2011年5月11日水曜日

あれやこれや

Supernatural が、主人公の兄弟(特にサミーさん)をないがしろにして、天国vs.地獄だとか、天国の内戦だとか、煉獄がどうだとか、なんていう、(私にとっては…)正直どーーーでもいいテーマばかり掘り下げる傾向が顕著になってくると、無意識に襲われてしまう症状なんですけども…、

そう、

『兄弟が仲良くしないとつまんなーい! 私、もし、もしもだけど、この先、ついにSPNに愛想が尽きたとしたら、次にのめりこむFandomってこれかも…』

という、とあるFangirlのつぶやきにつられて、また新しいドラマを見始めてしまいました。

これが、またもやBBC。

スポンサーの顔色を伺いつつ、視聴率を気にしつつ、視聴者の好みや希望を敏感に嗅ぎわけつつ、過剰なくらいに迅速にストーリー展開やプロットを変えてくれるアメリカドラマと違って、

おそらく、『馬鹿な視聴者の意見なんか聞くか! 超面白いドラマつくってやったから、まずは観てみなさい。すごいだろ?』 的な上から目線で、1シーズン(英国だとシリーズって言い方になるのかな?)分のプロットをがっちり練り上げた上で、細かい設定やサービスシーンまで、じっくりとドラマを構築し、作り上げているのではないか、と思えるのは、

さすが国営放送(でしたよね?)という感じ。

遅れましたが、タイトルは 『Being Human』です。

英国版の方は、既にシリーズ3が終了したところ。(私の鑑賞は、シリーズ2に入ったところ)

そして、かつて(というか、US版はまだ続いてるのよね?⇒) 「Office」というドラマの時にも、あった現象ですけど、
(『Queer as Folk』の時も、UK版が終わる前にUS版の放送が始まったりしてたんでしょうか?)

既に、アメリカ版の 『Being Human』のシーズン1が、第13話まで放送されているという状態。

UK版に引けをとらないくらい、このUS版もいいできだというので…、

UK版がシリーズ3まで、観終わったら、US版も観てみようかと思っているところです。

ヴァンパイアと、狼男と、幽霊が、一つ家に同居しつつ、「人間として」人間世界で生きていく中での事件や騒動を描いたこのドラマ。

コメディ…なのかと思ったら、(BBCらしく、というべきか…)思いのほかのダークな展開にかなり体力を消耗させられつつも、

「がんばれーっ!」って、(Supernaturalでは、ゴミのように問答無用で退治される一方の)モンスターたちの苦悩に感情移入させられつつ、彼らがなんとか「人間として」平穏無事に暮らしていける日常が訪れることを祈り、また応援してしまいます。

Supernaturalの兄弟に向かって、画面の前で、こんな風に必死に感情移入しながら、半泣き状態にさせられたりしていた頃が懐かしい…。

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