2008年3月10日月曜日

おそるべし、腐のエネルギー

しばらく休むかもと言った舌の根も乾かない内ですが…。

そしてもちろんここ数日、手探りで、ちょっとだけ何かをやり始めてはみた私なのですが。
(この辺りのことは、その内に裏の日記で少し書くかもしれません)

ちょこっとだけ!ちょこっとだけ、日記書かせて?

ボビーことJim Beaverがラジオ出演して、Fangirlからの

S3のクリスマスのエピソードで、ボビーが(これはS3において、大事なネタバレになるかもしれないので一応伏せておきます)父ちゃんにあのアミュレットをあげろと言った真意はなんだったの?

なんていう、ディープな質問に対し、

自分が(画面上は)出てこないエピソードだったから、見てない

と大変誠実な回答をしてしまった(笑)なんていう、なんとも心温まる可愛い話題がモレ聞こえてきたりもして…。
(Jim、「自分も出演していないような細かいシーンについて、あんな質問されるなんて…」と、Fangirlsの真の怖さに気付いて、4月のEyeConへの出席にサインしたこと、今頃後悔していたりして。でもこういうディープでニッチなFangirlsの興味は欠かさず拾ってくれるクリプキなので、S4に、父ちゃんとボビーのエピソードが出てきたりするのかも…。)

とにかくミニとはいえ、ドラマ本編がHiatusに入ると、日頃兄弟もしくはJ2に注いでいる有り余る腐のエネルギーを何か別の形で発散しなければならない衝動に駆られるのが、(私を含め)腐のつくFangirlsというもののようで。

色んな気を散らす誘惑が飛び込んでくるのです。

なかでも、何十年もに亘り、公なカミングアウトをせずにクローゼットの中に隠れ続けている腐のつく女子としては、ストレートの男たちの間に生じるテンションやケミストリーを深読みするという事態に一際興奮する傾向が強いわけなのですけれども…。

注:以下の作品につきましては、自らが腐のつく乙女であるとの自覚症状をもつ女性に関しましては、悲鳴に近い高らかな笑い声が連続で飛び出す可能性が高いので、なるべくボーイフレンドや旦那様が近くにいる状態ではリンクをクリックなさらないよう、ご注意願います。




とあるFangirlが、あたし、50回連続で大笑いしながら見て、まだ飽きない!と証言する、


この『Its a football thing』


もちろん「My tongue in your mouth thing?」的、二人の男性がフットボール観戦中にはよく起こること(?!(笑))らしいシチュエーションに

絶対J2もカウボーイズの試合の観戦中にはこんなことになってるはず!

と大笑いしつつも、最後のお別れのキスになんだか一番どきどきして、油断するとまじで50回連続でReplayボタンを押したくなってしまうのです。

そして、関東に帰ってきて以来、ケーブルで放送中の海外ドラマに時間を取られ続けて大変なことになっているという自覚を持っている私としては、「アメリカンアイドル」とか「アメリカンダンスアイドル」とかの例のあのオーディション番組の系統は一切見ないことに決めているのですけれども、

「あたし、こういうムカツクリアリティーテレビは大っ嫌いだし、SPNが休みで見るものがないからだって、自分には言い聞かせ続けてるんだけど…番組自体はやっぱりムカツクんだけど!たとえ音声を消してでも、このBoysを見てるだけでも楽しいのよ…興奮するのよ!」

「それにしてもなんなのよ、この番組!!??家族でみる時間帯に放送してるのに!」

という悲鳴のような訴えについ、覗いてしまったのです。


まずはこれ、『Make Me A Supermodel vid: Striptease』


ミュージックビデオに仕立ててある、一切台詞のないこの映像を見て、「これって、Gay Pornの撮影風景ってこと…?そうとしか…」

と思っていると、実際の番組から抜粋した音声付の映像もありました。


『Make Me A Supermodel: Perry and Casey's gay photo shoot』


Supermodelへの道を探求する修行の一つとして、セクシャルテンションを引き出すパフォーマンスを実演するため、二人一組でセクシーな写真撮影に挑戦!という回だったのですね。


22歳の坊主頭のPerry(ちょっとブラザーズアンドシスターズの末っ子ジャスティンに似てる…)と19歳のさらさらブロンドヘアのとにかくキュートなCaseyという、二人のストレートBoysの間のケミストリーはもう異常というしかないレベル。

カメラマンのお姉さんも、あれは全く演技じゃなかったわ、ケミストリーよ、とか、二人がどれほどのことを進んでやってくれたかについては驚くばかりよ、とか、言ってますが。

このセクシーな撮影終了時、我に返った二人は「男相手なら、彼女にあれこれ言い訳しなくていいから気が楽だった(Perry)」とか、「僕は、おっぱいが好きだよ。女の子が好きなんだ(Casey)」なんて言い訳してはいましたが、

審査員のお姉さんから(超嬉しそうに)「どうやってあの色んなポーズを考え出したの?撮影中ってどんな気持ちだったの?二人はすごくComfortableそうに見えたけど」と問われて

あー、ニューヨークに初めて出てきて、初めてCaseyに会った瞬間から、俺たちまさにその瞬間からこういうコミュニケーションみたいなものがあったんだ、ユーモアのセンスとか色々…

なんて、どこかのJared PadasomethingさんがJensen兄さんとの熱い関係について語っていたのと同じような言葉でPerryが説明しようとしているのを隣でじっと見つめて、「Senses…」とか、「Into…」とか、ぽつっと一言言葉を挟んでは、Perryの言葉を一気にGayっぽいニュアンスの範疇に押し込むCasey。本当にいいコンビです。
(StripteaseのVで、二人がベッドにうつ伏せで横たわって手をぎゅっと握り合ってるのは、お尻をワックス脱毛されているシーンらしいのだけど…、この二人の仲良し具合は、とにかく異常!そんなシーンをもらさずカメラに収めているというのも…)

でも、この番組を、ムカツクのよ!と、いやいやながらも(笑)ついフルで見てしまうFangirlsが一様にトリコになっていくのは、Ben と Ronnieの関係のようです。この二人はStripteaseのVで、Tシャツを破っていたカップル(?)です。

このオーディションに参加しているメンバーの中で唯一ゲイであることを表明しているRonnieは、

(ちょっとだけWentworthに似ている感じもある)刑務所のガードをしていて奥さんもいるBenのことが大好きで、そのCrashぶりはもう誰の目にも明らからしいのです。っていうか、Ronnieはっきり告白しちゃってる…。

番組開始当初はRonnieに対してそっけない態度をとっていたBenも超過酷なチャレンジを共に戦っていく中でしだいにRonnieに心を許し始めるようになってきて、次のステップに生き残っていくため、最近では二人で協力し合う関係になってきているのだそう。
(しかもこの二人、お誕生日も一緒なのだとかいう、細かい情報も喰い付きポイントの一つ)

ついには、セクシャルテンションPhoto Shootの一環でこんなことを見せてくれるようになるまでに!

『Ben and Ronnie Get It On』
(でも、照れているBen&Ronnieを煽るように、再び、Caseyの顔を舐めたりしているPerryの姿もちゃんとカメラに収まっているあたり…)

容姿的にはそう秀でているようにも見えないBenとRonnieですが、視聴者からの投票も審査の大きな要素となるこの番組で、この二人の人気は相当なものになってきているようです。

こういったオーディションをテーマにしたリアリティテレビって、候補者同士を争わせてお互いを蹴落とさせるような演出ばっかりで、本当にイラつかされて、ムカツクものだということはわかりきっていながら、

この番組、毎週見られるものなら、絶対見ちゃう…

と強く確信する私です。

FOXでは少し前に「アメリカズネクストトップモデル」っていう番組をやっていたけど(今もやってるのかな?)、CMを見る限り、あれの出場者は全員女の子だったと思ったから、この「Make Me A Supermodel」という番組とは別物ってことですよね?

この番組、日本でもどこかのチャンネルで見られたりするのでしょうか?
なんとかその内FOXとかで放送して欲しい…。





インターネットを初め、様々なエンターテインメントのメディアが乱立するなか、継続的に、そして日常的にテレビを見てくれる人を獲得するのはどんどん困難になってきているというのは世界的な流れのようですが、

ストレートの男の子たちの間に生じるケミストリー

という隠し味を少々振り掛けるだけで、『心底ムカツク』といいつつも毎週必ずチャンネルを合わせてくれて、さらにはお気に入りのBoysを不合格にさせないために、熱心に投票までしてくれるお姉さんたちという頼もしい視聴者層を獲得したり、

ドラマがスタートして以来、超激戦区の曜日&時間帯で放送され続けながら、プロモーションらしいプロモーションもろくにしてもらえないまま、なんとも不思議なことにそこそこの視聴率を稼ぎ続けて4年目のシリーズ継続もあっさり勝ち取ったり、世界中で妙にDVDの販売成績がよかったり、

なんていう奇妙な現象が発生することになるのですね。

おそるべし、腐のエネルギー。

12 件のコメント:

yumiusa さんのコメント...

日記更新されていてと~っても嬉しいです!
しかも内容が、これまたマジやばい!!と、思わず今時の子みたいなこと言ってしまうほど、パソコンの前で爆笑&ニヤニヤしてしまいました。
Bobbyの正直さ加減に微笑ましく思っているところに、フットボール!!アメリカの男性陣のフットボールにかける思いはたいそうな物みたいですが、J2の2人がこんなことになっていたら本当に心臓が止まるかもしれません。
そして、とどめが藤葉さんのおっしゃる通り、Gayビデオかと思うようなリアリティー番組!これを家族で見る時間に放送してるなんて、恐るべしUSA。お父さんが一緒だったりしたら超気まずいですよね・・・。
私もリアリティーは、あんまり見ないんですが今放送中の、「アメリカンアイドル7」に出ている黒髪の16歳の男の子にうっかりはまいました。歌がすごく上手くて(あのサイモンがべた褒め)超Cuteなんです。
やばいやばい。どんどん見る物がたまっていく今日この頃です。

藤よう さんのコメント...

yumiusaさん

しばらく休むと言ったそばから、細々と吐き出したいことが飛び込んできて、我慢できずに更新してしまいました。

Make Me A SupermodelのBoys、もうケミストリーというレベルを完全に超えていますよね。

アメリカンアイドル7、なんとか今の所見るのを我慢しているのですが、現在FOXで流れている「ぱせてぃっく!」「げっと・べたぁ」というあのちびサイモン(あの子のイギリス訛りのアクセント、どうしてもひらがなで聞こえます)の出てくるCMを見るたびに笑ってしまって、本編もみたくなってしまいます…。
しかもサイモンがべた褒めの、キュートな黒髪の男の子?マジやばいです。

匿名 さんのコメント...

初めまして。前から拝見させていただいてましたが初めてコメントします。

実は、ちょうど昨日Make Me A SupermodelをYouTubeで発見して楽しんでたんですが(笑)あまりのタイミングの良さに思わずコメントしてしまいました。

私はてっきりゲイモデル志望の方だと思ってたんですが、最後に「女の子が好き」とか言ってまさかー!と驚きました。絶対に少なからずその気がないとあんな楽しそうに出来ないと思うんですけどね(笑)しかも初めて?のくせによくあんなエロいポーズが撮れるもんだと感心しました(笑)

長くなりましたが、私もアメリカンアイドルとか好きじゃないんです。落ちる人を見るのは悲しくて・・・。けどMake Me~みたいな番組なら見ちゃいますね(笑)フットボールのやつには私も毎度大爆笑なんですが、あんなのを普通にテレビで放送しちゃうアメリカって・・・羨ましいですw

藤よう さんのコメント...

minamiさん

初めまして。

これも腐のエネルギーによるものなのか…、こうした楽しい映像とかを一人でこっそり楽しんでいると同時発生的に同じものに喰い付いてる人を見つけたりして不思議な思いに囚われることがあります。
特にこのMake Me A Supermodelという番組は、今まさに現在進行形で候補者のドラマが盛り上がっているところだけに、YouTubeなんかにも毎週の放送直後からぞくぞくと見所を抜粋したビデオがUPされてくるため、余計に「あたしも実ははまってたの!」的偶然の頻度が強まっているのかもしれませんね。(笑)

視聴率獲得の裏技とはいえ、最近のアメリカの番組、ケミストリーを言い訳に腐のレベルが異常になってきてる!と思うけど、やっぱり見たくなっちゃいます。

Jya / 邪 さんのコメント...

こんにちは、藤葉様。邪です。

Bobbyの微笑ましいコメントもさる事ながら、footballの映像は本当に大爆笑でした!
"I gatta gay...no!I gatta go!"とかもう最高!確かに最後のさりげないお別れのkissが一番ドキドキwしました〜。
Make a Supermodelも一体何ちゅー番組!こんな番組を堂々と放送するって米国っておおらかというか何と言うか。
J2の二人も特典映像とかでもっと仲良しっぷりをみせつけてくれても平気なんじゃないかなぁなんて思っちゃいます、コレ見ると。J2の二人は素で仲良しだからスゴいですよね。Padasomething(笑)さんの指輪は確かに気になりますが、Jensenの誕生日にはきっと何かあったに違いない!と固く信じていますよ〜。

匿名 さんのコメント...

Jim(Bobby)の正直なコメントに爆笑です。どんな顔で言ったんだろう…少し気になります。面白い情報をありがとうございました!

そして紹介されている映像?
見ちゃうとドップリはまりそうで怖くて見れない(苦笑)
そのうち勇気…心の準備?が出来たら覗いてみます:D

★NRNでOkayですよ。

藤よう さんのコメント...

邪さん

footballの映像、本当に何度見ても爆笑してしまいます。
"I gatta gay..."私も大好きなんです!

ちょっと興奮して、キスして、made outしただけだからゲイじゃない、いやでもちょっとゲイなのか?とか、ゲイバーに行くべき?Scented candlesに火をつけるべき?とか、I don't know I'm new, new gay!とか、
細かく挟んでくる台詞がとにかく楽しいですよね。

Supermodelは…、昨日一日かけて(お相撲もろくに見ずに)、結局今のところ放送になっている全9エピソード全て一気に見てしまいました…。
人間の嫌な面ばかり見せようとする演出には心底うんざりするものの、やっぱりBoysのケミストリーに虜になっていくんですよね。

ほとんど引退していたX-Files出身のおじ様たちを二人の間のケミストリーで一気にやる気にさせたJ2。
Jensenのお誕生日には、ぜひともなにか楽しい事件が起きていて欲しいですね。
4月のEyeConとかで、またJaredが暴露してくれないかな…。

匿名 さんのコメント...

藤葉様

初めまして、ネルと申します。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
二人とも大好きなのですが、私は特に
ジャレファンでして、そんな私が見ていても
いいのかなーとちょっと申し訳ない気分
もあるのですが、シーズン3の解説などとっても面白く、楽しませて頂いていますv。それで・・急遽カキコさせて頂く気になったのは、ライブジャーナルの
ことなんですが、本日朝から18歳以上の
アダルトコンテンツにどうしても入れなく
なってしまっていて、いつもファンフィクや
ファンアートを楽しみに見ている私は目の前が真っ暗です(汗)。これは私が登録してないからなのでしょうか?、お聞きする場所を他には思いつかず、
益々申し訳ない気分になりつつ、お尋ねしてしまった次第です。本当にごめんなさい、場違いで。宜しければ教えて頂けると本当に嬉しいです。

藤よう さんのコメント...

ネルさん

初めまして。

毎度言ってますが、私の一番のお気に入りはJDMです。

LJの件。今朝私がPCを立ち上げた時には、いつもどおりログインなしでも普通に閲覧できていたと思ったのですが、コメントをいただいた後トライしてみると、年齢制限ありのページには確かにログインしないと入れなくなっていました!

本日LJから、アカウントの取得方法が一層簡単になりました、というようなメールが届いてはいたのですが、それに伴ってアクセス制限が厳しくなったということなのでしょうか?
年齢確認のボタンだけでは甘い!という苦情が寄せられたのかもしれませんね。

LJは日本語環境でもアカウント取得可能なのですよね?
どうやら今までよりも簡単にアカウントを登録できるようになったようなので、この機会に登録してみてはどうでしょうか?
これをきっかけにまた新しい世界が広がるかもしれませんよ?

匿名 さんのコメント...

藤葉様

ネルです、こんばんは!
早速お返事くださってありがとうございました!教えて頂いたように登録したら、ちゃんと入れました!ご親切に答えて下さって本当に感謝しています。
何回かコメント投稿しようとしているのですが、何故か反映されません(汗)。今度こそ!。

Jya / 邪 さんのコメント...

邪です。

横レス、大変失礼かとは思いましたがLiveJournalの件、ちょっと不安になってしまい確認してみました。
私もアカウント持っているのでお知らせが来ていたはずなのですが、めんどくさくて読んでなかったので気付いてませんでした(英語がズラズラ〜っと書いてあるとちょっと気合いが必要ですし...)
ざっと見た限りでは企業本体の何らかの体制変更にともなって色々ルールが変わりました、という事みたいですね。
ChildPorno等の子供達へ悪影響を及ぼすものを閉め出す事の一環として、基本的に13歳以下の子供は親の承諾と監視の元でなければアカウントを取れないとかJournalを利用できないとか書いてありました。
つまりログインできる時点でその人は大人であるかもしくは大人が承諾しているという事になるみたいです。
そのためAdultContentsのフラグが立っているページはログインしないと見れないようです。
13歳以上なら問題ないみたいなんで、さして心配はいらないかな?とちょっと安心しました。(とは言えつたない英語力でざっと流し見をしただけなので確信は無いですが...藤葉様、読まれました?)
横レスの上長くなり大変失礼いたしました。
上質なSlashが読めなくなるような事になったら一大事!と思いましたが、どうやら大丈夫なようで良かったです〜。

藤よう さんのコメント...

邪さん

詳細情報をありがとうございます。

Real Lifeの細々とした用事に追われ+今の所(私が出入りしている範囲の)SPNのFandomに関しては、なにも騒動が起きていないため、詳しいことは何もチェックしていないのですが、年齢確認に関してこうした形でしっかり線引きをしたというのは、大きな一歩ですよね。

このハードルができたことで、特定のジャンルに対する無差別の一斉削除なんていう、去年何度か起きていたような大騒動がなくなるのなら、かえっていいことなのかもしれない、とも思います。