もういい加減、エピソードのおさらいに戻らないと、絶対挫折することになるってことはわかっているのですけど…。
どうもこの夏場のHiatus時期には、思いもかけない誘惑が色々と舞い込んできます。
今週の月曜日に突如飛び込んできたのは
『Sherlock』
です。
とある、イギリスの(既に「元」?)SPN Fangirlsが、
"OMG the Sherlock Holmes tv show was the best thing I've watched on TV in AGES! HOOKED! Love It!"
なんて、日記で叫んでいるのを目にして、
ん?シャーロック・ホームズのテレビシリーズ?イギリスでまた新しいのが制作されたの???
ハリウッドで、ロバート・ダウニー・ジュニアが主演を演じた映画が好評で、既に第2弾の制作が決まったとか、始まってるとか聞いたような気がするけども、
本家、イギリスとして、アメリカ人なんかにお株を取られたままにはしてられないってこと?
でも、いまさらまたテレビシリーズって…。
それほどの期待は持たないまま、でも、上のような腐のつくFangirlsが、HOOKED!って宣言してるくらいだから…
ひょっとして、ミステリーそのものよりも、シャーロックとワトソン君の微妙な関係に焦点を当ててるとか…???
と、ヨコシマな疑惑に駆られて…、ふらふらとその新しいシャーロック・ホームズのテレビシリーズとやらを探しに行ってみると、
ありました。
『Sherlock』(TV Series)
この7月末(7月25日)~8月頭にかけ、全3話が放送されるのだそうで、
早速、第1話の "A Study in Pink" を鑑賞し始めてみると…。
ん?
んんんんん?????
原作と同じ、退役軍人であるらしいワトソン君が、戦争のPTSDに悩まされているらしきシーンの後、
ワトソン君がセラピストにかかったり、パソコンを使ったりしてる?!
そう、この新しいテレビシリーズのシャーロック・ホームズって、
現代の社会を舞台にしてるのです!
J2が二人揃って参加できたという、『Comic Con』の様子すらもチェックできない状況にいる私で、もうあらゆる情報から遅れているのは確かなんですけど、
この新しい『Sherlock』って、既にすごい噂になってたりしたのでしょうか?
シャーロックを演じている Benedict Cumberbatch という、マーリンこと、Colin Morgan(この子も今年のComic Conに参加したのですよね?)を大人にした感じの、なんとも不可思議な魅力を湛えた俳優さん、
アメリカのリメイク版も大人気のコメディ 『Office』 の本家イギリス版での Tim 役が有名なのだという(私は Office は見たいと思いつつ、英国版、米国版共に何度も挫折してるもので…) Martin Freeman が演じる ワトソン君も、
単にシャーロックに振り回されてばっかりの、一般市民代表のような、のんきで生真面目な存在ではなく、
一癖も二癖もありそうなのが、なんともぞくぞくします。
もちろん、
(シャーロックの一目惚れで…)一瞬で、Flatmate(同居人)になることを決めた二人に、
かの有名なベイカー街221Bのシャーロックの住むフラットの大家さんであるハドソン夫人(このご婦人がまたいいキャラクター!)は
『あなたたち、どうしてもベッドルームが二つ必要だっていうなら、上の階にももう一つ寝室があるのよ』
なんて、初対面のワトソン君に言い放ち、
(ワトソン君は 『もちろんベッドルームは二つ必要です!』 と返答)
シャーロックが過去に事件を解決してあげたってことで、いつ行っても何を食べても 『タダだぞ』と言ってくれる太っ腹なレストランのオーナーのおじさんから、
シャーロックの『Date』 だと、断定されたワトソン君が、
『I'm not his date!』
なんて地味に否定するシーンが出てきたり、
私のような、ン十年前の中学生の時から、シャーロックとワトソン君をそういう目で見続けている腐のつく女子の心をくすぐるシーンも細かく挿入されています。
上のようなあからさまな台詞ばかりではなく、第1話では、まだ出逢ったばかりの二人が、お互いを一瞬で受け入れてしまって、もう離れられなくなってしまっている様子が、
画面の前で見ている視聴者にもごく自然に納得できて、やっぱり!シャーロックとワトソン君の関係っていいわー(って、実はかなり妄想に偏ってるのかもしれないけども…)としみじみ思えます。
BBC
マーリンが始まった時にも、唸らされましたが、
『Sherlock』
本当に意表を衝かれました!そして、
面白い!
(たとえ2時間ドラマだとしても)たった3話だというのは、今からもう残念な気持ちすら湧いてきます。
***
マーリンも比較的迅速に放送してくれたNHK。
大相撲の放映料が何億も浮いたらしいから…、きっとすぐに『Sherlock』の放映権も獲得して、放送してくれることになるでしょうね。
でもあのシャーロックの超早口&長台詞、字幕版での放送は、ちょっと難しいかも…。
2010年7月25日日曜日
あれやこれや
やっと梅雨が明けた!と思ったら…。
途端に、とんでもなく暑い~~~。
猛暑、猛暑、という言葉が恐くて天気予報をみるのも怖気づきそうな今日この頃、皆さんいかがお過ごしなのでしょうか?
毎年、『日本一暑い町』として名前が挙がるのも、現在私の暮らす北関東のどこかの町である場合が多いわけですが、
病後の回復期の暇つぶしとしてこの日記を書き始めた2007年、私が名古屋の付近に住んでいた年、愛知県のすぐお隣の岐阜の多治見市(←名古屋から電車で30分程)が、毎度おなじみの熊谷や館林という北関東の超強豪を抑えて、日本国内の最高気温となる40.9℃を日本で最初に観測し『日本一暑い町』の座を獲得したのでした…。
通院していた名古屋の漢方薬を処方してくれる病院の先生からの、「とにかく身体を冷やしてはいけない」との強いお達しもあって、ひと夏クーラーなしで、日本一(のお隣)の暑さを満喫しつつ、毎日何時間も日記を書きまくったりしていたのでしたが…、
それも今となっては懐かしい思い出です。
極度の出不精ではあるものの、いざ外出しようと決めた時にはほとんど雨降りだったことがないという『晴れ女』を秘かに自負してきた私でしたが、
熱波が日本中ついてくる…、という、もはや被害妄想的な気持ちさえ湧いてきそうな気がしている今日この頃です。
しかも、北関東と言えば『雷』も名物でして、ここ連日は仕事から帰宅して「さー、パソコンを開こうか」と思うと、盛大にゴロゴロピカピカし始めるというのはお約束事のようになってしまい、やっと雷が収まる頃には既に日記を更新しようという気力も失せてしまうということで、
しばらく日記書きからも遠ざかってしまっていました。
***
『読書』
そんなこんなで、紙の読書は大分捗りました。
『Bones』by Jonathan Kellerman
読了しました。
ストーリーのオチは、ジェフリー・ディーバーなんかのジェットコースターミステリーと比べると弱いというのは否めないところではあるけれども、
やっぱり長年の付き合いになったアレックスとマイロのコンビが出てくると、二人の仲良しぶりを(懲りず)に勘繰ったりするだけでも楽しいし、
この『Bones』から登場したマイロの弟子Moe君とそのお兄ちゃんのAaronという二人のキャラクターも大変興味を沸き立ててくれます。
順番は前後する形で先に読んでしまった『True Detectives』では、せっかくマイロを慕って西LA署に異動願いを出してまで転属してきたMoe君に対して、マイロがちょっと冷たいというか、距離を置いてるように感じたのでしたが、
『Bones』での二人のやり取りを目にした後の感想としては、(前回の日記にも引用しましたが)「(Bonesでは頑張ったから)家の敷地内だったら、ハンドルを握らせてやるぞ」という、Moe坊やへのマイロの父心だったのかもしれない
と、少々見識が変わりました。
ケラーマンのペーパーバックは、もう一冊『Evidence』が購入済みで、『Bones』が読み終わったらきっとすぐに読み始めてしまうことになる、と覚悟していたところ、
とんでもない伏兵が隠れていました。
☆
私の大好きなロマンス作家、スーザン・ブロックマンです。
先日の日記で、ペーパーバックで読める最新作『Hot Pursuit』が届いてしまった、と、ちらっと書いたのですが、
もう一作、『Hot Target』の日本語翻訳版が出ていたことについ最近気づきました。
読書自体に費やせる時間が減ってしまったこともあって、ここしばらく本屋に出かけることがめっきり減っていた私。
先日、本当に久々に本屋に出かけたところ、
ヴィレッジブックスの棚に『ホットターゲット』前後編が二冊並んでいるのを見つけて衝撃を受けました。
そもそも(しつこいようですが、その年日本一暑かった東海地方に住んでいた)2007年、アメリカのとあるSPN Fangirlが、
Suzanne BrockmannのSEALチーム16トラブルシューターシリーズの『Hot Target』最高!
この長いシリーズで、ついにJulesのロマンスが表舞台に出たのよ!!!
Robin×Jules×Adam、最高に切ないロマンスになってた!
とかなんとか(確か…)、日記で絶叫していたのに強烈に興味をそそられて、
『ゲイのFBI捜査官が主演のロマンス小説?』
よ、読みた~~~い!!!
と思ったものの、
愛知県にいる間は、アマゾンさんからの購入を停止していたこともあって、まずは名古屋の洋書が置いてある本屋さんをしらみつぶしに巡って現物を探してみることにし、
でもお目当ての『Hot Target』は入手できず、なぜか、手入れられたスーザン・ブロックマンのSEALチーム16トラブルシューターシリーズのペーパーバックは、Hot Targetの次の作品で…、
その後、なにはともあれシリーズの初期の作品も読んでみることにしようと、当時、日本語翻訳版で手に入ったSEALチーム16トラブルシューターシリーズを手に入った順に、完全に順不同で読み始めてみると、これがもう最高に面白かった!!!
その年の秋、残念ながら予定よりも早く北関東に帰ってきてから、(その時はなぜかJapan Amazonで見つけることができず)25ドルほどの送料まで払って、US Amazonから日本語翻訳版のまだ出ていないシリーズの残りの作品を全て(ペーパーバックの出ていないものはハードカバーで!)取り寄せて、もう無我夢中で読みふけることになったのでした。
そんなわけで、
『ホットターゲット』という作品は、まさに私がスーザン・ブロックマンの虜になるきっかけを作ってくれた作品なわけです。
この作品で、ついに表舞台に登場したジュールズの恋愛模様も、本当に切ないのだけれども、
もう一人の主役である、猛者ぞろいのSEALにあってさえ、チーム仲間から「得体が知れない…」と恐れられているコズモ・リクター、この彼がまたいいのです!
既に読み終えた小説を日本語版が出たからといって、もう一度購入することに対し、毎度、なんとはなしのためらいというか、罪悪感のようなものを感じたりもするのですが、
ペーパーバックを読み終えた直後の感動から大分月日が経ってから、記憶もかなり薄れたところで日本語でイッキ読みすると、これがまた快感なのですよねー。
と、またスーザン・ブロックマン熱に火がついてしまったところで、案の定、
先日、届いた『Hot Pursuit』を読み始めてしまいました。
ここしばらく、巻末のミニストーリーだけでスポットライトが当たることが多かったサム&アリッサのアツアツ夫婦が久々に主演で登場!していますが、
スーザンのこのシリーズでは、いつも一作に3組くらいのカップルの恋愛模様を同時進行で描くのが常なところ、現在146ページまで進んで、まだ準主役カップルがどの組み合わせになるのかはっきりとわからないという、ちょっと変わった趣向でストーリーが進んでいます。
猛暑の夏の夜、雷のため、PCの電源も入れられないまま、紙の読書は大分はかどりました。
『Hot Pursuit』の後は、またケラーマンに戻って『Evidence』を読み始めることになると思います。
***
『海外ドラマ』
Supernaturalが長~いHiatusに入っている間に、ゆっくりとエピソードのおさらいをする、という目論見でしたが、なかなか目論見どおりにはいかないものです。
シーズン3が始まったと思ったら、あっという間に6話が放送されてしまった『Leverage』、
Leverageファミリーのもと、子供時代をやり直しているパーカーの成長が目覚しくなってきて、そろそろ思春期?という感じがくすぐったくもある今シーズンですが、
第6話では、Supernaturalのおてんば娘ジョーことAlona Talが、エリオットこと(そしてJensenの親友でもあることで有名な)クリスチャン・ケインのLove Interestとして登場!
そしてこのエピソードの悪役として登場したのは、Smallvilleで、長年『理想のお父さんNo.1』を演じ続けたクラークのパパ!
その上、Kaneというバンドを組んで活動するカントリーの歌手でもあるクリスに、カントリー歌手のふりをさせるという、
(ある意味)私を含む多くのSupernaturalファンに悲鳴を上げさせるための仕掛けがたっぷり仕込まれた、手の込んだサービスエピソードとなっています。
Alonaは、SPNのConにゲストで参加する際なんかに、歌を披露したりなんかすることもあったと思いますが、今回のエピソードでの歌声も大したものです。
☆
そしてそして、さらには、ちょっと油断している間に、
『Psych』のシーズン5が始まっていました!
先週の放送で、早くももう第2話目。
サイキック探偵としての成功に最近ちょっと調子に乗りすぎていることもあって、行き過ぎた危険に遭遇するハメにもなってきているShawnの身を心配&身の程を思い知らせるため、
警察を早期退職して悠々自適の生活を送っていたShawnのパパが、(署長の依頼もあって)コンサルタントとして警察に復帰、
Shawnは、今までのようには気楽に捜査に関わらせてもらえない状況になってしまっています。
でも相変わらずShawn&Gusの仲良しコンビは可愛い…。
***
もうそろそろいい加減、Supernaturalのおさらいを再開しないと、本当に挫折してしまいそう…。
途端に、とんでもなく暑い~~~。
猛暑、猛暑、という言葉が恐くて天気予報をみるのも怖気づきそうな今日この頃、皆さんいかがお過ごしなのでしょうか?
毎年、『日本一暑い町』として名前が挙がるのも、現在私の暮らす北関東のどこかの町である場合が多いわけですが、
病後の回復期の暇つぶしとしてこの日記を書き始めた2007年、私が名古屋の付近に住んでいた年、愛知県のすぐお隣の岐阜の多治見市(←名古屋から電車で30分程)が、毎度おなじみの熊谷や館林という北関東の超強豪を抑えて、日本国内の最高気温となる40.9℃を日本で最初に観測し『日本一暑い町』の座を獲得したのでした…。
通院していた名古屋の漢方薬を処方してくれる病院の先生からの、「とにかく身体を冷やしてはいけない」との強いお達しもあって、ひと夏クーラーなしで、日本一(のお隣)の暑さを満喫しつつ、毎日何時間も日記を書きまくったりしていたのでしたが…、
それも今となっては懐かしい思い出です。
極度の出不精ではあるものの、いざ外出しようと決めた時にはほとんど雨降りだったことがないという『晴れ女』を秘かに自負してきた私でしたが、
熱波が日本中ついてくる…、という、もはや被害妄想的な気持ちさえ湧いてきそうな気がしている今日この頃です。
しかも、北関東と言えば『雷』も名物でして、ここ連日は仕事から帰宅して「さー、パソコンを開こうか」と思うと、盛大にゴロゴロピカピカし始めるというのはお約束事のようになってしまい、やっと雷が収まる頃には既に日記を更新しようという気力も失せてしまうということで、
しばらく日記書きからも遠ざかってしまっていました。
***
『読書』
そんなこんなで、紙の読書は大分捗りました。
『Bones』by Jonathan Kellerman
読了しました。
ストーリーのオチは、ジェフリー・ディーバーなんかのジェットコースターミステリーと比べると弱いというのは否めないところではあるけれども、
やっぱり長年の付き合いになったアレックスとマイロのコンビが出てくると、二人の仲良しぶりを(懲りず)に勘繰ったりするだけでも楽しいし、
この『Bones』から登場したマイロの弟子Moe君とそのお兄ちゃんのAaronという二人のキャラクターも大変興味を沸き立ててくれます。
順番は前後する形で先に読んでしまった『True Detectives』では、せっかくマイロを慕って西LA署に異動願いを出してまで転属してきたMoe君に対して、マイロがちょっと冷たいというか、距離を置いてるように感じたのでしたが、
『Bones』での二人のやり取りを目にした後の感想としては、(前回の日記にも引用しましたが)「(Bonesでは頑張ったから)家の敷地内だったら、ハンドルを握らせてやるぞ」という、Moe坊やへのマイロの父心だったのかもしれない
と、少々見識が変わりました。
ケラーマンのペーパーバックは、もう一冊『Evidence』が購入済みで、『Bones』が読み終わったらきっとすぐに読み始めてしまうことになる、と覚悟していたところ、
とんでもない伏兵が隠れていました。
☆
私の大好きなロマンス作家、スーザン・ブロックマンです。
先日の日記で、ペーパーバックで読める最新作『Hot Pursuit』が届いてしまった、と、ちらっと書いたのですが、
もう一作、『Hot Target』の日本語翻訳版が出ていたことについ最近気づきました。
読書自体に費やせる時間が減ってしまったこともあって、ここしばらく本屋に出かけることがめっきり減っていた私。
先日、本当に久々に本屋に出かけたところ、
ヴィレッジブックスの棚に『ホットターゲット』前後編が二冊並んでいるのを見つけて衝撃を受けました。
そもそも(しつこいようですが、その年日本一暑かった東海地方に住んでいた)2007年、アメリカのとあるSPN Fangirlが、
Suzanne BrockmannのSEALチーム16トラブルシューターシリーズの『Hot Target』最高!
この長いシリーズで、ついにJulesのロマンスが表舞台に出たのよ!!!
Robin×Jules×Adam、最高に切ないロマンスになってた!
とかなんとか(確か…)、日記で絶叫していたのに強烈に興味をそそられて、
『ゲイのFBI捜査官が主演のロマンス小説?』
よ、読みた~~~い!!!
と思ったものの、
愛知県にいる間は、アマゾンさんからの購入を停止していたこともあって、まずは名古屋の洋書が置いてある本屋さんをしらみつぶしに巡って現物を探してみることにし、
でもお目当ての『Hot Target』は入手できず、なぜか、手入れられたスーザン・ブロックマンのSEALチーム16トラブルシューターシリーズのペーパーバックは、Hot Targetの次の作品で…、
その後、なにはともあれシリーズの初期の作品も読んでみることにしようと、当時、日本語翻訳版で手に入ったSEALチーム16トラブルシューターシリーズを手に入った順に、完全に順不同で読み始めてみると、これがもう最高に面白かった!!!
その年の秋、残念ながら予定よりも早く北関東に帰ってきてから、(その時はなぜかJapan Amazonで見つけることができず)25ドルほどの送料まで払って、US Amazonから日本語翻訳版のまだ出ていないシリーズの残りの作品を全て(ペーパーバックの出ていないものはハードカバーで!)取り寄せて、もう無我夢中で読みふけることになったのでした。
そんなわけで、
『ホットターゲット』という作品は、まさに私がスーザン・ブロックマンの虜になるきっかけを作ってくれた作品なわけです。
この作品で、ついに表舞台に登場したジュールズの恋愛模様も、本当に切ないのだけれども、
もう一人の主役である、猛者ぞろいのSEALにあってさえ、チーム仲間から「得体が知れない…」と恐れられているコズモ・リクター、この彼がまたいいのです!
既に読み終えた小説を日本語版が出たからといって、もう一度購入することに対し、毎度、なんとはなしのためらいというか、罪悪感のようなものを感じたりもするのですが、
ペーパーバックを読み終えた直後の感動から大分月日が経ってから、記憶もかなり薄れたところで日本語でイッキ読みすると、これがまた快感なのですよねー。
と、またスーザン・ブロックマン熱に火がついてしまったところで、案の定、
先日、届いた『Hot Pursuit』を読み始めてしまいました。
ここしばらく、巻末のミニストーリーだけでスポットライトが当たることが多かったサム&アリッサのアツアツ夫婦が久々に主演で登場!していますが、
スーザンのこのシリーズでは、いつも一作に3組くらいのカップルの恋愛模様を同時進行で描くのが常なところ、現在146ページまで進んで、まだ準主役カップルがどの組み合わせになるのかはっきりとわからないという、ちょっと変わった趣向でストーリーが進んでいます。
猛暑の夏の夜、雷のため、PCの電源も入れられないまま、紙の読書は大分はかどりました。
『Hot Pursuit』の後は、またケラーマンに戻って『Evidence』を読み始めることになると思います。
***
『海外ドラマ』
Supernaturalが長~いHiatusに入っている間に、ゆっくりとエピソードのおさらいをする、という目論見でしたが、なかなか目論見どおりにはいかないものです。
シーズン3が始まったと思ったら、あっという間に6話が放送されてしまった『Leverage』、
Leverageファミリーのもと、子供時代をやり直しているパーカーの成長が目覚しくなってきて、そろそろ思春期?という感じがくすぐったくもある今シーズンですが、
第6話では、Supernaturalのおてんば娘ジョーことAlona Talが、エリオットこと(そしてJensenの親友でもあることで有名な)クリスチャン・ケインのLove Interestとして登場!
そしてこのエピソードの悪役として登場したのは、Smallvilleで、長年『理想のお父さんNo.1』を演じ続けたクラークのパパ!
その上、Kaneというバンドを組んで活動するカントリーの歌手でもあるクリスに、カントリー歌手のふりをさせるという、
(ある意味)私を含む多くのSupernaturalファンに悲鳴を上げさせるための仕掛けがたっぷり仕込まれた、手の込んだサービスエピソードとなっています。
Alonaは、SPNのConにゲストで参加する際なんかに、歌を披露したりなんかすることもあったと思いますが、今回のエピソードでの歌声も大したものです。
☆
そしてそして、さらには、ちょっと油断している間に、
『Psych』のシーズン5が始まっていました!
先週の放送で、早くももう第2話目。
サイキック探偵としての成功に最近ちょっと調子に乗りすぎていることもあって、行き過ぎた危険に遭遇するハメにもなってきているShawnの身を心配&身の程を思い知らせるため、
警察を早期退職して悠々自適の生活を送っていたShawnのパパが、(署長の依頼もあって)コンサルタントとして警察に復帰、
Shawnは、今までのようには気楽に捜査に関わらせてもらえない状況になってしまっています。
でも相変わらずShawn&Gusの仲良しコンビは可愛い…。
***
もうそろそろいい加減、Supernaturalのおさらいを再開しないと、本当に挫折してしまいそう…。
2010年7月14日水曜日
Supernatural シーズン5エピソード6おさらい②
梅雨時期って、なーんか調子が悪くなったりしませんか?
気持ちも体調もすっきりしないまま、だらだらと本を読んだり、Slashを読んだり、海外ドラマを観たり、なんてことをしているだけでついつい何日も経ってしまって、
しかも本日仕事から帰宅すると、Suzanne Brockmannの新しいペーパーバック
『Hot Pursuit』
が届いてしまったので、ケラーマンの本も途中だっていうのに、今すぐにでも読み始めたい!!!
ということで、
このままでは妄想おさらいの続きがいつまでたっても更新できない…、ということになってしまいそうなので、キリのいいところまで…、などと欲張らず、とにかくほんの少しだけでも進めてみることにしたいと思います。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
奇妙な連続事件の爆心地とも言える、とある家にいつものとおり不法侵入しようとした兄弟の前に現れたのは、一人でお留守番中の少年。
茶色の髪とHazel(画面が暗くてはっきりとは分からないけど、たぶん…)のどんぐり目でほっぺには微かにそばかすも?
(兄弟が養子にもらうのにちょうどいい外見とも言えるかも…)
ベビーシッターが付く付かないの分かれ目って、この10歳、11歳くらいのところなんでしょうかね?
巨人の兄弟(Deanでも自称 ’6”1 でしたっけ?)が前に聳え立つせいなのか、11歳のJesseは、なんだかとても小さく見えますが、本人はサムに向かって 「僕はもう子供じゃないけどね」 なんてませたことを言い放っていますし、前回もちょっと触れましたが、
そろそろ第二次反抗期、および思春期の入り口に差し掛かろうとしている年頃らしく、容易には他人の言うことを信用しないし、何かにつけて強がって生意気な受け答えをしたいフェーズに入っているらしいことも伺えます。
しかしまぎれもなく、歯を全部抜かれてしまったお父さんが証言したとおりの、
『Tooth Fairy』
のスケッチ(Jesse直筆)が冷蔵庫に貼られていたのを発見したDeanが、
『Itching Powder』や『Pop Rocks & Coke』や『Joy Buzzer』についてのJesseの意見を聞いてみると、
それはまさにこの町で次々と発生した事件そのもの。
そこでDeanは、Joy Buzzerをズボンのポケットから取り出すと、(子育ての経験者らしい口調で…)なぜこのおもちゃが危険でないかをJesseに噛み砕いて説明し、Jesseが(ちょっと失望ぎみながらも)納得の表情を見せたところで、(一瞬で巨大な豚のモモ肉をローストする威力を持っていた!)Joy BuzzerをSamの分厚い胸板に押し付けます。
Joy Buzzerが、恐ろしい殺人兵器ではなくなり、ジーッという振動音を立てるだけという本来の役割に戻ったことが確認できた瞬間ではありましたが…、
Sam: Dude, what the hell?
Dean: I had a hunch. I went with it.
Sam: You risked my ass on a hunch?!
Dean: You're fine. Besides, now we know who's turning this town into Willy Wonka's worst nightmare.
Sam: The kid.
Dean: Yeah. Everything Jesse believes comes true.
………(中略)
Sam: Yeah, but convince him the joy buzzers don't actually work, and they go from killing machines back into crap toys.
Dean: He probably doesn't even know he's doing it.
二階の窓から顔を覗かせたJesseに手を振ったDean。
How is he doing it?
***
自分でもそうとは知らずに、くだらない言い伝えや、ろくでもないおもちゃを子供に与えたくない一心でつく大人の嘘を現実のものに変えてしまっていた Jesse。
Jesse 少年に対する、私の個人的な第一印象は、正直、「小生意気な小僧!」だったのでしたが、
10歳を超えて、まだ『歯の妖精さん』を筆頭に、成長過程で両親から聞かされてきたさまざまな嘘を信じ切っていた純粋さと、
兄弟とのやり取りの中で見せる子供らしい表情や笑顔に、
おばさんファンとしては、もうあっという間に 「この子、可愛い…」 と意見を翻すことになりました。
それにしても、Deanの言うとおり。
How is he doing it?
Jesseは、どうやってこの一連の事件を引き起こすような力を身につけることになったのでしょう。
それはもちろんこの続きであきらかになります。
☆
ストーリーは全く進んでいませんが…、とりあえず、ちょこっとだけでも更新してみる!ということで、
今回はここまでで投稿ということにしておきます。
(千里の道も一歩から…)
気持ちも体調もすっきりしないまま、だらだらと本を読んだり、Slashを読んだり、海外ドラマを観たり、なんてことをしているだけでついつい何日も経ってしまって、
しかも本日仕事から帰宅すると、Suzanne Brockmannの新しいペーパーバック
『Hot Pursuit』
が届いてしまったので、ケラーマンの本も途中だっていうのに、今すぐにでも読み始めたい!!!
ということで、
このままでは妄想おさらいの続きがいつまでたっても更新できない…、ということになってしまいそうなので、キリのいいところまで…、などと欲張らず、とにかくほんの少しだけでも進めてみることにしたいと思います。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
奇妙な連続事件の爆心地とも言える、とある家にいつものとおり不法侵入しようとした兄弟の前に現れたのは、一人でお留守番中の少年。
茶色の髪とHazel(画面が暗くてはっきりとは分からないけど、たぶん…)のどんぐり目でほっぺには微かにそばかすも?
(兄弟が養子にもらうのにちょうどいい外見とも言えるかも…)
ベビーシッターが付く付かないの分かれ目って、この10歳、11歳くらいのところなんでしょうかね?
巨人の兄弟(Deanでも自称 ’6”1 でしたっけ?)が前に聳え立つせいなのか、11歳のJesseは、なんだかとても小さく見えますが、本人はサムに向かって 「僕はもう子供じゃないけどね」 なんてませたことを言い放っていますし、前回もちょっと触れましたが、
そろそろ第二次反抗期、および思春期の入り口に差し掛かろうとしている年頃らしく、容易には他人の言うことを信用しないし、何かにつけて強がって生意気な受け答えをしたいフェーズに入っているらしいことも伺えます。
しかしまぎれもなく、歯を全部抜かれてしまったお父さんが証言したとおりの、
『Tooth Fairy』
のスケッチ(Jesse直筆)が冷蔵庫に貼られていたのを発見したDeanが、
『Itching Powder』や『Pop Rocks & Coke』や『Joy Buzzer』についてのJesseの意見を聞いてみると、
それはまさにこの町で次々と発生した事件そのもの。
そこでDeanは、Joy Buzzerをズボンのポケットから取り出すと、(子育ての経験者らしい口調で…)なぜこのおもちゃが危険でないかをJesseに噛み砕いて説明し、Jesseが(ちょっと失望ぎみながらも)納得の表情を見せたところで、(一瞬で巨大な豚のモモ肉をローストする威力を持っていた!)Joy BuzzerをSamの分厚い胸板に押し付けます。
Joy Buzzerが、恐ろしい殺人兵器ではなくなり、ジーッという振動音を立てるだけという本来の役割に戻ったことが確認できた瞬間ではありましたが…、
Sam: Dude, what the hell?
Dean: I had a hunch. I went with it.
Sam: You risked my ass on a hunch?!
Dean: You're fine. Besides, now we know who's turning this town into Willy Wonka's worst nightmare.
Sam: The kid.
Dean: Yeah. Everything Jesse believes comes true.
………(中略)
Sam: Yeah, but convince him the joy buzzers don't actually work, and they go from killing machines back into crap toys.
Dean: He probably doesn't even know he's doing it.
二階の窓から顔を覗かせたJesseに手を振ったDean。
How is he doing it?
***
自分でもそうとは知らずに、くだらない言い伝えや、ろくでもないおもちゃを子供に与えたくない一心でつく大人の嘘を現実のものに変えてしまっていた Jesse。
Jesse 少年に対する、私の個人的な第一印象は、正直、「小生意気な小僧!」だったのでしたが、
10歳を超えて、まだ『歯の妖精さん』を筆頭に、成長過程で両親から聞かされてきたさまざまな嘘を信じ切っていた純粋さと、
兄弟とのやり取りの中で見せる子供らしい表情や笑顔に、
おばさんファンとしては、もうあっという間に 「この子、可愛い…」 と意見を翻すことになりました。
それにしても、Deanの言うとおり。
How is he doing it?
Jesseは、どうやってこの一連の事件を引き起こすような力を身につけることになったのでしょう。
それはもちろんこの続きであきらかになります。
☆
ストーリーは全く進んでいませんが…、とりあえず、ちょこっとだけでも更新してみる!ということで、
今回はここまでで投稿ということにしておきます。
(千里の道も一歩から…)
2010年7月10日土曜日
あれやこれや
Supernatural シーズン5エピソード6おさらい②
に入る予定なのですが、
Jonathan Kellerman。
やっぱりアレックスシリーズの方が面白い…。
***
前回に引き続き、アレックスシリーズの読みそこなっていたペーパーバック
『Bones』
についての覚書をちょこっとだけ。
もう少し読み進めたところで、ついにお兄ちゃんのAaronも登場し、シーズン1の頃の某Winchester兄弟のような微妙なギクシャク感を読者の前に繰り広げてくれました。
(中年のプレッピーみたいなどと服装を酷評されていたMoe君に対し、Aaronの描写は、もうとにかく洗練されてて、おしゃれで、お金がかかってる感じがまざまざと目に浮かびます!)
現在、羽振りのいい私立探偵として活躍中のAaronが、元警察官だったらしいという情報は前回読んだ『True Detectives』にもちらっと出てきましたが、
今回の『Bones』で、なんとAaronは警察時代、マイロともちょっとした知り合いだったということが発覚。Aaronが、警察を辞めた背後にも何か意味ありげな事情がありそうな気配です。
担当する事件の捜査に、別の方面からお兄ちゃんのAaronが一枚噛んでいたことが発覚して、徹夜の張り込みの間にお兄ちゃんを尾行したり、なんていう、無茶な行動をとり始めたMoe君に対し、
マイロが「落ち着け坊主!」という感じで、さりげなくMoe君を宥めたり、アドバイスをしたりするシーンが出てきて、
ここへ来てゲイのマイロには縁がなかったはずの子育てをするハメになってる感じが妙に微笑ましいです。
マイロが何かにつけて、Moe君のことを 『Kid』 と呼ぶのも可愛いのですが、
“You get good grades, I’ll let you spin the steering wheel. But only the car’s in the driveway.”
なんていう台詞もぽろっと出てきたりして!
なんとなく、小さな男の子をパパが膝に乗っけてハンドルを握らせてあげてる、というような光景が浮かんできますよね。
さらに少し親しくなればファーストネームで呼び合うのが普通のアメリカ社会なのに、
そしてMoe君が(もうほぼ一目ぼれと言ってもいい感じで)マイロのことを心底尊敬して、慕ってるのは明らかなのに、というか、だからこそなのか、
あくまでマイロのことを『Lieutenant』(警部補)と呼び続けるMoe君のこだわりもちょっと変わっているのですけれども
時々、短縮形の 『Loo』 と呼ぶのが、なんだか甘えてる感じで、無性に可愛く感じます。
(ケラーマンは通常辞書に出てくるLieutenantの短縮形『Lou』ではなく、oが二つのLooを使うので、なんか余計に可愛く感じるのかもしれません)
ゲイであることをカミングアウトしているため、警察組織の中で長年非常に辛い思いを強いられてきたマイロは、本当に限られた人間にしか心を許さないというのはこのシリーズを通しての周知の事実。
で、Moe君も、幼くして亡くしたお父さんのこと、肌の色の違うお兄ちゃんのことやなんかで幼少期からかなりの精神的トラウマというか、屈折を抱えることになっていて、どうやら他人との間に距離を置くのが本能的な習性になっている様子。
そんな、簡単には人に慣れない『野生の猛獣』のような二人が、ほとんど初対面でお互いを認め、父子のような関係になったというのは、とても興味を引かれます。
さらにさらに! この『Bones』には、
マイロの長年の伴侶である、リックも!出てきました。
アレックスの彼女(二度破局して、二度元のサヤに戻った)ロビンの発案で、4人で食事をしよう!ということになって、
ERのシフトが休みで先に到着したリック、いつもよりちょっと長めになっているという髪はすっかり銀色になったようですけど、相変わらずおしゃれで、ロビンに巨大な花束を持ってくるなんていう(ゲイの男性らしい)心遣いを見せるところも変わっていません。
一方、捜査で電話にも出ず、今回の約束はドタキャンになるのかも…、とあきらめムードが漂った瞬間、どたどたっと現れたマイロが
全員をハグして部屋の酸素を全部一人で吸ってしまう、なんていうシーン。
アレックスは(ライバル?)リックの表情をちゃんと観察しています。
The look on Rick’s face was pure relief.
この長~いシリーズで初めて 『リック、可愛い!』と思わされました。
そしてたらふく食べ、一服した後、「あ、時間だ」と言って、またもや全員をハグして去っていってしまうマイロ。
全員をハグする、というのが、いかにもこの四人の関係性を表しているようで、面白いです。
唯一の女性のロビンと、実質の配偶者であるリックをハグするのは当然なんだけど、アレックスもついでにハグしとくマイロっていうのが…、
ケラーマン、本当に、私のようなファンの心を握って放さないコツってものをわきまえてます。
***
アレックスによるMoe君とAaronの詳細な描写を読んでしまうと、どうしても!動いているColby君(Numbersより)の姿を見たくなって、
きっとこじつけ編集のColby/David 熱々Slashビデオが投稿されているはず…、
と、ふらふらとYouTubeへ出かけていったら、
なんと!無編集の完全な!Slash映像がありました。
以下、日本ではまだ放送されていない(WOWWOWとかではやってるのかな?)Numb3rsのシーズン6第2話の映像が出てきますので、ご注意ください。
Numb3rs - 6x02 - Bar scene (David/Colby)
ははははははは!!!
この映像のコメント欄に並ぶのは、まさに私の脳内を読み取ったようなコメントばかり!(笑)
- This nearly killed me. My OTP played out right in front of me... I screamed... By the way, I have yet to see the episode (Australia is that far behind), so I'm waiting to find out how they get to this point
- haha i havent seen the episode so i was like huhhh? lmao. hilarious, even though im not too sure how they got to this point lol
- Okay this is amazing! David/Colby forevah!
一体どういった経緯でこんな状況になったのか、Colby/David目当てで、シーズン4だけをかろうじて追いかけて鑑賞しただけの私も、上の(オーストラリアにも生息が確認された)腐のつく女子たちと同様、シーズン6の出来事は全くもって理解の外の出来事だったのですが、
とりあえず指が疲れるまで、もう一回見るボタンを押してしまったのは確かです。
(その後、どうしても我慢できずS6E2のフルエピソードを見てしまいました…)
ということで、以下、あまりに仲良しなDavid&Colbyの台詞に被せる形で、久々にSlash辞書を少しだけ、取り上げてみたいと思います。
ただNumb3rsシーズン6エピソード2のネタバレとなってしまう可能性がありますので、Numb3rsのエピソードを追いかけている方で、まだシーズン6が未見であるという方はご注意願います。
上の映像の大雑把な種明かしとしては、Nikki、Colby、Davidの三人で、週末のディナーにデートの相手を連れてこられなかった者が、全員の食事代を払うという『Numb3rs版ゴチになります』な賭けをしていたという設定。
Nikki: Looks like we're Dutch tonight.
Dutch:英語圏で『割り勘』という意味が定着してしまい、当のオランダ人は、かなり不本意だという話も聞きますけれども…。
(誰もデートの相手が見つからなかったんだから)今日は割り勘ってことみたいね、と言ってるNikkiの横で、Colbyがすました顔でDavidの椅子を引いてあげています。
Colby: I'm gonna have to disagree. I'd like you to meet my date, Agent David Sinclair. Very good resumé, very professional. He was just promoted to supervisor, in fact.
David: Cabernet, please, and he'll have the chardonnay.
Colbyが椅子を引いていたけれども、ワインを注文するのはDavid、ということで、いかにもゲイのカップルらしい対等(リバーシブル)な関係です。
それにしてもカヴェルネ(赤)とか、シャルドネ(白)とか、なんとなく知ったかぶってあてずっぽうに、ゲイが頼みそうな響きのワインの名前を連呼してるような感じが笑えますが、
Colby: You are such a gentleman.
!(笑)
(普段のColbyって絶対に「とりあえずビール」っていう感じだと思うけど)頼りになるカレシが自分の好みを的確にわきまえてスマートにワインを注文してくれることに「うっとり」という感じがよく出ています。
David: Thank you so much.
ColbyもDavidも、妙に滑らかでねちっこい話し方というか…、あきらかに普段の話し方じゃないですよね!
Nikki: I can't believe this.
Colby: I am very hungry. You?
David: Absolutely starving. The surf and turf looks delicious.
Surf and turf:魚介類(主にロブスターなどの海老)とステーキの合わせ盛り
RPSのお話なんかで、実生活では 某Dean Winchester さん以上の食いしん坊なのだという 某Jared Padalecki さんが、注文しているシーンがよく出てきます。
Colby: Shellfish'll upset your stomach, though, remember.
甲殻類を食べるとお腹の調子が悪くなることまで、もちろん承知してます。
愛しいカレシですもん!
David: That's a good point. We'll have the filet.
Nikki: I'll have a vodka and soda with a twist. Actually, you know what? Hold the soda, hold the twist. Just bring the bottle.
vodka and soda with a twist: ウォッカのソーダ割りにレモン(など)を添えたもの(一杯飲みたい…)
Twist:グラスの縁に刺してある、きゅっと絞るためのレモン(など)のことですが、
Nikkiのこの注文の仕方、飲み慣れてる感じですよね。
Hold the ~~:
RPSのお話なんかで、実生活では 某Sam Winchester さん以上に健康的な食事が好きなのだという 某Jensen Ackles さんが、サンドイッチを注文する際などに、
“Hold the mayo, please.”
なんて付け加えるシーンをしばしば見かけたりするものですが、
Hold the ~~、というフレーズは、「~~抜きで」という意味になるのですよね。
もちろん「~~抜き」という表現は他にも「No~~」や、「Leave off~~」など様々な言い方がありますし、
iPhone アプリの CM で出てきた「ピクルスを抜いてください」⇒「Without pickles, Please.」なんていうのも基本中の基本の表現なのかもしれませんが、Without picklesはいかにも辞書からそのまま持ってきたという感じがしてしまいます。
小説(Slashを含む)などを読んでいる中では、Hold the ~~は、いかにも日常の会話の中の生きた言葉という印象で自然な感じがします。
***
口うるさくて威張ってばかりいる(と評価できるほどちゃんとシリーズを追いかけていないのですが…)Nikkiに奢らせたいという二人共通の思いがあったにしても…、
Colby & David、まさかそういう作戦に出ようとは!
しかも 「それ反則じゃない?!」 と、ごく正当な(だと思うけど…)突っ込みを入れることもなく、ウォッカをボトルで持って来て!とあっさり敗北を認めてしまったNikkiって!!
………
ディナーの間中続いたのに違いないColby & Davidの、もはや演技を超えたいちゃいちゃぶりを肴に、きっとVodkaを一本、ソーダもレモンもなしで空けてしまったのに違いないNikki、
かなりベロベロ気味になるまで酔って
「このあたしに奢らせたんだから、あたしの目の前で Make out くらいしてみせなさいよ!しかも濃厚でハードなやつをね!」
と、熱々カップルに絡むシーンが絶対あったに違いない!
と思うんだけど…。
SPN Fandomだったら、即座にそのシーンを文章にして、最低でも50本のSlash小説が書かれているに違いないと思うんだけど。
David/Colby のSlashサイト、どこに隠れてるの????!!!
***
ちょこっとだけ、『Bones』についての覚書を書いたら、SPNシーズン5第2話のおさらい②に入る予定だったのに、
はっと気づいたら…、
おさらい、忘れていませんから!(なるべく早く更新します…)
に入る予定なのですが、
Jonathan Kellerman。
やっぱりアレックスシリーズの方が面白い…。
***
前回に引き続き、アレックスシリーズの読みそこなっていたペーパーバック
『Bones』
についての覚書をちょこっとだけ。
もう少し読み進めたところで、ついにお兄ちゃんのAaronも登場し、シーズン1の頃の某Winchester兄弟のような微妙なギクシャク感を読者の前に繰り広げてくれました。
(中年のプレッピーみたいなどと服装を酷評されていたMoe君に対し、Aaronの描写は、もうとにかく洗練されてて、おしゃれで、お金がかかってる感じがまざまざと目に浮かびます!)
現在、羽振りのいい私立探偵として活躍中のAaronが、元警察官だったらしいという情報は前回読んだ『True Detectives』にもちらっと出てきましたが、
今回の『Bones』で、なんとAaronは警察時代、マイロともちょっとした知り合いだったということが発覚。Aaronが、警察を辞めた背後にも何か意味ありげな事情がありそうな気配です。
担当する事件の捜査に、別の方面からお兄ちゃんのAaronが一枚噛んでいたことが発覚して、徹夜の張り込みの間にお兄ちゃんを尾行したり、なんていう、無茶な行動をとり始めたMoe君に対し、
マイロが「落ち着け坊主!」という感じで、さりげなくMoe君を宥めたり、アドバイスをしたりするシーンが出てきて、
ここへ来てゲイのマイロには縁がなかったはずの子育てをするハメになってる感じが妙に微笑ましいです。
マイロが何かにつけて、Moe君のことを 『Kid』 と呼ぶのも可愛いのですが、
“You get good grades, I’ll let you spin the steering wheel. But only the car’s in the driveway.”
なんていう台詞もぽろっと出てきたりして!
なんとなく、小さな男の子をパパが膝に乗っけてハンドルを握らせてあげてる、というような光景が浮かんできますよね。
さらに少し親しくなればファーストネームで呼び合うのが普通のアメリカ社会なのに、
そしてMoe君が(もうほぼ一目ぼれと言ってもいい感じで)マイロのことを心底尊敬して、慕ってるのは明らかなのに、というか、だからこそなのか、
あくまでマイロのことを『Lieutenant』(警部補)と呼び続けるMoe君のこだわりもちょっと変わっているのですけれども
時々、短縮形の 『Loo』 と呼ぶのが、なんだか甘えてる感じで、無性に可愛く感じます。
(ケラーマンは通常辞書に出てくるLieutenantの短縮形『Lou』ではなく、oが二つのLooを使うので、なんか余計に可愛く感じるのかもしれません)
ゲイであることをカミングアウトしているため、警察組織の中で長年非常に辛い思いを強いられてきたマイロは、本当に限られた人間にしか心を許さないというのはこのシリーズを通しての周知の事実。
で、Moe君も、幼くして亡くしたお父さんのこと、肌の色の違うお兄ちゃんのことやなんかで幼少期からかなりの精神的トラウマというか、屈折を抱えることになっていて、どうやら他人との間に距離を置くのが本能的な習性になっている様子。
そんな、簡単には人に慣れない『野生の猛獣』のような二人が、ほとんど初対面でお互いを認め、父子のような関係になったというのは、とても興味を引かれます。
さらにさらに! この『Bones』には、
マイロの長年の伴侶である、リックも!出てきました。
アレックスの彼女(二度破局して、二度元のサヤに戻った)ロビンの発案で、4人で食事をしよう!ということになって、
ERのシフトが休みで先に到着したリック、いつもよりちょっと長めになっているという髪はすっかり銀色になったようですけど、相変わらずおしゃれで、ロビンに巨大な花束を持ってくるなんていう(ゲイの男性らしい)心遣いを見せるところも変わっていません。
一方、捜査で電話にも出ず、今回の約束はドタキャンになるのかも…、とあきらめムードが漂った瞬間、どたどたっと現れたマイロが
全員をハグして部屋の酸素を全部一人で吸ってしまう、なんていうシーン。
アレックスは(ライバル?)リックの表情をちゃんと観察しています。
The look on Rick’s face was pure relief.
この長~いシリーズで初めて 『リック、可愛い!』と思わされました。
そしてたらふく食べ、一服した後、「あ、時間だ」と言って、またもや全員をハグして去っていってしまうマイロ。
全員をハグする、というのが、いかにもこの四人の関係性を表しているようで、面白いです。
唯一の女性のロビンと、実質の配偶者であるリックをハグするのは当然なんだけど、アレックスもついでにハグしとくマイロっていうのが…、
ケラーマン、本当に、私のようなファンの心を握って放さないコツってものをわきまえてます。
***
アレックスによるMoe君とAaronの詳細な描写を読んでしまうと、どうしても!動いているColby君(Numbersより)の姿を見たくなって、
きっとこじつけ編集のColby/David 熱々Slashビデオが投稿されているはず…、
と、ふらふらとYouTubeへ出かけていったら、
なんと!無編集の完全な!Slash映像がありました。
以下、日本ではまだ放送されていない(WOWWOWとかではやってるのかな?)Numb3rsのシーズン6第2話の映像が出てきますので、ご注意ください。
Numb3rs - 6x02 - Bar scene (David/Colby)
ははははははは!!!
この映像のコメント欄に並ぶのは、まさに私の脳内を読み取ったようなコメントばかり!(笑)
- This nearly killed me. My OTP played out right in front of me... I screamed... By the way, I have yet to see the episode (Australia is that far behind), so I'm waiting to find out how they get to this point
- haha i havent seen the episode so i was like huhhh? lmao. hilarious, even though im not too sure how they got to this point lol
- Okay this is amazing! David/Colby forevah!
一体どういった経緯でこんな状況になったのか、Colby/David目当てで、シーズン4だけをかろうじて追いかけて鑑賞しただけの私も、上の(オーストラリアにも生息が確認された)腐のつく女子たちと同様、シーズン6の出来事は全くもって理解の外の出来事だったのですが、
とりあえず指が疲れるまで、もう一回見るボタンを押してしまったのは確かです。
(その後、どうしても我慢できずS6E2のフルエピソードを見てしまいました…)
ということで、以下、あまりに仲良しなDavid&Colbyの台詞に被せる形で、久々にSlash辞書を少しだけ、取り上げてみたいと思います。
ただNumb3rsシーズン6エピソード2のネタバレとなってしまう可能性がありますので、Numb3rsのエピソードを追いかけている方で、まだシーズン6が未見であるという方はご注意願います。
上の映像の大雑把な種明かしとしては、Nikki、Colby、Davidの三人で、週末のディナーにデートの相手を連れてこられなかった者が、全員の食事代を払うという『Numb3rs版ゴチになります』な賭けをしていたという設定。
Nikki: Looks like we're Dutch tonight.
Dutch:英語圏で『割り勘』という意味が定着してしまい、当のオランダ人は、かなり不本意だという話も聞きますけれども…。
(誰もデートの相手が見つからなかったんだから)今日は割り勘ってことみたいね、と言ってるNikkiの横で、Colbyがすました顔でDavidの椅子を引いてあげています。
Colby: I'm gonna have to disagree. I'd like you to meet my date, Agent David Sinclair. Very good resumé, very professional. He was just promoted to supervisor, in fact.
David: Cabernet, please, and he'll have the chardonnay.
Colbyが椅子を引いていたけれども、ワインを注文するのはDavid、ということで、いかにもゲイのカップルらしい対等(リバーシブル)な関係です。
それにしてもカヴェルネ(赤)とか、シャルドネ(白)とか、なんとなく知ったかぶってあてずっぽうに、ゲイが頼みそうな響きのワインの名前を連呼してるような感じが笑えますが、
Colby: You are such a gentleman.
!(笑)
(普段のColbyって絶対に「とりあえずビール」っていう感じだと思うけど)頼りになるカレシが自分の好みを的確にわきまえてスマートにワインを注文してくれることに「うっとり」という感じがよく出ています。
David: Thank you so much.
ColbyもDavidも、妙に滑らかでねちっこい話し方というか…、あきらかに普段の話し方じゃないですよね!
Nikki: I can't believe this.
Colby: I am very hungry. You?
David: Absolutely starving. The surf and turf looks delicious.
Surf and turf:魚介類(主にロブスターなどの海老)とステーキの合わせ盛り
RPSのお話なんかで、実生活では 某Dean Winchester さん以上の食いしん坊なのだという 某Jared Padalecki さんが、注文しているシーンがよく出てきます。
Colby: Shellfish'll upset your stomach, though, remember.
甲殻類を食べるとお腹の調子が悪くなることまで、もちろん承知してます。
愛しいカレシですもん!
David: That's a good point. We'll have the filet.
Nikki: I'll have a vodka and soda with a twist. Actually, you know what? Hold the soda, hold the twist. Just bring the bottle.
vodka and soda with a twist: ウォッカのソーダ割りにレモン(など)を添えたもの(一杯飲みたい…)
Twist:グラスの縁に刺してある、きゅっと絞るためのレモン(など)のことですが、
Nikkiのこの注文の仕方、飲み慣れてる感じですよね。
Hold the ~~:
RPSのお話なんかで、実生活では 某Sam Winchester さん以上に健康的な食事が好きなのだという 某Jensen Ackles さんが、サンドイッチを注文する際などに、
“Hold the mayo, please.”
なんて付け加えるシーンをしばしば見かけたりするものですが、
Hold the ~~、というフレーズは、「~~抜きで」という意味になるのですよね。
もちろん「~~抜き」という表現は他にも「No~~」や、「Leave off~~」など様々な言い方がありますし、
iPhone アプリの CM で出てきた「ピクルスを抜いてください」⇒「Without pickles, Please.」なんていうのも基本中の基本の表現なのかもしれませんが、Without picklesはいかにも辞書からそのまま持ってきたという感じがしてしまいます。
小説(Slashを含む)などを読んでいる中では、Hold the ~~は、いかにも日常の会話の中の生きた言葉という印象で自然な感じがします。
***
口うるさくて威張ってばかりいる(と評価できるほどちゃんとシリーズを追いかけていないのですが…)Nikkiに奢らせたいという二人共通の思いがあったにしても…、
Colby & David、まさかそういう作戦に出ようとは!
しかも 「それ反則じゃない?!」 と、ごく正当な(だと思うけど…)突っ込みを入れることもなく、ウォッカをボトルで持って来て!とあっさり敗北を認めてしまったNikkiって!!
………
ディナーの間中続いたのに違いないColby & Davidの、もはや演技を超えたいちゃいちゃぶりを肴に、きっとVodkaを一本、ソーダもレモンもなしで空けてしまったのに違いないNikki、
かなりベロベロ気味になるまで酔って
「このあたしに奢らせたんだから、あたしの目の前で Make out くらいしてみせなさいよ!しかも濃厚でハードなやつをね!」
と、熱々カップルに絡むシーンが絶対あったに違いない!
と思うんだけど…。
SPN Fandomだったら、即座にそのシーンを文章にして、最低でも50本のSlash小説が書かれているに違いないと思うんだけど。
David/Colby のSlashサイト、どこに隠れてるの????!!!
***
ちょこっとだけ、『Bones』についての覚書を書いたら、SPNシーズン5第2話のおさらい②に入る予定だったのに、
はっと気づいたら…、
おさらい、忘れていませんから!(なるべく早く更新します…)
2010年7月3日土曜日
Supernatural シーズン5エピソード6おさらい①
前回のエピソード5でPagan Godを演じた
パリス・ヒルトンが南アフリカで、大麻所持により逮捕されかけた、
なんていうニュースも本日のお昼に流れていましたが、
今回こそ、エピソード6のおさらいを始めたいと思います。
いや、絶対始めますが!
その前にちょこっとだけ紙の読書の覚書を…。
***
いつの間にか2冊出ていたJonathan Kellermanのアレックスシリーズのペーパーバック2冊のうち、
『Bones』 を
読み始めた、と前回の日記で触れたのですけど、
早くも 28ページの 5行目で出てきました、
この前に読んだ『True Detectives』の主人公の一人 Moe君が。
しかも 『パシフィック署のMoe Reedです。Moeと呼んでください』(この時なんと本名がMosesだってことは隠してるの!その少し後、アレックスから、「MoeはMosesの省略形かい?」なんて聞かれちゃってたけども)なんて、Milo & Alexに自己紹介してるので、Moe君の登場は『Bones』の方が先だったのですね。
しかも観察眼の鋭いAlexにより、Moe君がどんな容姿をしているのかも、実に詳細に描写されています。
Young, ruddy, dirty-blond crew cut. だとか、
His unshielded eyes were clear, round, baby blue. だとか、
Dressed like a middle-aged preppie, but late twenties, tops, with the short-limbed, barrel-chested build of a wrestler. The barley-colored buzz cut topped a round, smooth face the sun would ravage. なんていう感じで。
(日差しに酷いことされそうな色白さんだっていうのに、左のほっぺに日焼け止めの塗り忘れがあって、もうそこがミディアムレアに焼けちゃってる、なんてことまで観察されてます。
マイロとアレックス二人並べて、「どっちがゲイだと思う?」 と聞かれたら十中八九、アレックスだと答えてしまう、と思うんだけど、本当にいつ読んでも、アレックスの観察眼はゲイだとしか思えないほどに詳細で繊細です)
『True-』の方でも、日焼けするとストロベリーヨーグルトみたいになっちゃうという描写が出てきたし(Kellermanはこのフレーズがお気に入りのようで、マイロもリックとのバケーションの後、ストロベリーヨーグルトだってアレックスから描写されていましたっけ)、
クライマックス近く、Aaron兄ちゃんが思わぬ力仕事をするはめになって、今にも限界!という時、
「なんでこういう時にあの力持ちの弟はいないんだ!」 なんて心の中で文句を言うシーンが出てきたけれども、
Moe君、樽のように胸板が厚いレスラーみたいな体つき、ってほどの『がっしりくん』だったとは!
でもやっぱり上の描写、まさに『Numbers』のColbyだ!と思います。
(髪の色や瞳の色の差異はあるし、Colbyは多少日焼けできる感じだけれども)
さらに、『True Detectives』でのMoe & Aaron の白黒兄弟は、アレックス先生について触れる時『Marsh(沼地・湿地)で死体を見つけた時…』なんていう台詞を何度か口にしていて、
Marsh?沼地で死体を発見するなんていうプロット、今までのアレックスシリーズにあったっけ???
と、毎度ながら頼りない我が記憶力を振り絞ってみたりもしたのでしたが、
『Bones』: Moe君の出てくる直前の22ページ目くらいから、射撃の練習をしているアレックスにマイロがコツを伝授するという名目で、毎度のことながら二人していちゃいちゃ仲良ししていた時、
マイロの携帯に『Bird Marshに死体が捨てられてるのをボランティアが発見。パシフィック署の管轄だが、担当は新米刑事が一人だけだからヘルプに行け』なんていう連絡が入って、
ああ!この本か!
と、すーっと頭の中の霧が晴れたような気分になりました。
Marshで発見された死体を現場で調べるため呼ばれた人類学者たちの中に、『True-』ではMoe君のカノジョというか…、そういう感じの関係になっている黒人の美人(お兄ちゃんのAaronと同じカフェオレ色くらいの肌で、お兄ちゃんと同じ超美形) Liz も出てきて、あきらかにMoe君は一目ぼれした感じ。
(アレックスシリーズは基本的に、アレックスがいるシーンはアレックスの一人称なので、Moe君がLizをちらちらチェックしている様子もアレックスに観察されてます…)
某Winchester兄弟の某サミー君も某お兄ちゃんとそっくりな「睫毛の長いお目目パッチリで、唇のふっくらした超美人の彼女」と付き合っていましたが、
子供時代以来、(大好きすぎた挙句)なーんとなーく気まずい関係になってしまったお兄ちゃんと、目にもあきらかな共通点を持つ美人に一目で惹かれちゃったりする、弟君たちの心境について、
心理学の専門家のアレックス・デラウェア先生に一つ解説を聞いてみたい気がします。
ということで、ひょっとしたら、『Bones』を読み終わってから、『True Detectives』を復習することになるかもしれません…。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
父ちゃんの亡霊にも妨害されることなく、無事、心の距離をちょっとだけ縮めたWinchester夫妻。
とにかく目の前に現れる悪い奴らをフン捕まえて、片っ端からケツを蹴っ飛ばしてやろうぜ!
ってことで、二人が次に食いついたのは、
幻の痒みに襲われ、なんと自ら頭を掻きむしった挙句、脳みそが飛び出してしまい死に至ったという、恐ろしくも奇妙な死を遂げたベビーシッターの女の子の事件。
死んだ Amber がベビーシッターをしていた Jimmy 少年から、かつて Sammy の子育てを一手に引き受けていた経験にものを言わせて、
「あんたが嘘をついてるのはわかってるのよ」(あのDeanの目つき!(笑))と、
Amberのヘアブラシに(今や懐かしの!)『かゆかゆパウダー』を振りかけたことを白状させたDean。
しかし事件はそれだけでは収まらず、
電池すらも入っていないJoy buzzer (中にぜんまいが入った薄い小さな円筒形のおもちゃ。手に隠し持って握手をすると、スイッチが入って振動を始め、相手に電気ショックに似た不快感を与える、いたずら用の古典的なおもちゃ)で感電死するという事件が発生。
iPhone だとか、ヴァンパイアがキスする映画なんかにばっかり夢中になってる今時の少年少女たちに腹を立てた、いたずらグッズショップの経営者が何か強烈な呪術を使って復讐をはじめたのでは…、
という推測を元に、地元のいたずらグッズショップを訪ねてみたものの、どうやら全く関係なし。
☆
とはいえ、この店で『ブーブークッション』を見つけたDean(というかJensen)が、「サム!見て!」と、実に嬉しそうな顔をして、即お買い上げしていたのが…、
いつもあれほどJaredの強烈なオナラに悩まされてるというのに、健気というか、やっぱりSam(Jared)が大好きなのね、と解釈せざるを得ない私です。
☆
奇妙な事件はさらに続々と続きます。
セキュリティーアラームに引っかかることもなく、鍵のかかったドアもしくは窓をすり抜けて侵入した5フィート10インチ、350ポンド、羽が生えてて、ピンクのチュチュを着ている不気味なオヤジ=自称『歯の妖精さん』により、32枚の25セント硬貨と引き換えにして、全ての歯を抜かれてしまったお父さん。
Pop Rocks(口の中ではじけるキャンディ)とCokeを一緒に食べて(飲んで)、胃に穴が開いてしまった少年たち。
『いつまでもそんな顔してると、そのまま固まっちゃうわよ!』 とお母さんに怒られるに違いない顔で固まってしまった男性。
ここまで頻発する奇妙な事件の数々に、Deanがふとひらめいたのは、これってみんな、
『子供が信じる(大人がつく)嘘』
で、それが現実になってしまっているってこと。
でもだとしたら、この事件を引き起こしているナニモノかは、現実を作り変えちゃってるってことで、それって、神か、トリックスターに匹敵するくらいの力を持ってる上に、
9歳(もしくはディーンの…)ユーモアのセンスを兼ね備えてる存在だということに。
その後、Dean が Joy Buzzer でこんがりとローストした豚のモモ肉のサンドイッチをなんだか不自由そうに左手だけで頬張っていると、
事件現場を再検証して回ってきたらしいSamが呆れ顔で、「まだそんなの食ってんのか?」と言いつつ、
今回の奇妙な事件の数々が、半径2マイルの円の中に収まっていることを報告、
「ひょっとして、このモーテルもその円に入ってたりする?」
「ああ。なんで?」
というサムにディーンがずっと画面の外に隠してあった右手を掲げて見せると、なんとその手の平には「ふさふさの毛」が生えています。
「暇だったしさ、(奇妙な事件の調査で訪れた病院で出会った “Jen” という美人の)看護士さんが Hotだったから…」
「兄ちゃん!それで目が見えなくなった可能性だってあったんだぞ!」
☆
この兄弟のやりとりはどういうことかというと:
"they" used to tell children that masturbating would result in a variety of physical maladies, including hairy palms, blind eyes, or crossed eyes.
あえて日本語はつけないことにしますが、『手の平の毛』も、ある意味大人(they)が子供につく嘘の代表的なものということになるわけですよね。
☆
とにかく円の中心にある家を調べに行こう、でもその前に5分くれ…
と、バスルームに向かうディーンの背中に、
Sam: Hey, do not use my razor!
おい、俺のカミソリ使うなよ!
というサムの厳しい声が飛びますが、ディーンのあの笑顔を見ると絶対に…。
☆
手の平の毛も無事サムのカミソリで処理し、またもやFBI捜査官を装って、神やトリックスターにも匹敵する力を持つモンスターに対面する覚悟で、奇妙な事件の爆心地とも言える畑の真ん中にある疑惑の一軒家を訪れた兄弟の前に現れたのは、
1998年3月29日生まれなので、昨年秋の放送時には、11歳ということで
反抗期(&思春期の入り口)に差し掛かっているためなのか、ちょこっと生意気気味ではあるものの、
ごくごく、本当にごくごく普通の少年だったのでした。
***
と、いつもながら、エピソードはやっと本題に入ったところなのですが、Moe君の件で大分横道に逸れてしまったこともあって、大分長くなってしまったので、今回はここまでということにさせていただきます。
なるべく早めに続きを更新できるよう頑張ります。
パリス・ヒルトンが南アフリカで、大麻所持により逮捕されかけた、
なんていうニュースも本日のお昼に流れていましたが、
今回こそ、エピソード6のおさらいを始めたいと思います。
いや、絶対始めますが!
その前にちょこっとだけ紙の読書の覚書を…。
***
いつの間にか2冊出ていたJonathan Kellermanのアレックスシリーズのペーパーバック2冊のうち、
『Bones』 を
読み始めた、と前回の日記で触れたのですけど、
早くも 28ページの 5行目で出てきました、
この前に読んだ『True Detectives』の主人公の一人 Moe君が。
しかも 『パシフィック署のMoe Reedです。Moeと呼んでください』(この時なんと本名がMosesだってことは隠してるの!その少し後、アレックスから、「MoeはMosesの省略形かい?」なんて聞かれちゃってたけども)なんて、Milo & Alexに自己紹介してるので、Moe君の登場は『Bones』の方が先だったのですね。
しかも観察眼の鋭いAlexにより、Moe君がどんな容姿をしているのかも、実に詳細に描写されています。
Young, ruddy, dirty-blond crew cut. だとか、
His unshielded eyes were clear, round, baby blue. だとか、
Dressed like a middle-aged preppie, but late twenties, tops, with the short-limbed, barrel-chested build of a wrestler. The barley-colored buzz cut topped a round, smooth face the sun would ravage. なんていう感じで。
(日差しに酷いことされそうな色白さんだっていうのに、左のほっぺに日焼け止めの塗り忘れがあって、もうそこがミディアムレアに焼けちゃってる、なんてことまで観察されてます。
マイロとアレックス二人並べて、「どっちがゲイだと思う?」 と聞かれたら十中八九、アレックスだと答えてしまう、と思うんだけど、本当にいつ読んでも、アレックスの観察眼はゲイだとしか思えないほどに詳細で繊細です)
『True-』の方でも、日焼けするとストロベリーヨーグルトみたいになっちゃうという描写が出てきたし(Kellermanはこのフレーズがお気に入りのようで、マイロもリックとのバケーションの後、ストロベリーヨーグルトだってアレックスから描写されていましたっけ)、
クライマックス近く、Aaron兄ちゃんが思わぬ力仕事をするはめになって、今にも限界!という時、
「なんでこういう時にあの力持ちの弟はいないんだ!」 なんて心の中で文句を言うシーンが出てきたけれども、
Moe君、樽のように胸板が厚いレスラーみたいな体つき、ってほどの『がっしりくん』だったとは!
でもやっぱり上の描写、まさに『Numbers』のColbyだ!と思います。
(髪の色や瞳の色の差異はあるし、Colbyは多少日焼けできる感じだけれども)
さらに、『True Detectives』でのMoe & Aaron の白黒兄弟は、アレックス先生について触れる時『Marsh(沼地・湿地)で死体を見つけた時…』なんていう台詞を何度か口にしていて、
Marsh?沼地で死体を発見するなんていうプロット、今までのアレックスシリーズにあったっけ???
と、毎度ながら頼りない我が記憶力を振り絞ってみたりもしたのでしたが、
『Bones』: Moe君の出てくる直前の22ページ目くらいから、射撃の練習をしているアレックスにマイロがコツを伝授するという名目で、毎度のことながら二人していちゃいちゃ仲良ししていた時、
マイロの携帯に『Bird Marshに死体が捨てられてるのをボランティアが発見。パシフィック署の管轄だが、担当は新米刑事が一人だけだからヘルプに行け』なんていう連絡が入って、
ああ!この本か!
と、すーっと頭の中の霧が晴れたような気分になりました。
Marshで発見された死体を現場で調べるため呼ばれた人類学者たちの中に、『True-』ではMoe君のカノジョというか…、そういう感じの関係になっている黒人の美人(お兄ちゃんのAaronと同じカフェオレ色くらいの肌で、お兄ちゃんと同じ超美形) Liz も出てきて、あきらかにMoe君は一目ぼれした感じ。
(アレックスシリーズは基本的に、アレックスがいるシーンはアレックスの一人称なので、Moe君がLizをちらちらチェックしている様子もアレックスに観察されてます…)
某Winchester兄弟の某サミー君も某お兄ちゃんとそっくりな「睫毛の長いお目目パッチリで、唇のふっくらした超美人の彼女」と付き合っていましたが、
子供時代以来、(大好きすぎた挙句)なーんとなーく気まずい関係になってしまったお兄ちゃんと、目にもあきらかな共通点を持つ美人に一目で惹かれちゃったりする、弟君たちの心境について、
心理学の専門家のアレックス・デラウェア先生に一つ解説を聞いてみたい気がします。
ということで、ひょっとしたら、『Bones』を読み終わってから、『True Detectives』を復習することになるかもしれません…。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
父ちゃんの亡霊にも妨害されることなく、無事、心の距離をちょっとだけ縮めたWinchester夫妻。
とにかく目の前に現れる悪い奴らをフン捕まえて、片っ端からケツを蹴っ飛ばしてやろうぜ!
ってことで、二人が次に食いついたのは、
幻の痒みに襲われ、なんと自ら頭を掻きむしった挙句、脳みそが飛び出してしまい死に至ったという、恐ろしくも奇妙な死を遂げたベビーシッターの女の子の事件。
死んだ Amber がベビーシッターをしていた Jimmy 少年から、かつて Sammy の子育てを一手に引き受けていた経験にものを言わせて、
「あんたが嘘をついてるのはわかってるのよ」(あのDeanの目つき!(笑))と、
Amberのヘアブラシに(今や懐かしの!)『かゆかゆパウダー』を振りかけたことを白状させたDean。
しかし事件はそれだけでは収まらず、
電池すらも入っていないJoy buzzer (中にぜんまいが入った薄い小さな円筒形のおもちゃ。手に隠し持って握手をすると、スイッチが入って振動を始め、相手に電気ショックに似た不快感を与える、いたずら用の古典的なおもちゃ)で感電死するという事件が発生。
iPhone だとか、ヴァンパイアがキスする映画なんかにばっかり夢中になってる今時の少年少女たちに腹を立てた、いたずらグッズショップの経営者が何か強烈な呪術を使って復讐をはじめたのでは…、
という推測を元に、地元のいたずらグッズショップを訪ねてみたものの、どうやら全く関係なし。
☆
とはいえ、この店で『ブーブークッション』を見つけたDean(というかJensen)が、「サム!見て!」と、実に嬉しそうな顔をして、即お買い上げしていたのが…、
いつもあれほどJaredの強烈なオナラに悩まされてるというのに、健気というか、やっぱりSam(Jared)が大好きなのね、と解釈せざるを得ない私です。
☆
奇妙な事件はさらに続々と続きます。
セキュリティーアラームに引っかかることもなく、鍵のかかったドアもしくは窓をすり抜けて侵入した5フィート10インチ、350ポンド、羽が生えてて、ピンクのチュチュを着ている不気味なオヤジ=自称『歯の妖精さん』により、32枚の25セント硬貨と引き換えにして、全ての歯を抜かれてしまったお父さん。
Pop Rocks(口の中ではじけるキャンディ)とCokeを一緒に食べて(飲んで)、胃に穴が開いてしまった少年たち。
『いつまでもそんな顔してると、そのまま固まっちゃうわよ!』 とお母さんに怒られるに違いない顔で固まってしまった男性。
ここまで頻発する奇妙な事件の数々に、Deanがふとひらめいたのは、これってみんな、
『子供が信じる(大人がつく)嘘』
で、それが現実になってしまっているってこと。
でもだとしたら、この事件を引き起こしているナニモノかは、現実を作り変えちゃってるってことで、それって、神か、トリックスターに匹敵するくらいの力を持ってる上に、
9歳(もしくはディーンの…)ユーモアのセンスを兼ね備えてる存在だということに。
その後、Dean が Joy Buzzer でこんがりとローストした豚のモモ肉のサンドイッチをなんだか不自由そうに左手だけで頬張っていると、
事件現場を再検証して回ってきたらしいSamが呆れ顔で、「まだそんなの食ってんのか?」と言いつつ、
今回の奇妙な事件の数々が、半径2マイルの円の中に収まっていることを報告、
「ひょっとして、このモーテルもその円に入ってたりする?」
「ああ。なんで?」
というサムにディーンがずっと画面の外に隠してあった右手を掲げて見せると、なんとその手の平には「ふさふさの毛」が生えています。
「暇だったしさ、(奇妙な事件の調査で訪れた病院で出会った “Jen” という美人の)看護士さんが Hotだったから…」
「兄ちゃん!それで目が見えなくなった可能性だってあったんだぞ!」
☆
この兄弟のやりとりはどういうことかというと:
"they" used to tell children that masturbating would result in a variety of physical maladies, including hairy palms, blind eyes, or crossed eyes.
あえて日本語はつけないことにしますが、『手の平の毛』も、ある意味大人(they)が子供につく嘘の代表的なものということになるわけですよね。
☆
とにかく円の中心にある家を調べに行こう、でもその前に5分くれ…
と、バスルームに向かうディーンの背中に、
Sam: Hey, do not use my razor!
おい、俺のカミソリ使うなよ!
というサムの厳しい声が飛びますが、ディーンのあの笑顔を見ると絶対に…。
☆
手の平の毛も無事サムのカミソリで処理し、またもやFBI捜査官を装って、神やトリックスターにも匹敵する力を持つモンスターに対面する覚悟で、奇妙な事件の爆心地とも言える畑の真ん中にある疑惑の一軒家を訪れた兄弟の前に現れたのは、
1998年3月29日生まれなので、昨年秋の放送時には、11歳ということで
反抗期(&思春期の入り口)に差し掛かっているためなのか、ちょこっと生意気気味ではあるものの、
ごくごく、本当にごくごく普通の少年だったのでした。
***
と、いつもながら、エピソードはやっと本題に入ったところなのですが、Moe君の件で大分横道に逸れてしまったこともあって、大分長くなってしまったので、今回はここまでということにさせていただきます。
なるべく早めに続きを更新できるよう頑張ります。
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