2011年9月28日水曜日
Fringe
Supernatural といえば、番組宣伝のプロモーションにほとんどお金をかけてもらえないにも関わらず、超強力な裏番組の数々、
「CSI:」
「グレイズアナトミー」
などと戦ってこなければならなかったというのは、Fangirls の間でよく知られている事実で、
実際、SPNの制作スタッフ自身が、そんな自分たちの作るドラマの辛い状況を皮肉って笑い飛ばすかのように、SPNの主人公 Winchester 兄弟を真裏で放送している番組とそっくりな TV Program の中に放り込むなんていうエピソードを作ったことがあるくらい。
シーズン6の時、木曜9時から、金曜9時の枠に引っ越しして、少し息がつけるようになったのかと思いきや、
シーズン7を迎えたこの秋、なんと
『Fringe』
が、金曜9時、つまり、Supernatural の真裏にやってきたのだとのこと。
んん~。
なんというか、皮肉な運命を感じます。
この日記では、Supernatural というドラマには、私が大好きだった「X-Files」というドラマの制作に関わっていたスタッフが沢山参加している、という事実に何度も触れてきました。
Supernatural というタイトルからも、X-Files でドラマの大きな核となっていた「超常現象」を扱った日常に隠れる不思議や謎に食い込むドラマになるのではないか…と、
ドラマ開始当時には、期待を寄せていたものだったのですが、
SPN はあくまで、「Urban Legend (都市伝説)」的なモンスターが主役で、さらに、シーズンが進むごとに、兄弟の戦いも、天使と悪魔に乗っ取られてしまった感も否めず、
「X-Files」の後継として期待していた私の思惑とは、プロットの展開も大きく離れてきてしまったというのが正直な感想。
一方、この秋から、(SPNの真裏で) 第4シーズンがスタートした 『Fringe』 は、FBI捜査官が、人智では解明できないような不思議な事件と、正体不明の巨大な陰謀に立ち向かっていく、という
まさに、『X-Files』 の正統派の後継といわれているドラマですよね。
ずーっと気になっていたものの、当初からあまりにメジャーすぎるドラマだったこと、そして主人公が女性、ということもあって、これまで手を出さずに来たのでした。
でも、Supernatural の真裏に?!
はい、なにか、化学反応的な反射で、ついに見始めてしまいました。
現在シーズン1の第1話と、第2話の途中まで、(うとうとしながら夜中に…)鑑賞したところですが、
Supernatural とは、予算のかけかたがあきらかに桁違いで、脚本もよく練られていて、出てくる事件や謎もとんでもなくて!
面白いです…。
なーんか、どこか悔しいような気もするのだけど…。
***
『Oz』 のWiki (いや、Imdbか) を覗いた時に、Ozに、Inmates(塀の内側の人たち)として出ていた俳優さんの多くが、その後、逆に司法の側(警察官)として、ドラマに出るようになっている、というトリビアを読んだのですが、
『Fringe』には、まさに『Oz』のInmatesが、(ぱっと見たところでも)二人も重要な役で出ていますね!
もういい加減、「あのドラマに出ていたあの人が!」っていう反応は止めにしようと思いつつ、よりによって 『Oz』 に出ていた俳優さんたちが…!と思うと、
『Oz』 の最終シーズンを見終えてしまうのが、なんか寂しくてためらっている私の背中を押されているような気もして、こんなところでも、なんだか皮肉な運命を感じてしまいます。
『Fringe』
観ろってことなのね。
***
9月になって、これまで追いかけ続けてきたドラマが一斉に新しいシーズンに突入してしまったっていうのに、
さらに次々新しいドラマに手をつけてしまって、
私は一体、何がしたいのかわからなくなってきています。
何かしら、二つや三つのドラマを卒業しないと、絶対に時間が足りません。
うーん、何を卒業したらいいものか…。
Hawaii Five-0 シーズン2!
ちょっとうっかりしているうちに、Hawaii Five-0シーズン2がスタートしてました!
昨日(おととい?)の放送で、もう第2話目だったのですね。
シーズン1のラスト、とんでもないクリフハンガーで、新しいシーズンのFive-0メンバーたちはそれぞれどんなスタートを切ることになるのか、はらはらハラハラしてたっていうのに、
また長いHiatusの間に、新しいドラマにあれこれ手を出してしまったおかげで、
Steve と Danno のいちゃいちゃラブストーリが始まっていたことを完全にスルーしていたとは、本当にうかつでした。
でも、2話まとめて鑑賞できたのも、ちょっと得した気分です。
以下、大したことを書くつもりはありませんが、新しいシーズン2のネタバレが出てくる可能性がありますので、ご注意願います。
【第1話】
なんなんでしょうかねー、このSteveとDannoの仲良しっぷりはっ!
なにしろ、冒頭3分と経たないうちから…、
ハワイ州知事殺害の罪を着せられ逮捕されてしまった Steve のところへ面会に訪れた Danno に嘗め回すように視線を這わせて、にやっとする Steve
Danno: Why are you smiling at me?
なに(あたしを見て)にやにやしてるのよ?
Steve: You're not wearing a tie, it suits you.
ネクタイをしてないんだな、そのほうがお前に似合ってるよ。
その後、刺されたお腹の穴もそのままに刑務所を脱走した Steve と、検死医のマックス(マシ・オカ)の家で対面した途端に、
極度の心配が解けた安心感から、「あんたいったい何考えてんのよ!!」 と怒鳴りちらし出した Danno との間に割って入りつつ 「大丈夫か?」 と尋ねた Chin 越しに、
Steve: Thank you for asking, Chin. (Chinの向こう側でぷいっと背中を向けているDannoに向かって) Yeah, I'm all right! (と、声を張り上げるSteve。(笑))
やっと塀の外で、面会ボックスの防弾ガラス越しじゃなく、生で対面できたんだから、Steve としては、Dannyに 「心配したのよ。大丈夫?」って優しく接して欲しかったのよね?
そんな風に顔を合わせれば口喧嘩ばっかりしている二人なのに、Danno がよりを戻せたと思っていた、Danno の元妻 Rachel がやっぱり今の夫 Stan とよりを戻すことになったと知ると、Dannoから
「ちょっと頭下げてくれる? 脱走犯のあんたは、透明人間でいてくれなきゃ困るんだから!」
と、怒鳴られつつも、バックミラーごしに妙に意味深な熱い視線を交わして親身に同情する Steve。
この二人の関係って、親友や、相棒っていう表現では括りきれない、家族的な親密さがあって、どんな小さなやりとりでも食いつきたくなってしまうのです。
***
【第2話】
州知事殺害の嫌疑を見事晴らした Steve は、一つ条件つきで Five-0 に復職できることに。
その一つの条件というのは、登場シーンから、絶対にいずれ Steve の Love Interest になりそうな匂いがプンプンの、もんの凄ーくセクシーな金髪美人 Lori Wetson をプロファイラーとして、Five-0 に入れること。
Steve と Danny は、(私たち腐のつく女子の目には)夫婦同然の仲良しだけれども、ストーリーの展開上、それぞれに恋のお相手が時により登場するのはやむを得ないというか、それも込みでの、Steve/Danno だと言うことは納得しておりますのです。
でも、Five-0 の内部に入るメンバーと、恋愛関係になってしまうということは、
微笑ましい Steve&Danno 仲良し痴話げんかが、今までのようには見られなくなるんじゃないの?
と、微かな不安を抱いた直後、
Lori、Steve、Danny の三人で、(それしか手段がないといわれて)馬でポクポクと現場にのんびり急行中、Steve と Danny が、いつものように可愛い口喧嘩を展開し始めたところ、
Lori: How long have you two been married?
二人は、結婚してどのくらいになるの?
(笑)!!
Steve と Danny が、痴話喧嘩 or 夫婦喧嘩しているように見えるのって、やっぱり私だけじゃないのね!
(Loriが腐女子…っていう可能性もわずかに…。いやないか!(笑) でも、おかげで、Loriに対する Danny から Steve を奪う存在になるのかも…という、「腐女子」的観点からの警戒心が一気に解除されてしまいました。ま、もちろん、この先どうなるかわからないけど…。)
とにかく、大きな伏線につながる重要なシーンも色々あったはずなのに、
第2話で、もっとも私の脳裏に焼きついたのは、上の Lori の台詞と、その直後、気まずげに急におとなしくなった Steve&Danny の姿だけです。
***
その他の覚書
CIA(だっけ?)のJenna Kaye が、(重要な証人となりそうな男を殺した)Wo Fatの運転手を務めていたっていうのは、第1話の非常に気になるポイントでしたが、
第2話では、特にJannaの怪しい行動が画面に出ることなく、死んだと思っていた婚約者が生きていたかもしれない、ということで、円満に Five-0 のアシスタントを抜け、アメリカ本土に帰るということになっていたのが、絶対今後の展開に響いてくるはずで、気になります。
Konoの状況が、とんでもないところまで追い詰められてしまったのも心配。
***
そうそう!
LostのJohn Locke役でおなじみのTerry O'Quinnが、Navy SEALとしてのSteveを育て上げたLieutenant Commander Joe White として登場。
Steve が『あんなとんでもない人間になったのは…』(←これは皆の心の声)「この海軍少佐のせいなのね…」
という台詞が何度も出てくるのが笑えます。
***
あと、どうでもいいことなんですけども…、
アメリカのドラマを見ていて思うのは、出てくる日本人の名前がなんとなくおかしいということ。
今回のエピソードに出てきた Steve のお父さん(おじいさんというべき?)の古い友人という日本人は、
Hideki Mokoto (モコトって…、実際にあったとしても非常に代わった苗字ですよね)
現在、最終シーズンを惜しみつつ、少しずつ、鑑賞中の『Oz』に出てくる、たぶん日系人らしい神父さんも Mukadaさん
(向田さんという苗字で、ムカダさんと読む方も結構いるのでしょうか。
日系人としてアメリカで名前を登録する際に、ムカイダが、ムカダになってしまうようなこともあったりするのか…。
少なくとも私の身近ではあまり聞かない苗字です)
Hawaii Five-0 のシーズン1に出てきた日本人のヤクザの名前も、今確認できないけど、下の名前がちょっと変わってた記憶が。
母音と子音を交互に並べた配置でそれらしく聞こえれば、OK ということにしているのか、それとも一応実際の日系人の姓名を参考にしたりもしているのか、
それから、Hawaii Five-0 というドラマでは特に、ハワイに日本文化がかなり浸透していることをうかがえるシーンがちょいちょい出てきますよね。
シーズン1の時は、あの巨漢のShaved Ice Stand(カキ氷屋さん)のオーナー Kamekona が、地元のスモウ大会に向けて特訓を始めていたり、
今回のエピソードでは、そのKamekona の Shaved Ice Stand のトッピングのレパートリーとして、Adzuki Beans (あずき)が選択できることが判明したり、
(たぶん中国人だという設定の)極悪な敵役であるWo Fat が、「Iwanu ga Hana.(言わぬが花)」なんていう日本語の格言を引用してみたり、
なにかにつけて、「真珠湾」のことが引き合いに出されるとはいえ、日系人も多いし、ハワイにおいて、「日本」の存在はかなり大きいということなんでしょうかね。
***
Hawaii Five-0、今シーズンも面白そうです!
2011年9月24日土曜日
Supernatural シーズン7 スタート!
やっぱり、シーズン6のエピソードのおさらいが終わる前に…、シーズン7が始まってしまいました。
新しいシーズン最初のエピソードは、あれこれ盛りだくさんで、一度見ただけでは色々消化できないのですが、ひとまずちょっとだけ、気になったことを書き出してみたいと思います。
以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。
私がふらふらしている範囲のSPN Fangirlsが、かなりの割合で、Supernatural を卒業してしまったり、最初のシーズンの頃のようには、熱心に最新ニュースを追いかけて 「キャ~~~ッ!!!!聞いて!!!」 と騒いだりすることがなくなったり、私自身も、そこまで熱を上げて SPN 情報を追いかける体力・気力がなくなったりしたこともあり、
この頃では、あえて遮断しなくても、ほとんど Spoiler 情報が耳に入らないという、ちょっと寂しい状況になってしまったのですが、
私が事前にかろうじて目にしたシーズン7の Spoiler として、Castielの出番がかなり少なくなるらしい。
という情報がありました。
…ってことは、Sammyさんが、Deanの恋のお相手として、大々的に返り咲くってこと??と、大いに期待していたわけですが、
第1話を見る限り、Casはまだまだ全力で出てきそうなんですけど…。
やっぱり、ここまで Dean/Castiel Fangirls が大幅増殖した状況で、Casの出番を減らすなんて、とてもできないということなんでしょうか。
それにしても、Sammyさんの扱いが…寂しい…。
まだ一つのエピソードを見ただけで、あれこれ判断するのも早計というものだとは思うものの、現状で推測する限り、どうも(少なくともしばらくの間は)私好みの展開になりそうもありません。
常に Sammy さんに対して贔屓目な目線で見ているせいもあるのか、第1話は、神(自称)になったCasばっかりが活躍する、
まだまだかなりの度合いで、Dean/Castiel なエピソードでしたよね。
ところどころに散りばめられた台詞や、意味深なシーンも、どーぅも、Dean/Cas な香りが濃厚という感じ。
私の個人的な、シーズン6のラストの段階での、シーズン7への展望としては、
(自称)神になってしまった Cas のことはひとまず置いておいて、Cas に心の壁を壊されてしまって、地獄の記憶が一気に戻ってきてしまった Sammy ちゃんにどんな変化が起きたのか、を(できればじっくり)見せてくれるのではないかなー、
と、ほのかな期待をかけていたのに…、
案の定といえば、案の定、Sammy くんの苦悩に関しては、予想の範囲内のその下くらいのレベルにしか触れず、さしたる見せ場もないままに、あんな展開になってしまって…。
兄ちゃんの愛情も、結局のところ、Cas に割かれすぎちゃってない?
今回のエピソード、またDeanの
『Cass, you child. (もうっ! Casったらガキなんだから!)』
という台詞が出てきていましたが、
(自称)神となって、Deanが色々教えてあげたりなんてできる存在ではなくなったばかりか、まともに面と向かって話もできない存在になってしまったと思わせておいて、
「吸い込んだ煉獄の中身が持ちこたえられなくて、爆発しちゃう…」
と、最後は甘えてすがってくるって…、Dean の母性本能をもっとも刺激するやり口じゃないの!
地獄の記憶も、魂が抜けていた間の記憶も、全~部思い出したし、今度こそ、愛する兄ちゃんの夫として一人前の男になるんだ。
地獄の記憶のフラッシュバックで辛い思いをしたって、俺、もう兄ちゃんに心配かけたりしないで一人で頑張る!
って、兄ちゃんに甘えずに我慢した Sammy くんが、貧乏くじを引いた形になるんじゃないの?!
我慢するだけ損なんだったら、再びCasに奪い取られてしまった兄ちゃんの愛情を引き付け直すため、というか、
「Casと、可愛い弟(で、夫)の俺と、どっちが大事なんだよ!」 と
兄ちゃんの心を試すために、あのタイミングで姿をくらましてみたくもなりますよね。
手を焼かせっぱなしの、二人の子供から、愛情を試されてばかりいる Dean は大変ですけど、Sam がいったいどういうことになってしまったのか、
次回以降のエピソードを、心配と楽しみが入り混じった気持ちで待ってみたいと思います。
そうそう、Death おじさま、相変わらず素敵でしたねー。
☆
そして、このシーズン7、またまたややこしいプロットが追加されたようなので、
完全についていけなくなる前に、今回のエピソードに出てきた事実を箇条書きで、思いつくまま少し書き出しておきたいと思います。
***
煉獄の扉を開けて、中に閉じ込められていた、(モンスターたちの?っていう設定じゃなかったけ?)魂を全部吸い込むことで、莫大な力を得、神(自称)になったCasがしたことは:
自分に従わない兄弟天使たちを皆殺しにし、
神の名のもとに、権力や自らの欲望を欲しいままに行使してきた腐りきった人間たちを次々と粛清して、
地獄の王を自称するCrowleyも、降格させ、部下にする。
地獄は、かなり営業を縮小することになるけれども、Lucifer と Michael を閉じ込めておく檻は必要なので、完全に解散はしない。
と、神様としてのお仕事を精力的に進めていたものの、
でも結局、Cas が吸い込んだ煉獄の中身を抱えきれず、具合が悪くなって、ほとんど吐き出しちゃったから、Crowley との取り決めは白紙に戻ったってことになるんでしょうか。
***
【魂】というものの位置づけというか、価値も、まだまだ難しいところです。
煉獄に閉じ込められていた魂を吸い込んだことで、「神」になったとCasが宣言したくらいだから、
・魂が集まれば、神にも匹敵するパワーを生み出すエネルギーになる、ってことよね?
そんなもの凄いエネルギーを自分のところに一つでも多く確保したくて、天国vs.地獄vs.煉獄で、延々いざこざを繰り広げてるってこと?
Deathおじ様がDeanに出した宿題の件もあるし、「魂」関係のことも、これからまだなにかしらあきらかになっていくのでしょうか。
***
今回のエピソードで新たに判明したこと:
・そもそも神が煉獄(Purgatory)をつくったのは、太古の物凄く強力なモンスター『Leviathan』を閉じ込めておくためだった。
・Purgatoryの蓋を開けて、中身を全部吸い込んだCastielは、そこに収容されていた魂だけじゃなく、『Leviathan』まで吸い込んでしまった。
・エネルギーがパンパンになりすぎて、破裂というか溶解しそうになってしまったCasを助けるため、(Deathおじ様が臨時で、煉獄の蓋が開けられる新月にしてくれるというので)再びPurgatoryの蓋を開け、Casが吸い込んだものを吐き出させたものの、吐き戻せたのは「魂」だけで、肝心のLeviathanは、Casの中にとどまったまま、なんと、Casを乗っ取ってしまった。
Leviathanに乗っ取られたCas、どうなっちゃうわけ?
でも私は、やっぱりSammyさんの方が心配。
なんだかまったくまとまりがありませんが、時間がないので、このまま投稿してしまいます。
新しいシーズン最初のエピソードは、あれこれ盛りだくさんで、一度見ただけでは色々消化できないのですが、ひとまずちょっとだけ、気になったことを書き出してみたいと思います。
以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。
私がふらふらしている範囲のSPN Fangirlsが、かなりの割合で、Supernatural を卒業してしまったり、最初のシーズンの頃のようには、熱心に最新ニュースを追いかけて 「キャ~~~ッ!!!!聞いて!!!」 と騒いだりすることがなくなったり、私自身も、そこまで熱を上げて SPN 情報を追いかける体力・気力がなくなったりしたこともあり、
この頃では、あえて遮断しなくても、ほとんど Spoiler 情報が耳に入らないという、ちょっと寂しい状況になってしまったのですが、
私が事前にかろうじて目にしたシーズン7の Spoiler として、Castielの出番がかなり少なくなるらしい。
という情報がありました。
…ってことは、Sammyさんが、Deanの恋のお相手として、大々的に返り咲くってこと??と、大いに期待していたわけですが、
第1話を見る限り、Casはまだまだ全力で出てきそうなんですけど…。
やっぱり、ここまで Dean/Castiel Fangirls が大幅増殖した状況で、Casの出番を減らすなんて、とてもできないということなんでしょうか。
それにしても、Sammyさんの扱いが…寂しい…。
まだ一つのエピソードを見ただけで、あれこれ判断するのも早計というものだとは思うものの、現状で推測する限り、どうも(少なくともしばらくの間は)私好みの展開になりそうもありません。
常に Sammy さんに対して贔屓目な目線で見ているせいもあるのか、第1話は、神(自称)になったCasばっかりが活躍する、
まだまだかなりの度合いで、Dean/Castiel なエピソードでしたよね。
ところどころに散りばめられた台詞や、意味深なシーンも、どーぅも、Dean/Cas な香りが濃厚という感じ。
私の個人的な、シーズン6のラストの段階での、シーズン7への展望としては、
(自称)神になってしまった Cas のことはひとまず置いておいて、Cas に心の壁を壊されてしまって、地獄の記憶が一気に戻ってきてしまった Sammy ちゃんにどんな変化が起きたのか、を(できればじっくり)見せてくれるのではないかなー、
と、ほのかな期待をかけていたのに…、
案の定といえば、案の定、Sammy くんの苦悩に関しては、予想の範囲内のその下くらいのレベルにしか触れず、さしたる見せ場もないままに、あんな展開になってしまって…。
兄ちゃんの愛情も、結局のところ、Cas に割かれすぎちゃってない?
今回のエピソード、またDeanの
『Cass, you child. (もうっ! Casったらガキなんだから!)』
という台詞が出てきていましたが、
(自称)神となって、Deanが色々教えてあげたりなんてできる存在ではなくなったばかりか、まともに面と向かって話もできない存在になってしまったと思わせておいて、
「吸い込んだ煉獄の中身が持ちこたえられなくて、爆発しちゃう…」
と、最後は甘えてすがってくるって…、Dean の母性本能をもっとも刺激するやり口じゃないの!
地獄の記憶も、魂が抜けていた間の記憶も、全~部思い出したし、今度こそ、愛する兄ちゃんの夫として一人前の男になるんだ。
地獄の記憶のフラッシュバックで辛い思いをしたって、俺、もう兄ちゃんに心配かけたりしないで一人で頑張る!
って、兄ちゃんに甘えずに我慢した Sammy くんが、貧乏くじを引いた形になるんじゃないの?!
我慢するだけ損なんだったら、再びCasに奪い取られてしまった兄ちゃんの愛情を引き付け直すため、というか、
「Casと、可愛い弟(で、夫)の俺と、どっちが大事なんだよ!」 と
兄ちゃんの心を試すために、あのタイミングで姿をくらましてみたくもなりますよね。
手を焼かせっぱなしの、二人の子供から、愛情を試されてばかりいる Dean は大変ですけど、Sam がいったいどういうことになってしまったのか、
次回以降のエピソードを、心配と楽しみが入り混じった気持ちで待ってみたいと思います。
そうそう、Death おじさま、相変わらず素敵でしたねー。
☆
そして、このシーズン7、またまたややこしいプロットが追加されたようなので、
完全についていけなくなる前に、今回のエピソードに出てきた事実を箇条書きで、思いつくまま少し書き出しておきたいと思います。
***
煉獄の扉を開けて、中に閉じ込められていた、(モンスターたちの?っていう設定じゃなかったけ?)魂を全部吸い込むことで、莫大な力を得、神(自称)になったCasがしたことは:
自分に従わない兄弟天使たちを皆殺しにし、
神の名のもとに、権力や自らの欲望を欲しいままに行使してきた腐りきった人間たちを次々と粛清して、
地獄の王を自称するCrowleyも、降格させ、部下にする。
地獄は、かなり営業を縮小することになるけれども、Lucifer と Michael を閉じ込めておく檻は必要なので、完全に解散はしない。
と、神様としてのお仕事を精力的に進めていたものの、
でも結局、Cas が吸い込んだ煉獄の中身を抱えきれず、具合が悪くなって、ほとんど吐き出しちゃったから、Crowley との取り決めは白紙に戻ったってことになるんでしょうか。
***
【魂】というものの位置づけというか、価値も、まだまだ難しいところです。
煉獄に閉じ込められていた魂を吸い込んだことで、「神」になったとCasが宣言したくらいだから、
・魂が集まれば、神にも匹敵するパワーを生み出すエネルギーになる、ってことよね?
そんなもの凄いエネルギーを自分のところに一つでも多く確保したくて、天国vs.地獄vs.煉獄で、延々いざこざを繰り広げてるってこと?
Deathおじ様がDeanに出した宿題の件もあるし、「魂」関係のことも、これからまだなにかしらあきらかになっていくのでしょうか。
***
今回のエピソードで新たに判明したこと:
・そもそも神が煉獄(Purgatory)をつくったのは、太古の物凄く強力なモンスター『Leviathan』を閉じ込めておくためだった。
・Purgatoryの蓋を開けて、中身を全部吸い込んだCastielは、そこに収容されていた魂だけじゃなく、『Leviathan』まで吸い込んでしまった。
・エネルギーがパンパンになりすぎて、破裂というか溶解しそうになってしまったCasを助けるため、(Deathおじ様が臨時で、煉獄の蓋が開けられる新月にしてくれるというので)再びPurgatoryの蓋を開け、Casが吸い込んだものを吐き出させたものの、吐き戻せたのは「魂」だけで、肝心のLeviathanは、Casの中にとどまったまま、なんと、Casを乗っ取ってしまった。
Leviathanに乗っ取られたCas、どうなっちゃうわけ?
でも私は、やっぱりSammyさんの方が心配。
なんだかまったくまとまりがありませんが、時間がないので、このまま投稿してしまいます。
2011年9月23日金曜日
チリ&コーンブレッド
食いしん坊の私は、小説に出てくる食べ物にもすぐあこがれて、
「どういう料理なんだろう…」
と、読書の途中で、ネット検索してしまうというようなことも頻繁にあるのですが、
アメリカが舞台になっている翻訳ものの小説や、特に男性ばかりが登場する Slash によく出てくる家庭料理として、ずっと憧れている組み合わせの食べ物がありました。
チリ(チリコンカン)&コーンブレッドです。
チリという料理自体は、メキシコ料理店などが近くにない私の暮らす田舎町でも、ファミリーレストランやファーストフードなどで、ハンバーグのソースになっていたり、フライドポテトにかかっていたり、食べる機会は頻繁にあるのですけれども、
翻訳ものの小説などに、アメリカ(南部かな)の家庭料理、もしくは男の手料理の代表選手的なものとして出てくる、
コーンブレッドとともに、という食べ方は、
なかなか出くわしません。
いつか家で作ってみたい…と思いつつ、なかなか踏ん切りがつかないまま、憧れだけを胸に抱いていました。
ところがこの夏、もはや我が家のメニューの定番ともなりつつある、タコスの材料を仕入れに出かけた際、いつもタコスシーズニングを購入している輸入食材店がその日に限って、妙に込んでいて、
少々急いでいたこともあり、「これだ!」と思って、いつもタコスシーズニングが並んでいる棚から、それらしき商品を掴んでレジを通り、家に帰って取り出してみると、
『チリ・シーズニング』を
購入してしまっていたことに気づきました。
パッケージがそっくりで、レジを通る時もまったく気づきませんでした!
(結局、その後、再びタコスシーズニングを買いにでかけるはめになりました。だってタコスの材料を揃えてしまっていたんですもん…)
予想外の展開で、心の準備もないまま、チリシーズニングを入手してしまったわけですが、
もう一つの主役である、コーンブレッドというものの姿をはっきり限定できないまま、
また一ヶ月、二ヶ月迷い続けることに。
コーンブレッド、というものを検索すると、
基本的には、コーンミールという、とうもろこしの粉を中心に、卵やベーキングパウダーを使って焼き上げる、甘くないケーキのようなものを言うようなのですが、
日本語のレシピで 「コーンブレッド」 を調べると、食パンの材料に、コーンミールを大さじ3くらいを加えたり、粒状のコーンを加えた、とうもろこし風味のパンが沢山出てきます。
この日記の食いしん坊のタグを読んでこられた方ならご承知のとおり、
面倒くさがりな私は、材料をきっちり計って、きちんと手順を守って作らなければならないお菓子づくりが苦手です。
本格的、を目指すなら、ベーキングパウダーのコーンブレッドなんだけど…、
食パンなら…、この春に我が家にやってきて以来、大活躍中の『ホームベーカリー』という秘密兵器がある…。
ということで、すっかり夏も終わり、秋風も吹きはじめる頃になってしまいましたけれども、偶然というかうっかりの結果として、今回初めて我が家でチャレンジすることになった
(そんな大げさな料理じゃないんですけどね…)
『チリ』の
付け合せには、とうもろこし風味の食パンを『ホームベーカリー』さんに焼いてもらうことにしました。
ということで、本日の昼食としていただいたメニューを、とりあえず、忘れない内に、覚書として、レシピと材料を書き出しておきたいと思います。
『チリ&コーンブレッド』レシピ
チリ
【材料】
チリシーズニング 1袋
水煮の豆の缶詰(400~450gのもの) 1缶
チリの材料としての豆は、レッドキドニービーンズ(赤いんげん豆)が基本ですが、ひよこ豆でも、うずら豆でも、ミックスビーンズでも、豆ならきっとなんでもOKだと思います。
トマトホール缶 1缶
ひき肉(合い挽き、または牛) 450g
水 100cc
塩 少々
ピザ用チーズ 適宜 (なくてもOK)
【作り方】
チリシーズニングの袋に書いてある通り。
ひき肉を炒めた後、他の材料を全て投入し、10分~15分煮込む。
仕上がりに、お好みで、チーズを表面にかけて、蓋をして弱火で2~3分蒸らします。
コーンブレッド(とうもろこし風味の食パンタイプ)
【材料】
強力粉 250g
クリームタイプのコーンの缶詰(190g) 1缶
スキムミルク 大さじ1
バター 10g
水 80~100cc(くらい)
通常、上の粉の量で水を180cc入れるところ、コーンの水分を考えて、(勘で…)水を約半量に減らしました。
さらに、通常は、砂糖大さじ2と、塩小さじ1弱、入れるところ、コーンクリーム缶の表示に、砂糖、塩、と書いてあったので、思い切って、なしにしました。
イースト 小さじ1
備考: はい…、とうもろこし風味をつけるために、今回クリームタイプのコーンを使ってみました。
コーンミールを買いにいくのが面倒だったの…。
【作り方】
ホームベーカリーで食パンを焼く手順とほぼ同じです。
粉、クリームコーン、スキムミルク、バター、水の順に、パン釜の中に投入し、(我が家のホームベーカリーは、イーストは別入れとなっているので)イーストをイーストポケットに入れ、
祈る気持ちで、スタートボタンを押しました。
…というのも、ざっとネット検索した中でも、コーンブレッドにコーンクリームを使うというレシピは出ていなかったので、私が完全に勘で決めた水分量や、砂糖や塩の省略がどんな結果になるものか…、正直わからなかったのです。
とはいえ、そんな心配をよそに、出来できあがったのは、やさしいとうもろこしの甘い香りがする、中はふんわりもちもち、皮はさっくりとした、淡い黄色のびっくりするほど上出来なパンでした。
チリを皿にもり、切り分けた焼きたてのコーンブレッドを添えていただきます。
【感想】
コーンクリーム入りの食パンは、あまりにやさしいふんわりした味で、チリのパンチのある味と一緒だと、ちょっと影が薄くなってしまった感じもありました。
(朝食とかおやつにそのまま食べたい感じでした)
コーンミールとベーキングパウダーで焼いた、もっとどっしりとしたコーンブレッドだと、チリをしっかり受け止めてくれるのかもしれません。
やはり手間を惜しまず、もう一度リベンジしてみたいと思います。
さらにこれは私が日本人だからなのかもしれませんが、チリは、お米や、マッシュポテトなんかと一緒に食べても美味しいだろうなと思いました。
それこそレモン汁を効かせたサルサソースとか、ワカモーレとかと一緒に食べても絶対美味しそう。
次回は、コーンブレッドのみにこだわらず、付け合せも何種類か用意してみようかと思います。
(太るか…)
「どういう料理なんだろう…」
と、読書の途中で、ネット検索してしまうというようなことも頻繁にあるのですが、
アメリカが舞台になっている翻訳ものの小説や、特に男性ばかりが登場する Slash によく出てくる家庭料理として、ずっと憧れている組み合わせの食べ物がありました。
チリ(チリコンカン)&コーンブレッドです。
チリという料理自体は、メキシコ料理店などが近くにない私の暮らす田舎町でも、ファミリーレストランやファーストフードなどで、ハンバーグのソースになっていたり、フライドポテトにかかっていたり、食べる機会は頻繁にあるのですけれども、
翻訳ものの小説などに、アメリカ(南部かな)の家庭料理、もしくは男の手料理の代表選手的なものとして出てくる、
コーンブレッドとともに、という食べ方は、
なかなか出くわしません。
いつか家で作ってみたい…と思いつつ、なかなか踏ん切りがつかないまま、憧れだけを胸に抱いていました。
ところがこの夏、もはや我が家のメニューの定番ともなりつつある、タコスの材料を仕入れに出かけた際、いつもタコスシーズニングを購入している輸入食材店がその日に限って、妙に込んでいて、
少々急いでいたこともあり、「これだ!」と思って、いつもタコスシーズニングが並んでいる棚から、それらしき商品を掴んでレジを通り、家に帰って取り出してみると、
『チリ・シーズニング』を
購入してしまっていたことに気づきました。
パッケージがそっくりで、レジを通る時もまったく気づきませんでした!
(結局、その後、再びタコスシーズニングを買いにでかけるはめになりました。だってタコスの材料を揃えてしまっていたんですもん…)
予想外の展開で、心の準備もないまま、チリシーズニングを入手してしまったわけですが、
もう一つの主役である、コーンブレッドというものの姿をはっきり限定できないまま、
また一ヶ月、二ヶ月迷い続けることに。
コーンブレッド、というものを検索すると、
基本的には、コーンミールという、とうもろこしの粉を中心に、卵やベーキングパウダーを使って焼き上げる、甘くないケーキのようなものを言うようなのですが、
日本語のレシピで 「コーンブレッド」 を調べると、食パンの材料に、コーンミールを大さじ3くらいを加えたり、粒状のコーンを加えた、とうもろこし風味のパンが沢山出てきます。
この日記の食いしん坊のタグを読んでこられた方ならご承知のとおり、
面倒くさがりな私は、材料をきっちり計って、きちんと手順を守って作らなければならないお菓子づくりが苦手です。
本格的、を目指すなら、ベーキングパウダーのコーンブレッドなんだけど…、
食パンなら…、この春に我が家にやってきて以来、大活躍中の『ホームベーカリー』という秘密兵器がある…。
ということで、すっかり夏も終わり、秋風も吹きはじめる頃になってしまいましたけれども、偶然というかうっかりの結果として、今回初めて我が家でチャレンジすることになった
(そんな大げさな料理じゃないんですけどね…)
『チリ』の
付け合せには、とうもろこし風味の食パンを『ホームベーカリー』さんに焼いてもらうことにしました。
ということで、本日の昼食としていただいたメニューを、とりあえず、忘れない内に、覚書として、レシピと材料を書き出しておきたいと思います。
『チリ&コーンブレッド』レシピ
チリ
【材料】
チリシーズニング 1袋
水煮の豆の缶詰(400~450gのもの) 1缶
チリの材料としての豆は、レッドキドニービーンズ(赤いんげん豆)が基本ですが、ひよこ豆でも、うずら豆でも、ミックスビーンズでも、豆ならきっとなんでもOKだと思います。
トマトホール缶 1缶
ひき肉(合い挽き、または牛) 450g
水 100cc
塩 少々
ピザ用チーズ 適宜 (なくてもOK)
【作り方】
チリシーズニングの袋に書いてある通り。
ひき肉を炒めた後、他の材料を全て投入し、10分~15分煮込む。
仕上がりに、お好みで、チーズを表面にかけて、蓋をして弱火で2~3分蒸らします。
コーンブレッド(とうもろこし風味の食パンタイプ)
【材料】
強力粉 250g
クリームタイプのコーンの缶詰(190g) 1缶
スキムミルク 大さじ1
バター 10g
水 80~100cc(くらい)
通常、上の粉の量で水を180cc入れるところ、コーンの水分を考えて、(勘で…)水を約半量に減らしました。
さらに、通常は、砂糖大さじ2と、塩小さじ1弱、入れるところ、コーンクリーム缶の表示に、砂糖、塩、と書いてあったので、思い切って、なしにしました。
イースト 小さじ1
備考: はい…、とうもろこし風味をつけるために、今回クリームタイプのコーンを使ってみました。
コーンミールを買いにいくのが面倒だったの…。
【作り方】
ホームベーカリーで食パンを焼く手順とほぼ同じです。
粉、クリームコーン、スキムミルク、バター、水の順に、パン釜の中に投入し、(我が家のホームベーカリーは、イーストは別入れとなっているので)イーストをイーストポケットに入れ、
祈る気持ちで、スタートボタンを押しました。
…というのも、ざっとネット検索した中でも、コーンブレッドにコーンクリームを使うというレシピは出ていなかったので、私が完全に勘で決めた水分量や、砂糖や塩の省略がどんな結果になるものか…、正直わからなかったのです。
とはいえ、そんな心配をよそに、出来できあがったのは、やさしいとうもろこしの甘い香りがする、中はふんわりもちもち、皮はさっくりとした、淡い黄色のびっくりするほど上出来なパンでした。
チリを皿にもり、切り分けた焼きたてのコーンブレッドを添えていただきます。
【感想】
コーンクリーム入りの食パンは、あまりにやさしいふんわりした味で、チリのパンチのある味と一緒だと、ちょっと影が薄くなってしまった感じもありました。
(朝食とかおやつにそのまま食べたい感じでした)
コーンミールとベーキングパウダーで焼いた、もっとどっしりとしたコーンブレッドだと、チリをしっかり受け止めてくれるのかもしれません。
やはり手間を惜しまず、もう一度リベンジしてみたいと思います。
さらにこれは私が日本人だからなのかもしれませんが、チリは、お米や、マッシュポテトなんかと一緒に食べても美味しいだろうなと思いました。
それこそレモン汁を効かせたサルサソースとか、ワカモーレとかと一緒に食べても絶対美味しそう。
次回は、コーンブレッドのみにこだわらず、付け合せも何種類か用意してみようかと思います。
(太るか…)
2011年9月20日火曜日
あれやこれや
ついに 『Oz』 を観始めてしまいました。
Supernatural というドラマが始まったばかりの頃、
兄弟愛萌えのドラマと言えば…という感じで、
『Prison Break』 と
『Oz』 というタイトルが、
SPN と一緒によく名前が挙がっていたものでした。
『Prison Break』は、当時、我が家のケーブルで見られるFox チャンネルで早速シーズン1の放送が始まっていたりしたこともあって(確かそんなタイミングだったと…)、SPNと並行して鑑賞を始めたものの、
『24』、『Lost』、『Heroes』 といった超人気ドラマを軒並み挫折してきた私は、
すぐに追いかけるのに疲れてしまって、(やっぱり…)シーズン2で挫折。
お金をたっぷりかけて制作される超人気ドラマは、とにかく息もつかせぬ超高速展開でぐいぐい視聴者を引っ張っていくというのが売り物であるがゆえ、伏線などが巧妙に張り巡らされすぎていて、ストーリーを追っていくのが精一杯という感じで、キャラクターの心の内面にまで妄想を膨らませる余地がないことが多いのです(私の場合)。
一方の『Oz』に関しては、SPNが始まる2年前(?)に、シーズン6までつづいたシリーズが終了していたこと、
HBOというアメリカの有料チャンネルが初めて制作した長編ドラマで、CMのためのスポンサーが実質ついていないという背景から、表現の規制が少なく、内容や台詞がとにかく過激なため、
日本ではDVDなどの発売の予定が全く見えなかったということもあって、
(現時点で、まだ、日本でDVDの発売はされていないのですよね? と言いつつ、ちらちら調べていたら、日本では Super!drama TV で、2001年~2005年にかけて放送されていたのですね!
ああ、だからSPNが始まった当時、『Oz』 熱が高かったってことだったの?
当時はとてもこのドラマを見られる気がしなかったから、そんな情報を完全に右から左に流していました…。
ってことは、吹き替え版とか、日本語字幕版とかの映像ソースは存在しているはずなのに…DVDを出さないなんて、もったいない。)
とにかく私のような海外ドラマ初心者には、かなり敷居が高い感じがして、心の奥底に「いつか…」という思いは抱きながらも、これまでずーっと鑑賞できないままきていました。
ところがつい先日、とある方からこの日記の数年前の過去記事にコメントをいただいたことをきっかけに、再び『Oz』への憧れが再燃し、
ついに鑑賞をスタートさせることになりました。
ニューヨーク北部にあるのではないかと推測される、重罪犯ばかりを収容したオズワルド刑務所を舞台に繰り広げられる物語。
このドラマは、時にどうしようもなく重くて、怖くて、やりきれなくなるくらいに悪い人やずる賢い人なんかも山ほど出てくるのですが、
物凄く、惹き込まれます。名作です。
(この5年ほどで、私がドラマをみる目も少しは成長したのかな…)
毎晩ふらふらになりつつ見続けて、気づけば、あっと言う間に、シーズン5に突入していました。
(ここまで来てしまうと、シーズン6というゴールがわかっているだけに、ちょっと寂しくなってきます…)
ストーリーは時々信じられないくらいに残酷になったりもするけど、登場するキャラクターたちが本当によく描かれていて面白いです。
一筋縄ではいかない登場人物ばかりが勢ぞろいしている上、内容も盛りだくさんなのですが、
妄想の余地もたっぷりあります。
いつかじっくりゆっくり感想が書けたりしたらいいなーとは思うものの、きっとそんな時間はないので、
とりあえず、お気に入りポイントだけ、思いつくまま、覚書として書き出しておきたいと思います:
『Oz』(シーズン4までの段階での)お気に入りな点:
Augustus Hill:
車椅子のオーガスタス、語り部としての彼が語る物語には、毎回、「うーん、深い…」と大きくうなずかされることが多いです。
宗教や歴史について、Ozの住人としての視線に基づく解釈は、一見極論のようでいて、実は私たち皆にしっくりと当てはまる気がするのです。
O’Reily兄弟:
よくぞここまで兄弟らしく似ている俳優さんたちを見つけた…、と思ったら、本当の兄弟だったこの二人!(しかも三男坊は、『Oz』の脚本に参加していたのだとか)
そもそも『Oz』というドラマに興味を持ったのも、この兄弟の噂を聞いたからですからね。
お気に入りポイントからこの二人は外せません。
とはいえ、お兄ちゃんのライアンは、Ozの住人たちの中でも、ある意味もっともタチの悪い人間で、ドラマが始まったばかりの頃は、この人が二番目くらいに嫌いでした。
(私が、シリーズを通して、ずーーーっと一番に嫌いなのは、マクマナス…、語ると長くなるので理由は省略しますけど)
でも中身が5歳の弟、金髪の可愛いシリルが(兄ちゃんのせいで…)Ozにやってきてからは、うーん、「可愛い弟にまでそんな?!」って、時々まだぞっとさせられたりもするけど、やっぱり頼りになるし、弟をとことん愛して守ろうとする『兄ちゃん』なんですよね。
まさに5歳児そのものといった感じで、無邪気に熟睡しているシリルの髪を撫でて、おでこにキスしたり、
「ママが歌ってくれた歌、忘れちゃった…」って、弟が半泣きになれば、一緒にベッドに入って、歌を歌ってあげたり、
この兄弟の仲睦まじい様子を見ていると、
某 Supernatural な兄弟にも、「遠慮しないで、このくらい仲良くしちゃっていいのよ!」って、声を大にして言いたくなっちゃうのです。
(SPNシーズン6の最終話、Casに心の壁を壊されてしまったSammyの枕元に座って、昏睡状態の可愛い弟の寝顔を切なく見つめる Dean 兄ちゃんのシーン。
私、あのエピソードを初めて見た時、反射的に、絶対、あそこで、Dean は Sammy のおでこにキスする!って思ってしまって、
なのに、Dean 兄ちゃんったら、Sammy の髪を撫でるでもなく、あっさり立ち上がっちゃったのを見て、なんかすごく物足りない思いがしたのです)
そして時々、語り部のオーガスタス以上に、深い台詞をポツッと言ってくれるシリル。
「天国に行ったら、Dr. Nathanの旦那さん(←シリルが殺した)に言うこと考えてあるんだよ。ボクを(天国に)入れてくれるか、わかんないけど」
レイプ事件の後、休暇を取って久々に帰ってきたDr. Nathanに、
「ボクも、レイプされた後、バカンスに行けたらよかったと思うけど。いいんだ、ボクには、兄ちゃんがいるから…」
なんていうシリル。
可愛くてたまりません。
Bob Rebadow と Agamemnon Busmalis:
とにかく殺伐とした、Ozの中で、この二人のおじいさん(おじさん…)たちの存在は、すごくほのぼのとして、一服の清涼剤といった感じもあります。
シリーズ後半には、あまり出てこなくなってしまったけど、(失敗した)死刑の後遺症として、「神の声」が聞こえるようになってしまった Rebadow という設定も、超常現象好きな私としては、かなり気になりました。
そしてもちろん、
Tobias Beecher と Chris Keller:
この『Oz』というドラマの第1話の衝撃とともに、Beecher というキャラクターの存在感は、とんでもなく大きいものになり、かつ、この人は、シリーズが進むごとにゆがみを伴いつつも成長しつづけていくという印象ですが、
Keller との関係は、くぅ~~~っ、本当に腐女子の心を絶妙にくすぐってくれます。
(まだシーズン5&6の鑑賞が残ってるので、この先、まだ何かしらの展開が待っているものかわかりませんが)
Beecher と Keller の愛し合ってるのに unrequited な関係に(シーズン4のラストの段階で)
うううぅぅぅ~~~…、と、一人唸っていたところ。
なんというタイミングでしょう!
とんでもない映画を観てしまいました。
『I love you, Phillip Morris』(2009年:日本では2010年3月に公開)
主演は、Jim Carrey/Ewan McGregor
実話を元にしてるんですか?!
ジャンルはラブコメなんですね??
大物すぎるカップリングゆえに、ゲイがテーマなんて言いつつ、きっと大したことないんだろう…と、かえって興味を惹かれることなく、ここまで未見で来てしまっていましたが…、
この映画とんでもないですね!
まさに Beecher と Keller のカップルへの欲求不満を解消してくれたのと同時に、
Jim Carrey/Ewan McGregor、この二人、
完っ全に、Jared&Jensenで(ろくに脳内変換もせずに)再生されましたよ。
Phillip(Ewan)が必死に背伸びをして取ろうとしている本を、横からひょいと取って渡してあげるSteven(Jim)という、
あの、図書館で二人が始めて顔を合わせるシーン!
まさにラブコメ!(笑)
むしろ少女マンガ!
愛する Phillip と一緒にいたい一心で、何度も何度も何度も何度も脱獄したり、つい悪いことをしてしまう、ノッポでダークヘアーのSteven(Jim)に、
素直で、シャイで、おっとりしている(でもセックスに関してはかなり積極的な…)金髪にブルーアイの美人さんな Phillip。
Ewan 演じる Phillip が、とにかく超~~~可愛くて!
二人のラブシーンも、まさに自然すぎるくらいにラブラブで。
驚きました。
まさかここまでのクオリティだったとは。
まだこの後、百回くらい見ないと気が治まりそうもありません。
まじでJ2にリメイクして欲しい…。
(HBOとか、Showtime とかの有料チャンネルで、濃厚なラブシーンつきで連ドラ化するとか…)
***
二行くらいで、『Oz』 と 『I love you, Phillip Morris』 を観ました、と一言報告して、
SPN シーズン6第15話の考察に入るつもりだったのに…。
ああ…、もうシーズン7が始まってしまうじゃない。
なんとか、第15話の考察だけでも、今週中にUPしたい…。
Supernatural というドラマが始まったばかりの頃、
兄弟愛萌えのドラマと言えば…という感じで、
『Prison Break』 と
『Oz』 というタイトルが、
SPN と一緒によく名前が挙がっていたものでした。
『Prison Break』は、当時、我が家のケーブルで見られるFox チャンネルで早速シーズン1の放送が始まっていたりしたこともあって(確かそんなタイミングだったと…)、SPNと並行して鑑賞を始めたものの、
『24』、『Lost』、『Heroes』 といった超人気ドラマを軒並み挫折してきた私は、
すぐに追いかけるのに疲れてしまって、(やっぱり…)シーズン2で挫折。
お金をたっぷりかけて制作される超人気ドラマは、とにかく息もつかせぬ超高速展開でぐいぐい視聴者を引っ張っていくというのが売り物であるがゆえ、伏線などが巧妙に張り巡らされすぎていて、ストーリーを追っていくのが精一杯という感じで、キャラクターの心の内面にまで妄想を膨らませる余地がないことが多いのです(私の場合)。
一方の『Oz』に関しては、SPNが始まる2年前(?)に、シーズン6までつづいたシリーズが終了していたこと、
HBOというアメリカの有料チャンネルが初めて制作した長編ドラマで、CMのためのスポンサーが実質ついていないという背景から、表現の規制が少なく、内容や台詞がとにかく過激なため、
日本ではDVDなどの発売の予定が全く見えなかったということもあって、
(現時点で、まだ、日本でDVDの発売はされていないのですよね? と言いつつ、ちらちら調べていたら、日本では Super!drama TV で、2001年~2005年にかけて放送されていたのですね!
ああ、だからSPNが始まった当時、『Oz』 熱が高かったってことだったの?
当時はとてもこのドラマを見られる気がしなかったから、そんな情報を完全に右から左に流していました…。
ってことは、吹き替え版とか、日本語字幕版とかの映像ソースは存在しているはずなのに…DVDを出さないなんて、もったいない。)
とにかく私のような海外ドラマ初心者には、かなり敷居が高い感じがして、心の奥底に「いつか…」という思いは抱きながらも、これまでずーっと鑑賞できないままきていました。
ところがつい先日、とある方からこの日記の数年前の過去記事にコメントをいただいたことをきっかけに、再び『Oz』への憧れが再燃し、
ついに鑑賞をスタートさせることになりました。
ニューヨーク北部にあるのではないかと推測される、重罪犯ばかりを収容したオズワルド刑務所を舞台に繰り広げられる物語。
このドラマは、時にどうしようもなく重くて、怖くて、やりきれなくなるくらいに悪い人やずる賢い人なんかも山ほど出てくるのですが、
物凄く、惹き込まれます。名作です。
(この5年ほどで、私がドラマをみる目も少しは成長したのかな…)
毎晩ふらふらになりつつ見続けて、気づけば、あっと言う間に、シーズン5に突入していました。
(ここまで来てしまうと、シーズン6というゴールがわかっているだけに、ちょっと寂しくなってきます…)
ストーリーは時々信じられないくらいに残酷になったりもするけど、登場するキャラクターたちが本当によく描かれていて面白いです。
一筋縄ではいかない登場人物ばかりが勢ぞろいしている上、内容も盛りだくさんなのですが、
妄想の余地もたっぷりあります。
いつかじっくりゆっくり感想が書けたりしたらいいなーとは思うものの、きっとそんな時間はないので、
とりあえず、お気に入りポイントだけ、思いつくまま、覚書として書き出しておきたいと思います:
『Oz』(シーズン4までの段階での)お気に入りな点:
Augustus Hill:
車椅子のオーガスタス、語り部としての彼が語る物語には、毎回、「うーん、深い…」と大きくうなずかされることが多いです。
宗教や歴史について、Ozの住人としての視線に基づく解釈は、一見極論のようでいて、実は私たち皆にしっくりと当てはまる気がするのです。
O’Reily兄弟:
よくぞここまで兄弟らしく似ている俳優さんたちを見つけた…、と思ったら、本当の兄弟だったこの二人!(しかも三男坊は、『Oz』の脚本に参加していたのだとか)
そもそも『Oz』というドラマに興味を持ったのも、この兄弟の噂を聞いたからですからね。
お気に入りポイントからこの二人は外せません。
とはいえ、お兄ちゃんのライアンは、Ozの住人たちの中でも、ある意味もっともタチの悪い人間で、ドラマが始まったばかりの頃は、この人が二番目くらいに嫌いでした。
(私が、シリーズを通して、ずーーーっと一番に嫌いなのは、マクマナス…、語ると長くなるので理由は省略しますけど)
でも中身が5歳の弟、金髪の可愛いシリルが(兄ちゃんのせいで…)Ozにやってきてからは、うーん、「可愛い弟にまでそんな?!」って、時々まだぞっとさせられたりもするけど、やっぱり頼りになるし、弟をとことん愛して守ろうとする『兄ちゃん』なんですよね。
まさに5歳児そのものといった感じで、無邪気に熟睡しているシリルの髪を撫でて、おでこにキスしたり、
「ママが歌ってくれた歌、忘れちゃった…」って、弟が半泣きになれば、一緒にベッドに入って、歌を歌ってあげたり、
この兄弟の仲睦まじい様子を見ていると、
某 Supernatural な兄弟にも、「遠慮しないで、このくらい仲良くしちゃっていいのよ!」って、声を大にして言いたくなっちゃうのです。
(SPNシーズン6の最終話、Casに心の壁を壊されてしまったSammyの枕元に座って、昏睡状態の可愛い弟の寝顔を切なく見つめる Dean 兄ちゃんのシーン。
私、あのエピソードを初めて見た時、反射的に、絶対、あそこで、Dean は Sammy のおでこにキスする!って思ってしまって、
なのに、Dean 兄ちゃんったら、Sammy の髪を撫でるでもなく、あっさり立ち上がっちゃったのを見て、なんかすごく物足りない思いがしたのです)
そして時々、語り部のオーガスタス以上に、深い台詞をポツッと言ってくれるシリル。
「天国に行ったら、Dr. Nathanの旦那さん(←シリルが殺した)に言うこと考えてあるんだよ。ボクを(天国に)入れてくれるか、わかんないけど」
レイプ事件の後、休暇を取って久々に帰ってきたDr. Nathanに、
「ボクも、レイプされた後、バカンスに行けたらよかったと思うけど。いいんだ、ボクには、兄ちゃんがいるから…」
なんていうシリル。
可愛くてたまりません。
Bob Rebadow と Agamemnon Busmalis:
とにかく殺伐とした、Ozの中で、この二人のおじいさん(おじさん…)たちの存在は、すごくほのぼのとして、一服の清涼剤といった感じもあります。
シリーズ後半には、あまり出てこなくなってしまったけど、(失敗した)死刑の後遺症として、「神の声」が聞こえるようになってしまった Rebadow という設定も、超常現象好きな私としては、かなり気になりました。
そしてもちろん、
Tobias Beecher と Chris Keller:
この『Oz』というドラマの第1話の衝撃とともに、Beecher というキャラクターの存在感は、とんでもなく大きいものになり、かつ、この人は、シリーズが進むごとにゆがみを伴いつつも成長しつづけていくという印象ですが、
Keller との関係は、くぅ~~~っ、本当に腐女子の心を絶妙にくすぐってくれます。
(まだシーズン5&6の鑑賞が残ってるので、この先、まだ何かしらの展開が待っているものかわかりませんが)
Beecher と Keller の愛し合ってるのに unrequited な関係に(シーズン4のラストの段階で)
うううぅぅぅ~~~…、と、一人唸っていたところ。
なんというタイミングでしょう!
とんでもない映画を観てしまいました。
『I love you, Phillip Morris』(2009年:日本では2010年3月に公開)
主演は、Jim Carrey/Ewan McGregor
実話を元にしてるんですか?!
ジャンルはラブコメなんですね??
大物すぎるカップリングゆえに、ゲイがテーマなんて言いつつ、きっと大したことないんだろう…と、かえって興味を惹かれることなく、ここまで未見で来てしまっていましたが…、
この映画とんでもないですね!
まさに Beecher と Keller のカップルへの欲求不満を解消してくれたのと同時に、
Jim Carrey/Ewan McGregor、この二人、
完っ全に、Jared&Jensenで(ろくに脳内変換もせずに)再生されましたよ。
Phillip(Ewan)が必死に背伸びをして取ろうとしている本を、横からひょいと取って渡してあげるSteven(Jim)という、
あの、図書館で二人が始めて顔を合わせるシーン!
まさにラブコメ!(笑)
むしろ少女マンガ!
愛する Phillip と一緒にいたい一心で、何度も何度も何度も何度も脱獄したり、つい悪いことをしてしまう、ノッポでダークヘアーのSteven(Jim)に、
素直で、シャイで、おっとりしている(でもセックスに関してはかなり積極的な…)金髪にブルーアイの美人さんな Phillip。
Ewan 演じる Phillip が、とにかく超~~~可愛くて!
二人のラブシーンも、まさに自然すぎるくらいにラブラブで。
驚きました。
まさかここまでのクオリティだったとは。
まだこの後、百回くらい見ないと気が治まりそうもありません。
まじでJ2にリメイクして欲しい…。
(HBOとか、Showtime とかの有料チャンネルで、濃厚なラブシーンつきで連ドラ化するとか…)
***
二行くらいで、『Oz』 と 『I love you, Phillip Morris』 を観ました、と一言報告して、
SPN シーズン6第15話の考察に入るつもりだったのに…。
ああ…、もうシーズン7が始まってしまうじゃない。
なんとか、第15話の考察だけでも、今週中にUPしたい…。
2011年9月13日火曜日
期間限定で裏の日記を公開してみます。
一応、これからひとまずは一ヶ月間くらいを目安にして、
これまで 「裏の日記」 もしくは、「秘密の部屋」 などと呼んで来ました
主に Slash Fanfiction の感想のみを書くために開設した
『藤よう’s Slash 大好き!』
(入室の際、「アダルトコンテンツを含む可能性があります」というメッセージが、英語で表示されると思うのですが、十八歳以上の方であれば、「理解し、継続を希望します」のボタンを押して、先へ進んでください)
9/15 改訂:年齢確認のメッセージ、ちゃんと日本語で出ますね。なんだったんだろう…、最初の数回、英語でメッセージが出てきたのは。ちょっとしたPCの環境とか、IEなんかのグレードによるのでしょうか。
という、私が所有するもう一つのブログを公開してみることにします。
本日、Slash 関係の日記をUP しようと思ったのですが、ふと
表の日記は読みにくるけれども、裏の日記は、お友達登録をしてまで読むつもりはない、
もしくは、
裏の日記っていうのも、覗いてみたいけど、「お友達登録」っていうのがややこしそうだし面倒くさそう…
さらには、
「お友達登録」っていうのしたいけど、どこからどうやったらいいの?
なんていう方もいるのかもしれない。
なにしろ、お友達登録募集の記事は、数年前に数回UPしただけなわけですから。
この日記に遊びにくる方全員が、過去5年間もの、私がだらだら書き散らしただけのログを全てチェックしていただいているとも限らないわけで、
私がこちらの日記で、「裏の日記」などと書くたびに、「仲間はずれ」にされたような嫌な思いをされたり、過剰に興味を抱かれたりするようなこともあるのかもしれない。
(最近では、表の日記でも Slashの感想をどんどん書いていますし、裏の日記に投稿したSlashの感想文も、表のものよりちょっと長めだったりするだけで、実際、大した違いはないのです)
そもそも裏のブログを開くことになったきっかけは、2007年の10月、ある読者の方から、
「この日記が2ちゃんねるに晒されている」
と報告を受けたことによります。
当時の私は、今以上のアナログ人間で、「2ch」というものの存在も全くわからない状況のまま、過剰に反応した形で、表の日記を封鎖するか、Slash関係のことは、どこか鍵のかかる別のところで書くか、しないといけないらしい
という、本当に右も左もわからないままの手探り状態で、急遽、鍵のかかる裏の日記を開設するという運びになったのです。
その後、日本での「Supernatural」というドラマに対する熱も、シーズンの初めの頃からと比較しては、かなり落ち着き、
私自身の日記の更新回数も、格段に減り、
その上、私という人間が、まさに喉元すぎればなんとやら…な、のん気で大雑把な性質であること、
などなどの事情の兼ね合いもあり、気づけばいつからか飄々と、表の日記で「Slash」の話題を投稿し始めるようなことにもなっていました。
考えてみると…、表の日記で Slash の感想を書き始めた時点で、裏の日記に鍵をかけておく必要もなくなったわけですが、
生来の「めんどうくさがり」で、裏の日記もほとんど更新もしないまま、鍵も開けずに放置して、早数年という事態に。
Supernatural というドラマの変遷に伴い、この日記を訪れてくださる方々の顔ぶれも微妙に入れ替わってらしたようで、
私が、ふと思い出した時に、「裏の日記更新しました」などと口走るたび、
この日記内をあちこち探し回って、苦労して私のメールアドレスを探してくださり、
「お友達にしてください」という申し出を、いただくことになったりして、
大変恐縮しておりました。
ということで、
今後、また状況によりどういうことになるかはわかりませんけれども、
とりあえずしばらく、裏の日記を誰でも覗いていただけるようにしてみます。
万一なにか問題が生じて、再び鍵をかけることになりましても、これまでお友達登録していただいた方々はそのまま残っていますので、また新たに、登録の申し出をしていただかなくても大丈夫です。
鍵をかけなおすにあたり、新たにお友達募集をするような場合には、その旨こちらの日記でまた通知いたします。
苦労して、つい最近「お友達登録」募集に応募いただいた方々には大変申し訳ありませんが、一応、「裏の日記」に遊びにきてくださる方への「いらっしゃい」の気持ちとして、ちょっとした「おまけ」記事をUPしましたので、よろしければ覗いてみてください。
***
裏の日記へは、この記事内のリンク、もしくは、右側にある「ラベル」の項目をずーっと下までスクロールしていただいた一番下に、
『リンク』
という項目を復活させ、そこに貼られたリンクから飛べるようにもなっています。
2007年の「2ch」騒ぎの時に、それまで相互リンクしていただいた方々ともリンクを解消させていただいたりもしたのですが、
これを機に、リンクを復活させてもいいよ、という方がいれば、
この記事にコメントしてくだされば、リンク先に追加させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
これまで 「裏の日記」 もしくは、「秘密の部屋」 などと呼んで来ました
主に Slash Fanfiction の感想のみを書くために開設した
『藤よう’s Slash 大好き!』
(入室の際、「アダルトコンテンツを含む可能性があります」というメッセージが、英語で表示されると思うのですが、十八歳以上の方であれば、「理解し、継続を希望します」のボタンを押して、先へ進んでください)
9/15 改訂:年齢確認のメッセージ、ちゃんと日本語で出ますね。なんだったんだろう…、最初の数回、英語でメッセージが出てきたのは。ちょっとしたPCの環境とか、IEなんかのグレードによるのでしょうか。
という、私が所有するもう一つのブログを公開してみることにします。
本日、Slash 関係の日記をUP しようと思ったのですが、ふと
表の日記は読みにくるけれども、裏の日記は、お友達登録をしてまで読むつもりはない、
もしくは、
裏の日記っていうのも、覗いてみたいけど、「お友達登録」っていうのがややこしそうだし面倒くさそう…
さらには、
「お友達登録」っていうのしたいけど、どこからどうやったらいいの?
なんていう方もいるのかもしれない。
なにしろ、お友達登録募集の記事は、数年前に数回UPしただけなわけですから。
この日記に遊びにくる方全員が、過去5年間もの、私がだらだら書き散らしただけのログを全てチェックしていただいているとも限らないわけで、
私がこちらの日記で、「裏の日記」などと書くたびに、「仲間はずれ」にされたような嫌な思いをされたり、過剰に興味を抱かれたりするようなこともあるのかもしれない。
(最近では、表の日記でも Slashの感想をどんどん書いていますし、裏の日記に投稿したSlashの感想文も、表のものよりちょっと長めだったりするだけで、実際、大した違いはないのです)
そもそも裏のブログを開くことになったきっかけは、2007年の10月、ある読者の方から、
「この日記が2ちゃんねるに晒されている」
と報告を受けたことによります。
当時の私は、今以上のアナログ人間で、「2ch」というものの存在も全くわからない状況のまま、過剰に反応した形で、表の日記を封鎖するか、Slash関係のことは、どこか鍵のかかる別のところで書くか、しないといけないらしい
という、本当に右も左もわからないままの手探り状態で、急遽、鍵のかかる裏の日記を開設するという運びになったのです。
その後、日本での「Supernatural」というドラマに対する熱も、シーズンの初めの頃からと比較しては、かなり落ち着き、
私自身の日記の更新回数も、格段に減り、
その上、私という人間が、まさに喉元すぎればなんとやら…な、のん気で大雑把な性質であること、
などなどの事情の兼ね合いもあり、気づけばいつからか飄々と、表の日記で「Slash」の話題を投稿し始めるようなことにもなっていました。
考えてみると…、表の日記で Slash の感想を書き始めた時点で、裏の日記に鍵をかけておく必要もなくなったわけですが、
生来の「めんどうくさがり」で、裏の日記もほとんど更新もしないまま、鍵も開けずに放置して、早数年という事態に。
Supernatural というドラマの変遷に伴い、この日記を訪れてくださる方々の顔ぶれも微妙に入れ替わってらしたようで、
私が、ふと思い出した時に、「裏の日記更新しました」などと口走るたび、
この日記内をあちこち探し回って、苦労して私のメールアドレスを探してくださり、
「お友達にしてください」という申し出を、いただくことになったりして、
大変恐縮しておりました。
ということで、
今後、また状況によりどういうことになるかはわかりませんけれども、
とりあえずしばらく、裏の日記を誰でも覗いていただけるようにしてみます。
万一なにか問題が生じて、再び鍵をかけることになりましても、これまでお友達登録していただいた方々はそのまま残っていますので、また新たに、登録の申し出をしていただかなくても大丈夫です。
鍵をかけなおすにあたり、新たにお友達募集をするような場合には、その旨こちらの日記でまた通知いたします。
苦労して、つい最近「お友達登録」募集に応募いただいた方々には大変申し訳ありませんが、一応、「裏の日記」に遊びにきてくださる方への「いらっしゃい」の気持ちとして、ちょっとした「おまけ」記事をUPしましたので、よろしければ覗いてみてください。
***
裏の日記へは、この記事内のリンク、もしくは、右側にある「ラベル」の項目をずーっと下までスクロールしていただいた一番下に、
『リンク』
という項目を復活させ、そこに貼られたリンクから飛べるようにもなっています。
2007年の「2ch」騒ぎの時に、それまで相互リンクしていただいた方々ともリンクを解消させていただいたりもしたのですが、
これを機に、リンクを復活させてもいいよ、という方がいれば、
この記事にコメントしてくだされば、リンク先に追加させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
2011年9月5日月曜日
Supernatural シーズン6エピソード考察 SammyとCass ⑤
本当に、もう次の第7シーズンが始まってしまいそうですし、第6シーズンのボックスって、もうそろそろ届いちゃうのでしたっけ?
なんて思っていたら、今朝、シーズン6リリースのCMを目撃しました。
なんてことを呟きつつ、ぐずぐず日記を書いていたら、シーズン6のBoxを本日発送しましたというメールがAmazonさんから届いてしまいました。
うう~…、とりあえず、この考察だけでも終了したい!
以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
さて、このテーマでの最後の考察として(今回こそ、何があってもSammy&Cas最終回です!)、取り上げてみたいのは、
母性がたっぷりすぎて、いまにもこぼれそうになっているDeanさん、
そんなDeanさんが、なぜ Castiel 、そして Soulless Sam に惹かれてしまうのか、その理由です。
***
Dean さんは、外見上は、30代に入ったばかりの、自分では某父ちゃんのような荒削り(Rugged)な男前であると自称しているものの、その実、完全にママ譲りのおめめぱっちり、マスカラいらずの天然超長睫毛で、唇ふっくらな美人さんな青年なのですが、
その中身はというと、
それはもうまごうことなき真実として言えるのは、
「子育ても一段落して、そろそろ更年期に差しかかろうという主婦」、なんですよね。
上記のような年代の主婦というのは、それまで全身全霊を注いで育て上げてきた子供の自立に伴い、「Empty Nest Syndrome」(空の巣症候群)と呼ばれる不安定な精神状態に陥りがちで、
大人になって自分のもとから巣立ってしまった子供の代わりに愛情を注ぎこむ存在を探しては、それに強烈にのめり込んでしまうというような傾向があるわけです。
そういった愛情を注ぐ対象はペットである場合も多いでしょう。
Dean さんも、某 Impala ちゃんという黒くて大きな自動車にたっぷりと愛情を注いで、世話を焼き、執着したりもしています。
さらに、こうした主婦たちが、家事の合間の、ちょっとした休憩時間に心を取り込まれてしまいがちなのは? はい、もちろん、
Soap Opera (昼メロ、メロドラマ、恋愛ドラマ) です。
身近にはとても存在しないようなハンサムで魅力的な男性が登場して、さまざまなシチュエーションで恋愛模様を繰り広げる様子を、ヒロインの立場に強烈に感情移入しながらドキドキハラハラを味わうことで、無意識に、欠乏し始めたホルモンレベルをあげようとする、というのが、その心理の裏側にあるのかもしれませんが、
Dean さんは、シーズン5で、トリックスターによりTVの国に放り込まれてしまった時、超お気に入りの Soap Opera の主人公「Dr. Sexy」に遭遇して、
「やだっ!Dr. Sexyだわ!どうしよう…」
なんて、目線も合わせられないくらいにドキドキした挙句、
「カウボーイブーツを履いてないDr. Sexyなんてありえない!」
と、非常に細かいトリビアを披露して、疑念を差し挟む予知が1mmもないほどに
熱烈な 「Dr. Sexy」 Fangirl
であることを自ら暴露してしまったという、シーンがありましたよね?
そのエピソードでは、食い入るようにテレビを見つめている姿を夫の Sam さんに見咎められ、
「お前、いつ更年期になったんだ?」
と、大変的確なツッコミを入れられたりもしていました。
そんな Dean さんのような、正真正銘、筋金入りの熟年世代の主婦が、
さらに輪をかけて嵌るものと言えば?
そう、韓流(そこから派生してのK-Popも若干含むのかな?)ですよね。
奥様たちの間の韓流人気というのは、上の Soap Drama に嵌るのと同じじゃないの?と思われるかもしれません。
でも私の印象では、ちょっと違う要素が含まれているように思うのです。
私はこのところずっと、都市伝説を漁って、あちこちふらふらしているのですが、そんな中で、引っかかってきた噂の一つに、
韓国は、国のイメージ向上のために、国家予算の1割を割いている。
そのイメージ向上戦略の大半は、外貨獲得の目的から、世界で唯一、いまだに CD や DVD といったソフト媒体にお金をつかう、日本と米国に向けられている。
つまり、K-Popアイドルや、韓流ドラマスターを、国を挙げて(緻密な計算に基づき)育成し、日本および米国に向け、次々と売り込んでいる、というもの。
で、そういった韓流スター&アイドルたちの育成&教育&訓練の一環として、日本や米国でデビューするに当たっては、相手の国の言葉も、日常会話程度は教え込まれる…というのも、一つの重要な要素です。
日本人の奥様たちからすると、同じ東洋人ながら、格段に鍛え上げられて立派な体格をした、でもお肌すべすべで可愛い顔をしたアイドルたちが、
つたない日本語で、「おうえんシテクダサイ、おねがいデス」 なんて訴えかけてきて、国がすぐお隣ということもあって、頻繁に来日してくれるので、「生」で、そのセクシーで可愛い姿を眼にしたりもできるし、場合によっては、ライブやファンの集いなどで、直に交流したりすることもできたりする
あり余って行き場のない母性本能を注ぎ込むには、超絶妙にぴったりな存在といえます。
こうした現象は、米国でもジワジワと進んでいるようで、
特に腐のつくFangirls(この日記で何度も触れていますが、ワタクシと同世代から、もっとお姉さまも沢山存在します)などにとっては、(アメリカ人のステロイド増強的なムキムキ男たちと比較すれば)華奢で中性的な容姿の見目麗しい東洋人の男の子たちが、
(韓国のアイドル養成の基本として、デビュー前後の数年間は、ほとんど皆、寮生活で常に寝食を共にして暮しているというちょっと他国ではみかけない特異な背景もあり)
(ゲイだと誤解されることを非常に警戒する傾向のあるストレートの)アメリカ人の男の子たちではとても考えられないくらいに、グループのメンバー同士でべたべた仲良しな姿を信じられないくらい思いっきり晒してくれつつ、やっぱり片言の英語で、「ボクは、○○(←仲良しメンバーの名前)がだいちゅき!あいしてるの」なんて天真爛漫なコメントを投下してくれたりしたら、
「このコたち、最高にかっわいい~~~っ!!!!」
って、コロッとやられてしまうことになるわけですよね。
ということで、現在、日本および米国を中心に行われている(と一部で囁かれている)韓流アイドルの猛烈な売り込みは、
これまで長年主婦たちが嵌ってきた Soap Opera の要素に、
「片言の言葉」と、
微妙な文化の違いによる(いい意味での)感覚的な違和感により、
母性本能を強烈に刺激するという、
まさに最強の布陣をそろえた戦略に基づいている、と言えるのではないかと思うのです。
***
そして、Deanが、Castiel、そして、Soulless Sam に惹かれてしまう理由を(もう何度も同じようなことをやってるような気もしますが…)考察してみましょう。
当初、2千年ぶりに交流することになった下等生物である人間の感情など理解しようという気もなく、完全に上から目線だったCastielは、
Winchester兄弟(特にMichaelのVessel候補で、悪魔の影響を受けていないDeanさん)の味方になって、悪魔はもちろん、自分の兄弟たちとも喧嘩していく道を選んだ後、
時たまは、天使らしい横柄さと上から目線な態度を交えつつも、小さな子が、お母さんのマネをして言葉や社会常識を少しずつ覚えていくように、なんの曇りもなく素直に、Deanが教える「人間として知っておくべきこと」を吸収しようという態度を見せるようになりました。
母性の塊 Dean にとっては、これはたまらないツボで、
小悪魔な愛人を作って、外でこそこそなにか後ろめたいことをしている夫の Sam に当て付けるかのように、急速に Castiel との距離を縮めていくことになります。
一方の、Soulless Sam はどうでしょう。
浮気問題もなんとか片付き、やっと仲直りできたかと思えた愛する夫の Sam は、地獄への単身赴任が決まってしまい、Castiel も天国の仕事で忙しくなってそう頻繁に会うこともなくなり、Ben という可愛い子に愛情を注ぎこむことで、心の空白を紛らわせていた時、
突然Deanの目の前に現れ、Lisa&Ben親子とのほのぼのとした生活から、Deanを攫うようにして強引に引き離したのは、
外見は、Dean が手塩にかけて長年大事に育て上げてきた自慢の弟であり、現在は、最愛の夫的な存在ともなった Sam にそっくり、
なのに中身は見知らぬ他人で、しかも Sam を Sam たらしめていた善良さ、社会的常識などがまるで抜け落ちてしまったような、野獣のような危険な匂いのする男でした。
(まるで、ハーレクイン小説のあらすじみたい…)
そんな突然人が変わってしまったように思える Sam に対して、最初は、不気味さと怖さしか感じなかった Dean だったわけですが、
「魂」が抜けちゃってる、という事情を知り、
ボビーおじさんに強要される形で、しかたなく一緒に過ごす内に、Soulless Sam というのは、野生の生存本能だけで生きている、まさに野獣に育てられた子供のようなものだということがわかってきます。
脳に刻まれた記憶を元に、自分がどこか欠落した存在であることを理解している Sam は、記憶の中にある「Deanの愛情」を丸ごと受け取るためには、「本当の人間」にならなければならないということを学習し、
人間の常識なんか振り捨てて、一番効率よく、なによりも強い存在として生きたいという、自分の中の強烈な生存本能と葛藤しながらも、日々自分に向けて降り注がれる Dean の
「人間として、やっちゃいけないこと」についての教育をある意味小さな子供のように、受け入れはじめます。
***
とはいえ、
Castiel もSoulless Sam も、自分のフィールド、つまり
Castiel: 天国
Soulless Sam: 腕利きハンターという立場
に戻れば、完璧に一人前の存在なのです。
(きっと自国にいる時の韓流アイドルたちが、年相応の、生意気だったり、流暢に悪態をついたりもする普通の青年であったりするように。
随分前のことになりますが、ビビアン・スーがブラックビスケットとして人気を集めていた時、たどたどしい日本語で一生懸命自分の気持ちを伝えようとする姿に、
「日本の人たちは、天使みたいと言ってくれるけど、台湾語の時は、悪魔みたいに口が悪くなるの」
と、インタビューか何かで呟いていたのが妙に記憶に残っています。
人間というものは、相手の実際の存在がどうであれ、反射的に、片言=言葉を覚えている途中の子供という認識を持って、保護欲を掻き立てられてしまうのかもしれません。)
ただ、人間の感情の働きや、常識といったものを知らなかったり、脳の中にデータとして刻まれた知識として知ってはいても、尊重すべきものだとはまったく思っていなかったりする姿が、
Deanの目には、「教えて育ててあげなきゃならない」存在として写り、
結果的に、有り余る母性本能を注ぎ込むという行動に繋がっていき、
そんな Dean の愛情を受けた Castiel、Soulless Sam (おまけにBenも)は、知らず知らずのうちに Dean の魅力に絡め取られていくわけですよね。
上記のような流れから、Dean のような主婦層を夢中にさせる要素として、浮かび上がってくる Castiel&Soulless Sam : 韓流アイドル&スターの共通点は:
子供だと思って接していると、ふとした瞬間に、「男」、「大人」を感じさせる一面を見せられるってことでしょうか。
ただペットを可愛がるだけでは、
夫の留守に、おせんべいをかじりながら昼メロにのめり込むだけでは、
満たされない心の空洞を埋め、さらに更年期も吹っ飛んじゃうようなドキドキを味わうには、
母性本能を刺激する「たどたどしい素朴さ」と、
女の部分を刺激する「大人の男の魅力」が、
絶妙に混在された「韓流」が最適ということになるのです。
以上、Deanさんを韓流(or K-Popアイドル)にハマる奥様になぞらえて、考えてみたのですが、うーん、やっぱり無理があったかも…。
ちなみに、私は、今のところ韓流には一線を引いて、極力立ち入らないようにしておりますため、現在の韓流ブームを上っ面だけ眺めた私の考察には、納得いかないし、断固異論を唱える!と思われる方も多いでしょうが、
そんな見方もある、と、何卒大目にみていただければと存じます。
***
魂が戻って、さらに地獄の記憶も戻った Sammy さん。
シーズン6では、あれこれあって、なし崩しに、すっかり「弟のSammy君」に戻ってしまったような状態になっていますが、
シーズン6のラストで、とんでもないことになってしまったCastielに対抗するためにも、
シーズン7では、弟の殻から大幅に脱皮して、「大人の男」としての成長を見せてくれないと、「夫」として、すっかり韓流的な魅力の男たちに嵌り込んでしまった愛しい妻の心を取り戻すことはできないのじゃないかと思うのですけど…。
CastielとSoulless Samに振り回された、SPNに流れる 韓流ブーム的な流れもそろそろ卒業ということにして、Winchester夫妻の本物の大人の恋愛ってものを描く段階に入ってもらいたいものです。
Sammy さんの今後の成長に、ひたすら期待するばかりです。
☆
え?あれ…、Supernaturalって、恋愛ドラマじゃないんでしたっけ?
☆
なんだか、あまりに更新の期間があきすぎてしまったこともあり、非常に不完全燃焼な感じもありますが、これで、Dean を巡る Sammy と Cas についての考察は終わりということにしたいと思います。
シーズン6の第15話以降の考察も、できれば少しは進めたいと思ってはおります。
なんて思っていたら、今朝、シーズン6リリースのCMを目撃しました。
なんてことを呟きつつ、ぐずぐず日記を書いていたら、シーズン6のBoxを本日発送しましたというメールがAmazonさんから届いてしまいました。
うう~…、とりあえず、この考察だけでも終了したい!
以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
さて、このテーマでの最後の考察として(今回こそ、何があってもSammy&Cas最終回です!)、取り上げてみたいのは、
母性がたっぷりすぎて、いまにもこぼれそうになっているDeanさん、
そんなDeanさんが、なぜ Castiel 、そして Soulless Sam に惹かれてしまうのか、その理由です。
***
Dean さんは、外見上は、30代に入ったばかりの、自分では某父ちゃんのような荒削り(Rugged)な男前であると自称しているものの、その実、完全にママ譲りのおめめぱっちり、マスカラいらずの天然超長睫毛で、唇ふっくらな美人さんな青年なのですが、
その中身はというと、
それはもうまごうことなき真実として言えるのは、
「子育ても一段落して、そろそろ更年期に差しかかろうという主婦」、なんですよね。
上記のような年代の主婦というのは、それまで全身全霊を注いで育て上げてきた子供の自立に伴い、「Empty Nest Syndrome」(空の巣症候群)と呼ばれる不安定な精神状態に陥りがちで、
大人になって自分のもとから巣立ってしまった子供の代わりに愛情を注ぎこむ存在を探しては、それに強烈にのめり込んでしまうというような傾向があるわけです。
そういった愛情を注ぐ対象はペットである場合も多いでしょう。
Dean さんも、某 Impala ちゃんという黒くて大きな自動車にたっぷりと愛情を注いで、世話を焼き、執着したりもしています。
さらに、こうした主婦たちが、家事の合間の、ちょっとした休憩時間に心を取り込まれてしまいがちなのは? はい、もちろん、
Soap Opera (昼メロ、メロドラマ、恋愛ドラマ) です。
身近にはとても存在しないようなハンサムで魅力的な男性が登場して、さまざまなシチュエーションで恋愛模様を繰り広げる様子を、ヒロインの立場に強烈に感情移入しながらドキドキハラハラを味わうことで、無意識に、欠乏し始めたホルモンレベルをあげようとする、というのが、その心理の裏側にあるのかもしれませんが、
Dean さんは、シーズン5で、トリックスターによりTVの国に放り込まれてしまった時、超お気に入りの Soap Opera の主人公「Dr. Sexy」に遭遇して、
「やだっ!Dr. Sexyだわ!どうしよう…」
なんて、目線も合わせられないくらいにドキドキした挙句、
「カウボーイブーツを履いてないDr. Sexyなんてありえない!」
と、非常に細かいトリビアを披露して、疑念を差し挟む予知が1mmもないほどに
熱烈な 「Dr. Sexy」 Fangirl
であることを自ら暴露してしまったという、シーンがありましたよね?
そのエピソードでは、食い入るようにテレビを見つめている姿を夫の Sam さんに見咎められ、
「お前、いつ更年期になったんだ?」
と、大変的確なツッコミを入れられたりもしていました。
そんな Dean さんのような、正真正銘、筋金入りの熟年世代の主婦が、
さらに輪をかけて嵌るものと言えば?
そう、韓流(そこから派生してのK-Popも若干含むのかな?)ですよね。
奥様たちの間の韓流人気というのは、上の Soap Drama に嵌るのと同じじゃないの?と思われるかもしれません。
でも私の印象では、ちょっと違う要素が含まれているように思うのです。
私はこのところずっと、都市伝説を漁って、あちこちふらふらしているのですが、そんな中で、引っかかってきた噂の一つに、
韓国は、国のイメージ向上のために、国家予算の1割を割いている。
そのイメージ向上戦略の大半は、外貨獲得の目的から、世界で唯一、いまだに CD や DVD といったソフト媒体にお金をつかう、日本と米国に向けられている。
つまり、K-Popアイドルや、韓流ドラマスターを、国を挙げて(緻密な計算に基づき)育成し、日本および米国に向け、次々と売り込んでいる、というもの。
で、そういった韓流スター&アイドルたちの育成&教育&訓練の一環として、日本や米国でデビューするに当たっては、相手の国の言葉も、日常会話程度は教え込まれる…というのも、一つの重要な要素です。
日本人の奥様たちからすると、同じ東洋人ながら、格段に鍛え上げられて立派な体格をした、でもお肌すべすべで可愛い顔をしたアイドルたちが、
つたない日本語で、「おうえんシテクダサイ、おねがいデス」 なんて訴えかけてきて、国がすぐお隣ということもあって、頻繁に来日してくれるので、「生」で、そのセクシーで可愛い姿を眼にしたりもできるし、場合によっては、ライブやファンの集いなどで、直に交流したりすることもできたりする
あり余って行き場のない母性本能を注ぎ込むには、超絶妙にぴったりな存在といえます。
こうした現象は、米国でもジワジワと進んでいるようで、
特に腐のつくFangirls(この日記で何度も触れていますが、ワタクシと同世代から、もっとお姉さまも沢山存在します)などにとっては、(アメリカ人のステロイド増強的なムキムキ男たちと比較すれば)華奢で中性的な容姿の見目麗しい東洋人の男の子たちが、
(韓国のアイドル養成の基本として、デビュー前後の数年間は、ほとんど皆、寮生活で常に寝食を共にして暮しているというちょっと他国ではみかけない特異な背景もあり)
(ゲイだと誤解されることを非常に警戒する傾向のあるストレートの)アメリカ人の男の子たちではとても考えられないくらいに、グループのメンバー同士でべたべた仲良しな姿を信じられないくらい思いっきり晒してくれつつ、やっぱり片言の英語で、「ボクは、○○(←仲良しメンバーの名前)がだいちゅき!あいしてるの」なんて天真爛漫なコメントを投下してくれたりしたら、
「このコたち、最高にかっわいい~~~っ!!!!」
って、コロッとやられてしまうことになるわけですよね。
ということで、現在、日本および米国を中心に行われている(と一部で囁かれている)韓流アイドルの猛烈な売り込みは、
これまで長年主婦たちが嵌ってきた Soap Opera の要素に、
「片言の言葉」と、
微妙な文化の違いによる(いい意味での)感覚的な違和感により、
母性本能を強烈に刺激するという、
まさに最強の布陣をそろえた戦略に基づいている、と言えるのではないかと思うのです。
***
そして、Deanが、Castiel、そして、Soulless Sam に惹かれてしまう理由を(もう何度も同じようなことをやってるような気もしますが…)考察してみましょう。
当初、2千年ぶりに交流することになった下等生物である人間の感情など理解しようという気もなく、完全に上から目線だったCastielは、
Winchester兄弟(特にMichaelのVessel候補で、悪魔の影響を受けていないDeanさん)の味方になって、悪魔はもちろん、自分の兄弟たちとも喧嘩していく道を選んだ後、
時たまは、天使らしい横柄さと上から目線な態度を交えつつも、小さな子が、お母さんのマネをして言葉や社会常識を少しずつ覚えていくように、なんの曇りもなく素直に、Deanが教える「人間として知っておくべきこと」を吸収しようという態度を見せるようになりました。
母性の塊 Dean にとっては、これはたまらないツボで、
小悪魔な愛人を作って、外でこそこそなにか後ろめたいことをしている夫の Sam に当て付けるかのように、急速に Castiel との距離を縮めていくことになります。
一方の、Soulless Sam はどうでしょう。
浮気問題もなんとか片付き、やっと仲直りできたかと思えた愛する夫の Sam は、地獄への単身赴任が決まってしまい、Castiel も天国の仕事で忙しくなってそう頻繁に会うこともなくなり、Ben という可愛い子に愛情を注ぎこむことで、心の空白を紛らわせていた時、
突然Deanの目の前に現れ、Lisa&Ben親子とのほのぼのとした生活から、Deanを攫うようにして強引に引き離したのは、
外見は、Dean が手塩にかけて長年大事に育て上げてきた自慢の弟であり、現在は、最愛の夫的な存在ともなった Sam にそっくり、
なのに中身は見知らぬ他人で、しかも Sam を Sam たらしめていた善良さ、社会的常識などがまるで抜け落ちてしまったような、野獣のような危険な匂いのする男でした。
(まるで、ハーレクイン小説のあらすじみたい…)
そんな突然人が変わってしまったように思える Sam に対して、最初は、不気味さと怖さしか感じなかった Dean だったわけですが、
「魂」が抜けちゃってる、という事情を知り、
ボビーおじさんに強要される形で、しかたなく一緒に過ごす内に、Soulless Sam というのは、野生の生存本能だけで生きている、まさに野獣に育てられた子供のようなものだということがわかってきます。
脳に刻まれた記憶を元に、自分がどこか欠落した存在であることを理解している Sam は、記憶の中にある「Deanの愛情」を丸ごと受け取るためには、「本当の人間」にならなければならないということを学習し、
人間の常識なんか振り捨てて、一番効率よく、なによりも強い存在として生きたいという、自分の中の強烈な生存本能と葛藤しながらも、日々自分に向けて降り注がれる Dean の
「人間として、やっちゃいけないこと」についての教育をある意味小さな子供のように、受け入れはじめます。
***
とはいえ、
Castiel もSoulless Sam も、自分のフィールド、つまり
Castiel: 天国
Soulless Sam: 腕利きハンターという立場
に戻れば、完璧に一人前の存在なのです。
(きっと自国にいる時の韓流アイドルたちが、年相応の、生意気だったり、流暢に悪態をついたりもする普通の青年であったりするように。
随分前のことになりますが、ビビアン・スーがブラックビスケットとして人気を集めていた時、たどたどしい日本語で一生懸命自分の気持ちを伝えようとする姿に、
「日本の人たちは、天使みたいと言ってくれるけど、台湾語の時は、悪魔みたいに口が悪くなるの」
と、インタビューか何かで呟いていたのが妙に記憶に残っています。
人間というものは、相手の実際の存在がどうであれ、反射的に、片言=言葉を覚えている途中の子供という認識を持って、保護欲を掻き立てられてしまうのかもしれません。)
ただ、人間の感情の働きや、常識といったものを知らなかったり、脳の中にデータとして刻まれた知識として知ってはいても、尊重すべきものだとはまったく思っていなかったりする姿が、
Deanの目には、「教えて育ててあげなきゃならない」存在として写り、
結果的に、有り余る母性本能を注ぎ込むという行動に繋がっていき、
そんな Dean の愛情を受けた Castiel、Soulless Sam (おまけにBenも)は、知らず知らずのうちに Dean の魅力に絡め取られていくわけですよね。
上記のような流れから、Dean のような主婦層を夢中にさせる要素として、浮かび上がってくる Castiel&Soulless Sam : 韓流アイドル&スターの共通点は:
子供だと思って接していると、ふとした瞬間に、「男」、「大人」を感じさせる一面を見せられるってことでしょうか。
ただペットを可愛がるだけでは、
夫の留守に、おせんべいをかじりながら昼メロにのめり込むだけでは、
満たされない心の空洞を埋め、さらに更年期も吹っ飛んじゃうようなドキドキを味わうには、
母性本能を刺激する「たどたどしい素朴さ」と、
女の部分を刺激する「大人の男の魅力」が、
絶妙に混在された「韓流」が最適ということになるのです。
以上、Deanさんを韓流(or K-Popアイドル)にハマる奥様になぞらえて、考えてみたのですが、うーん、やっぱり無理があったかも…。
ちなみに、私は、今のところ韓流には一線を引いて、極力立ち入らないようにしておりますため、現在の韓流ブームを上っ面だけ眺めた私の考察には、納得いかないし、断固異論を唱える!と思われる方も多いでしょうが、
そんな見方もある、と、何卒大目にみていただければと存じます。
***
魂が戻って、さらに地獄の記憶も戻った Sammy さん。
シーズン6では、あれこれあって、なし崩しに、すっかり「弟のSammy君」に戻ってしまったような状態になっていますが、
シーズン6のラストで、とんでもないことになってしまったCastielに対抗するためにも、
シーズン7では、弟の殻から大幅に脱皮して、「大人の男」としての成長を見せてくれないと、「夫」として、すっかり韓流的な魅力の男たちに嵌り込んでしまった愛しい妻の心を取り戻すことはできないのじゃないかと思うのですけど…。
CastielとSoulless Samに振り回された、SPNに流れる 韓流ブーム的な流れもそろそろ卒業ということにして、Winchester夫妻の本物の大人の恋愛ってものを描く段階に入ってもらいたいものです。
Sammy さんの今後の成長に、ひたすら期待するばかりです。
☆
え?あれ…、Supernaturalって、恋愛ドラマじゃないんでしたっけ?
☆
なんだか、あまりに更新の期間があきすぎてしまったこともあり、非常に不完全燃焼な感じもありますが、これで、Dean を巡る Sammy と Cas についての考察は終わりということにしたいと思います。
シーズン6の第15話以降の考察も、できれば少しは進めたいと思ってはおります。
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