エピソード考察の続きを書きたいと思いつつも、
今年もSPN Big Bang の投稿が始まってしまいました。
ここ数年は、ほぼ全滅状態!という感じで Big Bang の作品を読めずに来てしまっていて、非常に悔しい思いをしていたので、
今年こそは、読める限り読んでやる! という決意を胸に、投稿される作品で興味を惹かれたものを片っ端から読み始めてみると…、
当然ですよね。
日記を書く時間が、全くなくなってしまいました。
(勢いがついて、Big Bang 以外の長編も読んでしまったりしてるし…)
とはいえ、完全に自己満足で妄想を延々と書き散らしてきただけのエピソード考察にも関わらず、大変ありがたいことに、ごくごく少数、奇特にもそんな私の考察の続きを楽しみにしてくださっている方もいるようですので、
少しは!進めたいと思っております。
以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
Sammy Winchesterさんより、「まだまだ文句が言い足りないよ!」 という可愛いクレームが届いていますので…、
【Sammy から見たCas】 続きです。
と、その前に。
可愛いといえば…、6月16日付けで、Twitter に UP されていた、親知らずを抜いた直後だというJaredさんのPuppy Dog Faceが、超髭面なのにも関わらず、あまりに可愛くて、ちらっと見るたび(←正視することすらできないらしい)心臓が痛くなるんですけど、年のせいなのかしら…、
Twitterの本文に、「I lost my shoe…」 というフレーズを絡めているということは、
Jaredさん、自分の Puppy Dog Face の威力を十分理解した上での、写真の公開ってことなのね。
もうこの子ったら!
きっとあの写真を別途こっそり Jensen にメールして、「Jen、痛いの、痛いの飛んでけ!ってやって」ってお願いしてるに違いない、はず…。
J と G だからまず大丈夫だろうけど、ジェン間違いで奥さんの携帯にメールして、後で「Jenってなによ」って騒動になったりしないよう、気をつけてね、Jared さん。
(そうそう、Jaredって、「Chuck」 ことZachary Levi と友達だったのね!びっくりしました。
「君って超ハンサムだよね、友達になってくれない?」っていう、 Jared の書き込みは Zach のどのTweet にレス(っていうの?)したものだったのか、気力も時間もなくて探せなかったけど…。
以前に一度読んだことがある、Sammy と Chuck が、Stanford で同級生だったっていう Crossover Fic が、また大量発生したりしないだろうか…。
この日記のどこかにも書いたけど、同じような背格好で、同じようなオタク青年で、好みのタイプも「背の高い唇ふっくら金髪美人」で、ちょっと特殊な生い立ちで…、Sammy と Chuck も出合ったらきっと友達になったはずだと思うんだけどなー)
(すべすべお肌になった)兄ちゃんの身体にいやらしい手形をつけた!
SammyさんがRubyとの不倫を清算できていないことを暴露した!
等など、など等、ナドナド(Casがらみの名シーンがほとんど記憶から削げ落ちているワタクシですので…その他の詳細については割愛させていただきます)
そんな当初からの反感に加え、Sammy が色々な事情でやむを得ず(心と身体の両面で)兄ちゃんから距離を置かなければならないハメになっていた間に、みるみる兄ちゃんに接近していく Castiel への嫉妬心のような感情が心の底に深く根を張ってしまっているためか、
(何度もクドくて恐縮ですが、正直言って、天国vs.地獄の騒動については、時間と体力の関係で、表面だけさらーっと流して鑑賞してきてしまっているので、シーズン4&5の間、SammyとCasの間でどのような微妙な Power Balance が生じていたものか、すっぽり記憶がないのですけど…)
兄ちゃんと一緒の時、自分の魂に特別問題のない時は、嫉妬の気持ちをぐっと堪えて、
Casは友達だよな、と自分に言い聞かせ、いい子のSam君として、Casとのやり取りは主に兄ちゃんに任せるようにしているものの、
どーうも、ふとした瞬間、悪魔の血の影響下にある、もしくは魂が抜けているなどの特異な状況下などではその傾向が顕著になるように見受けられるような気がするのですが、
Sammyさんは、人間の嘘や、言葉の駆け引きの裏をまだまだ本当の意味では読むことができないCasをお馬鹿な後輩をパシリに使うようにして、もしくはワンコをエサでつるようにして、全然友達的な感覚でなく、ついうっかり利用したくなってしまうという傾向があるように思えます。
シーズン6 第10話で、Crowleyの居場所を突き止めるため、一番手っ取り早そうなCasを利用しようと、「モーゼのおじさんの金色の箱みつけちゃったんだけどー」という真っ赤な嘘でCasを呼び出したのはそのいい例だし、
シーズン6第12話、
魂を戻された後、無事に目を覚ましたものの、Deathおじ様が作ってくれたSamの魂を覆う壁が、へたな刺激で崩壊でもしたらという恐怖心から、
兄ちゃんは、まさに生まれたての赤ちゃんを真綿でくるむようにして、とにかく下手な刺激を与えないよう神経を尖らせて、魂が抜けていた間にSamがやらかしたことを、一切Samに教えてくれないばかりか、
「他から耳に入る前に、ワシらから教えてやった方がいい」 というボビーおじさんにも、
「とにかくまだあの子には言わないで、お願い」 と口止めするという状況で、
このままでは夫権回復どころか、また赤ちゃん時代からのやり直しになっちまうぜ、そんなの辛抱たまるかっ!ってことで、
そんな超超超過保護なママモードにがっちり入ってしまっている兄ちゃんの心配をかいくぐって、情報を仕入れるには…
と考えたサムは、「Castiel、俺、戻ったよ。だからもし、ちょっと時間がとれればさ…」とお祈りしてみることにしたのでした。
しかしサムは、思いのほかあっさりと姿を現して、見よう見まねで人間の風習を真似してハグをしようと両手を広げたCasを、これはもうはっきりと意図的に無視して、すーっと椅子に座ってしまいます。
この時のサムの顔が、まさに兄ちゃんの前での「Casは友達だよな」という(しぶしぶな)見せかけの裏で、サムの心に根深く募ってきている嫉妬&反感を具現化したみたいな感じで、(Cas Fangirlsには悪いのだけど…)見るたびに声を出して笑ってしまう私です。
Sam: Um…Look, I-I would hug you, but----
Castiel: That would be awkward.
一人の美人妻を間に挟んだ、夫vs.間男の関係なんて、こんなものですよね!
そしてその後、
「全くとんでもない一年だったんだな、俺、たった今ボビーと話してさ、おじさんから、これまでにあったこと何もかも聞いたんだけど…」
(中略)
「俺が魂無しで歩き回っていた間のことで、ところどころ曖昧なところがあるんでさ。一緒に復習してくれないか?」
と絶妙な釣りで、Castielから、サムの魂が地獄に単身赴任していた間に、留守宅で起きていたことを洗いざらい吐かせてしまうSammyさん!(笑)(この絶妙にこずるい作戦、最高!)
そして、Purgatoryの蓋を開けるため、Dragonさんたちが大量捕獲していたVirginたちを(まあ一部)助け出した後、
自分が地獄に行っていたと思っていた間、実は魂の抜けた危険なSammynator(Sammy+Terminatior)な状態で、のびのびと活動していたことを知ってしまったと告白するSammyさんに
ボビーおじさんから聞いたの?
Casから…。
Dean: Cas. Friggin’ child.
キャスね。まったくガキなんだから。
仮にボビーおじさんが漏らしてしまった、なんてことがわかれば、絶対に「黙っててって言ったでしょ!」と食ってかかったはずのディーンは、キャスだと聞いて、「子供のやったことだからしょうがない」と、あっさり許してしまっています。
さて、ここに Sammy と Cas の共通点が現れましたよね。
⇒ Deanの愛情を自分に引き寄せるために、Deanの母性本能に訴えかける。
Sam の場合:
魂が抜けていた時代、あまりにガツガツ系のイケイケで男くささムンムンだったゆえに、Deanから「あの人、なんか怖いし、気持ち悪い…」と言われてしまったため、
その後、すかさず「教えて、お兄ちゃん、僕、魂が抜けててなんにもわからないんだモード」に転換。
あの辺りの変わり身は、さすがに「魂が入ってる時より、頭の回転は速いんだ」と言い放っていただけのことはあるSoulless Sammyさんならではの素早さでした。
魂が戻された後は、Death おじ様が作ってくれた魂の壁を「引っ掻いちゃダメ!」って、超心配している兄ちゃんの注目を、自分に独り占めしておくため、「ねえ、最近スキンウォーカー狩ったりした?」なんて、わざとちょこっと引っ掻いたりしてみせたり、
魂が抜けてる間に散々女の子たちをいただきまくっていた街にノコノコと無防備に出かけていって、大騒ぎを引き起こし、挙句の果てに、二、三分、兄ちゃんの目の前でブラックアウトしてみせたり、
とにかくこちらも、長年鍛え上げた「弟」の技を縦横無尽に駆使していきます。
Casの場合:
二千年ぶりに人間と交流することになって、最初は「毛の抜けたサル」の扱いをどうしたものかと、今ひとつ態度が不安定だったけれども、
天国の兄弟や同僚などとも対峙する形で、
Winchester兄弟を守り、親密に過ごしている間に、一時は天使としての能力を失いかけたり、などという経験を通じて、
魂抜けSammyさんと奇妙に類似した感じで、「人間に近づきたいけど、教えてもらわないとわからない」という、Deanの母性本能を刺激する態度をとり始めるようになっていきました。
ホント、この Dean という人は、ひょっとして母乳くらい出ちゃうんじゃないの?
と、時に疑いの目すら向けたくなるくらいに、とにかく、母性本能が豊かなのです。
「面倒見てあげなきゃ!」と思う存在が目の前に現れると、父ちゃんだろうが、天使だろうが、魂が抜けたターミネーターみたいな男だろうが、シェイプシフターの赤ちゃんだろうが、
とにかく面倒を見てあげたくなってしまうので、
たった一人の弟として生後6ヶ月の時から、Deanの心の最優先特等席を占領し続けてきたサムとしても、なかなか油断できないところ。
(親知らずを抜いてもらって、痛み止めでフラフラしている Jared さんが、あんな顔で目の前に現れたら…、Deanさん、イチコロかもね)
魂を戻してもらった後、今にも崩壊しそうな魂の壁を抱えているという強みから、Casに対しては一転圧倒的優位に立ったSamだったのだけれども…、
魂が抜けた自分がうかうかしている間に、更なる強敵が急浮上してきていました。
ミニ・ディーンこと、Benです。
シーズン6では複数のエピソードで、可愛い姿を見せてくれていますが、極めつけの第14話では、
ママが三回目のデートに出かけちゃう!と、Dean を緊急呼び出し。
(可愛い!けど、初登場の9歳の時の方がおませで今よりお兄ちゃんぽかったような気さえしてしまいます)
魂が戻って、理性も常識もすっかり戻っているSamとしては、「行けよ」というしかありません。
Deanとしては、(魂の壁が壊れちゃうような)「危ないことを一人でしないのよ?」とSammyさんに言いおいて、
またこれも手の焼ける Benの面倒を見に来ます。
***
あれれ?
本当は、今回、少し「Casから見たSammy」について書くはずだったのに、(潜在意識が拒否させるのか…)全然違う方へと話が進んだ上、
Deanの母性本能についての考察も、非常に中途半端なのですが、
現在、体力が尽きてしまったので…、
一旦、ここで投稿ということにさせていただきます。
次回こそ、「SammyとCas」についての考察を終わらせたい…。
2011年6月18日土曜日
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4 件のコメント:
藤ようさん
こんばんは。亮です。
今回も楽しい考察を、ありがとうございました♪
Deanの母性本能の豊かさについては、
うんうんと頷いてしまったわたしです。
「痛いの、痛いの飛んでけ!」
に思わず笑ってしまいました。
そっか、Jareさん、そういうことしてもらったから
親不知を抜いた翌日(?)
にも関わらずステーキにかぶりつけたのね。
ああ、妄想が(笑)
お返事はスルーして下さい。
藤ようさん、こんにちは
SammyとCass の考察、3回目も絶好調ですね。
母乳・・母乳・・・
しばしこの言葉に目が奪われてしまいました(笑)。
ええ Deanなら出ます!!出せます!!。
ほんとにこの人の母性愛は海より深いです。
Sammy、Cassがそれぞれのやり方でDeanの母性に訴えかけるところの説明は大納得です。
Sammyはわざと心配させて、Cassは教えて攻撃で・・・。
こういう目でもう一度エピを見直すと、二度美味しいですね。(*^。^*)
魂があっても無くても、Cassに大事な妻を取られまいといろいろ画策するSamさんが素敵です。
今回も楽しかったです。
Deanの母乳・・じゃなかった、母性本能の考察も楽しみに待ってます。
亮さん
お返事はスルーでとのことですが、ちょっとだけ。
Jaredさん、(痛み止めでフラフラして)「壁に激突して、看護婦さんをビビらせちゃったかも…」って、
シーズン2くらいだったか、手首を骨折した時も、痛み止めで超ハイになってて「撮影がすっごく楽しく感じた!」なんて言ってた気がしますけど、
彼って、身体の大きさに比例して、痛み止めの量も普通の人より多めに処方されちゃうんでしょうかね?
こういう時は、Jenさんに優しくしてもらえるから、ハイになっちゃうのかもしれないけど…。
orukaさん
Dean、母乳出そうですよね!
Deanのあまりに汲めども尽きない無尽蔵な母性について考えてたら、ふと、そんなことを思ってしまいました(笑)。
もしかしたら、あらゆる男性の根本には、「マザコン」的な面があって、
だからこそ、一旦Deanの魅力に取り込まれてしまうと、底なし沼のように足を引き抜けなくなったり、Deanを愛するがゆえに身を滅ぼしてしまうようなことになったり、するのかもしれませんね。
頭の中に浮いている、たよりない考察がどこかに飛んでいってしまう前に、なんとか続きを書きたいと思っています。
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