2010年10月25日月曜日
Supernatural S5エピソード9おさらい①
なんだか、あっという間に一週間が過ぎ去っていくようです。
シーズン6、第4話のJensen監督作品の感想文も書きたいし、第5話のヴァンパイアのエピソードの感想もちょこっと書きたいところですが、とりあえず今回はシーズン5のおさらいに戻ることにします。
と、その前に ponyoさん、シーズン5のGag Reelの情報ありがとうございました。
ここ数年、シーズンのBoxが届いてもほとんど手付かずでほったらかしという宝の持ち腐れ状態を続けているため、あのままだったら、4枚目のディスクをデッキに入れないまま、ずーっと、せっかくの日本語字幕つきのGag Reelの存在に気づかないまま何年も放置…なんていう状況にもなりかねないところでした。
教えていただいたとおり、ちゃんとブルーレイに Gag Reel は入っていました。
相変わらず Gag Reel は可愛いくて楽しい映像盛りだくさんですが、今シーズンのGag Reelは、J2の二人に加えて、Mishaもすっかり主役を張っているという印象を受けます。
中でも、私が気になったシーンは(多くのFangirlsが食いついていたところでもありますが…)
Dean(Jensen)が、「Joy Buzzer」を「Joy Boy」といい間違えて、Jaredから「Joy Boy?」と意味深に聞き返されたりしてたシーンの直後、
病院らしいところで、Jaredらしい後姿の人物の前に座ったMishaが、
「There’s a foot on my balls. It’s just FYI…」
(私のパソコン、ブルーレイの再生が出来ないので、今うろ覚えの記憶で書いているため間違っていたらすみません)
と、カメラに向かって伝える場面。
日本語の字幕もでないし、英語字幕でも「…on my xxx」なんていう風に伏字なっていたような気もするのですけど、Mishaははっきりと「balls」って言ってますよね?
ってことは、Mishaの前にいるJaredが? Mishaの股間を足でぎゅーっと押してる? とか、そういう状況ってことなんでしょうか???
かつて病院のベッドに横たわったまま、こん睡状態の演技を続けていたBobbyことJimの足の親指をぎゅーっとつまんで、なんとかNGを出させようとしていたJaredだし、
つい先日のChicago Conでも、Jaredは、しょっちゅう自分が映らないシーンで、共演者を笑わせようとする、Jensenはもう何年も前にそんなJaredを無視して演技を続ける技を習得したけれども、Mishaはまだまだ笑わされてしまうことが多い、なんていう証言がどこかにあったような気もするので、
ひょっとして、このシーンでのJared、そんな際どいいたずらを仕掛けていたってことなのかもしれませんね。
それから、Fuck とか Shit とか汚い言葉、悪い言葉は、「ピーッ」できっちりと消されることが多い中、Jensen の「Fuck me」だけ、「ピーッ」の音がずれてて、Fから始まる4文字が、私たちに聞こえてしまっている!って、多くのFangirlsが騒いでいたのも…、確かに、聞こえちゃってますよね?
***
さてさて。
これまでも何度もシーズン5のおさらいの続きを更新しようと思ったのですけれども、シーズン6が始まってしまったこともあるし、あれこれ細かい邪魔も入ったりして、なかなかまともな形でのおさらいとしてまとまらず、日記の投稿にまで至らないまま、いたずらに月日が流れるばかり。
第9話に関しては、当初、分割せずとも一度でまとめておさらいできるだろうと高をくくっていたものの、
そんな風に思っているとまたダラダラと更新が先送りになってしまう、ということに今更ながら、やっと気づいたので、キリがついてもつかなくても進めるところまで進んで、とりあえずほんのちょこっとでもおさらいの更新という形にできればと思っています。
シーズン5のおさらいについては、「ネタバレの可能性が…」という「Disclaimer」はもう省くことにしようと思いますが、念のための用心として、少しスペースだけは確保しておきます。
Supernaturalシーズン5第9話といえば、はい、もちろん、
『兄弟、Supernatural Conventionに参加する』
(しかもゲストじゃなく、LARPing=コスプレイヤーたちの一員として…)の巻き
ということで、エピソードのおさらいに入る前に、
もうすっかり時期遅れになってはしまいましたが、8月末に開かれたVancouver Supernatural Convention のレポートを少々覗き見した際に、覚書として残しておいたものをほんの少しだけ書き出しておきたいと思います。
(今年の春から夏にかけては、いつものイギリス『Asylum』に加え、イタリア、スペイン等、ヨーロッパでのConにも J2が揃って色々参加していたようでもあるし、
つい先日となる、今月の9-10日には、Chicago Conもあって、当初Talk Panelのステージには上がらないという話だったJensenも結局、JaredとMishaの合同パネルに途中参加して、三人でかなり楽しいドタバタトークを展開することにもなっていたようなのですが、
残念ながら現在の私にはゆっくりと色々なConレポートをあれこれじっくりと読み込んで、面白いところをピックアップする時間がないので、
とりあえずちょっとだけレポートを覗き見する機会のあったVan Conからだけ、ということにさせていただきます。とはいえ、Van Conのレポートもそう深くは探索していないため、面白どころをもらしておりましたらあしからず)
Breakfast でのJ2
SPN の Conで、ファンたちが一番聞きたがることと言えば、J2が現場でどんないたずら(Prank)をやらかしているか、ということ。
最近、J2というか、主としてJaredのPrankの標的となっているのは、はぐれ天使 Castiel こと Misha らしいというのは、もはや定説ともなっています。
(先の5シーズンに入ったくらいから、Dean/CastielのSlashのカップリング人気は、ある意味、王道のSam/Deanを脅かすくらいなものになって来ているし、
Jensenも、ConやInterviewなどの場で、Mishaにキスする振りをしたり、なんていう、
このSPNというドラマの開始当初からあまりにその仲良しぶりを注目されてしまって、ことあるごとに冷やかされ、勘繰られ続けたJaredに対しては(公けの場で)ほとんど見せることのなかった親しみを込めたおふざけも、Mishaに対しては比較的気楽にやってみせたりするような場面もうかがえるしで、
Jaredとしては、大好きな愛しいJensenを奪おうとする憎らしいやつ!という、ある種、本気のムカつきも込めて、Mishaを標的に、かなりえげつないいたずらを繰り返すようになったのかも…、なんていう小さな疑いも持っている私です。
もちろんMishaが大喜びでJaredのPlankを受けて立ってくれるため、なおさらいたずら合戦がエスカレートしてるってこともあるんでしょうけども)
ということで、Van Conの時点で、JaredがMishaに対して(最近)行った、最も記憶に残るPrankについて、Jaredが朝食会で語ったのが以下のようなもの:
(このMishaに対するJaredのいたずらは、確かJ2のパネルでも触れられていたという気がするので、以下のまとめは、朝食会とJ2のパネルの両方で語られたことがごっちゃになっている可能性もあります)
追記:さらに、先日のChicago Conでも、Fanからの質問に答えてJaredがこのいたずらについて詳細を説明していた様子。
【Mishaへのいたずら】
Mishaなんか、一週間に4,5時間しか働かないのにお給料だけは一人前にもらってるなんてずるい!
ってことで、クラフトサービス(撮影所内のカフェテリア的なところ)のテーブルに置き忘れてあったMishaの携帯から、1文字ずつのメール(「お」送信!「は」送信!「よ」送信!「う」送信!みたいに)を大量に送ってやることにしたJared。
でも知らない人宛にそんなメール送ってしまうと、変ないたずらメールだと思われちゃうから、メールのあて先はJared自身の携帯ということにしたんだけど、
後からはっと気づいたら、メールの送信には50セントかかるけど、受け取る方も25セントかかる…ってことで、結局後で、40ドル(カナダドルで、なんでしょうか?)の請求書がジャレッドに届くことになることが判明してしまったわけで…。
Mishaへいたずらしてやるつもりが完全に墓穴を掘った形になり、くそーっ!と思ったJaredは、
(ここからはJensenの証言で)
「(Mishaの電話で)中国に電話してやる!中国の番号ってどんな?」(スタッフ?ディレクター?の誰かの奥さんが中国人だから彼に聞こうか)
なんて騒ぎつつめちゃくちゃに番号を押していたら、どうも「タイ」らしきところに電話がつながって…。(笑)
シーズン5のGag Reelでも相変わらず元気一杯の陽気な(体はでっかいけど)少年ぶりを十分に発揮していたJared。
シーズン6に入ってからのサムは(今のところ…)見知らぬ、そしてなんだか底知れない大人の男になってしまったように思えますが、現場では相変わらず今でも、Mishaと張り合って楽しいいたずらを繰り広げているのでしょうか。
【Matt君は、確かにJDMと比べてかなり小柄かもしれないけど…】
続いては、Young Johnこと、Matt Cohenでのパネルで、Mattがリップサービスでうっかりもらしたちょっとしたコメントに対するJaredの反応。
色々な証言がありますが、実際JaredにMattの言葉を伝えた本人のコメントがあったので、それをちょっと抜書きさせてもらいます。
Me: "My friends and I met Matt Cohen yesterday and we asked about his sexy muscles and do you ever compare with Jared? as he flexed he said And I quote "Ask Jared why his workout doesn't compare with Mine Obviously what your doing isn't working".
私: 私の友達と私は昨日、Matt Cohenに会って、あなたって素敵な筋肉をしてるけど、今までJaredと筋肉を比べたことある?と聞いたんです、そしたら、彼は筋肉を動かしてみせて…、彼の言葉をそのまま引用しますね「Jaredに聞いてみてよ、なんで彼のトレーニングは僕のとは明らかに比較にならないくらい効果がないのかってね。君のやってることは役に立ってないぞって」
Jared: Young Dad, If only, Did Matt say that? yeah alright its coming back to him Matt for all of you that don’t know him plays young John Winchester and he is a really fit dude. A really fit dude.
Its not hard to fit it on a 5"4 frame not 6'4 and that He's gonna get his back and thats all he has to say.
ジャレッド: 若い父ちゃんめ!僕がその場にいたら…、マット、そんなことを言ってたのかい? ああ、いいさ、そんなこと言って、彼は後で後悔することになるから。マットって、彼のことを知らないみんなのために言っとくと、彼は、若い頃のジョン・ウィンチェスターを演じてるんだ、で、彼は本当にいい体をしている男だよ。本当によく鍛えた体をしてる。
でも、5フィート4インチの体を鍛えるのは、それほど大変なことじゃないよね、僕みたいに、6フィート4インチもある体と違ってさ、っていうのが、彼への返事だって伝えて、僕の言いたいことはそれだけだよってさ。
5フィート4インチって…、164cmの私とほぼ同じか、ちょっと小さいくらい?(笑)
確かにMattは、JDM演じる 6フィート2インチはあったはずのJohnより気持ち(かなり?)小柄で、自称6フィート1インチと言い張る長男Deanよりもあきらかに小さいけれども…、
巨大な次男坊より、丸々1フィートも小さいってことはさすがにないでしょ!
きっと、様々なConのレポートやビデオの中には、他にもまだまだ色々と楽しいやりとりが隠れているのでしょうが…、いい加減おさらいにもどります。
***
Impalaのエンジンをうならせ、タイヤをきしませて、とあるホテルに急行した兄弟。
ところがまず、そのホテルの駐車場でDeanの目を引いたのは、美人のImpalaちゃんが、兄弟がたった今乗ってきた子のほかに、三台も停まっていたこと…、
でも今はそれどころじゃないってことで、Samに促され、ホテルの玄関前でうろうろしているChuckの前に二人して駆けつけると、
このホテルの住所と一緒に、「生きるか死ぬかの事件だ!」というメールを兄弟に送りつけたはずのChuckは、「君たち、こんなところへ何しに来たんだ?」なんて、きょとんとした顔をしています。
で、あっ、まさか…、と何かに気づいたらしいChuckが口ごもると、そこに、
「Sam! You made it!」
サム!来られたのね!
と、黄色い声が飛びます。
その声の主は、かつて預言者Chuckの伝言を兄弟に伝えるためのメッセンジャーとして選ばれたこともあるBeckyでした。
彼女は、神様からの預言とも知らずChuckが頭に勝手にどんどん沸いてくるビジョンを小説として出版してしまった「Supernatural」シリーズの一番のファンを自認する、熱狂的Sam!Girl。
Chuckのズボンから携帯を勝手に借りて兄弟を呼び出したのは、
「彼らだって絶対にこの場に立ち会いたかったはずよ!」
と主張するこのBechyだったのです。
わけもわからずホテルの中に足を踏み入れる兄弟。
(シーズン5のGag Reelで、実は私が一番好きなのは、このホテルの玄関に向かうJ2が、それぞれ相手にちょこちょこっと、両手でちょっかいを出すところかも…。
この二人の動きが妙に可愛くないですか?
そうそう、可愛いといえば、あと、どのエピソードを撮影している時かわからないけれども、Jensenの前髪をちょこっと直したJaredが、その指の匂いをうっとりと嗅いでいるのを、Jensenが妙に可愛い顔つきでみているシーンがありました!なんだったんでしょうか、あれ…。)
そんな兄弟は
「よう、Dean元気そうだな!」と声をかけてくる、まん丸な体型の自称Dean(でも実際にDeanがあの調子で食いしん坊してたら、このくらいの体になっててもおかしくないですよね)に声をかけられたと思ったら、
カカシのオバケ(ん?あれってフックマン?)から、「おっ、Sam&Deanか? こりゃやばいな、ガオー」なんて威嚇され、
さらに怪訝な顔になって周囲を見回してみれば、Bloody Maryに、ピエロに、インパラちゃんやRoute666をモチーフにしたマグカップに、Black Eyesのコンタクトレンズを装着して、Chuckの「Supernatural」シリーズを初め、様々なSupernaturalグッズを販売している人、あきらかに女性のBobbyやAshなんていう、
怪しい人や物が溢れかえっています。
兄弟がBeckyの策略により呼び出されたのは、
超Awesomeな、記念すべき『A “Supernatural” Convention. The first ever!』だったのです…。
Convention会場となったステージ付の小ぢんまりとした部屋には、50席ほどの椅子が用意されてはいるものの、後ろの方は空席が目立つし、
参加者の顔ぶれを見ても、思い思いのコスプレをした(目にも明らかなるオタク系)男子がほとんど…。
コアなファンがついているマイナーなドラマや小説なんかの Con の現実ってこんなものなのかもしれないですよね。
SupernaturalのConは(もちろんオタクなおばさんも多いけど…)若いピチピチのギャルたちが、精一杯のおしゃれをして、イケメンの主役たちに会いに来るという印象が強くなってきてしまった感がありますが、
本来、クリプキ先生としては、こういう感じの小さな“男臭~い”Conで、超マニアな少人数のファンたちと、とんでもなくディープな都市伝説についてのトリビアなんかについて思う存分語り合ったりしたかったのかもしれません。
視聴率かせぎのために、超イケメンBoysを主役に抜擢してしまったのが運の尽きというか、
最終的には、明らかに腐のつくおネエさんに番組を乗っ取られるような結末になってしまい、現在実は内心忸怩たる思いを噛み締めたりしているのかもしれませんね。
それにしても、司会のおじさんが紹介するConventionのスケジュール!
Welcome to the first annual "supernatural" convention.
At 3:45 in the magnolia room, We have the panel "frightened little boy: the secret life of dean." And at 4:30, There's the homoerotic subtext of "supernatural." Oh, and, of course, the big hunt starts at 7:00 p.m. sharp.
ようこそ、第1回、年に一度の『Supernatural』コンベンションへ。
3時45分から、マグノリアの間で、「怯えた少年:ディーンの秘密の生活」についてのパネルが開かれます。そして4時30分からは、『Supernatural』に隠された同性愛的含意についてのパネルがあり、…。ああ、そしてもちろん、7時ちょうどには、ビッグハントが始まります。
まさに LARPing たちにとっては、もっともメインのイベントであるはずのビッグハントは別としても、二つのパネルでどんなことが語られるのか、ぜひとも参加して拝聴したいものです。
と、全くおさらいは進んでいませんが、とりあえずここで、一旦投稿ということにしたいと思います。
***
シーズン6の第4話、第5話についての簡単な感想も、すっかり感動や驚きを忘れてしまう前に、少しだけ書いておきたい…とは思っています。
2010年10月20日水曜日
Supernatural シーズン5 Complete Box到着!
今シーズンからはワタクシも、遅ればせながら、やっとこさ、ブルーレイデビューです。
これまで、ケーブルの契約をアナログからデジタルに変更すると、AXNや映画チャンネルが見られなくなるということで、我が家は、ずーっとアナログ契約のままだったのです。
で、ブルーレイデビューは、テレビの契約をデジタルに変更する時だ!と、じりじりずっと我慢していたわけなのですが、
ところが、よくよく話を聞いてみると、契約をデジタルに変えたところで、いままでと同じケーブルを通ってやってくる映像をみることになるので、リモコンのボタン一つで、アナログのチャンネルも今までどおり見られることが判明し、
ケーブルの契約をデジタルに変更するのと一緒のタイミングで、晴れてブルーレイデッキを購入することにしました。
ところで…、毎回Boxが届く度に同じことを言ってるようですけども、
シーズン5 のBoxって、Blooper とか Gag Reelって入っているのでしょうか?
まだおまけとして付いていた、『100話達成記念パーティー』の模様を収めたボーナスディスクと、一枚目のディスクしか確認していないのですが、
(パーティ映像で、Deanを演じていないJensenは、やっぱりお坊ちゃんぽくて可愛いし、Jaredはセクシーですよね。
Misha vs. Jared のからかい合戦の一旦を覗けたのも、ちょっと楽しかったけれども、
でも、Jared用に、「マイクを高くしてあげたよ」というJensenが、私にとっては、残念ながらこのおまけディスクでの一番の見所だったかも…。
もうちょっとパーティーの興奮を伝える映像を入れて欲しかった。
せめて、BobとJensenのライブの模様のさわりくらい…
クリプキ先生が出席できなかった、ということだったけれども、何かその辺りの事情で、微妙に自粛ムードだった、とかなんでしょうか?)
Boxの表面や帯なんかを見ても、プレゼント・キャンペーンのお知らせ以外の記載はないし、
豪華12ページのブックレットとやらを開いてみても、各エピソードのあらすじが載ってるだけのよう。
私が日記を徘徊している周辺の Fangirls もこのところ、だいぶ大人しくなってしまって、ほとんど「きゃーっっっ!!!」という、嬉しい悲鳴に満ちた情報が伝わってこないし、
自分であれこれ調べて回る時間も気力もないしで、
ついうっかり、楽しい情報を知らずにスルーしていることも多いのですが、
どうなんでしょう?
今回、J2がいちゃいちゃ仲良ししてるような シーズン5のGag Reel、どこかに出回ってますか?
***
シーズン5のGag Reel 見つけました。
(といっても、本日届いたBoxの中にではありませんが…、ひょっとしてブルーレイではなくDVD Boxには入ってるとか?まさかそれはないですよね!)
それにしても、数週間、ん?数ヶ月?も、この楽しい映像の存在を知らずにいたとは…。
2010年10月18日月曜日
あれやこれや
シーズン6の感想文も記憶が新鮮なうちにとりかかりたいとは思ってはいても、これもなかなか時間がとれず…。
でも日々の覚書ということで、また少し頭の整理をしておこうとおもいます。
***
【海外ドラマ】
『Supernatural』シーズン6
ついに放送になったJensen監督作品、とてもいいエピソードでしたね。
それにしてもBobbyがあんなに忙しい毎日を送っていたとは、新鮮な発見でした!
近いうちに時間がとれれば、またなるべく簡単に、感想文をアップしたいと思っています。
そういえば。
今シーズンからはまた金曜日の8時~&9時~ということでSPNと同じ日に2時間続けて放送されるスケジュールに戻った先輩ドラマの「Smallville」、
こちらは、今シーズンがもう本当に本当の最終シーズンとなることが決定していることに加え、
10月15日の放送は、ついになんと200話到達の記念エピソードだったということで、視聴者の数 3.18 millionという数を叩き出し、
さらに、「Supernatural」の方も、主演の一翼を担うJensen自身が監督を担当したエピソードだったという事実も後押ししてか、2.81 millionというものすごい数字を獲得したとのこと。
CWは、いつもABC, CBS, NBC and FOXという4強の後ろにいる、第5位の放送局という地位に甘んじていたというのに、この日の視聴率は、
(たとえ当日の8時~のライバルエピソードが、「House」の再放送だったとはいえ)FOXを抜いて、第4位に躍り出たとのこと。
さらに、(最終シーズンだし1話だって見逃せない!というファンが沢山いる)「Smallville」を筆頭に、CWのこの金曜のゴールデンタイムのドラマ2作は、録画予約する人も多いということで、金曜日のCWの視聴率は、もう弱小ネットワークとはいえないレベルになってきているのかもしれませんね。
この調子が続けば、Supernaturalも 、第10シーズンで200話到達!なんていう長寿ドラマになっていく可能性もあるのかも…。
それから、忘れてしまう前にもう一点、前回の第3話の感想文で、ちょこっとだけの間だったとはいえ、兄弟が(というか、ま、ほぼDeanが一人で)子育てを担当することになった赤ちゃんの名前に触れるのを忘れていました。
『Bobby John』
Shapeshifterが化けた親切そうなおばあさんに、お名前はなあに?と尋ねられた瞬間、
Dean: Bobby.
Sam: John.
と、とっさに、そして同時に答えた兄弟でした。
で、結局、二つあわせて『Bobby John』という名前に落ち着いたわけですけれども…。
Winchester夫妻、子供ができたら、とにかく(実のでも、育てのでも)父親の名前をつけようという気持ちでは一致していたということなんですね。
ここでDeanの口から「John」の名前が出なかったという事実は、いまだにエピソード中のふとした瞬間に表面化する、DeanのFather Complexに由来する根深いトラウマを示しているようで、
私の解釈では、ある意味で、Johnパパの存在感がこのSupernaturalというドラマの中でまだまだ決して薄らいではいない、裏返せば、今後、状況さえ許せば、JDMに帰ってきてもらう可能性はまだ消えてないことの証明のようにも感じてしまうのです。
ま、なんにしても希望は捨てずにおこうと思っています。
『Sons of Anarchy』シーズン3
SPN での Samuel じいちゃんこと Mitch!
SOAのシーズン2の終盤、焼け死んだとばかり思っていたら、酷いヤケドは負ったようではあるけれども、生きていましたね!
でもそんなSOAチーム側からみると非常に憎らしいMitchのおかげで、JaxがSOA、Gemmaママ、Abelを巡る息詰まる状況を一気に挽回すべくたてた計画の一部が、ガタッと崩れることになってしまいました。
とはいうものの…、Mitchの鍛えなおした(絶対にそうだと思う!)厚い胸板にフィットする白い長Tシャツと長~い脚を包むジーンズ姿…、とっても素敵です。
『Merlin』シーズン3
今週のモンスターに特化したSupernaturalとあたかも歩調を合わせるかのように、
こちらもモーガーナの動向を巡る緊迫したエピソードの合間に、「Goblin」だとか「Changeling」だとかの登場する楽しいエピソードが挿入されて、いいリズムを保ちつつ、シリーズが進行している気がします。
『Glee』シーズン2
ここ最近アメリカでは、ゲイであることを理由にいじめを受けて、それを苦に自殺してしまうティーンの事件が連続して起こっているという話も聞きます。
そういう時事ニュース的背景もあってなのか、ここ数話のGleeでは、Kurtにスポットを当てたエピソードが目立つ印象を受けます。
今シーズンは、ひょっとしたら、KurtのLove Interestとなる可能性もあるという、ライバル校のGleeチームの(Kurtと同様)ゲイであることをオープンにしている男の子が登場することが既に決定しているとのことで、その辺りもどうなっていくのか、興味は募るところ。
『How I met your mother』シーズン6
既にシーズン6を迎えて凄いことだと思いますが、安定した面白さ。
AXNで追いかけている「グレイズアナトミー」シーズン3は、ほぼ全員が大変なことになったまま、シーズンフィナーレを向かえたようですが、この後に続いて、シーズン4が放送になるとしても、それを追いかけるべきか、現在迷っているところ。
「フラッシュフォワード」
紙の読書で、マイクル・クライトンの「NEXT」と一緒に、「フラッシュフォワード」の原作本も読み始めたと先日の日記で触れましたが、どちらも読了しました。
私個人的には、「NEXT」よりも「フラッシュフォワード」の方が好きかな…という感じ。
とはいえ、このロバート・J・ソウヤーという作家さんは、最新の科学技術の可能性にどきどきさせてくれつつも、最終的に哲学的な人間としての心のあり方みたいなものに物語を収束させていくのが好きなようで、読後感はちょっと拍子抜けさせられる印象もあります。
でも実際に小説が最初に発表されたのは、1999年ということで、小説の中で「フラッシュフォワード」が起こる2009年そのものが、十年後の未来ということになっているため、それを知らずに読み始めた私は、当初少しとまどうところもありました。
でもたまにこうしてSF作品を読むのは楽しいものです。
本を読み始めた段階で、そうなのかなーという気はしていたものの、原作本からは、「フラッシュフォワード」という概念と、ロイド・シムコーという登場人物(他にも数人はいるのかな?詳しく調べていません)の名前を借りたくらいで、ドラマのストーリーは本当に全く別物なのですね。
ということなので、竹内結子やMrs. Padalecki となったばかりの Genevieve Cortese が出演しているドラマの今後の展開については、小説を読み終わった現在も全く検討もつかないという状況ということなので、シーズン1で打ち切られるのが決定済みというのはちょっと寂しいですが、ま、気長にエピソードを追いかけていってみることにしたいと思います。
***
【読書】
Jonathan Kellermanの「The Conspiracy Club」(ペーパーバック)についに手を付ける決心をしたところ。
Kellermanの本は基本的に、アレックスシリーズしか読まないのですけれども、この本は、(たぶん)アレックスもマイロも出てこないお話で(ひょっとしたらアレックスの名前くらいは、ちらっとでてくるかも)、もうどのくらいかわからないくらい前、ちょっと試しに…という気持ちで購入したまま、もう何年も放置してあったもの。
ペーパーバックで読むのは、ハーレクインもしくはゲイのロマンスノベルか、日本語翻訳版で追いかけていたシリーズの最新刊くらいという私で、好きな作家さんの本ではあっても、全くなじみのない登場人物が、なじみのない行動をとる話はストーリーの流れを掴むのが難しい、と、これまで敬遠してきたのですが、
ここ数年、しつこく海外ドラマとSlash読みを続けてきたおかげもあって、手前味噌で大変厚かましいことを言わせてもらえば、英文を読み込む力は向上している気がするので、むしろここまで待って読み始めることにしたのはよかったかも、とも、思っているところです。
でも現在、寝る前のほんの数分しか時間が避けないので、読み進めるのにはかなりの時間がかかりそう…。
【Slash】
9月の後半くらいからなんだかずーっとごたごたと忙しくて、基本的に Slashは、1000語くらいのものを一日数話読むくらいという感じに推移していますが、
少し前に久々に長い話を一つ読みました。
これが、ドンピシャリにツボなお話でした。
Fic title: In Becoming Who We Are
Pairing: Jensen/JDM, Jared/Jensen
Rating: NC-17
Word count: ~82,700
Summary: Fresh out of school with a degree from the University of Washington, Jensen meets and falls for Jeff Morgan. He may not know what he wants to do with his life, but for the first time since leaving Texas, he feels like things are coming together. Jeff seems like the perfect guy, right up until it all falls apart, and Jensen is left wondering where he went wrong.
A couple failed relationships and a few years later, Jensen's decided that one-night stands are preferable to dates. He's got his friends and his roommate, Sophia, for everything non-sex related, after all. Until Sophia decides to move in with her boyfriend and Jensen's stuck trying to find a new roommate. At Sophia's insistence, Jensen meets Jared Padalecki and the two become fast friends. Only, the more they get to know each other, the more obvious it is that there's something there. But Jensen is unwilling to risk losing Jared's friendship for the possibility of more. Unfortunately, if he doesn't get things figured out, he might lose Jared anyway.
JDMが出てきます。
このJDMが、まったく無理なく、ああ!JDMだよねーとしっくりくる、とってもまさに私の好みそのままのJDMでした。
後半のカップリングが、Jared/Jensenとなる以上、このJDMはいずれかの段階で、Jensenの心を傷つけることになってしまうのですけれども、
とにかく、キャラクター設定が全員無理なく納得できる描かれ方をしているため、
Jensen/JDM、Jared/Jensenどちらのカップリングのストーリー部分も不思議なほど違和感も抵抗感もなく自然に読んでいくことができました。
JDMに対して、一瞬で恋に落ちていくJensenもいいし、
Jaredとじれったいくらいにすれ違い、勘違いを繰り返し、とんでもなく遠回りしながら、恋人に向けて関係を近づけていく描写も(じれったいながらも)素直に楽しめました。
8万語を超える長編で、
プロローグ的に、Jensenのプロフィールを紹介する部分、JDMと出会うまでの部分などは、正直まどろっこしいかなという印象もあり、
Jensenのキャラクターは正直きわどいところで、好き嫌いの分かれるところかもしれませんが、
本当に、久々に長くて面白い話を読むことができたという満足感を覚えたお話でした。
対照的に、毎日ちょっとずつ読んでいる短いお話の中で、ちょっと心に残った、気に入ったと思えたお話は、
Title: Cuddling Is for Kittens
Characters: Jensen/Jared
Summary: Jensen doesn't cuddle. It's just not his style...
Prompt: Cuddling
Wordcount: 761
本当に短いお話ですが、これもまたJensen&Jaredのキャラクターがドンピシャリに好みなのです。
あー、好きなだけ時間をかけてSlashを読みまくりたい…。
***
記憶が薄れてしまう前に、Jensenの監督作品である、シーズン6第4話の感想文を書ければと思っています。
2010年10月11日月曜日
SPN シーズン6エピソード3考察
そうそう、(案の定)すっかり日記で触れるのを忘れていましたが、シーズン6のTrailerが公開された頃、【Spoiler Warning!!】 という注意書きにしばらく(数日だったか、数週間だったか…)ためらった後、我慢できずに結局再生ボタンを押してしまった私が、もっとも興奮させられたのは
(もちろん、裸で、ものすごい筋肉を見せつけつつ、軽がると懸垂するSamのシーンは別格とするとして)
Trailer映像の後半、でかでかと画面に分割で飛び出してきた
『Trust No One』
というキーワードでした。
確か、モルダーのパソコンのロックを解除するパスワードにすらなっていたこの言葉は、私がSupernaturalというドラマが始まる前、ずーっとはまり込んでいたドラマ、X-Filesでは、政府や謎の陰謀組織を相手に果てのない戦いを挑んでは、あとちょっと!というところで証拠をきれいさっぱり隠滅されてしまったりして弄ばれ続けるモルダーの座右の銘ともいうべき、
まさに X-Files というドラマそのものを象徴する礎ともなるような重要なキーワードです。
シーズン6で、兄弟のじいちゃんとして再登場するのは、そんなモルダーの(石頭だし、とにかく厳しいけれどもモルダーのことを信じて、親身に心配してくれる存在でもある)直属の上司で、「もうなんにも信じない!」 と誓ったはずのモルダーがついつい 「この人だけは信じたい…」 という感情を抱いてしまうのに(副長官にとってもやむない事情があったとはいえ!)裏切られる結果になったりしていたスキナー副長官だし!
まるで、私の好みに合わせて新シリーズを作ってくれてるみたい!!と浮かれつつ、
シリーズも長くなってくると、基本的にまだまだ集中力を持続させるのが難しいお若い女子たちは飽きて別のドラマに移っていってしまったりするので、結局、私世代の「一度ハマったらどこまでも!」という、根気強いというか、執念深い(?)おばさんファン層にアピールしていかないといけなくなるということなの…?
なんていう小さな疑念も心の片隅に抱えつつ、でもこの
『誰も信じるな』 というキーワードは、まさに
この世のなによりも愛する弟と、自分たちが生まれる前に死んだはずの祖父、母方の親戚たち、そんな大勢の家族&親戚が戻ってきてくれたことを喜んでもいいはずなのに、
遠縁のイトコたちは揃ってみんな胡散臭いし、手放しで愛し、信頼していいはずのダブルSamuelsは二人ともどこか挙動不審で…、Deanの知ってる二人とは別人みたい…という、
シーズン6がスタートして以来ずっとDeanの心の中に巣食っているように見受けられる微妙な不安をうまく表していると思います。
この『Trust No One』 というキーワード、
シーズン6全体を貫くディーンのテーマとなっていくのでしょうか、はたまた数話の間ヤキモキさせた後、(基本的にどうしても兄ちゃんにベタボレなサム君が折れて) 「兄ちゃん、もう俺、もとに戻ったから、信じて大丈夫だよ」という展開になってしまうのか…。
☆
シーズン6がスタートして、「天国vs.地獄」 のプロットも一応は一段落したようだし、サム君は超セクシーだし、(私個人的に)お気に入りの元某FBI副長官が準レギュラーになったりで、ごくごく素直にエピソードを楽しんでいるところなのですけれども、
一方で、兄弟のキャラクターが今までなじんできた兄弟たちと全然違う! 二人揃って誰なのよ、この人たち! ってことと、胡散臭い「Campbells」がどうも好きになれない!ってことで、ここまでのシーズン6の展開に不満を持っている人も多い様子。
ディーンはともかく、サムは、これまでのシーズンでも「一歩間違えれば、悪の道に…」という可能性をプンプンと匂わしつつも、(結局上記のような不満を持つFangirlsの圧力に負けてということだったのか)
シーズンのラスト頃には、「あれ?あの設定はどこに?」というくらい、シーズン当初の思わせぶりな「今度こそ、サムを救おうというディーンの努力もむなしく、Evilサムになってしまうのかも…」という設定は薄くなってあっけなく消え去ってしまうという結末に終始してきたというのが、私の素直な印象。
Fangirlsの中には依然として、「サム、悪の道に走ったりしないで! ディーンの言うことを聞いて二人仲良くして!」という願うむきも多いのでしょうが、
私自身は、シーズン6に入ってからの(「もちろん違うさ!」とは言ってたものの、Shapeshifterの赤ちゃんをあきらかにオトリとして使ったり、Cassが年端もいかない少年を痛めつけるのを止めようとするディーンを抑えて、ただ傍観したり、と)今のところ、
『目的のためには手段も選ばない』(今は亡きバンパイア専門ハンター・ゴードンのような、そしておそらくはCampbellsのような)悪いハンターの典型のようになってしまったようにも見える、
冷酷でどこか底知れないサムのことをとっても気に入っています。
シーズン5のラスト、Luciferに 『Yes』 と言い、諸共に地獄へと堕ちて行ったサムは、
66のノルマの封印の一つ目を破るため、という目的に特化して、地獄でAlastair先生の個人授業を受けさせられていたディーンとは、
どうも、全く違う経験をしてきたようにも伺えます。
そんな(まだ明かされない)地獄での経験がサムを変えてしまったのか、それとも、今、ディーンの目の前にいるサムは、実は、本物のサムではないということなのか、
その辺りの謎は、「サムを地獄から引っ張り上げた」謎の存在の正体とともに、これから先明らかになっていくことだと思いますが、
全ての謎が明らかになった後も、今の超セクシー・サムの名残はぜひとも残しておいて欲しいものです…。
***
さて、第3話の感想をできるだけ簡単に…。
さすがSera姐さん!
第3話では、ついにShirtless Brothers が登場。
シーズン6の Trailer で、世界中の乙女を一瞬(Flashforwardではないけれども…)Black out させかけた、Sam の物凄い身体もそれこそ新鮮に衝撃でしたけれども、
Trailer のあまりに一瞬の映像では、見事すぎる胸筋や、上腕二頭筋なんかに目眩まされて明確に確認できなかった(←私だけ?だったのかもしれないけども)超衝撃的新事実が、この第3話で明らかになりました。
それは、
Samの胸毛!(まだ本当に薄っすらだけども…)
まさに大人の男になった証拠!!
前回のS6の感想文でも、地獄から帰ってきた Sam がすっかり大人になったと、もう口をすっぱくして言及しましたが、Sam(っていうかJared)、ついに胸毛の処理を止めたんですね!
(というか、SPNでの設定上では、地獄から戻ったこの一年でついに生え始めたってこと?)
John パパこと、JDM が、グレイズアナトミーで心臓の治療をされている時にたっぷりと―一時停止までして、それも何度も… ― 拝ませてもらった胸元を見ても、
Samuel じいちゃんこと、Mitch Pillegi が、スキナー副長官時代(たぶん私のようなヨコシマFangirlsの願いを叶える形で)Shirtlessシーンをしばしば設けられていた際に、じっくりと拝見した胸元を見ても、
Winchester 家、Campbell 家ともに、豊かな胸毛が生える遺伝子を持っていることは確実なわけで、もはや遅すぎるくらいの胸毛登場という感じです。
(それにしても、この変化って、「大人の男には絶対胸毛が必要よ!」というSera姐さんの指示なのか…、はたまたJaredが「俺、結婚したんだし、もう胸毛を脱毛したりしないぞ!」と宣言した結果なのか…)
でも、ま、シーズン5までのサムは、確かにまだまだ子供でしたからねー。
…ディーンは?
今回のエピソードでは、サムよりも先に、Shirtlessシーンが出てきたけれども…、
むっちりした胸筋のカーブまでは確認できたものの、肝心の、胸毛が生える辺りの胸元は(乙女の慎みからか…)シーツでしっかり隠されていて、まだ私は判別できていません。
どなたか確認できた!という方います?
どうなんでしょう、今後、ディーンの胸毛も解禁されたりするのでしょうか…。
***
それにつけても、サムのあの身体!!!(涎)
そりゃあ、プロのおネエさんだって、お金を受け取ることも忘れて帰ろうとするばかりか、「今度は、休みの時に電話ちょうだい」って言いたくなるってもんですよ!
っていうか、逆にお金払ってでも、一度お手合わせお願いしたいんですけどっ!って、画面の前で叫び出したくなるのをなんとか堪えた女子も、かなりの数に上るのではないでしょうか。
サムって、ディーンと一緒の時には、ディーンが美人のおネエさんのお尻を視線で追いかけたりするのに対して眉をひそめたりするくせに、
兄ちゃんが一緒にいないと、結構奔放な青年に豹変しますよね。
二代目Rubyとそういう関係になったのも、兄ちゃんのいない寂しさが限界に達してのことだったし、
画面上でカウントできる範囲でだけでも、半分狼だったお姉さんだとかを筆頭に、これまでも結構 「一夜限り」 の恋人が沢山出てきました。
でも、
兄ちゃんの気配がちらっとでも現れると、一晩付き合ってもらった女子に対する興味は一瞬で消えてしまうのです。
今回お相手となった、ご商売の方でもそんな美人がいるんですか?というくらい色っぽいおネエさんからもらった電話番号のメモも、
兄ちゃんからの電話が入って携帯が鳴り出した途端、くしゃくしゃっと丸めて、クズカゴにぽいっですもんねー!
で、サムったら、ボスっぽく、有無を言わせぬ口調で「今すぐ、ペンシルバニアに来い。仕事だ」と兄ちゃんを呼び寄せたと思ったら、
Impala から降りた途端、電話越しに 「自分が壊したって正直に申し出て、ママに謝りなさい」 なんて(サムの小さなライバル)Ben を諭している兄ちゃんに
「LisaとBenを置いて出てくるにあたって、彼女、どう反応した?」
と、すかさず探りを入れ、
「驚くほど冷静だったな、実際のところ」
と、答えたディーンに、
「Better for everybody.」
なんていう、ちょっとディーンも返答するのに間が空いてしまったような、意味深な言葉を返したサム。
前回のエピソードでは、「(年がら年中、モンスターや悪魔との遭遇を恐れて)家族をがんじがらめにするような、父ちゃんみたいな男になりたくなかったら、二人と離れたほうがいい(で、俺のところに戻ってくるべきだ)」
という理屈で、兄ちゃんの奪回を図ったサムでした。
そういう意味で、つまりLisa&Benの二人と少し距離を置くことで、兄ちゃんも精神的に落ち着くし、「誰にとっても、こうするのがよかったんだ」 と結論づけたというのが、素直な解釈なのでしょうが、
このシーンを見て、特にこの台詞を言うサムの顔を見て、最初にふっと私の頭に浮かんだ解釈は…、
「Lisaが、兄ちゃんが出て行くことにあれこれゴネるようだったら、俺が乗り込んで行って力ずくでなんとかしちゃったかもしれなかったから、Lisaがあっさり兄ちゃんを手放したのは、ま、全員にとっていい決断だったってことになるな」
というニュアンスでした…。
この時のサムって、笑顔なんだけど、そのくらい不穏で不敵な顔つきをしていませんか?
***
そして、『今週の事件』にまつわる血・腫れ物・バッタという要素が、どうも聖書の出エジプト記に書かれている、エジプトに下された十の災厄(Plague)に出てくるものだと検討をつけた兄弟。
ってことは、天使が関わってるに違いない、ということで、
よし、Casを呼ぼう。
とディーンは言い出します。
地獄から戻って以来、何度も連絡をとろうとしたけど、あの野郎は応えなかったんだというサムの言葉も終わらぬうち、
ディーンのふざけたお祈りの言葉につられて、ひょいっと姿を表したCastielは、
「俺が何度呼んでも返事もしなかったくせに、兄ちゃんの方が好きってことかよ?」 と怒りを滲ませて問うサムに、
「Dean and I share a more profound bond.」などという
先のシーズンまでに爆発的に増殖したDean/Castiel派のSlasherたちへのサービス文句を一言入れ、
「サムの質問(地獄からサムを引っ張り出したのは誰か)の答えを知っていれば、返事もしたが、知らないのだ。だから返事をしなかった」
と、一応の弁明をするCas。
「じゃ、(俺を引っ張り出したのは)神じゃないんだな」
「父上は相変わらず行方不明だ。全ては未だ謎に包まれている」
そして、そもそも今来たのは、ディーンに呼ばれたからじゃなく、Casの方で用事があったからだと言い出します。
今回、兄弟が調査している三人のおまわりさん死亡事件を起こしたのは、天使の誰かではないのは確かなんだけれども、この事件には、昔モーゼというおじさんがエジプトに罰を下すために使った武器が使われている、っていっても、今回その武器は(川の水を全部血に変えちゃうというほどの)フル出力では使われていない、だからモーゼも犯人からは除外できると思う、
という天使らしい推理を披露。そして、
Apocalypseの後、天国はとんでもなくごった返しちゃっていて、そのドサクサにまぎれて、地上に例えれば、原爆級の強力な武器も盗まれちゃったりしている、でもとりあえず、モーゼの武器が今回使われたっていうことは確かだから、その武器を回収する手助けをして欲しい、じゃなきゃもっと大勢人が死ぬことになる、
と、兄弟に協力を依頼します。
***
あー、すっごく面倒だけど…、後々のためにも一応、再び勃発した天使のごたごたを整理しておくと:
事件のタネ明かしとしては、三人の悪徳警官に射殺されてしまった少年の弟(この子の名前が、モーゼのお兄ちゃんの名前と同じAaronでしたよね)の「悪い奴らに罰を与えてください」というお祈りが、Balthazarという、まるでクロスロードの悪魔のように、魂と引き換えに願いを叶えるという商売を始めた天使に届いてしまったということなのでした。
魂を売買した証拠となるらしい、Aaron少年の身体に刻まれた Balthazar の署名(?)をCasが読み取って声に出したことにより、
天国の武器を盗んで売りさばく犯人を探して武器を取り戻し、その武器を使って天国を自らの支配下におこうと画策する Archangel の Raphael の手下が現れてしまい、
Cas ともみ合いになった挙句、勢いあまってホテルの窓から飛び出してしまうと、なんという偶然でしょう! サムが一年をかけてカスタマイズした愛車の上に二人して落ちて、サムの車を大破させてしまいます。
(サムを再びImpalaちゃんに乗せるため、一体どんな手管で誘導することになるのかと思ったら!(笑))
Castielを含む天国の住人たちが、もっとも避けたいのは、Raphael なんかに権力を渡すことなので、Raphael が Balthazar と彼が盗んだ武器を見つける前に、なんとか先回りしないと、誰であれ武器を手にしたものが戦いを制することになるのだ、と、いつにない焦りを見せ、
さらに、Raphael の究極の望みは、兄弟がなんとか頓挫させた「Apocalypse」を今度こそ全開で成功させて、人間たちを滅ぼすこと、なのだとCastielは言います。
そして一方のBalthazar の理屈は、というと、「父上」はいないし、好き勝手をやっても誰にも怒られない、なので(盗めるから)武器を盗んで、自分の死を偽装し、天国から抜け出して楽しくやることにした、Raphael が俺と喧嘩したいっていうならいつでもかかってくればいい、俺は盗んだ強力な武器で十分に武装してあるわけだしな。
そこで、Raphael が到着した気配を察したBalthazar は 「Raphaelにくたばれって伝えて」 と言って、あっさり雲隠れしてしまいますが、後に残されてRaphaelとタイマンを張るはめになってしまった Castiel がピンチになると、再び姿を現し、またもや天国の武器を使って Raphael の Vessel を塩の柱へと変えてくれます。
ちょうどいい機会なので、Holy Fireで Balthazar を閉じ込めて、Aaron 少年の魂につけた署名を消させ、Cas が「これで借りは返したからな」とHoly Fireの輪を消火してやり、天使たちは揃って消えてしまいます。
***
相変わらず行方不明な「父上」のおかげで、Luciferが再び地獄の牢獄に収監された後も、天国では、「父上」が留守にしている間というよりも、もはや戻ってこないという想定で、天国(地上も含む?)を支配するのは誰かってことで、またもやごたごたが始まっているらしいという事情が今回判明したわけですが、
前回の「あれやこれや」で触れた 「One of US」by Joan Osborn という曲を聴いている間、私の脳裏にまざまざと浮かんできたのは、まさにその「行方不明の父上」の姿でした。
私が気になった歌詞は以下のとおり:
♪What if god was one of us
Just a slob like one of us
Just a stranger on the bus
Trying to make his way home
Just trying to make his way home
Like a holy rolling stone
Back up to heaven all alone
Just trying to make his way home
Nobody calling on the phone
Except for the pope maybe in Rome♪
もし『神』があたしたちの中の誰かだったら?
あたしたちみたいなろくでもない人間の一人だったら?
顔も名前も知らない人だけど、一緒のバスに乗ってて、
なんとか家に帰ろうとしている人だったとしたら?
ただなんとか家に帰ろうとしてる人なの
聖なるさすらい人って感じで、
たった一人で、天国に帰ろうとしてるの
ただなんとか家に帰ろうとしてる人なの
誰も、電話の一本もかけてくれなくて
ひょっとしたらローマにいる教皇様は別かもしれないけどね
上の日本語は私が適当につけたものなので、本来のこの歌詞の解釈とは違っているかもしれませんが、「神」が普通の人間のVessel を被って、地上をうろつきつつ、なんとか天国に帰る道を探してる、なんて、まるでSupernaturalの世界観そのもののような気がしませんか?
シーズン5のラスト、Fangirlsの間で、Chuck=Godという仮説が飛び出して以来、それに賛同する人も多いのですが、
(Chuckを主人公に、まさに「One of Us」を使ったYouTubeのクリップも作られています)
私はやっぱり、この Supernatural というドラマの中で、行方不明になってる「父上」というイメージから連想されるのは、それはもうJohn父ちゃん以外のなにものでもなくて、
私の感覚では、行方不明の父上:God=John父ちゃん、というイメージの繋がりは至極すっきりと収まる気がするのです。
どんな形でもいいから、もう一度JDMに戻ってきて欲しい!と切望する一ファンとすると、
それこそこのSupernaturalというドラマが終了する、最後の最後でもいいから
父ちゃん=「神のVessel」なんていう設定で、JDMに出演オファーしてみてくれないだろうか…。
そういうことにしてくれるなら、天使のごたごたを整理するのは本当に面倒なのだけれども、なんとかこの後もシーズン5のおさらい頑張る気になるのに…。
***
エンディング、大破したサムの車から取り出した荷物を無理やりImpalaちゃんのトランクに押し込んだところで、
ディーンがついに口を開きます。
ディーン:「お前、何か前と違うよな?」
サム:「ああ、(自分が前と違ってるってことは)わかってるさ」
ディーン:「本当か?」
(中略)
ディーン:「お前は地獄に行った。その経験が人間をどう変えちまうか、俺は知ってる」
サム:「兄ちゃんはそうなんだな。あー、地獄での記憶にいまだに苦しめられてるってことだけど。そうなんだろ? 俺、兄ちゃんは、いまだにそうなんだなって気がする。だけどな、ディーン、俺は大丈夫だ」
ディーン:「じゃ、なにか? お前は俺より強いって言いたいわけか?」
サム:「違う。俺はただ、俺たちは違うって言ってるんだ」
サムのその言葉に全く納得していない様子で、小さく首を振ったディーン。
***
上の方でも触れたことの繰り返しになりますが、サム、地獄でどんな経験をしたのでしょう?
何がサムをここまで変えてしまったのでしょうか。
一体、今後どんな展開が待っているのか、楽しみに待ちたいと思います。
なんとか、シーズン5第9話のおさらいも、進めたい…。
2010年10月10日日曜日
あれやこれや
はぁ、はぁ、Supernaturalシーズン6第3話。
ついにサムのあのシーンが!
シーズン6の公式Trailer映像が公開されて以降、今回のエピソードについに出てきたサムのあのシーン(一切のSpoiler映像を遮断されている方にとってはネタバレかもしれないので、一応文字を伏せます)――サムが上半身裸で!天井のパイプを使って懸垂してる!――については、あらゆるFangirlsが眩暈がするほどあのシーンをリピートしつつ、あのシーンが出てくるエピソードの本編が放送になる日をいまかいまかと待ち焦がれることになったのは間違いないところだと思うのですが、
と、同時に、私個人的には正直苦手な、天使の内輪もめ復活、エピソードということで、(実際のところ、ここしばらく…もうS5のおさらいしなくてもいいのかな…と挫折しかかっていたのですけど)天使たちの間の七面倒くさい関係性や事情を頭の中で整理するためには、やっぱりシーズン5のおさらいもちょぼちょぼとは継続していかないといけないのかなーという気持ちになりました。
ということで、シーズン6の新鮮な感想も、シーズン5のおさらいの続きも日記に書きたいのですが、
まずはとりあえず、この辺りで少しその他のあれこれについても頭を整理しておかないと:
***
【海外ドラマ】は、相変わらずのラインナップ
『Supernatural』 シーズン6
第3話の感想はまた後でちょっと書くかもしれません。
来週の第4話(⇒ちょっとネタバレです Jensen監督作品)が放送になると、しばらくお休みが入るのでしたっけ?
『Sons of Anarchy』 シーズン3
シーズン2の終盤から、SOAのチームに関わる全員にとって、なにもかもが悪い方向へ転がり落ちていってしまうという感じになっていましたが、第5話のラスト、ついにJaxがそんなどうしようもなく息詰まる状況を一挙に挽回するような作戦をたった一人で実行し始めたようで、かなりワクワクしてきました! 次回も目が放せません。
『Merlin』 シーズン3
Real Lifeに細かく妨害され続けていて…、実は現時点で、まだ第5話は鑑賞が終わっていません。
どうでもいいことながら…、今シーズン、新たなイケメン Gwaineが登場して改めて実感させられたことは、やはりファンサービスのためなのか、アーサーを筆頭に、イケメン衆はとりあえず絶対に脱がされて、逞しくも美しい身体を画面の前のFangirlsの前に曝される運命にあるってことなんですね。
『Glee』 シーズン2
第3話、ドラマの冒頭、食いしん坊の私がうっかり反応してしまったのは、腹ペコのFinnが、見事な手際で
『Grilled Cheese Sandwich』
を作るシーン。
(結果的にできたのは、『Grilled Cheesus』でしたけども…)
ま、それはさておき、
Kurtのパパが大変なことになってしまったのは、とっても辛い展開だったものの、いつもとはかなり雰囲気の違う、とてもいいエピソードになっていたと思います。
とはいえ、「神様」や、キリスト教的なテーマがエピソードの主題になると、私の場合、どうしてもついつい、Supernatural のシーズン5までのMythologyの重~い主題であった、天国と地獄の騒動に結びつけて考えたくなってしまいます。
特に、ラストに歌われた「One of us」(原曲はJoan Osborn)という歌が頭を離れず、色々考え始めてしまったのですけど、それについてはまた別の日記で触れられればと思っています。
(SPN S06E03の感想文とかで…)
『How I met your mother』 シーズン6
やっと!というか、「Mother」=テッドの未来の奥さんの気配が明らかになってきたし、テッドも一度はそのキャリアをあきらめたようにも思えた建築家としての道に戻れるような展開になってきたみたいで、いよいよこのシリーズもクライマックスに?とも思うけど、人気のあるドラマはとにかく永遠に続いてしまうから、まだまだテッドの結婚の日は遠いのかもしれません。
(Leverage と Psych は冬までお休み中のようなので、正直ちょっとほっとしてます)
それとAXNで「グレイズアナトミー」と「フラッシュフォワード」(追いかけるのに少々息切れして、ちょっと遅れ気味なのですが、私が見られたところでは、ついに竹内さんが登場しました)、
以上を継続追いかけ中。
***
読書は、今回随分時間がかかりましたが、
Jonathan Kellermanの『Evidence』をやっとこさ読了しました。
Moe君もすっかりMilo&Alex夫妻の子供というか…、あ、いや、Milo率いる捜査チームのファミリーの一員にはなった感じではありますが、今回のお話は、Milo&Alexが久々に比較的水入らずでじっくり事件に取り組んだという印象。
マイロが主導権を握って事件を捜査しているので、アレックスが前面に出て事件に関わるパターンのお話よりは、読んでいても精神的に追い詰められる割合が少ないのはちょっと気分的に楽。
でもそれだけに、ジェットコースター的に次!次!とストーリーを追いかけさせられる緊迫感も低いので、読み進めるのもついゆっくりになってしまいます。
それにしても、やっぱりこのMilo&Alex二人の仲良し具合はちょっと度を越しているよね、という感想を毎度のことながら禁じ得ません。
そして現在は、
2008年に急逝してしまったマイクル・クライトンの『NEXT』(日本語翻訳版)と、
今『Flashforward』の原作本(日本語翻訳版)、
を二作並行して読んでいるところ…。
『NEXT』を読み終えてから、『Flashforward』に手をつけるつもりだったのに、ふとしたことから、二冊同時に読み進めるようなことになってしまいました。
『Flashforward』は、まだ読み始めてそれほど進んでいないのですが、ドラマとはかなり違う設定のお話だったのですね。
(読み始めてまもないものの)小説の方が、ドラマよりおもしろいような気もします。
きっと、Lostのように複数のシーズンにまたがって、長く制作していくことになることを見越して、話を長く大きく膨らませるよう、色んな要素を盛り込んだのだと思うのに、その結果あまりに複雑になってしまったプロットが災いしてか、シーズン1で打ち切りになってしまうとは残念でした。
Tracy Stark を演じていた(Jared Padalecki さんの新妻) Genevieve Cortese 嬢の IMDbを覗くと、『Flashforward』 以降の仕事の予定がまだ UP されていないようなのですが…、
しばらく本格的な女優業はお休みして、カナダで主婦をやるってことなんでしょうか?
***
できれば、今日中に、シーズン6のざっとした感想文をUPしたいと思っています。
そして、さらにできれば、それほど日にちをおかずに、シーズン5のおさらいの続きも書いてしまいたい…。
2010年10月3日日曜日
SPN シーズン6エピソード1&2考察
Supernaturalシーズン6、面白い!!!
いやー、序盤から飛ばしますよねー!
以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
そろそろシーズン6のSpoiler情報が大っぴらに漏れ聞こえ始めたかな? という今年の7月頃、クリプキ先生がめずらしく私の心境を見透かしたようなインタビューコメントを発していたのですが、
ちゃんとシリーズが再開するまでは、じっくり読み込むのは控えておこうと、斜め読みにしたままリンクだけ残していたものがあったので、まずはそれをちょこっと抜書きさせてしまってもらおうと思います。
Jul 15, 2010
Okay, what is the new story line?
KRIPKE: One of the first things Sera and Bob talked to me about was that the angel thing is rightfully exhausted, so where do you go from there? Not to say that angels and demons won’t be a part of the story line, because they will. Castiel will be there. Crowley will be there. The beloved characters will be threading into the story. But the great undiscovered country of Supernatural is kind of right in front of our face: creatures and monsters. We have had so many creature episodes but we haven’t actually explained where they came from—[similar] to the way we have explored angels and demons. How do they feel about the situations they are in? Are they from here? Where did the first ones come from? How did werewolves and vampires and shape-shifters all begin anyway? I thought that was a really smart notion on [Sera and Bob's] part, just exploring the history of that, because that was something that we never investigated on the show.
How does Grandpa [Mitch Pileggi] fit into this?
KRIPKE: He’s representative of the other side of this exploration, which is that Sam and Dean have a family of hunters that they never knew they had. Their grandfather is the head of that family. Remember, it’s not the Winchesters who are famous hunters, it’s the Campbells. And we are saying that the Campbells are part of a timeline of hunters that have been there since the country’s origins. As Sera put it, they were hacking heads off vampires on the Mayflower. For Sam and Dean to really tap into a family history, which they never knew they had and again never really investigated before, is pretty interesting to us.
Want more scoop on season 6? You should definitely check out the show’s Comic-Con panel on Sunday, July 25, at 11:15 a.m, starring Jensen Ackles, Jared Padalecki, Misha Collins, and Jim Beaver, as well as EPs Sera Gamble, Ben Edlund, and Eric Kripke.
ってことで、そのComic-ConでSera姐さんはシーズン6の展開についてどんなことを言ってるかというと:
-New showrunner Sera Gamble talked about the driving mythology of season 6 being based on the monsters of the week. We'll see more monsters and their backstories will play into the new season. The show will also get back to simpler things, like shooting monsters in the face.
***
制作の当事者であるSera and Bobすらも、the angel thing is rightfully exhausted と、クリプキ先生に愚痴をもらしていたとの証言もあるとおり、
シーズン4からの流れをひきずって、天使兄弟たちのドロドロした重たい内輪もめに振り回され続けたまま終始した感の強いシーズン5と比較すると、
シーズン6オープニングの第1話から、格段にワクワク度が違います。
(私が個人的に特にそう感じるのかもしれませんけれども)
今シーズン、クリプキ先生から正式に制作トップの座を受け継いだSera姐さんは、弱小ドラマシリーズの予算の枠っていうものの限度がまだよくわかっていないのか、序盤戦、制作費を大盤振る舞いしすぎてるみたいな気がする、でも、そのうち(イヤでも…?)わかってくるんじゃないかな、なんていう話をどこかのConで、JensenかJared(Jimだっけ?)が、ちらっと話していたような気もするのですが、それは置いておいて、
今回のシーズン6では、私がJDMという飛び切りのセクシーガイにはまり込むずーっと前に、長年にわたり私の心の中のナンバーワン・セクシーガイの座を独占し続けていた Walter. S. Skinner 副長官こと Mitch Pileggi が、Winchester兄弟の母方のおじいちゃんSamuel Campbell として、再び番組に返り咲いたばかりか、準レギュラーとして複数のエピソードに参加することが確約されたわけで!
ここ何年も、もはやすがるような気持ちで John Winchester 父ちゃんこと Jeffery Dean Morgan の帰りをひたすら待ちわび続けて、干物になりそうになっていた私としては、このシーズン6のスタートは、心境的にも非常に潤った気分です。
もちろん、セクシーさに磨きのかかった Young Sammy君を地獄から引っ張り出したのと一緒に、Samuelじいちゃんを天国から引っ張り下ろしたらしい「謎の存在」の正体もまだ明らかにならず、
Deanの目の前に、本当に肌ツヤもよく元気一杯な姿で生き返った二人のSamuel当人たちについても、以前の本人たちとは微妙に違っているようでもあり、
Samuelおじいちゃんについては、あきらかに行動も怪しくて…、
(とにかく簡単に悪者であることが明るみになったりするような展開にだけは、ならないでいてくれることを祈ります。仮に最終的にどこかで兄弟を裏切るような結末になるとしても、何かどうしてもやむを得なかった!という事情をつけて欲しい…)
まだまだ安心も油断もできないところではありますが、いまのところ毎週次のエピソードが楽しみでならないのは確か。
ということで、
「シーズン6はこれまで山ほどでてきた 『今週のモンスター』 たちの由来やなんかに焦点をあてていく」
という、上のクリプキ先生およびセラ姐さんのコメントを踏まえて、ついに放送が開始されたシーズン6の第1話&第2話を振り返ってみると、
第1話に登場したのは、「Djinn」
Djinnといえば、Dean曰く『Cave-dwelling hermit-type』な超exotic、つまり変人の引きこもりタイプっていう、ま、どっちかと言えば大人しいモンスターだったはずが、
地獄から戻って、いい具合に肩の力が抜けたというか、突如とさえ思える印象で「男」として一皮向けたように思えるというか、そんな様子がまたなんとなく底知れない感じで妙にセクシーな Sammy君の証言によると、
最近では、普通の人間に混じって歩き回り、獲物とされた人間は、そいつに触られるだけで毒が回って死んでしまうというような危険なモンスターになってしまっているとのこと。
さらに↑のSammyのセクシーの完全な遺伝の元となったことが目にもあきらかな、(Sons of Anarchyの出番が終わったこともあって、髭も頭もすっきりと剃りあげ、まだまだ孫息子のSam君なんかに負けていられない!と、身体もあらためて鍛えなおしたってことなのか)某FBI副長官時代の胸板の厚みを完全に取り戻したように思える Samuelじいちゃんの証言によれば、
このところ行動がおかしいのはDjinnだけではなく、夜行性のモンスターが真昼間に襲い掛かってきたり、狼男は半月にうろつき出てきたりする上、(じいちゃん本人もHunterとして経験豊富な上に、ご先祖様はメイフラワー号の上でバンパイアの首をちょん切っていたというHunterとしての古い歴史を持つCampbell一族が代々集めてきた知識も携えているわけで)John父ちゃんなんか足元にも及ばないくらい色んなことを知ってるじいちゃんですら、見たことも聞いたこともないようなモンスターさえいて、さすがのじいちゃんも「Uneasy」な気分にさせられている、というような状態。
そして第2話に登場したのは、こちらはもはや常連の『Shapeshifter』
これまでのシーズンの中での細切れの情報で知りえた感じでは、Shapeshifterっていうのは、突然変異で生まれて、人間の家族から疎まれたり、疎外されたり、なんていう生い立ちを持っていて、次第に心もモンスターそのものとなっていく場合が多い、というような認識ではなかったかと思うのですが、
この第2話の中で、Samも同じような疑問を口にしていましたよね。
Sam: I didn't even know they had babies. I thought they were just freaks of nature, like -like X-MEN style.
ところが!今回のエピソードで、
Alpha-Shapeshifter もしくは、King-Shapeshifter というのがいて、それが全てのShapeshifterの父親だったということが判明したわけですよね。
まさに、
クリプキ先生&セラ姐さんの言う、
「今週のモンスター」たちを掘り下げていくシーズン
ということで。
セラ姐さんは、「The show will also get back to simpler things, like shooting monsters in the face.」とは言ってましたけども、
やっぱり、二人のSamさんを巡る、謎めいたプロットが用意してあったりして、そうそう一筋縄ではいかない面も感じさせてくれますよね。
***
そして、今週のモンスターにフォーカスすることで、ストーリーラインがシンプルになったおかげで、「兄弟」がはっきりと主役の座を取り戻したエピソードになっていますよね!
愛し合ってるのに、どうしてもすれ違ってしまう二人。
って、私たち古参のFangirls世代がもっとも弱い「ハーレクイン」小説にもっとも多く登場するテーマじゃない…?
でもこれこそが、Supernaturalの醍醐味なんですよね!
シーズン1、シーズン2、シーズン3と、まさに食い入るように私たちFangirlsが追いかけ続けたのは、このWinchester兄弟の切ない愛情物語だったのです。
第1話のオープニング:
シーズン5でサムが言い残した最後の言葉に不本意にも従う形で、この一年間、Hunterの仕事からすっかり足を洗い、Lisa&Ben と共に普通の生活を送ってきたらしい Dean の日常の様子にかぶさる形で流れる歌
♪and realize you
just can't have it all
just can't have it all ♪
が、人生を通じてずっとあこがれてきたはずの「普通の生活」を送っていながら、サムと一緒の「狩りをしながらの旅暮らし」を強烈に恋しがっているディーンの心をよく表していて、とっても切ないです。
とはいえ、兄ちゃんの呪縛を離れ、Hunterとして独り立ちしたおかげもあってか、すっかり逞しく大人の男らしくになったサムに対し、
ディーンは、男の中の男の職業である建設現場の作業員として働いていたりする割りに、たった一年「狩り」から離れていただけで、こんなに柔らかい感じの美人になっちゃうの?
という、私の心の声に打てば響くという感じで:
Third Cousin(またまたいとこ?)のGwenからは、
My God, you have delicate features for a hunter.
だとか、
(女性ファッション雑誌を見つけて)Yours or, uh, your wife's?
なんて、ことあるごとに女性的とも言えるくらいに美人なことを匂わせつつ(←私の妄想が入ってますね)からかわれたり、
愛する弟サム君からも
Golf? Really?
と言われ、
しまいには、サムじいちゃんからもなにか言われそうだと察して、
Oh, yeah. Go ahead, say it -call me a soccer mom.
と先手を制したつもりが、
You wanted a normal life. Your mom wanted a normal life, too. You remind me of her, actually. The attitude, for one thing.
お前は普通に生きることを望んだだけだ。お前の母親も普通に生きることを望んでいた。実際のところ、お前を見てるとあの娘を思い出す。そういった考え方一つをとってもそうだがな(外見もそっくりだ、って、心の中で絶対付け加えてますよね?)。
と、ママにそっくりな美人である事実を念押しされてしまう始末。
この日記ではもうしつこいくらい繰り返してきたことですが、4歳でママを失って以来、やむを得ず家族の中で、ママのポジションをも担うことになってしまっていたディーンではあるのですが、
やっぱり、Johnパパも、自分自身や隔世遺伝で母方のおじいちゃんの血を色濃く継いでいることがあきらかな次男坊に対して、
小さい頃は金髪だったし、おめめパッチリ、唇ふっくらで色白な長男は、美人の妻に「似てるなー」と日々思い知らされていて、だからこそ、(比較的放任に育てたサムに対し)ディーンは絶対手元から放せず、(パパの日記にも証拠が残っていますが)Preschoolに行かせることすらできなかったし、
サムからも「なんで兄ちゃんはそこまで父ちゃんの言いなりになるんだよっ?!」と、しばしば嫉妬混じりの怒りの言葉をぶつけられるほどに、父ちゃんをとにかく一番に見上げて、信じて、愛するよう、ディーンを教育し育て上げてしまったのでしょうね。
そして、そんなママにそっくりな美人な兄ちゃんのことを、たぶん帰ってこられない見込みの地獄長期出張の間、ただ自分の帰りを待って辛い思いをさせておくのは忍びなく、兄ちゃんの幸せを思うがゆえに、一度は手放すことにしたサムさん。
ところが、あれっと思う間に、地上に帰って来られてしまい、それでも「割と早く帰れちゃったよ」と、のこのこ顔を出すのも恥ずかしかったのか、兄ちゃんには帰ってきていることを知らせずにいたのでしたが、
時々は物陰から、遠くから、一方的に兄ちゃんの姿を覗き見に来たりはしていたのでしょうね。でもなんとかかんとか一年という長い月日、やせ我慢にやせ我慢を重ねた後、
実際にそんな美人の兄ちゃんと顔を合わせて、ハグをしてその体温に触れ、会話を交わしてしまうと、もう離れている状態に我慢できなくなってしまった!としても、まあ無理はないところ。
戻ってきてくれないか、と聞いてみるものの、新しい生活を始めてしまったディーンはそう簡単に「うん」とは言えません。
そして第2話:
これがまた!さすがSera姐さんというか、まるで世界中のSlasherの夢を具現化したみたいな、サービスエピソードでしたよねー!
シーズン3で(ひょっとしてディーンの子……なの?というくらいに)キュートなBenが登場した時、すぐ翌週、「靴が一個なくなっちゃった…」なんてつま先をもじもじさせ、超絶キュート攻撃により、わずかに逸れかけた兄ちゃんの愛情をすぐに手元に取り返したサムではありましたが、
今回、(リサはまだディーンのタネではないと言ってるようだけど)「わが子のように思えてきた」なんて言われているBenと一緒に暮らしているディーンをこの手に取り返すのに、もうさすがに、自分の可愛さを使うには、「大人」になりすぎてしまっています。
そこで、「狩りの仕事の途中で赤ちゃん拾っちゃったんだけど…」なんていうとんでもないカードを切ることに。
赤ちゃんを連れ、二人で、ベビー用品をお使いに出かける二人!
(完全に養子をもらったばかりのゲイカップルです)
上手にあやしつつ、おしめを換え、とても素人とは思えない手つきで抱っこした赤ちゃんに「Smoke on the water」を子守唄に聞かせてやったりしているディーンを、にやにやにやにやと、とろけそうな笑顔で見つめ(注:妄想による幻覚の可能性あり)
「兄ちゃん、素質があるよ」なんてやに下がっているサム。
赤ちゃんの父親がShapeshifterであることが判明した後、今後の子育てについては、サムじいちゃんに相談しようよ。というサムに、
すっかり母性本能が芽生えてしまったディーンは、じいちゃんすら信用せず、赤ちゃんを渡すことをしぶります。
☆
大きな男性の手が不器用そうに小さな赤ちゃんを抱いている様子がたまらない!
というのは、たぶん世の女子たちの共通する萌えポイントになると思うのですが、
今回のエピソードはそんなポイントも十分に満足させてくれました。
一瞬バトン式に渡されたサム君なんか、まさに危なっかしい!という感じだし、サムじいちゃんの抱き方なんか、実生活でも経験者のはずなのに、なーんかぎこちないところにときめかされ…
そんな中、ディーン(ジェンセン)の赤ちゃんの扱いはしっくりしすぎていて、また別の意味で(サムがにやにや見とれていたのと同じ気持ちで)どきどきさせられた気がします。
とにかく、あの手この手を駆使して、なんとか兄ちゃんにLisa&Benの元を離れることを承知させたサム。
でも、エンディング、本物の「Smoke on the water」をバックにImpalaちゃんのカバーを外したディーンの顔は、シーズン6が始まって以来の(乙女に近いくらいの)ママ似の美人さんではなく、
本来の『ディーン』の顔に戻ったようでしたよね?
Impala & Dean のコンビが完全復活した以上、もう来週からは、儚げで可愛くて切ない美人のディーンは拝めなくなるということでしょうか。
Lisaたちのもとは離れたけれども、今や自分仕様の車を持っているサムが再びImpalaの助手席に単純に納まるという展開も納得できないので、
すっかり大人になったサムと男に戻ったディーンがこれからどんな風に関わっていくことになるのか、
(サムじいちゃんの動向も含め)これからのエピソードが楽しみです!
なーんか、支離滅裂ですが、今回はこの辺で。