なんだか気持ちだけがむやみに忙しい、忙しいと焦るばかりで、これといって何も進展しないように思える日常を過ごしているうち、2011年の1月ももう末!
今週末には、Supernaturalシーズン6の新しいエピソードが放送されてしまうというところまで来てしまいました。
ということで、ちょっと慌てて、少しだけシーズン6のエピソードについての考察を進めておきたいと思うのですけども、
その前にちょっとだけ、Twitterではない、「独り言」 を呟かせてもらおうと思います。
現在、このブログって…、
ひょっとしてもう誰も、遊びに来ていなかったりして…、という不安も正直拭えないところです。
現在ネットを徘徊する人たちって、もう大半の皆が「Twitter」のフォロワーになってしまっているのですか?
独り言を呟く場所も、ここ数年で随分様変わりしましたよね!
Supernaturalというドラマが始まった頃には、まさにこの世の春を謳歌していたように思える 『Live Journal』 というブログサイト…、
この頃では、上にもあげた Twitter の物凄い隆盛に加えて、
さらにその Twitter をも脅かす存在に急速に成長しつつある、Tumblr なんかのおかげで、
現在の Live Journal はといえば、もはやゴーストタウンのように静まり返っている、というか、閑散としてしまっているという印象すらあります。
(特に私がわずかに足を踏み入れてうろちょろしていた辺りのLJは、ということですが…)
特に Tumblr (まだ日本語環境のものは始まってないのかな?日本語での投稿はできるようですけども)は、ネット上の自分のお気に入りの記事をブックマークするように写真や動画を簡単に添付できて便利なのだそうで、
私自身は、日本でも現在絶大に支持されている Twitter の発信どころか、誰の(Mishaのすら)発信する Twitter も、フォローすらしていない状態ですし、
そもそもこの自分のGoogle Bloggerにも、基本的に画像というものを載せたことがないという、妙な石頭の上、
そんな文字だけのブログの更新すら、というか、だからこそというべきか、月にほんの数回という人間なので、
多い人では、一日に数え切れないくらいの新しいつぶやきや、お気に入りの記事や話題の切り抜きを添付投稿したりする、Twitter や Tumblr はもう、全くの異次元の話という感じなのですが、
この際、新たに挑戦するなら Tumblr が面白そう…という印象も持っています。
うーん、その前にまず Blogger の記事をもうちょっとマメに更新しろよ!って感じもあるでしょうかね?
それにしても、Live Journal を初めとする、これまでおなじみのブログの存在がどんどん見捨てられていくというか、寂しい存在になっていくのを目にすると
かの 『平家物語』 の冒頭の一節:
祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす
………
あのフレーズって、本当に永遠の真実なのだなーとの実感を禁じ得ません。
とはいっても、ただ日々思いついたことや、興味を持ったことを実況中継的に、後先考えずにその場その場で垂れ流していく、という情報の発信の仕方は、
私個人の感覚的にはどうにも納得しきれない面があるのです。(古い?古いですよね…)
もちろん一分、一秒でも早く、自分の興味を持っている事柄、人物についての新しい情報をどんなことでもいいから知りたい!!!と思う立場からは、Twitter や Tumblr のような形で 「今現在の出来事を今現在の言葉」 として発信される情報は、大変ありがたいし、大事なものになるのだとは思いますし、
流入してくる膨大な情報を受け流しつつ、その中から自分に必要な情報だけをピックアップしていくというのも、ある意味では新時代の基本的なスキルになっていくのかもしれませんけれども、
古い人間かつ、頑固で石頭なところのある私としては、発信する情報は、
ある程度、自分の頭の中で練って、いらない部分を削ったり、補足を加えたりして、ある程度のレベルの読み物として耐えるような形にまとめてから、
衆人の目に曝すというような心遣いが欲しい…。
と、どうしても思ってしまうのです。
かつて、Supernatural の新しいエピソードの放送直後には、「うーん、さすが!」 と唸らされるような深い考察を長文にまとめた Review が沢山投稿されていたものだし、
SPN の Convention なんかのレポートも、二日間もしくは三日間に渡る Convention の模様を、オープニングから、J2のパネルのクライマックスまでにわたり、
「J2がこんな風に仲良ししてて、こんな仲良しエピソードを話してくれたの!超可愛くない?!」
なんていう見所を集中的にピックアップして、Conに参加したFangirlsのときめきや萌えの感想をたっぷりと盛り込んだ、とっても楽しくてわくわくするような長文レポートに仕上げてから、投稿してくれたものでした。
この頃では、そういった読み応えのあるエピソードのReviewやCon レポートがすっかり姿を消してしまったようで、とても寂しい気持ちがするのと並行して、
Twitter からもれてくる、雑然として膨大なとりとめのない情報の中から、自分が「知りたい!」と思うような楽しい情報をきりもなく時間をかけて探す気にもなれず、
Con での出来事の動向を探ることを頭からあきらめてしまう、というような状況にすらなってきつつあります。
さらに、エピソードの感想なんかでも、ただ 「仲良くしてない兄弟見るの嫌!」 とか 「Dean/Castiel最高!」 なんていう薄~い表面だけの感情の発露だけしか目にできないでいると、
伏線を含む Mythology 的な大筋に対しての解釈を、頭を捻って必死にこねくり回している自分が、なにか馬鹿らしくさえなってきてしまいます。
こういう状況って、SPNのようなややこしいプロットを持つドラマなんかのFanの媒体にはかなり大きな打撃だし、重大な影響を及ぼすような気がするのですが。
ん? LJ なんかで、詳細な深い Review をしてくれる Fangirls が激減したから、
Twitter 世代の 「Castiel」 支持のファン層に媚びるため、またややこしい(でもWinchester家にまつわるMythologyのことなんかどうでもいい天使萌えの若いFansの反応はすごくいい)天国vs.地獄の筋書きに、またぞろスポットライトが当たることになってきたのでしょうか…。
冬休み明けのエピソードでは、以下シーズン6のネタバレのため文字を伏せます⇒ Castielの相棒となる女天使が新たに登場するらしいし。
今後もこの調子で、兄弟のことがないがしろにされて、天使や悪魔ばっかりが重要な役割をもらうようになっていくのだとしたら、さすがにしつこい中年ファンのこの私も、ついていけなくなってしまうかも…
と、弱気になってきた今日この頃です。
***
学校なんかでも、日常的に論文形式のエッセーという形で、テストを出されたり、宿題を出されたりすることが多いらしい欧米圏では、きっとそう大きな問題にはならないのだろうとは思うものの、
そもそも文章という形で、自分の考えをきちんと表現するような訓練があまり教育の場で行われない日本としては、こうした Twitter 的な、考えずに文章を紡いで発信してしまう社会に子供たちが無防備に晒されてしまう前に、きちんとした文章構成力を養えるよう
教育の現状を大きく改善すべきなのでは、という風にも思いますが、
日本の教育現場って、Twitter的にでも、文章を書けるってことをよしとして、かえって推奨してしまいそうで、恐い気もします。
☆
ま、私自身がブログの更新を頻繁に行えない理由も、伝えたい!という思う内容をじっくり整理してまとめるのに、あまりに時間がかかりすぎるというのが大きな原因なわけで、
そう考えると、書きたいと思っていたことを何日も抱えているうちに忘れてしまったり、古いネタになっちゃったし、もういいか…なんて発信をあきらめてしまう前に、その場の思いつきで、ほんの少しずつでも、どんどん情報を発信して自分の意識というか思考の履歴として残していった方が、
もうすっかりおばさんになった私としては、お得というものなのかもしれませんよね。
いくら独り言とはいえ、わけも分からない愚痴めいたことを延々書いてきてしまいました。
ここまでお付き合いいただいた方、なんだか申し訳ありません。
私としては相変わらずこのBloggerで、(なるべくくじけないよう自分を煽りつつ…)Supernaturalシーズン6の考察を投稿していくつもりですので。
今後もお見捨てなく、たまには覗きに来ていただければありがたい限りです。
2 件のコメント:
こんにちは。実はちょくちょくお邪魔させていただいております、ぷりんと申します。
いつも藤葉様の長文ブログ楽しみにしております。なにやら最近SPNの感想を以前のように長文で見かけることが減ったなぁと感じてはいましたが、Twitter世代が出てきたことが原因だったのですね。最近は本当にTwitterが主流で、私もついていけなくて困ってます(苦笑)
思ったことをすぐ誰かと共感できるって素敵なことだとは思うんでうが、なんというか、刹那的というか、短絡的というか。時間をかけて頭の中で整理して考え抜いたことを誰かと共有するのがとても好きな私にとってはちょっと物足りないんですよね。(最近の人は頭の中で考えて整理するのが苦手と聞いたことがあります。だからすぐに思ったことを言って失敗してるとか)その物語とかを深く読み取らずに上辺だけで見てしまったら楽しさが半減すると思うんです。登場人物の苦悩や喜びをきちんと理解できなかったりするんじゃないかと、それってすごく勿体ないことですし、作った人たちにも失礼な気がするんです。
それにしてもキャスファン多いみたいですね。それで天使の話にまたスポットライトを当てるんだとしたら本当に残念です。SPNって何の物語だったんですか?と思ってしまいます。二人をないがしろにするくらいだったらいっそ、とも思ってしまいます。
なんだか長々とすみません。ともかく、私は藤葉様のブログが大好きで、応援しております。藤葉様が書き続けられる限りお邪魔しようと思います!
それでは、私の意見を前面に押し出した文面で申し訳ありませんでした。
ぷりんさん
書き込みありがとうございます。
私の長文ブログが好きで楽しみにしてくださっているなんて!うれしい限りです。
私はふらふらと覗きまわっていた辺りでは、だいぶFansの世代交代が行われたり、興味の対象が移り変わっていったり(SPN卒業…というか)で、
長文のReviewを見かけなくなった原因は、きっとTwitterだけとは言えないのだとは思うのですが、
Supernaturalというドラマは、ドラマの制作にかかわる脚本家たちよりも、深く広く色々な事象を読み込んで解釈する、というような、本当に献身的なファンたちに支えられて、これまでの長いシーズンを乗り越えてきたと思うので、
そういったファンの質が変わってきたように思える最近は、なんとなく寂しくもあり、今後の展開を考えると不安な気もしてしまうのです。
兄貴分的存在となるSmallvilleが最終シーズンとなっていることもあって、うっかりすると、J2もそろそろSPN卒業ということになってしまったりするのかな…(で、キャス主演のスピンオフドラマが始ったりして…)なんていう心配も浮かんできそうなのですが、
シーズン6の今後の展開で、心の底から「きゃ~~~っ!!!」とFangirlsに悲鳴をあげさせ、一気に古株のファンたちの心を引き戻すような展開が待っているのかもしれず、
変な取り越し苦労はせず、素直な気持ちで今後の展開を待つというのがいいのかもしれませんね。
私もなるべくくじけずに、感想文を書き続けたいと思っていますので、たまには遊びにきてみてくださいね。
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