2009年3月30日月曜日

Jensen!

LAコンのレポートを読むのは本日のバイトから帰ってきてから、と、決めていたのですが…。

今朝起きた途端、たぶん現在世界中の(腐のつく…)Fangirlsに悲鳴をあげさせていると思われる、これ だけ、とにかく覗きに行け!と皆が絶叫しているので、

起き抜けの眠い目をこすりながら覗いてきました。


AHAHAHAHA I forgot one story! Someone asked them about the wrap party and they said they didn't know, they didn't make it. They flew here yesterday to be with us instead and, to quote Jensen, "Jared and I had our own wrap party last night." Then he smirked and added "That's why I'm having a hard time moving around this morning."He knew exactly what some of us were thinking.

アハハハハ、一つ忘れてたわ!誰かが、(シーズンフィナーレの撮影終了後の)ラップパーティーについて質問したの、そしたらJ2は、知らないんだよ、僕らはパーティーに出られなかったからって答えたの。二人は、パーティーに出る代わりに私たちのコンベンションに参加するために昨日、飛行機で飛んできちゃったからってね、で、Jensen曰く

Jaredと僕は夕べ二人きりで僕らだけのラップパーティーをしたんだよ

それから彼はにやっと笑って付け加えたの

僕が今朝動き回るのがつらいのはそのせいなんだ

彼ってまさに私たちのうちの誰か(つまり腐がくっついてる人たちってこと…)が何を考えてるか正確に知ってるわ。


うんうん、自分の一言が一瞬で世界中に爆発的な悲鳴を上げさせるって絶対わかってる!(笑)

私のような人間が、

二人でなにしたのよ?!っていうか、Jaredになにされたの??!!

って、反射的に考えるって、絶対わかってる!

あー、おかげで目が覚めました。

お相撲も終わったし、帰ってきてからゆっくりレポートを読むのが楽しみです。

2009年3月29日日曜日

Supernatural シーズン4第17話面白ツボ抜書き

大相撲も千秋楽、白鳳が10回目の優勝を決めたところで、また少し日記を投稿しておこうと思います。

来場所からは、バイト時間が7時間ということもあって、私の相撲熱も下火になっていきそうです。
ここしばらく大関陣の成績がさっぱり振るわず、期待の若手力士たちもあと一歩力が伴ってこないという印象で、いま一つ盛り上がりにかける印象なのがとても残念です。
わくわくと応援したくなるような、波乱の場所が見たいものです。






Supernaturalシーズン4第17話の本当の意味での感想文はまた後で(いつか…)ゆっくり書くということにして。

とりあえず忘れない内に、何度観てもけらけらと笑い声が出てしまう第17話の(私限定目線の)面白ツボポイントを少しだけでも書き出していってみようと思います。

今回のエピソードの脚本は Sera Gamble…。

この人絶対Slash読んでる…っていうか…、書いてる…?っていうか、本物のJ2を使ってこれだけ遊べるって本当に羨ましい限りです。







以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。













まずはオープニング早々から、可愛い白襟&ストライプのシャツに幅広のサスペンダー姿のDean(Jensen)が登場!

髪はきっちりと(これも可愛い)横わけ。(笑)

そんなとてもこざっぱりとしたキュートな彼は、会社に持っていくサーモマグに自前のカプチーノマシンで飲み物を用意していますけど、脇においてあるミルクのカートンには「Rice Milk」なんて書いてあります。
健康食品通ではない私は今回始めて存在を知りましたが、いまやUSAの健康志向のエグゼクティブの間では、「Soya Milk(豆乳)」どころかお米からつくったミルクなんかも飲まれているっていうことなんですか?

そして(ガソリンを吐いて走っているようなImpalaにあてつけるかのように…)超燃費のいいハイブリット車プリウスに乗り込み、ラジオからヘヴィなロックが流れてくれば眉をしかめて番組を変え、

オフィスに到着するとネームプレートには、Dean Smithという名前が(おまけに役職はDirector, Sales & Marketing=営業部長)…、

精力的に仕事を片付けながらも、休憩時間には同僚と

「またProject Runway(ファッションデザイナーの卵たちを競わせるリアリティーショーですよね?)みたいな番組が始まらないかなと思ってさ…」

なんておしゃべりをし、

ランチはサラダのみ!

日暮れのオフィスでは友達との電話で、(スポーツ)ジムをずっとさぼっちゃってて、僕もちょっと太っちゃった、Sedentary Lifestyle(デスクワーク中心の生活)だからしょうがないよねー、なんて話しつつ、いいよ、もう一回言って?レモンと…え?なに?カイエン(ペッパー)ね、それにメイプルシロップ?それまじで?
(これって、クエン酸とカプサイシンの脂肪燃焼の相乗効果を狙ったダイエット飲料かなにかのレシピを教えてもらってるってことでしょうか?
この後のシーンでDeanが「これMaster cleanseっていうんだ。デトックスしてくれるんだよね」なんていってやたらとがぶがぶ飲んでたドリンクがこれなのかな…。あれはまた別物かな?)


で、どのくらい痩せた?なんていうダイエット話に花を咲かせるという、

まさにGayestといえるくらいのGayそのものとしか思えないSnobな生活ぶり!

今週末開催されているLAコンにゲストで参加している(エレンの娘)Jo こと Alona は17話を観ての感想として、

「あのDeanって普段のJensenのパーソナリティーに近いと思う、それにしてもあのDeanは最高にゲイよね」

とかなんとかいうコメントをしていた(既にビデオもUPされているとか)というような話をちょこっと読んだのですが…、私の誤解だったらごめんなさい。あー、LAコンの楽しいレポートもじっくり読みたい…。

そんなどこからみてもGayで可愛いDeanなのに、一日の仕事を終えてエレベーターに乗り込んだ時、すごく背が高くて妙にガタイのいい青年にじーっと顔を凝視されて、

「俺たち知り合いだっけ?君の顔、すんごく見覚えあるんだけど」

なんて超ベタなナンパをされると、知らないよ!なんて、つれない態度をとったりするのです。

なんと!オープニングだけでこの楽しさ。(笑)





オープニング明け。

Deanを大胆にナンパした(Deanの目線からするとそういうことでしたよね)背の高い大柄な青年は、Deanが営業部長を務める会社のOA機器のテクニカルサポート部門で働いている様子で、

お客様からのお問い合わせの電話への応対に、Sam Wessonです、なんて答えています。
(周囲の同僚に比べて明らかにSamのCubicalが狭く感じますが、Samが大きすぎるってことですよね…)

Dean SmithSam Wesson

Winchester兄弟が突然見知らぬ他人同士になったと思ったら、二人の苗字を合わせるとSmith&Wessonに!
いうまでもなくどちらも有名な銃メーカーの名前ということで、思わず「うまい!」と手を叩きたくなってしまうような遊び心が隅々にまで溢れているエピソードです。

そんなSam青年は、頻繁に「Tessaという名前の死神を悪魔から救った」なんていう不思議な夢を見続けているようで、今日も窮屈なCubicalの中で大あくびしつつ、ほんのちょっとうとうとしてしまうと、いつもの不思議な夢の中に、エレベーターであった超美人でキュートなあの営業部長が!

その後、再びエレベーターの中で再会した二人。
お互い意識し合いながらも一緒に乗り合わせた大勢の人たちのおかげで話ができない、かと思いきや、次にエレベータのドアが開くと、なんと二人を除く全員が降りていってしまいます。
(この辺り、ラブコメ映画の演出みたい!(笑))

前回ナンパをすげなく拒否してしまったDeanは、大きくて頑丈そうなSamと二人っきりで残されてちょっと不安そうです。

すると案の定、一つ質問していいかな、なんてまた懲りずにアタックされて、前回も言ったけど僕、男に興味ないから…と言ってるのに、俺だってないさ、一つ質問したいだけなんだ、それならいいよ、

すると

お化けを信じる?バンパイアは?っていうのも俺、最近 Weird dreams(変な夢)ばっか見てさ、俺の言ってる意味わかるだろ?

Samが見ているという「変な夢」を(私の印象ではあきらかに)イヤラシイ夢だと受け止めたらしいDeanは、

「このまま二人でエレベーターの中に閉じ込められていたら絶対レイプされちゃう!」

と確信したらしく、そんな夢なんか知らない!と言い捨てて、なんとかドアを開き再びSamの前から逃げていってしまいます。

しかし人事課(Human Resource:HR)から呼び出されて以来様子がおかしくなったSamの同僚ポールが定年を2週間後に控えながら自殺するという事件の後、

運び出されるポールの死体を見送るDeanの顔が!とんでもなく美しいですよね!!

とあるFangirlの日記でも

Jensen was just stupidly, stupidly beautiful in this episode. He looked exactly like the grown up twink he is. That suit, his hair, the colours, God, so very pretty!
このエピソードのJensenってもうとにかく馬鹿げてる!馬鹿なの?ってくらいに美人だったわよね。彼はまさに、(ハードボイルドなDeanとは違う)現在の彼そのものの大人になった可愛い男の子に見えたわ(Days of Our Livesだとか、Dawson’s Creakの頃のとにかく綺麗すぎで可愛いすぎるJensenを英語圏の女の子たちは「Twink」だと表現しますよね)。あのスーツ、あの髪型、(画面や衣装の?)色合い、もう!とんでもなく可愛いわよ!


なんて表現されているのを見つけましたが、本当にこのエピソードのJensenは美人オーラが全開になっちゃっています。

三度目の再会で、そんな超美人のDeanの姿を見つけて、やっぱり今度も視線を外せなくなってしまったSamとついに視線を交わしてしまうDean!
(あ…、彼って身体がすごいだけじゃなくてかなりのハンサムガイだったんだ…でもそんなにじっと見つめられると困っちゃう…って目を逸らす、という、もう完璧に恋の始まりです)

そしてまたもや人事から呼び出されたSamの同僚 Ian が、今度はなんとJensenの目の前で自殺してしまうという衝撃の事件に遭遇して、

Dean: I need to see you in my office ... now.
   僕のオフィスで会いたい…今すぐ。

という、(Sam君)どっきどきのDeanの電話から、はだけたシャツのボタンをとめるDeanの手元のアップになり、そこへ現れたSamに向かって

Dean: Come on in. Shut the door.
  入って。ドアを閉めてくれ。

という、これはもう世界中の腐のつくFangirlsの血管を切れさせるための演出としか思えない台詞&シーンに。

結局、二人で協力して(幽霊のこと、調べるべきじゃないかな?…でも、もう遅いもんね、という微妙に甘えてはにかんだ感じにお願いするDeanの目線に、「死ぬほど調べたいよ、今すぐ!」とすぐに乗っかってしまうSamが笑えます)3人目の犠牲者になりかけた男性を救い、

なんとそのままDeanの素敵なマンションへと一緒に帰ってきた二人は:

どうして幽霊が(工具の)レンチを怖がるって知ってたんだ?(Sam)

君こそ、ドアを蹴破るなんてジェット・リーみたいで凄かった、君って黒帯かなにかなの?(Dean)

なんて話しつつ、「でも今の自分が本当の自分って気がしない、なにか他にやらなきゃならないことが待ってるみたいでさ、君はそう思わないのか?」なんていうSamに、

「今は、今やらなきゃならないことをするだけさ、Sammy」とDeanが会話を締めくくると

今、俺のことSammyって呼んだ?呼んだかな?呼んだと思うよ。うん、それはやめてくれ。
(Sam、一目ぼれした美人のDeanでも、「兄ちゃん」でない限りは Sammy とは呼ばせないんですね)

で、二人で妙に親密に仲良くPCで会社に取り憑いている幽霊のことを調べ、
(お互いの肩越しに相手のPCの画面を覗き込んだりしつつ仲良く調べ物をしていましたが…PCの脇に手をついてSamの逞しい肩に顎を乗っけそうなくらいに無防備に接近するDeanに対し、Samがちょっと遠巻きなのは、あれ以上近づいたら美人のDeanを抱きしめちゃうし、もしそんなことになったらその後どうなるかわからない、とSamなりに自制しているからだ、と判断したのは私だけでしょうか)

Deanが見つけた Ghostfacers のサイトで、とにかくムカツク存在だという Winchester とかいう兄弟直伝の幽霊退治の方法も勉強し、

大恐慌のたびに出現しては、やる気のない社員を殺してきたらしい会社の創業者(だったっけ?)のおじいさんの幽霊を退治し、

なんか凄かったよね!ね?だよね?

と二人は笑顔で見つめあい、揃ってDeanのオフィスに戻ります。

こんなに楽しかったの、生まれてはじめてかも。

なんて言ってるDeanに、Samは、

俺もさ、…このまま二人でずっとこうして暮らしていこう、

と、これはもう完全にプロポーズと受け取れる提案をするのですが、
(この後、Deanの台詞の訳がおかしなことになっていますが、私の妄想フィルターがどうしても解除できないため、気持ち悪い!と感じても、どうかご辛抱願います)

二人揃って仕事を辞めて(幽霊退治の)旅に出るっていうの?生活はどうするのよ?カード詐欺でもして、飽和脂肪酸に浸ったようなダイナーの食事を食べて、しけたモーテルに毎晩一緒に泊まるっていうわけ?

そんなの些細なことさ。

些細なことが全てだっていってるのよ!あなただって健康保険もなく、幽霊退治をして暮らしたいわけじゃないでしょ?

わかった、じゃ…告白するよ。俺が話した、幽霊が出てくる夢の話覚えてるだろ?あの夢の中で、俺は幽霊と戦ってるんだ、君と一緒にね。 俺たちは、なんていうか、ハンターっていう感じなんだ。で、俺たちは友達で…。っていうか、もっと兄弟みたいな感じかな。つまりさ、もしそっちの俺たちが現実だったとしたら?今回の幽霊退治でもわかったろ?幽霊ってのは人の頭の中を混乱させるんだ。俺たちの頭も混乱させられてるんだとしたら?だろ?

あたしは、営業部長よ。スタンフォードを出てる。父の名前はBobで、母の名前はEllen、妹の名前はJoよ。

(スタンフォード卒のDeanに、Bobbyパパに、Ellenママに、妹のJo…、シーズンの最初から追いかけているFanに思わず笑い声を上げさせる楽しいお遊びだと思いますが、
このAlternative Universeに、なんらかの形でDeanの潜在意識の中の願望が反映されているのだと考えると、なんだかちょっと切なくなります)

家族と最後に話したのはいつだ?俺は婚約者のMadisonと破局してここへ来た、でもその後彼女に電話をかけようとしたら、動物病院に繋がっただけだった。
(これもある意味、絶妙に皮肉な設定です…)

その後も畳み掛けるようになんとか、

僕らには他にしなきゃならないことがあるんだ、君はこんなところにいるべき人間じゃない。

と熱をこめて説得するSamですが…。

出ていってちょうだい。

と、Deanは最後の言葉を口にしてしまい、この場では、二人にハッピーエンドは訪れません。

この後、まさにラブコメのような、あれこれ悩んだ末に二人がそれぞれ(やっぱりせっかくめぐり逢った真実の愛を手放しちゃ駄目だと…)心を決めるシーンへと繋がるわけですけれども。(違うか…そう見えたのは私だけですね)

それは、この先いつか(たぶん…)書く予定の、第17話の感想文へとまわすことにして、今回はこのくらいで投稿することにします。

ちょっとだけ書き出すつもりが、いつもの感想文の一回分くらいになってしまいました。

さて、この後、少しはLAコンのレポートを読みに行こうか…。

2009年3月28日土曜日

あれやこれや

3月は、できるだけこまめに日記更新したい…なんて寝ぼけたことをどこかで呟いたような気もするのですが…。

お相撲に…、Watchmenに…、バイトに…で、結局、ほとんど落ち着いて日記を書くことができませんでした。

でもとりあえず三月が終わる前に少しだけでも、日記を書いておきたいと思います。





Supernaturalシーズン4第17話、一部のFangirlsの間では賛否両論があったりもしたようですが、

まさに(いわゆるSのつくお話のジャンルでいうなら) Alternative Universe な今回なエピソード、私個人的には文句なしに面白かったです!

まだ感想文(確か12話がまだ手付かず…)は全然追いつかないので、後で(できれば明日にでも)17話の面白ツボポイントを箇条書きにでも書き出せればいいなと思っているところです。





3月28日土曜日、公開初日!ずーっと待ち焦がれていた!

Watchmen」 !

朝一の回で、見てきました!

原作のコミックは、結局最後の一巻分ほどが読みきれないままでしたが、そのおかげで却って、ラストがどうなるのかを新鮮な気持ちで見守ることができる結果になりました。

それにしても、あのとにかく複雑な構成の、(北朝鮮の核の脅威も気になったりしている日本人としてはまさにタイムリーな感じすらも受ける)政治色の強い難解なストーリーを見事に一本の映画にまとめてあったことにも感服しましたが、

登場人物たちが全員見た目も行動も見事に原作どおりだったことには驚愕さえ覚えました。
(原作コミックではかなりの存在感がありながらも、映画では残念ながら-私の認識できた限りでは-台詞がなかった上、ラスト近くでちょこっとアップになっただけだった新聞売りスタンドのおじさんと、いつもそのおじさんのスタンドの脇で新発売の漫画雑誌を座り読みしている黒人少年まで!)

そしてもちろん!JDM!!Jeffery Dean Morgan!!!

JDM演じるコメディアンを巡るストーリーについては、映画化されるにあたってさすがに多少手心が加えられて、どぎつい刺激が抑えられた設定にされるのに違いないと思っていましたが、

(もちろんコメディアンの行動は、この物語を織り成す要素の大きな流れの一つでもあるのは確かということもあって)

全く原作のとおりだったことにも驚かされました。

映画館で購入したパンフレットに載っていたコメディアンの人物紹介の内容は…、事前に読み込んでいたオフィシャルガイドと全然違って、単なる悪役みたいな扱いになっているのは納得できないところですけれども…。
(初期のコスチュームが道化師的?あれはガイドの中では黄色いツナギって説明されてたものの道化師的とは一言も…。
で、後期の革の甲冑も別に軍国主義的ってことじゃなくて、布製のツナギ時代にナイフで刺されて怪我をするという事件の後、頑丈な革製のコスチュームに変えたっていう設定のはず)

でも表面的な役柄としては、とにかく人間的に最低なことばかりしているようにも受け取れるコメディアンという、このWatchmenという大変登場人物の多い作品の中でも掛け値なしに最も難しい役柄を
(私の個人的な欲目もほんの少しはあるかもしれません…)

完璧かつ見事に演じきったJDMに、またもや新鮮に惚れ直してしまいました。

JDMって本当に葉巻が似合うし、口髭もセクシーで…。
(そういえば、「P.S. I Love You」のプレミアの時のJDMの写真に対し、「あの口髭(Mustache)最低なんだけど!JDMったら、なんであんないやらしい口髭なんか生やしたわけ?」なんていうとあるSPN Fangirlのコメントを拾い読みしたのが妙に記憶に残っているのですが…、ひょっとして、あの時ってコメディアンの役づくりで口髭を生やしていたとか?面倒くさくていまさらプレミアと映画撮影の時系列を調べる気にはなれないけど)

さらにこの人の声と台詞の言い回しときたら…本当に、もう信じられないくらい、セクシーなんですよねっっ!!!!!

映画館のシートに座っていながら、(久々にJDMの声をたっぷり聞かせてもらって)何度も腰が抜けそうになりました。

コメディアンの格闘シーンも、はっきり正直に言わせてもらっちゃうと、某W家の二人の息子たちよりも凄かったかも…。
(これも私の個人的な欲目が多少…多大に?あるかもしれませんけども…)

JaredとJasonのガタイ目当てに、せめてもう一回は観たいと思いつつ(一瞬、塾の仕事が決まりかけたりして…その上、我が家付近ではこの映画よっぽどお客の入りが悪かったのか、丸一ヶ月すらも上映されなかったので…)果たせなかった「13日の金曜日」の無念を晴らすためにも、「Watchmen」は、絶対にもう一回観に行きたいと思っています。





少し前の日記で、現在のバイトの契約が少し延長してもらえるかも…と書いたのですが、なかなかはっきりした回答がでず、そろそろあきらめてまた新たな再就職先(もしくはとりあえずのバイト先)を探そうかと思っていたところ、

先日ついに契約の更新が確定されました!

勤務時間が2時間延長になって一日7時間に、そして契約期間は来年の1月31日までということで、現在とは部署も変わることになり、まだ新しい仕事の詳細な内容はわかりませんけれども、ひとまずはほっとしました。

しかも3月31日までの現在の部署での勤務の後、新しい職場での仕事は4月7日からということで、思いがけず一週間の春休みが生じることに。
(バイトの身なので完全無給だけど。この間にぜひともWatchmenを再び観にいかなければ!)

今後の人生を考えれば一日も早く本格的な(=正社員としての)再就職先を探すべきところだとは思うのですが、

(ついにSPNのS4EP17の台詞にまで出てきた)世界大不況の真っ最中でもあり、現在私の暮らす北関東の小さな町では新卒の若者でも正社員の働き口を見つけるのは大変という厳しい状況ももちろんあり、

さらに前の仕事&私事との相乗効果による強烈なストレスにより、(一時は命に関わるかというほどに)とんでもない身体の壊し方をした前歴がある私なもので、このところいくら元気になってきたとはいえ、またフルタイムで(そして現在の身の上を考えれば定年まで)勤める勤務先を見つけることについては、正直まだぬぐいきれない不安もあったため、

今回のバイト契約の延長は、おもいがけず(本格的な社会復帰に向けて)約一年の執行猶予をもらったような感じもあり、今現在のところ、素直にありがたい気持ちです。

一日の勤務時間が7時間になると、また新たな生活のリズムを掴むまでなかなか日記が書けなくなるかもしれないという気もしていますが、

(毎度こればっかりくりかえして恐縮ですが)とにかく無駄なストレスを溜めないためにも、今後もほんの少しずつでも日々見つけた小さな楽しいことを日記に書き続けることができたらいいなと思っています。

2009年3月21日土曜日

Watchmen!早く観たい!!

Supernaturalシーズン4第16話、兄弟二人それぞれに衝撃的な展開が訪れて、はらはらさせられましたが!

本当に面白かったですねー!

今週の超ヘヴィなエピソードとは、またがらっと雰囲気が変わって、いかにも楽しそうなエピソードになるらしい来週の予告にも、ものすごく興味を引かれました。


少々ネタバレなので、以下文字を伏せます。


兄弟がお互いのことを知らない世界で?


Sam :Do I know you from somewhere?
   君、どこかで会ったことあったっけ?

Dean:Save it for the health club pal.
   そういうのはヘルスクラブ(でのナンパ)にとっとけよ。


って!(笑)

完っ全にっ!どこかのSのつくお話の中に出てきたような台詞です。







今週のエピの衝撃&どきどきわくわく感が持続している間にじっくりと感想文を書き始めたい!と思うし、

大相撲もまさに中盤戦だし、

残念ながらシーズンフィナーレの撮影のスケジュールの都合上ということで、つい先日の3月16日に参加が予定されていたJaredのキャンセルがあきらかになってしまったEyeConも開催されてる
(なぜいつも大相撲の本場所に真っ向からぶつけるかのようにして、コンベンションが開かれるんでしょう…)

と、いくら書いても日記のタネがつきないほどのあれこれ盛りだくさんな週末ではあるのですが、

今回は 『Watchmen』 です!







先日読み終えた SPN Official Companion 第三弾に載っていた広告につられて、Supernaturalのコミック第2弾の「Rising son」をAmazon Japanで購入できないものか検索していたついでに
【そのRising Sonですが…: Amazon USでは中古品の全6巻セットが35ドルくらいで売りに出されていたものの、中古品という不安+品物代金に相当するほどの送料のことを考慮すると注文を入れるのが躊躇われ、
一方のAmazon Japanでは5月に発売されるという1巻と2巻のペーパーバック版の予約受付がやっと始まったところのようで…、とりあえず注文を入れるのはもうしばらく様子をみてからということにしました】


3月28日の映画公開に向け、我慢できずまたついふらふらとWatchmenの原作コミックブックを再びチェックしてしまい、

結局、ペーパーバック版のコミックブック(全12巻を一冊にまとめたもの:¥1,629-)と、

Watchmen Official Film Guide(日本語翻訳版)を購入してしまいました。



Watchmen Official Film Guideについては、¥ 2,940-の日本語翻訳版と約¥500安い英語版とでどちらの注文ボタンを押すか、かなり迷った末、結局日本語翻訳版を購入しました。

まず絶対に当選しないとは思うけど、Watchmenグッズのプレゼント応募ハガキがつくというので…、

それと、これまで何度も話が出ていながらこのWatchmenという名作コミックの映画化が見送られてきた背景には、この物語の世界観がとにかく複雑で難しいという理由があるからだという話を聞いたりもしたので、

解説本は日本語で読んでおくのが安全かもしれないと思ったのです。

キャスト(=JDM)のインタビューを本人の言葉で読めないという点は大変悔やまれるところではあるのですが。

で、3月17日にうっかり注文ボタンを押してしまったわけですが、どちらも「在庫あり」ということで、19日には手元に届き、その晩体力の限界にチャレンジしつつ、オフィシャルガイドを完読し、

さらに昨日半日は(昨日の午後の数時間はお相撲&SPNの新しいエピソードもみなければならなかったので)いよいよコミックスをどっぷりと読み耽っていました。

なにはともあれ日本語のオフィシャルガイドブックを先に読んだことで、(かなり難解だというもっぱらの評判の)英語版のコミックスも今のところ 「全く意味がわからない~~」 とはならずになんとか読み進めることができてはいますが、

コマ割りの漫画ページの合間(当初12巻に分割して刊行された一巻分が終わるごと)に、初代Night Owlのおじさんの自叙伝から抜粋された文章がたっぷりと挿入されたりして、

活字中毒を自称する私がふらふらになるほど根をつめて半日読み耽って、まだ3分の1ほどしか読めていません。

読み応えのある、大人向けの物語をじっくり読めるのは嬉しいことですが、

映画の公開前になんとか一通り読めればいいな、と思っています。

それにしても、このコミックが実際に連載されていたのは20年以上も前とのことなのですが、この物語自体も、50年ほどに渡る(私たちの現実とは微妙に違う世界の歴史が語られる)大きな視点から語られているという要素も手伝ってか、全く古さを感じません。

そしてJDMが演じる「コメディアン」!

原作の彼もまさに私好みです…。

以下は、映画の予告編で明かされている程度とはいえ、ネタバレになる可能性がありますので、映画もしくは原作コミックをとにかくまっさらな状態で観たいし読みたいという方は閲覧ご注意ください。













このWatchmenという物語は、Edward Blake という一人の男(この人が実は「コメディアン」と名乗る覆面ヒーローであったことがすぐ後でわかります)が殺されるという事件から幕を開けるわけですが、

ページをめくった2ページ目、事件の捜査のため現場を訪れた刑事さんたちの台詞を読んだだけで、ニヤニヤが止まらなくなってしまった私です。


“HMM, I SAW THE BODY, AN’ BEEFY ENOUGH TO PROTECT HIMSELF. FOR A GUY HIS AGE, HE WAS IN TERRIFIC SHAPE.”
(アメコミってなんで台詞が全部大文字なんでしょう?)
「ふむむ、俺は死体を見たが、ガイシャは十分に自分の身を守れそうな逞しい身体をしてた。あの年齢の男としてはもの凄い身体だ」

とか

“NO…I MEAN THIS GUY, THIS BLAKE GUY, THE OCCUPANT…HE HAD MUSCLES LIKE A WEIGHTLIFTER. HE WOULD HAVE PUT UP SOME KINDA FIGHT, I’M CERTAN.”
「いや…つまりこの男、このブレイクって男、この部屋の住人ってことだが…彼は重量挙げ選手のような筋肉をしてた。彼がちょっとやそっとの喧嘩じゃびくともしないってのは確かだ」


で、

(死体がどうやって窓を突き破って下に落ちたかについて、窓に倒れ掛かったんじゃないか、という仮説に)
“FORGET IT. THAT’S STRONG GLASS, MAN. YOU TRIP AGAINST IT, EVEN A BIG GUY LIKE THAT, IT DON’T BREAK.”
「ありえないな。あれは強化ガラスだぞ。たとえ窓に倒れかかっても、それがあれほどの大男だったとしたって、ガラスは割れやしない」

“WELL, IF THIS EDWARD BLAKE WAS AS BIG AS YOU SAY HE WAS, THEN ONE GUY WOULD NEVER LIFT HIM, SO WE’RE TALKING TWO ASSAILANTS HERE.”
「まあ、もしこのエドワード・ブレイクが、あんたが言うほどの大男だったとしたら、一人じゃとても(窓から投げ落とすために)彼を持ち上げることなんかできないだろう、ってことは、この事件には二人の犯人がいたって話になるわけだ」


台詞中の太字は、私の好みでつけたもので、実際の台詞の強調文字とは異なります…。


予告編の映像や、公式サイトの写真なんかを見る限り、JDMのコメディアンはウェイトリフターといえるほどではないにしても、腕なんかの筋肉はかなり鍛えた感じになっていましたよね。

オフィシャルガイドにも、出演者たちはアクションシーンを本物らしくするため、かなりのトレーニングを受けたという記事があったし、JDMの格闘シーンの訓練の写真も載っていたりしたので、

撮影中のJDMは、父ちゃんを演じていた時より Beefy だったのかもしれません。

あーっ!!なんでもいいから、早くJDMのコメディアンとしての晴れ姿が見たい!!!






そういえば、オフィシャルガイドの中に、いくつか気になる情報がありました:

まず、この映画は、ほぼ全編カナダのバンクーバーで撮影されたということ。

そして、JDMのインタビューの中で、撮影のスケジュールやアクションシーンの訓練などが忙しかったし、コメディアンという役柄自体が Watchmenというスーパーヒーロー集団の中で一人異質というか、孤独な存在だったから、競演の俳優さんたちとほとんど親しく交流することがなかった

なんて語っている文を読んで、はたっと私の頭の中でとある記憶が甦ったというか、つながりました…。

それは、明らかにジョンパパが Supernaturalから退場してしまった後も、(当時決まった彼女がいなかったと思われる)Jensenはどういうわけだか頻繁にカナダでJDMと二人で出かけて遊んでいたらしいことが、

Jensen自身の小さなコメントや、現地のFangirlsの目撃談などによって報告されていたという事実。
(JensenとJDMを二人っきりで遊びに行かせて、Jaredは何をしていたのか!というと、当時のJaredは、Sandyと今にも婚約するという熱々な時期だったと思うので、たまのお休みはとにかく全てSandyとすごしていたということなのでしょうね?)

JDMって、仕事でもないのにカナダに遊びに来ることがあるの?

それだけSPNの撮影が楽しくて、Jensenとも仲良しになってるってこと?そういうことなの?

???

と、そんな不可思議な情報になんだか腑に落ちない印象を受けたことがあったものなのですが、

JDMってば、『Watchmen』の撮影で再び長期に渡りカナダ滞在していたものの、映画の共演者とは親しく付き合わず、Supernaturalで本当の家族のように仲良しになったJensenを呼び出しては一緒に遊んでいた(一説には、遊びまくっていた、とも)

その結果、というか(…可愛いJensenと遊びまくっていたこととは全く関係ないかもしれないけれども…)、JDMは一度(一度じゃなかったっけ?)は破局したものの再びヨリを戻してついに婚約にまでこぎつけた美人の年上の彼女と婚約解消ということに…、

そして、そんなJDMとJensenが自由に楽しく遊んでいる姿をみてちょっと(強烈に?)うらやましくなったのか…、

またはうかうかしてると大事なJensenをJDMにとられちゃう!ということで、
(まさに父ちゃんを強烈にライバル視する某Winchester家の次男坊Samと全く同じ感情を煽り立てられて…)

Jaredもまた婚約解消という結果に?
(で、晴れて愛しいJensenとの同棲を開始した、ということ?…)

JDM&Jared二人に婚約破棄させるなんて…(って、もちろんあくまで私の妄想の中だけの事実ですけれども)

Jensen…、本当に罪作りな(魔性の…)美人さんです…。





くどいようですが、Watchmen、早く観たい!!!

2009年3月15日日曜日

Supernatural:The Official Companion Season 3

Hiatus明けのエピソードの感想文をぼちぼちと書き始めたところではあるのですが、

先日届いた

Supernatural:The Official Companion Season 3 を

とりあえずざっと読み終えた後、少々感想文の下書きを始めてしまっていたので、忘れないうちに心にひっかかった楽しい話題をちょこっと抜き出して書きとめておきたいと思います。

そういえば確か日本版のSupernaturalシーズン3DVD Boxが発売になった時、(J2の可愛いGag reelが収録されなかった穴埋めのつもりでもあったのか…)このオフィシャルコンパニオンブックの翻訳版がシーズン1&2まとめて発売されるというような広告がBoxのカバーについていた記憶があるのですが、つい最近やっと無職を脱却してバイトを始めたばかりという、相変わらずの緊縮財政中の私としては、全く購入する意図を持たないままここまで来てしまいましたけれども、その日本語翻訳版を入手された方も多いのでしょうか?(ひょっとして日本語版だけのおまけなんかもあったりしましたか?)
シーズン3についても今後日本語版を出すなら(もう発売予定が決まっていたりします?)、翻訳の仕事を回して欲しいくらいです…。私のふざけた訳では怒られちゃうかな…。








Disclaimer:Season 1&2の時にも同じことを書いたのですが、今回の「コンパニオンブック」に関する内容一部紹介については、完全に個人の楽しみを目的としたもので、出版元の権利をなんら侵害する意図はないことをここにまず表明します。
むしろ私の感想で、興味をもった方がいればぜひとも実際に購入して隅から隅まで堪能していただくことをお奨めします。
以下の引用文に関しては私がコツコツ自分でタイプしたものであるためタイプミスも多々あることと思いますし、私が斜め読みをしながらつけた翻訳には、毎度のことながら誤解、曲解、妄想が含まれる可能性があります。
広い心で、以上をご了承いただけるという方のみ閲覧いただけますようお願いいたします。




…そろそろ少しバイトの疲れが溜まってきたのか、多少花粉症の症状が出始めたのか、なんだかこのところちょっと集中力が途切れ気味なのですが、思いつくままとにかく少しずつ書き出していってみたいと思います。





脚本家の長期のストライクという未曾有の大事件に見舞われたSupernaturalシーズン3。

ストライク決行による長~いHiatusに入る直前の「Jus in Bello」がシーズンフィナーレ(クリプキたちとしては、最悪の場合、Supernaturalというドラマ自体のフィナーレとなる可能性もあるかもしれないとさえ覚悟していたとのこと…)のエピソードになってしまう可能性も考慮しつつ、通常22話で語るべき1シーズンの物語として、シーズン当初に予定していた流れを、やむを得ずかなり大きくあれこれ変更することになった…

というようなことを語るSera Gambleの言葉に始まる今回のコンパニオンブックの中でも共演者やスタッフが手持ちのさまざまな楽しい話題を語っているのですが、その多くはこの一年ほどの間に開かれたコンベンションの場や、様々なインタビューなどで語られたエピソードであったのがちょっと残念なところです。


-初代ルビーことKatie Cassidyのケチャップ事件とか、

-ベラとサムのラブシーン撮影の際のJaredの超 Protectiveな気配りのこととか、

-ボビーことジム・ビーバーの病院のシーンでジムの足の親指をぎゅっとつまんでなんとか笑わせようとしたJaredとか、

-Jaredのキュートな元カノSandyのJaredとの競演の際、Sandyがどれだけ神経を張り詰めて精一杯頑張ったかについての撮影の裏話とか…、



制作側としては、コンベンションに来られないファンにももれなく楽しい話題を伝えてあげたいということなのかもしれません。
でも、せっかくならもうちょっと手垢のつかないというか、目新しい話題をピックアップして欲しかった…とも、ついつい望んでしまう私でもあります。

そして、おまけ的情報として別媒体グッズの紹介が入っているのも、「あれ?1&2にもこういうページあったっけ?脚本家ストライキでエピソード数が少なくなってしまったことの補填として追加されたとか?」なんて思ってしまったのですが、(本棚から引っ張り出して確認すればいいだけのことながら、そんなちょっとした時間が惜しくて調べる気になれません…)1&2にもあったような気もしてきました。

今回紹介されていた別媒体のグッズを二つだけ取り上げると

ドラマから派生したノベルスの最新作(?):Bone Key

(まだ入手済みのWitches Cannonも読み終えてない私で、SPNのノベルスについてあれこれいう資格もないとは思うのですが)これって私がかなりがっかりさせられたNevermoreの作者の作品なんですね。前作については、私のような重箱の隅を突きたがるファンからDeanの瞳の色や、SamにImpalaを運転させすぎることについてかなり批判的に突っ込まれたようで、今回はその辺りにも修正を加えたし、ファンを喜ばせるためにボビーおじさんを投入したりした、と彼なりに熱心に宣伝していますが…、私はこの人の小説はもうたぶん読めないと思う…】

(Originに続く第二弾だという)全6巻のコミックのミニシリーズ:Rising Son

【これまでOriginは買わない!となんとか自分に納得させてきましたが、今回こちらのコミックの1&2巻の表紙を見ると…。あきらかに父ちゃんで…。しかもOriginよりも絵柄がかなり私好みな感じで…。
しかもPrequel to the hit CW TV series Supernaturalで、
which features John Winchester as a young hunter with his sons in tow. だなんてことが書いてあるので、まだ怖くて調べてないけど…Amazon Japanでも購入可能なら、すぐにでも買ってしまいそうな誘惑にかられているところ…もうすぐ日本で公開になるWatchmenの原作コミックもやっぱり欲しいし…】






Supernaturalというドラマを長年追いかけ続けてきたからこそ、今回のコンパニオンブックでは、読んでいてところどころとてもせつない気持ちにされたりもしたということも…。

「Supernaturalなことを信じる?」とか「怖いと思うものは?」なんていう楽しいテーマでの問いかけに一言ずつ答えたスタッフやキャストの言葉の中に、今年の年明け早々に、全てのSPN制作関係者そして間違いなく世界中のファンの全員から惜しまれつつ亡くなってしまったKim Manners監督の言葉が出てきたり、

そしてシーズン3でついに晴れてSPNファミリーとなったのにもかかわらず、Jaredと長年の恋人関係を解消してしまったSandyの言葉を見つけた時には、

ちょっと涙が出そうになりました。

今回の本の中でも、とにかくこれほど皆が仲良しで楽しく仕事ができる現場は他にない、と多くの人が口々に語っているほど、本当に関係者全員が家族になっているようなドラマであるだけに、

長年画面のこちら側で追いかけているファンとしても、いつの間にかSupernaturalに関わるスタッフやキャストに対し家族のような親密な感覚を抱くようになってしまっていて、KimやSandyのようなすっかりなじみ深い存在になった人たちが消えていってしまうことを非常に寂しくせつなく感じるのかもしれません。

でもこれも前に進み続けるSupernaturalというドラマの歴史を構成する一つの要素であり、流れであると受け入れ、納得している自分もいて、ファン心理というのも複雑なものです。





これは流し読みでどこに出てきたかわからなくなってしまった情報ですが、

シーズンが進むにつれ、二人の着ているスーツも次第に上質ものになってきている、という衣装さんの話にも、「やっぱりね!」と大きくうなずいてしまいました。
特に、完全に平常心で 「FBIだ」 と偽のIDを出せるようになってしまったサムの身体にしっくりなじむスーツの感じは!シーズン1の頃のいかにも借り物のスーツとはあきらかに質が違いますもんね!

そして、シーズンが進むごとに兄弟の瞳の色がはっきり見て取れるようになってきたことで、私たちファンもあきらかにその違いを感じとってはいましたが、やはり照明の具合も変わってきているとのこと。





以下は、私の心に引っかかった楽しい話題を本文からちょっとだけ…:


SamのI lost my shoe…が超!可愛かった「Bad Day at Black Rock」 のエピソードガイドの隅っこの「Did you know?」という小さなトリビアボックスには:

This episode features Dean’s memorable one-liner, “I’m Batman!” Ackles, who notes he wore Batman pajamas as a little kid, shares another one-liner, “We had one take where Sam says, ‘You’re Batman,’ and I’m like, ‘And you’re my Robin,’ but they didn’t put that in…” -- P29

このエピソードには「俺はバットマンだ!」というディーンの記憶に残る一言があるが、小さな頃にはバットマンパジャマを着ていたと言うAcklesは、別の一言があったことも披露してくれた、「サムが「兄ちゃんはバットマンだよ」と言うと、僕が「で、お前は俺のロビンだ」なんて返すテイクも撮ったんだ、でもそれは採用してもらえなかった…」


ディーンがバットマンなら、そりゃあサミーはロビンってことになりますよね。
My Robinっていう響きがくすぐったくて可愛いです。本編でこちらのバージョンを見たかった…。


Bet Time Stories のおまけページの一行目にはこんなことが!(笑):

Once upon a time there were two brothers, one a charming knight on a black steed and the other a friendly giant.-- P42

昔々、あるところに二人の兄弟がいました。一人は黒い駿馬にまたがったチャーミングな騎士でもう一人は気さくな巨人でした…。


Black SteedがImpala なら、それにまたがったCharming Knight はもちろんDeanってことで…、となると、Friendly GiantはSam?(笑)

Samの中に入ってるJared P氏は、まさにFriendly Giantですけれども…。
これ、Dean(&Jensen)Fanboyのクリプキが書いた一文でしょうか…。





今回のオフィシャルコンパニオンで私の心に一番引っかかったのは、そんなまさにFriendly Giant なJaredにまつわる楽しい話の数々かも…。

Stunt coordinatorのLou Bolloの証言:

Despite having a talented double, Padalecki chooses to do his own stunts whenever possible. “When he gets thrown against stuff, we’ll pad him up and sometimes we’ll soften certain walls for him,” says Bollo (stunt coordinator), “but his plan over all these years is to see if he can break the set. He really works at it. He’s a big boy, and he’s really strong. And in that particular set, he looked at this one wall he was supposed to get thrown against, looked up at the top, where the walls are built into the ceiling pieces, and said, ‘I can break this.’ So he goes back and flies into that wall…and he literally moved the set. It was unreal.”-- P76

才能あるスタントダブルがついているにも関わらず、Padaleckiは可能な限りいつでもスタントを彼自身でやることを選ぶ。「Samが何かに投げつけられるような時、僕らは彼に防御パッドをつけて、時には特定の壁を彼のために柔らかいものに代えたりするんだ」と(スタントコーディネータの)Bolloは語る、「でも彼の長年の計画は、とにかく自分がセットを壊せるか試してみたいってことなんだよ。彼はそれについては本当に熱心だよ。彼は大きな子だし、本当に頑丈なんだ。で、あるセットの時、彼は自分が投げつけられる予定になってる壁を見て、その壁が天井部分に組み付けられている上の方を見上げると、こう言った「僕、これ壊せるよ」ってね。それで彼は後ろに下がって、その壁にジャンプしてぶつかっていった…すると彼は文字通りそのセットを動かしてしまったんだ。あれは信じられないような出来事だったよ」


Ghostfacersの (Corbett君に恋された素敵なおひげの) リーダーEdことBuckleyの証言:
(このA.Jって、どこかのコンベンションでJaredに突然ひょいっと肩に担ぎ上げられて、スカイダイビングな感覚を味わったと語っていましたっけ?)

We just could not stop laughing, and once Jared starts laughing, he physically can’t stop laughing. Plus, Jared’s a giant, so he laughs with a giant laugh and the room shakes. Sometimes he’d be laughing so hard he’d fall and lay on the ground and laugh. There was just a lot of great banter between us all. – P81

(Ghostfacersの撮影中)僕らはとにかく笑いが止まらなかった、で、一旦Jaredが笑い始めると、彼はもう物理的に笑いが止まらなくなってしまうんだ。それに加えて、Jaredは巨人だからね、だから彼が巨人そのものの笑いを始めると、部屋が揺れるんだ。時々彼は笑いすぎて、床に倒れ込んで笑ってたよ。僕らは年がら年中冗談ばっかりやりあってたからね。


そしてもちろんそんなGiant Jaredのことを大好きで大好きでたまらない伴侶…じゃなかった相棒Jensenの証言:

(Jaredがいかにいい俳優に成長したかを語りつつ)
And the technical side of acting as well, that’s why we work so well together. We know each other well enough that if I’m leaning this way, he knows that they can’t see me behind him, so he immediately leans the opposite way. It’s just that thing that happens while we’re performing that most people would be like, ‘Why is he leaning that way? What is he doing? But he instantly knows, and vice versa.”—P113

そして演技の技術的な側面でもそれは同様で、だからこそ僕らはここまでぴったりと上手く一緒に仕事ができるんだ。僕らはお互いのことが十分によくわかってるから、もし僕がこっちに身体を傾けたとするよね、すると彼は(ここには、「大きな」…っていう言葉があきらかに入ってますよね?)彼の後ろにいる僕がカメラから見えなくなっちゃうことがわかるから、彼はすぐに反対側に身体を傾けるんだ。それって僕らが演技している間、毎度のように起こってることなんだけど、ほとんどの人にしてみると「なんでJaredはあんな風に身体を傾けるんだ?彼は何をやってるんだ?でもJaredは一瞬で(僕らの状況が)わかってることで、それは逆も同じなんだけど」





このオフィシャルブックの巻末にはいつもそのシーズンの各エピソードの内容にからめて工夫をこらした楽しい一言リストのおまけがついていますけれども、今回のおまけも、また楽しかった!

ということで、そろそろ集中力も途切れて来てはいるのですが、これもざざーっと斜め読みに訳してしまいます…。


「16 Things To Do Before I Die」
 死ぬ前にしておく16のこと

By Dean Winchester


1. Eat cheeseburgers. Lots and lots of cheeseburgers.
 チーズバーガーを食べる。チーズバーガーをとにかくいっぱい。◎

2. Visit ‘Gumby Girl’.
 「ギャンビーガール(=リサ)」に会いに行く。◎

3. Catalogue the contents of dad’s storage locker.
 父ちゃんの倉庫にあるもののリストを書き出す。×

4. Memorize some exorcisms. (Well, at least one…)
 いくつか悪魔祓いの呪文を覚える。(まあ、少なくとも一個は…)×

5. Investigate the legend behind the fairy tale Jack and the Beanstalk. (Can hellhounds climb giant beanstalk?)
 ジャックと豆の木というお伽噺の背後にある伝説を調査する。(地獄の番犬って、巨大な豆の木登れちゃうのかな?)×

6. Find another Hand of Glory. If those suckers really can open any locked doors, having one could come in handy in our line of work.
 新たなHand of Gloryを見つける。もしあの手が本当にどんなドアの鍵も開けることができちゃうっていうなら、俺たちの仕事の性質上、一つ持っとくと便利だもん。×

7. Kill Gordon.
 ゴードンを殺す。◎

8. Try a piece of Christmas fruitcake. (How bad could it be?)
 クリスマスフルーツケーキを食べてみる。(きっと悪くないだろ?)×

9. See if Bobby has any amulets that protect against hex bag mojo.
 ボビーが魔女のおまじない袋に対抗できるアミュレットを持ってないか聞く。×

10. Dreamwalk in Lisa’s head to see if she’s having any naughty dream about me…and find out if she was telling the truth about Ben. (That kid was freakin’ Mini-Me – he’s gotta have some Dean DNA!)
 リサの夢の中に入って、彼女が俺についてちょっとやらしい夢を見たりなんかしてないか見てみる…それと、彼女がベンについて本当のことを言ってるのか明らかにする。(あのガキは、まさにミニチュア版の俺だもん-あいつには、Dean DNAがいくらか入ってるって!)×

11. Find a real mystery spot – could use it as a last ditch escape route when the hellhounds come calling.
 本当のミステリースポットを見つける-地獄の番犬がやってきた時、最後の逃げ道として使えるかもだし。×

12. Kill Lilith.
 リリスを殺す。×

13. Figure out a way to get that damn Ghostfacers theme song out of my head.
 くそいまいましいゴーストフェイサーズのテーマソングを頭の中から追い出す方法を見つける。◎

14. Try to call dad for real on Edison’s spirit phone. (If it doesn’t work, order some pizza.)
 エジソンの幽霊電話からガチで父ちゃんに電話をかけてみる。(もし父ちゃんに電話が繋がらなかったら、ピザでも注文する。)×

15. Get the Colt back and use it to show Doc Benton exactly what I understand about “immortality”…
 (どんなものでも殺せる)コルトを取り返して、ドクターベントンに、俺が理解する「不死」ってものを見せてやる。×

16. Don’t go to Hell. (ここにはHellhoundの爪痕で、バッテンが…)
 地獄に行かない。×××



本当に斜め読みのまま、気になったところをぽつぽつと書き出しただけで、全く見直してもいないので、なんだかひとつながりの日記として成立しているものかもわかりませんが、とりあえずこのまま投稿してしまいます。

Supernaturalシーズン4(第11話~)エピソード考察:その1

今のところ来月、日記書きに使える時間が持てるものかまだ見込みがつかないので、3月中は、できる範囲で少しまとめて日記を更新していきたいと思っています。

まずは 「Official Companion:Season 3」 が一通り読み終わったので、いつもどおり印象に残った部分をちょこっと書き出しておこうと下書きを始めたところ、それが終わる前に(やっぱり…)

Supernaturalの新エピソード:シーズン4第15話が放送になってしまいました。

久々にレギュラー放送が再開されたSupernaturalの今回のエピソード、私個人的にはとっても面白かったです!

でも最新エピソードの感想文を書く前に、少しさかのぼって、(Supernaturalの2回の長~いHiatusと一緒に、昨年末以来私の日記書きもすっかりHiatusモードに入ってしまっていたので…)第11話から少し感想を書き出していきたいと思っています…。

とはいえ、このところなかなかゆっくり日記を書くことができない状況が続いて、既にこまかいところは随分忘れてしまってきているのですが、冬のHiatus後に放送になったエピソードについて、ちょこっとだけせめてこれだけはというところだけ…。







以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。
















シーズン4に入って天国vs地獄だなんていうあまりに大きな設定が投入されて以来、Supernaturalというドラマのこれまでの兄弟中心(+時々悪魔)のAngstなストーリーという本来的なテーマの置き所から、なんとなく外れてきているというか、ずれてきているというような微妙な違和感をずっと持ち続けていました。

でも落ち着いてここしばらくのエピソードを振り返ってみると、シーズン1からこのドラマの礎ともなっているDean&Samという二人の兄弟の間のDynamicとでもいうべきものは、ちゃんと変わらずこの新しいシーズンにも受け継がれているのかも…、と思えても来ます。

ということで、長いブランクの後、以下どんなものになるかわかりませんが、シーズン4のエピソードの感想文の続きをぽつぽつと書き始めてみることにします。




第11話:『Family Remain』

オープニング明け、Impalaの運転席で懐中電灯の明かりを頼りになにやら調べ物をしている兄ちゃん&(なんだか既に随分昔のことに思えますが、Hiatusに入る直前のエピソードで兄ちゃんがまさにその場所でAnnaとイイコトをしていたことを知ってか知らずか…)後部座席でまだまだ可愛い寝顔で仮眠をとっているサムの姿からはじまるこのエピソード、

「今週のモンスター」的見地から分類すると、シーズン1の『Benders』、そしてその『Benders』の感想文を書いた時にも例に挙げたX-Filesのシーズン4『Home』というエピソードを彷彿とするような、

「やっぱり一番恐いのは、人間」
(By Jensen:日本のメディアへのインタビューに以前そう答えていましたよね?)

というテーマだったといえるのだと思うのですが、このエピソードの演出に関しては

殺人事件が起こった怪しい家に引っ越してきた(兄弟とはなんの関係もない)一家について妙に掘り下げた細かい描写がされていたりして、これまでのシリーズの中でもかなり特異な印象をうけました。

あそこまで意味ありげな描写をされると、実は、あの新たに引っ越してきた一家も、あの怪しい家の壁の向こう側の住人とどこかでオーバーラップするようなおぞましい秘密を持っているのでは…、

なんていう推理をエピソード鑑賞中、一人漠然としていたのですが、あくまであの一家の抱えたつらい秘密は、交通事故で亡くなったお兄ちゃん(長男)のことだけで、あの妙に意味ありげな感じだったおじさんも単に引越しの手伝いに来て、思わぬ事件に巻き込まれてしまった可哀想な存在というだけということになるのですよね?

ママを亡くした心の傷を共有する父ちゃん&兄弟がテーマだったシーズン1や、

父ちゃんを亡くした心の傷を共有する兄弟がテーマだったシーズン2の頃なら、

この(愛する家族の一員を亡くした経験を持つ)家族とWinchester兄弟の間に感情面での共通性を読み取ることもできたと思うのですが、天使や悪魔に振り回されてばかりで、いつもの兄弟のいちゃいちゃAngstもなかなか目にできない今シーズンではなんとなくしっくり来ない印象も受けてしまいます。


と、まあ、その辺りのことはひとまずおいといて。


このSupernaturalというドラマの主人公である兄弟の第11話現在の状況はどうなっているのかというと、天使vs悪魔の戦いをうまいこと生き延びた後、涙ながらに地獄での恐ろしくも辛い経験を語ったディーンは、あれから一ヶ月以上も休みなし、それどころかろくに睡眠もとらずに狩りに没頭しているとのこと。


精神状態をなんとか正常に保っておくために狩りに没頭するディーン、という構図は、実は今回に限ったことではありませんよね?

シーズン1では、狩りをして人助けをすることで、4歳の時ママを救えなかった罪悪感のようなものに耐えることができるんだ、というようなことを語っていたことがあった気がします(Wendigoの回の森の中でそんなことを確か?)

シーズン2では、自分の身代わりに父ちゃんを失ってしまった心の傷&罪悪感から目を背けるために狩りに逃避し、かつ父ちゃんの遺言により明らかになったサムが悪の存在に変わってしまうかもしれないという恐ろしい事実を打ち消すために、そして

シーズン3では、可愛いサミーを救うために自分の命を投げ出してしまった結果、近々一人ぼっちにさせてしまうことになるサムに対する罪悪感と、愛する兄ちゃんを救いたい一心から、サムが悪の存在へと変わっていってしまいそうなことへの不安と恐怖感から目をそらすために、なんだか大きな陰謀が渦巻いている感じの悪魔たちの活動から目を背け、「今週のモンスター」の狩りばかりに没頭していた時期もありました。


でも…、シーズン4になってからのディーンはある意味落ち着いてた感じだったのに、11話になって急に?

昨年末以来、2回も長いHiatusが入った上、私自身も今までのシーズンのようにエピソードを繰り返し繰り返し見返す時間も持てなかったこともあって、シーズン初めのエピソードの記憶がかなり薄らいでしまっているので、

シーズン4のエピソードをもう一度頭からじっくりと見返す必要があるのかもしれませんが、

私にはどうもシーズン4の最初、Castielに地獄から引っ張り出されてお墓から這い出てきたばかりのディーンに、地獄での、丸々全ての記憶が残っているとは思えないのですけど…。

というか、リリスの幻影から「地獄でのこと全部覚えてるんでしょ?」と言われたり、アラステアおじさんが現れて「地獄ではあんなに仲良しだったのに…」なんて言われるまでは地獄のことなんか忘れてたの?とすら思えるというか。

もちろんサムに正式に言葉にして告白したことで、あらためてまざまざと地獄での記憶が蘇ってきてしまった、ということもあるのかもしれませんが。

このエピソードの一家のお父さんからも「どうしてそこまで親身になって、自分たち一家を救おうとしてくれるのか」と少々不審がられるほどに、突如として再び「Saving People」に固執するようになったディーンは、

(怪物扱いであっさり退治しちゃったけど…、あの壁の向こうの住人って、人間なんだよね?…というそこはかとない戸惑いも私たち視聴者に与えつつ…)なんとか事件を解決した後、サムから手渡されたハンバーガーにも手をつけず、そんならしくない兄ちゃんの様子を心配するサムに向かって、

下のようなことを語り始めます。


Dean: You know, I felt for those sons of bitches back there. Lifelong torture turns you into something like that.
  なあ、俺、あの(壁の中の)化け物が他人事とは思えないんだ。生まれてからずっと酷い目に遭い続けてたら、人間ってあんな化け物に変わっちまうってことなんだよ。

Sam: You were in hell, Dean. Look, maybe you did what you did there...but you're not them. They were barely human.
  ディーン、兄ちゃんは地獄にいたんだ。なあ、兄ちゃんは地獄では酷いことをしてたかもしれない…でも兄ちゃんはやつらとは違うよ。あいつらは、とても人間とはいえない存在だった。

Dean: Well, you're right. I wasn't like them. I was worse. They were animals, Sam, defending territory. Me...I did it for the sheer pleasure of it.
  ある意味、お前の言うとおりだ。俺はやつらとは違う。俺の方がもっと悪い。やつらは動物だ、サム、自分の縄張りを守ろうとしただけのな。俺は…俺は、純粋な喜びのためにやってたんだ。

Sam: What?
  なんだって?

Dean: I enjoyed it, Sam. They took me off the rack, and I tortured souls, and I liked it. All those years...all that pain...finally getting to deal some out yourself. I didn't care who they put in front of me. Because that f...that pain I felt...it just slipped away. No matter how many people I save...I can't change that. I can't fill this hole. Not ever.
  俺は楽しんでたんだ、サム。拷問台から下ろされた俺は、魂を拷問した、それを俺は楽しんでたんだ。拷問されてたあの年月…あの全ての痛み…それをやっと少しでも自分の中から吐き出せるって。目の前に差し出された魂が何者かなんてどうでもよかった。つまりあの…俺が感じた痛み…それがただ消えていく気がしてさ。俺がどれだけ大勢の人間を救ったって関係ない…俺が楽しんで魂を拷問したって事実は変えられないんだ。このぽっかりあいた穴を埋めることなんかできやしない。永遠にな。



(しつこいようですが、もう随分昔のことのようだけれども)前回に続き、兄ちゃんの地獄での体験を聞かされて、再びなんにも言えなくなってしまったサムと二人揃ってなんだか妙に寂しく可哀想な感じに黙り込んでしまった兄弟を引きのカメラがぽつんと小さく捕らえて…どうにも心をもやもやさせられたまま、第11話はエンドマークに。


!!って!またそんな感じで終わり?!

兄ちゃん!

全くもう!またそんなことを言い出しちゃって!

天使と悪魔の間の戦争も本番はまだこれからっていう感じなのに、こんな重たい心の傷を抱えてこの兄弟、これからどうなっちゃうんでしょうか…と思っていると、

第12話は、ある意味、そんな問いかけへの一つの答えのようでもありましたよね?

…ということで、続きは 第12話:「Criss angel is a douche bag」 の感想文へ。







ああ~、もうちょっと進めるかと思いましたが、久々の感想文書きでなかなか頭もまとまらず調子が出ないので、今回はここまでにしておきます。

なるべく早いうちに続きの感想文を書いてしまいたいと思いますが、明日は無理かな…。

2009年3月9日月曜日

How I met your mother

今朝起きると、

「Supernaturalオフィシャルコンパニオンブックの第三弾、ちょっと遅れましたけども、やっと発送しましたからね」

というメールがアマゾンさんから届いていたのですが、本日バイトから帰ってきてみてもまだ届かないので、本の到着を待っている間に少し日記を書こうと思います。




と、下の日記をたらたらと書いてる間に、夕方6時ちょっと前、ついに届きましたー!

父ちゃんの日記も数ページ読んだだけで保留中だけど(何しろママを亡くして、幼子を二人抱えた父ちゃんが可哀想で可哀想で…(泣))、コンパニオンブックは…今晩ちょっと読み始めちゃおう…と思います。

領収書の代金は1300円となってるけど、予約した時はいくらだったっけ?シーズン2までは、日本円換算で1700円くらいの15ドルだったかな…円高還元で多少は安くなったということでしょうか。



***



社会復帰に向けたリハビリ第1弾として始めた現在のバイトは3月一杯で契約が切れてしまうことになっていたので、その後にできそうな仕事をまた2月中ちらちらと探していたのですが、その結果、なんと3月中二つの仕事を掛け持ちしなければならないようなことになってしまい、

先週と先々週は、研修がてら、3時までのバイトの後、2回ほどちょこっと新たな仕事の職場に顔を出したりもしたのですが、

9時―3時の昼の仕事の後、車で40分以上かかる隣町で5時半-10時まで夜の仕事をするというのは、病み上がりのリハビリで数年ぶりにやっとこさっとこ細々と仕事を始めた人間にはハード過ぎる…(というか、一番心配なのは、ストレス発散を兼ねた小さな心の楽しみの元である日記を書く暇も、大好きな海外ドラマをみる暇も全くなくなってしまう…)と非常に不安&弱気になっていたところ、

3月末までという契約だった現在の昼のバイトが、ここへきて急遽(あくまで)ひょっとしたら(おそらく現在とは部署は変わるけれども)4月も延長してもらえるかもというような可能性もちらりと見えてきたので、

駄目駄目人間の私は、あっさりと夜の仕事(といってもお水関係ではなく、塾の先生だったのですが、本格的に授業を受け持つようになると、お昼すぎから仕事に入って最終で仕事が終わるのは夜12時すぎだなんていう話も同僚の先生から聞いたりもして…病み上がりの身にいきなり昼夜逆転の仕事は無理だと…)は、「今回はなかったことに…」と断ってしまいました。

ということで、(ちゃんと来月バイトの契約が継続してもらえるものかもわからないままなのですが…)急にまた心に余裕ができたような気分になって、うかうかと日記を書き始めた、なんとものんきで現金な私です。








以下、最近新しく見始めたドラマの感想文のはず…なのですが…、どうもSupernaturalに絡んだSのつくお話寄りになってしまっているので、「Slash」ってなに?「Slash」なんて大嫌い!!!という方は以下の閲覧ご注意ください。








先日のあれやこれやで、最近見ている海外ドラマとしてタイトルを挙げた3つのドラマのうちの二つ:

Samantha Who? と Entourage は30分ドラマなのですが、

つい最近もう一つ、

How I met your mother

というこれも30分ドラマを見始めました。

現在シーズン1が見終わって、シーズン2の3話目くらいを見ているところなのですが、ニューヨークに暮らすごく普通の男女5人の毎日を描いたこのドラマがとにかく本当に面白くて大好きになってしまいました。

しかし、実は私がこのドラマを見始めたきっかけというのは…、とあるSPN Fangirlの日記で、


A:「誰か、How I met your motherの配役をJ2に変えてSlash書いてくれない?希望はTedがJaredで、MotherがJensen。Marshallはー、(Smallvilleの若きスーパーマン)Tom Wellingとかで…」

B:「うーん、その配役でも確かに面白いと思うけど、MarshallはAwesomeすぎて、(ただ背が高いっていう共通点だけで面白みもなにもない)Tomじゃもったいないと思うんだけど」

C:「Marshallは本当にAwesomeよねー!むしろMarshall & LilyのカップルをJared&Jensenでっていうのはどう?」

A:「Marshall & LilyがJared&Jensen!!それ最高!それなら身長差もぴったりよね」

B:「Marshall & LilyがJared&Jensen!!Jensenはきっと赤毛も似合うわよ(笑)」


というような冗談半分のふざけた会話が交わされているのを見かけたからなのです…。


とかく、(私を筆頭に…)腐のつくFangirlというものは、自分のお気に入りのSlashのカップリング(例えば:Jared&Jensenをあらゆる媒体(本、映画、ドラマ…etc.)の仲良しカップルに当てはめたくなってしまうという傾向があって、

先日私が超のめり込んで睡眠時間まで削って読み耽っていた「Gay版のロマンス小説:Caught Running」でも主人公のGayカップルの二人を頭の中でJ2に置き換えて、一人にまにましながら読んだりしていたわけですが、

それが高じてくるとHet(男女)のカップルを見ていてさえ、ふと気付けば頭の中でお気に入りのSlashカップルに置き換えたくなるという事態に陥ってしまうことが多々あります。

そうなると、

How I met your mother」って、登場人物をJ2に置き換えたくなるようなドラマなの…?

見たい!見たい~っ!

ということで見始めてみると、

私の頭の中では、完っ全に

Marshall & Lily(←この二人は初めて会った瞬間から、一瞬で仲良くなって以来10年近く最高のBest Friendでありながら、友達のLobin曰く「Cutest couple」な二人なのです)

(↑の括弧内の表現がそのまま当てはまるといっても過言ではない)Jared&Jensen!!!

でした。





ということで、「How I met your mother」というドラマのあらすじをざっとご紹介してしまうと:


(今後日本で放送されたり、日本語字幕付きのDVDが発売されるまでは内容を知りたくない!という方は以下の閲覧はご注意ください)





大学に入学した瞬間以来の交際歴9年という親友カップルのMarshall(某Winchester家のSam氏と同じ弁護士志望)とLily(幼稚園の先生)がついに婚約したのきっかけに「自分も結婚して落ち着きたい~」と思ってしまった(ドラマ開始当時)27歳の主人公のTed(建築家)が

2030年、ハイティーンの娘と息子を前に「お前たちのお母さんとの馴れ初めはな…」と姿を見せない声だけのお父さんとなって語るシーンから必ず始まるこのドラマは、

(2005年~の現在の)若きTedが運命の相手を見つけて無事結婚にこぎつけるまでの紆余曲折&ドタバタ騒動がエピソードの骨子となっているため、

このドラマの中でTedが出会って恋に落ちる女性との関係にはいつも決まって何かしら問題が発生して、私たち視聴者としてはTedの前に新たな女性が現れるたび「この人?」「今度こそこの人?」と期待を持たされつつも、今度もきっとうまくいかないんだろうね…というちょっと寂しい予想も同時に抱きながら、Tedの行く末を応援していくということになります。
(現時点で私が知りうる限りにおいては、シーズン4の15話まで放送されているようなのですが、たぶんまだ「Mother」は現れていません。TedとMotherが出会って恋に落ちた時が最終回ということなんでしょうね)

そんなTedの脇を固めるのが、Tedと同じアパートに同居しているMarshall&Lilyのカップル(本来的にはTedとMarshallのアパートに自然にLilyも一緒に住んでるという感じ、シーズン1ではLilyには別のところにほとんど帰らないアパートがありました)と、

とにかく何が何でもSexのことしか考えてない(実際の仕事がなんなのかは謎の…)エリートビジネスマンBarney、

そしてローカルなケーブルTV(だったか…)のB級ニュースの美人レポーターRobin

という個性豊かな友人たちということで、

一見このメンバーのプロフィールを見るとちょっとセレブなエリートの集まりのようにも思えそうなのですが、この5人が集まって騒いでいる様子は全くどこにでもいそうという感じに普通で等身大で、妙な親近感が沸いてきます。

そろそろ家庭を築いて、一人の大人として落ち着いて生活しなければと思いつつ、「やっぱりまだ子供でいい!」と友達とのバカ騒ぎに戻ってしまう、という、

どうも世間一般の基準に照らして、「一人前の大人」の標準から完全に落ちこぼれてしまっている私としては、「落ち着きたい…、でも、まだそんな責任重すぎる!」というTedたち5人のお馬鹿な日常の騒動がとても人事とは思えなかったりもして、余計に親近感が沸くというところもある気がします。





で、なぜMarshall&LilyがJared&Jensenなのか、というと。

海外の女子たちが揃って「Awesome!」と評する弁護士志望のMarshallは(某Jared P氏と同じ)身長6フィート4インチ(193cm)で、Lilyとの結婚資金のためバイトを始めたBarneyのエリートな会社では、(某Jared P氏と同じ)Sasquatchとあだ名されたりするのっぽさんなのですが、

MarshallがThanks Givingの休暇でLilyを連れて実家に帰るシーズン1のエピソードで発覚したのは、

Marshallは家族の中ではRunt(一番のおちびちゃん)(←これも某Jared P氏が、祭日のたびにテキサスの実家に一緒に帰省していたことでよく知られていた可愛い元カノのSandyから証言されていたのと一緒…Jaredのお兄ちゃんのJeffは6フィート7インチあって、Jaredは実家に帰ると全然大きくない、という話でしたよね?)であるということ!(笑)

この巨人揃いのMarshallの実家でのちっちゃなLilyの姿は可哀想なほどの小ささでした。

193cmのMarshallに、Tedが183cm、Barneyが187cm、Robinが175cmという長身揃い(皆そんなに背が高い感じが全然しない!)ということなので、Lilyはいつもとても小さく見えるのですが、このLilyも実は165cmはあるのだとか!
…はっ、ってことは、MarshallとLilyの身長差が、私とJaredの身長差とほぼ同じってことか!LilyはMarshallに抱きつくときにソファを蹴ってジャンプしたりしてるほどなんだけど…

何度も繰り返して恐縮ですが、そんなまるでJared?(身長以外見た目は全然違うけど…)というMarshallと初めて会った瞬間からぴったりしっくりと仲良しになって、恋人になり、何年経っても出会った頃の仲良しさのままMarshallのことが大好きなLilyがまたなんともいいキャラクターなのです。

Marshallとは9年間も一緒にいて、もはや実質完全なる「Old Married Couple」なのに、いざ「結婚」が目の前に迫ってきた時、Lilyの心にも「私の本当にやりたいことを一度とことんまでやってみたい!」という気持ちが沸いてきたりしたことで、シーズン2の冒頭は、このCutest Coupleに大変な大波が打ち寄せたりすることにもなったりして…。



あ~、ほんのちょっとだけ「最近見てる楽しいドラマ」の感想を書くつもりがすっかり長くなってしまいました。

とにかく久々の就職活動(や、危うく二つの仕事を掛け持ちしそうになったり)でちょっと精神的に弱っていた私としては、このところ寝る前にこの楽しいドラマを1話か2話見て、楽しい気持ちで眠りにつくのが日課になっているということをちょっと日記に書きたかっただけなのです。

でも今晩は、「How I met your mother」をちょっとお休みして、

「Supernatural:The Official Companion Seazon 3」

を少し読みたいと思います。





いよいよ来週は、待ちに待ったSupernaturalシーズン4第15話が放送になるのですよね?

今朝?昨日の朝?やっと目にした15話の予告は、「え?サムが?どういうことになってるの???」という感じで…。

さすがにこの予想外に長かったHiatusの間に次のエピソードを待ち焦がれる気持ちになってきました…これもクリプキの作戦?

このところ日記書きのインターバルが開きすぎているせいか、毎回どうも文面がまとまらない気がしてならないのですが、今回はこんなところで。