この週末は、サンディエゴで開催される、Comic Conの進行が気になるところではありますが、また覚書に少々最近観たり、読んだりしたものを…。
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実はなんとなくずっと内緒にしていたのですが、
手を出したらまたとんでもなく嵌り込んでしまいそうで、ずっと観るのをためらっていたドラマ
『Heroes』
やっぱり観てしまいました。
ファーストシーズンのDVDボックスセット前半、後半ともそれぞれほぼ発売日に購入して、前半部分はまさに徹夜で一気にみたのですが、
その後、少し間を置いての後半ボックスが手元に届くまでの間に、私生活であれこれ大きな変化があったりして、気儘に一日中DVDを見て暮らせるような環境でなくなってしまったこともあって、
つい先日まで、後半部分に手をつけられないまま放置していたのです。
なんとか時間を見つけつつ、1話、2話ずつくらいぽつぽつと観て、つい最近、やっとシーズン1を制覇しました。
ヒロとアンドウくんの日本語のやり取りには、ついむずむずしてしまうものの、このドラマ、さすがに面白いです。
『Heroes』に関しては、一切ヨコシマな気持ちはなしに、素直な気持ちで鑑賞していますが、いや、本当に変な深読みなんかするつもりは全くないのですが、
ペトレリ兄ちゃんのあの感じ!
愛情をこめて弟に触れたり、ハグしたりするあの感じ!妙にぴったり、しっくり、する大人の男を感じさせてくれて最高です。
年の離れた弟が可愛くて可愛くて、赤ちゃんの頃から、暇さえあればぎゅーっと抱っこしたり、頬ずりしたりしてきたような、兄弟の成長の歴史を感じさせる親密感が伝わってきます。
数枚のDVDに入っている、色んな出演者やスタッフのコメンタリでも、ペトレリ兄ちゃんの肩抱き攻撃には「出た!エイドリアンがまた肩を抱いてる!」とか「あの家はイタリア系だから…」とか大っぴらに冷やかされてはいますが、あのペトレリ兄ちゃんの親密な肩抱き&絶妙なハグの匠の技をどこかの兄弟にも(ぜひ二人揃って)獲得して欲しいと思ってしまいます。(Jaredは素の時にJensenをハグするあの感じがドラマ中に発揮できれば問題ないと思うんだけど…まだまだWinchester兄弟としてのハグはぎこちないですよね)
ペトレリ兄ちゃんって、自分の政治的キャリアが一番で、その他のことには冷酷だったりするように見えて、まさに根っからの兄ちゃん体質で、
なにかと手を焼かせる弟のピーターのこともなんだかんだと心配するし、
言葉が片言の可愛い日本人のおたく青年にも、機会があるごとに発音を指導してあげたり、(自分が発音を教えた言葉でそんな可愛いヒロから非難されるっていうあのシーンも…うまい演出でした)
冷酷な政治家にはなりきれない優しさが端々に滲み出してしまっている感じで、『Heroes』の登場人物の中では、とにかくペトレリ兄ちゃんが私の一番のお気に入りです。
他に、現在見ている海外ドラマは、
やっと始まった『ヴェロニカ・マーズ』には予想に反してかなりはまりそうな予感です。
『コールドケース』シーズン2(いきなり一話目の放送を見逃してしまった…日曜日の再放送を忘れずにチェックしないと)、
『プリズンブレイク』シーズン2は既に挫折気味で、
『ドクターハウス』シーズン3もなんとか追いかけているけれども…今週のエピソード見そびれた?かな?
今週からは以前(ノルウェーの雑誌のインタビューだったか…)Jared P氏が、16歳の頃、その色っぽさにめろめろだったと告白したジェニファー・ラブ・ヒューイット主演の
『ゴースト(Ghost whisperer)』が始まって、今晩10時からの字幕版の放送を楽しみにしているところ。
CSIはマイアミとNYを見られる時はなるべく見ようと思いつつ、なかなか毎回は見られないという状況(大人向けのドラマは放送時間が遅い!)で、今日から始まる、CSIラスベガスのシーズン1からの一挙放送をぜひともまた頭から改めて追いかけたい気持ちはあるけれども、毎日の連続放送を追いかけるのには体力が必要です。
8月は『デッドゾーン』の最終シーズンが始まるそうで、
まだなにか忘れているような…。
海外ドラマもキリがありません。
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一体どんな無茶なストーリーでのことになるのか、JDMが新しいシーズンに出演するかもしれない(もう決定なの?Supernaturalに復帰する方がよっぽど無理がないと思うのに!!!)というグレイズアナトミーのデレクこと、パトリック・デンプシーの映画
「近距離恋愛」
を見ました。
実は「魔法にかけられて」はまだ見ていないのですが、この人は最近、ラブコメ映画にひっぱりだこですね。
「近距離恋愛」…、このタイトル、ずっとそばにいたのに気付かなかった…みたいな感じを表現したってことなのかもしれませんけれども、どうもなんかピンと来ませんね。
原題の「Made of Honor」は、この映画の重要な要素ともなる同じ発音の「Maid of Honor」(花嫁付き添い人)と大変上手くかけてあって、いいタイトルだと思うのですが、日本語ではこんな風にうまいゴロ合わせが見つけられなかったのでしょうが、もう一息!なにかタイトルに工夫が欲しかった気もします。
でも、ストーリーはほぼお約束どおりの展開に終始したとはいえ、とっても楽しい仕上がりになっていました。
男女の親友同士が紆余曲折の果てに互いが一番大切な存在だと気付くというテーマは、
メグ・ライアンの「恋人達の予感」なんかのこともちょっと思い出させてくれて、
ラブコメのテーマとしては、私の大好物でもあります。
スコットランドの田舎道で、豪雨の中、羊の群れに囲まれて立ち往生しているハンナの車に向かって、馬に乗った男性が走り寄ってくるシーン(ほんの一瞬のシーンだけれども)や、
その後、ハンナがスコットランドの公爵(まさに馬に乗って現れた完璧な男性)と一瞬で恋に落ちて、あっさり結婚を決めてしまった、というトム(パトリック・デンプシー)にとっての衝撃の展開も、ヒロインのハンナの目線からすると、まさにハーレクイン!!!(笑)という感じで、よかったです。
ハンナを失ってしまう!と実感して以降のトムのじりじりした感じもよく描かれていたし、ラブコメ、とはいえ、予想した以上にコメディー色も強くて、本当に楽しい映画でした。
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最近、自然科学物の本ばかりを読んでいた流れで、
「生物と無生物のあいだ」という本をまたもや衝動買いして読みました。
またまた、本の帯の
「読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー 生命とは何か?」
なんていう煽り文句につられての購入です。
帯の裏側には各界の著名人の推薦文などもずらーっと上がっていて、ってことは、新書版の科学の本ではあるけれども、昔無理してよく読んでいたブルーバックスなんかからするともっと気楽に読みやすい本なのかと思ったのですが、
もちろん、著者の福岡伸一さんという人の研究者としてのキャリアの変遷に絡めつつ語られるDNAの発見の歴史にまつわる物語なんかは大変興味深いし面白いのだけれども、
率直な感想としては、かなりちゃんとした専門的な難しい本であるという印象です。
この本のぶっとい帯の上部には、
「各メディア絶賛の嵐 必読のベストセラー」
なんていうすごい煽りも書いてあるのですが、この本って一体どういう人たちを対象にしているものなのか…、
昨今の日本のベストセラーというのは、日頃本を読まない人たちも気楽に読めて
「面白いよー!」
みたいに口コミで爆発的に広まる本だけという印象なので、こんなに小難しい本を、誰がそんなに読んでいるのか、ちょっと不思議に思いました。
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最近、ハーレクインというジャンルにどんどん近づきつつある…と日記で告白してきたお陰で、つい先日、またまた嬉しいお奨めを教えていただきまして、
また一歩、大きくハーレクインファンへの道を歩き始めた私です。
今回お奨めをいただいたのは、
リンダ・ハワードと、ダイアナ・ガバルトンという作家さんたちで、
現在、ダイアナ・ガバルトンの「アウトランダー」シリーズの一冊目に手をつけたところ。
お奨めに誘導されて、最初からそういう目で読み始めたこともあって、私の頭では、ジェイミーの姿は、完全にジャレッド・パダさんになってしまいました。
シリーズを少し読み進めたら、またゆっくり感想を書いてみたいと思います。
3 件のコメント:
Comic Con、盛り上がっている?盛り上がった?んでしょうね~。そうそうJDMも別作品で参加していたんですか?情報があやふやでイマイチ状況が掴めていないのですが…。もしそうだったらJ2とは顔を合わせたりしたのかなぁ?
『Heroes』
先日から深夜放送(地上波)が始まって、運よく1話と2話を見ることが出来ました。初っ端から登場人物が多くて名前すら覚えれていないのですが、私もペトレリ兄ちゃん?が思いのほか気になるみたいです。私が見た話の中では自己チューっぽい人にしか見えないあのお兄ちゃんが、まさか弟相手に深い愛情表現をするようなキャラだなんて…藤葉さまの日記を読んで「へへぇぇ!」と思ってしまいました。それにしてもアノ日本語のやり取りはムズ痒くなってしまいますね。試しに言語を聞いてみたら「無理~」って早々に吹替えに戻してしまいました。(外国人から見た日本っていうのがチラチラ見えて、不思議というか面白いですね)深夜放送なので、うっかりしたら見逃しそう(レンタルする気がない私)ですが、今後もペトレリ兄ちゃん目当てにチェックしてみようと思います。
『近距離恋愛』
面白かったんですか?見よう、見ようと思いつつ見逃してしまったようです。(こちらで上映されていたのかどうかも分からないのですが…。)最近、そんなパターンが多くってしっかりしなきゃ!
kyuさん
Comic Con、(現在、月曜日の早朝ですが)まだSPNのパネルのレポートはあがってきてません。
それにしてもJDM、一体どのパネルでの参加だったんでしょうね?!(ゲスト出演での復帰が決まったかもしれないという、グレイズ…?)
Comic Conのロゴの壁の前でインタビューに答えていましたよね。
上のものを含め最近目にした二つのJDMのインタビューで、JDMは全く同じように「SPNに戻りたい!」と語っていて、
この調子で(JDM&J2&ファンによる)草の根運動が続いていけば、父ちゃん本当に復帰できるかも、と微かな希望が見えてきた気がしています。(でも、噂によるとグレイズもJDMを呼び戻そうとしているみたいで、それが不気味な感じ…クリプキ!早く決断して!!!)
『Heroes』
潤沢な資金を与えられて、思う存分好きなようにドラマが作れれば、こんなにすごいことができるんだ!
と、SPNファンとしては、ときどきふと我に返って寂しさを感じたりもするほどですが、素直に面白い!ですよね。
ペトレリ兄ちゃん、以前こっそり告白しましたが、前半部分をほとんど徹夜で続けざまに見た後遺症か…、ある晩私の夢に出てきた兄ちゃんが、それはもう男前で!優しくて!
以来、表面どんなに自己チューに見えても、「兄ちゃん、根は優しい人なんだよね…」なんて思うようになってしまったところもあるのですが、(私の馬鹿な夢の影響を別にしても)兄ちゃんのキャラはストーリーが進むごとに深みを増していきます。お楽しみに。
日本語の発音は酷いですが、慣れてくると…いや慣れてくると、アンドウくんの日本語はまたさらに下手になってきてるかも…。
吹替え版も慣れてしまえば、結構違和感がなくなったりもするんですよね。
私はCSIのシリーズは3つとも、吹替え版が全く平気になりました。CSIは吹替えのレベルも高いような気がしているのですが、単に慣れっていうことなんでしょうか。
でも、まだSPNの吹替え版だけは手が出せません。
『近距離恋愛』
面白かったですよ!
老眼鏡を作り直した母が、字幕?全然OK!なんてすぐに映画に行きたがって、なんだか最近映画館にいく回数が増えてます。
ペトレリ兄ちゃん!!
こっそり告白して下さった時は、実はあまりピンとこなかったのですが、今回ちゃんと話が飲み込めました!(すみません、毎度反応が鈍くって)
あの「ペトレリ兄ちゃん」が、夢に登場!しかも男前&優しいだなんて!!そりゃ、気になりますよね、お気に入りキャラにもなってしまいますよね。
グレイズにJDMを呼び戻そうという話があるんですか?え?だって○○じゃったキャラなのに…どうやって?え~と、そっくりさんとか?無理なor変な話になるんじゃないかと…。どうせなら、復活しても不自然さが少ないSPNでJohnパパを~!!
私もCSIシリーズの吹替えは全然Okayです。(元々吹替で入っているのでCSIに関して珍しく吹替え派かもしれない)私もCSIの吹替えはレベルが高いと思います。役者本人の声を知ってしまうと、吹替えが受け付けられない事が多いのですが、時たま吹替えの方が役者本人の声よりもカッコ良い(合ってる?)と思うことがあったりします(苦笑)
★NRNで
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