今週も土曜日まで仕事で、この週末は日記も書けないかも…と思っていましたが、ぽかっと時間ができたので、なんとかこの隙に少し日記を書きたいと思います。
シーズン5も終盤に向け、佳境にさしかかろうとしている
『Supernatural』ですが、
いよいよ来週は、記念すべき100話目のエピソードになるんですね!
サードシーズンがピックアップされるかどうかでやきもきしていた頃のことを思い起こすと、エピソードの総数が100話に達する日がやってくるなんて夢にも思いませんでした。
とはいえ、Mythologyのテーマが『天国vs.地獄』なんていう桁外れなことになってしまった前のシーズンの頃から、私自身の身辺もごたごたがあったり、と思っている間に、急激に急がしくなったりで、ゆっくりエピソードを噛み砕いて理解する暇もすっかりなくなり、
現在のシーズン5もかろうじて毎週エピソードだけはチェックしているものの、どーうも初期のシーズンの頃のようには、頭からつま先までそれこそどっぷりとエピソードに浸って、兄弟に感情移入するということができなくなってきています。
いつか帰るよ、という口約束だけで、ちっとも帰ってくる気配のない、というか、もう絶対帰ってこれないでしょ?!その状況じゃ!!という父ちゃんことJDMに対する恨みつらみを晴らすためでもあるかのように、
そしてとにかくDean(Jensen)だーい好きなクリプキ先生が神として君臨するSPN界でもあるだけに、
何かというと
「そりゃぁ、あれこれやむを得ない事情があったとはいえ、やっぱり父ちゃんが全部悪い」
的な理屈に終始しがちな、Mythologyエピソードの基本方針自体にアレルギーというか、拒否反応が出始めているのかも…とも思ったりもするのですが。
ともかく、このシーズン5で、(個人的に)いい加減もううんざり!という感じの鬱陶しい天使vs.悪魔の喧嘩にけりをつけて、次のシーズン6では全く新しい展開が待っている(らしい)ということなので、
なんとか100話目が放送されてしまう前に、ちょこっとだけここまでのシーズン5を振り返って、Supernaturalというドラマに対する愛情を個人的に再燃させておきたいと思います。
次のエピソードの放送までに、どこまで復習できるかわかりませんが、まずは第1話から。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
Supernatural Season 5 おさらい
エピソード1
66の最後の封印が解かれ、ついにApocalypseが始まってしまった地球。
復活してしまったルシファを退治するには、天使たちがどこかでなくしてしまって、現在は巡り巡って地球上のどこかに存在しているという
『マイケル(日本人になじみの天使の呼び方だとミカエルですよね)の剣』
を手に入れるしかない、とのこと。
悪魔たち(なんとこの中には、もはや懐かしのMegもいましたよね。で、Megのお供についてきた悪魔も、あの人ってシーズン1で悪魔に身体を乗っ取られてた人じゃない?ひょっとしてあれからずーっと悪魔として暮らしてたとか?!)は、魔王ルシファ様の脅威となるその剣を兄弟や天使より先に手に入れようと、ついにボビーおじさんの身体を乗っ取るなんていう手段に出て、その結果ボビーおじさんも大変な痛手をこうむることになってしまいます。
ところで、『マイケルの剣』があるかもしれない場所のことをVisionでみた預言者Chuckの言葉を(天使に監視されている可能性のあるChuckの代わりに)兄弟に伝える役目を担うことになったのは、
なんとChuckの書いた小説「Supernatural」シリーズのNo.1ファンを自認し、どうやらWincest Slash小説の作家でもあるBecky。
このエピソードの予告映像が世に現れて以来、Beckyのキャラクター設定についてはまさに喧々囂々という感じで賛否両論ありましたが、私としては、Beckyが画面に登場する度、素直に大笑いしていました。
だって!
Sam:Becky, c-- Uh, can you...quit touching me?
Becky、あーできたらそのー、僕の身体をまさぐるのやめられないかな?
Becky:No.
無理。
Sam(もしくはJared)の身体を誰にも邪魔されずにまさぐるチャンスを得られるものなら、そのチャンスを長年夢に見続けてきたFangirlsなら誰しも!気の済むまでまさぐっていたいと思うものです。
と、それは置いておいて、
結局、マイケルの剣とは、マイケルが地球上で活動する時のVessel(器)のことで、まさにその
『The Vessel』
とは、なんとディーンのことだった!
という、とんでもなく衝撃な事実が発覚。
で、もう来週に続く!となるのかと思いきや、ん?まだまだ時間が残ってる…、
するとなんと、本妻の意地を見せDean自らの手で愛人Rubyにとどめを刺したこともあり、あの流れで一応Rubyとの浮気の件については、Samは許してもらえたってことになったのかな…と
(シーズン4の終了からシーズン5の再開までの長いHiatusの間)
思っていた視聴者の前に!
度重なる夫の裏切りに、我慢の限界を超えてしまった妻からついに離婚を切り出されてしまう夫という図式
にしか見えない、がけっぷちに立つ夫婦の会話が(またもや)展開されることになったのです。
(下のDeanの台詞をとても男言葉では訳せません。Deanの無骨な男らしさが好きだという方、以下のDeanの台詞につけた私の日本語はぜひとも無視してください)
Dean: I tried, Sammy. I mean, I really tried. But I just can't keep pretending
that everything's all right. Because it's not. And it's never going to be. You chose a demon over your own brother, And look what happened.
私も努力したのよ、サミー。本当に努力したの。でももうこれ以上、何もかも大丈夫だなんてふりできなくなっちゃったの。だって大丈夫なんかじゃないんだもの。それにこれからも絶対大丈夫になんかならないわ。あなたは、自分の妻(毎度毎度でいい加減、しつこくて恐縮ですが、…妻じゃなくって、実の兄)よりも悪魔を選んだのよ。で、その結果どんなことになったか、見て頂戴。
Sam: I would give anything --Anything -- To take it all back.
俺、どんなことでもする、…どんなことでも、お前とのことを全て取り戻すためなら。
Dean: I know you would. And I know how sorry you are. I do. But, man...You were the one that I depended on the most. And you let me down in ways that I can't even...I'm just --I'm having a hard time forgiving and forgetting here. You know?
あなたがそうしてくれるってことはわかってる。それにあなたがどんなに反省してるかもわかってるの。ほんとよ。でも、あなた…あなたって人は、私が誰よりも頼りにしてた存在なの。なのにあなたは、私がもう立ち直ることもできないほど、私を失望させたのよ…今の私はもう…あなたのことを許したり、あなたがしたことを忘れることができなくなっちゃってるの。わかる?
Sam: What can I do?
俺、どうしたら許してもらえる?
Dean: Honestly? Nothing. I just don't...I don't think that we can ever be what we were. You know? I just don't think I can trust you.
正直に言っていい?もう無理。私もう…私たちもう二度と昔のようには戻れないと思う…、だってそうでしょう?私、あなたのことを信じられるようにはもうなれないと思う。
ええっっ!!??
シーズン5が始まって早々、あれほど何があってもひたすら弟を愛し続けてきた兄ちゃんの口からこんな台詞が飛び出すなんて!!?
で、2話に続くなの?!
って、このペースで復習してたら、とても次の放送までには復習が完了しないでしょうけど…、今回はもう残念ながら時間がなくなってしまったので、この辺で投稿ということにします。
とはいえ来週も仕事がびっしりつまっていて非常に忙しい予定で、月曜以降の数日で、一体何話復習できるかわからないものの…、なんとか少しでも進めたらいいんだけど。
***
ついでに、前回の日記でちょっと触れた、久々の名作長編Slash
じっくり感想を書くつもりだったけど、どうしても時間がとれないので、お話のありかがどこかに紛れ込んでしまう前に、自分の覚書用としてもリンクだけくっつけておきます。
Closer
J2, 50000+ Words, future!fic
Warnings: Amnesia and children?
Summary: Eternal Sunshine of the Spotless Mind crossover/remix. Future!fic in which Jared is a big shot Hollywood star, and Jensen is a divorcee still working in Canadian television.
5万語を超える長編の上、このお話の設定の元になった映画
『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』(邦題『エターナル・サンシャイン』)
をご覧になった方ならお分かりのように、
ちょっとSF的ともいえる不可思議な世界設定で話が進んでいくので、最初のうち読み進めていくのがちょっと大変かもしれませんが、とある時点から、がらっとストーリーの雰囲気が変わって、どっぷりと感情移入させられてしまい、
ほのぼのとした、のどかで幸せなシーンになればなるほど切なくて、いつこの幸せが消えてしまうのか不安にさせられるという、非常に複雑な感情を掻き立てられる
なかなかに、いいお話なのです。
もし今、自由になる時間がたっぷりあって、名作Slashをじっくり読んでみたいという方がいたら、ぜひお試しください。
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2 件のコメント:
こんばんは、藤葉さん。5シーズンの復習読ませてもらいました。助かります。
もう天使と悪魔でごちゃごちゃになってしまい、なかなかストーリーを掴み切れず、困ってました。
もう一度、藤葉さんの解説で勉強したいです。お暇を見てぜひ、最後までお願いします。
伏線が生きているのか、もはや破綻してるのか、最後をピシッと決めてもらえるとうれしいのですが…
毎回倦怠夫婦の痴話げんかを見てるのもまた楽し、なのですがね(笑)
Amberさん
書き込みありがとうございます。
なんだか上っ面をなぞるだけの復習になってしまいましたが、多少なりともお役に立てたのならよかったです。
本当に、先シーズンから続く天使と悪魔の喧嘩の基本設定はどんどんわかりにくくなっていく気がします!
集中してストーリーを追いかける根気が欠乏してきた私だけかと思っていましたが、どうもそれだけではない様子。
「SPNを続けろ!」としつこいFanに対するクリプキの陰謀なのかもしれませんね。
Amberさんの仰るとおり、このところの兄弟喧嘩は、完全に倦怠期の夫婦としか思えなくて、脚本家の方々、一体どういうつもりでその台詞をJ2に言わせてるの???と、時々真剣に突っ込みたくなります(笑)
私自身の頭の整理のためにも、なんとかこのS5のおさらいを継続していきたいと思ってます。
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