2010年10月11日月曜日

SPN シーズン6エピソード3考察

以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。












そうそう、(案の定)すっかり日記で触れるのを忘れていましたが、シーズン6のTrailerが公開された頃、【Spoiler Warning!!】 という注意書きにしばらく(数日だったか、数週間だったか…)ためらった後、我慢できずに結局再生ボタンを押してしまった私が、もっとも興奮させられたのは
(もちろん、裸で、ものすごい筋肉を見せつけつつ、軽がると懸垂するSamのシーンは別格とするとして)

Trailer映像の後半、でかでかと画面に分割で飛び出してきた

『Trust No One』

というキーワードでした。

確か、モルダーのパソコンのロックを解除するパスワードにすらなっていたこの言葉は、私がSupernaturalというドラマが始まる前、ずーっとはまり込んでいたドラマ、X-Filesでは、政府や謎の陰謀組織を相手に果てのない戦いを挑んでは、あとちょっと!というところで証拠をきれいさっぱり隠滅されてしまったりして弄ばれ続けるモルダーの座右の銘ともいうべき、

まさに X-Files というドラマそのものを象徴する礎ともなるような重要なキーワードです。

シーズン6で、兄弟のじいちゃんとして再登場するのは、そんなモルダーの(石頭だし、とにかく厳しいけれどもモルダーのことを信じて、親身に心配してくれる存在でもある)直属の上司で、「もうなんにも信じない!」 と誓ったはずのモルダーがついつい 「この人だけは信じたい…」 という感情を抱いてしまうのに(副長官にとってもやむない事情があったとはいえ!)裏切られる結果になったりしていたスキナー副長官だし!

まるで、私の好みに合わせて新シリーズを作ってくれてるみたい!!と浮かれつつ、

シリーズも長くなってくると、基本的にまだまだ集中力を持続させるのが難しいお若い女子たちは飽きて別のドラマに移っていってしまったりするので、結局、私世代の「一度ハマったらどこまでも!」という、根気強いというか、執念深い(?)おばさんファン層にアピールしていかないといけなくなるということなの…?

なんていう小さな疑念も心の片隅に抱えつつ、でもこの

『誰も信じるな』 というキーワードは、まさに

この世のなによりも愛する弟と、自分たちが生まれる前に死んだはずの祖父、母方の親戚たち、そんな大勢の家族&親戚が戻ってきてくれたことを喜んでもいいはずなのに、

遠縁のイトコたちは揃ってみんな胡散臭いし、手放しで愛し、信頼していいはずのダブルSamuelsは二人ともどこか挙動不審で…、Deanの知ってる二人とは別人みたい…という、

シーズン6がスタートして以来ずっとDeanの心の中に巣食っているように見受けられる微妙な不安をうまく表していると思います。

この『Trust No One』 というキーワード、

シーズン6全体を貫くディーンのテーマとなっていくのでしょうか、はたまた数話の間ヤキモキさせた後、(基本的にどうしても兄ちゃんにベタボレなサム君が折れて) 「兄ちゃん、もう俺、もとに戻ったから、信じて大丈夫だよ」という展開になってしまうのか…。





シーズン6がスタートして、「天国vs.地獄」 のプロットも一応は一段落したようだし、サム君は超セクシーだし、(私個人的に)お気に入りの元某FBI副長官が準レギュラーになったりで、ごくごく素直にエピソードを楽しんでいるところなのですけれども、

一方で、兄弟のキャラクターが今までなじんできた兄弟たちと全然違う! 二人揃って誰なのよ、この人たち! ってことと、胡散臭い「Campbells」がどうも好きになれない!ってことで、ここまでのシーズン6の展開に不満を持っている人も多い様子。

ディーンはともかく、サムは、これまでのシーズンでも「一歩間違えれば、悪の道に…」という可能性をプンプンと匂わしつつも、(結局上記のような不満を持つFangirlsの圧力に負けてということだったのか)

シーズンのラスト頃には、「あれ?あの設定はどこに?」というくらい、シーズン当初の思わせぶりな「今度こそ、サムを救おうというディーンの努力もむなしく、Evilサムになってしまうのかも…」という設定は薄くなってあっけなく消え去ってしまうという結末に終始してきたというのが、私の素直な印象。

Fangirlsの中には依然として、「サム、悪の道に走ったりしないで! ディーンの言うことを聞いて二人仲良くして!」という願うむきも多いのでしょうが、

私自身は、シーズン6に入ってからの「もちろん違うさ!」とは言ってたものの、Shapeshifterの赤ちゃんをあきらかにオトリとして使ったり、Cassが年端もいかない少年を痛めつけるのを止めようとするディーンを抑えて、ただ傍観したり、と)今のところ、

『目的のためには手段も選ばない』(今は亡きバンパイア専門ハンター・ゴードンのような、そしておそらくはCampbellsのような)悪いハンターの典型のようになってしまったようにも見える、

冷酷でどこか底知れないサムのことをとっても気に入っています。

シーズン5のラスト、Luciferに 『Yes』 と言い、諸共に地獄へと堕ちて行ったサムは、

66のノルマの封印の一つ目を破るため、という目的に特化して、地獄でAlastair先生の個人授業を受けさせられていたディーンとは、

どうも、全く違う経験をしてきたようにも伺えます。

そんな(まだ明かされない)地獄での経験がサムを変えてしまったのか、それとも、今、ディーンの目の前にいるサムは、実は、本物のサムではないということなのか、

その辺りの謎は、「サムを地獄から引っ張り上げた」謎の存在の正体とともに、これから先明らかになっていくことだと思いますが、

全ての謎が明らかになった後も、今の超セクシー・サムの名残はぜひとも残しておいて欲しいものです…。



***



さて、第3話の感想をできるだけ簡単に…。

さすがSera姐さん!

第3話では、ついにShirtless Brothers が登場。

シーズン6の Trailer で、世界中の乙女を一瞬(Flashforwardではないけれども…)Black out させかけた、Sam の物凄い身体もそれこそ新鮮に衝撃でしたけれども、

Trailer のあまりに一瞬の映像では、見事すぎる胸筋や、上腕二頭筋なんかに目眩まされて明確に確認できなかった(←私だけ?だったのかもしれないけども)超衝撃的新事実が、この第3話で明らかになりました。

それは、

Samの胸毛!(まだ本当に薄っすらだけども…)

まさに大人の男になった証拠!!

前回のS6の感想文でも、地獄から帰ってきた Sam がすっかり大人になったと、もう口をすっぱくして言及しましたが、Sam(っていうかJared)、ついに胸毛の処理を止めたんですね!
(というか、SPNでの設定上では、地獄から戻ったこの一年でついに生え始めたってこと?)

John パパこと、JDM が、グレイズアナトミーで心臓の治療をされている時にたっぷりと―一時停止までして、それも何度も… ― 拝ませてもらった胸元を見ても、

Samuel じいちゃんこと、Mitch Pillegi が、スキナー副長官時代(たぶん私のようなヨコシマFangirlsの願いを叶える形で)Shirtlessシーンをしばしば設けられていた際に、じっくりと拝見した胸元を見ても、

Winchester 家、Campbell 家ともに、豊かな胸毛が生える遺伝子を持っていることは確実なわけで、もはや遅すぎるくらいの胸毛登場という感じです。
(それにしても、この変化って、「大人の男には絶対胸毛が必要よ!」というSera姐さんの指示なのか…、はたまたJaredが「俺、結婚したんだし、もう胸毛を脱毛したりしないぞ!」と宣言した結果なのか…)

でも、ま、シーズン5までのサムは、確かにまだまだ子供でしたからねー。

…ディーンは?

今回のエピソードでは、サムよりも先に、Shirtlessシーンが出てきたけれども…、

むっちりした胸筋のカーブまでは確認できたものの、肝心の、胸毛が生える辺りの胸元は(乙女の慎みからか…)シーツでしっかり隠されていて、まだ私は判別できていません。

どなたか確認できた!という方います?

どうなんでしょう、今後、ディーンの胸毛も解禁されたりするのでしょうか…。



***



それにつけても、サムのあの身体!!!(涎)

そりゃあ、プロのおネエさんだって、お金を受け取ることも忘れて帰ろうとするばかりか、「今度は、休みの時に電話ちょうだい」って言いたくなるってもんですよ!

っていうか、逆にお金払ってでも、一度お手合わせお願いしたいんですけどっ!って、画面の前で叫び出したくなるのをなんとか堪えた女子も、かなりの数に上るのではないでしょうか。

サムって、ディーンと一緒の時には、ディーンが美人のおネエさんのお尻を視線で追いかけたりするのに対して眉をひそめたりするくせに、

兄ちゃんが一緒にいないと、結構奔放な青年に豹変しますよね。

二代目Rubyとそういう関係になったのも、兄ちゃんのいない寂しさが限界に達してのことだったし、

画面上でカウントできる範囲でだけでも、半分狼だったお姉さんだとかを筆頭に、これまでも結構 「一夜限り」 の恋人が沢山出てきました。

でも、

兄ちゃんの気配がちらっとでも現れると、一晩付き合ってもらった女子に対する興味は一瞬で消えてしまうのです。

今回お相手となった、ご商売の方でもそんな美人がいるんですか?というくらい色っぽいおネエさんからもらった電話番号のメモも、

兄ちゃんからの電話が入って携帯が鳴り出した途端、くしゃくしゃっと丸めて、クズカゴにぽいっですもんねー!

で、サムったら、ボスっぽく、有無を言わせぬ口調で「今すぐ、ペンシルバニアに来い。仕事だ」と兄ちゃんを呼び寄せたと思ったら、

Impala から降りた途端、電話越しに 「自分が壊したって正直に申し出て、ママに謝りなさい」 なんて(サムの小さなライバル)Ben を諭している兄ちゃんに

「LisaとBenを置いて出てくるにあたって、彼女、どう反応した?」

と、すかさず探りを入れ、

「驚くほど冷静だったな、実際のところ」

と、答えたディーンに、

「Better for everybody.」

なんていう、ちょっとディーンも返答するのに間が空いてしまったような、意味深な言葉を返したサム。

前回のエピソードでは、「(年がら年中、モンスターや悪魔との遭遇を恐れて)家族をがんじがらめにするような、父ちゃんみたいな男になりたくなかったら、二人と離れたほうがいい(で、俺のところに戻ってくるべきだ)

という理屈で、兄ちゃんの奪回を図ったサムでした。

そういう意味で、つまりLisa&Benの二人と少し距離を置くことで、兄ちゃんも精神的に落ち着くし、「誰にとっても、こうするのがよかったんだ」 と結論づけたというのが、素直な解釈なのでしょうが、

このシーンを見て、特にこの台詞を言うサムの顔を見て、最初にふっと私の頭に浮かんだ解釈は…、

「Lisaが、兄ちゃんが出て行くことにあれこれゴネるようだったら、俺が乗り込んで行って力ずくでなんとかしちゃったかもしれなかったから、Lisaがあっさり兄ちゃんを手放したのは、ま、全員にとっていい決断だったってことになるな」

というニュアンスでした…。

この時のサムって、笑顔なんだけど、そのくらい不穏で不敵な顔つきをしていませんか?



***



そして、『今週の事件』にまつわる血・腫れ物・バッタという要素が、どうも聖書の出エジプト記に書かれている、エジプトに下された十の災厄(Plague)に出てくるものだと検討をつけた兄弟。

ってことは、天使が関わってるに違いない、ということで、

よし、Casを呼ぼう。

とディーンは言い出します。

地獄から戻って以来、何度も連絡をとろうとしたけど、あの野郎は応えなかったんだというサムの言葉も終わらぬうち、

ディーンのふざけたお祈りの言葉につられて、ひょいっと姿を表したCastielは、

「俺が何度呼んでも返事もしなかったくせに、兄ちゃんの方が好きってことかよ?」 と怒りを滲ませて問うサムに、

「Dean and I share a more profound bond.」などという

先のシーズンまでに爆発的に増殖したDean/Castiel派のSlasherたちへのサービス文句を一言入れ、

「サムの質問(地獄からサムを引っ張り出したのは誰か)の答えを知っていれば、返事もしたが、知らないのだ。だから返事をしなかった」

と、一応の弁明をするCas。

「じゃ、(俺を引っ張り出したのは)神じゃないんだな」

「父上は相変わらず行方不明だ。全ては未だ謎に包まれている」

そして、そもそも今来たのは、ディーンに呼ばれたからじゃなく、Casの方で用事があったからだと言い出します。

今回、兄弟が調査している三人のおまわりさん死亡事件を起こしたのは、天使の誰かではないのは確かなんだけれども、この事件には、昔モーゼというおじさんがエジプトに罰を下すために使った武器が使われている、っていっても、今回その武器は(川の水を全部血に変えちゃうというほどの)フル出力では使われていない、だからモーゼも犯人からは除外できると思う

という天使らしい推理を披露。そして、

Apocalypseの後、天国はとんでもなくごった返しちゃっていて、そのドサクサにまぎれて、地上に例えれば、原爆級の強力な武器も盗まれちゃったりしている、でもとりあえず、モーゼの武器が今回使われたっていうことは確かだから、その武器を回収する手助けをして欲しい、じゃなきゃもっと大勢人が死ぬことになる、

と、兄弟に協力を依頼します。


***


あー、すっごく面倒だけど…、後々のためにも一応、再び勃発した天使のごたごたを整理しておくと:

事件のタネ明かしとしては、三人の悪徳警官に射殺されてしまった少年の弟(この子の名前が、モーゼのお兄ちゃんの名前と同じAaronでしたよね)「悪い奴らに罰を与えてください」というお祈りが、Balthazarという、まるでクロスロードの悪魔のように、魂と引き換えに願いを叶えるという商売を始めた天使に届いてしまったということなのでした。

魂を売買した証拠となるらしい、Aaron少年の身体に刻まれた Balthazar の署名(?)をCasが読み取って声に出したことにより、

天国の武器を盗んで売りさばく犯人を探して武器を取り戻し、その武器を使って天国を自らの支配下におこうと画策する Archangel の Raphael の手下が現れてしまい、

Cas ともみ合いになった挙句、勢いあまってホテルの窓から飛び出してしまうと、なんという偶然でしょう! サムが一年をかけてカスタマイズした愛車の上に二人して落ちて、サムの車を大破させてしまいます。
(サムを再びImpalaちゃんに乗せるため、一体どんな手管で誘導することになるのかと思ったら!(笑))

Castielを含む天国の住人たちが、もっとも避けたいのは、Raphael なんかに権力を渡すことなので、Raphael が Balthazar と彼が盗んだ武器を見つける前に、なんとか先回りしないと、誰であれ武器を手にしたものが戦いを制することになるのだ、と、いつにない焦りを見せ、

さらに、Raphael の究極の望みは、兄弟がなんとか頓挫させた「Apocalypse」を今度こそ全開で成功させて、人間たちを滅ぼすこと、なのだとCastielは言います。

そして一方のBalthazar の理屈は、というと、「父上」はいないし、好き勝手をやっても誰にも怒られない、なので(盗めるから)武器を盗んで、自分の死を偽装し、天国から抜け出して楽しくやることにした、Raphael が俺と喧嘩したいっていうならいつでもかかってくればいい、俺は盗んだ強力な武器で十分に武装してあるわけだしな。

そこで、Raphael が到着した気配を察したBalthazar は 「Raphaelにくたばれって伝えて」 と言って、あっさり雲隠れしてしまいますが、後に残されてRaphaelとタイマンを張るはめになってしまった Castiel がピンチになると、再び姿を現し、またもや天国の武器を使って Raphael の Vessel を塩の柱へと変えてくれます。

ちょうどいい機会なので、Holy Fireで Balthazar を閉じ込めて、Aaron 少年の魂につけた署名を消させ、Cas が「これで借りは返したからな」とHoly Fireの輪を消火してやり、天使たちは揃って消えてしまいます。


***


相変わらず行方不明な「父上」のおかげで、Luciferが再び地獄の牢獄に収監された後も、天国では、「父上」が留守にしている間というよりも、もはや戻ってこないという想定で、天国(地上も含む?)を支配するのは誰かってことで、またもやごたごたが始まっているらしいという事情が今回判明したわけですが、

前回の「あれやこれや」で触れた 「One of US」by Joan Osborn という曲を聴いている間、私の脳裏にまざまざと浮かんできたのは、まさにその「行方不明の父上」の姿でした。

私が気になった歌詞は以下のとおり:

♪What if god was one of us
Just a slob like one of us
Just a stranger on the bus
Trying to make his way home
Just trying to make his way home
Like a holy rolling stone
Back up to heaven all alone
Just trying to make his way home
Nobody calling on the phone
Except for the pope maybe in Rome♪

もし『神』があたしたちの中の誰かだったら?
あたしたちみたいなろくでもない人間の一人だったら?
顔も名前も知らない人だけど、一緒のバスに乗ってて、
なんとか家に帰ろうとしている人だったとしたら?
ただなんとか家に帰ろうとしてる人なの
聖なるさすらい人って感じで、
たった一人で、天国に帰ろうとしてるの
ただなんとか家に帰ろうとしてる人なの
誰も、電話の一本もかけてくれなくて
ひょっとしたらローマにいる教皇様は別かもしれないけどね



上の日本語は私が適当につけたものなので、本来のこの歌詞の解釈とは違っているかもしれませんが、「神」が普通の人間のVessel を被って、地上をうろつきつつ、なんとか天国に帰る道を探してる、なんて、まるでSupernaturalの世界観そのもののような気がしませんか?

シーズン5のラスト、Fangirlsの間で、Chuck=Godという仮説が飛び出して以来、それに賛同する人も多いのですが、
(Chuckを主人公に、まさに「One of Us」を使ったYouTubeのクリップも作られています)

私はやっぱり、この Supernatural というドラマの中で、行方不明になってる「父上」というイメージから連想されるのは、それはもうJohn父ちゃん以外のなにものでもなくて、

私の感覚では、行方不明の父上:God=John父ちゃん、というイメージの繋がりは至極すっきりと収まる気がするのです。

どんな形でもいいから、もう一度JDMに戻ってきて欲しい!と切望する一ファンとすると、

それこそこのSupernaturalというドラマが終了する、最後の最後でもいいから

父ちゃん=「神のVessel」なんていう設定で、JDMに出演オファーしてみてくれないだろうか…。

そういうことにしてくれるなら、天使のごたごたを整理するのは本当に面倒なのだけれども、なんとかこの後もシーズン5のおさらい頑張る気になるのに…。


***


エンディング、大破したサムの車から取り出した荷物を無理やりImpalaちゃんのトランクに押し込んだところで、

ディーンがついに口を開きます。


ディーン:「お前、何か前と違うよな?」

サム:「ああ、(自分が前と違ってるってことは)わかってるさ」

ディーン:「本当か?」

(中略)

ディーン:「お前は地獄に行った。その経験が人間をどう変えちまうか、俺は知ってる」

サム:「兄ちゃんはそうなんだな。あー、地獄での記憶にいまだに苦しめられてるってことだけど。そうなんだろ? 俺、兄ちゃんは、いまだにそうなんだなって気がする。だけどな、ディーン、俺は大丈夫だ」

ディーン:「じゃ、なにか? お前は俺より強いって言いたいわけか?」

サム:「違う。俺はただ、俺たちは違うって言ってるんだ」



サムのその言葉に全く納得していない様子で、小さく首を振ったディーン。


***


上の方でも触れたことの繰り返しになりますが、サム、地獄でどんな経験をしたのでしょう?

何がサムをここまで変えてしまったのでしょうか。

一体、今後どんな展開が待っているのか、楽しみに待ちたいと思います。


なんとか、シーズン5第9話のおさらいも、進めたい…。

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