2011年1月29日土曜日
Supernaturalシーズン6 再開延期!
現地アメリカ時間で、1月28日(金)に、ついに長~い冬のHiatusを終え、新しいエピソードの放送が再開される予定だった、
『Supernatural』 シーズン6 (と、ついでにお兄ちゃんドラマの『Smallville』シーズン10も)ですが、
CWは、その予定を一週間延期することに決定したとの報告があったそう。
ということで、SPNの新しいエピソードの放送は、
来週の2月4日(金)(日本では時差の関係で、翌5日の土曜ですね)
までお預けということになるわけですね。
***
放送延期の事情としては、どうも、モンスター番組の「アメリカン・アイドル」シーズン10の放送が、(先週から?)水曜&木曜に移ったということで、
CWがネットワークを上げてプロモーションしている、木曜日放送中の
『Vampire Diaries』 と 『Nikita』
という二つのドラマの視聴率のレートが大幅に下がってしまうことを懸念して、この28日の金曜日に急遽この二つのドラマの再放送をすることにした、ということのよう。
ファンのベースがしっかりしている(私のようなしつこいおばさんファンが多いって言いたいわけ?) Supernatural と Smallville に関しては、放送をいつに動かそうとも絶対に追いかけてくれて、一つのエピソードももらさずに観てくれるだろうけれども
CWが全力を注いで、「Twilight」 のファン層を取り込もうと奮闘中の
「Vanpire Diaries」 なんかのファンは、一週見逃したら、「もういいや」って戻ってきてくれなくなってしまう
という危機感をCWは抱いている、ということのようですね。
***
7週間の長い冬休みを挿んですら、シーズン6の第11話までのエピソードに対する考察が果たせなかった私としては、正直 「あー、一息つけるかも」 という、ちょっとホッとした感情もあるのですが、
シーズン1の頃から綿々と続く、Supernaturalというドラマに対する CWの粗末な扱い、および
今月一杯、ずーーーーーっと、今週末の放送をひたすら楽しみにしてきたのに!!!!
たった一日かそこら前に、突然延期を決めるってどういうことよ???!!!
『Vampire Diaries』 と 『Nikita』 も観てたけど、しばらく鑑賞ボイコットすることにする!
CWのオフィシャルサイトに行って、怒りの書き込みしてくる!!
と、怒りをあらわにしているファンも沢山いるようです。
弱小ネットワークということで、とにかくほんの少しでも視聴率を稼げるなら手段は選ばないということなのでしょうが、
それにしても!ここまで粗末に扱われても、きっとやっぱり来週の放送を楽しみに、じーっと辛抱強く待ってしまう、私たち Supernatural ファンなのですよね…。
***
ということで…。
本日中に無理やり第11話の考察を書き上げてしまうつもりでしたけれども、他にやるべき予定も入ってしまったので、来週の放送日の前までに、ということで、なんとかエピソードの考察にとりかかりたいと思っています。
2011年1月28日金曜日
Supernatural シーズン6エピソード10考察②
以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
宿敵 Meg と手を組み、いつまでものらりくらりと約束を果たさないCrowleyを追い詰めることに決めた兄弟。
小悪魔といえば、Katie にしても Genevieve にしても、歴代のRubyは、どーうも悪魔としての演技の色気が欠ける、という批評をネット上でよく見かけたものでしたが、
同じ可愛い小悪魔でも、Megを演じる女優さんは、初代のNicki Aycox も、この新しい Rachel Miner も、なんというか、にじみ出てくるような 『悪さ』 と 『色気』 がありますよねー。
そうそう、Nicki Aycoxといえば、少し前に、この日記の中でも触れた「意図してないんだけど、すっごくゲイっぽくなっちゃった映画」として名前が挙がっていた、
『Jeepers Creepers II』
に、結構印象的な役どころで出ているのを見つけて驚きました。
(この日記のどこかに書きましたっけ?)
ちょっとエルム街のフレディにも似た顔つきのカカシの化け物にさらわれて殺されてしまった犠牲者たちの霊にシンクロしてしまう女子高生を演じた彼女は、共演していた他の高校生役の子たちとは格段に演技のレベルが違って、Nickiが画面に出てくるだけで、ホラーの度合いが一段高まったようにも感じました。彼女の演技力はやっぱり凄いですね。
あるジャンル(例えばホラー)でハマリ役というか、強い印象を残してしまうと、その後同じ系統の作品からばかり声がかかるようになっていくというような流れが出来てしまうという傾向はどうしても否めないものなんでしょうかね。
もちろんまさにそれがハマる!という個性派俳優さんもいるでしょうが、
たまたまホラードラマに配役されてしまったイケメン男子である Jared & Jensen の二人としては、今後の俳優人生を考える上で、そんなイメージが定着しすぎない内に、SPNを卒業したいと思っているのかも…。
ホラー映画といえば、私がしつこく慕い続ける John パパこと、JDM は、サム・ライミの関わるホラー映画への出演が決まったというニュースが、少し前うるさいくらい私のところへは飛び込んできていましたっけ。
次から次へと、本当に休む暇もなく仕事が飛び込んでいるように思えるそんなJDMは、さらに、2012年から放送が開始される1960年代のマイアミを舞台にした連続ドラマ
『Magic City』
への主演も決定したということで、本当に、順風満帆に出世街道を突き進んでるという感じですよね。
2012年の放送はまだちょっと先の話だけど、今から楽しみです。
その一方で、もう今回が最終シーズンになるのでは…と、毎年ハラハラさせられどおしのSupernaturalへの最後のはなむけとして、今年こそ、今シーズンこそ、JDM が一度くらいゲスト出演してくれるんじゃないか…と、それこそ毎年、細く淡い期待を胸に待ち焦がれている私ですが、
この調子だと、もう父ちゃんが兄弟の前に一度でも顔を出してくれるなんていう演出は、まさに夢のまた夢という感じになってしまったようで、寂しいところです。
***
と、油断するとすぐ横道にそれてしまいます。
シーズン6第10話の考察の続きを始めるところなのでした。
魂の抜けてるサムの上手い交渉により、急遽手を組んでCrowleyに立ち向かうことになってしまった兄弟とメグ。
「俺たちの縄ほどいていってくれんのか?」 というディーンの問いかけに、
メグは「Please. Don’t pretend you don’t enjoy it.」なんて、またグッとくる台詞をディーンに投げかけ、兄弟の縄を解かずに帰ってしまいましたが、もちろん体力も倍増中の魂が抜けてるサムが、あっさりと自分の縄を引きちぎって兄ちゃんの縄も解いてあげたのでしょうね。
あっさりと「リボンをつけたCrowleyを渡してやる」なんて、メグに安請け合いしてしまったものの、一体どうやってCrowleyを探すのかと思ったら、
一人夜道へと出てきたサムは
「Castiel、俺たち、金色の箱見つけちゃったんだけど。例の、昔ナチが探してたやつだと思うんだ。開けようとしたヤツは顔が溶けちゃったんだってさ…」
と、インディ・ジョーンズの「失われたアーク」を参考に、またまたモーゼのお宝を見つけちゃったという設定で、Cassに呼びかけて見事おびき出し、天国の内戦で忙しいとむげに断ろうとするCassに、
「手伝ってくれないっていうなら、お前をどこまでも追跡して追い詰めて殺してやるからな」
と、とんでもない脅しをかけます。
(このところFandomでも愛しい兄ちゃんに対して当然のように恋人ヅラしているCassに対して、サム、実はよっぽどムカついていたということなのかも…)
あまりに無謀な脅しにさすがに半笑いになったCastielが、
「Boy、お前が私を殺すって? どうやって?」
と尋ねると、
「まだわからないけど、俺はその方法を見つけるまで探し続けるし、俺は眠らないからな」
と、まっすぐにCassを睨みつけたままきっぱりと言い切る素敵なサム。
そして見事、間男Castielを連れて帰ってきた夫サムに、
「あら、本当に現れたの? サム、あんたにチキン・ディナーを奢ってあげなきゃね。(Cassを呼び出すために)何をやらかしたのよ」
「大したことはないさ、友達同士助け合うのは当たり前だろ」
と、Cassの前での態度とは打って変わった可愛い笑顔のサムをじっと不思議そうに見上げ、ちょっと首をかしげてみせるCastiel。
***
と、こんな調子でやっていくといつになってもおさらいが終わらないので…。
この後の展開を簡単にまとめると、
シーズン5では、超簡単に、ホモ恐怖症のおじさんとキスしてる Crowley を見つけた Castiel だったのですが、さすがに King of Hell となった Crowley は警備も増強したようで、Cass の捜査網にも引っかからなくなっており、
じゃ、手堅いところから攻めていくかってことで、Samuel おじいちゃんの書斎に忍び込んでめぼしい情報を家捜ししているところに、おじいちゃんが現れるということになるわけですよね。
で、ディーンとサムじいちゃんのまず一度目の口喧嘩が勃発します。
なんだけど! この第10話…。
考察しようとして深くエピソードを見返せば、見返すほど、私としては納得のいかないことばかり出てきます。
それというのも、天使と悪魔を活躍させることばっかり考えて脚本を書いてるから、何よりもこのドラマの大切な根っこになっていたはずの『家族』の扱いがずさんになっているのだとしか思えません。
この点に触れないでは、どうにも腹の虫が治まらないので、私の感じた納得のいかない点を項目ごとに書き出してみることにします。
【ディーンとサムじいちゃんの間の確執】
このエピソードの中だけでも、2度大喧嘩して、しまいには絶縁状態にまで!
これって、どういうこと?!
Crowleyの手で生き返らされたサムじいちゃんは、なんらかの理由で、(兄弟よりも先に)Crowleyの下で働いていたわけですけど、その理由はなんと、可愛い娘のMaryを生き返らせて欲しいからだったのです。
だけど…、悪魔と契約してまで二十五年以上も前に死んだ娘を生き返らせようというのは…、
しかも愛する妻だって、自分の体を乗っ取った黄色い目の悪魔の手で殺されてるっていうのにそれは全く無視で?
そう考えると、(じいちゃんの姿の)YEDとMaryの契約の際のキスシーンがどうしても浮かんで来てしまって、あのシーンの時にもきっと視聴者の多くの脳裏に浮かんだはずの Incest 的なニュアンスが不自然に増幅されるようで、
サムおじいちゃんが、おかしな感情で娘に異常執着する変質者のようにさえ見えてきてしまうような気がするのです。
サムじいちゃんとしては、黄色い目の悪魔に体を乗っ取られたあの惨事で Deanna おばあちゃんと共に自分の命も落とした際、Maryはまだティーンエイジャーだったんだっけ?
娘を持つ父親というのは、時に極端なくらいPossessiveで、「絶対嫁になんかやらない!」と言い張ったりしてるお父さんもいるようですけど、
そういった一般的な父親の Possessiveness を
「Supernaturalといえばさ、Wincestっていうくらいに、家族愛が異常な執着にまで突き抜けちゃってるのが売りじゃない、サムじいさんの理由、これでいいよ、これで。まさにSupernaturalらしいじゃん」
的な軽~いノリで、Incestレベルにまで増幅して(私の大好きなスキナーさんが演じる)サムじいちゃんに押し付けたっていう感じで、まず私にとっては納得するわけにはいかない!と憤慨を感じるところ。
で、もちろん、嫁にやることも考えられないくらいの娘を取り戻したいという気持ちだけで精一杯だっていうのに、そんなおじいちゃんの前に突然、三十前後のごっつい成人男子の姿で現れて、
「俺とサムはあんたの孫だぞ!自分の血を分けた孫が可愛くないなんておかしい!」
と、一方的に責められても、そりゃあMaryの方が断然可愛い!って反論したくもなるってものです。
それを真っ向切って非難した上、次にあったら殺してやる、なんて言い出すディーンの理屈がまたおかしいじゃない!そうでしょ?!
悪いことは言わないから、ママを取り戻そうなんていう考えは捨てろ、そもそも生き返ったママに、悪魔と契約して生き返らせたなんて言えるのか?そんなことより、可愛い孫息子の魂を地獄から取り戻すのに手を貸せよ。
???はいっ???
じいちゃんが、娘の Mary を生き返らせたいという気持ちと、
ディーンが、サムの魂を取り戻したいのと、
どう違うわけ?
どうしてサムの方が、じいちゃんにとっても最優先にならなきゃならないの?
サムじいちゃんに対して、ディーンが言ってる理屈自体は、もちろん至極まともで納得できることなんだけど、
それを、天使と悪魔を含むあらゆる存在から反対されつつも「絶対に、サムの魂を取り戻す」って言い張ってるディーンが(あんなに偉そうな態度で、いかにも自分だけが正しいみたいな顔で)言うのはあきらかにおかしくない?
ディーンのことは、もちろんいつも最高に可愛いと思ってはいるんだけど…、
こんな風に、浅~い考えの脚本家がいかにも SPN 事情通ですみたいな顔してサラサラーっとやっつけ仕事で書いた、浅~い理屈を悲劇のヒロインみたいな態度で力説しつつ、素敵なじいちゃんを責めたりするこの子は、嫌い…です。
きっとじいちゃんの扱いが面倒くさくなったんだろうけれども、こんな惨めな立場に追い込んで、二度と登場できなくさせたりするくらいなら、無理にじいちゃんを生き返らせる必要ななかったのに…と思います。
しかもMaryを生き返らせるって口約束していたCrowleyは、Castielに遺骨を燃やされて、拍子抜けするくらいあっけなく死んじゃったし、じいちゃんがこの先どうなっちゃうのかと思うと、とっても心配です。
【サム、何考えてるの?】
実は、上で「失われたアーク」を餌にCassを呼び出したあたりのシーンもそうなんだけど、サムがいったい何を考えて行動しているのかが、私には全く見えてこないのです。
魂が抜けてるんだから、考えてることがわからなくったって当然だって?それもそうかもしれないんだけども…
じいちゃんが解毒薬の作り方を知っているという事前の知識はあったにしても(それも、その薬が100%効くかは、じいちゃんも確信がなかったわけよね?)、可愛い兄ちゃんを目の前でいやらしい中年ヴァンパイアの毒牙にかけさせたりしたほどの、魂抜けサムなのよ?
天使のCastielどころか、悪魔のメグですら、
「一年以上もの間、フラストレーションが溜まりきったルシファとマイケルと一緒に地獄の檻に閉じ込められていたサムの魂をいまさら取り戻そうなんて、絶対止めといたほういいって!」
と言ってるのを耳にしていて、それでもなお「兄ちゃんが、絶対取り戻したいって言ってるから」という理由だけで、
間男天使のCassを「殺す」と脅してまで、協力させ、
俺たちを殺したがってるように見えたからといいつつ、っていうか、私個人的には、兄ちゃんをいやらしい目でじろじろ見てたから、だとしか思えない理由で、メグの手下のいかついスキンヘッドのおじさん悪魔を殺し、
二人のGhoulに襲い掛かられて、今にも食べられそう(というより、映画「ショーシャンクの空に」のシャワーシーンを再現されそうに、というべきか…)になっていた可愛い兄ちゃんをまさにスーパーヒーローのように際どいところで救い出すために現れたサム。
さすがにラストでは、「俺、魂なんかいらない」と、きっともうしばらく前から胸に抱えていた、本当の本当の本心を吐き出していましたけども、
このエピソードでのサムの行動って、兄ちゃんをヴァンパイアに進んで身売りさせた頃のサムとは明らかに違っていませんか?
以前の日記のどこかにもちらっと書きましたが、愛する本物のサムを取り戻したくてたまらない兄ちゃんの「本当のサムなら、こうするわ!」という熱心な人間教育のおかげで、
Soullessサムの中に、小さな魂のカケラのようなものが生まれてしまったような気がしてならない私なのです。
って…、きっと深く考えてない脚本家の穴のあいたプロットを異常に深読みしてるだけなんだから…、むなしいことです。
***
これだけ文句ばっかりブツブツ書き連ねてきてしまいましたが、衝撃のラストシーンを最初に見た時には、完全にディーンに感情移入していた素直な私です。
Sam: Putting this thing back in would smash me to bits.
魂を戻したら、俺は粉々に砕けちまう。
Dean: We don't know that for sure.
そんなことはっきり決まったわけじゃないわ。
Sam: You know what? When angels and demons agree on something -- call me nuts, I pay attention.
いいか?天使と悪魔が何かについて同じ意見になったとしたら、…俺のことを頭がおかしいと思うんならそう呼べばいいさ。でも俺は、ちゃんとその意見に耳を傾ける。
Dean: You say this now? After we practically died trying to…
それを「今」言うの?あんたの魂を取り戻そうとして、実際にあたしたちが死に掛けた今になって…
Sam: -- Exactly. We almost got ourselves killed! I mean, how many times do we risk our asses for this? Enough's enough.
まさにそれさ。俺たちはほとんど死に掛けたんだぞ!つまり、このために俺たちいったい何回命を危うくした?もう十分だ。
Dean: Sam –
サム…
Sam: I don't think I want it back.
俺は魂を取り戻したいとは思わない。
Dean: You don't even know what you're saying.
あなた、自分で何を言ってるかわかってないのよ。
Sam: No, I'm saying something you don't like. You obviously care a lot. But I think maybe I'm better off without it.
いや、俺はお前が気に入らないことを言ってるだけだ。お前が俺を気にかけてくれてるってことは十分わかってる。だけど、俺は魂なしでやっていく方がいいと思う。
Dean: You're wrong. You don't know how wrong you are.
あなた、間違ってる。自分がどんなに間違ってるか分かってないんだわ。
Sam: I'm not sure about that.
それはどうかな。
そういって、ディーンに背を向けて歩き出してしまうサム。
Dean: Sam, don't walk away. Sam! Sam!!
サム、行かないで。サム!サム!!
離れていくサムの背中に向かって叫ぶディーンの姿に、えっ?どうしよう、また別居?と、単細胞にも素直にハラハラしてしまった私なのでした。
***
ポルノを見るCastielだとか、
MegとCastielのキスシーンだとか、
「簡単にサムの魂を取り戻せる」なんて、やっぱり大嘘だったCrowleyだとか、
そんなCrowleyをあっさり灰にしてしまったCastielだとか、
そういったどさくさにまぎれて、ささっと素早く退場した Meg だとか、
天使&悪魔関係で、視聴者にどう解釈させようとしているのか、単なる天使萌えFangirlsへのサービスだったのか、悩むシーンも沢山あるのですが、天使萎え(悪魔は…ちょっと気になる時もあるんだけど)の私としては、その辺りは(いつかどうしても考察が必要になる時まで)、スルーしておくことにしようと思います。
全然楽しい考察ではなくなってしまいましたし、天使&悪魔以外でも色々大事なところをもらしているような気もしますが、とりあえずこれで、第10話の考察は終わりということにします。
第11話のエピソードに対する考察は…、明日、冬休み明けの新しいエピソードを見る前に…、なんとか投稿できればと思っているのですが、どうなることやら。
宿敵 Meg と手を組み、いつまでものらりくらりと約束を果たさないCrowleyを追い詰めることに決めた兄弟。
小悪魔といえば、Katie にしても Genevieve にしても、歴代のRubyは、どーうも悪魔としての演技の色気が欠ける、という批評をネット上でよく見かけたものでしたが、
同じ可愛い小悪魔でも、Megを演じる女優さんは、初代のNicki Aycox も、この新しい Rachel Miner も、なんというか、にじみ出てくるような 『悪さ』 と 『色気』 がありますよねー。
そうそう、Nicki Aycoxといえば、少し前に、この日記の中でも触れた「意図してないんだけど、すっごくゲイっぽくなっちゃった映画」として名前が挙がっていた、
『Jeepers Creepers II』
に、結構印象的な役どころで出ているのを見つけて驚きました。
(この日記のどこかに書きましたっけ?)
ちょっとエルム街のフレディにも似た顔つきのカカシの化け物にさらわれて殺されてしまった犠牲者たちの霊にシンクロしてしまう女子高生を演じた彼女は、共演していた他の高校生役の子たちとは格段に演技のレベルが違って、Nickiが画面に出てくるだけで、ホラーの度合いが一段高まったようにも感じました。彼女の演技力はやっぱり凄いですね。
あるジャンル(例えばホラー)でハマリ役というか、強い印象を残してしまうと、その後同じ系統の作品からばかり声がかかるようになっていくというような流れが出来てしまうという傾向はどうしても否めないものなんでしょうかね。
もちろんまさにそれがハマる!という個性派俳優さんもいるでしょうが、
たまたまホラードラマに配役されてしまったイケメン男子である Jared & Jensen の二人としては、今後の俳優人生を考える上で、そんなイメージが定着しすぎない内に、SPNを卒業したいと思っているのかも…。
ホラー映画といえば、私がしつこく慕い続ける John パパこと、JDM は、サム・ライミの関わるホラー映画への出演が決まったというニュースが、少し前うるさいくらい私のところへは飛び込んできていましたっけ。
次から次へと、本当に休む暇もなく仕事が飛び込んでいるように思えるそんなJDMは、さらに、2012年から放送が開始される1960年代のマイアミを舞台にした連続ドラマ
『Magic City』
への主演も決定したということで、本当に、順風満帆に出世街道を突き進んでるという感じですよね。
2012年の放送はまだちょっと先の話だけど、今から楽しみです。
その一方で、もう今回が最終シーズンになるのでは…と、毎年ハラハラさせられどおしのSupernaturalへの最後のはなむけとして、今年こそ、今シーズンこそ、JDM が一度くらいゲスト出演してくれるんじゃないか…と、それこそ毎年、細く淡い期待を胸に待ち焦がれている私ですが、
この調子だと、もう父ちゃんが兄弟の前に一度でも顔を出してくれるなんていう演出は、まさに夢のまた夢という感じになってしまったようで、寂しいところです。
***
と、油断するとすぐ横道にそれてしまいます。
シーズン6第10話の考察の続きを始めるところなのでした。
魂の抜けてるサムの上手い交渉により、急遽手を組んでCrowleyに立ち向かうことになってしまった兄弟とメグ。
「俺たちの縄ほどいていってくれんのか?」 というディーンの問いかけに、
メグは「Please. Don’t pretend you don’t enjoy it.」なんて、またグッとくる台詞をディーンに投げかけ、兄弟の縄を解かずに帰ってしまいましたが、もちろん体力も倍増中の魂が抜けてるサムが、あっさりと自分の縄を引きちぎって兄ちゃんの縄も解いてあげたのでしょうね。
あっさりと「リボンをつけたCrowleyを渡してやる」なんて、メグに安請け合いしてしまったものの、一体どうやってCrowleyを探すのかと思ったら、
一人夜道へと出てきたサムは
「Castiel、俺たち、金色の箱見つけちゃったんだけど。例の、昔ナチが探してたやつだと思うんだ。開けようとしたヤツは顔が溶けちゃったんだってさ…」
と、インディ・ジョーンズの「失われたアーク」を参考に、またまたモーゼのお宝を見つけちゃったという設定で、Cassに呼びかけて見事おびき出し、天国の内戦で忙しいとむげに断ろうとするCassに、
「手伝ってくれないっていうなら、お前をどこまでも追跡して追い詰めて殺してやるからな」
と、とんでもない脅しをかけます。
(このところFandomでも愛しい兄ちゃんに対して当然のように恋人ヅラしているCassに対して、サム、実はよっぽどムカついていたということなのかも…)
あまりに無謀な脅しにさすがに半笑いになったCastielが、
「Boy、お前が私を殺すって? どうやって?」
と尋ねると、
「まだわからないけど、俺はその方法を見つけるまで探し続けるし、俺は眠らないからな」
と、まっすぐにCassを睨みつけたままきっぱりと言い切る素敵なサム。
そして見事、間男Castielを連れて帰ってきた夫サムに、
「あら、本当に現れたの? サム、あんたにチキン・ディナーを奢ってあげなきゃね。(Cassを呼び出すために)何をやらかしたのよ」
「大したことはないさ、友達同士助け合うのは当たり前だろ」
と、Cassの前での態度とは打って変わった可愛い笑顔のサムをじっと不思議そうに見上げ、ちょっと首をかしげてみせるCastiel。
***
と、こんな調子でやっていくといつになってもおさらいが終わらないので…。
この後の展開を簡単にまとめると、
シーズン5では、超簡単に、ホモ恐怖症のおじさんとキスしてる Crowley を見つけた Castiel だったのですが、さすがに King of Hell となった Crowley は警備も増強したようで、Cass の捜査網にも引っかからなくなっており、
じゃ、手堅いところから攻めていくかってことで、Samuel おじいちゃんの書斎に忍び込んでめぼしい情報を家捜ししているところに、おじいちゃんが現れるということになるわけですよね。
で、ディーンとサムじいちゃんのまず一度目の口喧嘩が勃発します。
なんだけど! この第10話…。
考察しようとして深くエピソードを見返せば、見返すほど、私としては納得のいかないことばかり出てきます。
それというのも、天使と悪魔を活躍させることばっかり考えて脚本を書いてるから、何よりもこのドラマの大切な根っこになっていたはずの『家族』の扱いがずさんになっているのだとしか思えません。
この点に触れないでは、どうにも腹の虫が治まらないので、私の感じた納得のいかない点を項目ごとに書き出してみることにします。
【ディーンとサムじいちゃんの間の確執】
このエピソードの中だけでも、2度大喧嘩して、しまいには絶縁状態にまで!
これって、どういうこと?!
Crowleyの手で生き返らされたサムじいちゃんは、なんらかの理由で、(兄弟よりも先に)Crowleyの下で働いていたわけですけど、その理由はなんと、可愛い娘のMaryを生き返らせて欲しいからだったのです。
だけど…、悪魔と契約してまで二十五年以上も前に死んだ娘を生き返らせようというのは…、
しかも愛する妻だって、自分の体を乗っ取った黄色い目の悪魔の手で殺されてるっていうのにそれは全く無視で?
そう考えると、(じいちゃんの姿の)YEDとMaryの契約の際のキスシーンがどうしても浮かんで来てしまって、あのシーンの時にもきっと視聴者の多くの脳裏に浮かんだはずの Incest 的なニュアンスが不自然に増幅されるようで、
サムおじいちゃんが、おかしな感情で娘に異常執着する変質者のようにさえ見えてきてしまうような気がするのです。
サムじいちゃんとしては、黄色い目の悪魔に体を乗っ取られたあの惨事で Deanna おばあちゃんと共に自分の命も落とした際、Maryはまだティーンエイジャーだったんだっけ?
娘を持つ父親というのは、時に極端なくらいPossessiveで、「絶対嫁になんかやらない!」と言い張ったりしてるお父さんもいるようですけど、
そういった一般的な父親の Possessiveness を
「Supernaturalといえばさ、Wincestっていうくらいに、家族愛が異常な執着にまで突き抜けちゃってるのが売りじゃない、サムじいさんの理由、これでいいよ、これで。まさにSupernaturalらしいじゃん」
的な軽~いノリで、Incestレベルにまで増幅して(私の大好きなスキナーさんが演じる)サムじいちゃんに押し付けたっていう感じで、まず私にとっては納得するわけにはいかない!と憤慨を感じるところ。
で、もちろん、嫁にやることも考えられないくらいの娘を取り戻したいという気持ちだけで精一杯だっていうのに、そんなおじいちゃんの前に突然、三十前後のごっつい成人男子の姿で現れて、
「俺とサムはあんたの孫だぞ!自分の血を分けた孫が可愛くないなんておかしい!」
と、一方的に責められても、そりゃあMaryの方が断然可愛い!って反論したくもなるってものです。
それを真っ向切って非難した上、次にあったら殺してやる、なんて言い出すディーンの理屈がまたおかしいじゃない!そうでしょ?!
悪いことは言わないから、ママを取り戻そうなんていう考えは捨てろ、そもそも生き返ったママに、悪魔と契約して生き返らせたなんて言えるのか?そんなことより、可愛い孫息子の魂を地獄から取り戻すのに手を貸せよ。
???はいっ???
じいちゃんが、娘の Mary を生き返らせたいという気持ちと、
ディーンが、サムの魂を取り戻したいのと、
どう違うわけ?
どうしてサムの方が、じいちゃんにとっても最優先にならなきゃならないの?
サムじいちゃんに対して、ディーンが言ってる理屈自体は、もちろん至極まともで納得できることなんだけど、
それを、天使と悪魔を含むあらゆる存在から反対されつつも「絶対に、サムの魂を取り戻す」って言い張ってるディーンが(あんなに偉そうな態度で、いかにも自分だけが正しいみたいな顔で)言うのはあきらかにおかしくない?
ディーンのことは、もちろんいつも最高に可愛いと思ってはいるんだけど…、
こんな風に、浅~い考えの脚本家がいかにも SPN 事情通ですみたいな顔してサラサラーっとやっつけ仕事で書いた、浅~い理屈を悲劇のヒロインみたいな態度で力説しつつ、素敵なじいちゃんを責めたりするこの子は、嫌い…です。
きっとじいちゃんの扱いが面倒くさくなったんだろうけれども、こんな惨めな立場に追い込んで、二度と登場できなくさせたりするくらいなら、無理にじいちゃんを生き返らせる必要ななかったのに…と思います。
しかもMaryを生き返らせるって口約束していたCrowleyは、Castielに遺骨を燃やされて、拍子抜けするくらいあっけなく死んじゃったし、じいちゃんがこの先どうなっちゃうのかと思うと、とっても心配です。
【サム、何考えてるの?】
実は、上で「失われたアーク」を餌にCassを呼び出したあたりのシーンもそうなんだけど、サムがいったい何を考えて行動しているのかが、私には全く見えてこないのです。
魂が抜けてるんだから、考えてることがわからなくったって当然だって?それもそうかもしれないんだけども…
じいちゃんが解毒薬の作り方を知っているという事前の知識はあったにしても(それも、その薬が100%効くかは、じいちゃんも確信がなかったわけよね?)、可愛い兄ちゃんを目の前でいやらしい中年ヴァンパイアの毒牙にかけさせたりしたほどの、魂抜けサムなのよ?
天使のCastielどころか、悪魔のメグですら、
「一年以上もの間、フラストレーションが溜まりきったルシファとマイケルと一緒に地獄の檻に閉じ込められていたサムの魂をいまさら取り戻そうなんて、絶対止めといたほういいって!」
と言ってるのを耳にしていて、それでもなお「兄ちゃんが、絶対取り戻したいって言ってるから」という理由だけで、
間男天使のCassを「殺す」と脅してまで、協力させ、
俺たちを殺したがってるように見えたからといいつつ、っていうか、私個人的には、兄ちゃんをいやらしい目でじろじろ見てたから、だとしか思えない理由で、メグの手下のいかついスキンヘッドのおじさん悪魔を殺し、
二人のGhoulに襲い掛かられて、今にも食べられそう(というより、映画「ショーシャンクの空に」のシャワーシーンを再現されそうに、というべきか…)になっていた可愛い兄ちゃんをまさにスーパーヒーローのように際どいところで救い出すために現れたサム。
さすがにラストでは、「俺、魂なんかいらない」と、きっともうしばらく前から胸に抱えていた、本当の本当の本心を吐き出していましたけども、
このエピソードでのサムの行動って、兄ちゃんをヴァンパイアに進んで身売りさせた頃のサムとは明らかに違っていませんか?
以前の日記のどこかにもちらっと書きましたが、愛する本物のサムを取り戻したくてたまらない兄ちゃんの「本当のサムなら、こうするわ!」という熱心な人間教育のおかげで、
Soullessサムの中に、小さな魂のカケラのようなものが生まれてしまったような気がしてならない私なのです。
って…、きっと深く考えてない脚本家の穴のあいたプロットを異常に深読みしてるだけなんだから…、むなしいことです。
***
これだけ文句ばっかりブツブツ書き連ねてきてしまいましたが、衝撃のラストシーンを最初に見た時には、完全にディーンに感情移入していた素直な私です。
Sam: Putting this thing back in would smash me to bits.
魂を戻したら、俺は粉々に砕けちまう。
Dean: We don't know that for sure.
そんなことはっきり決まったわけじゃないわ。
Sam: You know what? When angels and demons agree on something -- call me nuts, I pay attention.
いいか?天使と悪魔が何かについて同じ意見になったとしたら、…俺のことを頭がおかしいと思うんならそう呼べばいいさ。でも俺は、ちゃんとその意見に耳を傾ける。
Dean: You say this now? After we practically died trying to…
それを「今」言うの?あんたの魂を取り戻そうとして、実際にあたしたちが死に掛けた今になって…
Sam: -- Exactly. We almost got ourselves killed! I mean, how many times do we risk our asses for this? Enough's enough.
まさにそれさ。俺たちはほとんど死に掛けたんだぞ!つまり、このために俺たちいったい何回命を危うくした?もう十分だ。
Dean: Sam –
サム…
Sam: I don't think I want it back.
俺は魂を取り戻したいとは思わない。
Dean: You don't even know what you're saying.
あなた、自分で何を言ってるかわかってないのよ。
Sam: No, I'm saying something you don't like. You obviously care a lot. But I think maybe I'm better off without it.
いや、俺はお前が気に入らないことを言ってるだけだ。お前が俺を気にかけてくれてるってことは十分わかってる。だけど、俺は魂なしでやっていく方がいいと思う。
Dean: You're wrong. You don't know how wrong you are.
あなた、間違ってる。自分がどんなに間違ってるか分かってないんだわ。
Sam: I'm not sure about that.
それはどうかな。
そういって、ディーンに背を向けて歩き出してしまうサム。
Dean: Sam, don't walk away. Sam! Sam!!
サム、行かないで。サム!サム!!
離れていくサムの背中に向かって叫ぶディーンの姿に、えっ?どうしよう、また別居?と、単細胞にも素直にハラハラしてしまった私なのでした。
***
ポルノを見るCastielだとか、
MegとCastielのキスシーンだとか、
「簡単にサムの魂を取り戻せる」なんて、やっぱり大嘘だったCrowleyだとか、
そんなCrowleyをあっさり灰にしてしまったCastielだとか、
そういったどさくさにまぎれて、ささっと素早く退場した Meg だとか、
天使&悪魔関係で、視聴者にどう解釈させようとしているのか、単なる天使萌えFangirlsへのサービスだったのか、悩むシーンも沢山あるのですが、天使萎え(悪魔は…ちょっと気になる時もあるんだけど)の私としては、その辺りは(いつかどうしても考察が必要になる時まで)、スルーしておくことにしようと思います。
全然楽しい考察ではなくなってしまいましたし、天使&悪魔以外でも色々大事なところをもらしているような気もしますが、とりあえずこれで、第10話の考察は終わりということにします。
第11話のエピソードに対する考察は…、明日、冬休み明けの新しいエピソードを見る前に…、なんとか投稿できればと思っているのですが、どうなることやら。
2011年1月27日木曜日
Supernatural シーズン6エピソード10考察①
以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
魂が戻って来たとしたって、身体の動きも、頭の動きも鈍る上、苦しい思いばっかりすることになるのがわかっていて、本当に、魂なんかを欲しいと思えるの? サム…。
という一抹の不安を伴う疑問を私たち視聴者に抱かせつつ、シーズン6の第9話は終わってしまったわけですよね。
サムの魂の行方はどうなってしまうのか、
大変気になる物語の続きについて、第10話と第11話という、たった二話のエピソードの考察をここまでぐずぐず引っ張ってしまったのは…、
この日記を追いかけ続けてくれている方は、とっくの昔にお気づきのことでしょうが、私がエピソードの考察を先延ばしにしたくなる原因は、実はかなりはっきりしています。
それは、そう、非常にややこしくて面倒くさい、天使と悪魔がたっぷり出てくるエピソードが、苦手だから…(嫌いだから、とまでは言いません)。
だったら、気分を変えるためにも、これまたずーーーっと放りっぱなしにしているシーズン5のエピソードのおさらいをしちゃえばいいじゃない…、
と思って、おさらいの続きとなる、シーズン5の第10話『Abandon All Hope』を
本放送の時以来、丸1年振りくらいに見返してみたら、これがまたシーズン5の後半から、シーズン6にまで大きく影響する伏線やキャラクターを沢山抱えた、とんでもなくややこしいエピソードだったわけです。
実際、この『Abandon All Hope』というエピソードはエレン&ジョーのあのシーンがあまりに辛くて、二度とは鑑賞できない!と、半ば封印してしまったような状態だったため、今回ゆっくり見返して、ここまで重要な伏線が沢山盛り込まれていたことに初めて気づいたと言ってもいいくらいで、正直動揺に近い感情を覚えました。
(このエピソードをじっくりと鑑賞しておかなかったせいで、シーズン5の後半からシーズン6にかけて、エピソードの解釈に息切れを感じていくことになったのかも…)
なにしろCrowleyが初登場して、ルシファが大規模な儀式を行って「Death(おじ様)」を呼び出そうとしていたわけですもんね!
(ルシファには効果がなかったColtも、これから放送になるシーズン6の後半、また新しい視点でクローズアップされる予定なんでしたっけ?)
シーズン5のこの辺りの流れは、まさにシーズン6の冬のHiatus直前の二つのエピソードの中核となるプロットに深く絡んでくるもので、本来的には、できればこのシーズン5のエピソードをじっくりおさらいしてから、
あらためてシーズン6の考察に入りたいところ。
でもそんなことをしていたら、あっという間に1月は終わってしまうし、そうなれば冬休み明けのエピソードがまたどんどん放送されていってしまうことになってしまう。
なので、おさらいしておきたいあれこれにはこの際ぎゅっと目をつぶり、一足飛びにシーズン6のエピソード考察に入ることにしたいと思います。
***
とっても楽しかった!第9話とは打って変わって…、
「サムの魂なんか簡単に取り返してやる」 というCrowleyの(画面の前の私たちからしても非常に胡散臭い)口約束を表面上信じる形で、不満たらたら、モンスターたちのAlphaを狩っては、上納する、という屈辱的な仕事を続けている兄弟(特にDean)。
とはいえ、捕まえてきたAlphaを届ける際にも、今やKing of Hell(自称)となったCrowleyの顔すらみることはできず、モンスターを回収に来る下っ端の悪魔たちからも軽くあしらわれるような始末で、
こんなことやってたって、なんにもならないわよ!
唯一変化したことっていったら、(下っ端悪魔にナメられるような、こんな辱めを拭い去るのに)毎晩Rape Shower を浴びなきゃならなくなったってことくらいだわ!
Rape Shower:
いかにも物騒なフレーズですよね!
語源はもちろんレイプの被害者が、汚された心と体を清めるために火傷するような熱いシャワーを浴びるというところから来ているそうなのですが、
上のディーンの台詞の中に括弧で追加したように、肉体的・精神的に、すっぱりと洗い流して忘れ去ってしまいたいような恥辱や屈辱を感じた時、体だけでなく心も洗い清めるために、実際にシャワーを浴びる行為を指すそうです。
そこまでの屈辱を覚えながらも、愛する夫(弟)の魂を取り戻したい一心で、Crowleyの言いなりにモンスターを狩ってきたディーンだったのですが、もうそろそろその我慢も限界に来ているよう。
そんなこと言ったって、他に何か手があるわけじゃないだろ。俺の魂を取り戻したいなら、こうするしかないんだ。
あなた、本当に取り戻したいと思ってるの?
俺は(そのために)Crowleyのために働いてる、違うか?
なんて、きっとここ最近何度となく繰り返してきたのに違いない口論をしていたWinchester夫妻(兄弟)でしたが、
二人は突然いかついおじさんに殴り倒され、気づいた時には、二人してそれぞれ椅子にぐるぐる巻きにしばりつけられていました。
そこへ現れたのは、まさにシーズン5の『Abandon All Hope』で、本物のVessel を手に入れようとする『父上ルシファ』の手助けをするため、愛犬たちを何頭も引き連れて登場した、新しいMeat Suitを被ったMegでした。
そんなMegが、兄弟を縛り上げて要求したのはCrowleyの居場所。
つまりルシファ派の切り込み隊長として、Apocalypse 推進運動の先頭で大いに力を奮ってきたMegとしては、ルシファが再び地獄の牢獄に幽閉されてしまった現在、完全に立場を失い、新たに「地獄の王」を自称して権力を奮い始めたCrowleyの一派から、逆に狩られるような立場になってしまっており、
いまやギリギリまで追い詰められてしまったMegは、この際、Crowleyにやられる前に返り討ちにしてやるつもりで、兄弟を捕まえ、Crowleyの居場所を聞き出そうとした、という訳。
魂がないおかげで頭の回転がすこぶる速くなっているサムは、そのことを素早く見抜き、
俺たちと手を組め。俺たちはリボンをつけてお前にCrowleyを差し出してやる。その代わり、ただ一つ条件がある、あいつを細かく引きちぎってしまう前に、あいつから少しだけ俺たちが欲しいある情報を引き出して欲しい。それができるか?
と、もちかけます。
あたしは、地獄では Alastair 先生の弟子だったの、丁度、あんたの兄さんと同じようにね。ってことだから、ディーン、あたしなら、Crowleyからどんな情報だって引き出せるわよね?
ああ、できる。
(Alastair先生とディーンの関係も妙に色っぽくて怪しかったですよねー!魂のあるサムだったら、ディーンのこのコメントをあんなに冷静な顔で聞いてはいられなかったと思うけど)
じゃ、決まりね!
ということで、なんと!兄弟は、シーズン1の頃からの宿敵 Meg と手を組んで、真っ向から Crowley と対決することになったのです。
***
全く進みません!
この天使&悪魔がたっぷり登場するうざったいエピソードに対する考察は、さーっと簡単に一度で済ませてしまいたかったのですが…、
全部書き終えるまで、PCの中に眠らせておくと、きっとすぐ2月になってしまうので、悔しいけれども、ここで一旦投稿してしまうことにします。
なるべく早く、続きを書き終えてしまいたい…と思ってはいます。
魂が戻って来たとしたって、身体の動きも、頭の動きも鈍る上、苦しい思いばっかりすることになるのがわかっていて、本当に、魂なんかを欲しいと思えるの? サム…。
という一抹の不安を伴う疑問を私たち視聴者に抱かせつつ、シーズン6の第9話は終わってしまったわけですよね。
サムの魂の行方はどうなってしまうのか、
大変気になる物語の続きについて、第10話と第11話という、たった二話のエピソードの考察をここまでぐずぐず引っ張ってしまったのは…、
この日記を追いかけ続けてくれている方は、とっくの昔にお気づきのことでしょうが、私がエピソードの考察を先延ばしにしたくなる原因は、実はかなりはっきりしています。
それは、そう、非常にややこしくて面倒くさい、天使と悪魔がたっぷり出てくるエピソードが、苦手だから…(嫌いだから、とまでは言いません)。
だったら、気分を変えるためにも、これまたずーーーっと放りっぱなしにしているシーズン5のエピソードのおさらいをしちゃえばいいじゃない…、
と思って、おさらいの続きとなる、シーズン5の第10話『Abandon All Hope』を
本放送の時以来、丸1年振りくらいに見返してみたら、これがまたシーズン5の後半から、シーズン6にまで大きく影響する伏線やキャラクターを沢山抱えた、とんでもなくややこしいエピソードだったわけです。
実際、この『Abandon All Hope』というエピソードはエレン&ジョーのあのシーンがあまりに辛くて、二度とは鑑賞できない!と、半ば封印してしまったような状態だったため、今回ゆっくり見返して、ここまで重要な伏線が沢山盛り込まれていたことに初めて気づいたと言ってもいいくらいで、正直動揺に近い感情を覚えました。
(このエピソードをじっくりと鑑賞しておかなかったせいで、シーズン5の後半からシーズン6にかけて、エピソードの解釈に息切れを感じていくことになったのかも…)
なにしろCrowleyが初登場して、ルシファが大規模な儀式を行って「Death(おじ様)」を呼び出そうとしていたわけですもんね!
(ルシファには効果がなかったColtも、これから放送になるシーズン6の後半、また新しい視点でクローズアップされる予定なんでしたっけ?)
シーズン5のこの辺りの流れは、まさにシーズン6の冬のHiatus直前の二つのエピソードの中核となるプロットに深く絡んでくるもので、本来的には、できればこのシーズン5のエピソードをじっくりおさらいしてから、
あらためてシーズン6の考察に入りたいところ。
でもそんなことをしていたら、あっという間に1月は終わってしまうし、そうなれば冬休み明けのエピソードがまたどんどん放送されていってしまうことになってしまう。
なので、おさらいしておきたいあれこれにはこの際ぎゅっと目をつぶり、一足飛びにシーズン6のエピソード考察に入ることにしたいと思います。
***
とっても楽しかった!第9話とは打って変わって…、
「サムの魂なんか簡単に取り返してやる」 というCrowleyの(画面の前の私たちからしても非常に胡散臭い)口約束を表面上信じる形で、不満たらたら、モンスターたちのAlphaを狩っては、上納する、という屈辱的な仕事を続けている兄弟(特にDean)。
とはいえ、捕まえてきたAlphaを届ける際にも、今やKing of Hell(自称)となったCrowleyの顔すらみることはできず、モンスターを回収に来る下っ端の悪魔たちからも軽くあしらわれるような始末で、
こんなことやってたって、なんにもならないわよ!
唯一変化したことっていったら、(下っ端悪魔にナメられるような、こんな辱めを拭い去るのに)毎晩Rape Shower を浴びなきゃならなくなったってことくらいだわ!
Rape Shower:
いかにも物騒なフレーズですよね!
語源はもちろんレイプの被害者が、汚された心と体を清めるために火傷するような熱いシャワーを浴びるというところから来ているそうなのですが、
上のディーンの台詞の中に括弧で追加したように、肉体的・精神的に、すっぱりと洗い流して忘れ去ってしまいたいような恥辱や屈辱を感じた時、体だけでなく心も洗い清めるために、実際にシャワーを浴びる行為を指すそうです。
そこまでの屈辱を覚えながらも、愛する夫(弟)の魂を取り戻したい一心で、Crowleyの言いなりにモンスターを狩ってきたディーンだったのですが、もうそろそろその我慢も限界に来ているよう。
そんなこと言ったって、他に何か手があるわけじゃないだろ。俺の魂を取り戻したいなら、こうするしかないんだ。
あなた、本当に取り戻したいと思ってるの?
俺は(そのために)Crowleyのために働いてる、違うか?
なんて、きっとここ最近何度となく繰り返してきたのに違いない口論をしていたWinchester夫妻(兄弟)でしたが、
二人は突然いかついおじさんに殴り倒され、気づいた時には、二人してそれぞれ椅子にぐるぐる巻きにしばりつけられていました。
そこへ現れたのは、まさにシーズン5の『Abandon All Hope』で、本物のVessel を手に入れようとする『父上ルシファ』の手助けをするため、愛犬たちを何頭も引き連れて登場した、新しいMeat Suitを被ったMegでした。
そんなMegが、兄弟を縛り上げて要求したのはCrowleyの居場所。
つまりルシファ派の切り込み隊長として、Apocalypse 推進運動の先頭で大いに力を奮ってきたMegとしては、ルシファが再び地獄の牢獄に幽閉されてしまった現在、完全に立場を失い、新たに「地獄の王」を自称して権力を奮い始めたCrowleyの一派から、逆に狩られるような立場になってしまっており、
いまやギリギリまで追い詰められてしまったMegは、この際、Crowleyにやられる前に返り討ちにしてやるつもりで、兄弟を捕まえ、Crowleyの居場所を聞き出そうとした、という訳。
魂がないおかげで頭の回転がすこぶる速くなっているサムは、そのことを素早く見抜き、
俺たちと手を組め。俺たちはリボンをつけてお前にCrowleyを差し出してやる。その代わり、ただ一つ条件がある、あいつを細かく引きちぎってしまう前に、あいつから少しだけ俺たちが欲しいある情報を引き出して欲しい。それができるか?
と、もちかけます。
あたしは、地獄では Alastair 先生の弟子だったの、丁度、あんたの兄さんと同じようにね。ってことだから、ディーン、あたしなら、Crowleyからどんな情報だって引き出せるわよね?
ああ、できる。
(Alastair先生とディーンの関係も妙に色っぽくて怪しかったですよねー!魂のあるサムだったら、ディーンのこのコメントをあんなに冷静な顔で聞いてはいられなかったと思うけど)
じゃ、決まりね!
ということで、なんと!兄弟は、シーズン1の頃からの宿敵 Meg と手を組んで、真っ向から Crowley と対決することになったのです。
***
全く進みません!
この天使&悪魔がたっぷり登場するうざったいエピソードに対する考察は、さーっと簡単に一度で済ませてしまいたかったのですが…、
全部書き終えるまで、PCの中に眠らせておくと、きっとすぐ2月になってしまうので、悔しいけれども、ここで一旦投稿してしまうことにします。
なるべく早く、続きを書き終えてしまいたい…と思ってはいます。
2011年1月25日火曜日
独り言
なんだか気持ちだけがむやみに忙しい、忙しいと焦るばかりで、これといって何も進展しないように思える日常を過ごしているうち、2011年の1月ももう末!
今週末には、Supernaturalシーズン6の新しいエピソードが放送されてしまうというところまで来てしまいました。
ということで、ちょっと慌てて、少しだけシーズン6のエピソードについての考察を進めておきたいと思うのですけども、
その前にちょっとだけ、Twitterではない、「独り言」 を呟かせてもらおうと思います。
現在、このブログって…、
ひょっとしてもう誰も、遊びに来ていなかったりして…、という不安も正直拭えないところです。
現在ネットを徘徊する人たちって、もう大半の皆が「Twitter」のフォロワーになってしまっているのですか?
独り言を呟く場所も、ここ数年で随分様変わりしましたよね!
Supernaturalというドラマが始まった頃には、まさにこの世の春を謳歌していたように思える 『Live Journal』 というブログサイト…、
この頃では、上にもあげた Twitter の物凄い隆盛に加えて、
さらにその Twitter をも脅かす存在に急速に成長しつつある、Tumblr なんかのおかげで、
現在の Live Journal はといえば、もはやゴーストタウンのように静まり返っている、というか、閑散としてしまっているという印象すらあります。
(特に私がわずかに足を踏み入れてうろちょろしていた辺りのLJは、ということですが…)
特に Tumblr (まだ日本語環境のものは始まってないのかな?日本語での投稿はできるようですけども)は、ネット上の自分のお気に入りの記事をブックマークするように写真や動画を簡単に添付できて便利なのだそうで、
私自身は、日本でも現在絶大に支持されている Twitter の発信どころか、誰の(Mishaのすら)発信する Twitter も、フォローすらしていない状態ですし、
そもそもこの自分のGoogle Bloggerにも、基本的に画像というものを載せたことがないという、妙な石頭の上、
そんな文字だけのブログの更新すら、というか、だからこそというべきか、月にほんの数回という人間なので、
多い人では、一日に数え切れないくらいの新しいつぶやきや、お気に入りの記事や話題の切り抜きを添付投稿したりする、Twitter や Tumblr はもう、全くの異次元の話という感じなのですが、
この際、新たに挑戦するなら Tumblr が面白そう…という印象も持っています。
うーん、その前にまず Blogger の記事をもうちょっとマメに更新しろよ!って感じもあるでしょうかね?
それにしても、Live Journal を初めとする、これまでおなじみのブログの存在がどんどん見捨てられていくというか、寂しい存在になっていくのを目にすると
かの 『平家物語』 の冒頭の一節:
祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす
………
あのフレーズって、本当に永遠の真実なのだなーとの実感を禁じ得ません。
とはいっても、ただ日々思いついたことや、興味を持ったことを実況中継的に、後先考えずにその場その場で垂れ流していく、という情報の発信の仕方は、
私個人の感覚的にはどうにも納得しきれない面があるのです。(古い?古いですよね…)
もちろん一分、一秒でも早く、自分の興味を持っている事柄、人物についての新しい情報をどんなことでもいいから知りたい!!!と思う立場からは、Twitter や Tumblr のような形で 「今現在の出来事を今現在の言葉」 として発信される情報は、大変ありがたいし、大事なものになるのだとは思いますし、
流入してくる膨大な情報を受け流しつつ、その中から自分に必要な情報だけをピックアップしていくというのも、ある意味では新時代の基本的なスキルになっていくのかもしれませんけれども、
古い人間かつ、頑固で石頭なところのある私としては、発信する情報は、
ある程度、自分の頭の中で練って、いらない部分を削ったり、補足を加えたりして、ある程度のレベルの読み物として耐えるような形にまとめてから、
衆人の目に曝すというような心遣いが欲しい…。
と、どうしても思ってしまうのです。
かつて、Supernatural の新しいエピソードの放送直後には、「うーん、さすが!」 と唸らされるような深い考察を長文にまとめた Review が沢山投稿されていたものだし、
SPN の Convention なんかのレポートも、二日間もしくは三日間に渡る Convention の模様を、オープニングから、J2のパネルのクライマックスまでにわたり、
「J2がこんな風に仲良ししてて、こんな仲良しエピソードを話してくれたの!超可愛くない?!」
なんていう見所を集中的にピックアップして、Conに参加したFangirlsのときめきや萌えの感想をたっぷりと盛り込んだ、とっても楽しくてわくわくするような長文レポートに仕上げてから、投稿してくれたものでした。
この頃では、そういった読み応えのあるエピソードのReviewやCon レポートがすっかり姿を消してしまったようで、とても寂しい気持ちがするのと並行して、
Twitter からもれてくる、雑然として膨大なとりとめのない情報の中から、自分が「知りたい!」と思うような楽しい情報をきりもなく時間をかけて探す気にもなれず、
Con での出来事の動向を探ることを頭からあきらめてしまう、というような状況にすらなってきつつあります。
さらに、エピソードの感想なんかでも、ただ 「仲良くしてない兄弟見るの嫌!」 とか 「Dean/Castiel最高!」 なんていう薄~い表面だけの感情の発露だけしか目にできないでいると、
伏線を含む Mythology 的な大筋に対しての解釈を、頭を捻って必死にこねくり回している自分が、なにか馬鹿らしくさえなってきてしまいます。
こういう状況って、SPNのようなややこしいプロットを持つドラマなんかのFanの媒体にはかなり大きな打撃だし、重大な影響を及ぼすような気がするのですが。
ん? LJ なんかで、詳細な深い Review をしてくれる Fangirls が激減したから、
Twitter 世代の 「Castiel」 支持のファン層に媚びるため、またややこしい(でもWinchester家にまつわるMythologyのことなんかどうでもいい天使萌えの若いFansの反応はすごくいい)天国vs.地獄の筋書きに、またぞろスポットライトが当たることになってきたのでしょうか…。
冬休み明けのエピソードでは、以下シーズン6のネタバレのため文字を伏せます⇒ Castielの相棒となる女天使が新たに登場するらしいし。
今後もこの調子で、兄弟のことがないがしろにされて、天使や悪魔ばっかりが重要な役割をもらうようになっていくのだとしたら、さすがにしつこい中年ファンのこの私も、ついていけなくなってしまうかも…
と、弱気になってきた今日この頃です。
***
学校なんかでも、日常的に論文形式のエッセーという形で、テストを出されたり、宿題を出されたりすることが多いらしい欧米圏では、きっとそう大きな問題にはならないのだろうとは思うものの、
そもそも文章という形で、自分の考えをきちんと表現するような訓練があまり教育の場で行われない日本としては、こうした Twitter 的な、考えずに文章を紡いで発信してしまう社会に子供たちが無防備に晒されてしまう前に、きちんとした文章構成力を養えるよう
教育の現状を大きく改善すべきなのでは、という風にも思いますが、
日本の教育現場って、Twitter的にでも、文章を書けるってことをよしとして、かえって推奨してしまいそうで、恐い気もします。
☆
ま、私自身がブログの更新を頻繁に行えない理由も、伝えたい!という思う内容をじっくり整理してまとめるのに、あまりに時間がかかりすぎるというのが大きな原因なわけで、
そう考えると、書きたいと思っていたことを何日も抱えているうちに忘れてしまったり、古いネタになっちゃったし、もういいか…なんて発信をあきらめてしまう前に、その場の思いつきで、ほんの少しずつでも、どんどん情報を発信して自分の意識というか思考の履歴として残していった方が、
もうすっかりおばさんになった私としては、お得というものなのかもしれませんよね。
いくら独り言とはいえ、わけも分からない愚痴めいたことを延々書いてきてしまいました。
ここまでお付き合いいただいた方、なんだか申し訳ありません。
私としては相変わらずこのBloggerで、(なるべくくじけないよう自分を煽りつつ…)Supernaturalシーズン6の考察を投稿していくつもりですので。
今後もお見捨てなく、たまには覗きに来ていただければありがたい限りです。
今週末には、Supernaturalシーズン6の新しいエピソードが放送されてしまうというところまで来てしまいました。
ということで、ちょっと慌てて、少しだけシーズン6のエピソードについての考察を進めておきたいと思うのですけども、
その前にちょっとだけ、Twitterではない、「独り言」 を呟かせてもらおうと思います。
現在、このブログって…、
ひょっとしてもう誰も、遊びに来ていなかったりして…、という不安も正直拭えないところです。
現在ネットを徘徊する人たちって、もう大半の皆が「Twitter」のフォロワーになってしまっているのですか?
独り言を呟く場所も、ここ数年で随分様変わりしましたよね!
Supernaturalというドラマが始まった頃には、まさにこの世の春を謳歌していたように思える 『Live Journal』 というブログサイト…、
この頃では、上にもあげた Twitter の物凄い隆盛に加えて、
さらにその Twitter をも脅かす存在に急速に成長しつつある、Tumblr なんかのおかげで、
現在の Live Journal はといえば、もはやゴーストタウンのように静まり返っている、というか、閑散としてしまっているという印象すらあります。
(特に私がわずかに足を踏み入れてうろちょろしていた辺りのLJは、ということですが…)
特に Tumblr (まだ日本語環境のものは始まってないのかな?日本語での投稿はできるようですけども)は、ネット上の自分のお気に入りの記事をブックマークするように写真や動画を簡単に添付できて便利なのだそうで、
私自身は、日本でも現在絶大に支持されている Twitter の発信どころか、誰の(Mishaのすら)発信する Twitter も、フォローすらしていない状態ですし、
そもそもこの自分のGoogle Bloggerにも、基本的に画像というものを載せたことがないという、妙な石頭の上、
そんな文字だけのブログの更新すら、というか、だからこそというべきか、月にほんの数回という人間なので、
多い人では、一日に数え切れないくらいの新しいつぶやきや、お気に入りの記事や話題の切り抜きを添付投稿したりする、Twitter や Tumblr はもう、全くの異次元の話という感じなのですが、
この際、新たに挑戦するなら Tumblr が面白そう…という印象も持っています。
うーん、その前にまず Blogger の記事をもうちょっとマメに更新しろよ!って感じもあるでしょうかね?
それにしても、Live Journal を初めとする、これまでおなじみのブログの存在がどんどん見捨てられていくというか、寂しい存在になっていくのを目にすると
かの 『平家物語』 の冒頭の一節:
祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす
………
あのフレーズって、本当に永遠の真実なのだなーとの実感を禁じ得ません。
とはいっても、ただ日々思いついたことや、興味を持ったことを実況中継的に、後先考えずにその場その場で垂れ流していく、という情報の発信の仕方は、
私個人の感覚的にはどうにも納得しきれない面があるのです。(古い?古いですよね…)
もちろん一分、一秒でも早く、自分の興味を持っている事柄、人物についての新しい情報をどんなことでもいいから知りたい!!!と思う立場からは、Twitter や Tumblr のような形で 「今現在の出来事を今現在の言葉」 として発信される情報は、大変ありがたいし、大事なものになるのだとは思いますし、
流入してくる膨大な情報を受け流しつつ、その中から自分に必要な情報だけをピックアップしていくというのも、ある意味では新時代の基本的なスキルになっていくのかもしれませんけれども、
古い人間かつ、頑固で石頭なところのある私としては、発信する情報は、
ある程度、自分の頭の中で練って、いらない部分を削ったり、補足を加えたりして、ある程度のレベルの読み物として耐えるような形にまとめてから、
衆人の目に曝すというような心遣いが欲しい…。
と、どうしても思ってしまうのです。
かつて、Supernatural の新しいエピソードの放送直後には、「うーん、さすが!」 と唸らされるような深い考察を長文にまとめた Review が沢山投稿されていたものだし、
SPN の Convention なんかのレポートも、二日間もしくは三日間に渡る Convention の模様を、オープニングから、J2のパネルのクライマックスまでにわたり、
「J2がこんな風に仲良ししてて、こんな仲良しエピソードを話してくれたの!超可愛くない?!」
なんていう見所を集中的にピックアップして、Conに参加したFangirlsのときめきや萌えの感想をたっぷりと盛り込んだ、とっても楽しくてわくわくするような長文レポートに仕上げてから、投稿してくれたものでした。
この頃では、そういった読み応えのあるエピソードのReviewやCon レポートがすっかり姿を消してしまったようで、とても寂しい気持ちがするのと並行して、
Twitter からもれてくる、雑然として膨大なとりとめのない情報の中から、自分が「知りたい!」と思うような楽しい情報をきりもなく時間をかけて探す気にもなれず、
Con での出来事の動向を探ることを頭からあきらめてしまう、というような状況にすらなってきつつあります。
さらに、エピソードの感想なんかでも、ただ 「仲良くしてない兄弟見るの嫌!」 とか 「Dean/Castiel最高!」 なんていう薄~い表面だけの感情の発露だけしか目にできないでいると、
伏線を含む Mythology 的な大筋に対しての解釈を、頭を捻って必死にこねくり回している自分が、なにか馬鹿らしくさえなってきてしまいます。
こういう状況って、SPNのようなややこしいプロットを持つドラマなんかのFanの媒体にはかなり大きな打撃だし、重大な影響を及ぼすような気がするのですが。
ん? LJ なんかで、詳細な深い Review をしてくれる Fangirls が激減したから、
Twitter 世代の 「Castiel」 支持のファン層に媚びるため、またややこしい(でもWinchester家にまつわるMythologyのことなんかどうでもいい天使萌えの若いFansの反応はすごくいい)天国vs.地獄の筋書きに、またぞろスポットライトが当たることになってきたのでしょうか…。
冬休み明けのエピソードでは、以下シーズン6のネタバレのため文字を伏せます⇒ Castielの相棒となる女天使が新たに登場するらしいし。
今後もこの調子で、兄弟のことがないがしろにされて、天使や悪魔ばっかりが重要な役割をもらうようになっていくのだとしたら、さすがにしつこい中年ファンのこの私も、ついていけなくなってしまうかも…
と、弱気になってきた今日この頃です。
***
学校なんかでも、日常的に論文形式のエッセーという形で、テストを出されたり、宿題を出されたりすることが多いらしい欧米圏では、きっとそう大きな問題にはならないのだろうとは思うものの、
そもそも文章という形で、自分の考えをきちんと表現するような訓練があまり教育の場で行われない日本としては、こうした Twitter 的な、考えずに文章を紡いで発信してしまう社会に子供たちが無防備に晒されてしまう前に、きちんとした文章構成力を養えるよう
教育の現状を大きく改善すべきなのでは、という風にも思いますが、
日本の教育現場って、Twitter的にでも、文章を書けるってことをよしとして、かえって推奨してしまいそうで、恐い気もします。
☆
ま、私自身がブログの更新を頻繁に行えない理由も、伝えたい!という思う内容をじっくり整理してまとめるのに、あまりに時間がかかりすぎるというのが大きな原因なわけで、
そう考えると、書きたいと思っていたことを何日も抱えているうちに忘れてしまったり、古いネタになっちゃったし、もういいか…なんて発信をあきらめてしまう前に、その場の思いつきで、ほんの少しずつでも、どんどん情報を発信して自分の意識というか思考の履歴として残していった方が、
もうすっかりおばさんになった私としては、お得というものなのかもしれませんよね。
いくら独り言とはいえ、わけも分からない愚痴めいたことを延々書いてきてしまいました。
ここまでお付き合いいただいた方、なんだか申し訳ありません。
私としては相変わらずこのBloggerで、(なるべくくじけないよう自分を煽りつつ…)Supernaturalシーズン6の考察を投稿していくつもりですので。
今後もお見捨てなく、たまには覗きに来ていただければありがたい限りです。
2011年1月13日木曜日
あれやこれや
時間がない、時間がないとうわごとのようにぐちりつつも、横から入ってきた面白そうな情報についついつられて横道にそれてしまう…
という、もう小学生の頃から染み付いた、たちの悪い性質が、私にはあります。
Supernaturalが、長~~い冬休みに入っているこの隙に、少しでもS5のおさらいをすすめ、既に放送になっているS6のエピソードに対する考察を進めておこう!
と心に決めたはずが…。
日記を書かない日が続けば続くほど、SPN以外のことで、書き留めておきたいことが増えていく結果にもなるわけで。
ま、頭の整理のためにも、少しだけ(もう既に忘れてしまっているあれこれもありますが)今現在気になっていることを少し書き出しておきたいと思います。
***
私の愛するJohn パパこと、Jeffery Dean Morgan、ここ数年は、次々とBig Namesと共演する映画に出演しているようで、どんどん手の届かないところにいってしまうという印象です。
最近では、ヒラリー・スワンクと共演した 『The Resient』 のプロモが公開になったということで、あちこちでプロモ映像が紹介されているようですよね。
(私は…、まだ観てないかな? 写真だけ見たような…)
怪しい家主さんを演じるJDMの姿、果たして日本でお目にかかれるのか、という不安もなきにしもあらず。
そして、つい先日は、
The first promo poster for action flick, The Courier ということで、
Starring Jeffrey Dean Morgan, Mickey Rourke and Til Schweiger, the film centres around a specialist carrier (Morgan) who upon being hired to deliver a mysterious case to the underworld’s most fearsome crime boss, also finds himself having to contend with corrupt cops and dangerous killers.
Sounds like there are definite shades of The Transporter series here, but any comparisons with those films may hopefully end with the premise, due to The Courier’s strong cast and seasoned scriptwriters, Michael Brandt and Derek Haas (the duo behind Wanted and 3:10 to Yuma).
というような紹介文と、ポスターの写真が飛び込んできました。
Big ScreenにひっぱりだこのJDMということで、とっくの昔に、最新作の情報を追いかける努力は捨ててしまった私ではありますが、
随分前に、「The Courier」というタイトルだけは聞いたことがあったような気もします。
ミステリアスなケースを運ぶためにやとわれた、Special Carrier って、上の紹介文にもそのまま書いてあるとおり、まさに、「トランスポーター」シリーズそっくり…、
でもJDMに、ミッキー・ロークなんていう渋いおじさま俳優たちと、腕利きの脚本家が参加しているということで、トランスポーターとはまた、一味違ったいい作品に仕上がってくれているといい…、
というまさに上の紹介文を書いた人と同感です。
***
私としては、完全に日本での公開をあきらめかけていた
『ウッドストックがやってくる!』(Taking Woodstock)は、この1月15日から、「監督主義プロジェクト」の第1弾として公開になる予定なのですね?
(ということは、詳細全く調べていませんが、もちろん、東京だけで?)
「Losers」は、日本では劇場公開されることなく、先の11月にDVDの発売だけがされたのですね!
そんなことも知りませんでした。CMとか流れていたのでしょうか?
私ここしばらくリアルタイムでTV鑑賞してないので、全く気づきませんでしたけど。
渡辺謙、菊地凛子とも共演した、米中合作映画の「上海」って、すぐにも日本で見られるだろうと思っていたら、(少なくとも私は)全然音沙汰を聞かないのですけども、
日本では公開にならないの?
尖閣諸島問題とかの影響で、中国映画の公開にストップがかかってるとか? それは考えすぎかな。
Creepy な家主さん役の 「Resident」は、もうあきらめてもいいかな…
という気分にもなっていますが、
ミッキー・ロークと共演している、「The Courier」は、ぜひとも観たい~。
でもこうして振り返ってみると、JDMの出演映画、じわじわと日本でも観られるようになってきていたのですね。
これで、『上海』が、日本で全国ロードショーされるということになったら…、JDM、ついに来日するかも…。
そして、ぼんやり人間な私は、そんな衝撃情報を、全く知らずにいて、帰国後に
『えええ~~~っっっ!!! 日本に来てたの?????』
って、超がっかりしそうな気がしてならないんですけど…。
***
時間がない、時間がない、って、毎日うなされるくらいに、ぶつぶつ言ってるのに…。
また新しい海外ドラマの情報が飛び込んできちゃって…、
うっかり観始めてしまいました。
『Lost Girl 』
というドラマです。
これって、カナダのドラマになるんでしょうか?
今ちょうど、第1シーズン 全13話の放送が終わったところ、という、まさに新鮮、アツアツのドラマです。
私が徘徊している辺りの、細々と生き残っている SPN Fangirls の中にも、かなりはまりこんでいる子たちが沢山います。
私は、毎日、寝る前に少しずつ、という感じでノロノロと鑑賞中で、現在、第5話辺りを観ているところ。
(観ている内にうとうとしちゃうので、結局一つのエピソードを何度も観ている感じになっています)
このドラマは、Supernaturalと背中合わせ、とでもいうのか、
Winchester兄弟が、舌なめずりして『狩り』の対象にしたがるような、今週のモンスターたちが主人公。
このドラマの世界の中では、このモンスター的な存在全体を
『Fae』
という、種族名でくくっていて、その Fae たちは、人間たちにまぎれつつも、独自の(裏)社会を構成して人間たちと共存して生きているという設定。
主人公の女の子(もう女性というべきかな)は、Bo という名前の Succubus です。
(愛撫や性行為による接触で、人間のエネルギーを吸い取るモンスター)
Faeたちは、ハリー・ポッターの魔法使いではないけれども、子供の時から、Faeの組織の中で、Faeとして生きるための訓練や教育を受けて育つのが普通。
ところが、Bo は、生まれてすぐに Fae の両親から捨てられ、人間の育ての親の元で育ったために、このドラマが始まった時点のすっかり大人の女性(28だっけ?)になるまで、自分が Succubus であることを知らず、
思春期に、Make Out したボーイフレンドをうっかり殺してしまって以来、家を飛び出し、飢えに耐え切れずに人間のエネルギーを吸い取って殺してしまうたびに、あちこちを転々としつつ、流浪の生活を送っていたのです。
ところが、とある成り行きから、Kenzi という(ちょっとぶっ飛んだ)人間の女の子の命を救うために、いやらしいオヤジを殺してしまったことをきっかけに、
(人間の)警察につとめている Werewolf 刑事、Dyson の注意を引くこととなり、
自分が、Succubus という Fae であったこと、
Fae には、
Light(光)組
(Dyson のようにFaeとしての正体を隠して、人間社会に浸透して生きるグループ)
と、
Dark(闇)組
(人間を毛嫌いし、マフィアのように、地下に潜って独自の社会を構築しているグループ)
があり、Fae として生まれた者は、基本的に全員どちらかの組織に属さなければならないという事実を知らされます。
ところが、SPNの天使&悪魔ではないけれども、Fae そのものが、人間というものを心の底では蔑視して、嫌っているという感じであるため、
人間として育った Bo は、
「あたしは、人間を選ぶ」
と、宣言して、Fae の社会とは一歩はずれたところに身をおいて生きる決心をする、
というのが、随分長くなりましたが、このドラマのスタート地点ということになります。
***
Bo に命を救われて以来、Bo にくっついて離れなくなった、Kenzi が、すっごくいいキャラクターで、
Succubusとしての能力を利用して、(Kenziの勧めで…)私立探偵を始めることになった Bo と、最高のコンビを結成することになっていくのですが、
Bo が、Faeであるという事実を最初に見つけた、Werewolf 刑事の Dyson が、妙~~~にっ!セクシーで…、
(画面に出てくるたびに、目が釘付けになってしまう私…。)
Bo と Dyson の恋になりそうで、でも、なれない微妙な関係も、なんだかゾクゾクする感じに視聴者の興味を煽ってくれます。
既にアメリカでもかなりの人気を獲得しているこのドラマ、もちろん、すでにシーズン2の制作が決定しているということで…、
やっぱりそろそろ追いかけるドラマをしぼっていかないと
限界かもしれない。
という、もう小学生の頃から染み付いた、たちの悪い性質が、私にはあります。
Supernaturalが、長~~い冬休みに入っているこの隙に、少しでもS5のおさらいをすすめ、既に放送になっているS6のエピソードに対する考察を進めておこう!
と心に決めたはずが…。
日記を書かない日が続けば続くほど、SPN以外のことで、書き留めておきたいことが増えていく結果にもなるわけで。
ま、頭の整理のためにも、少しだけ(もう既に忘れてしまっているあれこれもありますが)今現在気になっていることを少し書き出しておきたいと思います。
***
私の愛するJohn パパこと、Jeffery Dean Morgan、ここ数年は、次々とBig Namesと共演する映画に出演しているようで、どんどん手の届かないところにいってしまうという印象です。
最近では、ヒラリー・スワンクと共演した 『The Resient』 のプロモが公開になったということで、あちこちでプロモ映像が紹介されているようですよね。
(私は…、まだ観てないかな? 写真だけ見たような…)
怪しい家主さんを演じるJDMの姿、果たして日本でお目にかかれるのか、という不安もなきにしもあらず。
そして、つい先日は、
The first promo poster for action flick, The Courier ということで、
Starring Jeffrey Dean Morgan, Mickey Rourke and Til Schweiger, the film centres around a specialist carrier (Morgan) who upon being hired to deliver a mysterious case to the underworld’s most fearsome crime boss, also finds himself having to contend with corrupt cops and dangerous killers.
Sounds like there are definite shades of The Transporter series here, but any comparisons with those films may hopefully end with the premise, due to The Courier’s strong cast and seasoned scriptwriters, Michael Brandt and Derek Haas (the duo behind Wanted and 3:10 to Yuma).
というような紹介文と、ポスターの写真が飛び込んできました。
Big ScreenにひっぱりだこのJDMということで、とっくの昔に、最新作の情報を追いかける努力は捨ててしまった私ではありますが、
随分前に、「The Courier」というタイトルだけは聞いたことがあったような気もします。
ミステリアスなケースを運ぶためにやとわれた、Special Carrier って、上の紹介文にもそのまま書いてあるとおり、まさに、「トランスポーター」シリーズそっくり…、
でもJDMに、ミッキー・ロークなんていう渋いおじさま俳優たちと、腕利きの脚本家が参加しているということで、トランスポーターとはまた、一味違ったいい作品に仕上がってくれているといい…、
というまさに上の紹介文を書いた人と同感です。
***
私としては、完全に日本での公開をあきらめかけていた
『ウッドストックがやってくる!』(Taking Woodstock)は、この1月15日から、「監督主義プロジェクト」の第1弾として公開になる予定なのですね?
(ということは、詳細全く調べていませんが、もちろん、東京だけで?)
「Losers」は、日本では劇場公開されることなく、先の11月にDVDの発売だけがされたのですね!
そんなことも知りませんでした。CMとか流れていたのでしょうか?
私ここしばらくリアルタイムでTV鑑賞してないので、全く気づきませんでしたけど。
渡辺謙、菊地凛子とも共演した、米中合作映画の「上海」って、すぐにも日本で見られるだろうと思っていたら、(少なくとも私は)全然音沙汰を聞かないのですけども、
日本では公開にならないの?
尖閣諸島問題とかの影響で、中国映画の公開にストップがかかってるとか? それは考えすぎかな。
Creepy な家主さん役の 「Resident」は、もうあきらめてもいいかな…
という気分にもなっていますが、
ミッキー・ロークと共演している、「The Courier」は、ぜひとも観たい~。
でもこうして振り返ってみると、JDMの出演映画、じわじわと日本でも観られるようになってきていたのですね。
これで、『上海』が、日本で全国ロードショーされるということになったら…、JDM、ついに来日するかも…。
そして、ぼんやり人間な私は、そんな衝撃情報を、全く知らずにいて、帰国後に
『えええ~~~っっっ!!! 日本に来てたの?????』
って、超がっかりしそうな気がしてならないんですけど…。
***
時間がない、時間がない、って、毎日うなされるくらいに、ぶつぶつ言ってるのに…。
また新しい海外ドラマの情報が飛び込んできちゃって…、
うっかり観始めてしまいました。
『Lost Girl 』
というドラマです。
これって、カナダのドラマになるんでしょうか?
今ちょうど、第1シーズン 全13話の放送が終わったところ、という、まさに新鮮、アツアツのドラマです。
私が徘徊している辺りの、細々と生き残っている SPN Fangirls の中にも、かなりはまりこんでいる子たちが沢山います。
私は、毎日、寝る前に少しずつ、という感じでノロノロと鑑賞中で、現在、第5話辺りを観ているところ。
(観ている内にうとうとしちゃうので、結局一つのエピソードを何度も観ている感じになっています)
このドラマは、Supernaturalと背中合わせ、とでもいうのか、
Winchester兄弟が、舌なめずりして『狩り』の対象にしたがるような、今週のモンスターたちが主人公。
このドラマの世界の中では、このモンスター的な存在全体を
『Fae』
という、種族名でくくっていて、その Fae たちは、人間たちにまぎれつつも、独自の(裏)社会を構成して人間たちと共存して生きているという設定。
主人公の女の子(もう女性というべきかな)は、Bo という名前の Succubus です。
(愛撫や性行為による接触で、人間のエネルギーを吸い取るモンスター)
Faeたちは、ハリー・ポッターの魔法使いではないけれども、子供の時から、Faeの組織の中で、Faeとして生きるための訓練や教育を受けて育つのが普通。
ところが、Bo は、生まれてすぐに Fae の両親から捨てられ、人間の育ての親の元で育ったために、このドラマが始まった時点のすっかり大人の女性(28だっけ?)になるまで、自分が Succubus であることを知らず、
思春期に、Make Out したボーイフレンドをうっかり殺してしまって以来、家を飛び出し、飢えに耐え切れずに人間のエネルギーを吸い取って殺してしまうたびに、あちこちを転々としつつ、流浪の生活を送っていたのです。
ところが、とある成り行きから、Kenzi という(ちょっとぶっ飛んだ)人間の女の子の命を救うために、いやらしいオヤジを殺してしまったことをきっかけに、
(人間の)警察につとめている Werewolf 刑事、Dyson の注意を引くこととなり、
自分が、Succubus という Fae であったこと、
Fae には、
Light(光)組
(Dyson のようにFaeとしての正体を隠して、人間社会に浸透して生きるグループ)
と、
Dark(闇)組
(人間を毛嫌いし、マフィアのように、地下に潜って独自の社会を構築しているグループ)
があり、Fae として生まれた者は、基本的に全員どちらかの組織に属さなければならないという事実を知らされます。
ところが、SPNの天使&悪魔ではないけれども、Fae そのものが、人間というものを心の底では蔑視して、嫌っているという感じであるため、
人間として育った Bo は、
「あたしは、人間を選ぶ」
と、宣言して、Fae の社会とは一歩はずれたところに身をおいて生きる決心をする、
というのが、随分長くなりましたが、このドラマのスタート地点ということになります。
***
Bo に命を救われて以来、Bo にくっついて離れなくなった、Kenzi が、すっごくいいキャラクターで、
Succubusとしての能力を利用して、(Kenziの勧めで…)私立探偵を始めることになった Bo と、最高のコンビを結成することになっていくのですが、
Bo が、Faeであるという事実を最初に見つけた、Werewolf 刑事の Dyson が、妙~~~にっ!セクシーで…、
(画面に出てくるたびに、目が釘付けになってしまう私…。)
Bo と Dyson の恋になりそうで、でも、なれない微妙な関係も、なんだかゾクゾクする感じに視聴者の興味を煽ってくれます。
既にアメリカでもかなりの人気を獲得しているこのドラマ、もちろん、すでにシーズン2の制作が決定しているということで…、
やっぱりそろそろ追いかけるドラマをしぼっていかないと
限界かもしれない。
2011年1月7日金曜日
Supernaturalシーズン6のとんでもないSpoiler!
あけましておめでとうございます。
年末年始にかけ、Real Life にあれこれあれこれと振り回されているうち、まさに、あっというまに2011年になってしまいました。
ということで、我ながら信じられない思いもしておりますが、この日記、5年目に突入しました。
当初から人通りの極度に少ないところで、ほそぼそと書いてきた日記ではありますが、
たま~~にしか更新しなくなったこの頃でも、まだ見捨てずに、チラチラと覗きに来てくださる方がいるようで、本当にありがたく思っております。
リアクションをポチッとクリックしてくださる方の数をみると、20名前後くらいは常連様がいらっしゃるのかな? という気がしているのですけれども、なにしろネット内でも極度の引きこもりを継続中のため、本当にどっこともつながっていないような日記ですので、
もしよろしければ、このブログをどのようにして発見し、遊びに来る気になったのか、なんていうことを聞かせていただけたりしたら…などという風にも(興味津々に…)思っております。
***
Supernatural、冬休みが終わってしまう前に、少しでもおさらいと進めようと思っていた(いや、いまだに思ってはいる)のですが、
なかなかゆっくりと日記を書く時間がみつけられずにいまして…、
あー、このまままたシーズン6の新しいエピソードが始まるまで、ぐずぐずしちゃいそう…、などと気弱になっていたところ、
SPN のとんでもない Spoiler が耳に入ってきて、驚愕のあまり、ちょっとだけ日記を開こうという気力が戻ってきました。
そもそも、私とSpoiler(ネタバレ)との関係性というのは、かなり中途半端なところがあるのです。
基本姿勢としては、新しいエピソードは新鮮な気持ちで鑑賞したいから、我慢できる限りネタバレは封印しておく!
というものなのですが、何分にもとにかく意志が弱い私ですので…、
安全そうかな…?と思われるネタバレ情報は、つい我慢できずに開いて見てしまうことになります。
今回のネタバレも、
The Craziest 'Supernatural' Spoiler Ever
なんていう煽り文句に、どうしても我慢できず…、開いてしまったものです。
以下、Supernaturalシーズン6冬休み明けの新しいエピソードについての、とんでもない、ネタバレが出てきます。
私は絶対に、鑑賞前のエピソードのネタバレを覗いたりはしません!!あなたとは違うんです!(ビシーッ、by福田元総理…ちょっと古いか…)という方、ご注意ください。
According to TVLine.com, an upcoming episode will feature Sam and Dean stuck in an alternate universe where they are Jared Padalecki and Jensen Ackles, two actors on a TV show named Supernatural. Jared's real-life wife Genevieve Cortese (aka the second Ruby) will also guest star as herself.
上の According to TVLine.com での原文 Spoiler はこちら:
Question: Any new stuff on Supernatural? —Christy
Ausiello: As you may or may not have heard, a late winter episode will obliterate the fourth wall by transporting Sam and Dean to an alt-uni where they are actors named Jensen Ackles and Jared Padalecki starring in a cult TV show called Supernatural. Wait, it gets wink-winkier: In this other dimension, Sam/Jared has a wife — and it’s none other than Padalecki’s real-life bride (and former ‘Supe costar) Genevieve Cortese!
今までも、パパとママが、キュートな可愛いカップルだった時代にさかのぼってみたり、テレビの世界に投げ込まれてみたり、SPNコンベンションに参加してみたり、云々云々…と、
数々のとんでもないエピソードに遭遇してきた兄弟ではありましたが…、
Supernatural というカルト的なドラマに主演する Jared Padalecki & Jensen Ackles という名前の兄弟にそっくりなイケメン俳優さんとして生きている Alternate Universe に、兄弟揃って投げ込まれてしまって、そこで Jared & Jensen としての生活を送ることになってしまう???!!!
で、そこには、Jaredの実生活での新妻である、Genevieve もまさにJaredの奥さんとして出演する、って、
こんな筋書きを、何の前置きもなしに、ぽんっと見せられたら、
とにかく私個人的には、絶対に、Wincest × RPS の Crossover もののAU Fanfiction のあらすじだと思ってしまう、というか、そうとしか考えられないし、すぐ読みたい!!読ませて!!となってしまうところです。
Gamble姐さん…、いよいよもって本領発揮?
すごい…。
私がちらちらと徘徊している腐のつくFangirlsの日記などでは、
シーズン6に入り、魂が抜けてしまって、脳内のハードディスクに残った記憶だけでやってるため、今ひとつ兄ちゃんに対する本気の愛情が感じられないサムが、
まあなかなかに不評で!
「あたし、兄弟が元の関係に戻るまでエピソード鑑賞休むから!」
なんて宣言している声さえも耳にしたほどで、(私はS6のサム、すっごく気に入ってたんですけど)
今のところ、視聴率自体は悪くはないのだと思うけど、Fansの心の距離感に微妙な危機を感じて、思い切った手に出ることにしたってことなんでしょうか?
Genevieve の出演に関しても、これまで、大手を振って Guest として、堂々とConに参加することができないままで来てしまった彼女に、今回の(なんだか楽しそうな)エピソードの展開いかんによっては、その可能性を開く道筋ができるのでは、という風に思ったりもします。
以下、シーズン6全体の大きなネタバレなので、一応字を伏せます。
ここから⇒ どうしても本物の魂を持った夫(弟)を取り戻したくてたまらなかったDeanの究極のお願いに応えて、Deathおじ様が、あっさり持って帰ってきてくれた魂をイヤイヤながら押し戻されてしまったサム、Deathおじ様とDeanのやりとりを見ても、今後絶対にとんでもないDisaster が待っているのは確実だけれども、サムの地獄の記憶を押し込めた壁が崩れてしまう前に、ちょっとだけ楽しいエピソードをファンサービスとして入れてくれたってことでしょうか
シーズン5のおさらいは全く進まないし、あのシーズン6第11話の後、兄弟は一体どんなことになってしまうのか、観るのが恐いような気持ちさえありましたが…、
単細胞な私としては、まさにSPN制作陣の作戦通りに、新しいエピソードが待ち遠しくなりました。
年末年始にかけ、Real Life にあれこれあれこれと振り回されているうち、まさに、あっというまに2011年になってしまいました。
ということで、我ながら信じられない思いもしておりますが、この日記、5年目に突入しました。
当初から人通りの極度に少ないところで、ほそぼそと書いてきた日記ではありますが、
たま~~にしか更新しなくなったこの頃でも、まだ見捨てずに、チラチラと覗きに来てくださる方がいるようで、本当にありがたく思っております。
リアクションをポチッとクリックしてくださる方の数をみると、20名前後くらいは常連様がいらっしゃるのかな? という気がしているのですけれども、なにしろネット内でも極度の引きこもりを継続中のため、本当にどっこともつながっていないような日記ですので、
もしよろしければ、このブログをどのようにして発見し、遊びに来る気になったのか、なんていうことを聞かせていただけたりしたら…などという風にも(興味津々に…)思っております。
***
Supernatural、冬休みが終わってしまう前に、少しでもおさらいと進めようと思っていた(いや、いまだに思ってはいる)のですが、
なかなかゆっくりと日記を書く時間がみつけられずにいまして…、
あー、このまままたシーズン6の新しいエピソードが始まるまで、ぐずぐずしちゃいそう…、などと気弱になっていたところ、
SPN のとんでもない Spoiler が耳に入ってきて、驚愕のあまり、ちょっとだけ日記を開こうという気力が戻ってきました。
そもそも、私とSpoiler(ネタバレ)との関係性というのは、かなり中途半端なところがあるのです。
基本姿勢としては、新しいエピソードは新鮮な気持ちで鑑賞したいから、我慢できる限りネタバレは封印しておく!
というものなのですが、何分にもとにかく意志が弱い私ですので…、
安全そうかな…?と思われるネタバレ情報は、つい我慢できずに開いて見てしまうことになります。
今回のネタバレも、
The Craziest 'Supernatural' Spoiler Ever
なんていう煽り文句に、どうしても我慢できず…、開いてしまったものです。
以下、Supernaturalシーズン6冬休み明けの新しいエピソードについての、とんでもない、ネタバレが出てきます。
私は絶対に、鑑賞前のエピソードのネタバレを覗いたりはしません!!あなたとは違うんです!(ビシーッ、by福田元総理…ちょっと古いか…)という方、ご注意ください。
According to TVLine.com, an upcoming episode will feature Sam and Dean stuck in an alternate universe where they are Jared Padalecki and Jensen Ackles, two actors on a TV show named Supernatural. Jared's real-life wife Genevieve Cortese (aka the second Ruby) will also guest star as herself.
上の According to TVLine.com での原文 Spoiler はこちら:
Question: Any new stuff on Supernatural? —Christy
Ausiello: As you may or may not have heard, a late winter episode will obliterate the fourth wall by transporting Sam and Dean to an alt-uni where they are actors named Jensen Ackles and Jared Padalecki starring in a cult TV show called Supernatural. Wait, it gets wink-winkier: In this other dimension, Sam/Jared has a wife — and it’s none other than Padalecki’s real-life bride (and former ‘Supe costar) Genevieve Cortese!
今までも、パパとママが、キュートな可愛いカップルだった時代にさかのぼってみたり、テレビの世界に投げ込まれてみたり、SPNコンベンションに参加してみたり、云々云々…と、
数々のとんでもないエピソードに遭遇してきた兄弟ではありましたが…、
Supernatural というカルト的なドラマに主演する Jared Padalecki & Jensen Ackles という名前の兄弟にそっくりなイケメン俳優さんとして生きている Alternate Universe に、兄弟揃って投げ込まれてしまって、そこで Jared & Jensen としての生活を送ることになってしまう???!!!
で、そこには、Jaredの実生活での新妻である、Genevieve もまさにJaredの奥さんとして出演する、って、
こんな筋書きを、何の前置きもなしに、ぽんっと見せられたら、
とにかく私個人的には、絶対に、Wincest × RPS の Crossover もののAU Fanfiction のあらすじだと思ってしまう、というか、そうとしか考えられないし、すぐ読みたい!!読ませて!!となってしまうところです。
Gamble姐さん…、いよいよもって本領発揮?
すごい…。
私がちらちらと徘徊している腐のつくFangirlsの日記などでは、
シーズン6に入り、魂が抜けてしまって、脳内のハードディスクに残った記憶だけでやってるため、今ひとつ兄ちゃんに対する本気の愛情が感じられないサムが、
まあなかなかに不評で!
「あたし、兄弟が元の関係に戻るまでエピソード鑑賞休むから!」
なんて宣言している声さえも耳にしたほどで、(私はS6のサム、すっごく気に入ってたんですけど)
今のところ、視聴率自体は悪くはないのだと思うけど、Fansの心の距離感に微妙な危機を感じて、思い切った手に出ることにしたってことなんでしょうか?
Genevieve の出演に関しても、これまで、大手を振って Guest として、堂々とConに参加することができないままで来てしまった彼女に、今回の(なんだか楽しそうな)エピソードの展開いかんによっては、その可能性を開く道筋ができるのでは、という風に思ったりもします。
以下、シーズン6全体の大きなネタバレなので、一応字を伏せます。
ここから⇒ どうしても本物の魂を持った夫(弟)を取り戻したくてたまらなかったDeanの究極のお願いに応えて、Deathおじ様が、あっさり持って帰ってきてくれた魂をイヤイヤながら押し戻されてしまったサム、Deathおじ様とDeanのやりとりを見ても、今後絶対にとんでもないDisaster が待っているのは確実だけれども、サムの地獄の記憶を押し込めた壁が崩れてしまう前に、ちょっとだけ楽しいエピソードをファンサービスとして入れてくれたってことでしょうか
シーズン5のおさらいは全く進まないし、あのシーズン6第11話の後、兄弟は一体どんなことになってしまうのか、観るのが恐いような気持ちさえありましたが…、
単細胞な私としては、まさにSPN制作陣の作戦通りに、新しいエピソードが待ち遠しくなりました。
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