2010年5月23日日曜日

あれやこれや

ゆっくり日記を書こうとおもってPCを開いたのに…、ついついGoogleロゴのパックマンにコインを入れ続けてしまう私です…。

さらに、現地アメリカでは、もう今度の水曜日で優勝者が決まってしまうというところまで来ているAmerican Idol 9。


今シーズンこそ無視しておこう思っていたのに…、さすがに海の向こうの『Lee~~~!!!』(& Crystal)という悲鳴を無視しきれなくなってきて、現在日曜日の午後1時、FOXジャパンをつけちゃっております。


たぶん答えを確認してから、日本でゆっくりgrand finale までゆっくり追いかけていくという去年と同じパターンを辿ることになりそうです。

で、この後は、Gleeシーズン1のおさらいイッキ見放送をきっと見てしまう…。




***




【海外ドラマ】

そう毎週毎週新しいエピソードを放送されちゃうとついていけない!なんて愚痴ったりもしたものの、もう今週からはSupernaturalの新しいエピソードが見られないと思うと、妙な喪失感があるのも確かです。


秋の新シーズン再開までの長い、長い、長いHiatusを無事乗り切るためにも、なんとか地道にシーズン5のおさらいを続けていかないと…。

次のおさらいとなる、第5話は、なんとか無事別居は解消したものの、まだまだ水面下には様々な問題が山積している微妙な夫婦関係を追っていくことになりそうです。

それにしても、おさらいのために改めてエピソードを見直すと、兄弟の会話のあまりな Old-married-couple ぶりに驚かされます…。



なんとか来週の週末になる前におさらいを始められるといいのですが。





ファーストシーズンが早速日本でも放送されている

『Glee』

高校のグリークラブを舞台に、毎回ミュージカル的に登場人物たちが数々の名曲を見事な歌唱力で歌い上げるという一見とても爽やかな設定でありながら、


一癖も二癖もある人たちばっかりが出てきて、おかしな騒動を繰り広げるという、かなり個性的で異質なドラマだし、


当初シーズン1は、まずはトライアルシーズンという感じで、13話で終わりだったはずが、あまりの反響に22話までのフルエピソードが急遽追加制作されることになったという、モンスタードラマ。

忙しい日常に疲れて時々もうついていけないかも…という弱気に度々襲われつつも、よろよろとかろうじてこれまでエピソードを追いかけてきました。

やっぱりおかしな人ばかりが、自分たちなりの極端な理屈にもとづいて、ありえないような騒動を起こしてばかりいるのだけれど、エピソードが進んで、
キャラクターたちも少しずつ成長し、加えて徐々に各キャラクターたちの一段深い事情があきらかになってきたりするのにしたがって、登場人物たちに対し時にはしんみりと親近感や、共感を覚えるようにもなってきました。

時間があれば箇条書きにでも、そういった共感を覚えるあれこれを書き出しておきたいところですが、今日はパックマンに妨害されて、すっかり日記書きの時間が減ってしまったので、一つだけ、特にここ最近のエピソードで印象に残っていることを:

第2部(14話以降)が始まってから、Kurtのお父さんが、妙に素敵に見えてきた私です。


みるからにゲイでオネエな息子をありのままに心から愛してはいるものの、普通の息子がいたら…という正直な気持ちも時々見え隠れしてしまっていたKurtのお父さんですが、

(憧れのFinnに近づくため)そもそもKurt自らが画策してお膳立てした Finnのママと自分のお父さんとの交際が順調に進むにつれ、

(基本的に素朴で単細胞なスポーツ青年である)Finnというまさに世のお父さんが望む息子の中の息子ともいえる(擬似)息子と気楽に楽しく父子のような交流を持ち始めたお父さんに、

FinnとStep-brothersになって、もっともっとお近づきになれるかも…という当初の期待もすっかり忘れて、『お父さんは僕のお父さんなのに!』という焦りを持ち始めたKurt。

このKurtのお父さんが、変わった人たちばかりの中であまりに見た目も中身もとにかく普通のおじさんであるためもあってか、その普通さが見ている私たちの安心感にも通じるのか、ホント、妙に素敵に見えるのです。

そんな 『Glee』 の(現在のところの)最新エピソードである第19話になんと!

『How I Met Your Mother』 のとにかく頭の中はSexのことだけな Barney Stinson こと Neil Patrick Harris がゲスト出演していましたね!

シュー先生の高校の2年先輩で、当時、シュー先生がデートしたいと思うイケてる女の子全員とデートし、シュー先生が手に入れたいと願う(Gleeクラブの舞台の)メインボーカルの座を全てかっさらっていたという NPH演じる Bryan Ryan は、かなりBarney風味が強くて、私は個人的に、彼が画面に出てくるたびに反射的に声を出して笑ってしまいます。

こちらも後 3話で、今度こそ本当のシーズンフィナーレを迎えてしまうものの、既にシーズン2の制作が今年の1月早々に決まっているとのことで、まだまだこの先大きな展開が待っているようですよね。





ケーブルで追いかけているのは、

『Veronica Mars』 シーズン3

もう(私のお気に入りの…)ダンカンは出ないんですね。
お若い女子にはやっぱり、ローガンなんでしょうね。
確かにローガンって、あらゆる意味で女子が惹きつけられずにはいられないキャラクターです。


『Gray’s Anatomy』シーズン3

デニー・デュケットことJDMが、幽霊となってまでゲスト出演を続けてるってことで…、
メレディスを筆頭に、登場人物に鬱陶しさを感じるのも否定はできないのですけれども、一応、今後もエピソードは追いかけていくつもりです。
(今のところまだ、幽霊デニーは画面に現れていませんが)


『Leverage』シーズン1

本国でシーズン3が始まるまで、日本語字幕付で復習中というスタンスで鑑賞中。


このドラマって…、正直ドラマの出来自体には、賛否両論あるような気もするのですけれども…。
Chris と Aldis が出てるってことを差し引いても、私は嫌いじゃありません。


『Numbers』シーズン4

今日みたいなちょっとのんびり気分の日曜日に、うっかり見てしまった『Numbers』イッキ見放送で、Colby/Davidにすっかり虜にさせられて…。


シーズン3までもろくに見ていないのに、シーズン4を見始めてしまった私だったのですが、先週(今週?)のエピソードでシーズン4もフィナーレとなってしまいました。
この後、シーズン5は放送されるのだろうか。


『Flashforward』

日本での本編の放送開始は7月後半ということのようですが、第1話、妹が録画していたものを本日見てしまいました。


『4400』と『Lost』と『Heroes』(他にもあるかな?)といった、謎が謎を呼んで『えーっ、次どうなるのよー』と、どんどんどんどん引き込まれていかざるを得ない、恐いタイプのドラマという印象。


でもやっぱり面白そう…。
きっと見てしまうことになりそうです。
(7月まで待てるかな…、いや待とう)



***




【読書】

読み終わった本から、ちょこっとだけ感想を…

『Cream Puff Murder』 by Joanne Fluke

このシリーズ開始当初から、マイクとノーマンの間のちょうどいいところでずっと揺れ動き続けていたハンナなわけで、


シリーズを長年愛読してきた私としても、美味しいお菓子のレシピはこのまま永遠に教え続けて欲しいけど、ハンナの恋愛をこれ以上ひっぱるのはもう限界じゃないか…と秘かに感じていたところでした。


でも、今回の話を読み終えてみると、Joanne Fluke、そろそろ、ついに、ハンナの気持ちに決着をつける決心がついてきた???
完全にノーマン優勢で終わったよね!!??
という印象を受けたのですけど…。


でもシリーズの終了を察知したファンたちから『もっとシリーズを続けて!』なんていうファンレターが届いていたりすると…。
次のお話では、マイクが大逆転してたりして…。


でも今回のマイクの失態は、そう簡単には挽回できないと思うんだけど。
とはいえ、何しろマイクってガタイが良くて、超ハンサムな上、暗い過去まで背負っていたりもする腕利きの刑事さんだからなー。





『Mackenzie’s Heroes』 by Linda Howard

2009年の出版ということで、Amazonさんからも『新刊ですけど、どうですか?』とお奨めをいただいて、しばらく前に購入したこの本。
(前回の日記にもはっきりとそう書きましたが)すっかりマッケンジーシリーズの最新刊だとばかり思い込んでいたのですけれども…、

収録された二話のうちの、
『Mackenzie’s Pleasure』のエピローグを読んでいて、むむっ、と思ったことが…。
Nickという小さな女の子が出てくるこのエピソード覚えがある…。

しかも、
二話目の『Mackenzie’s Magic』は、マッケンジー兄弟の中の唯一の女の子メアリスのお話で、このエピソードは、確かに日本語の文庫本で読んだことある!

慌てて表紙近くの著作権についての記載のあるページに戻ると、この本に収録された2話とも、1996年ってなってる!

ということで…、二つとも読んだことのあるお話だったのです。

考えてみれば、『Mackenzie’s Pleasure』で、兄弟でまだ唯一恋人(配偶者)がいないことになっているChanceの恋のお話もとっくに、日本語で、読んでいたのでした…。

それにしても…、読み始めて数行で気づいた『Mackenzie’s Magic』はまだしも、『Mackenzie’s Pleasure』にいたっては、エピローグになるまで、既読であったことに気づかなかったなんて!!

ハーレクインものを次々濫読してると、そのお話を読んだことがあるかどうかわからなくなってくるとは聞いたことがあったものの…。
(だいたいからして、どの本でも超ハンサムな荒々しい男性に心ならずも惹かれていく女性ばかりが描かれているわけですから…)

いや!言い訳をさせてもらえば、『Mackenzie’s Pleasure』のZaneのお話って、海軍SEAL部隊所属のZaneが、テロリストに誘拐されたアメリカ大使の娘を助けるっていう、もうあらすじだけ読んだら、

ロマンスもの作家では、現在ダントツで私のNo.1である、スーザン・ブロックマンのお話としか思えないような話なわけですよ!ね?

リンダ・ハワードの小説は、(スーザンの小説のようには)SEALの実態だとか、きわどい戦闘シーンについてはほとんど小説に出てこなくて、まさにハーレクインの王道を行くロマンスに重点をおいたストーリー展開になっているため、
(スーザンのシリーズをまだ読んでいなくて)SEALという特殊部隊の存在を知らなかった過去の私としては、前回このお話を(日本語で!)読んだ時には、ZaneがSEALだっていう説明をさらーーっと流してしまっていて全く頭に残っていなかったのだと思うのです。

そしてすっかりスーザンのトラブルシューターシリーズの虜となった私が、あらためてZaneの恋物語を読み返すことになった時、前回とは全く違って、


Zane、SEALだったの!!??


と、ZaneがSEALらしく活動する様子がわずかに書かれている部分を(無意識ではあるものの)スーザンのお話と比較するように、微に入り細にわたって読み込んだため、全く別の小説のように感じた、で、最後のほのぼのしたエピローグは以前の記憶のままに読んだので、そこでやっと『これ読んだことある!』と気づいたということなのではないかと思うのです。

どうでもいい、言い訳を長々と書いてしまいましたが、

今後ロマンス小説を衝動買いする時には、読んだことがあるかないかについて、もっと気をつけよう…、と心底思った、ということが言いたかっただけです。





そして、購入したのは上の二冊よりもずーっと前だったと思うのですが、枕元に積んだままにしてあった本に、最近やっと!手をつけました。

『True Detectives』 by Jonathan Kellerman

ジョナサン・ケラーマンです。


でも私には大変珍しく、主人公は、アレックス&マイロではないのです。

Moses(刑事)とAaron(私立探偵)という、30代の青年たちが主人公なのですが、この二人の設定がちょっと変わっていて、あらすじを2行読んだところで購入を決定しました。

この二人、なんとお母さんが一緒の(つまりタネ違いの)血のつながった兄弟で、二人のお父さんは、警察官で、友人同士で、パートナーだった、とあります。

さらに、これはあらすじには書かれていないことなんですけれども、二人のお父さんたちの若い頃のことが描かれたプロローグを読み始めてみると、

この二人が!なんと!Mosesのお父さんは白人、Aaronのお父さんは黒人だったのです。

白人と黒人の警察官(まあFBI捜査官もある意味…)のパートナー同士で、大親友同士っていうと、

私が少し前から、急激に足をすくわれ、どっぷりとはまり込んだドラマ『Numbers』のまるで双子みたいな背格好&体格の仲良しコンビ Colby&Davidそのものじゃない!!

おしゃれでハンサムな黒人であるAaronのお父さん(=Aaron)と、ちょっと無骨な田舎者っぽいMosesのお父さん(=Moses)の描写を読んでると、

もう頭の中に浮かぶ映像は、完全にColby&Davidになってしまいました。


(…といいつつ実は、すらっとしたあまりにハンサムっぽいAaron(+お父さん)は、Davidよりも、『Leverage』のHardison こと Aldis Hodgeの姿が浮かんでしまう感じもあるのですけど…あ、そうすると、Red Neckの白人 Chris Kane と Aldis Hodge !っていうカップル…じゃなかった、コンビもあるか…いやっ、Moses はやっぱり Colby だなーっ。…って、私以外には全くどうでもいいことですね)

さらにさらに、このジョナサン・ケラーマンという作家さんは、西ロサンゼルス署の近辺で起こった事件だけを書く傾向があるため、

この『True Detectives』というお話は、アレックス&マイロのシリーズじゃないんだけど、二人が出てくるのです!(女刑事ペトラのシリーズもそうだったけど)

刑事であるMosesは、以前マイロと仕事をして以来、マイロの仕事ぶりに惚れ込んで、自ら志願して西ロサンゼルス署に異動を願い出て、警部補になったマイロの下で働くことになったという経緯があって、

私はいまのところ60ページちょっとまでしか読んでいないのですが、

掃除用具入れみたいに狭いマイロのWest LA署の部屋も、マイロを崇拝する(っていうか、Mosesの証言によるとでっかくて恐い番犬のように頼りにしているらしい)インド料理屋さんもでてきました。

今日は時間があるからかなり読み進められるかと目論んでいたのに、パックマンばっかりやってて…。

今晩寝る前に少しでも読み進めようと思います。



***


読書ついでに、お奨めSlashを一つだけ、

『Laurel Heights』

Pairing: Jensen/Jared, mention of other male characters
Rating: NC17 (eventually)

実はこのお話まだ完結していません。


ところが、5月の頭に連載(?)が始まった時、あらすじに非常に興味をそそられ、うっかり読みきりだと思って読み始めてしまって以来、すっかりファンになってしまったのです!

その、私が面白そう!と食いついたあらすじとは、以下のとおり:

Summary: Two shots ring out in the dead of night behind the exclusive gates of the Laurel Heights community, leaving two of their occupants dead in an apparent murder/suicide - or was it. Detectives Ackles and Padalecki are sent undercover to find the answer. The only problem is that the residents of Laurel Heights are gay couples, so it falls to the Detectives to pretend to be the perfect couple. Oh and did I forget to mention that the two Detectives have a secret of their own.....they're gay men....pretending to be straight men....who now have to pretend to be gay.....oh and one more thing....they can't stand each other. Will they manage to find out the truth behind Laurel Heights without killing each other?

このあらすじを読んでの私の予想は Crack的なかなりコメディー要素の強いお話なのかな、という感じだったのですが、これがまた、

きちんとプロットの立った、登場人物のキャラクターもとってもよく書けている、かなりレベルの高いお話です。

ゲイであるという本来の性癖をひた隠しにして、刑事としてのキャリアを追求してきたJaredとJensenは、職場では完全にストレートを装っており、お互い相手のことを『もう憎らしいくらいにストレート』だと思い込んでいます。


Jensen は、ギリシャの神様みたいな身体をしているJaredのことを、



Jaredは、完璧な唇とお尻の上に可愛いそばかすまであるJensenのことを、



絶対に手に入らないからこそ表面『大嫌い!』だと態度に出してはばからないという関係だったのだけれども、


Laurel Heightsというゲイのカップルだけが暮らす邸宅が集まった高級住宅街で起こった殺人事件解決のため、上司のJDMの命令で、なんとゲイカップルとして潜入捜査をしなければならないことになってしまいます。


そもそも仕事上やむをえずストレートを装っているゲイである二人が…、



心の底ではどうしようもないくらいに強烈に魅力を感じている相手のことをストレートだと信じ込んだまま、



そんな相手と完璧なゲイカップルのふりをしなければならない、ということで、事情はとんでもなくこんがらがっていきます。

今日現在、8話までが投稿されたところですが、Laurel Heights で起きた殺人事件の謎がますます深まっていくのと同時に、


Laurel Heights の他の住人たちの前で熱々の恋人同士を演じ続けなければならない中で、『相手はストレートなんだ!』という心の歯止めが外れかけてきているJ2(特にJared!)が!もうとにかくたまりません。

こんなに続きが待ち遠しいお話って、本当に久々です。

WIPでもかまわない、という方、本当に面白い話ですからぜひお試しください。


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