シーズン6への秒読みは刻々と進んでいるというのに、私のシーズン5のおさらいは、ちぃーーーっともすすみません。
それにしても、シーズン6の Spoiler Warningの Trailer というか Teaser 映像が公開になってから、サムさんの 『あのシーン』 を切り取ったGIFがネット中を駆け巡っており、世界中の女子から、「永遠に見続けちゃうんだけど!」という嬉しい悲鳴があがっておりますけれども…、
☆
私が数年間追いかけていたSF三部作「ホミニッド」「ヒューマン」「ハイブリッド」の原作者でもある、ロバート・J・ソウヤーの原作で、
私がここしばらくケーブルのAXNでのろのろと追いかけている「Flashforward」では、2代目小悪魔ルビーであり、Sam Winchester こと Jared Padalecki さんの新妻でもある、Genevieve Cortese がやっと本格的にドラマに登場したと思ったのに、ややこしすぎるプロットが災いしてか、視聴率が低迷して、日本で放送が開始される前に、本国アメリカではシーズン1での打ち切りが決定してしまっていたとのことで、
「ヴェロニカマーズ」も終わってしまったし、
John パパこと JDM が幽霊として今後も継続出演予定らしい「グレイズアナトミー」シーズン3も、主人公インターンたちの動向がウザすぎて!
私のスキナーさんこと、そして Winchester 兄弟のおじいちゃんこと、Mitch Pillegi がシアトルグレース病院の理事長さんの役でゲスト出演して、X-Files 時代、カーシュ長官代理として散々上司風を吹かされて嫌味を言われた、リチャード・ウェバー外科部長に対して頭ごなしに命令したりしたエピソードには、さすがにちょっと胸がときめいたけれども、
結局レギュラー出演者の根強い人気と威力には及ばずということなのか、ラストは寂しい感じになってしまったし…。
そんなこんなで、たとえJDM目当てであっても、もうこれ以上「グレイズ」は追いかけなくていいかも…という心境になりつつあり、むしろスピンオフの「プライベートプラクティス」の方がよっぽど面白そう…
(ん?!私自身は、グレイズのシーズン3の今後の展開についてなんかなんにも知らないのだけど、ひょっとして、そういう感じになったから、JDMをSPNから誘拐して監禁した上、ストーリーに無理やり導入して視聴率稼ぎに入ったってこと?
この後もグレイズのシーズンは延々と続いているわけだし…この現在ダッレダレの感じのシーズン3もJDMの本格投入で今後ストーリーの面白さがかなり盛り返すってことなんでしょうか?)
我が家のケーブルの契約も改変時に来ているのかも、なんて考え始めた今日この頃です。
***
すでにシーズン5のレンタルも開始されたということで「Disclaimer」はもう省くことにしようと思いますが、念のため、ネタバレ防止の用心として、少しスペースだけは確保しておきます。
テレビを見ていてつきものなのは、「コマーシャル」。
テレビの世界に投げ込まれてしまった兄弟もそこは避けては通れないところ、
ディーンの記憶の片隅にかろうじてこびりついていた「日本語フレーズ」のおかげで、奇妙な罰ゲームつきの日本のバラエティクイズ番組からなんとか抜け出すことができた兄弟ではありましたが、今度入り込んだのは、
なんと性器ヘルペスの治療薬 『Herpexia』 のCMでした。
それにしても…、
患者の一人としてCMに登場させられることになったSam曰く: I am doing all I can to slightly lessen the spread of -- Of...genital herpes.
程度の効果のために、
Deanのナレーション曰く:Headache, diarrhea, permanent erectile dysfunction, thoughts of suicide, and nausea.
なんていうとんでもない副作用のある薬、飲む??と思うけど、これもまたTricksterの支配するテレビの世界だからしかたありません。
~~~
と、ここで、(私個人的なものかもしれないのだけれども)さすがに一考せざるを得ない事柄にぶち当たってしまったように思えるので少しだけ回り道を。
シーズン5に入ってのサムは、小悪魔ルビーとの浮気に走った罪を償いつつ、愛妻ディーンとの関係修復を図る夫という立場であるにしても、
前回の第7話では、9百歳の強力なHe-witchから「the Clap(淋病)」をもらい、
このすぐ前のシーンでは、「くるみわり」という罰ゲームで股間を強打され、
上のシーンでは、「性器ヘルペス」の患者として登場させられ、
このエピソード終わり辺りでは、ディーンにお尻の辺りをまさぐられて「Feels really uncomfortable」になってしまうという…、
サムに対して、あまりに「シモ」の面での罰が多すぎるように思えます。
この Supernatural というドラマの基本コンセプトとして、機会があるかぎり、相手かまわず手当たりしだいに女の子と寝てるのはディーンであって、
そういう意味では、性病を患うような危機に曝される可能性もディーンの方が高いはずだと思うのに、
ここまで一方的にサムにだけ「シモ」の罰を与えるというは…。
やっぱり、
「長年連れ添った可愛い愛妻ディーンがいるっていうのに、妻がちょっと留守にした隙に、しかも自分で望んで留守にしたわけでもなくよ? 無理やり地獄に連れ去られて酷い目に遭わされてた間に、いくら寂しいからって、小悪魔ルビーなんかと浮気してたなんて!」
さらに
「Jaredが愛する相手を見つけて結婚したことについては、何も反対するつもりはないし、末永く幸せになって欲しいと心から願うけれども…、Fangirlsの間でも人気の高かった可愛いサンディと破局して、傍目にも傷口がやっとふさがるかどうかっていうくらいに、熱愛発覚?で、あれよあれよという間に結婚?私、正直言って、Genevieveっていう存在について、どうしてもまだ納得のいかないところがあるみたい…」
という、Sam および Jared に対し、世界中の多くの Fangirls の女心の奥底に、共通して燻っているように思える、微妙で小さな火種のような感情を少しでも、そしてなんらかの形で消火&昇華しておきたい…
そんな水面下での意思が(今後も末永くシリーズを続けたいと願う)制作サイドで働いたのでは…なんていう疑念がわいてきます。
ひょっとしたら、シーズン6では、最前線から一歩退くことになったクリプキ先生に代わり SPN制作のトップに立つことになったSera Gamble 姐さんの意思が、既にこの辺りからかなり強く働いていたということなのかも。
~~~
Samさんが屈辱を堪えて、見事CMを乗り切ったおかげで、兄弟は無事次のチャンネル、オープニングで登場したあの妙に軽いSitcomコメディーの世界へと再び移ります。
案の定、またもや全くおさらいは進みませんでしたが、
この先、事態はまたとってもややこしいことになっていってしまうので、それはまた次回ということに…、
というか、次回こそあっさりとエピソードのラストまでおさらいができるよう頑張りたいと思います。
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6 件のコメント:
藤葉さん、スイマセン、1件目のコメント削除してもらっていいですか?
ニックネーム、間違えてるんで。。。
全く同じの、もう1回載せます。
はじめまして、aya*と申します。
以前から「いつも読んでます」「続き待ってます」は密かに(?)クリックしてましたが、Jaredの罰の件が面白かったので、コメントさせて貰います。
確かに、例のSamのシーンに対して、「Thanks Sera!!」のコメントを残すFangirils多しですよね。私も同じ気持ちです^^
ってことは、藤葉さんの読みは外れてはいない、と言う事でしょうか。。。
とにかく、今週の金曜からですね!楽しみ!!
藤葉さんのお陰で(?)SLASHの意味すら知らなかった私は、今ではすっかり腐女子に。。。
初めてFangirlsが作ったJ2の写真(用語知らないので。。。)を見た時、『信じられないっっ!!』と大変ショックを受けておりましたが、一歩足を踏み入れたら、まぁ楽しい^^
毎日キュンキュンしております。
私もお勧め紹介していいですか?
同じ方のなんですが、「can't buy me love」と「changes&chance」です。
もうお読みでしたら失礼。
Jaredが押す感じが好きなのです。
では、長文失礼しました。
ホント、いつも楽しみにしています!
aya*さん
はじめての書き込みありがとうございます。
Fangirlsが作ったJ2の写真(通常Manipと呼んだりしますね)本当に「これって本物?」なんて思ってしまうような高品質なものもあったりしてびっくりさせられますよね。
Slashのご紹介ありがとうございます!
どちらもなんとなくタイトルに見覚えがあるような気もするのですが、「Off the Script」のWriterさんの作品ですか?
ぜひとも後でチェックしてみたいと思います。
Jaredが押す感じ、大好物なので。
Supernaturalというドラマが始まる前からのJared's GirlfriendだったSandyに対しては、古参のFangirlsほど深い愛着を持っているので、「友達」段階を経ずに、あれ?っという間に「妻」になってしまった印象の強いGenevieveに対し、心の片隅にいまだにシコリのようなものを抱えているFangirlsは多い気がします。
本当の恋愛、結婚なんてそうそう物語のようには(特に、傍で見ているおせっかいなFanの)理想どおりになんかいかないもので、
得てして突発的に「好き!即、結婚!」くらいの勢いがないとあっという間に三十路、四十路の山を越えてしまうことになりがちなんですよね。
Fangirlsのシコリがどうだろうが、Jared&Genevieve当人たちにしてみれば、「ほっといて!」というのが正直なところだと思いますが、
せめてシリーズが終わる頃までに、Genevieveも「2代目ルビー」として一度くらいConへの正式参加が叶うと、(きっとJaredの心境的にも)すっきりするのだろうになーなんて思ったりもします。
Fanになにされるかが恐くて、実はJaredがGenのConへの参加を止めてるのかもしれないけど…。
Manip>
ホントにびっくりしました。そんなこと想像もしなかったので。『あり得ない!妄想するなら自分とでしょっっ!?!?』と思っていたので。。。
ホントに、出来の良さにはビックリです。感心しちゃいます。
Gen>
確かに、あれよあれよという間に結婚しちゃいましたもんね。
とってもかわいいカップルだと思うけど。
でもFanなんていうものは、どんなにお似合いでも、どっかで納得いかない部分があるというか、永遠に自分の物でいて欲しい、という願望がありますからね。。。
Jaredが幸せならそれが一番です、ハイ。
こないだのComic-conにはお互い嫁同伴でしたよね。Fanの前で(Jimの前でも)見せつけてましたからね^m^
複雑な心境で写真を見てました。
二人が幸せなのがもちろん一番なんだけど、あ~現実を見たくない、みたいな^^;
でも、嫁と一緒にいる時の二人もまた格別にかわいいし、みたいな。
Slash>
『Off the Script』のWriterさんではないです。
以前、藤葉さんが紹介していた『Laurel Heifhts』(これが腐女子デビューのきっかけです)のWriterさんも大好きです、特に『Cotton Candy & Goofy』が^^
このwriterさんと『can't buy me love』のwriterさんの英語は私には分かり易く、読み易いというのもあります。
CWの二人それぞれのInterview、何度も見返しては、『はぁ~、美しい…。』とうっとりしちゃいます。惚れない方がおかしいな、と^^;
aya*さん
Comic-conについては、映像も写真もほとんどチェックしていなかったので、知りませんでした。
Fanの前に妻たちも出てきていたんですね。
彼女(妻)たちのスケジュールが許す限り、なんだろうとは思いますが、割と色々な(特に海外の)Conに同伴はしていて、夜、繰り出したナイトクラブでDanneel & Genevieveを目撃した!だとか、サイン会場で、DanneelがJensenの後ろに座ってて少し話ができたの!なんていう話を良く目にしたりはしますが、
GenがConの会場でFanの前に姿を見せるというのは、かなり珍しいですよね。
この日記の中で、何度か触れてきたことですが、SPNのConの場合、人気のあるキャラだと、たった一度の出演でも「ゲスト」としてConに正式に招待されることが多々あるのに、Gevevieveに関しては、一年以上も準レギュラーとして作品に参加していたというのに、まだ一度もConにゲスト参加したことがない、というのが、どうもFansの微妙な感情に主催者側が考慮している結果のようでもあり、当人たち(Jared and/or Gen)がFansの感情に危機を感じていることの表明のようでもあり、寂しい気がしていたのですが、
そんな雰囲気もだいぶ緩和してきているということなのかもしれませんね。
Slash>
ご紹介の二作とも見つけて、とりあえずブックマークして「Changes…」の方から読み始めました。
キャラクターのやり取りなんかは可愛い!と思うシーンも多いし、JaredのJensenへのアプローチには確かに胸ときめくのですが…、
たぶんこの作者の方、(プロフィールも確認していないのですけども)かなりお若いか、これまで「JDM」という人物に愛情を抱いたことがない人なのだなーという印象で…、
残念ながら、私が感情移入するには、登場人物の感情の描写が若すぎる!という感じです。
(そこが可愛いんじゃない!といえば、そうなのかも…)
さらに残念なことには、私が長年盲目的に愛するJDMの扱いが薄っぺらすぎて…、なにもこの役で無理にJDMを起用してくれなくても…、あんな感じに扱うなら架空の名前のおじさんを登場させておけばよかったんじゃない?などなど…、
あれこれ湧き出してくる雑念に邪魔されて全く感情移入できないまま、Chapter6くらいで、挫折しかかっています。(この後が面白かったりするのかしら…)
せっかく大好きな作品をご紹介いただいたというのに、とっても残念です!
「Can't…」の方は(JDMが出てこないなら…)もうちょっとは好きになれるのかも…。
Slashの好みって、どちらが攻で受でとかだけじゃなく、作者さんのキャラクターの解釈なんかも大きく関わってくるものなのだなーと改めて実感しました。
自分とは違うキャラクターの解釈を持っている作家さんのお話は、読んでいてずーーーっと「なにか違う…」という違和感を持ち続けるような結果になったりするのですね。
これにこりず、「これこそは名作!」という作品をみつけたらまた是非紹介してくださいね。
斬新なキャラ解釈に「目からウロコ…」ということになるかもしれませんし。
お返事、ありがとうございます。
私の周りにはSLASHも含め、J2を語れる人がいないので、藤葉さんが相手してくれるのがうれしくて、独り善がりなコメントを残してしまいました。。。スイマセン。
そうです、『changes ~』のwriterさんは、お若いらしく、20代前半だったような。
私も初めて『changes ~』読んだ時、面白いけど、設定が若すぎるんだよなぁ。。。と思いました。そしてJDMをこんな役で登場させなくても。。。とも思いました。が、J2のキャラ設定は好きだったので、結局最後まで読んだら、良いもの読ませてもらった。と思ったのです。でも、そうでした、JDMのキャラ設定が、ちょっと酷い。『can't ~』の方も、ホントにちょい役で出てくるんですけど、これも、まさに、こんなだったらJDMでなくても、、、そんな無理くり出さなくても、、、という設定です、ハイ。J2の年齢は随分相応になってるんですけど。。。
申し訳ない、藤葉さんがJDM loveだっていうのに、そんなこともすっかりすっ飛んで紹介してしまいました。。。ホント、申し訳ない。
私も、キャラ設定で納得できないと、挫折してしまいます。紹介した2本は止めといた方がいいかも、、、です。紹介しときながら、なんなんですが、申し訳ない。
何か面白いのがあったら、またコメントします!
相手してくれてありがとうございます☆
ではでは、、、はっ!気付けば今日(明日?)からですね!シーズン6が始まるのは!
Newシーズンが始まる度に、現地Fangirlsが羨ましくなってしまいます。。。
aya*さん
こちらこそせっかくのご紹介に対して、年甲斐もなく独りよがりで失礼なご返事になってしまってすみませんでした…。
最近では、思う存分時間をかけて好みのSlashを漁る時間もないので、
時々この日記で無性に「誰か名作紹介して!」と問いかけたくなったりもするのですが、
なかなか「どんぴしゃ」に好みの合う方というのも少ないため、
せっかくご紹介いただいたのに、「………ごめんなさい」という結果になることも多くて、
大っぴらに「紹介して!」とも言い出せないジレンマに陥っていたところなんです。
この日記を始めてもう4年目(!?)だというのに、ネットの中でも相変わらず極端な引きこもり状態を維持している私は、日本のほかのSPN Fanサイトやブログオーナーの方との交流もなく、
ということで、
私も同じく周囲に「Slash」についても、SPNについても、語れる友達は皆無なのです。
だからこそ、というか、まさに Guilty Pleasure な Slash 読みに関しては、色々と辛いこと厳しいこともあるReal Lifeを忘れて、没頭したい!という本能が働くためか、
とにかく自分好みの設定・ストーリーのみを漁りたい!という習性が強くなってしまっていたようで、本当に失礼しました。
シーズン6本当に秒読みですね!
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