2011年5月30日月曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 Sammy と Cas ①

Sammy と Cas ?




今、頭の片隅に 『トミーとマツ…』 というフレーズがほんのチラリとでも浮かんだあなた。



はいっ、私とほぼ同世代。



と、どーぅでもいいことは、置いておいて。



Supernatural シーズン6も(ワタクシ個人的な感想としては、少々不本意な展開ではありながら)幕を下ろしたということで、シーズン7の再開まで、今年も長~い夏のHiatusを乗り越えなければならない私たちFangirlsなのですが、



この間に、少しは初心を取り戻して、自分自身に活を入れるためにも、(これも毎年言ってるような…)



放置プレイにもほどがあるというほどに、放置しっぱなしだったシーズン6のエピソード考察にたとえ少しずつでも…戻りたいと思います。(少し、少しってくどいかしら…)







以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。

















まずは、前回のエピソード考察の続き的な流れということで、考察の範囲としては、シーズン6に限定せず、もっと前のシーズンからということになるかもしれませんけれども、



Supernatural 界の魔性の美人さん

(何しろ関わった男たちをことごとく我を忘れて虜にさせた挙句、多くの男たちは身を破滅させるようなことになっています)


Dean Winchester さんを巡って、まさにSlash 系に傾倒するFandom内でも目下火花を散らして対決中の男性二名



Sam Winchester さん vs. 天使の Castiel さんの関係性についての考察を少し入れてみたいと思います。



ですが…、前回の、サムさんの人物像への考察の際、少々書き漏らしたことがありますので、その辺を先にちょこっとだけということで、『Sammyさんという人』の続きを書かせてください:



【Sammyは、ブルネットの美人がお好き?】



Sammyさんがこれまでの(行きずりで関係を持った)女性遍歴。



(Sammyさんという夫一途のくせに)女好きキャラを無理やり前面に押し出してタフガイな女たらしを気取っているDean兄ちゃんからは、ガリ勉オタクなどと評され、一見した表面上は、あまり女性に縁もないし、興味もないというような触れ込みの体裁を維持している Sammy さんではありますが、


父ちゃんや、母方のじいちゃん譲りの立派な体格と、どんどん男らしくなる顔立ち、女性というものを本能的に無条件で惹きつけずにはおかないフェロモンなどと言った条件を生まれながらにして有しているため、


過去のシーズンを振り返っても、狩りの最中に(Deanと違って、なんの努力もなく)かなりの数の女性をその魅力で吸い寄せてしまっているというのは、否定のしようもない厳然たる事実。



そんなSammyさんの周辺に現れる女性たちというのは:



シーズン1第19話『Provenance』の画商の娘(じゃなかったっけ?)Sarah


シーズン2第17話『Heart』のMadison


シーズン4第14話『Sex and Violence』での女医さん


そしてもちろんシーズン4で、兄ちゃんの留守に不倫関係に陥った二代目ルビー


等など、など等、ナドナド、その他、事件解決に際し、複数のシングルママたちからお礼のキッスをされるなどという事例も多数報告されております。



こうした(ほぼ)一夜限りのSammyさんのお相手、実はこれが面白いくらいにタイプが統一されているのですよね!



それは、そのことごとくが、ブルネットの美人さんである、ということ。



藤よう的妄想考察にもとづくと、「超自分の好みの異性の姿で登場する」 ことになっているCrossroad の小悪魔さん(私がCrossroadでお願いした場合、JDMが現れるはずなの…)が、

Sammyさんが呼び出した場合、Sammyさんの中の人であるJared P氏の元カノ(当時は婚約者だったのかな?)のSandyだったこと、

(まあ、Winchester兄弟が、片っ端からCrossroadの美人小悪魔を殺してしまったせいで、Crossroad部門も人手不足となり、最後はCrowley部長みずから、現場に出るはめになってしまっていましたけどね)

兄ちゃんの留守に始まった不倫関係をなかなか清算できないまま、かなり長いこと引きずってしまうことになった二代目Rubyは、Jared P氏の奥さんになってしまったというような事実関係により、


いつの間にか、Sammyさんの女性の好みは、『ブルネットの美人』であるというような見方が、Supernatural界ですっかり定着してしまったのですけれども…



いいですか? 落ち着いてよく考えてみて。



ブルネットの美人が好きなのは、Jared なんです。Sammy さんじゃないんです。



ん? うんうん、私の言ってること、確かに、はっきりと理屈がおかしいことになっていますよね。



でも、まあ、聞いて。



この5年間の私の日記をちらっとでも振り返っていただければ、すぐにお分かりのように、Sammy さんの本当の本当の本当に根本的な好みは、



『金髪で背の高い唇ふっくら美人』(どっちにしても美人が好きなのは確か)



なのです。



ならどうして、Sammyは一夜のセックスの相手に『ブルネットの美人』を選ぶのか。



それは浮気と本命との間に、きっちりと線引きをするため、だと思うのです。



マザコンとブラコンが結合した、ものすごーく強烈な愛着というか愛情をベースにしてがっちりと兄ちゃんに粘着している Sammy さんは、


(何度も何度も同じ理屈ばかりで、しつこくて恐縮です…)思春期以降、一旦、「これじゃ駄目だ!」と兄ちゃんへの粘着愛をすっぱり切り捨て(た。と、自分に言い聞かせ)、兄ちゃんにそっくりなジェシカをお嫁にもらうことに決めました。


ところが自分の本当の気持ちを偽って生きていくことなど運命が許さないということなのか、まさにその運命の采配によりジェシカを失い、超絶邪魔者だった父ちゃんもいなくなり、いつしか気づけば、絶対に手に入れることなどできないと自分に言い聞かせ続けていた兄ちゃんと、晴れて結ばれること…、ゴフッ、ゲフフッ、いいえ、


ずーっと一緒にモンスターを狩って旅して行こうよ!ね? という状況に直面してしまうことになったわけです。



そんなこんなで、ド本命で、世界一大好きな兄ちゃんと、ほぼ夫婦同然に24時間片時も離れることなく愛に満ちた生活を送ることになったわけではありますが、


なにぶんにも、母代わりに自分を育ててくれた兄ちゃんですからねー…


パンツ一枚で寝ている姿(お尻)をいやらしい目で存分に鑑賞したり、歯磨きしながらさりげなくシャワーを覗いたり、酔った振りもしくは軽いおふざけの取っ組み合いを装ってベッドに押し倒したり、あらゆる機会を捕まえて思いっきりぎゅーっっっとハグしてみたり、

(たぶんほんの少しだけ、藤ようの妄想が紛れ込んだ可能性もなきにしもあらずです)


そんな微笑ましくも可愛い小さな欲情発散は時々しているものの、


『兄ちゃん、セッ〇スさせて』 (シモネタじゃねーかっ!!)


という、最後のお願いだけは口にすることができません。


でも Sammy さんも至極健康な二十代の一青年ですから、溜まったものを吐き出す必要があるわけです。


とはいうものの、『金髪で背の高い唇ふっくら美人』をセックスの相手に選んでしまう、というのは、Sammyさんの中で、あまりに『兄ちゃんとセックス』に直結してしまうこと。


ちなみに言えば、ジェシカをお嫁さんにしよう、と思ったのは、兄ちゃんと完璧に決別するつもりだったからです。


で、どうなるかというと、唯一『身体の関係』だけは許されないものの、兄ちゃんと実質ほぼ夫婦同然の関係を築き上げた Sammy さんとしては、兄ちゃんへの激しすぎる愛情ゆえに、皮肉にも『金髪で背の高い唇ふっくら美人』という、ど真ん中のタイプとはセックスできないことになってしまったのです。


(だって、兄ちゃんとキャラが被る女の子とセックスするクセがついちゃったら、うっかり寝ぼけて兄ちゃんを襲ってしまうようなことにもなりかねません)


そんな Sammy さんの自制心に関して、私が心底凄いと思ったのは、理性や罪悪感という歯止めがすっぱりとなくなっていたはずの「魂抜けSammyさん」までが、きっちりと「ブルネットの美人」のみを相手にしていたこと。


それはSammyさんが潜在意識の底の底まで、「兄ちゃんと被る女の子とのセックス」をタブーにしていたからだと思うのです。


あれほど奔放だった「魂抜けSammyさん」ですが、Sammyの記憶に刻まれた、「兄ちゃん大好き」「兄ちゃんと一緒にいたい」等々の気持ちを筆頭にした、兄ちゃん関係の強烈記憶についてだけは、なにか別格のものとして、理由も分からずに守って、従っていたように見えました。


そんな強烈記憶の中に、「兄ちゃんとのセックス」および「兄ちゃんとタイプが被る女の子とのセックス」も、絶対にやってはいけないこととして刻まれていたのかもしれません。


では、金髪以外なら、栗毛でも、赤毛でも良さそうなのに、なぜブルネットなのか。


Season 6, Episode 13: Unforgiven では、サムじいちゃんと二人で調査に行った街の「目力の強いブルネットの美人」を総ざらい食っちゃったりもしてましたよね。


「目力の強いブルネットの美人」


これがキーワードです。


そう、Dean がその昔(Benの年齢+1年前)、まだ兄ちゃん離れする心構えなんかできるはずもないほんの少年だった Sam を捨てて、家族を築くことを決心しかけた相手、


そして上のW Samuels の仕事の時にはまさに、Dean と家族として暮らしていた相手。


Lisa そのものです。


兄ちゃんとセックスできないから、兄ちゃんがセックスする相手と同じタイプとセックスする。


非常に屈折して捻じ曲がった理屈ではありますが、ある意味一本筋が通っているとも思えます。


(もちろん以上は完全なる私の妄想解釈ですけれどもさっ!)


Sammy さんがそこまで執着し、とんでもなく深い愛情を注いで、大事にしてきた兄ちゃんとの間に、突如割り込んできた Castielという間男天使。


今回はタイトルにもあるように…、まさにその Cas と Sammy との関係性について考察を加えるつもりだったのですが…、


Sammy さんの女性の好みに関する(シモネタに寄りすぎた)考察が、思いのほか長くなってしまったので、次回に続く、ということにさせていただきたいと思います。

タイトルに偽りあり! 皆、油断しないで! 藤ようってそんないい加減なやつなのよ! 騙されないで! 上の考察も100%嘘っぱちだってことは承知しつつ、楽しく妄想しているだけだから、石は投げないで…。

2011年5月29日日曜日

Blogger不調です…

ネットでブログという日記を書き始めて、5年にもなるっていうのに相変わらずアナログ人間の私です。

でもそんな私にでも薄々感じるところによると、このところ、ネットの世界って、何かおかしいことになってます?

私がずっと Slash Fanfiction のソースとしてお世話になっている Live Journal というブログサイトも、
某Rから始まる国を批判するような記事?サイト方針?に大して、件の某R国発信らしいサイバーテロの対象にされ、

今年の初め頃だったか…、しばらくの間、なんだか大変なことになっていましたよね。

で、私が細々と日記を書いている、このBloggerも、どうも最近様子がおかしいのです。

元々人通りの少ないこの日記への、人通りというものがまさにとんと途絶えてしまったように思えた、ちょうど一年前くらい(月日の経つのは早い!)に、リアクションボタンというものを設置しまして、

それ以来、遊びに来ていただいた方々により、通りすがりに、ポチッとクリックしていただくことにより、

ほんのわずかとはいえ、まだ継続して日記を覗きに来てくださる方々もいるらしい…と判断する助けとさせていただいていたわけです。

ところが…、どうやら、先日、「Bloggerがダウンしてる!」という書き込みをどこかで目にして、

「えっ、そうなの?」と日記をチェックしてみると、先月以前のリアクションボタンの記録(?履歴?)が、さっぱり綺麗に0にリセットされてしまったようで…。

もともとこのリアクションボタンというのは、日記を開くたびに、前回日記を開いた時よりも数字が減ったりする現象を目撃したりもしていたので、あまり信用という点ではあてにならないのかも…とは思っていたものの、

20とか30とか、わずかとはいえ通りすがりの皆様の気持ちでクリックしていただいていた数字をさっぱりクリアされてしまってみると、

なんだか非常に寂しい気持ちがします。

また一方で、ここ数週間ほどの間に、(私自身も忘れかけていた…)裏の日記へのお友達募集に申し込みしてくださる方がポツポツと現れて、そんなお気持ちをとてもありがたく思っているのですが、

本日もそんな問い合わせに応じる形で、久々に裏の日記にログインしてみようとすると…、

管理人の私が、管理人としてログインできない状況に。

ヘルプを確認すると、どうやら同じような現象に直面している人たちが複数存在している模様。

ログインの問題は、きっとすぐに復旧するものとは思いますが、

この日記に遊びに来る方というのも、一時期よりだいぶ少なくなったことだし、この際、様子を見て裏の日記への入室制限を解除してしまうことにしようか…、

という風にも思っているところでもあります。

でも、ネット界が微妙に不穏な雰囲気の時に、Slash系に特化した裏の日記を衆目に晒すというのは、危ないのかしら…。

2011年5月22日日曜日

Supernatural シーズン6フィナーレ!

あー、ついにシーズン6もフィナーレとなってしまいました。


以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。





と、その前に、いきなりちょこっと話はそれますが、このところ、すっかり Convention 情報からご無沙汰してしまっている私なのですけど、

つい先日、今年もイギリスで Asylum Con の第6回目(だった?)が開催されたという話だけは耳にしていました。

そしたら…、なんと本日アイスランドの噴火のニュースが出ていますよね?

え? それが何の関連があるのって?

そんな方のため、一応、リンクをつけますね。

『Asylum 4 2010 Con レポート覗き見感想』

丁度一年後の今、Asylum Conの開催に合わせるようにして、またもやアイスランドの噴火とは…

今回の噴火では、空の便に影響が出るようなことにはならないという予想のようではありますが、なんだか因縁めいたものを感じてしまいます。

今年のAsylum Conへの参加ゲストが誰なのかってことすら、調べていませんが、

昨年のAsylum Conには、魔王ルシファの(仮の)Vesselを演じていたMark Pellegrino が参加していたこともあって、

「このタイミングでヨーロッパ全土を灰の雲で覆ったのは、ルシファ(Mark)なんじゃない?」

なんて、冗談半分に突っ込まれてたりしてたけど、

シーズンフィナーレの展開を見ると…、今回の噴火の犯人は、Castiel?(Mishaは参加してないのかな?どうでしょう。)



そうそう、(仮の)ルシファこと、Mark Pellegrinoといえば、私が先日来どっぷりと嵌って鑑賞中の『Being Human』US版に、とっても重要な役柄で出演していました。

『Being Human』(特に英国版)についてもたっぷりと語りたい~!!

ん? 誰も興味なし? もうっ! でもまた別の日記で、近いうちにきっと書いてしまうと思います


***


ということで、Supernaturalシーズンフィナーレ!

お兄ちゃんドラマの『Smallville』が先週、10年間のシリーズに幕を下ろす2時間の最終回エピソードを放送した影響で、

今週、最後の第21話&第22話が二時間連続で、放送されることになったわけですが…。

こんな感じでラスト2話が連続放送されることが前もってわかっていたなら、Supernatural 脚本家チームの方々も、きっと、もうちょっと違う展開のエピソードにしたかったのじゃないかなーという気がしてなりません。

シーズン2フィナーレの『All Hell Breaks Loose』Part1&2 なんか、まさに、2時間ぶっ続けで見せて欲しかったー!っていうくらいの緊迫感満ち満ちた名作でしたよねー。

AHBLまでいかなくても、シーズンラストの2話くらいというのは、毎シーズンかなりドキドキハラハラ度が高くなって、来週が待ちきれない!!!!って、歯軋りして待つような印象があるものだったのに。

私だけ?

せっかく二時間連続で放送された、シーズン6のフィナーレは、

あまりに Dean Centric で、

あまりに Dean/Castiel 目線すぎて、

しかも上の二つの要素を際立たせる Dean および Castiel の台詞回しが、あまりに『昼メロ』調で、

微妙に感情移入できませんでした。

Castiel というキャラクターに心酔していて、熱烈に Dean/Cass を信奉する新規参入の Fangirls には、あれでも、ワクワク感をたっぷり味わえるエピソードだったの?

古参の Fangirl の一人であることを自負する私としては、やっぱり Supernatural というドラマは、

Winchester兄弟

をストーリーの中心に据えてもらって、兄弟の心のやりとりや、兄弟がお互いを(時には度を越すほどに)思いやり、愛するがゆえに、もがき、苦悩する姿にどっぷりと感情移入させてもらってこそ、大きな感動につながると思ってしまうのです。

第21話については、相変わらず Dean の周辺に現れる Love Interest のことをどうしても許容できない(猛烈パワフルかつ多量の)Dean!girls の溜飲を下げるため、いつかはこんな展開になるしかなかったのかな、と、ある程度予想していたエピソードという感じ。

第22話、Deathおじ様が作ってくれた、サムの傷だらけの魂を覆う壁が崩壊した時、サムの中で何が起こるのかをああした形で表現してくれたというのは、まあ、評価できると言ってもいいし、その過程で、

再び、超クールでセクシーな Soulless Samの姿を目に出来たり、

『地獄を覚えている』Samと、本体Sammy君をほんのちょっとでも対話させてくれたあたりは、

かなりときめいたのです。

でも、でもでもよ?!

あの流れだったら、全ての記憶を取り戻したSamが、どんな男に生まれ変わって兄ちゃんの前に立ち、どんな表情で愛しい兄ちゃんと顔を合わせることになるのか、

そこに焦点を置いて、『Cliff-hanger!!!!!』(続きは次の第7シーズンで!)となってもよかったくらいなんじゃないの?!

そしたら、私を含む古株Fangirlsは、「は、早く…、早くシーズン7見せて…、お願いっっ!!!」って、この夏、どうにも続きが待ちきれずに、シーズン1からまた全部エピソードを何度もおさらいしちゃったり、Slashを書きまくったり、読みまくったりしちゃったかもしれないのに…。

ついに完全体(=まさに酸いも甘いも噛み分けて、兄ちゃんと対等以上の大人の男)になったはずのSamさんをあんな中途半端な感じで、Castiel の後ろにポイっと登場させちゃって、

しかも、Castielの台詞で+Castielのアップで、 Cliff-hanger ????

だいたいねー、そもそも、シーズン6は、天国とか地獄とかのややこしいプロットから離れて、古き良きモンスター退治中心のエピソードに戻るって言ってたんじゃなかったの?

もう…、あたしたちおばさんファンなんていらないってことなのね。

もういい加減、卒業しろって言いたいわけ?

と、力尽きそうになった今朝、

「なんか、ちょっとだけ来シーズンに期待が持てそうな、キャスティングSpoilerが…」

という、小さなコメントを拾い読みして、滅多に開かない Spoiler 情報のリンクをクリックしてみると:

鑑賞前のシリーズのネタバレは絶対封印!!という方のために、一応字を伏せます。

Misha Collins will not be returning to the CW series as a regular next season


うんざりするような天国の内戦のプロット、やっとケリがつくの?

完全体となったサムの見せ場は、ちゃんと用意して、じっくり見せてくれるってこと?

来シーズンこそ、Sam/Dean のラブラブシーンが戻ってくるの?


………。


なんだかシーズン6のフィナーレにかけていた期待を(またもや)肩透かしされた落胆から、支離滅裂の、感想ともいえない殴り書きとなってしまいましたが…

少し落ち着いて、頭が整理できたら、もうちょっとゆっくりエピソード考察が書けるかな…、と思っております。
まあ、とりあえず、あまり期待しすぎず、でも期待しながら、シーズン7の開始を待ちたいと思います。

2011年5月11日水曜日

あれやこれや

Supernatural が、主人公の兄弟(特にサミーさん)をないがしろにして、天国vs.地獄だとか、天国の内戦だとか、煉獄がどうだとか、なんていう、(私にとっては…)正直どーーーでもいいテーマばかり掘り下げる傾向が顕著になってくると、無意識に襲われてしまう症状なんですけども…、

そう、

『兄弟が仲良くしないとつまんなーい! 私、もし、もしもだけど、この先、ついにSPNに愛想が尽きたとしたら、次にのめりこむFandomってこれかも…』

という、とあるFangirlのつぶやきにつられて、また新しいドラマを見始めてしまいました。

これが、またもやBBC。

スポンサーの顔色を伺いつつ、視聴率を気にしつつ、視聴者の好みや希望を敏感に嗅ぎわけつつ、過剰なくらいに迅速にストーリー展開やプロットを変えてくれるアメリカドラマと違って、

おそらく、『馬鹿な視聴者の意見なんか聞くか! 超面白いドラマつくってやったから、まずは観てみなさい。すごいだろ?』 的な上から目線で、1シーズン(英国だとシリーズって言い方になるのかな?)分のプロットをがっちり練り上げた上で、細かい設定やサービスシーンまで、じっくりとドラマを構築し、作り上げているのではないか、と思えるのは、

さすが国営放送(でしたよね?)という感じ。

遅れましたが、タイトルは 『Being Human』です。

英国版の方は、既にシリーズ3が終了したところ。(私の鑑賞は、シリーズ2に入ったところ)

そして、かつて(というか、US版はまだ続いてるのよね?⇒) 「Office」というドラマの時にも、あった現象ですけど、
(『Queer as Folk』の時も、UK版が終わる前にUS版の放送が始まったりしてたんでしょうか?)

既に、アメリカ版の 『Being Human』のシーズン1が、第13話まで放送されているという状態。

UK版に引けをとらないくらい、このUS版もいいできだというので…、

UK版がシリーズ3まで、観終わったら、US版も観てみようかと思っているところです。

ヴァンパイアと、狼男と、幽霊が、一つ家に同居しつつ、「人間として」人間世界で生きていく中での事件や騒動を描いたこのドラマ。

コメディ…なのかと思ったら、(BBCらしく、というべきか…)思いのほかのダークな展開にかなり体力を消耗させられつつも、

「がんばれーっ!」って、(Supernaturalでは、ゴミのように問答無用で退治される一方の)モンスターたちの苦悩に感情移入させられつつ、彼らがなんとか「人間として」平穏無事に暮らしていける日常が訪れることを祈り、また応援してしまいます。

Supernaturalの兄弟に向かって、画面の前で、こんな風に必死に感情移入しながら、半泣き状態にさせられたりしていた頃が懐かしい…。

Supernaturalシーズン7決定!

もはや、いまさら、という感じにはなってしまいましたが、一応。




Supernatural シーズン7決定、おめでとう!



毎年、この時期には、次のシーズン、Supernatural が無事にピックアップされるのかをハラハラドキドキして待ち焦がれてきたものでしたが…、
(かつて、この私が、署名運動のようなものに参加したこともあったんだっけ?)



今年は、私もやっと大人になったということなのか、このところどーーーぅも、「仲良し兄弟」 というキーワードの観点から見た場合、腐のつく乙女心を高揚させてくれない展開となってきているためか、

「あ、そうなの?よかった…それは、本心から思うわ、でも…」 というくらいの実に落ち着いた反応のみだった私。



本当に、ここしばらく、あまりにあからさまに Dean/Castiel の構図がこれ見よがしになってきてしまったという感じで、

もちろん、現在最も熱心にエピソードを追いかけつつ、その脳内で、豊かに激しく妄想を展開しているのは、

近頃新たにSupernatural のファンになったのだと思われる、Dean/Cas 派の Fangirls なので、制作サイドとしても、そういった最新の 『熱い』 ファンの要望に応えるようなエピソード作り&台詞まわしで、グイグイやっていっちゃおうよ!!

という方針にならざるを得ないということなのでしょうね…。



しかしながら、Sam/Deanの兄弟の 「Happily ever after」 な結末を待ち望み続けている古株のファンとしては、最近、妙に寂しさも感じています。



とはいえ、Supernatural、いよいよシーズン6もフィナーレが近づいて来ましたよねー!



シツコイ(ゴホッ)、いや、ネチッコイ(ゴフッ)、いいえ、長年いちずに献身的に愛情を捧げ続けてきた、私たち古株のオバ…じゃなかった、Fangirls を、シーズン7に向けて、グイグイ惹きつけるため、

シーズンラストで、思わぬ兄弟のイチャイチャ仲良し(ラブ)シーンを見せつけてくれるような、どんでん返し的エピソードになっているのかもしれない…という期待を持ちつつ、

Spoiler 情報からは目を逸らして、ほそぼそ、ヨボヨボとここ数週間エピソードを追いかけている私です。



今シーズンのシーズンフィナーレは、一挙二時間の放送になるのだそうですね。



その二時間連続放送は来週ということで、今週の放送はお休み。



二時間連続放送、と言っても、それぞれに違うサブタイトルのついた2つのエピソードが、続けて放送になる形ということで、



私の印象では、今週、10年間のシリーズについに幕を下ろすことになるSPNのお兄ちゃんドラマ『Smallville』の怒涛の最終回エピソード(二時間)が放送になる影響で、SPNのフィナーレは、来週まとめて放送することになってしまったのかなーという感じもしておりますが。

『Smallvill』 は、ファーストシーズンの第1話で(違う? 既に記憶のカナタに消えちゃってるの…)、いきなりクラークとレックスのキスシーンをぶち込んでくるという(いえいえ! あれは人口呼吸なんですってよ、奥様!)、超絶離れ業で、一挙に大量の腐のつくFangirlsを獲得した…まさに(?)ソウイウ意味でも、Supernaturalの兄貴的存在のドラマ。

Jensenが準レギュラーとして出演していたシーズン4くらいまでは、私も熱心に追いかけていましたが、その後はすっかりご無沙汰してしまっていました。

9シーズン(もっと前?)くらいからは、(さすがにもうそろそろ将来の天敵同士になる準備をしなきゃ!という事情もあり)レックスが物語の舞台から姿を消してしまったとのことで、

現在進行形でドラマを追いかけるのをやめてしまった私としても、なんだか寂しい思いをしていたものですが、

な、な、なんと! この10年間のシリーズの締めくくりとなる最終フィナーレエピソードには、再びレックスが登場するのだとか!

私個人的には、多分、これまでの5年分以上のエピソードをすっ飛ばして、いきなり最終回だけを鑑賞するというような機会はないような気はしているものの、「レックスとクラークの再会!」という響きには、なんだかドキドキします。

さすが、長年多量の腐のつくFangirlsをトリコにし続けてきた老舗ドラマ、憎い演出をするものです。

 
***


Supernatural もねー…、もうそろそろ Sam Winchester というキャラクターを本気で掘り下げてくれないと、

そして、「ママの死」をきっかけに粉々壊れてしまった家族の破片を必死で探して集め続けていたような、切ない家族愛を基盤としていたはずの、Supernatural というドラマのルーツに立ち返ってくれないと

熱したらなかなか冷めない、さすがのおばさ…古株 Fangirls も、「もう卒業時なのかも…」と思ってしまうかもしれないし、

さらに最近ふと不安になったりするのは、

Jared Padalecki という俳優さんが、「自分は、このドラマを卒業する時期が来たのかもしれない」 なんて思ってしまうようなことになってしまうのではないかということ。

J2二人とも、ここしばらく(それぞれ結婚したりしたこともあって)、Hiatus の間の映画のお仕事はパスしていたけれども、

Dean と Cas にばかり美味しいシーンや台詞が盛りだくさんなここしばらくのエピソードを延々と見続けていると…、

Supernatural というドラマを続けていても、「もう役者として、これ以上は成長できない」 と Jared が思ってしまったら、割とあっさり 「卒業します」 なんて言い出しそうで、(Angst系の Slash読みすぎ?)

なんだか、冷や汗というか、動機が…。年なのかしら。

いや、いくらなんでも、そんな展開にはさせないはず!

Sam & Dean のラブシーン中心の萌萌エピソードにいつか戻ってくれるはず!

と、信じて、来シーズンも気長に追いかけていきたいと思っています。