2010年6月30日水曜日

あれやこれや

『映画』


嫌気がさす前に、エピソードのおさらいを少しでも進めないと…、と思い続けながら、

『Iron Man』を観てしまったことで、どうしても

『The Wrestler』

が観たくなってしまって、観ちゃいました。

切ない映画でした!切ない!本当に切ないけれども、なにかしみじみと

ミッキー・ローク演じる、盛りをとうにすぎた老いぼれレスラー

Randy “The Ram” Robinson

に感情移入してしまう、いい映画でした。

仲間のレスラーや試合会場を訪れるファンたちからあんなにも愛されていて、本人にとってもリングの上だけが『生きてる!』という実感が持てる唯一の場所だからこそ、全身ボロボロでも、髪をブロンドに染め、日焼けサロンで身体を焼いて、無理やりにでも身体を造ってリングに上がり続けるのですよね。

近所の子供たちや、馴染みストリッパーのお姉さん、そして(リングの外での職場である)スーパーのお惣菜コーナーのお客さんとのやりとりを見ると、いかつい外見にも関わらず、まさに気は優しくて力持ちなRandy の人となりもよく伺えて、ほのぼのとした気持ちにすらさせられるっていうのに、

なのに!

人生の全てをリングの上で輝き続けることに捧げてきたからこそ、リングの外では何もかもうまくいかないダメ人間としてしか存在できないというのが、本当に切ないところです。

あのラストは、ああするしかないのか…、鑑賞後、しばらくあれこれと考えさせられましたが、

ああするしかないのでしょうね。





そしてうっかり(前回の日記でちらっと思い出してしまったもので)

『ブロークバック・マウンテン』で知られるアン・リー監督によるってことで、

日本でもすぐに、ひょっとしたら全国一斉とかで、公開になるんじゃないかとじりじりじりじりしばらく待ち続けたものの、一向に公開になる気配のないJDMの出演映画

『Taking Woodstock』

も観てしまいました。

上の『The Wrestler』に続いて、こちらも予想とかなり違う映画でした!

当初、一体どこで拾い読みした情報だったのか…(またあたしの妄想…?!)、JDMは、結婚して幸せな家庭を持ちつつも「クローゼットに隠れたゲイ」という役で、主人公の青年とMake outするシーンもある、と聞いていたので、ずーっと、ひたすらそのシーンが出てくるのを心待ちにしていたのですが、

うーん、撮影の段階…、編集の段階…で?そんな設定はすっかり削除されてしまうことになってしまったのか、戦争のトラウマを抱える弟に手を焼く、世間体を気にする常識人の頭の固いお兄ちゃんということになっちゃっていました。
(それでも素敵だったけど…)

それよりも!『Wolverine』の悪いお兄ちゃんビクターを演じたリーブ・シュレイバーが!

現在では本来の自分に正直になって女装して暮らすことにしている、朝鮮戦争にも行った元海兵隊員という役どころを見事に演じ切っていたのに驚愕しました。

この映画で一番心に残ったのは、リーブ・シュレイバー演じる Vilma かも。

マジでとんでもなくごつくてでっかいオネエさんながら、とても魅力的でちゃんと女っぽく見えてくるのが不思議です。
(ブロンドのロン毛のごついおじさんっていう定義は…、Wrestlerのミッキー・ロークと同じなんだけど…)

『Taking Woodstock』のRatingは、18禁ということになっていますが、

(アン・リー監督ということで私が期待したような)主人公エリオットとJDMとの激しいMake out session が理由で18禁なのではなく、

むやみやたらに裸族が出現する & エリオットのトリップシーンなんかのためなのだとすると、

伝説のライブ、ウッドストックの生きた現場の空気を伝えるドキュメンタリー的な要素としては、なかなかの出来になっている部分はあるという話だけれども、

(たとえそっくりさんでも)ライブのシーンがあるわけでもなく、一説にはこの映画、なんとコメディーと位置づけられているということもあって、

日本での公開は、今後実現するにしても、本当に小さな都内の映画館とかでの単館上映がせいぜい…というところなのかもしれませんね。



***



『海外ドラマ』

そして、6月20日からシーズン3が始まった

『Leverage』

なぜか、この2週間にわたり、毎週2話ずつ放送になっていて、27日の放送分で早くも4話ものエピソードが放送されてしまいました!

現地アメリカの女子もどこかで 『どうしてこんなもったいない放送の仕方するの?』 と呟いていましたが、本当にどうして?!

長台詞&複雑な詐欺の手口で、ただでさえストーリーを追いかけていくのが大変だっていうのに、

2週間で4話だなんて(次回の放送からは、1話ずつに戻るようですけど)

私の Supernatural のおさらいを妨害しようとしているとしか思えない…。



***



『読書』


Jonathan Kellerman の『True Ditectives』

やーっと読み終わりました。

Moe君とAaronの白黒兄弟の距離は、今回の事件を境に、ちょこっとだけ近づいたような気もするけど、まだまだでもあり、

でもこの二人を主演に新たなシリーズを?というには、ちょっと弱いかなーという感じも、

でも女刑事ペトラのシリーズも一冊では終わっていないので、様子によっては、まだ続いていくのかもしれません。

Moe君は、Miloの部下でもあることだし、Alexシリーズの方に兄弟がカメオ出演するようになるのかもしれない。
(私がスルーしていただけで、もう既に出ていたのかも…、兄弟の台詞によく知ってる感じでアレックスの名前が出てきたりもしてたし…、前の本『Compulsion』かな?を読み直してみるべきだろうか)

ということで、知らないうちに2冊ペーパーバックが出ていたAlexシリーズの、まずは

『Bones』

を読み始めてしまいました。

とりあえずは、この本に、兄弟が出てくるかどうか、チェックしていってみたいと思います。



***



本日は、ちょこっとだけ、観た映画や読んだ本のことに触れた後、たとえ少しでもエピソードのおさらいに手をつけようと思ってPCを開いたのに…

ふと気づけば、6月も終わり?

Big Bangチャレンジに投稿されるお話も面白そうなものがどんどん溜まってきて、非常に誘惑されているのですけれども、

2万語から10万語以上なんていう大作に手をつけてしまうと、それこそ時間を奪われてしまう…

3日…、10日くらい、いや一ヶ月?好きなだけ家に引きこもって、のんびり好きなことだけしてていいよ、なんていう状況になってくれたりしないだろうか…。

うーん、大昔の夏休みの宿題を思い返してみても、それでもSPNのエピソードのおさらいは進まないのだろうな。

読書だ、ドラマ鑑賞だって、うつつを抜かし続けちゃって。

なんとか次回は、エピソード6のおさらいにほんのちょっとでも手をつけることにしたいと思います。

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