2008年12月12日金曜日

映画鑑賞、あれやこれや

Supernaturalシーズン4が始まって以来、妄想感想文書きだけに体力&時間をとられてしまっていて、ぽつぽつと観ていた映画の感想を忘れてしまいそうなので、

この辺りで、覚書として、ここ数ヶ月で見た映画をタイトルだけでも書き出しておきたいと思います。


少し前のこの日記のコメント欄の中でも少々触れましたが、封印するつもりだった&きっと観ることもないだろうと思っていたJ2の出演作を…、いくつか観ました:






以下の感想文には映画の内容に関するネタバレが含まれる可能性もあります。

閲覧にはご注意ください。









『Devour』
小さな子のように手の甲で目を擦りつつ「くすん」と泣くJensenの可愛さがなんとも絶品なこの映画を観るたびにSam Winchesterを演じるJensenを想像してしまう私です。


『House of Wax』
Jaredが親友のCMMことChad Michel Murrayと共演した作品ということで、いつか一度くらいは見たいような気もする…と、ずーっと気になっていた作品ではありますが…、結局後半のChadの活躍シーンは早送りで…、再チャレンジはもう出来そうもありません。


『Thomas Kinkade’s Christmas Cottage』
いつかのコンベンションで、難しい事情を抱える娘さんとドラマのHiatus時期くらいは一緒に過ごしたいということで断ってしまったけれども、かの『アラビアのロレンス』の名優Peter O'Tooleが出ると知っていれば、砕けたガラスで一杯の道を這いずってでも出演したのに!という、ボビーおじさんことJim Beaverの言葉が頭に焼きついていた私。
この映画には、ちょうどJimくらいの年頃のおじさんが沢山出てくるので、Jimは一体どのおじさんの役をオファーされていたのだろう…と、この映画の鑑賞中、実はそればっかりが気になってました。
そしてJared演じるThomasの弟ってあれ…、(この秋AXNで放送が始まって以来、実は密かに、でも完全にはまっている)『Veronica Mars』で、一瞬Veronicaの彼だったトロイだ!とか、もちろんThomasの彼女はSPN S1『Wendigo』の回のあの子だとか…。
いつもの私の悪い癖で、あのドラマのあの人が…、というポイントばかりに食いついていたことも否めませんが、(私個人的には完全に予想外に)全体を通してほのぼのと可愛い映画で、まさにクリスマス時期を迎える今時期観るのにふさわしい映画ですよね。


『Ten Inch Hero』
しばらく前に数分だけ公開されたモヒカン姿のJensenのシーンから、あれこれとストーリーの想像を膨らませはしたものの、実際自分に見る機会は巡ってこないだろうと諦めていたこともあって、ストーリーのあらすじすらもチェックしていなかったので、
あのシーンのJensenの「お前ら負け犬と違って、俺は、生理用品の購入を頼むほど俺を信頼し、愛してくれる女性と日常的にセックスをしていて…」(とかいうような…、なにしろスウェーデン語字幕でしかみていないので…)あの台詞がまさかミエというかハッタリの口からでまかせとは思いもよらず、またJensen演じるPriestlyが実はあんなに情けなくも可愛い(負け犬)キャラだったと知って、本当に新鮮な驚きを感じました。
もちろんTish役のDanneel Harrisの美人ぶりとナイスバディーぶりにも衝撃を受けましたが、
ラストでモヒカンを捨てたPriestlyの好青年ぶりは!(ほとんどまともにエピソードを見たことはないけれども…)完全に『ドーソンズ・クリーク』じゃない!
Jensenって今でも素の状態ではあんなに美人で可愛くなっちゃうってことなのねー。(ディーンでも充分に可愛いのだけれども!)Jared P氏、Jensenと一緒の家に暮らして、寝起きとか寝る前の素の状態の超可愛いJensenがいつも身近にいて…、どうにかなっちゃうというか、どうにかしてやりたい!という気分になったりしないんでしょうか…。


『Young MacGyver』
これは映画とは違いますが、『MacGyver』というドラマのスピンオフとして制作が企画されたものの、残念ながらお蔵入りしてしまったという2003年制作のJared Padaleckiさん主演ドラマのPilot版。
2003年ということで『Gilmore Girls』のど真ん中の辺りに持ち上がった企画だったのですね。

現役女子高校生探偵のVeronica Marsではないけれども、現役高校生の男の子がまるで007みたいなスパイ?というか、特殊工作員?として、世界の危機を救うというような…、もしこのドラマがピックアップされていたら、SupernaturalにJaredが出演する可能性はなくなっていたのかも…。





その他では、以下のような作品をこの数ヶ月に渡り、ぱらぱらと見ていました。
(既に鑑賞から随分日にちが経ってしまったものも多いので、鑑賞直後の新鮮な感動が消えてしまって、私の感想から味気ない印象を与えてしまったらすみません)

『Trust the Man』
X-FilesのモルダーことDavid Duchovnyが、セックスマニアックな夫を好演したということで、(たぶん…)Supernaturalのディーンの台詞にも出てきた映画。
日本人にはあまり聞きなれない病気?である、セックス依存症とかSex Addictとかっていう定義もよくわからないので「???」という部分もありますが、DD演じるTomって、そんなセラピーが必要だとかっていうほどの大したSex中毒だとか色情狂という印象は全然なかったという印象なのですが、私なにか大きなシーンを見逃してるのでしょうか…。
映画全体の流れとしては、中年&倦怠期に差し掛かった夫婦の悩みと、中年に差し掛かりそうなのにまだ結婚に踏み切れない独身男女の悩みを描いた、ほのぼのとした普通のラブコメというのが私の感想です。


『Juno』
あまりに話題になっていたので、一度は観ておこう、という感じで手を出した作品。
この映画のプロモーションや予告が始まった頃から、Junoの継母役として『West Wing(ホワイトハウス)』のCJが出ていることが気になっていましたが、もっと厳しい、いかにもな継母役なのかと思っていたら、なんだか可愛いお母さんでした。
とんでもない事態に陥っても前向きに頑張るJunoは偉いし、全体にポップで可愛い映画だったけれども、うーん、なにか、一味足りないという感想が残った感じもあります。


『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull』
これも…SPN S4『Monster Movie』に出てきたディーンの台詞が気になってつい…。
まさにローラーコースタームービーの王道をいく大作の痛快活劇という感じでしたが、
インディージョーンズの舞台って、現在よりも数十年昔、という設定だったのですね。ディーンは、昔のドイツ風の人たちを目にして「インディージョーンズ」の世界みたい、という意味で言ったのだろうという推測はつきましたけれども、
やっぱりいつか、シリーズ全編を通してみてみないとよくわかりません。


『Blades of Glory』(邦題:俺たちフィギアスケーター)
それぞれトップの男子フィギアスケーターが公の場での大喧嘩を発端に、フィギアスケート界を永久追放され、苦肉の策として二人でペアを組み、再び大舞台に返り咲くことを目指すというこの映画。
本当に最初から最後まで、バカバカしい!というしかないハチャメチャな物語で、ずーっと笑いっぱなしでした。
でも最近トリコになっているArthurとMerlinではありませんが、喧嘩ばっかりしている性格もフィギアのスタイルも、とにかくなにもかも正反対の二人の運命が無理やりに結び付けられてしまって、仕方なく共に苦労をし、互いを高めあう中で兄弟同然の無二の親友になっていくという設定は、なんとも胸をくすぐってくれます。
あらゆる汚い手を使って、二人の勝利を妨げようと画策した悪役の兄妹に二人が直接復讐したりすることもなく、
カナダの国家的マスコットであるSnowflakeの頭をボウガンで撃ってしまったことをきっかけに悪者兄妹が逮捕されてしまうという展開も、ある意味すがすがしいと言える気がします。


『Speed Racer』
日本の昔のアニメ『マッハGo Go!』の実写版ですよね?
この映画の予告をやっていた頃、ちょっと興味はあるなーと思ってはいたものの、その後すっかり忘れていたのですが、つい最近、全く別の映画のDVDのオマケとして入っている予告CMを見るともなく見ていた時、
主人公であるSpeedの少年時代を演じる小さな男の子の顔を見た瞬間、「ああ~!この子!ミニディーンだ!」と、物凄くびっくりして、これはぜひ見て見なければ!ということに。
(今更こんなことに気付いたのは私くらいかもしれませんが…)Supernaturalシーズン3第2話『The Kids are Alright』で、ひょっとしたらディーンの子?だったのかも…という、完全にミニチュア版のディーンを熱演していたたベンを演じていた少年が、Rexという年の離れたお兄ちゃんを崇拝する、あの可愛くて車&レース大好きなSpeed少年を演じていたのですね!
真田広之とか、Susan Sarandonとか、Lostのジャックこと Matthew Foxとか、(これはきっと誰も知らないだろうけれどもSPN S3EP1に出てきた黒人美女のTamara がサイボーグとして出ていたTorchwoodのエピソードに日本人の博士として出てきたおじさんが、真田広之のボスとして?出ていたとか)、あの人がこの映画に!?という他にもあった驚きの中でも、ミニディーンがミニSpeed Racerに!?が一番衝撃でした。


『Angus, Thongs and Perfect Snogging』(邦題:ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日)
本当に可愛いくて楽しい映画でした!
ロンドンという大都会から引っ越してきた、Sex Godだわ!というくらいのイケメン男子Robbieに一目惚れしてしまったジョージアの初恋を巡る騒動は、14歳という少女としてはある意味辛く苦しい時期を経験してきた女性としてはいかにも共感してしまうところでもあり、またRobbie役の男の子が本当に可愛くて!
最後は出来すぎくらいのハッピーエンドとなってはいますが、なんだか妙に素直な気持ちでジョージアを応援してしまいます。
最近『Torchwood』に始まり、まさに現在進行形で『Merlin』というイギリスのドラマにかなりはまり込んでいるところでもあって、また、ハリーポッターを一応英語版で読んできた読者としては、原題に入っているSnoggingという単語は、「ロンが、ハーマイオニーをからかってよく言ってたような気がするかも…」という、いかにもイギリスの子が使う言葉という印象ではあるのですが、言葉の響きからはちょっと「え?」という感じもあるけれども、ジョージアのような中学生の女の子も連発するほど普通に「チュウする」として定着している言葉なのだな、と一つ勉強になりました。


『Transamerica』
もうずーーーっと前から観たいと思い続けたまま、半分諦めかけていましたが、やっと観ることができました。
色々な方から名作だ!という太鼓判の評価を聞いていて、本当に楽しみにしていましたが、まさに前評判どおりの名作でした。
Bree役のFelicity Huffman の名演もさることながら、Toby役のKevin Zegersに完全にやられてしまいました。





まだなにか忘れているような気もしますが、とりあえずはこんなところで。

次はまたすでに忘れかけている、ここしばらくで読んだ本の感想文も書き出しておきたいと思っているのですが、

『Merlin』の EP10 もしくは EP11 の妄想感想文を書いてしまいたい…という誘惑にもかられているところです…。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは!

私も前から観ようと思ってた『Transamerica』
を半年くらい前にやっと見て、切ないながらも心温まる優しいストーリーに胸を震わせつつ、藤葉さま同様、Kevin Zegersの魅力にやられちゃいました。妙に色っぽい反面、少年ぽさの残る繊細な雰囲気が大好きです。彼出演のホラー映画はいくつかDVD化されてますが、最近の映画は「ジェイン・オースティの読書会」くらいしか日本で発売されてないのが残念です。もし、彼が出てる他の映画をご覧になって、オススメのがあれば教えてくださいね! 英語の壁と戦いつつ、彼見たさにがんばってみようと思います。

あと、私もつい最近『Blades of Glory』を見て、笑い転げました♪ もー、いろいろありえないよ~!!と笑いつつも、最後には思わずホロリとさせられたりして、暖かい映画でしたよね。DVDについていた、追っかけクンのおまけ映像にも大笑いさせられました。あんな凝ったおまけがついてるなんて、スゴイな~。羨ましい…。(SPNのシーズン3のDVDを買った直後くらいに見たので、余計に…っ)

Merlinもうすぐ最終話が放送ですね!!(こればっかりでスミマセン) もう私、本当にハマりにハマってしまって、何度も繰りかえして見てます。このハマりようはまさしくSPN以来、久々です。特に10話&11話は何度見ても楽しいので(話はシリアスですが★)、藤葉さまの感想文が読めたら、泣きたいくらい嬉しいです! 特に気になってるのが11話ラストの海のシーンで、一番肝心なところで微妙にMerlinの台詞が聞き取れない部分があるので、どうかお時間のあるときにでもぜひぜひ…!

藤よう さんのコメント...

マキさん

Kevin Zegers君、気になったものの深みにはまるのがこわくて、今の所フィルモグラフィーについても詳しい情報をチェックするのを躊躇っていました。ホラー映画に出たりしているのですね。
もしまた何か彼の出演作をみる機会があれば日記で報告したいと思います。

Blades of Glory、楽しい映画でしたね。
エンドロールの追っかけクン映像まではみていましたが、おまけ映像はチェックしていません。でのあの追っかけクンのキャラも最高でしたよね。

Merlin、13話の放送の後、寂しさに耐え切れなくなったら…10話か11話の(もしかしたら両方の…)感想文を書き始めてしまうかもしれません。
13話も衝撃的っぽくて…、今からドキドキです。

eiri さんのコメント...

藤葉様

おはようございます。こちらにもお邪魔いたいます、eiriです。
今回の更新も楽しく拝見させて頂きました!

>『Devour』
私もあのJensenの泣く姿は、もの凄くツボでした。藤葉様が仰る通り、彼がSamを演じていたらこんな感じなのかもと思っちゃいます。以前のコメントで藤葉様が仰っていた、長男:JDM、次男:Jensen、末っ子:Jaredの麗しの三兄弟も見てみたい気がします。この三人が揃うなら、SPNのようなホラーじゃなく、J3(男性)版チャーリーズエンジェルでも良いかも…と思っちゃいました(爆)
Sam・Deanのどちらでも良いから、Jensenのスクリーンテストも見てみたいですね。

>『Young MacGyver』
私も8月の終わりぐらいに、この作品を知って一人で狂喜乱舞してました。
もともと「冒険野郎マクガイバー」が大好きだったので、そのスピンオフにJaredが出ているなんて嬉しくて!
Pilot版自体は、やはり言葉の問題でちゃんと理解出来ないのは残念なのですが、youtubeで本家本元のOPを再現したかのような、このPilot版の名シーンを集めた素敵なOPを作って下さっているclipを見つけたので、繰り返し見ています。
このドラマのJaredって、ものすご~くキュートですよね!
大学に行く直前の反抗期のSamって、こんな感じだったのかしら?と思わず想像しちゃいました。

今回も素敵な記事をありがとうございました。最近映画を全く観ていないので、藤葉様のレビューを参考にさせて頂きたいと思います。
次の更新も楽しみにしています!

藤よう さんのコメント...

eiriさん

ふと思いついた長男:JDM、次男:Jensen、末っ子:Jaredのことをぽつっとコメントに書いて以来、しばらく一人妄想に浸っていた私です。(笑)
J3(男性)版チャーリーズエンジェルとか、J3(男性)版チャームド(←こちらのドラマはまともに見たことありませんが)で、魔法使い三兄弟とか…、いいかも…。
Jensenは、「ぜひSam役に!」とオーディションなしでこのドラマに呼ばれたということで、スクリーンテストが残っていないとかなんでしょうかね?(どこかに存在するなら、ぜひとも見せて欲しいものです)

>『Young MacGyver』
このドラマのJared!
のっぽさんは変わらずでも、まだまだ初々しい少年!ですよねー。
私は本家本元の「冒険野郎マクガイバー」を知らず(こんなに海外ドラマを見るようになったのは、実質SPNにはまって以降という人間で…)、eiriさんのようにそちらを知っていたら何倍も楽しいだろうに!と残念に思います。