、久々の名作長編Slash

じっくり感想を書くつもりだったけど、どうしても時間がとれないので、お話のありかがどこかに紛れ込んでしまう前に、自分の覚書用としてもリンクだけくっつけておきます。

Closer

J2, 50000+ Words, future!fic

Warnings: Amnesia and children?


Summary: Eternal Sunshine of the Spotless Mind crossover/remix. Future!fic in which Jared is a big shot Hollywood star, and Jensen is a divorcee still working in Canadian television.


5万語を超える長編の上、このお話の設定の元になった映画

『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』(邦題『エターナル・サンシャイン』)

をご覧になった方ならお分かりのように、

ちょっとSF的ともいえる不可思議な世界設定で話が進んでいくので、最初のうち読み進めていくのがちょっと大変かもしれませんが、とある時点から、がらっとストーリーの雰囲気が変わって、どっぷりと感情移入させられてしまい、

ほのぼのとした、のどかで幸せなシーンになればなるほど切なくて、いつこの幸せが消えてしまうのか不安にさせられるという、非常に複雑な感情を掻き立てられる

なかなかに、いいお話なのです。

もし今、自由になる時間がたっぷりあって、名作Slashをじっくり読んでみたいという方がいたら、ぜひお試しください。

2010年4月4日日曜日

あれやこれや

Supernaturalシーズン4第16話も放送になりましたが、

そういえば、LA Conだったのですよね。先週末(3月26~28日)は。

私はめずらしく今回のLA Conのレポートの中で、「ネタバレ注意!」と字が伏せてあった部分をほとんど読んでしまって、

「でもきっと忘れっぽい私がすっかりネタバレを読んだことを忘れてしまった頃に放映されるエピソードに違いない」

とたかをくくっていたのですが、

私が読んだネタバレ、第16話にほとんど出てきていましたね!

でもそれはそれで、ああ!あの話はこういうことだったのね、と新鮮に解釈できてよかった気もしています。

それはそうと、LA Conといえば、

しばらく前にLA Conに参加する皆、楽しんできてね!なんていうコメントを見かけて、あー、今年もそろそろかー、とは、一瞬思った記憶だけはあったものの、

私がいまだちらちらと日記を覗きにでかけている、もはやすっかり古参となってしまったFangirlsが以前のようには、(Twitterもない時代から!あらゆる手段を使ってConに参加できない世界中のFangirlsに向けて放出されてきた)Conの実況中継を追って大きな悲鳴を上げることがすっかりなくなってしまったので、私もすっかりスルー仕掛けていましたが、

Jensenが、レイ(私の見た感じでは、花の冠みたいだったけど、英語圏の女子たちはそろって “Lei”と表現していたので)を頭にのっけて可愛い仕草でちょっとおしゃべりした(直後、自分が可愛くなりすぎてることに気づいたのか、Leiをむしりとって投げ捨てていましたが)以外で、

何かこれといった「Squee!(キャー!)」とFangirlsが黄色い悲鳴を誘発するような出来事はあったのでしょうか?

ミーシャとジャレッドのいたずら合戦についての告白?
(かなりえげつないことにまでエスカレートしてるとか?)

今回のConでのJ2のパネルでの質問では、やっと!ついに!「ああ~~っ、それはやめて!」と常識人のFangirlsを赤面させ、かつ強烈な寒気を催させるような恥ずかしい質問が出ず、

演技や撮影時の演出の手法なんかについてかなり大人で真面目な質疑応答がなされた上、

J2の二人は、LA Conの直後、すぐにバンクーバーに戻ってシーズンフィナーレのエピソードの残りのシーンをいくつか撮影しなければならないということで、LAの滞在時間がかなり制限されていたということなので、

Jaredがシュガーハイの発作に襲われて、Jensenの手に負えなくなるような場面は登場する暇がなかったということ?

と言いつつ、ふと思い出されるのは、サンディーとの婚約を発表した直後のConで、なんだが妙に緊張して大人な態度だったJared。

今回の新婚ホヤホヤのJaredもFanたちがちゃんと自分の結婚を祝福してくれているのか心配で多少大人しかったとか?

もうここ2年ほどにもなるでしょうか、この頃では日本でもすっかり有名になった「Twitter」からあふれ出るとぎれとぎれの実況中継情報のおかげもあって、Conventionの内容を整理して、いわゆる腐のつくFangirlsのツボを残らず書き出してくれるというような、質の高いCon Reportが投稿されることがめっきり減ってしまったように思えるのが寂しい気もします。

とはいえ、今では私自身も暇に明かせて朝から晩まであちこちのConレポートを探して読みふけるような時間が全くなくなってしまって、頭にLeiを載っけたJensenの映像をちょっと目にした以外、まだJ2のパネルの映像も全くチェックしておらず、

J2以外のパネラーについては、レポートのかけらも読んでいないので、

なにかワクワクするような楽しい情報を完全に見逃しているのかもしれませんね。


***


えーっと、16話?

16話についての感想も(時間さえあるなら)ゆっくり書きたいところなのですが、

現在、時間がなくなってしまったので、なんとか次の放送までに…書けたらちょこっと書き出したいと思います。

それよりも実は、最近読んだ長編Slashがかなりの名作で!

それが不思議に16話にも通じる部分があったりもして、

なんとか現在の感動が消えてしまう前に、このお話の感想文が書きたい…。