2010年9月14日火曜日

Supernatural S5エピソード8おさらい②

シーズン6が始まる前に、とにかく少しでも、おさらいの続きを!

でも…、

先日配達された瞬間ざーっと斜め読みに目を通したきり、ゆっくり読み直す暇もない

「The Official Companion Season 4」

についても、読んだ内容を忘れ去ってしまう前にちょっとくらい触れておきたい…、けれども時間がないので、

私がもっともニマニマさせられたJensenさんのコメントを1つだけ!書き出しておこうと思います。
(シーズン4で兄弟のおじいちゃんとして登場した(私のスキナーさんこと)Mitch Pileggi についても触れたいけど、とても一言じゃすまなくなっちゃうので…)

画面の中でも外でも兄弟同然に仲良しのJared & Jensen(これについては「ブランチ」でもちらっと触れられていましたね)

でも画面の中とおんなじなのは、「仲良し」だけで、画面の中の喧嘩(特に殴り合い)は、あくまで画面の中にとどまっているということなのですが、

もし、万一、画面の中ではない現実で Jared vs. Jensen で喧嘩をすることになったらどうなると思う?と問いかけられた Jensen,

“I don’t compete with him in the gym.” he point out. “He’s a little bigger than me, and he’s a little bit more devoted to his weight gain than I am, so I let him have that a long time ago. He’s got me by about four inches and probably about thirty pounds, so that’s like a receiver saying, ‘Yeah, I can take on the lineman here.’ I’m not competing against him. If there was a real fight and Jared got a hold of me, it wouldn’t be good. But I’m fast, so if I could stick and move, I might have a chance.”

「僕は、トレーニングジムではとても彼に敵わないんだ」 と彼は指摘する。「Jaredの方がちょこっとだけ大きいし、(筋肉をつけて)身体を重くすることなんかにもJaredの方がちょこっとだけ熱心だし、だからその辺(体力的な面?)はとっくの昔にJaredに譲っちゃってるんだ。彼って、身長は僕より約4インチ大きくて、たぶん30ポンドは重いのかな。だから(僕がJaredに喧嘩に勝てるなんていうのは、アメフトに例えたら、身体の小さい)レシーバーが、「ああ、俺はここにいるラインマン(←巨大)と喧嘩できるぜ」っていうのと同じようなものだよね。僕はとても彼(Jared)には敵わない。もし本当の喧嘩になって、僕がJaredに捕まえられちゃったら、それはもうまずい状態ってことになる。でも僕の方がすばしっこいから、もしくっついては逃げるみたいにできれば、チャンスはあるかも。」


ブランチのインタビューでも 「相手にこれだけは直して欲しいところは?」 と聞かれて 「Jaredは背が高すぎる」 って、ぽつっと言ってたJensen。

Con などで実物の Jared を身近で初めて目にした Fangirls も「本当に大きい!」って大抵息を呑んだりしてますけども、

Jared の大きさを一番ひしひしと感じてるのは、毎日毎日一番身近でその巨大な存在感を嫌というほど味わっているJensenなのかもしれませんよね。



***








すでにシーズン5のレンタルも開始されたということで「Disclaimer」はもう省くことにしようと思いますが、念のため、ネタバレ防止のため、少しスペースだけは確保しておきます。
















大好きなドラマ 「ドクター・セクシー」 の鑑賞を途中で中断し、「準備できたの?行くわよ!」なんて、ぷいっと立ち上がってテレビを消した妻ディーンは、夫のサムから、


“Are you?” (お前こそ、大好きなドラマ途中でいいのか?)


なんて皮肉られつつも、愛しげな笑顔で見下ろされたりしつつ、

でも二人揃って仲良く調査に出かけた『狩り』の対象になりそうな事件は

『超人ハルクみたいな癇癪もちの男性が、妻の目の前で、TVから飛び出してきたままの超人ハルクに殺された』

という、またまた実に奇妙なものだったのです。

壁に8フィートの「ハルク」型の穴が開いているという事件現場を調べに行ったサムは、「こんなの落ちてた」と大量のキャンディの包み紙をパラパラとテーブルに落とします。

超甘党で、犠牲者を殺す前に弄ぶ…。それって「Trickster」だよな?

あいつ! 「Mystery Spot」以来、ずーっと殺してやりたかったんだ!といきり立つディーン。

ところがまさにその「Mystery Spot」で、あれほど辛い目に遭わされたサムは、本当にあいつを殺しちゃっていいのか?なんて言い出します。

シーズン3の「Mystery Spot」の当時、サムは、(今回のエピソードの「これまでのSupernatural」にもちらっと出てきてたけど…)トリックスターのおじさんから、以下のような『教え』を受けたのでしたが、

(以下は、シーズン3の妄想日記からの抜粋です)

Trickster: Sam, there's a lesson here that I've been trying to drill into that freakish, cro-magnon skull of yours.
  サム、俺はずっとお前のクロマニヨン人(原始人並に分厚くてニブいってこと?)みたいな頭になんとか、教えを一つねじ込もうとしてきたきたんだぞ。

Sam: Lesson? What lesson?
  教え?何、教えって?

Trickster: This obsession to save Dean. The way you two keep sacrificing yourselves for each other. Nothing good comes out of it. Just blood and pain. Dean's your weakness. The bad guys know it, too. He's gonna be the death of you, Sam. Sometimes you just got to let people go.
  このディーンを救いたいっていう執着だよ。お前ら二人、相手のために自分を犠牲にしようとし続ける。そんなことからなんにもいいことは生まれない。ただ血と痛みが出てくるだけだ。ディーンはお前の弱みで、悪い奴らもそれを知ってる。お前の兄ちゃんはお前の命取りになる、サム。時には、黙って自分の手から離してやらなきゃならないこともあるんだ。




当時のサムは、とにもかくにも『兄ちゃんを帰してよっっ!!!』の一点張りで、トリックスターのおじさんの話はちっとも耳に入っていない様子に見えましたよね。

でも、今回のエピソードのサムさんの言葉を聞くと、実は、トリックスターのおじさんの教えはちゃんとサムさんの脳裏に焼きついていたのであるらしいこと、

そして、当時の私たち Fangirls の脳裏に浮かんだ仮説と似たような考えがサムさんの頭にも浮かんでいたらしいことが分かります。

(兄弟の状況も事情も現在とは異なるので、厳密には同じとはいえませんが、ご参考に『 SPN S3 EP11 感想文』のリンクをつけてみます)

つまり、サムさんの仮説とは:

「地上で好き勝手に好きなことをしまくってるトリックスターは、その楽しいパーティーを終わりにしたくないかもしれない。俺たちと同じくらい、天使とか悪魔とかなんていうごたごたにうんざりしてるかもしれない。だったらあいつの強大な力を俺たち利用してやれないかな。とりあえず話をしてみて、駄目なら殺せばいいじゃないか」

ということ。

完全に納得したわけではないながらも、サムの作戦に乗ることにしたディーン。

一応、トリックスターを殺すための武器(犠牲者の血に浸した木の杭)を準備しつつ、待機していると、

絶対に、いたずらを一度でやめたりはしないトリックスターは、もちろん兄弟にちょっかいを出してきました。


警察無線を傍受していた兄弟のところに

「殺人事件らしい。言葉じゃ説明もできないような状況になってる。とにかく全員現場に集結させてくれ!」

とかなんとかなんていう怪しい無線が入り、

現場だという古い製紙工場に兄弟が駆けつけてみたものの、現場に人気は全くなし。

それぞれ血に浸した杭と懐中電灯を手に、さび付いた工場のドアを開け、中に飛び込んだ瞬間、

二人は、術着(Scrub)の上に白衣を羽織った医師の姿で、備品倉庫のドアから二人揃って出てきたことになっていました。
(二人で備品倉庫から出てきたってことは…、あのドラマのパロディである以上、中で Sex してたっていう設定になる、と理解する他ないと思うんですけども…)


The sexy-yet-earnest doctor だとか、

The sexy-but-arrogant heart surgeon (東洋人)だとか、

頭の中に Johnny Drake という、ひげ面のおじさん幽霊がとり憑いてるthe sexy-but-neurotic doctor だとかなんていう、セクシーなインターンたちが、

Seattle Mercy Hospital で、“Seriously”っていう台詞を多用しつつ、ベッタベタのロマンスを繰り広げるっていうこの設定は…、

あきらかにJohnny父ちゃん「セクシーなんだけどノイローゼぎみな美人ドクター」にとり憑いている幽霊Denny Duquette役として誘拐監禁したまま兄弟の元に返そうとしなかった、且つ、Supernaturalの真裏で放送されていることで有名だった)「グレイズアナトミー」としか思えない、そしてこのSPNの世界では目下ディーンが超ハマッている

「ドクターセクシー」そのもの!

俺たちテレビの世界に投げ込まれちゃったってこと?でも、だったら俳優が演技しててカメラとか照明とかがいるはずなのに、今、兄弟のいる病院は、そういう意味ではまるで本物。

それにしても、病院のロマンスドラマに幽霊を出す必要性については、(自称ファンじゃないもん!と力説する)このドラマの大ファンであるディーンにも理解できないところ。

とはいえ、強烈なセクシーオーラに首筋を撫でられたのか、ふと背後を振り返ってしまったディーンの瞳は、白衣のポケットに両手を突っ込んで歩いてくる一人の男性の姿に、完全にハート型に変わってしまいます。


Dean: Oh, boy.
  ああ、なんてこと。

Sam: What?
  なんだ?

Dean: It's him.
  彼だわ。

Sam: Who?
  誰だって?

Dean: It's him. It's Dr. Sexy.
  彼よ。ドクターセクシー。


超憧れの「カレ」に遭遇してしまったディーンはまともに目を合わせることもできません!(笑)

かつて某TSUTAYAに「ツインピークス」のDVDボックスを探しに行って、「韓流コーナーはこちらです!」 とはりきって案内されかけた経験のある私が、ディーンを笑うのはお門違いかもしれないけれども…、
(実際、現地アメリカを含む世界各地において、Supernatural のファン層のかなりのパーセンテージが私と同年代もしくはそれ以上のまさに「韓流にハマる」世代の女性軍によって占められているらしいのも事実…)

百歩譲って、ディーンが「セクシーな女性インターンが沢山出てくるドラマ」のファンだったとしても何も問題はないわけ、でも!

このディーンの反応は、明らかに 「ドクターセクシー」 のセクシーさ目当てでこのドラマを見てるってことで!

それはまさに(今回のエピソードの冒頭で奇しくも夫サムの口からもれた)「更年期」で現実の夫に嫌気が差して、ドラマの中のセクシーなドクターにどっぷりとはまり込んでしまう主婦の目線ってことなわけで…。

ホント、SPNの作家さんたち、どういうつもりで脚本書いてるんでしょうか。


ま、それはともかく、デレク・シェパードとマーク・スローンを足した(割ってない)ような強烈な 「ドクターセクシー」 の魅力に堪えきれず、再び思わず目を伏せてしまったディーンは、しかし、その瞬間、偽「ドクターセクシー」の正体を見抜いてしまいます。


Dean: You're not Dr. sexy.
    あんた、ドクターセクシーじゃないわね。

Dr. Sexy: You're crazy.
    君はどうかしてる。

Dean: Really? 'cause I swore part of what makes Dr. Sexy sexy is the fact that he wears cowboy boots... Not tennis shoes.
    そう?だって、これだけははっきり言えるわ。何がドクターセクシーをセクシーにしてるのかって言ったらそれは、彼がカウボーイブーツを履いてるからよ…、テニスシューズなんかじゃなくね!

Sam: Yeah, you're not a fan.
    ああ、お前はファンなんかじゃないよな。



夫サムの浮気に悩んだ挙句、ドクターセクシーの魅力に現実逃避して心の痛みを凌いでいたディーンのおかげで見事、Tricksterの正体を見抜くことが出来たわけではありますが、

5分でいいから話を聞いてくれというサムに、Tricksterは、

24時間、俺の仕掛けるゲームの中で生き延びられたら、話を聞いてやってもいい、と。


***


兄弟は、トリックスターの仕掛けるテレビの世界で、これから一体どんな経験をすることになるのでしょうか。

またもやほとんどおさらいは進みませんでしたが、今回はとりあえずここまで。

4 件のコメント:

amber さんのコメント...

今晩は、Amberです。もしもジャレッドと喧嘩したら、についてのコメント訳
>僕がJaredに捕まえられちゃったら、それはもうまずい状態ってことになる

どんなまずい状態か、ふらちに想像してしまいました(笑)
訳ありがとうございます。

そして「ドクターセクシー」を発見したディーンの浮かれ具合の演技は大爆笑モノでした。
S5E8は天使と悪魔のゴタゴタから少し離れてたのしいエピでした、続き楽しみに待ってます。

藤よう さんのコメント...

amberさん

こんばんは。
Jensen、Jaredに捕まえられちゃったら、一体、何(ナニ?…)されちゃうって思ってるんでしょうね?

そうそう、ディーンのあの浮かれ具合!(笑)
Conなどにやってくる中年女性ファンたちの顔つきを研究して役作りしたのだったりして…。

シーズン6がスタートしてしまう前に、なんとかもう少しだけでもおさらいを進めたいと思っています。

oruka さんのコメント...

藤葉さん、こんにちは ヽ(^o^)丿

今回も楽しい夫婦の会話でニマニマしてます。
つか、今回の夫婦な会話はあまりに、はまり過ぎて大笑いしました。

妻Deanの顔色をいつも伺ってた夫Samが、めずらしく強気な態度で突っ込み入れたり、妻はあわてて言い訳したり、他の男によろめいたり・・と、倦怠期の夫婦な会話がたまりません。
スーツや白衣を着た2人の男同士なのに、夫婦の言葉に変換してもなんの違和感もないという、すごさ。
藤葉さんのセリフがまた、雰囲気ぴったりで面白いです。

実際のシーンでは、思春期の子供のように食い入るようにテレビを見てるDeanの表情、
ドクターセクシーに出会った時のドギマギしてるDeanが最高に可笑しかったです。

この後のWinchesterご夫婦の会話、楽しみです。

藤よう さんのコメント...

orukaさん

なんなんでしょうね、この兄弟の完全な夫婦具合!?

今回Samが結構強気で突っ込み入れたりしてたのは、ひょっとして、ちょっとヤキモチ?焼いてたりするの?なんて勘繰ったりしたくなります。

それにしても、眉間にしわを寄せて無理に男らしい表情を作ってないと、Dean(Jensen)って、なんというか、つるっとした可愛い顔になっちゃうんですね。

もうじきにシーズン6も始まってしまいますが、なんとかくじけずに、少しずつでもおさらいを進めたいと思います。