おさらいの本編に入る前に、今週気になったことを覚書に少し書き出しておきます。
実は、数日前
Annabeth Gish, Jeffery Dean Morgan, Sean, Seth, and Coryn Cunningham from the set of The Fields currently filming.
という、コメントのついた写真を見る機会があったのですが、
Annabeth Gishっていう名前にすごく見覚えがあるのに、またこれがとんでもなく理想のお父さんらしいJDM+(苗字が一緒のところを見ると、どうやら本当の兄弟ってことらしい?)超可愛い子供たち三人と一緒に写っている(言葉は悪いけれども)ガッリガリの女性の姿を目にしても、とっさに記憶が蘇ってきませんでした。
でも、Annabeth Gishって…、Special Agent Monica Reyes ですよね!
Mulder が X-Files を放り出して出奔してしまった後、後任となったドゲッドの相棒としてX-Filesに配属された、(ちっちゃなスカリーと比べると)長身&ブルネットの美女の。
上の現在撮影中だという 『The Fields』 という映画(きっとドラマじゃないでしょう?)の内容を全く知らないので、完全な検討違いかもしれませんが、ひょっとして病気のお母さん役とかで?役作りで痩せているとか?
(写真の Annabeth は、薄いガウンのようなものを着ているように見えるし…)
それにしても、JDM、本当に次から次に新しい撮影現場にいる感じがします。
しかもロマンスから、サイコドラマから、アメコミ原作のアクションものから、ファミリードラマまで!ジャンルも実に様々で。
これではとても天国&地獄を相手に奮闘している兄弟のところに顔を出す暇はなさそう…ですよね。
☆
そして日本でも現在シーズン1が放送中の 『Leverage』は、シーズン3が6月20日スタートの予定なのだとか、
って、もうすぐじゃない!
追いかけているドラマがパタパタと夏休みに入ってしまうのは寂しいけれども、Leverageのシーズン3がもう今月から始まってしまうと知ると、なんだか焦ります。
さて、いい加減エピソードのおさらいに戻らないと。
大したことを書くつもりはありませんけれども、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン5のネタバレが出てくる可能性がありますので、シーズン5が日本で放送される、もしくはDVDが発売されるまでネタバレは絶対に封印することにしているという方は以下の閲覧ご注意ください。
エピソード5おさらい続きです。
天使(Zach)の横槍が入ったおかげでかえってあっさり仲直りできたか、に見えたWinchester夫妻でしたが…、
5年もかけて徐々に深さを増した夫婦間の溝が、そう一夕一朝に埋まるわけもありません。
ということで、今回は予告どおり、
『Winchester夫妻』夫婦喧嘩の巻
です。
***
補助輪をつけて夫婦関係慣らし運転中のWinchester夫妻が、とある田舎町で立て続けに起こる奇妙な殺人事件を調べていくうち明らかになってきたのは、
ジェームス・ディーンだとか、リンカーンだとかっていう超有名ゴーストが事件に関わっているらしいこと、
そしてそんな超有名ゴーストたちは、なんと自分たちの超熱烈ファンたちを殺しているのであるらしいという事実。
さらに事件の現場となったこの町には、有名人の遺品を小道具として使った蝋人形を展示するという、蝋人形館(Wax Museum)があるという事実も発覚。
ってことは、Remains(遺骸)=(確かDNAが残存しているくらいでもOKだったっけ?)がそういった遺品にくっついて残ってる可能性があるってことで、
だったら話は簡単、さっさと幽霊退治して、さっさとこんな町退散しよう!
で、幽霊退治のための備品の準備を兄ちゃんから命じられたサムが暗がりの中、岩塩の弾をSawed-Off に込めたりして、モーテルの部屋に戻ると、
兄ちゃんが、
「うん、ジェームス・ディーンとリンカーンの幽霊だって。信じられる?なんで急に殺しに狂い始めたのかな。もしかしたらApocalypseのせいで、静かに眠ってるとこ起こされて怒ってるのかもね。全く誰かさんのせいで…。そりゃ、あの子もかわいそうだけど、それが真実でしょ」
なんて、ボビーおじさんに愚痴り電話の真っ最中。
そして明らかに電話を盗み聞いた顔のサムが、何話してた?と聞いても、全く悪びれた様子もなく、
別に。
なんて答える兄ちゃん。
Sam: This was supposed to be a fresh start, Dean.
これって、俺たち二人の心機一転やり直しになるはずなんじゃなかったか。
Dean: Well, this is about as fresh as it gets.
うーん、これでも一応それなりに心機一転になってるんじゃないの。
夫の裏切りをそう簡単に許せないのは確かにしても、それにしたってあまりにあまりな態度の兄ちゃんに、もちろんサムのフラストレーションのレベルは急上昇、ということで、またもや Winchester 夫妻に波風の予感が。
***
ともあれ、幽霊発生の現場らしい蝋人形館に潜り込んだ兄弟は、幽霊退治を行うべく、館長さんから聞いた遺品を集め始めますが、
その時なんと、ガンジーの幽霊が、実は秘かにガンジーのことを熱烈に崇拝していたらしい…サムに襲い掛かります。
でももちろん、いつもの通り、危ういところで幽霊のRemain(たぶんDNAのかけらがくっついているであろう眼鏡)を燃やしてあっさりと幽霊を退治した兄弟。
(故人となっている有名人の遺品を燃やしちゃうって、とんでもないことのように思えるんだけど…、ガンジーの場合、眼鏡にくっついてる遺骸(DNA)が燃えた程度ってことで、眼鏡はちょっと焦げたくらいで無事ってことなのかな)
さー、一件落着、帰りましょ!
と、早くも荷造りを始めたディーンでしたが、サムはなんだか全然納得できていない様子。
だって、ガンジーの幽霊が叫び声を上げたり、炎に包まれたりすることもなく、ぱっと消えちゃったのも変だし、
本来は Fruitarian のはずのガンジーが、まさに血に飢えたモンスターみたいに、サム君のことを一口食べようとしたんだっていうのです。
註)Fruitarian(果食主義者):果物、ナッツ、種子類だけを食べる人。木からもいで食べられるものだけしか食べないということで、動物どころか、野菜すらも、その植物自体を収穫して殺してしまうから食べないという究極の博愛主義者。さらに厳格なFruitarianになると、木から落ちた実しか食べないのだとか。
でも兄ちゃんは、遺骸に火をつけたら消えたってことは、まさに幽霊だし、幽霊が消えたってことは、仕事は片付いたってことなんだから、さ、出発だ、と全く聞く耳を持たないどころか、
一方的に俺をこの町に引っ張ってきて、今度は一方的にこの町から引っ張り出すのか?と腹に据えかねる思いを口にしたサムに、
You ain’t steering this boat.
(裏切り者の)あんたに決定権はないの。
なんて、もうまるで5年前以上の子ども扱い。
そんな兄ちゃんの態度についに堪忍袋の尾を擦り切れさせてしまったサム。
(警告:もちろん二人の会話は、いつものとおり復縁模索中の中年夫婦のものに酷似していきます)
Sam: You know, this isn't gonna work.
なあ、こんなのうまくいかないよ。
Dean: What isn't?
なにがうまくいかないっていうの?
Sam: Us. You, me - together. I thought it could, but it can't.
俺たちだよ。お前と俺、夫婦としてさ。俺は、戻れると思ったけど、無理だ。
Dean: You're the one that wanted back in, chief.
戻りたいって言ってきたのは、あなたの方なのよ。
Sam: And you're the one who called me back in.
で、最終的に戻ってきてって電話してきたのは、おまえじゃないか。
Dean: I still think we got some trust-building to do.
私としては、私たちの関係にはまだいくらか信頼構築のためにすべきことがあると思うけど。
Sam: How long am I gonna be on double-secret probation?
(double-secret probationというフレーズには、Animal Houseというコメディ映画にまつわる独特の意味づけがあるような気がするのですが、そこを解釈する時間がないのでここは適当に…)
(今までだっていい加減謹慎状態だったっていうのに)俺あとこれ以上どれだけ保護観察期間が続くんだ?
Dean: Until I say so.
あたしがいいって言うまでよ。
Sam: Look...I know what I did, What I've done. And I am trying to climb out of that hole. I am. But you're not making it any easier.
なあ…、俺、自分が悪いってことはわかってる。あんなことをしでかしたんだからな。だから俺はなんとか穴の中から這い出そうと努力してるんだ。本当だ。でもお前はそんな俺に手を差し伸べようともしないじゃないか。
Dean: So, what, am I supposed to just let you off the hook?
じゃ、なに?(あなたはもう十分償ったから)私はもう無条件にあなたを許すべきだっていうの?
Sam: No. You can think whatever you want. I deserve it and worse. Hell, you'll never punish me as much as I'm punishing myself. But the point is, if we're gonna be a team, you and I, it has to be a two-way street.
違う。お前は、お前の心の思うとおりにすればいい。俺はそれだけのこと、いやそれ以上のことをしたんだしな。実際、俺が俺自身の罪を許せないと思う気持ちは、お前以上だと思うよ。でもな、重要なのは、もし俺たちが夫婦としてこれからやっていくなら、その関係は一方通行じゃ無理だってことだ。
Dean: So we just go back to the way we were before?
だからって、ただ簡単に以前の理想の私たちに戻ろうっていうわけ?
Sam: No, because we were never that way before. "Before" didn't work. How do you think we got here?
そうじゃない、だって前の俺たちは理想なんかじゃなかった。前の俺たちは上手くいってなかったんだ。そもそもどうして俺たちこんな状態になったんだと思う?
Dean: What's that supposed to mean?
何がいいたいの。
Sam: Dean, one of the reasons I went off with Ruby... was to get away from you.
ディーン、俺がルビーと駆け落ちしたのは…お前から逃れるためだったんだ。
Dean: What?
なんですって?
Sam: It made me feel strong, like I wasn't your kid brother.
ルビーと一緒にいると強くなった気がしたんだ。お前の(頼りない)年下の夫じゃなくてな。
Dean: Are you saying this is my fault?
あなたよりにもよって、離婚の危機を招いたのはあたしの責任だっていうの?
Sam: No, it's my fault. All I’m saying is that if we're gonna do this, We have to do it different. We can't just fall into the same rut.
もちろん俺の責任だ。俺が言いたいのは、もし俺たちが夫婦関係を修復しようっていうなら、これまでと同じやり方してたら駄目だってことだ。同じ轍を踏むわけにはいかない。
Dean: What do you want me to do?
私にどうして欲しいの。
Sam: You're gonna have to let me grow up, for starters.
まずは、俺を大人だと認めてくれ。
その瞬間兄ちゃんの電話が鳴り、サムの懸念どおり、事件はまだ幕を閉じていなかったらしいことが分かります。
被害者の友達らしい女の子二人が涙ながらに訴えたのは、パリス・ヒルトンが友達を連れ去っちゃったの、という(保安官さんも、「もうわからん!」と完全お手上げの)とんでもない事実でした。
***
シーズン5の Spoiler がどどっと出回り始めた頃、
映画 『House of Wax』 でJaredと共演したパリスがSupernaturalにゲスト出演することが決定した
という情報が、日頃Spoilerを極力避けて暮らしている私のもとへ、ほとんど口コミみたいな形で不意打ちに舞い込んできて、
その事実を知った瞬間には、『またまたー!』と完全デマだと思い込んだものでした。
でもそのすぐ後、それが本当の情報だと知って、どういうわけだか妙にショックを受けたというか、動揺したような記憶が微かに残っています。
パリスに払うギャラがあったら、そのお金でJDMを呼び寄せて欲しかった…。
まさに、そんな私の気持ちを弄ぶかのような台詞も出てくるこのエピソードの終盤のおさらいは…、本日もう体力が尽きてしまったので(午前2時になっちゃう!)、また次回ということにしたいと思います。
日曜日は、仕事がらみで早朝から出かけなければならないので、土曜日中に日記を更新できなければ、続きはまた来週のいつかということになってしまいそうです。
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