2010年5月9日日曜日

O, Death

Oh, Death!


Supernaturalシーズン5ももはや第21話が放送になってしまい、残るは、シーズンフィナーレとなる来週の第22話だけとなってしまいました。

もうシーズンフィナーレ?!本当?

最近のSPNはプロットが妙にややこしいことになってしまって、私は正直あまり身を入れて鑑賞できているとはいえないのですけれども、いざフィナーレだと言われてみると、妙に寂しいし…、

この時期毎年思うことではあるけれど、次のシーズン開始までのHiatus…乗り越えられるかな…

とはいえ、遅々として進まない私のシーズン5のおさらいは、まだ第4話ができてないというところで、長いHiatusの間もやることは山ほどあるともいえます。

さらに、今週の第21話の鑑賞中、多くの方が感じたことでもあるでしょうが、

「あっ」、「ああ!」、「そういうこと?」

と、何度も 第4話 『The End』 の細かなシーンがフラッシュバックのように脳裏に浮かんで、4話鑑賞中、色々と説明不足に感じていたことの補足説明を受けられたという感じもして、

おさらいのタイミングが大幅に遅れたことで、ある意味、新しい解釈ができるようになったのかもしれないという気もしている、の、です、けれども…。

ええ、ええ、この流れで、ぜひとも、じっくり第4話のおさらいに入りたいところなのですが、

本日5月8日(実際の投稿は9日になっちゃいそう)の土曜日も仕事で、明日の日曜もおそらくはゆっくりPCの前に座っているというわけにはいかないだろうという予感がしているので…、ちょっと4話のおさらいは先延ばしにして、

とりあえず、第21話を鑑賞後の現在、どうしても書き留めておきたいことを覚書として書き出しておくことにします。



以下、Supernatural シーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、ご注意願います。



***


『O Death』


第21話のエピソード内でも流れたこの曲を現在既に数え切れないくらいリピートして聞いています。


病気療養中の暇にあかせて毎日日記を書いていた頃のようには、Supernaturalというドラマに関しての情報がちっとも舞い込んで来なくなってしまったし

YouTube で Fangirls 作成の兄弟仲良しクリップを鑑賞するどころか、

それこそ次回の予告編を探して、CW の SPN のオフィシャルサイトを覗きに行くことすら全くしなくなって久しい私で…

いい加減、SPN 関連の情報に疎くなっていることは承知していましたが、

それにしても!

この歌を昨年の9月以降、全く知らずにここまで来てしまった、というか、よくぞ来れたものだと現在我ながら衝撃を受けているところです。

Supernaturalシーズン5の第21話の本編放送前に公開された、2つのTeaser Clip(ボビーのキスシーンを含む…) を本編放送後まで見ないつもりで我慢に我慢を重ねていたものの、

結局、我慢しきれず第21話の本編ドラマを見る寸前に我慢できずに再生してしまった時に初めて、

涼しい顔で肩の埃を払う Death おじさまの背後で、劇的なスローモーションで男性が倒れこんでいく映像にかぶせるようにして流れる、この【O, Death】という曲を耳にしたのですが、

第21話の本編を鑑賞し、DeathおじさまとDeanのやりとりを見た後、どうしてもフルバージョンが聞きたくなって、(翌日も仕事だっていうのに)

興奮さめやらないまま YouTubeに出かけていってみると、この『Oh Death』という曲を使ったFan作成の力作クリップが山ほど!

しかもその投稿日付は、21話のTeaser Clipが出たここ一週間ほどのものの他に、昨年の9月とかってなってて、

???

クリップへのコメント書き込みを読み込んでいくと

「この曲はCWのオフィシャルサイトでダウンロードできるわよ」

なんて書いてある…。しかもその歌詞ときたら、



Lyrics: O, Death

Won't you spare me over another year?

Oh what is this that I can't see with ice cold hands taking hold of me

When God is gone and the Devil takes hold

Who'll have mercy on your soul

O, Death

No wealth, no ruin, no silver, no gold

Nothing satisfies me but your soul

Well I am Death

None can excell

I'll open the door to Heaven or Hell

My name is Death and the end is here



………

あまりに、あまりに、あまりに、できすぎなくらい Supernatural じゃない???

と思ったら!

それもそのはず、なんとこの曲って!!!

昨年9月初め(まさにシーズン5スタートに向けてCWを上げてのプロモーションが開始された頃)の、とある人の書き込みよれば、


The song 'O, Death' which is a cover of an old gospel (I think?). This version was made just for the show.


古いゴスペルのような歌 『O, Death』のカバーで、このバージョンは、まさにSupernaturalというドラマのために作られたっていうの?

さらに、この『Oh Death』のSupernaturalバージョンが作られた背景のトリビアは下のような事情とのこと
(まさにいまさらの情報で、とっくにご存知の方も多いでしょうけれども)


CW on-air promotions exec Jennifer Titus has a very cool boss.

CWのオンエアプロモーションエグゼクティブ、Jennifer Titusには、とってもクールなボスがいる。
(『O Death』を歌っている Jen Titus ってアーティスト名で探したって、出てこないはずですよね!CWのお偉いさんだったなんて!)

His name is Chris Donovan, and he's senior VP and creative exec at the drama net. When it came time to plan out a campaign for the new season of "Supernatural" -- this year's theme: the end of the world-- he thought it'd be cool to use the old spiritual "O Death" (last heard in "O Brother, Where Art Thou?")

その上司の名は、クリス・ドノヴァン。CWのお偉いさんである彼は、『Supernatural』 の新しいシーズン(シーズン5)のキャンペーンを開始するにあたって、今年のテーマは、「世界の終わり」だし、古いスピリチュアルな曲 『O Death』 を使ったらクールなんじゃないかと思ったのだそうで…、

But rather than use a version already recorded-- or hire some session singers-- he had a hunch. Why not let Titus, who's known around the CW for her singing chops, record the song?

でも既に録音されてるバージョンを使うとか、その辺のセッションシンガーなんかを雇うよりはさー…、と、そこでピピッと、あることを思いついちゃって。それは、Titus にレコーディングさせればいいんじゃん、彼女の歌の上手さは CW でも有名だしさ?

She quickly did just that, cranking out a quick demo on her iPhone (apparently, there's an app for that, too).

Titusは、すぐに自分のiPhoneにデモ版を録音してみせた(もちろんiPhoneにはそんなアプリも入ってるんだろうね)

Donovan was wowed, decided to adjust some of the lyrics to fit the show and then had Titus head into a studio to record a formal cut.

ドノヴァンさんは、こりゃすげえよ、ってことで、ドラマの内容にフィットするよう一部の歌詞を少し変えることに決め、直ちに正式な曲をレコーディングさせるためTitusをスタジオに向かわせた。

Staffers at CWTV.com chimed some background humming, while the CW's exec in charge of music Leonard Richardson stepped up and mixed the track. (They're pretty dawn resourceful at the Dub, apparently. Or perhaps cost conscious).

CWTVドットコムのスタッフたちがバックグラウンドのハミングのために集められ(このハミングには チベットの『Throat singing』(喉歌)の技法が使われてるなんていう話もどこかに出てきたけど、Titusのまさに絶妙に神秘的な歌声に比べるとハミングさんたちの技量はちょっと不安定な印象も受けます)、CWの音楽部門の重役であるレオナルド・リチャードソンがトラックのミキシングに名乗りを上げた。(CWって寄せ集めでレコーディングできちゃうくらい人材豊富ってことなんだね。っていうか、たぶんコストの問題か)

The finished result hit the airwaves and YouTube late last month. Fans of the show have been blogging and re-Tweeting the video. And since the CW owns the rights to Titus' recording, it even decided to give away her recording as a free download on the network's website.

その結果は、TV放送でもYouTubeでも大したヒットとなり、SPNのファンは、このプロモビデオのことをブログに書きまくり、ツイッターしまくった。で、CWが、Titusのレコーディングについての権利を所有してるので、彼女の歌をネットワークのウェブサイト上で無料ダウンロードすることすら決めてしまったってこと。

Of course, as cool as all this is, TV MoJoe won't rest until Donovan recruits CW publicity chief to play guitar on the new version of the "Melrose Place" theme.

もちろんTitusの成功に飽き足らず、CWったら、新「メルローズプレイス」(このドラマには確か初代ルビーことKatie Cassidyが出てるのでしたよね?)テーマ曲のために広報チーフを駆り出してギターを弾かせたとのこと。




***



今週のエピソードについて、私は「O Death」の曲のおかげもあって、かなりわくわくと鑑賞したのですけれども、

私の周囲でまだわずかに、エピソード鑑賞後のリアクションを日記に書いているFangirlの反応は、今ひとつで、

評価は分かれる、というところなのでしょうか。

というか、私と一緒で、エピソードをじっくり追いかける体力が尽きてきている Fangirls も大勢いるように見受けられます。

つい今日も、

「あたし、最近SPN見る時、脳が止まっちゃうのよね。だからただ Dean がいかに美人で可愛いかにだけ注目してエピソードを追いかけてる」

なんていう書き込みを目にしたばかり。

いずれにしても来週のシーズンフィナーレのエピソード、どんなことになるのでしょう。

ついに鬱陶しい天国vs.地獄の揉め事に決着がつくのか、

で、またFangirlsがわくわくと(脳みそがエンストする心配なしに)楽しめるようなストーリーラインになってくれたりするのでしょうか?

でもその過程で、兄弟はいったいどれほどの犠牲を(またもや)払わされることになってしまうのでしょうか。



***



そうそう、YouTubeにでかけたついでに、『The Losers』のTrailerを見てきました。

やっと手元に届いた原作コミックのBook 1 をほーんの少しだけ読み始めたところですが、JDM 演じる Clay を初め、登場人物たちが、全員!コミックのままです。

こういうところ、本当にアメリカってすごいと思う…。

とにかく、早く日本で公開して欲しいーーー!!!!

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