今月、10回目の日記の投稿です!
なんと、ひと月に、二桁回数の日記を投稿したのは、2008年以来…となるようです。
この日記を書き始めたばかりの頃は、ほとんど毎日のように日記を更新していたことを思うと、ちょっと寂しい気持ちもしますが、
反面、やろうと思えばできるんじゃない!と、自分の背中を叩いてみたりしたくもなります。
今年が終わるまでに、もう少し回数を稼げれば…なんていう風にも思いますが、
あまり欲張らないでおこう。
今回も、ちょこっとだけ、思いついたことを書き出してみます。
***
唐突で申し訳ありませんが、以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てくる可能性がありますので、ご注意ください。
さて、
Supernatural シーズン5のおさらいの次のエピソードとなるのは、シーズン5全体を通しても、1,2を争う衝撃エピソードだった第10話 「Abandon All Hope」、
そして、シーズン6の考察の続きは、偶然にも同じ第10話 「Caged Heat」と、(予想どおり)冬のHiatus前の衝撃のクリフハンガーエピソードとなった、第11話 「Appointment in Samarra」です。
この両方のシーズンのエピソードで、重要な役どころを演じているのが、
元Crossroad部の部長、今では、地獄の社長さんの地位にまで上り詰めた(自称)らしい
悪魔の Crowley です。
そしてそのCrowleyを演じているのが、イギリス人俳優の Mark Sheppard ですよね。
この俳優さん、その英国アクセントも個性の一つという感じで、大変上手く利用しつつ、本当に様々なドラマにゲスト出演していて、驚かされます。
現在私が追いかけているドラマだけでも、
Supernatural: Crowley役
Chuck: Ring という悪の組織の Director 役
Leverage: Nate の仇敵 Jim Sterling 役
という、三つのドラマにゲスト出演して、それぞれ非常に個性的な悪役を演じて、強烈な印象を残しています。
この人の演じる悪役って、どんなに冷酷なことや、残酷なことをしても、(たぶんアメリカ人が考える)イギリス人的とでもいうのか、妙に飄々と、というか、淡々としていて、どことなく品があって、(かなりブラックではあるけれども)ユーモアも兼ね備えていて、
最終的には、なんとなく憎めなくなってくる、という感じなんですよね。
ところが、上の三つのドラマの内で、一番早い時期に登場した、『Leverage』で、Nateを昔酷い目にあわせたライバルという役どころで現れた Jim Sterling を演じていた、彼を目にして、まず最初に私の頭に浮かんだのは、
(毎度毎度で、もうちょっと恐縮ですが…)
「この人、X-Filesに出てた!炎を操る悪人だった人だ!」
でした。
新人捜査官の頃の(子供の頃だっけ?)事故によるトラウマから、「炎」が弱点だったモルダーを、
自由自在に炎を操って散々苦しめた、イギリス訛り(当時は、アイルランド訛りとかだったような気も…)の青年 Cecil L'Ively を演じていたのが、誰あろう、このMark Sheppard だったのです。
X-Filesに登場したのは、「Fire」という、たった一話だけだったのにも関わらず、あの英国アクセントも手伝って、忘れっぽい私の記憶にしっかりと残っていて、
『Leverage』で、すっかりおじさんになった姿を一目見ただけで、「あっ!あの人!」と、すぐにわかりました。
Supernaturalでも、Trickster を超える、ひょっとしたら、Bobby の存在感にも迫る勢いで、Crowleyとしていい演技を見せてくれていましたが、
シーズン6の第11話で、あんなことになってしまって!
どういうこと??!!ええ??この先、どうなっちゃうわけ???
Supernaturalって、ホント、後先考えずに無茶するっていうか、面倒くさくなるとすぐ切り捨てちゃう(気休めですが、一応字を伏せます)っていうのか…。
あー、ということで、とにかく早く、シーズン5のおさらい&シーズン6の考察を進めないと駄目ということになるでしょうか。
でも、さすがに年の瀬で、あれこれ忙しくなってきて…。
うん、なんとか頑張ってみようと思います。
2010年12月27日月曜日
2010年12月26日日曜日
Admit One 読了
読み始めたら、やっぱり止まらなくなって、ほぼ一気に読み終えてしまいました。
読み始めは、この前の日記にも書いたとおり、今ひとつ好みとはいえない文体&設定&キャラクターで、
うーん…、かなり信頼できる筋からのお奨めだったはずだけど、大丈夫かな…という不安さえありましたが、
いやー、読み終えた感想としては、面白かったです!
【あらすじ&感想】
今後、この原書を読んでみようという方にとっては、ネタバレとなってしまう可能性もありますので、ご注意ください。
Gunningという、テキサスの小さな田舎町で高校の教師をしている Tom Smith(まるで偽名みたいですが…)は、大学を卒業した日に起こり、彼の心と体に大きな傷を残すことになった、ある事件をきっかけにして、
決まった相手を持つことをせず、時たま、ヒューストンなんていう大きな町へでかけては、Gay Clubでひっかけた相手と一晩限りの関係を持つだけ、という、完全にクローゼットに隠れたゲイとなってしまっていました。
ところが、ある時、そんなGay Clubへと出かけた週末、Kevin Bannerman という一人の男性と出合ってしまい、
さらに Tom の高校で、毎年行っている演劇発表会で取り上げる今年の演目が、『Rent』という、同性愛、ドラッグ、AIDS なんかをテーマにした、保守的なテキサスの中でも、さらに保守的な Tom が暮らす小さな町ではとても受け入れられそうもない、刺激の強すぎるミュージカルに決まってしまい、Tomが助監督のポジションに指名されてしまうにあたり、
大学卒業以来15年以上も、頑なに、守り貫き通してきた、Tomの安全な Coloseted-Gay としての生活が、少しずつ、でもある意味では急速に変化していくこととなります。
***
私の一番のお気に入りのGay Romance 『Caught Running』が、Slash系の、主演のカップルがどっちも女性にモテモテでもおかしくない男性同士の硬派な恋愛を描いた物語だとすると、
今回読んだ『Admit One』は、なんのとりえも魅力もない主人公が、ある日突然、ハンサムで逞しい男性から見初められ、強引に迫られて、否応なしに恋に落ちていく、という、
まさに Gay 版のハーレクイン小説だと言えるのかもしれません。
その気になれば、引く手あまたの魅力的な男性が、なぜ自分なんかを?
というのは、どう抵抗しようとしても、シンデレラストーリーが大好物だと、最終的には認めざるを得ない、世の大半の女子にとっては、やっぱりどうしても惹き込まれていかざるを得ない 「猫にまたたび」的な魅力的なテーマなんですよね。
もちろん、Tomが、何の魅力もない平凡な男である、というのは、「I」 という一人称で物語を語るTom自身が自称していることであって、
最終的に、Kevinの目からみて、Tomは Good-Looking だし、他にも色々な魅力を兼ね備えた魅力的な人物であることが、(かなり後半になってから)明かされたりもするわけなのですが、
Kevinのような素敵な男性から、誤解のしようもなくはっきりとした態度で 「好きだ!」と迫られつつも、
強烈に深い傷を残した過去の事件からのトラウマ&恐怖のような感情も手伝って、
自分なんか…、と、何度もKevinから逃げよう、Kevinとの関係を断ち切ろうとする、Tomにどうしようもなく Sympathy を煽られてしまって、
物語の冒頭では、ほとんど感情移入できなかったTomのことを、
ふと気づけば、頑張れ! 頑張れ! と、不覚にも、数滴の涙すらこぼしつつ必死に応援している自分がいた、という感じで、まんまと一気に最後まで読まされてしまいました。
ただ、これは難点というべきなのかどうか、わかりませんけれども、
前回の「Admit One」の日記の中で、主人公が「Supernatural」についてコメントしているシーンがある、と書きました。
これを筆頭に、オバマが当選した大統領選のことだとか、この物語の現在である2008年当時の様々な時事ネタが結構盛り込まれていて、2010年の現在ですら、ちょっと古さを感じてしまうのがちょっともったいないような気もしたのですが、
ストーリーの中に時事ネタを盛り込むというのも、作者の個性でもあるわけなので、その辺りの評価は分かれるところなのかもしれません。
一方で、
高校の演劇発表会に向けミュージカルの練習をする、ということで、この小説が書かれた2008年当時には、(確か…)放送すらされていなかった、現在大人気の 『Glee』 を時々彷彿とさせるシーンも結構出てきて、登場人物たちの顔が、だんだん『Glee』の出演者たちの顔にすり替わっていったりもしました。
***
でも最終的な感想としては、面白かった、読んでよかったと思います。
また何か名作 Gay Romance 小説の情報が入ってこないだろうか…。
でもちょっと前の作品は、皆、Kindle 向けの電子書籍媒体になっている印象で、本は紙で読みたい、という、古い気質がまだまだ根強く残っている私としては、非常に悩ましい時代に突入してきているという印象です。
Kindle向けの電子書籍データの、iPhone版とか、iPod Touch版も出た、というような情報もありますが、(iPad版はまだということなんですか?)
ううう~~~、
現在携帯電話すらも必需品とはいえない私としては、どんどん選択肢の幅が広がっていく電子機器の波に、一つも手を出す前からうんざりしている…という情けなさ。
私の場合、「読書」さえできればいいんだから、すっぱりと Kindleを買ってしまおうか…、という誘惑に、かつてあと一歩で屈するところまで行ったものの、
iPad の登場で、一気に 「電子書籍ももちろん iPad で!」 みたいな流れになってしまった現在、
かつてのベータカセット(古すぎる?)みたいに、近い将来、Kindle そのものが市場から撤退してしまうようなことになったら…という、不安も拭い去れず…
とりあえず、まだ紙の本が買える間は、紙の本を買っていればいいのかな…。
読み始めは、この前の日記にも書いたとおり、今ひとつ好みとはいえない文体&設定&キャラクターで、
うーん…、かなり信頼できる筋からのお奨めだったはずだけど、大丈夫かな…という不安さえありましたが、
いやー、読み終えた感想としては、面白かったです!
【あらすじ&感想】
今後、この原書を読んでみようという方にとっては、ネタバレとなってしまう可能性もありますので、ご注意ください。
Gunningという、テキサスの小さな田舎町で高校の教師をしている Tom Smith(まるで偽名みたいですが…)は、大学を卒業した日に起こり、彼の心と体に大きな傷を残すことになった、ある事件をきっかけにして、
決まった相手を持つことをせず、時たま、ヒューストンなんていう大きな町へでかけては、Gay Clubでひっかけた相手と一晩限りの関係を持つだけ、という、完全にクローゼットに隠れたゲイとなってしまっていました。
ところが、ある時、そんなGay Clubへと出かけた週末、Kevin Bannerman という一人の男性と出合ってしまい、
さらに Tom の高校で、毎年行っている演劇発表会で取り上げる今年の演目が、『Rent』という、同性愛、ドラッグ、AIDS なんかをテーマにした、保守的なテキサスの中でも、さらに保守的な Tom が暮らす小さな町ではとても受け入れられそうもない、刺激の強すぎるミュージカルに決まってしまい、Tomが助監督のポジションに指名されてしまうにあたり、
大学卒業以来15年以上も、頑なに、守り貫き通してきた、Tomの安全な Coloseted-Gay としての生活が、少しずつ、でもある意味では急速に変化していくこととなります。
***
私の一番のお気に入りのGay Romance 『Caught Running』が、Slash系の、主演のカップルがどっちも女性にモテモテでもおかしくない男性同士の硬派な恋愛を描いた物語だとすると、
今回読んだ『Admit One』は、なんのとりえも魅力もない主人公が、ある日突然、ハンサムで逞しい男性から見初められ、強引に迫られて、否応なしに恋に落ちていく、という、
まさに Gay 版のハーレクイン小説だと言えるのかもしれません。
その気になれば、引く手あまたの魅力的な男性が、なぜ自分なんかを?
というのは、どう抵抗しようとしても、シンデレラストーリーが大好物だと、最終的には認めざるを得ない、世の大半の女子にとっては、やっぱりどうしても惹き込まれていかざるを得ない 「猫にまたたび」的な魅力的なテーマなんですよね。
もちろん、Tomが、何の魅力もない平凡な男である、というのは、「I」 という一人称で物語を語るTom自身が自称していることであって、
最終的に、Kevinの目からみて、Tomは Good-Looking だし、他にも色々な魅力を兼ね備えた魅力的な人物であることが、(かなり後半になってから)明かされたりもするわけなのですが、
Kevinのような素敵な男性から、誤解のしようもなくはっきりとした態度で 「好きだ!」と迫られつつも、
強烈に深い傷を残した過去の事件からのトラウマ&恐怖のような感情も手伝って、
自分なんか…、と、何度もKevinから逃げよう、Kevinとの関係を断ち切ろうとする、Tomにどうしようもなく Sympathy を煽られてしまって、
物語の冒頭では、ほとんど感情移入できなかったTomのことを、
ふと気づけば、頑張れ! 頑張れ! と、不覚にも、数滴の涙すらこぼしつつ必死に応援している自分がいた、という感じで、まんまと一気に最後まで読まされてしまいました。
ただ、これは難点というべきなのかどうか、わかりませんけれども、
前回の「Admit One」の日記の中で、主人公が「Supernatural」についてコメントしているシーンがある、と書きました。
これを筆頭に、オバマが当選した大統領選のことだとか、この物語の現在である2008年当時の様々な時事ネタが結構盛り込まれていて、2010年の現在ですら、ちょっと古さを感じてしまうのがちょっともったいないような気もしたのですが、
ストーリーの中に時事ネタを盛り込むというのも、作者の個性でもあるわけなので、その辺りの評価は分かれるところなのかもしれません。
一方で、
高校の演劇発表会に向けミュージカルの練習をする、ということで、この小説が書かれた2008年当時には、(確か…)放送すらされていなかった、現在大人気の 『Glee』 を時々彷彿とさせるシーンも結構出てきて、登場人物たちの顔が、だんだん『Glee』の出演者たちの顔にすり替わっていったりもしました。
***
でも最終的な感想としては、面白かった、読んでよかったと思います。
また何か名作 Gay Romance 小説の情報が入ってこないだろうか…。
でもちょっと前の作品は、皆、Kindle 向けの電子書籍媒体になっている印象で、本は紙で読みたい、という、古い気質がまだまだ根強く残っている私としては、非常に悩ましい時代に突入してきているという印象です。
Kindle向けの電子書籍データの、iPhone版とか、iPod Touch版も出た、というような情報もありますが、(iPad版はまだということなんですか?)
ううう~~~、
現在携帯電話すらも必需品とはいえない私としては、どんどん選択肢の幅が広がっていく電子機器の波に、一つも手を出す前からうんざりしている…という情けなさ。
私の場合、「読書」さえできればいいんだから、すっぱりと Kindleを買ってしまおうか…、という誘惑に、かつてあと一歩で屈するところまで行ったものの、
iPad の登場で、一気に 「電子書籍ももちろん iPad で!」 みたいな流れになってしまった現在、
かつてのベータカセット(古すぎる?)みたいに、近い将来、Kindle そのものが市場から撤退してしまうようなことになったら…という、不安も拭い去れず…
とりあえず、まだ紙の本が買える間は、紙の本を買っていればいいのかな…。
2010年12月24日金曜日
Supernatural S5エピソード9おさらい③
なんとか、今回で、第9話のおさらいを終わりにしたいと思います。
***
100年ぶりに、本物のAngry Spiritが暴れだしてしまったCon会場で、
まん丸なDeanと、やせっぽっちでノッポのSamと共に、Rufus(本物のSam)&Bobby(本物のDean)という役割を割り当てられて、LARPingのゲームに参加しつつ、本物の幽霊退治をするはめになってしまった兄弟。
それにしても!
ニセモノのSam&Deanたちの中に紛れ込んだ、本物のSam&Deanは、本当にずば抜けてハンサムに見えますよね。
時々、J2が、普通の人たち(インタビューアーなんか)と一緒にいる姿を目にしたりした時にも感じることですが、もう生物の種類が違うという感じすらするんですけど…、
同じ画面の中にいるのに J2は現実味がない、と感じるくらいに、飛びぬけて見えるのはなんなんでしょうか、これがスターのオーラとかなんでしょうか?
さて、それはともかく。
本当の悪霊である、悪がき三人組の霊をなんとか抑えつけていた、寮母さん(孤児院の院長なんだっけ?)の霊をうっかり除霊してしまったため、本格的に暴れだした霊たちにより、LARPingたちの間にも犠牲者が出てしまうという、最悪の事態になるにいたって、
ここにいる人たちが、本当にやばい状態になってるなら、僕ら、何か手伝うよ。
Because...That's what Sam and Dean would do.
という、ぐっとくる言葉で援助を申し出てくれた、でこぼこ Sam&Dean のコンビと二手に別れ、なんとか無事に、悪霊たちを退治した兄弟。
Dean: You really saved our asses back there. So, uh, you know...Thanks. Gosh, i don't even know your names.
Barnes: Oh. Well, I'm Barnes. This is Demian. What's yours?
Dean: Dean. The real Dean.
Barnes&Demian: [ snorts & both laughing ]
Demian: Yeah, right! Me too!
Barnes: Get the hell out of here, dean.
Dean: Well, anyway, uh, thanks. Really.
そして、去っていこうとするディーンに:
Demian: You're wrong, you know.
あんた誤解してるよ。
LARPingを装って、幽霊退治を開始した時、いつまでも浮かれてSam&Deanゴッコをやり続けるデコボココンビに切れたディーンが、
Sam&Deanに憧れてファンになるなんておかしい、あいつらの人生は、楽しくもないし、面白くもない、普通の人間だったら頭の病院に送られちまうような、どうしようもないタワゴトで溢れてる…
なんていう具合に思わず口走った言葉が、ずっとDemianの心の片隅に引っかかっていたのでしょうね。
Dean: Sorry?
Demian: About "Supernatural." No offense, but I'm not sure you get what the story's about.
Supernaturalについてさ。悪く取らないで欲しいんだけど、君、あの物語が本当に意図しているところを分かってないような気がするんだ。
Dean: Is that so?
Demian: All right, look, in real life, he sells stereo equipment, I fix copiers. Our lives suck. But to be Sam and Dean...To wake up every morning and save the world...To have a brother who would die for you...well, who wouldn't want that?
いいか、なあ、本当の人生で、こいつはステレオ機器を売ってて、俺は、コピー機を修理してる。俺たちの人生はクソだ。でも、サムとディーンになるってことは…、世界を救うために毎朝目を覚ますんだぜ…、自分のために命をかけてくれる弟がいるんだ…、なあ、そんな人生を望まないやつなんてどこにいる?
Dean: Maybe you got a point. Well, you know, you two don't make a bad team yourselves. How do you know each other, anyway?
Barnes: Oh, uh, well, we met online. "Supernatural" chat room.
Dean: Oh. Well, it must be nice to get out of your parents' basement and make some friends.
きっと Demian の言葉はしっかりと胸に染み込んではいるものの、話の締めくくりに、軽い気持ちで、ちょっとした世間話を持ちかけたディーンは、Demian&Barnes コンビの衝撃的真実を知らされることになります。
Demian: We're more than friends.
俺たちは、友達以上の関係さ。
(Barnesとしっかり手をつないで)
Demian: We're partners.
俺たちは(人生の)パートナー同士なんだ。
Dean: Oh. Well...[Clears throat ]
ちょんっと、Demianの肩に頭を乗せるBarnesの姿を目の前にして、なんとも微妙な表情を浮かべ、挨拶もそこそこにその場から去っていくディーン。
(Demian&Barnesのカップルが、ほとんど初対面の他人であるディーンに、ここまで正直に、しかもあっさりと自分たちの関係を明かしたのって、
絶対に、Sam&Deanのコンビのこともカップルなのだと、つまり、自分たちと同じ、深い愛情で結ばれたパートナー同士なのだと、判断した結果だとしか…、とにかく私にはそれ以外考えられないんですけど…)
☆
その頃、突如、Chuckへの愛に目覚めてしまったBeckyから、一方的に破局を告げられてしまったSamさんが、捨て台詞として、
もしこの先、新しい本を出したりしたら、俺たちは銃を持ってるし、絶対Chuckのことを見つけ出す(=見つけ出して酷い目に遭わせてやる)、ってことを忘れるな。
という事実を、一人 『ノリツッコミ』 っぽい言い回しで、しっかりとChuckに伝え、
(それにしても、この兄弟、どうしてここまでSPN本の出版を嫌がるのか…。
確か今のところ、Chuckの本は、ディーンが地獄へ連れ去られてしまったところで終わっているわけですよね?
その後、兄弟にとってそんなに表沙汰にしたくない出来事ってあった?
もちろん自分たちの私生活を-下手をすれば、行きずりの女の子たちとのSexシーンまで…-勝手に切り売りされてしまうことになるわけだから、という理由はあるにしても…。
どうも、ここまで新刊の発表を嫌がる兄弟の様子を見ていると、
実は、私たちがドラマで見せてもらっている以上の、夫婦生活の仲良しぶりが明るみに出てしまうのが困るってことだったりして…、なんていう妄想が、どうしても沸いてきてしまいます)
さっさと愛する妻のところへ戻ろうと、そそくさとその場を去りかけたサムの背中に、
LARPingが始まる直前、Yellow-eyed Coolerを飲みながら、Beckyとの歓談に興じていたChuckを
兄弟が脅しつけていた内容
「Coltを見つけて、Devilを退治しなければならない」
をきちんと聞いていたBeckyの声が飛びます。
Becky: Sam! Wait! One more thing! In chapter 33 of "Supernatural: Time is on my side," there was that girl Bela. She was British and a cat burglar.
サム!待って!もう一つ!SPN本の第33章「Time is on my side」のエピソードに、ベラっていう女の子が出てくるでしょ。彼女はイギリス人の泥棒なんだけど。
Sam: Yeah, I know.
ああ、知ってる。
Becky: She stole the Colt from you, and then she "said" she gave it to Lilith, remember?
彼女が、あなたからコルトを盗んだのよね、それから彼女、それをリリスにあげたって、「言った」んだけど、覚えてる?
Sam: Yeah.
ああ。
Becky: Well, you know she lied, right? She never really gave it to Lilith.
えーっと、それは彼女の嘘だって、分かってるわよね?彼女は、コルトをリリスに渡したりなんかしなかったのよ。
Sam: Wait, what?
待って、なんだって?
Becky: Didn't you read the book? There was this one scene where Bela gives the colt to a demon named Crowley, Lilith's right-hand man --I think her lover, too.
あなた、本を読んでないの?ベラが、コルトをクロウリーっていう名前の悪魔にあげたっていうシーンがあったの。その悪魔はリリスの右腕で、…私は、彼女の恋人でもあるんじゃないかと思うんだけど。
Sam: Crowley? Didn't occur to you to tell us this before?
クロウリーだって?(Chuckに向かい)君はそれを俺たちにもっと前に伝えようって、思いつかなかったのか?
Chuck: I'm sorry. I didn't remember. I'm not as big of a fan as she is.
申し訳ないけど、覚えてなかった。僕は、彼女ほどの大ファンじゃないから。
Sam: Becky... Tell me everything.
ベッキー…、全てを話してくれ。
Becky: [ giggles ]
重箱の隅を穴が開くほど突つく勢いで、とんでもなく細かいところまで原作を読み込み、Slash要素に転換可能な萌えポイントを探すFangirlだからこそ、指摘できたこの重要な事実!!
同じ Fangirl 仲間として、誇らしくさえ感じます。(笑)
こういうこともあるんだと思えば、せっかく Chuck が神様から預かった言葉をただ Chuck のPCのハードディスクの中に埋もれさせておくのは、まさに宝の持ち腐れというもので、
絶対に、シリーズの続きを出版して、Fansの目に曝すべきですよね!
Gay Romanceノベルや、ゲイ向けのウェブサイトでも、この兄弟が普通の兄弟関係だなんてあり得ないってことは、納得済みなんだし、
この際もう、多少は夫婦間の秘密が暴露されることになってもいいじゃない!
(その辺が暴露されるのであれば、SPNノベライズ本にはちょっと抵抗のある私も、ぜひとも読ませてもらうんだけど…)
☆
Beckyから全てを聞き出して戻ってきたサムを待っていたのは、Impalaのフードにもたれかかって、なんだか妙にニコニコ(ニヤニヤ?)している妻ディーン
このディーンの笑顔についての一般的というか、表面的な解釈は、
とにかくどうしようもなく最低だと思っていた自分たち兄弟の人生に対し、FanboyのDemianが全く新しい角度から光を当てて、「誰もが憧れる」人生だと断言してくれたのが嬉しかった
ということになるのだとは思いますが…。
あの展開から、またディーンが画面に出てきた時には、もっと複雑な顔しているのじゃないかと思っていたので、私個人的には、ディーンのあの笑顔は正直驚きで、
もちろん反射的に、妄想のスイッチが入ってしまったのは言うまでもありません。
だってよ??!!
自分たち兄弟の関係に憧れる Fanboys が、
LARPingにのめり込むあまり、そういう意味での人生のパートナー同士になってしまったという事実って、
そんなに簡単にスルーできること?!
もちろん、あの Becky に、うっかり 『全て話してくれ』 なんて言ってしまった以上、サムはあの後、かなりの長時間にわたって、Beckyから、とっておきの Supernatural トリビアを聞かされ続けていたのかもしれず、
その間に、ディーンとしても Demian&Barnes がゲイカップルであったという突然のカミングアウトに対し、十分に心の整理をした上で、
あんな風な、可愛い笑顔を浮かべることができるようになるまでの時間が十分にあった、ということなのかもしれませんけれども…。
脚本の問題なのか、演出の問題なのか、わかりませんが、SPNの制作スタッフの意図って、時々どうもわからなくなります。
☆
この後、シーズン5のおさらいを続けるべきか、シーズン6の第10話&第11話に対する考察を書き出すべきか、悩むところです。
***
100年ぶりに、本物のAngry Spiritが暴れだしてしまったCon会場で、
まん丸なDeanと、やせっぽっちでノッポのSamと共に、Rufus(本物のSam)&Bobby(本物のDean)という役割を割り当てられて、LARPingのゲームに参加しつつ、本物の幽霊退治をするはめになってしまった兄弟。
それにしても!
ニセモノのSam&Deanたちの中に紛れ込んだ、本物のSam&Deanは、本当にずば抜けてハンサムに見えますよね。
時々、J2が、普通の人たち(インタビューアーなんか)と一緒にいる姿を目にしたりした時にも感じることですが、もう生物の種類が違うという感じすらするんですけど…、
同じ画面の中にいるのに J2は現実味がない、と感じるくらいに、飛びぬけて見えるのはなんなんでしょうか、これがスターのオーラとかなんでしょうか?
さて、それはともかく。
本当の悪霊である、悪がき三人組の霊をなんとか抑えつけていた、寮母さん(孤児院の院長なんだっけ?)の霊をうっかり除霊してしまったため、本格的に暴れだした霊たちにより、LARPingたちの間にも犠牲者が出てしまうという、最悪の事態になるにいたって、
ここにいる人たちが、本当にやばい状態になってるなら、僕ら、何か手伝うよ。
Because...That's what Sam and Dean would do.
という、ぐっとくる言葉で援助を申し出てくれた、でこぼこ Sam&Dean のコンビと二手に別れ、なんとか無事に、悪霊たちを退治した兄弟。
Dean: You really saved our asses back there. So, uh, you know...Thanks. Gosh, i don't even know your names.
Barnes: Oh. Well, I'm Barnes. This is Demian. What's yours?
Dean: Dean. The real Dean.
Barnes&Demian: [ snorts & both laughing ]
Demian: Yeah, right! Me too!
Barnes: Get the hell out of here, dean.
Dean: Well, anyway, uh, thanks. Really.
そして、去っていこうとするディーンに:
Demian: You're wrong, you know.
あんた誤解してるよ。
LARPingを装って、幽霊退治を開始した時、いつまでも浮かれてSam&Deanゴッコをやり続けるデコボココンビに切れたディーンが、
Sam&Deanに憧れてファンになるなんておかしい、あいつらの人生は、楽しくもないし、面白くもない、普通の人間だったら頭の病院に送られちまうような、どうしようもないタワゴトで溢れてる…
なんていう具合に思わず口走った言葉が、ずっとDemianの心の片隅に引っかかっていたのでしょうね。
Dean: Sorry?
Demian: About "Supernatural." No offense, but I'm not sure you get what the story's about.
Supernaturalについてさ。悪く取らないで欲しいんだけど、君、あの物語が本当に意図しているところを分かってないような気がするんだ。
Dean: Is that so?
Demian: All right, look, in real life, he sells stereo equipment, I fix copiers. Our lives suck. But to be Sam and Dean...To wake up every morning and save the world...To have a brother who would die for you...well, who wouldn't want that?
いいか、なあ、本当の人生で、こいつはステレオ機器を売ってて、俺は、コピー機を修理してる。俺たちの人生はクソだ。でも、サムとディーンになるってことは…、世界を救うために毎朝目を覚ますんだぜ…、自分のために命をかけてくれる弟がいるんだ…、なあ、そんな人生を望まないやつなんてどこにいる?
Dean: Maybe you got a point. Well, you know, you two don't make a bad team yourselves. How do you know each other, anyway?
Barnes: Oh, uh, well, we met online. "Supernatural" chat room.
Dean: Oh. Well, it must be nice to get out of your parents' basement and make some friends.
きっと Demian の言葉はしっかりと胸に染み込んではいるものの、話の締めくくりに、軽い気持ちで、ちょっとした世間話を持ちかけたディーンは、Demian&Barnes コンビの衝撃的真実を知らされることになります。
Demian: We're more than friends.
俺たちは、友達以上の関係さ。
(Barnesとしっかり手をつないで)
Demian: We're partners.
俺たちは(人生の)パートナー同士なんだ。
Dean: Oh. Well...[Clears throat ]
ちょんっと、Demianの肩に頭を乗せるBarnesの姿を目の前にして、なんとも微妙な表情を浮かべ、挨拶もそこそこにその場から去っていくディーン。
(Demian&Barnesのカップルが、ほとんど初対面の他人であるディーンに、ここまで正直に、しかもあっさりと自分たちの関係を明かしたのって、
絶対に、Sam&Deanのコンビのこともカップルなのだと、つまり、自分たちと同じ、深い愛情で結ばれたパートナー同士なのだと、判断した結果だとしか…、とにかく私にはそれ以外考えられないんですけど…)
☆
その頃、突如、Chuckへの愛に目覚めてしまったBeckyから、一方的に破局を告げられてしまったSamさんが、捨て台詞として、
もしこの先、新しい本を出したりしたら、俺たちは銃を持ってるし、絶対Chuckのことを見つけ出す(=見つけ出して酷い目に遭わせてやる)、ってことを忘れるな。
という事実を、一人 『ノリツッコミ』 っぽい言い回しで、しっかりとChuckに伝え、
(それにしても、この兄弟、どうしてここまでSPN本の出版を嫌がるのか…。
確か今のところ、Chuckの本は、ディーンが地獄へ連れ去られてしまったところで終わっているわけですよね?
その後、兄弟にとってそんなに表沙汰にしたくない出来事ってあった?
もちろん自分たちの私生活を-下手をすれば、行きずりの女の子たちとのSexシーンまで…-勝手に切り売りされてしまうことになるわけだから、という理由はあるにしても…。
どうも、ここまで新刊の発表を嫌がる兄弟の様子を見ていると、
実は、私たちがドラマで見せてもらっている以上の、夫婦生活の仲良しぶりが明るみに出てしまうのが困るってことだったりして…、なんていう妄想が、どうしても沸いてきてしまいます)
さっさと愛する妻のところへ戻ろうと、そそくさとその場を去りかけたサムの背中に、
LARPingが始まる直前、Yellow-eyed Coolerを飲みながら、Beckyとの歓談に興じていたChuckを
兄弟が脅しつけていた内容
「Coltを見つけて、Devilを退治しなければならない」
をきちんと聞いていたBeckyの声が飛びます。
Becky: Sam! Wait! One more thing! In chapter 33 of "Supernatural: Time is on my side," there was that girl Bela. She was British and a cat burglar.
サム!待って!もう一つ!SPN本の第33章「Time is on my side」のエピソードに、ベラっていう女の子が出てくるでしょ。彼女はイギリス人の泥棒なんだけど。
Sam: Yeah, I know.
ああ、知ってる。
Becky: She stole the Colt from you, and then she "said" she gave it to Lilith, remember?
彼女が、あなたからコルトを盗んだのよね、それから彼女、それをリリスにあげたって、「言った」んだけど、覚えてる?
Sam: Yeah.
ああ。
Becky: Well, you know she lied, right? She never really gave it to Lilith.
えーっと、それは彼女の嘘だって、分かってるわよね?彼女は、コルトをリリスに渡したりなんかしなかったのよ。
Sam: Wait, what?
待って、なんだって?
Becky: Didn't you read the book? There was this one scene where Bela gives the colt to a demon named Crowley, Lilith's right-hand man --I think her lover, too.
あなた、本を読んでないの?ベラが、コルトをクロウリーっていう名前の悪魔にあげたっていうシーンがあったの。その悪魔はリリスの右腕で、…私は、彼女の恋人でもあるんじゃないかと思うんだけど。
Sam: Crowley? Didn't occur to you to tell us this before?
クロウリーだって?(Chuckに向かい)君はそれを俺たちにもっと前に伝えようって、思いつかなかったのか?
Chuck: I'm sorry. I didn't remember. I'm not as big of a fan as she is.
申し訳ないけど、覚えてなかった。僕は、彼女ほどの大ファンじゃないから。
Sam: Becky... Tell me everything.
ベッキー…、全てを話してくれ。
Becky: [ giggles ]
重箱の隅を穴が開くほど突つく勢いで、とんでもなく細かいところまで原作を読み込み、Slash要素に転換可能な萌えポイントを探すFangirlだからこそ、指摘できたこの重要な事実!!
同じ Fangirl 仲間として、誇らしくさえ感じます。(笑)
こういうこともあるんだと思えば、せっかく Chuck が神様から預かった言葉をただ Chuck のPCのハードディスクの中に埋もれさせておくのは、まさに宝の持ち腐れというもので、
絶対に、シリーズの続きを出版して、Fansの目に曝すべきですよね!
Gay Romanceノベルや、ゲイ向けのウェブサイトでも、この兄弟が普通の兄弟関係だなんてあり得ないってことは、納得済みなんだし、
この際もう、多少は夫婦間の秘密が暴露されることになってもいいじゃない!
(その辺が暴露されるのであれば、SPNノベライズ本にはちょっと抵抗のある私も、ぜひとも読ませてもらうんだけど…)
☆
Beckyから全てを聞き出して戻ってきたサムを待っていたのは、Impalaのフードにもたれかかって、なんだか妙にニコニコ(ニヤニヤ?)している妻ディーン
このディーンの笑顔についての一般的というか、表面的な解釈は、
とにかくどうしようもなく最低だと思っていた自分たち兄弟の人生に対し、FanboyのDemianが全く新しい角度から光を当てて、「誰もが憧れる」人生だと断言してくれたのが嬉しかった
ということになるのだとは思いますが…。
あの展開から、またディーンが画面に出てきた時には、もっと複雑な顔しているのじゃないかと思っていたので、私個人的には、ディーンのあの笑顔は正直驚きで、
もちろん反射的に、妄想のスイッチが入ってしまったのは言うまでもありません。
だってよ??!!
自分たち兄弟の関係に憧れる Fanboys が、
LARPingにのめり込むあまり、そういう意味での人生のパートナー同士になってしまったという事実って、
そんなに簡単にスルーできること?!
もちろん、あの Becky に、うっかり 『全て話してくれ』 なんて言ってしまった以上、サムはあの後、かなりの長時間にわたって、Beckyから、とっておきの Supernatural トリビアを聞かされ続けていたのかもしれず、
その間に、ディーンとしても Demian&Barnes がゲイカップルであったという突然のカミングアウトに対し、十分に心の整理をした上で、
あんな風な、可愛い笑顔を浮かべることができるようになるまでの時間が十分にあった、ということなのかもしれませんけれども…。
脚本の問題なのか、演出の問題なのか、わかりませんが、SPNの制作スタッフの意図って、時々どうもわからなくなります。
☆
なんだか大急ぎで、書き出したため、今回のおさらい、ちゃんと意味を成しているのかすら不安ですが…、とりあえずこれで、投稿してしまうことにします。
☆
この後、シーズン5のおさらいを続けるべきか、シーズン6の第10話&第11話に対する考察を書き出すべきか、悩むところです。
2010年12月23日木曜日
卒業するかも…
やーーーーっと、シーズン5のおさらいを再開したところではあるのですが…、
じっくり考察や妄想をこねくり回す時間がないと、どうしてもゆっくり「おさらい」に取り掛かろう!
という気合が奮い起こせません。
でも、また日記書きをお休みすると、あっという間に、一週間や一ヶ月が過ぎ去ってしまうので、
また、ちょこっとだけ、思いついたことを…。
***
ここ数年、追いかける海外ドラマが、どんどん増えていってしまって、
(なのに、普通に友達との会話に出せるようなドラマは一つもない…どういうことなの…)
最近では、かなり息切れぎみ、という感じで、
いくつかのドラマに関しては、「もう、卒業時に来ているのかも…」という気持ちになってきています。
☆
まず一つ目。
先日のツインピークスエピソードで、一瞬浮上した!かに思えた 『Psych』 ですが…、
ジュリエット&ショーンが、カップルになるのかな?駄目かな?いや盛り返すか?という流れが、シーズン1から延々と続いて来た後、ついに二人がカップルになる?なる?なった!
という、シーズン4の終わりから、シーズン5にかけて、(私の)急に興味が失速してしまったのは、
そもそも私が、「Psych」というドラマを追いかけるきっかけになったのが、まさに『Testees』のRon&Peterのように、
三十過ぎても大人になれないまま、生まれた時からの幼馴染とずーっとふざけた毎日を送っている
Shawn&Gusのコンビが可愛くて、楽しくて仕方なかったからなのです。
(あ、そういえば、JDMのもうじき一才になる息子さんも Gus っていう名前じゃなかったっけ…?)
(一人前の大人の女性である)彼女とちゃんと付き合う、ということは、Swawn 自身も大人にならなきゃならないということで、
シーズン4くらいから、ただ画面の前でゲラゲラ笑っているだけというわけにもいかなくなったストーリー展開に、ちょっと疲れてきてしまった私なのでした。
☆
そして、『Leverage』。
Jensenの長年の友達である(そして、Slashの名脇役でもある) Christian Kane と、Supernatural にもサムと同じサイキックキッズの一人として出演して、『サムを殺してしまう』という役どころで強烈な印象を残した、Aldis Hodge が出演しているということで、観始めたドラマです。
このドラマって、1シーズンのエピソードが22話で成り立っている普通のドラマとは違うサイクルで、ドラマが放送されていくため、
(そういう意味では、他のドラマがHiatusに入ってしまって寂しい時に、集中して見られるという利点と考えるべきなのでしょうけど…)
なんとなく、集中してエピソードに入り込めないところがあります。
詐欺師や泥棒が寄り集まった、とんでもない集団ながら、シリーズが進む毎に、皆が家族のようになっていく様子を追いかけるのは、楽しい部分もあるのですが、
詐欺の手口はややこしいし、メインの出演者たちが、皆ちょっとクセのある話し方の上、早口なので…、
正直言って…、日本語の字幕なしで、ストーリーを追いかけることに、かなり息切れしてきてしまったのです。
FOX Japanで、順調に放送が続いてくれることを期待して…、アメリカでの最新シリーズを追いかけるのを休んでしまおうか…という気持ちに傾きかけているところ。
☆
そして、『Merlin』。
恥ずかしながら、このドラマに関しては、英国版の「Smallvill」的な目線で、そもそもの初めから、Slash的な妄想のタネを探して、鑑賞を始めたドラマですので、
Arther が、順調に成長していって、Gwen(Guinevere)との恋にあまりに夢中になっていってしまうと…、
もうちょっと子供のままでいて! もうちょっとMerlinと喧嘩しながら、仲良ししてて!
と、理不尽な希望を持ってしまうのです。
とはいえ、シーズン3のラスト、ついに(究極の恋敵となる)ランスロットも晴れて「騎士」となったわけだし…、
ついに、円卓も登場したし!
Excalibur (これをそのまま翻訳すると、某五右衛門さん所有の『斬鉄剣』になるってどこかで読んだような気がするんだけど、どこだっけ?)も、無事、湖の底から引き上げて、岩に突き刺したし…、
次のシーズンのArther も、Gwenとの恋にうつつを抜かしてばかりはいられず、いつか晴れて「王様」になる日まで、Merlinをお供に、様々な冒険や戦いに立ち向かわないわけにはいかなくなるってことなのかな?
という、淡い期待を抱かせるラストになっていて、上手いですよねー、BBCって!
やっぱり次のシーズンも、息切れしながら追いかけることになるのかなー。
じっくり考察や妄想をこねくり回す時間がないと、どうしてもゆっくり「おさらい」に取り掛かろう!
という気合が奮い起こせません。
でも、また日記書きをお休みすると、あっという間に、一週間や一ヶ月が過ぎ去ってしまうので、
また、ちょこっとだけ、思いついたことを…。
***
ここ数年、追いかける海外ドラマが、どんどん増えていってしまって、
(なのに、普通に友達との会話に出せるようなドラマは一つもない…どういうことなの…)
最近では、かなり息切れぎみ、という感じで、
いくつかのドラマに関しては、「もう、卒業時に来ているのかも…」という気持ちになってきています。
☆
まず一つ目。
先日のツインピークスエピソードで、一瞬浮上した!かに思えた 『Psych』 ですが…、
ジュリエット&ショーンが、カップルになるのかな?駄目かな?いや盛り返すか?という流れが、シーズン1から延々と続いて来た後、ついに二人がカップルになる?なる?なった!
という、シーズン4の終わりから、シーズン5にかけて、(私の)急に興味が失速してしまったのは、
そもそも私が、「Psych」というドラマを追いかけるきっかけになったのが、まさに『Testees』のRon&Peterのように、
三十過ぎても大人になれないまま、生まれた時からの幼馴染とずーっとふざけた毎日を送っている
Shawn&Gusのコンビが可愛くて、楽しくて仕方なかったからなのです。
(あ、そういえば、JDMのもうじき一才になる息子さんも Gus っていう名前じゃなかったっけ…?)
(一人前の大人の女性である)彼女とちゃんと付き合う、ということは、Swawn 自身も大人にならなきゃならないということで、
シーズン4くらいから、ただ画面の前でゲラゲラ笑っているだけというわけにもいかなくなったストーリー展開に、ちょっと疲れてきてしまった私なのでした。
☆
そして、『Leverage』。
Jensenの長年の友達である(そして、Slashの名脇役でもある) Christian Kane と、Supernatural にもサムと同じサイキックキッズの一人として出演して、『サムを殺してしまう』という役どころで強烈な印象を残した、Aldis Hodge が出演しているということで、観始めたドラマです。
このドラマって、1シーズンのエピソードが22話で成り立っている普通のドラマとは違うサイクルで、ドラマが放送されていくため、
(そういう意味では、他のドラマがHiatusに入ってしまって寂しい時に、集中して見られるという利点と考えるべきなのでしょうけど…)
なんとなく、集中してエピソードに入り込めないところがあります。
詐欺師や泥棒が寄り集まった、とんでもない集団ながら、シリーズが進む毎に、皆が家族のようになっていく様子を追いかけるのは、楽しい部分もあるのですが、
詐欺の手口はややこしいし、メインの出演者たちが、皆ちょっとクセのある話し方の上、早口なので…、
正直言って…、日本語の字幕なしで、ストーリーを追いかけることに、かなり息切れしてきてしまったのです。
FOX Japanで、順調に放送が続いてくれることを期待して…、アメリカでの最新シリーズを追いかけるのを休んでしまおうか…という気持ちに傾きかけているところ。
☆
そして、『Merlin』。
恥ずかしながら、このドラマに関しては、英国版の「Smallvill」的な目線で、そもそもの初めから、Slash的な妄想のタネを探して、鑑賞を始めたドラマですので、
Arther が、順調に成長していって、Gwen(Guinevere)との恋にあまりに夢中になっていってしまうと…、
もうちょっと子供のままでいて! もうちょっとMerlinと喧嘩しながら、仲良ししてて!
と、理不尽な希望を持ってしまうのです。
とはいえ、シーズン3のラスト、ついに(究極の恋敵となる)ランスロットも晴れて「騎士」となったわけだし…、
ついに、円卓も登場したし!
Excalibur (これをそのまま翻訳すると、某五右衛門さん所有の『斬鉄剣』になるってどこかで読んだような気がするんだけど、どこだっけ?)も、無事、湖の底から引き上げて、岩に突き刺したし…、
次のシーズンのArther も、Gwenとの恋にうつつを抜かしてばかりはいられず、いつか晴れて「王様」になる日まで、Merlinをお供に、様々な冒険や戦いに立ち向かわないわけにはいかなくなるってことなのかな?
という、淡い期待を抱かせるラストになっていて、上手いですよねー、BBCって!
やっぱり次のシーズンも、息切れしながら追いかけることになるのかなー。
2010年12月22日水曜日
Admit One
実は、またもや新しい Gay Romance 小説を読み始めてしまいました。
タイトルは、『Admit One』 by Jenna Hilary Sinclair です。
随分前に、どこかのFangirlが、お奨め!と言っていたものをブックマークしたまま、ひょっとしたら数年が経ったかな…
というくらい、古いお奨めで、一体どういう風にお奨めなのか、ということすらも、もはや記憶の彼方に消えてしまったものを、
先日、Amazon さんに、Joanne Fluke の 『Plum Pudding Murder』 や、ジェフリー・ディーバーの『ウォッチメイカー』の文庫本(上・下)なんかを頼む際、
うっかり一緒に頼んでしまいまして…。
Joanne Fluke の 『Plum Pudding Murder』 が、あっさり、でも、いつもとはちょっと違う感じで、「えっ?そこで終わり?!」という印象で、読み終わってしまった後、
(すぐにでも次の 『Apple Turn Over Murder』 が読みたい…、ペーパーバックの発売は、来春の2月くらいだったっけ?)
読み始めたら、睡眠時間を大幅に削って一気に読んでしまうことになってしまいそうな気がしてならない 『ウォッチメイカー』 に手をつける勇気がでないまま、
もう一冊、もうしばらく読みかけのままになっている、Jonathan Kellerman の 『The Conspiracy Club』 も、今や、いよいよストーリーが佳境に入ってきて、この後の謎解き&犯人との対決辺りは、かなり暗くて恐い展開になりそうな上、
やっぱりそこは一気に寝ずに読み終えないわけにはいかなくなりそうな感じで…、
うっかり…、
まだまだ(せめて年明けくらいまでは…)手をつけるつもりのなかった、
『Admit One』に手をつけることになってしまいました。
***
ということで、軽い気持ちで読み始めたこの 『Admit One』 という本、
実は、冒頭の辺りを読んでいて、ちょっとあまり私の好みとはいえない文体&流れで、
登場人物もそーれほど魅力的とも言えず、
ひょっとして失敗だったかな…なんていう不安を抱えつつ、
それでもせっかく購入したのに、読まずにあきらめるのはくやしい!ということで、読み進めていくうちに、
うん、なかなかいい感じに面白くなってきたんじゃない?
と、思った直後の 77ページ。
ON THURSDAY evening, I was watching the opening of a new episode of Supernatural when my phone rang....
なんていうフレーズが出てきて、一瞬にして、
「Supernatural、ついに本物のGay Novelに登場したわよ!」(笑)
的な、興奮のコメントと共に『お奨め!』されていたのであることを思い出しました。
さらにその後にも、
上記で、ちょうど Supernatural のオープニングが始まった時に電話をかけてきた、まだこの時点で彼氏未満のイケメン男性との会話を続けつつ、主人公が
I turned my back on the two Supernatural brothers, who couldn't really be brothers with the way they flirted. More like poster boys for out and proud. It was amazing what the TV networks could get away with these days.
という、忌憚のない正直な感想を述べたりしていて、またもや大笑いさせられることに。
あのいちゃつき方で、兄弟って、ありえないでしょう。 っていうかむしろ、堂々とカミングアウトしてる(ゲイ)青年の広告塔って感じ。…
あはははっ!まさにそうですよね!
以前、老舗のゲイサイトでも、この Supernatural の兄弟(& JaredとJensenの二人組み)について、同じようなコメントがされていたことがあったような記憶があります。
この作家さんは、(中年…)女性のようなので、Slash作家さん出身ということなのかもしれませんが、
なんにしても、この兄弟の仲良しぶりって、やっぱり普通じゃないってことなんですね。
☆
Supernaturalについてのコメントはともかく、この本、読み進めるにつれて、かなり面白くなってきたので、その内に(ま、のんびりと…)読み終わったら、あらためてゆっくり感想を書くことにしたいと思っています。
***
シーズン5のおさらいの続きは、できれば明日…。
タイトルは、『Admit One』 by Jenna Hilary Sinclair です。
随分前に、どこかのFangirlが、お奨め!と言っていたものをブックマークしたまま、ひょっとしたら数年が経ったかな…
というくらい、古いお奨めで、一体どういう風にお奨めなのか、ということすらも、もはや記憶の彼方に消えてしまったものを、
先日、Amazon さんに、Joanne Fluke の 『Plum Pudding Murder』 や、ジェフリー・ディーバーの『ウォッチメイカー』の文庫本(上・下)なんかを頼む際、
うっかり一緒に頼んでしまいまして…。
Joanne Fluke の 『Plum Pudding Murder』 が、あっさり、でも、いつもとはちょっと違う感じで、「えっ?そこで終わり?!」という印象で、読み終わってしまった後、
(すぐにでも次の 『Apple Turn Over Murder』 が読みたい…、ペーパーバックの発売は、来春の2月くらいだったっけ?)
読み始めたら、睡眠時間を大幅に削って一気に読んでしまうことになってしまいそうな気がしてならない 『ウォッチメイカー』 に手をつける勇気がでないまま、
もう一冊、もうしばらく読みかけのままになっている、Jonathan Kellerman の 『The Conspiracy Club』 も、今や、いよいよストーリーが佳境に入ってきて、この後の謎解き&犯人との対決辺りは、かなり暗くて恐い展開になりそうな上、
やっぱりそこは一気に寝ずに読み終えないわけにはいかなくなりそうな感じで…、
うっかり…、
まだまだ(せめて年明けくらいまでは…)手をつけるつもりのなかった、
『Admit One』に手をつけることになってしまいました。
***
ということで、軽い気持ちで読み始めたこの 『Admit One』 という本、
実は、冒頭の辺りを読んでいて、ちょっとあまり私の好みとはいえない文体&流れで、
登場人物もそーれほど魅力的とも言えず、
ひょっとして失敗だったかな…なんていう不安を抱えつつ、
それでもせっかく購入したのに、読まずにあきらめるのはくやしい!ということで、読み進めていくうちに、
うん、なかなかいい感じに面白くなってきたんじゃない?
と、思った直後の 77ページ。
ON THURSDAY evening, I was watching the opening of a new episode of Supernatural when my phone rang....
なんていうフレーズが出てきて、一瞬にして、
「Supernatural、ついに本物のGay Novelに登場したわよ!」(笑)
的な、興奮のコメントと共に『お奨め!』されていたのであることを思い出しました。
さらにその後にも、
上記で、ちょうど Supernatural のオープニングが始まった時に電話をかけてきた、まだこの時点で彼氏未満のイケメン男性との会話を続けつつ、主人公が
I turned my back on the two Supernatural brothers, who couldn't really be brothers with the way they flirted. More like poster boys for out and proud. It was amazing what the TV networks could get away with these days.
という、忌憚のない正直な感想を述べたりしていて、またもや大笑いさせられることに。
あのいちゃつき方で、兄弟って、ありえないでしょう。 っていうかむしろ、堂々とカミングアウトしてる(ゲイ)青年の広告塔って感じ。…
あはははっ!まさにそうですよね!
以前、老舗のゲイサイトでも、この Supernatural の兄弟(& JaredとJensenの二人組み)について、同じようなコメントがされていたことがあったような記憶があります。
この作家さんは、(中年…)女性のようなので、Slash作家さん出身ということなのかもしれませんが、
なんにしても、この兄弟の仲良しぶりって、やっぱり普通じゃないってことなんですね。
☆
Supernaturalについてのコメントはともかく、この本、読み進めるにつれて、かなり面白くなってきたので、その内に(ま、のんびりと…)読み終わったら、あらためてゆっくり感想を書くことにしたいと思っています。
***
シーズン5のおさらいの続きは、できれば明日…。
2010年12月21日火曜日
Supernatural S5エピソード9おさらい②
私の頭の中では、まだ『Testees』の Ron & Peter のMake outシーンが踊っている状態だったりするのですけれども、
リハビリがてら、ちょっとずつでも日記を書いてみる、ということで、
ちょこっと書き始めたまま、完全にほったらかしになってしまっていた、
シーズン5(最新のシーズン6じゃありません)の第9話のおさらいをほんの少しだけでも進めてみたいと思います。
と、言いつつも、早速話は少しそれますが…。
前回の日記に書いた、Testeesの『Memory Loss』のエピソードを見ている間、どうしても頭の片隅にわいてきてしまった妄想がありました。
それは、Winchester兄弟が、なんらかのモンスターに遭遇した過程で、二人揃って記憶を消し去られてしまったとしたら?というもの。
Amnesia(記憶喪失)というのは、昔から様々なFanfictionにおいて、とっても好まれるプロットなので、
探せば、きっとどこかに、もう既に山ほど『記憶喪失』をテーマにしたSlash(Wincest)を含むFanfictionが投稿されていることだろうとは思うのですが、
Testeesで、記憶を失った Ron&Peterが、薄汚れ、散らかった、全く女っ気のないアパートを探索し、
- We're poor.
- We're slobs.
- Like to play video games.
という、見たまんまの感想から、
さらにビーチで最高に楽しそうにカメラに笑顔を向けているツーショット写真(RonがPeterをおんぶしているもの)を発見するにいたって、
- Okay, so we must be good friends.
- Really good friends.
- Really, really good friends.
- Really, really good friends.
- Who wear assless chaps.
お尻のところに穴の開いた革のズボン(←通常、バイカーがジーンズの上に重ね穿きする形で穿くもの、ここでは男性ストリッパーのお兄さんの忘れ物を発見して…)を穿いてる超仲良しな二人ってことだ。
で、最終的に、
- I think we're gay... lovers.
という結論に達してしまった二人だったわけですけども。
☆
Winchester兄弟が、全く記憶を失った状態で、ある朝モーテルの部屋で意識を取り戻したとして…、
男二人で、同じ部屋に泊まっていて、
所持品を調べても、全く女っ気がなく(どこかのシーズンで、ディーンの(?)荷物からブラが出てきたことあったけど…あれはもうきっと、とっくに処分済みですよね)
この兄弟、確か洗濯も一緒にしてたし…、下着とかを入れた荷物も境界線が曖昧になっていたりして…、
モーテルのフロントで、どういう名前でチェックインしているかを確認したとすれば、苗字の違う、他人同士の名前だし、
どうやら、40年ものの、男クサ~~い、ゴツい車一台に一緒に乗って、あちこち放浪してまわっているみたいだし、
住所不定、無職で、お互い家族の気配もない
(インパラちゃんのトランクに、カンザスの実家の地下室から発掘してきた子供の頃の写真は入っているかもしれないけど、そこに写ってる幼児&赤ちゃんが、自分たちだとはわからない可能性も高いですよね?)
自分たちって、何者で、いったいどんな関係?
となったら、やっぱり、どちらかの口から
- I think we're gay... lovers.
という推測が出てきそうな気がしてなりません。
(ゲイであることで、二人揃って家族から勘当されて、二人で国中を放浪しつつその日暮らしの生活送っている…だとかっていう想像もできそう)
***
さて、油断するとすぐ話がそれまくってしまいますが、
シーズン5『兄弟、Conventionに参加する、の巻き』のおさらいの続きでしたっけ!
Fanfictionというものが、ネット上の媒体として存在するようになってしまった今では、既に過去のことになってしまったのかもしれませんが、
現在のピチピチの女の子で溢れたSPN Conなんかとはだいぶ様相の違う、このエピソードに出てきたような、まさに昔ながらの正統派Conventionを目にすると、
かつて、少なくとも、X-Filesの初期の頃のSlashまでは、
『Fanzine』と呼ばれる同人誌の形態が存在し、
Conventionに参加するためにFanたちが宿泊するホテルなんかの部屋で、Slash作家さんの部屋をノックし、合言葉を言って、(NC-17度の高い)Slash 小説をまとめた同人誌を購入する、
というようなことが交わされていた時代があったことを思い出します。
(当時、日本からも郵送で買える『Fanzine』を購入してみたい…という誘惑にかられたこともありましたっけ…)
日本の同人誌文化のように、とてもタダでネット上に投稿するわけにはいかないくらいの超ハイレベルのマンガ同人誌のようなものがほぼ存在しない海外のSlash文化では、今や、『Fanzine』という存在はほぼ絶滅してしまったのかもしれませんね。
(正直、日本の同人誌の現状がどうなっているのかも、まったくわかりませんが、先日のタモリ倶楽部で、「航空宇宙オタク」みたいな人たちのConventionを訪ねていたのを見たら、同人誌が当然のようにずらっと並んでいたので、きっとまだまだ日本の同人誌は色々な分野で力強く生き残っているということでしょうか)
とはいえ、兄弟の参加するConの冒頭で、司会のおじさんが紹介していたConventionのスケジュールにもあったように、
"Frightened little boy: the secret life of dean."
だとか、
"The homoerotic subtext of supernatural"
なんていうテーマのパネルが開かれるディープなConだけに、ロビーの売店の商品の中には、実はBeckyの書いたSlashが載った 『SPN Fanzine』 なんかも紛れ込んでいたのかもしれません。
***
原作者Chuckへの質疑応答で幕を開けた『第1回 Supernatural コンベンション』のスケジュールはどんどん消化されていき、
合間に Yellow-eyed Coolerなんかで喉をうるおしているChuckを
ディーン:「あたしたちは、(ルシファを倒す武器に使えるかもしれない)Coltは探さなきゃならないし、Devil(=ルシファ)は退治しなきゃならないしで、もう手一杯なの!この上、 あんたの馬鹿げたごたごたに関わりあってる暇なんかないのよ」
サム:「(この今はちょっと気が立ってる可愛い)俺の妻が言いたいのは、Conのことじゃなくて、また新しい本を出版することになったなんてどういうことだ、ってことなんだ」
と、夫婦(兄弟)仲良く見事なコンビネーションで脅しつけたりしている間に、
上に書いたような、ぜひとも傍聴してみたい興味深いパネルも終わってしまったようで、
絹を裂くような甲高い女性の悲鳴をきっかけに、
『The Big Hunt』
と呼ばれる、ホテル全館を舞台にした、大規模なライブアクションロールプレイングゲーム(LARPing Game)が始まってしまいます。
結局のところ、このBig Huntの狩りの設定に使われた事件というのは、ちょうど100年前の、まさにこのConが開かれている日に実際に起こったもので、兄弟は、
このホテルに長年とり憑いていた Angry Spiritsを、各自それぞれSam&Deanになりきっている足手まといのLARPingたちから、意図しない妨害を受けつつ、また一転して、思いがけない協力も受けて、事件を解決するということになるわけです。
☆
シーズン5の流れの中でみると、今回のエピソード、
『コルトを取り返す』
という、兄弟の使命に関し、最後の最後で、とんでもなく有力な情報を得ることになるという以外は、シーズン5の大筋には特に関係していないとも言え、
ふと、コルトの情報に触れて、おさらい終了ということにできるのかな…、という誘惑に一瞬引き込まれかけましたが…、
(このところ、シーズン6のエピソードに夢中で、すっかり忘れかけてましたけど…)シーズン5では、天使vs悪魔のごたごたの一方で、
Winchester夫妻の夫婦仲修復という重要なテーマも存在していて、
夫の浮気により受けた心の傷がそう簡単には癒えないまま、さらに少しでも油断すると兄弟揃って、MichaelやLuciferのVesselにさせられちゃう、という精神的重圧から、このところ少々心が疲弊していたディーンは、
暇さえあれば、Throatyな声で、シーズン1&2の頃の懐かしい台詞をリプレイしてみせたりばかりしているLARPingのとあるコンビの言葉で、
夫サムへの愛を再確認することになるのでしたよね。(違ったかな…)
***
なんだか超久々のシーズン5のおさらいで…、案の定、まったく進みません!
(わき道にばっかりそれてるせいですね…)
ということで、ディーンの心をちょっとだけ癒してくれた、LARPing でこぼこコンビの台詞のおさらいは、次回またゆっくり、ということにして、今回はここで投稿ということにさせてもらいます。
シーズン6の第10話 & 第11話のエピソードの考察も、少しは書き出しておかないと忘れてしまいそう…。
リハビリがてら、ちょっとずつでも日記を書いてみる、ということで、
ちょこっと書き始めたまま、完全にほったらかしになってしまっていた、
シーズン5(最新のシーズン6じゃありません)の第9話のおさらいをほんの少しだけでも進めてみたいと思います。
と、言いつつも、早速話は少しそれますが…。
前回の日記に書いた、Testeesの『Memory Loss』のエピソードを見ている間、どうしても頭の片隅にわいてきてしまった妄想がありました。
それは、Winchester兄弟が、なんらかのモンスターに遭遇した過程で、二人揃って記憶を消し去られてしまったとしたら?というもの。
Amnesia(記憶喪失)というのは、昔から様々なFanfictionにおいて、とっても好まれるプロットなので、
探せば、きっとどこかに、もう既に山ほど『記憶喪失』をテーマにしたSlash(Wincest)を含むFanfictionが投稿されていることだろうとは思うのですが、
Testeesで、記憶を失った Ron&Peterが、薄汚れ、散らかった、全く女っ気のないアパートを探索し、
- We're poor.
- We're slobs.
- Like to play video games.
という、見たまんまの感想から、
さらにビーチで最高に楽しそうにカメラに笑顔を向けているツーショット写真(RonがPeterをおんぶしているもの)を発見するにいたって、
- Okay, so we must be good friends.
- Really good friends.
- Really, really good friends.
- Really, really good friends.
- Who wear assless chaps.
お尻のところに穴の開いた革のズボン(←通常、バイカーがジーンズの上に重ね穿きする形で穿くもの、ここでは男性ストリッパーのお兄さんの忘れ物を発見して…)を穿いてる超仲良しな二人ってことだ。
で、最終的に、
- I think we're gay... lovers.
という結論に達してしまった二人だったわけですけども。
☆
Winchester兄弟が、全く記憶を失った状態で、ある朝モーテルの部屋で意識を取り戻したとして…、
男二人で、同じ部屋に泊まっていて、
所持品を調べても、全く女っ気がなく(どこかのシーズンで、ディーンの(?)荷物からブラが出てきたことあったけど…あれはもうきっと、とっくに処分済みですよね)
この兄弟、確か洗濯も一緒にしてたし…、下着とかを入れた荷物も境界線が曖昧になっていたりして…、
モーテルのフロントで、どういう名前でチェックインしているかを確認したとすれば、苗字の違う、他人同士の名前だし、
どうやら、40年ものの、男クサ~~い、ゴツい車一台に一緒に乗って、あちこち放浪してまわっているみたいだし、
住所不定、無職で、お互い家族の気配もない
(インパラちゃんのトランクに、カンザスの実家の地下室から発掘してきた子供の頃の写真は入っているかもしれないけど、そこに写ってる幼児&赤ちゃんが、自分たちだとはわからない可能性も高いですよね?)
自分たちって、何者で、いったいどんな関係?
となったら、やっぱり、どちらかの口から
- I think we're gay... lovers.
という推測が出てきそうな気がしてなりません。
(ゲイであることで、二人揃って家族から勘当されて、二人で国中を放浪しつつその日暮らしの生活送っている…だとかっていう想像もできそう)
***
さて、油断するとすぐ話がそれまくってしまいますが、
シーズン5『兄弟、Conventionに参加する、の巻き』のおさらいの続きでしたっけ!
Fanfictionというものが、ネット上の媒体として存在するようになってしまった今では、既に過去のことになってしまったのかもしれませんが、
現在のピチピチの女の子で溢れたSPN Conなんかとはだいぶ様相の違う、このエピソードに出てきたような、まさに昔ながらの正統派Conventionを目にすると、
かつて、少なくとも、X-Filesの初期の頃のSlashまでは、
『Fanzine』と呼ばれる同人誌の形態が存在し、
Conventionに参加するためにFanたちが宿泊するホテルなんかの部屋で、Slash作家さんの部屋をノックし、合言葉を言って、(NC-17度の高い)Slash 小説をまとめた同人誌を購入する、
というようなことが交わされていた時代があったことを思い出します。
(当時、日本からも郵送で買える『Fanzine』を購入してみたい…という誘惑にかられたこともありましたっけ…)
日本の同人誌文化のように、とてもタダでネット上に投稿するわけにはいかないくらいの超ハイレベルのマンガ同人誌のようなものがほぼ存在しない海外のSlash文化では、今や、『Fanzine』という存在はほぼ絶滅してしまったのかもしれませんね。
(正直、日本の同人誌の現状がどうなっているのかも、まったくわかりませんが、先日のタモリ倶楽部で、「航空宇宙オタク」みたいな人たちのConventionを訪ねていたのを見たら、同人誌が当然のようにずらっと並んでいたので、きっとまだまだ日本の同人誌は色々な分野で力強く生き残っているということでしょうか)
とはいえ、兄弟の参加するConの冒頭で、司会のおじさんが紹介していたConventionのスケジュールにもあったように、
"Frightened little boy: the secret life of dean."
だとか、
"The homoerotic subtext of supernatural"
なんていうテーマのパネルが開かれるディープなConだけに、ロビーの売店の商品の中には、実はBeckyの書いたSlashが載った 『SPN Fanzine』 なんかも紛れ込んでいたのかもしれません。
***
原作者Chuckへの質疑応答で幕を開けた『第1回 Supernatural コンベンション』のスケジュールはどんどん消化されていき、
合間に Yellow-eyed Coolerなんかで喉をうるおしているChuckを
ディーン:「あたしたちは、(ルシファを倒す武器に使えるかもしれない)Coltは探さなきゃならないし、Devil(=ルシファ)は退治しなきゃならないしで、もう手一杯なの!この上、 あんたの馬鹿げたごたごたに関わりあってる暇なんかないのよ」
サム:「(この今はちょっと気が立ってる可愛い)俺の妻が言いたいのは、Conのことじゃなくて、また新しい本を出版することになったなんてどういうことだ、ってことなんだ」
と、夫婦(兄弟)仲良く見事なコンビネーションで脅しつけたりしている間に、
上に書いたような、ぜひとも傍聴してみたい興味深いパネルも終わってしまったようで、
絹を裂くような甲高い女性の悲鳴をきっかけに、
『The Big Hunt』
と呼ばれる、ホテル全館を舞台にした、大規模なライブアクションロールプレイングゲーム(LARPing Game)が始まってしまいます。
結局のところ、このBig Huntの狩りの設定に使われた事件というのは、ちょうど100年前の、まさにこのConが開かれている日に実際に起こったもので、兄弟は、
このホテルに長年とり憑いていた Angry Spiritsを、各自それぞれSam&Deanになりきっている足手まといのLARPingたちから、意図しない妨害を受けつつ、また一転して、思いがけない協力も受けて、事件を解決するということになるわけです。
☆
シーズン5の流れの中でみると、今回のエピソード、
『コルトを取り返す』
という、兄弟の使命に関し、最後の最後で、とんでもなく有力な情報を得ることになるという以外は、シーズン5の大筋には特に関係していないとも言え、
ふと、コルトの情報に触れて、おさらい終了ということにできるのかな…、という誘惑に一瞬引き込まれかけましたが…、
(このところ、シーズン6のエピソードに夢中で、すっかり忘れかけてましたけど…)シーズン5では、天使vs悪魔のごたごたの一方で、
Winchester夫妻の夫婦仲修復という重要なテーマも存在していて、
夫の浮気により受けた心の傷がそう簡単には癒えないまま、さらに少しでも油断すると兄弟揃って、MichaelやLuciferのVesselにさせられちゃう、という精神的重圧から、このところ少々心が疲弊していたディーンは、
暇さえあれば、Throatyな声で、シーズン1&2の頃の懐かしい台詞をリプレイしてみせたりばかりしているLARPingのとあるコンビの言葉で、
夫サムへの愛を再確認することになるのでしたよね。(違ったかな…)
***
なんだか超久々のシーズン5のおさらいで…、案の定、まったく進みません!
(わき道にばっかりそれてるせいですね…)
ということで、ディーンの心をちょっとだけ癒してくれた、LARPing でこぼこコンビの台詞のおさらいは、次回またゆっくり、ということにして、今回はここで投稿ということにさせてもらいます。
シーズン6の第10話 & 第11話のエピソードの考察も、少しは書き出しておかないと忘れてしまいそう…。
2010年12月20日月曜日
Testees
今年もふと気づけば終わってしまう!というところまで来てしまいましたが、
Supernaturalは冬休みに入り、
このところ、Real Lifeもなんだか細かい用事でごたごたと忙しく、すっかり日記書きをさぼる癖がついてしまったので、
ちょっとリハビリという感じで、一つの話題で一つ短い日記を書くという方法を試してみたいと思います。
***
今回の日記の表題 『Testees』 は、ひょっとしてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、とある海外ドラマのタイトルです。
定職にもついていない、ダメダメ男子二人が、とりあえず目先の金目当てで、
世界中の最先端の研究施設で開発された薬や装置などの人体実験を一手に引き受けているらしい、非常に怪しげな施設
『Testico』
での、被験体の仕事を引き受ける、という、2008年制作のこのドラマ。
とあるところでのクチコミで、
「このドラマ、観るたびに馬鹿みたいに大笑いしちゃうんだけど、次のシーズンはピックアップされないだろうな」
なんて懸念されていたとおり、見事第1シーズンで打ち切りとなってしまったようなのですが、
『馬鹿みたいに大笑いしちゃう』
なんていう魅力的な言葉につられて、ついその1シーズン全13話を、うっかりイッキ見してしまいました。
で、結論としては…、
本当に極端なストーリーだし、あまりに下品かつ嫌悪感をもよおすような描写も多いの(というか、そればかり!)にも関わらず、
どうしようもないダメダメ男子の主人公 Ron と Peter の二人の友情がどんどん微笑ましく思えてきて、
『がりがりの出目金男』とか、『もじゃもじゃ頭のとにかくみすぼらしい男』としか表現されないこの二人が、妙に可愛く見えてきさえして…。
我ながら、腐という要素を兼ね備えた女子であるわが身の懐の深さに驚きを感じてしまったくらいです。
☆
私が特に大笑いしてしまったエピソードは、うーん、悩むけれども…、やっぱり
第3話の 『Memory Loss』 かな。
洗脳のために開発されたという、記憶を消してしまう装置の被験者となった、Ron & Peter。
恐ろしい実験を受けた後、二人が同居しているアパートで意識を取り戻すと、自分が誰なのかすらもわからない状態になっていて、
財布に入っていた支払い明細書をもとに、『Testico』に連絡してみると、
いつもどおりの生活を送っていれば、自然に記憶は戻る、ただし、24時間以内に記憶を戻さないと記憶を一生取り戻せなくなる、
という事実を知らされます。
いつもどおりに暮らせ、と言われても、二人は自分が誰かすらもわからないわけで、
とりあえずアパートを探索してみると、とにかく女ッ気が全くないっていうか、異常になさすぎる!
ということは…、僕たちって、単なるルームメイトじゃなくて、ゲイのカップルってことなんじゃ…、という考えに行きついてしまった二人。
(というか、Ron:「いいか、三十過ぎの二人の男が一緒に暮らしててだぞ。僕らが単なるルームメイトだっていうなら、彼女がお泊りする時のちょっとした備品がバスルームに置いてあってもいいはずなのに、そんなのも一切ないだろ」)
で、ご近所の Nugget (実は前の晩、R&Pの二人組みが開いてくれたサプライズ・バースデーパーティで、男性ストリッパーのお尻にキスさせられ、絶対復讐してやるという捨て台詞を残していた人物)のところへいって、
「ちょっとお聞きしたいんですけど…、Are we gay?」 なんていう質問をしてしまうと、
もちろん 「Totally.」 と、真顔で肯定され、
「やっぱり!」と、自分たちのアパートに戻ってみれば、
昨晩、Nuggetのために悪質なジョークで用意した男性ストリッパーが、「やあ、Boys、昨日、僕の革製品を忘れて帰っちゃってさ」 なんて、忘れ物をとりに来ちゃって、
「僕ら、単なるゲイどころじゃなくて、Super Gay だったんだ…」
じゃ、ゲイカップルの日常って、どんなの?
(と言いつつ、どっちが「Top(攻)」で、どっちが「Bottom(受)」かで、延々ともめ続ける二人なのです(笑) 最終的には、なし崩しに、Peterが受になったみたいでした)
ということで、
「度々煩わせて申し訳ないんだけど、僕たち記憶がすっかりなくなっちゃってて…いつもどおりの生活をすれば記憶が戻るそうなんだけど」
と、またもや Nugget のところへ質問にいってしまった二人は、
「君たちは、とにかく人前だろうがなんだろうが、Make out(いちゃいちゃ)するのが大好きだった」
という証言で、Nuggetのまん前で、かなりディープなキスを披露させられるものの、記憶は全く戻らず…。
「ならさ。昨日君たちは、二人にとって、とても大切なセレモニーを行ったところだったんだ。家族や友人たちを集めて、二人の絆がどれほど深いものかを証明するため、契り(Sex)を披露してみせたのさ」
二人にとってそれほど大事な儀式を再現すれば、もう確実に記憶は戻るよ!(by Ron)
で、Nuggetの助けを得て、再び家族や友人たちを集め、感動的な「契り」の儀式を再現することになり、
おそらくは、Nugget 演出(撮影も担当)による、二人がシンクロする幻想的とも言える見事な振り付けの前戯に続き、
いよいよ本番!となった時、
ほぼ生まれた時からの幼馴染である二人にとって、もっともありふれた出来事、
『Ron が Peter に、ゲップをはきかけ』 ⇒ 『Peter が、Ron! Gross!(ロン!キモい!)と文句をいう』
が、再現されてしまい、その瞬間をもって、無事二人の記憶は戻ることになったわけですが、と同時に…
Peter: I think my nana just had a heart attack.
僕のおばあちゃん、心臓発作起こしちゃったみたい。
***
大笑いさせられつつも、あまりに駄目人間な二人(特にPeterかな…)の姿は、時々物悲しくもあり、
それでも、いつまでも大人になれない三十男の友情は妙に微笑ましく&可愛くて、
ここまで思い切った、シモネタ込みの下品な演出がされていなければ、この後もシリーズが続いたかもしれないのに…、
と、1シーズンを大笑いしながらイッキに鑑賞を終えた後は、妙な寂しさも感じている私です。
Supernaturalは冬休みに入り、
このところ、Real Lifeもなんだか細かい用事でごたごたと忙しく、すっかり日記書きをさぼる癖がついてしまったので、
ちょっとリハビリという感じで、一つの話題で一つ短い日記を書くという方法を試してみたいと思います。
***
今回の日記の表題 『Testees』 は、ひょっとしてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、とある海外ドラマのタイトルです。
定職にもついていない、ダメダメ男子二人が、とりあえず目先の金目当てで、
世界中の最先端の研究施設で開発された薬や装置などの人体実験を一手に引き受けているらしい、非常に怪しげな施設
『Testico』
での、被験体の仕事を引き受ける、という、2008年制作のこのドラマ。
とあるところでのクチコミで、
「このドラマ、観るたびに馬鹿みたいに大笑いしちゃうんだけど、次のシーズンはピックアップされないだろうな」
なんて懸念されていたとおり、見事第1シーズンで打ち切りとなってしまったようなのですが、
『馬鹿みたいに大笑いしちゃう』
なんていう魅力的な言葉につられて、ついその1シーズン全13話を、うっかりイッキ見してしまいました。
で、結論としては…、
本当に極端なストーリーだし、あまりに下品かつ嫌悪感をもよおすような描写も多いの(というか、そればかり!)にも関わらず、
どうしようもないダメダメ男子の主人公 Ron と Peter の二人の友情がどんどん微笑ましく思えてきて、
『がりがりの出目金男』とか、『もじゃもじゃ頭のとにかくみすぼらしい男』としか表現されないこの二人が、妙に可愛く見えてきさえして…。
我ながら、腐という要素を兼ね備えた女子であるわが身の懐の深さに驚きを感じてしまったくらいです。
☆
私が特に大笑いしてしまったエピソードは、うーん、悩むけれども…、やっぱり
第3話の 『Memory Loss』 かな。
洗脳のために開発されたという、記憶を消してしまう装置の被験者となった、Ron & Peter。
恐ろしい実験を受けた後、二人が同居しているアパートで意識を取り戻すと、自分が誰なのかすらもわからない状態になっていて、
財布に入っていた支払い明細書をもとに、『Testico』に連絡してみると、
いつもどおりの生活を送っていれば、自然に記憶は戻る、ただし、24時間以内に記憶を戻さないと記憶を一生取り戻せなくなる、
という事実を知らされます。
いつもどおりに暮らせ、と言われても、二人は自分が誰かすらもわからないわけで、
とりあえずアパートを探索してみると、とにかく女ッ気が全くないっていうか、異常になさすぎる!
ということは…、僕たちって、単なるルームメイトじゃなくて、ゲイのカップルってことなんじゃ…、という考えに行きついてしまった二人。
(というか、Ron:「いいか、三十過ぎの二人の男が一緒に暮らしててだぞ。僕らが単なるルームメイトだっていうなら、彼女がお泊りする時のちょっとした備品がバスルームに置いてあってもいいはずなのに、そんなのも一切ないだろ」)
で、ご近所の Nugget (実は前の晩、R&Pの二人組みが開いてくれたサプライズ・バースデーパーティで、男性ストリッパーのお尻にキスさせられ、絶対復讐してやるという捨て台詞を残していた人物)のところへいって、
「ちょっとお聞きしたいんですけど…、Are we gay?」 なんていう質問をしてしまうと、
もちろん 「Totally.」 と、真顔で肯定され、
「やっぱり!」と、自分たちのアパートに戻ってみれば、
昨晩、Nuggetのために悪質なジョークで用意した男性ストリッパーが、「やあ、Boys、昨日、僕の革製品を忘れて帰っちゃってさ」 なんて、忘れ物をとりに来ちゃって、
「僕ら、単なるゲイどころじゃなくて、Super Gay だったんだ…」
じゃ、ゲイカップルの日常って、どんなの?
(と言いつつ、どっちが「Top(攻)」で、どっちが「Bottom(受)」かで、延々ともめ続ける二人なのです(笑) 最終的には、なし崩しに、Peterが受になったみたいでした)
ということで、
「度々煩わせて申し訳ないんだけど、僕たち記憶がすっかりなくなっちゃってて…いつもどおりの生活をすれば記憶が戻るそうなんだけど」
と、またもや Nugget のところへ質問にいってしまった二人は、
「君たちは、とにかく人前だろうがなんだろうが、Make out(いちゃいちゃ)するのが大好きだった」
という証言で、Nuggetのまん前で、かなりディープなキスを披露させられるものの、記憶は全く戻らず…。
「ならさ。昨日君たちは、二人にとって、とても大切なセレモニーを行ったところだったんだ。家族や友人たちを集めて、二人の絆がどれほど深いものかを証明するため、契り(Sex)を披露してみせたのさ」
二人にとってそれほど大事な儀式を再現すれば、もう確実に記憶は戻るよ!(by Ron)
で、Nuggetの助けを得て、再び家族や友人たちを集め、感動的な「契り」の儀式を再現することになり、
おそらくは、Nugget 演出(撮影も担当)による、二人がシンクロする幻想的とも言える見事な振り付けの前戯に続き、
いよいよ本番!となった時、
ほぼ生まれた時からの幼馴染である二人にとって、もっともありふれた出来事、
『Ron が Peter に、ゲップをはきかけ』 ⇒ 『Peter が、Ron! Gross!(ロン!キモい!)と文句をいう』
が、再現されてしまい、その瞬間をもって、無事二人の記憶は戻ることになったわけですが、と同時に…
Peter: I think my nana just had a heart attack.
僕のおばあちゃん、心臓発作起こしちゃったみたい。
***
大笑いさせられつつも、あまりに駄目人間な二人(特にPeterかな…)の姿は、時々物悲しくもあり、
それでも、いつまでも大人になれない三十男の友情は妙に微笑ましく&可愛くて、
ここまで思い切った、シモネタ込みの下品な演出がされていなければ、この後もシリーズが続いたかもしれないのに…、
と、1シーズンを大笑いしながらイッキに鑑賞を終えた後は、妙な寂しさも感じている私です。
2010年12月13日月曜日
Supernatural シーズン6 冬休み
Supernatural シーズン6も、第11話まで放送になったところで、ま、例年通りというか、1月の末まで年末年始の冬休みに入りました。
今シーズンは、『今週のモンスター』に焦点を当てた、シンプルなストーリーラインになるのかと(私が勝手に…、ということだったの?)思っていたのに、冬休み前の衝撃のクリフハンガーエピソードとなった、
第10話&第11話で、超ややこしかったシーズン5の後半を凌ぐくらいのややこしさの予感満載で、
「ええ~っ、そこで??!!」という感じに、
やっぱり…放送が、お休みに入ってしまいました。
私、個人的には、ちょっ、ちょっと待って…、と、また息切れをはじめていたところでもあるので、
この隙に、またシーズン6の考察を追いつくところまで進めることができれば、と、思っていますが…、
この第10話&第11話の展開を見ると、
今回のシーズンでは、シーズン5の時とは、がらっとストーリーラインが変わっていくのでは…、という期待もあって、このところ完全にほったらかしになってしまっていた、シーズン5のおさらいについても、
なんとか少しずつでも再開しないことには、やっぱりこの先ついていけないかも…、という感じもしていて、
はっ…。
この年末年始のお休みの間に、シーズン5までのエピソードもしっかり復習して、シーズン6の再開に備えておいてよね!
DVDセットを買ってない人は、この機会に、クリスマスプレゼントにおねだりするとか、自分へのご褒美で買っちゃうとか、
さもなければ、年末年始の休暇を利用して、山ほどレンタルしてきてイッキ見するとか、
そういうことをしておいてよね!
という、Gamble姐さんの作戦ってことなの…?
(もちろんCWのお偉いさんからのプレッシャーがあってこその作戦、ってことなんでしょうけども)
***
サム、どうなっちゃうの?!
という衝撃展開と並行して、
Merlinや、Sons of Anarchyなど、既に今シーズンのフィナーレを迎えてしまったドラマもあり、
今日だっけ? 『Leverage』は、今シーズン最後を締めくくる二時間スペシャルじゃなかっただろうか…、
等々、他のドラマのことやなんかについても、すっかり忘れてしまう前に、少しは覚書を書き出しておきたいところです。
今シーズンは、『今週のモンスター』に焦点を当てた、シンプルなストーリーラインになるのかと(私が勝手に…、ということだったの?)思っていたのに、冬休み前の衝撃のクリフハンガーエピソードとなった、
第10話&第11話で、超ややこしかったシーズン5の後半を凌ぐくらいのややこしさの予感満載で、
「ええ~っ、そこで??!!」という感じに、
やっぱり…放送が、お休みに入ってしまいました。
私、個人的には、ちょっ、ちょっと待って…、と、また息切れをはじめていたところでもあるので、
この隙に、またシーズン6の考察を追いつくところまで進めることができれば、と、思っていますが…、
この第10話&第11話の展開を見ると、
今回のシーズンでは、シーズン5の時とは、がらっとストーリーラインが変わっていくのでは…、という期待もあって、このところ完全にほったらかしになってしまっていた、シーズン5のおさらいについても、
なんとか少しずつでも再開しないことには、やっぱりこの先ついていけないかも…、という感じもしていて、
はっ…。
この年末年始のお休みの間に、シーズン5までのエピソードもしっかり復習して、シーズン6の再開に備えておいてよね!
DVDセットを買ってない人は、この機会に、クリスマスプレゼントにおねだりするとか、自分へのご褒美で買っちゃうとか、
さもなければ、年末年始の休暇を利用して、山ほどレンタルしてきてイッキ見するとか、
そういうことをしておいてよね!
という、Gamble姐さんの作戦ってことなの…?
(もちろんCWのお偉いさんからのプレッシャーがあってこその作戦、ってことなんでしょうけども)
***
サム、どうなっちゃうの?!
という衝撃展開と並行して、
Merlinや、Sons of Anarchyなど、既に今シーズンのフィナーレを迎えてしまったドラマもあり、
今日だっけ? 『Leverage』は、今シーズン最後を締めくくる二時間スペシャルじゃなかっただろうか…、
等々、他のドラマのことやなんかについても、すっかり忘れてしまう前に、少しは覚書を書き出しておきたいところです。
2010年12月3日金曜日
Supernatural シーズン6エピソード9考察②
なんとか第9話の考察を仕上げてしまいたいと思います。
と、その前に、『Psych』 ツインピークスバージョン、凄かった!
Supernatural シーズン6 第9話では、かなりX-Filesを彷彿とさせる演出がされていると、前半の考察で書きましたけれども、
『Psych』 のツインピークスはそんな、彷彿とさせる、なんていうレベルじゃありませんでした。
事件の捜査を担当するのは、もちろん Shawn&Gus のコンビなので、FBI捜査官役のカイル・マクラクランこそ登場しませんでしたが、
実際に『Twin Peeks』に出演していた役者さんたちが山ほど出てきて、あの当時のままの、ちょっとCreepyな演技をたっぷり披露してくれました。
効果音楽というのか、ドラマ中に流れるピアノ曲なんかも当時のままのような…
もちろん、コーヒーも、ドーナツも、パイも登場しました。(笑)
Shawn&Gus はただ黙々と食べてたけれども、ちょっとでも、あの、カイル・マクラクランの恍惚とした表情で、コーヒーやパイを堪能するシーンを表現して欲しかったです。
夕べ、なかばうとうとしながらの鑑賞だったため、とにかく、あと最低三回は繰り返して観ないことには、消化しきれない感じです。
『Psych』はSPNと違って、CGとかSFXとかにお金がかからないから、こんな贅沢ができたということなのか、
それとも、Supernaturalだって、遠慮せずもっともっと思いっきりX-Filesしちゃってもよかったということなのか、
せめて、Samuelおじいちゃん(スキナー副長官)と、Rufusおじさん(ミスターX)に、ダークスーツとロングコートを着せて登場させちゃったりとか…。
妄想はそこそこにして、シーズン6の考察に戻ります。
以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
目の前の大好きな夫の中身は、見知らぬ他人だとわかっているものの、大好きな夫の姿のまま、他の女とセックスしたり、他の女に色目を使ったりする様子を見るのは耐えられない!
という、妻ディーンの女心は、私たちFangirlsの心にも、実によく胸に響きますが、
誘拐からなんとか逃げ出してきたディーンには、おかしな出来事が次々と降りかかってきて、ヤキモチを焼いている暇もなくなってしまいます。
まずは朝のコーヒーを飲んでいたダイナーの窓の外から、
「すっごくいやな目つきであたしのことをじっと見てる、赤い帽子のおじさんがいる!」
って教えてあげてるのに、魂が抜かれたせいで、すっかり鈍感になってしまった夫のサムは、「え?どこ?」なんて、寝ぼけたこと言ってるし、
モーテルの部屋で、一人で、UFO関係のウェブサイトを色々調べている時には、急に電気がチカチカして消えたと思ったら、窓の外に目映い光が現れ、
(本当にどうでもいい、細かいことなんですけど、この時パソコンの画面はついたままなんですよね、ラップトップパソコンは電池式で、電源に繋いで使ってないって事実はあるにしても、UFOなんかに由来する超常現象の結果として、電気が消える時って、別にブレーカーが落ちたとかいう、電源に問題がある消え方ではなく、ただとにかくあらゆる電化製品が死んだように動きを止めてしまう、というイメージなので、ちょっとだけ違和感を感じました。
もちろん今回の停電を引き起こしているのは、UFOではないわけで、「UFOはこうして人間を誘拐するらしい」と、大雑把に下調べした妖精たちの単純な落ち度ということなのかもしれません)
「もう嫌よ、あんなこと…」
と思わず呟いたディーンの目の前で、モーテルの部屋のドアがバタンと開き、
X-Filesファンの私と、おそらくはディーンも、当然、この戸口に、手足の細長い宇宙人の影が現れる!と思った瞬間、
小さな丸い光が現れます。
そんな小さな光と必死に格闘し、レンジでチンしてなんとかやっつけたディーンが語るところによると、
小さな光の正体は、ちっちゃくて、光ってて、まあセクシーでもある、その上、乳首も見えちゃったりもした、裸の女性で、
Dean: And she hit me….
で、あたしをぶったの…。
ということで。そのまま、しょんぼりとうつむいてしまったディーンに、現在、魂が抜けている状態のため、とかく、正しいリアクションを選択するのに迷いがちなサムさんは:
Sam: I’m not supposed to laugh, right?
俺、ここで笑っちゃ駄目なんだよな?
しかし、魂がないだけに、余計な先入観にも惑わされないため効率よく脳内のデータベースを検索できるらしいサムの脳裏に何かが閃きます。
その小さい女性って、羽が生えてなかったか?
つまり、こうした未知の存在との遭遇だとか、光る物体に誘拐された!なんていう事件についての報告というのは何百年も前からあるわけで、最近ではそういう存在のことを「宇宙人」とかなんとか呼んだりするわけだけれども、昔の人がそういう存在につけた名前は、
『妖精』だった、というのです。
ということで、冒頭の新聞記者を装っての街角インタビューの際、唯一、
「あれは、UFOなんかじゃないわ。妖精よ!」
と、自信を持って証言していたおばさんのところに、手がかりを求めて話を聞きにいってみることにした兄弟。
(あの冒頭のシーンでも、夢見る妖精信者のおばさんを許せないSoullessサムが、おばさんにずけずけキツイことを言い始めた時、「この人ったら、(お腹がすいて)血糖値でも下がったのかしら、ごめんなさいね!」と、笑顔で詫びつつ、サムを引っ張るディーンの姿が、いかにも良妻らしくてよかったですよね)
そして、おばさんが、色々と語ってくれた内容をまとめると:
ノームだとか、ゴブリンだとか、色々な名前がついてるし、色々な姿や大きさのものがいるけれども、大きく分類するとそれは全部「妖精」で、人間界のお隣の世界「妖精の国」の住人なのだということ。
妖精の国というのは、別次元の世界のようなもので、一度そこへ行って、帰ってきた人だけが、この人間の世界でも妖精の姿を見ることが出来るようになる。
妖精たちがなぜ人間を誘拐するのか、というと、その辺りは、諸説はあるけれども、はっきりわかっている事実は少なくて、
よく知られているのは、妖精は、ちょうどルンペルシュティルツキンという、グリム童話に出てくる小人がそうしたように、最初に生まれた男の子だけを連れて行く、ということ。
そして、おばさんが個人的に立てている仮説としては、妖精たちは、そういう男の子たちをオベロンという妖精の王様に Service させるために連れて行くのではないか、とのこと。
Sam: Dean,… did you….service Oberon, king of the fairies?
Service:ま、普通の辞書では、「サービスを提供する」なんていう、ぱっとしない意味がでてきますが、ちょっとスラング的な意味を引くと、それはもうはっきりと「セックスする」という意味しかでてきません。
さすがの魂無しサムが、途切れ途切れにためらいつつ質問した様子を見ると、サムの頭の中には一瞬にして、オベロン王に奉仕する美少年&美青年ハーレムの一員として、王に Service するディーンの姿が浮かんでしまったように思えます。
神妙な顔で見つめるサムの(視聴者のFangirlsも大変気になる)質問には答えず、ディーンが聞き出した、妖精の弱点とは以下のとおり:
妖精は生クリームが大好き
(後に時計職人のおじさんが証言したところによると、妖精にとっての生クリームは、テキーラみたいなもの、という事実も判明)
全ての妖精は、「鉄」を嫌いだし、Dark Fairyは、銀に触るとヤケドする
それから、妖精の前に砂糖や塩をこぼすと、どんなに強力な妖精でも、かがんで一粒一粒数えずにはいられない
以上、大変役に立つ妖精情報を沢山仕入れ、ちっちゃなカップでお茶もご馳走になったところで、おいとました兄弟。
つまり、事件の真相はこういうことだったのです:
一番最初に息子をAbductされた時計職人のおじさんは、時計職人一筋で、家族を養ってきたけれども、パーキンソン病にかかってしまい、細かい時計の仕事ができなくなった時、
おじさんが子供の頃、おばあさんが、妖精は本当にいると話してくれていたこと、そして、妖精の呼び出し方や、妖精に願いを叶えてもらう方法なんかが書かれた本を遺してくれたことを思い出した。
半信半疑ながらも、2ヶ月前、本に書かれた手順と呪文で呼び出してみると、Leprechaunを自称する一人の男が現れたので、その男に、手を直して欲しいと頼んだのだけれども、
その男は、時計を作る職工となる妖精たちを沢山連れてきて、お前をこれまでになかったくらいの成功に導いてやる、その見返りは、妖精たちが休める場所と、
"To take of the fruit and fat of the land."
(地上に実った産物と家畜をもらう、っていうような意味にも解釈できますかね?)
だけでいい、というので、「fruit and fat」がまさか、「最初に生まれた男の子」のことだとは夢にも思わず、おじさんは、つい「Yes」と答えてしまったのだということ。
しかも妖精たちは、おじさんのところの子だけではなく、他の家の「最初に生まれた子」までもさらい始め、全然止めるつもりもない、というのです。
一方その頃のディーンはといえば、イケメンヴァンパイア軍団にもスカウトされたほどの美貌の持ち主であるディーンを、どうしてもオベロン王のハーレムに連れていきたいらしい、赤い帽子の怪しいおじさんからストーキングされ、襲い掛かられ、大変な目に遭っていました。
うーん、長くなりそうなので、少し端折って。
UFOの権威を装って(美系の少年や青年を物色するために?)人間界に紛れ込んでいたLeprechaunのおじさんとの戦いに手こずりながらも、しまいには、サムが、「あ、そうだ!」と、Rock Saltのショットガンの弾の蓋を開けて、塩を床にばらまき、Leprechaunのおじさんが、しぶしぶ塩の粒を数え始めたところで、すかさず
「妖精さん、帰ってください!!」の呪文を唱え、
人間界にじわじわ進出して来ていた妖精たちは、一気に「妖精の国」へと帰っていったのでした。
赤い帽子の不気味な妖精のおじさんに襲われたどさくさで、うっかり極端に小柄な地方検事の男性にタックルしてしまい逮捕されてしまったディーンも、地方検事が告訴を取り下げてくれたおかげで、無事釈放され、これで一件落着、かと思ったのですが…。
ちょっとさかのぼって、
Leprechaunのおじさんとサムの間では、ちょっと気になる会話が交わされていましたよね?:
Leprechaun: You're not like the rest of them, are you?
お前さん、他の人間たちとはちょっと違うね?
Sam: Nope.
ああ、違う。
Leprechaun: No. I could see that right off. You're missing a certain piece, right in the center, ain't ya?
違うねぇ、わしにはすぐにわかったよ。お前さんには、あるものが欠けている、胸の真ん中のところのね、そうじゃないか?
Sam: Says who?
誰から聞いた?
Leprechaun: Oh, we fairy folk are all about energy. And the human soul gives off a certain Perfume. Your soul is far away, but not completely out of reach.
ああ、わしら妖精ってのは、エネルギーの塊みたいなもんなんだ。で、人間の魂ってものはね、独特の芳香を放っているのさ。お前さんの魂は、はるか遠くにある、だが、完全に届かないってほどじゃない。
Sam: That so?
へえ、そうかい?
Leprechaun: Sam...I can get it back for you. For a price.
サム、…わしは、お前さんのために、魂を取り戻してやることができるよ。タダとは言わないがね。
Sam: That's adorable. It's locked in a box with the devil.
可愛いこと言ってるけどな。俺の魂は、魔王と一緒に箱に閉じ込められてるんだぜ。
Leprechaun: Your devil, not mine.
お前さんたちの魔王であって、わしらのじゃない。
Sam: There's no freakin' way, a leprechaun can do what angels cannot.
天使にもできないことが、レプリコーンごときにできるもんか。
Leprechaun: Angels. Oh, please. I'm talking about real magic, sonny, from my side of the fence. Got a way of gettin' in back doors.
天使ね。あんなのと一緒にせんでくれ。わしが言ってるのは、本物の魔法だ、坊や、わしらの側の塀からはな、裏口のドアから入る方法があるのさ。
Sam: So you're my blue fairy? You can make me a real boy again?
じゃ、あんたは俺の青い妖精ってことか? 俺をまた本物の男の子にできるのか?
Leprechaun: When you wish upon a star.
お前さんが、星に願いをかけさえすればね。
という、Leprechaunおじさんの誘惑にもまったくなびくことなく、あっさりとおじさんを含む妖精たちを総ざらい、妖精の国へと送り返してしまったサム。
画面の前の私たちは、サムが、絶対にややこしい結果になることが目に見えている妖精との取引に応じなかったことに、ほっとしつつも、なんとはなしの違和感を覚えることになりました。
そんな私たちの違和感をはっきり言葉にして、サムにぶつけたのは、地獄に囚われた愛する夫(弟)の魂をなんとかこの手に取り戻したいと、毎日毎日、喉から手が出そうなほどに願っている、妻(兄)のディーンでした。
Dean: I was wondering something.
あたし、考えてたんだけど。
Sam: Yeah?
なんだ?
Dean: You think lucky charms really could have, you know, returned soul to sender?
願いをかけたら本当に、つまり、願いをかけた人間に魂を戻すことができたのかしら?
Sam: Come on. It's crazy to think. He did talk a good game, though.
なに言ってるんだ。そんなの馬鹿げた考えさ。あいつは、確かに口先では上手いことを言ったけどな。
Dean: You said no. Why?
あなた、断ったのよね。どうして?
Sam: It was a deal. When's a deal ever been a good thing?
あれは、取引だったんだ。今までも取引で、ろくなことになった試しがないだろ?
Dean: I'm just trying to figure out how it works in there.
あたしはただ、妖精のやり方っていうのが、どういうものだったのか知りたいだけよ。
Sam: Dude, I-I do still have all my brain cells. If anything, my brain works better now.
なあ、俺、(魂をなくしたって)脳細胞は丸々残ってるんだ。なんなら、頭の働きは前より良くなってるくらいなんだぞ。
Dean: I'm just making sure that's where your head's at. You know, that you're not having second thoughts about getting your soul back. …You're not, are you?
ただ、あたしは、あなたの気持ちを確認したいだけなの。つまり、魂を取り戻すってことについて、あなたの気が変わったわけじゃないんだって。……変わったりしてないわよね?変わったの?
Sam: No.
変わったりなんかしてないさ。
『No』と答えたこのサムの顔が!
また微妙でしたよねー。
魂が戻って来たとしたって、身体の動きも、頭の動きも鈍る上、苦しい思いばっかりすることになるのがわかっていて、本当に、魂なんかを欲しいと思えるの? サム…。
その答えを知るには、この先のエピソードを追いかけるしかありません。
でも…、兄ちゃんが、戻ってきて欲しいと切ないくらいに思ってるのと同じくらい、地獄にいるサムの魂は、どんなことをしても、愛する兄ちゃんのところに戻りたいと思ってるはずだと思うんだけど…。
はあー、なんとか、次のエピソードの放送までには間に合いました。
***
なんとか、シーズン5のおさらいも…、ちょっとは進めたいものです。
と、その前に、『Psych』 ツインピークスバージョン、凄かった!
Supernatural シーズン6 第9話では、かなりX-Filesを彷彿とさせる演出がされていると、前半の考察で書きましたけれども、
『Psych』 のツインピークスはそんな、彷彿とさせる、なんていうレベルじゃありませんでした。
事件の捜査を担当するのは、もちろん Shawn&Gus のコンビなので、FBI捜査官役のカイル・マクラクランこそ登場しませんでしたが、
実際に『Twin Peeks』に出演していた役者さんたちが山ほど出てきて、あの当時のままの、ちょっとCreepyな演技をたっぷり披露してくれました。
効果音楽というのか、ドラマ中に流れるピアノ曲なんかも当時のままのような…
もちろん、コーヒーも、ドーナツも、パイも登場しました。(笑)
Shawn&Gus はただ黙々と食べてたけれども、ちょっとでも、あの、カイル・マクラクランの恍惚とした表情で、コーヒーやパイを堪能するシーンを表現して欲しかったです。
夕べ、なかばうとうとしながらの鑑賞だったため、とにかく、あと最低三回は繰り返して観ないことには、消化しきれない感じです。
『Psych』はSPNと違って、CGとかSFXとかにお金がかからないから、こんな贅沢ができたということなのか、
それとも、Supernaturalだって、遠慮せずもっともっと思いっきりX-Filesしちゃってもよかったということなのか、
せめて、Samuelおじいちゃん(スキナー副長官)と、Rufusおじさん(ミスターX)に、ダークスーツとロングコートを着せて登場させちゃったりとか…。
妄想はそこそこにして、シーズン6の考察に戻ります。
以下、日本ではまだ放送されていないSupernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。
目の前の大好きな夫の中身は、見知らぬ他人だとわかっているものの、大好きな夫の姿のまま、他の女とセックスしたり、他の女に色目を使ったりする様子を見るのは耐えられない!
という、妻ディーンの女心は、私たちFangirlsの心にも、実によく胸に響きますが、
誘拐からなんとか逃げ出してきたディーンには、おかしな出来事が次々と降りかかってきて、ヤキモチを焼いている暇もなくなってしまいます。
まずは朝のコーヒーを飲んでいたダイナーの窓の外から、
「すっごくいやな目つきであたしのことをじっと見てる、赤い帽子のおじさんがいる!」
って教えてあげてるのに、魂が抜かれたせいで、すっかり鈍感になってしまった夫のサムは、「え?どこ?」なんて、寝ぼけたこと言ってるし、
モーテルの部屋で、一人で、UFO関係のウェブサイトを色々調べている時には、急に電気がチカチカして消えたと思ったら、窓の外に目映い光が現れ、
(本当にどうでもいい、細かいことなんですけど、この時パソコンの画面はついたままなんですよね、ラップトップパソコンは電池式で、電源に繋いで使ってないって事実はあるにしても、UFOなんかに由来する超常現象の結果として、電気が消える時って、別にブレーカーが落ちたとかいう、電源に問題がある消え方ではなく、ただとにかくあらゆる電化製品が死んだように動きを止めてしまう、というイメージなので、ちょっとだけ違和感を感じました。
もちろん今回の停電を引き起こしているのは、UFOではないわけで、「UFOはこうして人間を誘拐するらしい」と、大雑把に下調べした妖精たちの単純な落ち度ということなのかもしれません)
「もう嫌よ、あんなこと…」
と思わず呟いたディーンの目の前で、モーテルの部屋のドアがバタンと開き、
X-Filesファンの私と、おそらくはディーンも、当然、この戸口に、手足の細長い宇宙人の影が現れる!と思った瞬間、
小さな丸い光が現れます。
そんな小さな光と必死に格闘し、レンジでチンしてなんとかやっつけたディーンが語るところによると、
小さな光の正体は、ちっちゃくて、光ってて、まあセクシーでもある、その上、乳首も見えちゃったりもした、裸の女性で、
Dean: And she hit me….
で、あたしをぶったの…。
ということで。そのまま、しょんぼりとうつむいてしまったディーンに、現在、魂が抜けている状態のため、とかく、正しいリアクションを選択するのに迷いがちなサムさんは:
Sam: I’m not supposed to laugh, right?
俺、ここで笑っちゃ駄目なんだよな?
しかし、魂がないだけに、余計な先入観にも惑わされないため効率よく脳内のデータベースを検索できるらしいサムの脳裏に何かが閃きます。
その小さい女性って、羽が生えてなかったか?
つまり、こうした未知の存在との遭遇だとか、光る物体に誘拐された!なんていう事件についての報告というのは何百年も前からあるわけで、最近ではそういう存在のことを「宇宙人」とかなんとか呼んだりするわけだけれども、昔の人がそういう存在につけた名前は、
『妖精』だった、というのです。
ということで、冒頭の新聞記者を装っての街角インタビューの際、唯一、
「あれは、UFOなんかじゃないわ。妖精よ!」
と、自信を持って証言していたおばさんのところに、手がかりを求めて話を聞きにいってみることにした兄弟。
(あの冒頭のシーンでも、夢見る妖精信者のおばさんを許せないSoullessサムが、おばさんにずけずけキツイことを言い始めた時、「この人ったら、(お腹がすいて)血糖値でも下がったのかしら、ごめんなさいね!」と、笑顔で詫びつつ、サムを引っ張るディーンの姿が、いかにも良妻らしくてよかったですよね)
そして、おばさんが、色々と語ってくれた内容をまとめると:
ノームだとか、ゴブリンだとか、色々な名前がついてるし、色々な姿や大きさのものがいるけれども、大きく分類するとそれは全部「妖精」で、人間界のお隣の世界「妖精の国」の住人なのだということ。
妖精の国というのは、別次元の世界のようなもので、一度そこへ行って、帰ってきた人だけが、この人間の世界でも妖精の姿を見ることが出来るようになる。
妖精たちがなぜ人間を誘拐するのか、というと、その辺りは、諸説はあるけれども、はっきりわかっている事実は少なくて、
よく知られているのは、妖精は、ちょうどルンペルシュティルツキンという、グリム童話に出てくる小人がそうしたように、最初に生まれた男の子だけを連れて行く、ということ。
そして、おばさんが個人的に立てている仮説としては、妖精たちは、そういう男の子たちをオベロンという妖精の王様に Service させるために連れて行くのではないか、とのこと。
Sam: Dean,… did you….service Oberon, king of the fairies?
Service:ま、普通の辞書では、「サービスを提供する」なんていう、ぱっとしない意味がでてきますが、ちょっとスラング的な意味を引くと、それはもうはっきりと「セックスする」という意味しかでてきません。
さすがの魂無しサムが、途切れ途切れにためらいつつ質問した様子を見ると、サムの頭の中には一瞬にして、オベロン王に奉仕する美少年&美青年ハーレムの一員として、王に Service するディーンの姿が浮かんでしまったように思えます。
神妙な顔で見つめるサムの(視聴者のFangirlsも大変気になる)質問には答えず、ディーンが聞き出した、妖精の弱点とは以下のとおり:
妖精は生クリームが大好き
(後に時計職人のおじさんが証言したところによると、妖精にとっての生クリームは、テキーラみたいなもの、という事実も判明)
全ての妖精は、「鉄」を嫌いだし、Dark Fairyは、銀に触るとヤケドする
それから、妖精の前に砂糖や塩をこぼすと、どんなに強力な妖精でも、かがんで一粒一粒数えずにはいられない
以上、大変役に立つ妖精情報を沢山仕入れ、ちっちゃなカップでお茶もご馳走になったところで、おいとました兄弟。
つまり、事件の真相はこういうことだったのです:
一番最初に息子をAbductされた時計職人のおじさんは、時計職人一筋で、家族を養ってきたけれども、パーキンソン病にかかってしまい、細かい時計の仕事ができなくなった時、
おじさんが子供の頃、おばあさんが、妖精は本当にいると話してくれていたこと、そして、妖精の呼び出し方や、妖精に願いを叶えてもらう方法なんかが書かれた本を遺してくれたことを思い出した。
半信半疑ながらも、2ヶ月前、本に書かれた手順と呪文で呼び出してみると、Leprechaunを自称する一人の男が現れたので、その男に、手を直して欲しいと頼んだのだけれども、
その男は、時計を作る職工となる妖精たちを沢山連れてきて、お前をこれまでになかったくらいの成功に導いてやる、その見返りは、妖精たちが休める場所と、
"To take of the fruit and fat of the land."
(地上に実った産物と家畜をもらう、っていうような意味にも解釈できますかね?)
だけでいい、というので、「fruit and fat」がまさか、「最初に生まれた男の子」のことだとは夢にも思わず、おじさんは、つい「Yes」と答えてしまったのだということ。
しかも妖精たちは、おじさんのところの子だけではなく、他の家の「最初に生まれた子」までもさらい始め、全然止めるつもりもない、というのです。
一方その頃のディーンはといえば、イケメンヴァンパイア軍団にもスカウトされたほどの美貌の持ち主であるディーンを、どうしてもオベロン王のハーレムに連れていきたいらしい、赤い帽子の怪しいおじさんからストーキングされ、襲い掛かられ、大変な目に遭っていました。
うーん、長くなりそうなので、少し端折って。
UFOの権威を装って(美系の少年や青年を物色するために?)人間界に紛れ込んでいたLeprechaunのおじさんとの戦いに手こずりながらも、しまいには、サムが、「あ、そうだ!」と、Rock Saltのショットガンの弾の蓋を開けて、塩を床にばらまき、Leprechaunのおじさんが、しぶしぶ塩の粒を数え始めたところで、すかさず
「妖精さん、帰ってください!!」の呪文を唱え、
人間界にじわじわ進出して来ていた妖精たちは、一気に「妖精の国」へと帰っていったのでした。
赤い帽子の不気味な妖精のおじさんに襲われたどさくさで、うっかり極端に小柄な地方検事の男性にタックルしてしまい逮捕されてしまったディーンも、地方検事が告訴を取り下げてくれたおかげで、無事釈放され、これで一件落着、かと思ったのですが…。
ちょっとさかのぼって、
Leprechaunのおじさんとサムの間では、ちょっと気になる会話が交わされていましたよね?:
Leprechaun: You're not like the rest of them, are you?
お前さん、他の人間たちとはちょっと違うね?
Sam: Nope.
ああ、違う。
Leprechaun: No. I could see that right off. You're missing a certain piece, right in the center, ain't ya?
違うねぇ、わしにはすぐにわかったよ。お前さんには、あるものが欠けている、胸の真ん中のところのね、そうじゃないか?
Sam: Says who?
誰から聞いた?
Leprechaun: Oh, we fairy folk are all about energy. And the human soul gives off a certain Perfume. Your soul is far away, but not completely out of reach.
ああ、わしら妖精ってのは、エネルギーの塊みたいなもんなんだ。で、人間の魂ってものはね、独特の芳香を放っているのさ。お前さんの魂は、はるか遠くにある、だが、完全に届かないってほどじゃない。
Sam: That so?
へえ、そうかい?
Leprechaun: Sam...I can get it back for you. For a price.
サム、…わしは、お前さんのために、魂を取り戻してやることができるよ。タダとは言わないがね。
Sam: That's adorable. It's locked in a box with the devil.
可愛いこと言ってるけどな。俺の魂は、魔王と一緒に箱に閉じ込められてるんだぜ。
Leprechaun: Your devil, not mine.
お前さんたちの魔王であって、わしらのじゃない。
Sam: There's no freakin' way, a leprechaun can do what angels cannot.
天使にもできないことが、レプリコーンごときにできるもんか。
Leprechaun: Angels. Oh, please. I'm talking about real magic, sonny, from my side of the fence. Got a way of gettin' in back doors.
天使ね。あんなのと一緒にせんでくれ。わしが言ってるのは、本物の魔法だ、坊や、わしらの側の塀からはな、裏口のドアから入る方法があるのさ。
Sam: So you're my blue fairy? You can make me a real boy again?
じゃ、あんたは俺の青い妖精ってことか? 俺をまた本物の男の子にできるのか?
Leprechaun: When you wish upon a star.
お前さんが、星に願いをかけさえすればね。
という、Leprechaunおじさんの誘惑にもまったくなびくことなく、あっさりとおじさんを含む妖精たちを総ざらい、妖精の国へと送り返してしまったサム。
画面の前の私たちは、サムが、絶対にややこしい結果になることが目に見えている妖精との取引に応じなかったことに、ほっとしつつも、なんとはなしの違和感を覚えることになりました。
そんな私たちの違和感をはっきり言葉にして、サムにぶつけたのは、地獄に囚われた愛する夫(弟)の魂をなんとかこの手に取り戻したいと、毎日毎日、喉から手が出そうなほどに願っている、妻(兄)のディーンでした。
Dean: I was wondering something.
あたし、考えてたんだけど。
Sam: Yeah?
なんだ?
Dean: You think lucky charms really could have, you know, returned soul to sender?
願いをかけたら本当に、つまり、願いをかけた人間に魂を戻すことができたのかしら?
Sam: Come on. It's crazy to think. He did talk a good game, though.
なに言ってるんだ。そんなの馬鹿げた考えさ。あいつは、確かに口先では上手いことを言ったけどな。
Dean: You said no. Why?
あなた、断ったのよね。どうして?
Sam: It was a deal. When's a deal ever been a good thing?
あれは、取引だったんだ。今までも取引で、ろくなことになった試しがないだろ?
Dean: I'm just trying to figure out how it works in there.
あたしはただ、妖精のやり方っていうのが、どういうものだったのか知りたいだけよ。
Sam: Dude, I-I do still have all my brain cells. If anything, my brain works better now.
なあ、俺、(魂をなくしたって)脳細胞は丸々残ってるんだ。なんなら、頭の働きは前より良くなってるくらいなんだぞ。
Dean: I'm just making sure that's where your head's at. You know, that you're not having second thoughts about getting your soul back. …You're not, are you?
ただ、あたしは、あなたの気持ちを確認したいだけなの。つまり、魂を取り戻すってことについて、あなたの気が変わったわけじゃないんだって。……変わったりしてないわよね?変わったの?
Sam: No.
変わったりなんかしてないさ。
『No』と答えたこのサムの顔が!
また微妙でしたよねー。
魂が戻って来たとしたって、身体の動きも、頭の動きも鈍る上、苦しい思いばっかりすることになるのがわかっていて、本当に、魂なんかを欲しいと思えるの? サム…。
その答えを知るには、この先のエピソードを追いかけるしかありません。
でも…、兄ちゃんが、戻ってきて欲しいと切ないくらいに思ってるのと同じくらい、地獄にいるサムの魂は、どんなことをしても、愛する兄ちゃんのところに戻りたいと思ってるはずだと思うんだけど…。
はあー、なんとか、次のエピソードの放送までには間に合いました。
***
なんとか、シーズン5のおさらいも…、ちょっとは進めたいものです。
2010年12月2日木曜日
あれやこれや
Supernaturalシーズン6のエピソード考察をさっさと仕上げてしまおうと思っていたものの、
例年通り、感謝祭休暇の影響で、Supernatural がお休みになったりしたことで、すっかり気が緩んでしまって(感謝祭をお祝いするわけでもないというのに…)
なんだかすっかり日記書きから遠ざかってしまいました。
完全に忘れてしまう前に、少しだけあれやこれやの覚書を書き出しておきたいと思います。
***
【海外ドラマ】
ここ最近、むさぼるように観ているドラマといえば、もちろん
『Chuck』
ちょっと時間ができるたびに、Chuckマラソンが実施されるというような状況で、あれよあれよという間にシーズン3までの鑑賞が完了してしまい、
現在はついに、最新シーズンであるシーズン4を見始めるところまで追いついてしまいました。
日本ではまだ多分シーズン1の放送が始まったところ? シーズン2でしたっけ? というところのようなので、以下、今後Chuckの全シーズンを追いかけていくつもりであるという方にとっては、ネタバレになる可能性もあるため、閲覧ご注意ください。
「Buy More」という家電量販店(←SPNのインパラちゃんと同じくらい、既に物語のメインキャラクターであるといってもいい存在)の「Nerd Herd」というコンピュータ関係の出張設置や持ち込みの修理を引き受けたりする部署で働いている、
さえないオタク(本人曰く、Geek(アニメオタク的ってこと?)ではなく、Nerd(パソコンオタク的な感じ)な)青年 Chuckが、主人公のこのドラマ。
以前の日記でも少し紹介文を書きましたが、
大学時代の親友に裏切られ、テスト問題を盗んだという濡れ衣を着せられて、某Sammy Winchesterさんも(丁度同じくらいじゃない!?)通っていた一流大学Stanford大を退学になった上、当時付き合っていた彼女まで、その裏切り者の親友に寝取られ、
以降、シーズン1が始まるまでの5年間、彼女もできず、
医者になったお姉ちゃんとお姉ちゃんのAwesomeなカレシが同棲するアパートに同居しつつ、
(Stanfordをきちんと卒業していたら、IT系の一流企業で働くとか、自分で事業を起こしたりしていたかもしれないのに)「Buy More」なんかで働き、
付き合う友達といえば、6歳の時からの幼馴染で、これもまた「Buy More」で、しかもChuckのような白シャツにネクタイ組でもなく、グリーンのポロシャツの販売員部隊として働いているMorganだけ、
という、とにかく情けない境遇の青年の人生が、
またもやその、大学時代の裏切り者の友達が送ってきた一通の e-mail により、とんでもない変化を遂げていくことになってしまう、という物語なわけですが、
このChuckの人生が劇的に変わっていく過程で、Chuckに関わり続けていくことになる、
Sarah と、Casey という二人との Chuck の交流になんとも引き込まれてしまうのです。
もちろん「Buy More」で働く、Chuckの表の人生に関わる、Morganやお姉ちゃんを初めとする、普通の人たちが引き起こすドタバタもまた、ストーリー上のもう一つの柱でもあります。
シーズン1を観始めた当初、のっぽのChuckに、セミのようにしがみつくMorganの姿が画面に現れ、Morganの小ささに正直ギョッとしたくらいだったのですが、
その後、ふと気になって、出演者たちのプロフィールをちょこちょこ覗いてみたところ、
日本人の私たちにとっては、小さな Morgan の方が、平均的人間のサイズに近いということが判明して、正直腰を抜かしかけました。
Chuck:6フィート4インチ
(この身長で、茶色のくせっ毛、Stanford中退、オタク青年、本当は好きになっちゃいけないはずの長身の金髪美人のことが大好き…、って、某SPNに出ているS.Wさんとほぼ同じプロフィールです)
Casey:6フィート4インチ
(X-Filesに無敵戦士として出ていた時から大きいとは思ってましたけど…、立っている時の姿勢の問題なのか、Chuckよりもさらに1インチくらいは大きく見えます。)
Captain Awesomeこと、お姉ちゃんの彼氏のDevon:6フィート3インチ
Daniel Shaw:6フィート3インチ (シーズン3から準レギュラー出演)
(Superman ReturnsのSuperman!のBrandon Routhです)
☆ :Shaw が登場するシーズン3には、Supermanの少年時代を描くドラマ、Smallvilleで、クラークの初恋の相手で、その後ずーっとクラークの微妙な恋心をくすぐり続ける女の子、ラナを演じていたKristin Kreuk も少しだけ、ChuckのLove Interest として出てきます。
Casey役のAdam Baldwinも、スーパーマンのアニメの吹き替えを随分しているようだし、
お姉ちゃんの彼氏のDevonを演じるRyan McPartlinも「Superman Returns」のオーディションを二回受けた、とかいう話で、
とにかく、「Superman」を連想させたり、体格もまさに Superman みたいな出演者が、山ほど出てきます。
考えてみれば、「Buy More」で働くさえない青年が、世界有数レベルのスパイたちと一緒にアメリカを守るという裏の生活を持つことになる、というChuckのストーリーの大筋も、Supermanの基本ストーリーをなぞっている、と言えるのかもしれません。
つまり主要な男性キャストは、皆、某Sam Winchesterを演じる巨人、Jared Padaleckiさんとほぼ同じ身長ということになり、
さらに女性陣も、
ChuckのLove Interestでもある、CIAのトップスパイSarah:5フィート9インチと四分の一(176cm)
(現在はプラチナブロンドという感じだけれども、少女時代は確かダークブロンドか、もしくは明るいブラウンのような髪だったような、しかも当時、顔はそばかすだらけじゃなかったかな…、とにかく命をかけて、Chuckを守り、Chuckの面倒を見続けて、しまいには、恋の対象にはなりえなかったはずのChuckに恋してしまうという、ちょっとこじつけすぎるけど…、Chuckと並んだ姿は、丁度、Samと並んだDeanと同じくらいの身長差なので、もちろん私としては、この二人の絡みを目にすると、Wincest 的な妄想のスイッチが押されてしまうのです)
Chuckのお姉ちゃんのEllie:5フィート8インチ(173cm)
ということは、二人の美女たちもヒールを履いた状態での身長は、男性キャストたちよりもほんの頭半分くらい小さいだけとなる、6フィート前後となるため、
某Dean Winchesterを演じる、Jensen Acklesさんとほぼ一緒、ということになります。
ということで、上記のような Superman レベルの体格の男性陣、Supermodel ばりの女性陣に囲まれて、
時々しみじみと「You are very very tiny man.」だなどとコメントされたりもする、
ちっちゃい、ちっちゃいMorganの身長がなんと:5フィート7インチと四分の三(172cm?)なのだそうで、
日本人の男性にしてみれば、決して小柄な方ではない、ということになるわけですよね!
といっても、「Buy More」で働く人たちのサイズの中では、Morganもちょっと小柄、くらいに見えるので、
Chuckを取り巻くスパイたちのサイズが異常ともいえるのかも…。
☆
その他の海外ドラマも相変わらず、息を切らせつつ、なんとか遅れがちに追いかけてはいます。
『Sons of Anarchy』とか、『Psych』とか、この頃ではついに『Merlin』まで、数話溜まったところでまとめて鑑賞という具合になってきていまして、
最近ではもう 「Psych」 は卒業しちゃおうかな…、と、ちらっと弱気になってしまっていたら、なんと、昨日付け(日本では今日付け)のエピソードは、
『Twin Peeks』がテーマだとかで…。
Chuckのおかげで完全に鑑賞がストップしてしまった、「Desperate Housewives」のシーズン3や、
つい最近では、「How I Met Your Mother」なんかに、ゲスト出演している
カイル・マクラクランを目撃して、随分おじさんになったなー!としみじみ思ったりもしたものですが、
Psych、そういうことなら、とりあえず観ないわけにはいきません。
絶対に、美味しいコーヒーとドーナツ、もしくはパイが登場してくれることを祈りつつ…。
あれ、でも既に2話?1話半? 鑑賞し損ねているエピソードがあるのだった。
まずそっちを先に観てしまわないと。
***
【映画】
『ハリーポッター』7年生前半。
やっとこさ観てきました。
原作の本をイッキ読みしたのは、愛知県に住んでいた頃のことで、詳細はもうすっかり忘れてしまっており、できれば映画を観る前に本を復習しておきたいところではありましたが、結局そんな余裕はもてないままの鑑賞となってしまいました。
上のカイル・マクラクランにも負けないくらい、ハリー、おじさんになっちゃったなー、そしてどうにもこうにも身長が伸びなかった…というのは、返す返すも残念ではありますが、
それというのも、少し前にテレビでやっていた1年生と2年生の時の可愛い姿を目にしてしまったせいもあるのかもしれません。
7年生の後半が公開になる前に、なんとか本の復習ができるといいと思います。
少し前には、
『エクスペンダブル』も
観に行ってしまいました…。我慢できなくて。
だって…、スタローンに、シュワルツェネッガーに、ミッキー・ロークに、(Chuchのシーズン4にもゲスト出演したりしてた)ドルフ・ラングレンに、リー・リンチェイ(あ、ジェット・リーか)??
同級生の女子が、ほぼ全員、マッチや、トシちゃんや、しぶがき隊なんかにはまり込んでいた中学時代、『ランボー』の下敷きだとか、ジャッキー・チェンのペンケースなんかを所持し、
少年ジャンプで「北斗の拳」の連載を毎週楽しみにしていたような(途中から、やおい、というものを知り、「キャプテン翼」の日向×若島津の動向なんかにも注目するようにはなってしまったけれども…)、少女だった私ですから…。
うーん、作品の出来としては、まあ、うん、あんなもんでしょっ!という感じですが、
頑張ってるけど、なんとなく、落伍者(Losers)的、まさに Expendable な匂いがつきまとうおじさんたちの姿は、どこか切ないけど微笑ましくもあり、まあ、面白かったです。
後は、しばらく前のことになりますが、
とあるFangirlの日記で、
『The 5 Most Unintentionally Gay Horror movies』
全然そういうつもりじゃないんだけど、ゲイなホラー映画になっちゃったベスト5
という記事があったという話が出ていて、その記事に挙げられていたタイトルの中から、以下の二つの映画をうっかり観てしまいました。
仮にもホラーということで、かなりビクビクしながら観始めましたが、
これが二つともなかなか面白かったです!
『The Covenant』(2006):テーマは魔法使い
美少年が沢山出てきて、魔法がテーマだというと、「ハリー?」 とつい連想してしまいますが、これがまた全く毛色が違います。
中世の魔女狩りを逃れて、ヨーロッパからアメリカに渡ってきた、魔力が使える家族が、数家族いた、というのがストーリーのベースになっています。
だから魔女のグループ、「Coven」 と、そのCovenの住人という意味で 「Covenant」 なんですね。
魔女狩りから逃れてきたといういわれのある家族たちなので、日頃は魔法のことはひた隠しにしつつ、でもその数家族は、親戚同様に協力して同じ秘密を抱えて暮らしているわけなのですが、
現在、揃ってみんな高校生となった、このCovenの息子たちは、わずかに使えるようになった魔法を使ってみたくてしかたない年頃なわけです。
どうもこのCovenの魔法使いが持つ、本物の魔力というのは、一子相伝で、父親から息子へと譲り渡す形で受け継がれていくようで、
息子が18歳の誕生日を迎えると同時に、父親の力を一気に受け継ぐ、『Ascending』という魔力の大幅バージョンアップが行われることになっています。
生まれた時から、兄弟同然に仲良く育ってきた少年たちながら、『Ascending』を間近に控えた思春期まっ盛りということもあって、仲間内でも、あれこれいざこざが発生したりする上、
特に、一番に『Ascending』を迎えることになっている、最も強い魔力を持つ一家の少年(もう青年かな)Caleb の周辺で、不穏な事件が次々と起きていきます。
この魔法が使える少年たち、Superman みたいな体型の男性がゴロゴロいるアメリカ育ちなためなのか、皆とんでもなくいい(まさにゲイ好みな…)身体をしていて、この少年たちを見ているだけでもかなりの目の保養になります。
さらに、この少年たちが魔法を使う姿は、悪魔の血をたっぷり飲んだ某サム・ウィンチェスターさんが力を使う時みたいな感じで、
Supernatural ファンとしては、この辺りも惹かれるところです。
☆
『The Forsaken』(2001):テーマはヴァンパイア
と言っても、最近はやりの美少年ヴァンパイアが登場するわけではなく、主役はヴァンパイア・ハンターです。
お姉さんの結婚式に出席するため、職場のお客さんの高級オープンカーの配達を兼ねて、カリフォルニアまでの長いドライブ旅行に出発した一人の青年が、
お客さんから、「絶対にヒッチハイクなんか拾うな」 ときつく言い渡されていたにも関わらず、やむにやまれず拾うことになってしまったヒッチハイカーと、二人旅をすることになってしまい、
その結果、二人の旅はどんどん雪だるま式にとんでもないことになっていってしまう、というのが基本的ストーリー。
Covenant の少年たちよりは、ちょっとお兄さんな男の子で、こちらの映画の主演の男の子たちは、正直言って、涎が出そうとかいうほどにハンサムだったり、いい身体をしていたりするわけではないのですが、(ま、これはあくまで私の好みの問題で、十分ハンサムです)
この映画を最も Gay 的だと評価させる原因となっているのは、やはりラストシーンなのだろうな、と思います。
この映画が日本で公開されたのか、もしくはこれから公開される予定があったりするのかわからないのですが、ネタバレを承知で書いてしまうと。
この映画の中では、ヴァンパイアというのは特殊なウィルスによって感染するもので、完全にヴァンパイアに変わってしまう前なら、エイズの治療薬で進行を遅らせることができるという設定。
でも根本的に身体の中のウィルスを消すためには、自分に感染したウィルスの大元、つまりSPNでいう、シーズン6ネタバレのため、一応文字を伏せます アルファ・ヴァンパイアというか、ま、どっちかというと、ディーンをスカウトしたいやらしいおじさんヴァンパイアのような存在を退治しなければならないのです。
上で触れた、ヒッチハイカーの青年は、薬で変化を抑えながら、自分のウィルスの大元のヴァンパイアを探しているハンターだったのです。
オッパイぽろりを含め、色々と B級「ホラー映画」らしいシーンを挿んで、
主人公(車を配達している青年)もヴァンパイアウィルスに感染してしまいますが、二人は協力して大元ヴァンパイアを追い詰め(というか、追い詰められて)際どいところで、ヴァンパイア退治に成功します。
ところが、激しい戦いで傷だらけになった主人公の青年が、病院で意識を取り戻すと、一緒に入院していたはずのハンター青年の姿が消えていました。
ハンター青年の身体の中のウィルスは消えていず、また新たな大元ヴァンパイアを探す旅に出てしまったのでした。
それから数ヶ月、感染したウィルスも消え、すっかり怪我も癒えた主人公の青年は、今までの生活に戻る、のかと思いきや!
なんと、ニュースなどで、ヴァンパイアを狩ったらしきことを暗示する事件を追いかけてハンター青年を追跡し、再び道路わきをテクテク歩いているハンター青年の前で車を停めたのです。
実は、映画の前半、ハンター青年をヒッチハイクした直後、やはりヴァンパイアウィルスに感染した可愛い女の子も拾っていて、私としては、かなり最後の最後の方まで、主人公の青年は、最終的にこの女の子との間に恋が芽生えたりするのだろう、B級ホラーのプロットなんてそんなもんだよねー、へんっ、なんて思っていたのです。
そしたら、女の子はあっさりと病院で「ありがとう」なんてにっこりしただけで、退場してしまい、
主人公は、自分の家族や、それまでの自分の人生を全て捨てて、ずっとイヤイヤ一緒に行動しているように見えた、ハンター青年と行動を共にする道を選んだ、
ということになり、私としては、一気に顔が緩むのを感じ、いっそ続編作って!というくらいの、すがすがしい感想を持つ結果となりました。
でも、ヴァンパイアを狩る青年二人のロードムービー、って、これもまた、Supernatural?
☆
ベスト5の内のとりあえず二つだけを鑑賞したわけですが、私個人的には、どちらにも『Supernatural』のファンの女の子たちのような存在を観客として動員しようという意図を持って制作されているように思えてしかたありません。
これまで、ホラーといえば、オッパイぽろりを入れたりしつつ、とにかく男性向き、という目線で作るのが当たり前だったところ、
イケメンを二人以上登場させて、そこに友情を超えた友情、みたいなプロットを投入すれば、世界中に秘かに大量に生息している『腐』のつく女子が、映画館に観に来てくれる、
ということに、映画関係者が気づいた、ということなのかもしれません。
ちなみに、上で触れた記事に紹介されていた映画の内、残りの三つのタイトルは:
『エルム街の悪夢:2』(1985)
『The Lost Boys』(1987)
『Jeepers Creepers II』(2003)
エルム街は、観たような気もするんだけど…。
その内時間が取れて、機会があれば見られればいいな、と思っています。
***
【読書】
相変わらずSlashの濫読は続けているのですが、紙の読書は少々停滞中です。
ケラーマンの「The Conspiracy Club」は、随分前に手をつけたものの、すっかりほったらかし、
この本は、アレックスシリーズじゃないため、本当に集中してじっくり読み込む時間がないとなかなか進まないのです。
でもこの先、ストーリに勢いがつくところかな、なんとか時間を割いて、読み進めたいです。
そして現在、主に眠る直前に読んでいるのが、
『Plum Pudding Murder』 by Joanne Fluke
これはもうちょっとで読み終わりそう、多分今晩中には読み終わるかな、というところ。
ノーマン×ハンナ×マイクの三角関係は、長年の読者の私も呆れるほど進展しませんが、
今回のエピソードでは、ノーマンのお母さんにちょっとした事件の気配が…。
相変わらず美味しそうなクッキーやケーキのレシピ満載で、読んでいる内に、甘いものが食べたくて死にそうになりますが、先日、妹たち二人と一緒に「ハリー7年生」の映画を見に行った時、
なんだか久々にスターバックスに入り、
ホワイトザッハトルテと、クランベリータルトと、ホリデーデコレーションケーキ(とかなんとかいう名前だったような…)
という、三つのお菓子をそれぞれ三等分して食べたおかげで、ここしばらくの「お菓子」渇望症が少し治まりました。
強烈に甘いものに飢えていた私一人は大満足だったものの、お昼もたっぷりと食べた後だったので、
妹二人は、三分の一ずつとはいえ、三種類ものお菓子を一気に食べたことで、かなり「苦しい…」と弱っていたのは、ちょっと可哀想だったかも…。
***
SPNシーズン6の考察の続きもさっと書いてしまって、キリをつけたいけれども、明日、時間がとれるかな。
できれば、考察の続きを投稿してしまいたいと思っています。
例年通り、感謝祭休暇の影響で、Supernatural がお休みになったりしたことで、すっかり気が緩んでしまって(感謝祭をお祝いするわけでもないというのに…)
なんだかすっかり日記書きから遠ざかってしまいました。
完全に忘れてしまう前に、少しだけあれやこれやの覚書を書き出しておきたいと思います。
***
【海外ドラマ】
ここ最近、むさぼるように観ているドラマといえば、もちろん
『Chuck』
ちょっと時間ができるたびに、Chuckマラソンが実施されるというような状況で、あれよあれよという間にシーズン3までの鑑賞が完了してしまい、
現在はついに、最新シーズンであるシーズン4を見始めるところまで追いついてしまいました。
日本ではまだ多分シーズン1の放送が始まったところ? シーズン2でしたっけ? というところのようなので、以下、今後Chuckの全シーズンを追いかけていくつもりであるという方にとっては、ネタバレになる可能性もあるため、閲覧ご注意ください。
「Buy More」という家電量販店(←SPNのインパラちゃんと同じくらい、既に物語のメインキャラクターであるといってもいい存在)の「Nerd Herd」というコンピュータ関係の出張設置や持ち込みの修理を引き受けたりする部署で働いている、
さえないオタク(本人曰く、Geek(アニメオタク的ってこと?)ではなく、Nerd(パソコンオタク的な感じ)な)青年 Chuckが、主人公のこのドラマ。
以前の日記でも少し紹介文を書きましたが、
大学時代の親友に裏切られ、テスト問題を盗んだという濡れ衣を着せられて、某Sammy Winchesterさんも(丁度同じくらいじゃない!?)通っていた一流大学Stanford大を退学になった上、当時付き合っていた彼女まで、その裏切り者の親友に寝取られ、
以降、シーズン1が始まるまでの5年間、彼女もできず、
医者になったお姉ちゃんとお姉ちゃんのAwesomeなカレシが同棲するアパートに同居しつつ、
(Stanfordをきちんと卒業していたら、IT系の一流企業で働くとか、自分で事業を起こしたりしていたかもしれないのに)「Buy More」なんかで働き、
付き合う友達といえば、6歳の時からの幼馴染で、これもまた「Buy More」で、しかもChuckのような白シャツにネクタイ組でもなく、グリーンのポロシャツの販売員部隊として働いているMorganだけ、
という、とにかく情けない境遇の青年の人生が、
またもやその、大学時代の裏切り者の友達が送ってきた一通の e-mail により、とんでもない変化を遂げていくことになってしまう、という物語なわけですが、
このChuckの人生が劇的に変わっていく過程で、Chuckに関わり続けていくことになる、
Sarah と、Casey という二人との Chuck の交流になんとも引き込まれてしまうのです。
もちろん「Buy More」で働く、Chuckの表の人生に関わる、Morganやお姉ちゃんを初めとする、普通の人たちが引き起こすドタバタもまた、ストーリー上のもう一つの柱でもあります。
シーズン1を観始めた当初、のっぽのChuckに、セミのようにしがみつくMorganの姿が画面に現れ、Morganの小ささに正直ギョッとしたくらいだったのですが、
その後、ふと気になって、出演者たちのプロフィールをちょこちょこ覗いてみたところ、
日本人の私たちにとっては、小さな Morgan の方が、平均的人間のサイズに近いということが判明して、正直腰を抜かしかけました。
Chuck:6フィート4インチ
(この身長で、茶色のくせっ毛、Stanford中退、オタク青年、本当は好きになっちゃいけないはずの長身の金髪美人のことが大好き…、って、某SPNに出ているS.Wさんとほぼ同じプロフィールです)
Casey:6フィート4インチ
(X-Filesに無敵戦士として出ていた時から大きいとは思ってましたけど…、立っている時の姿勢の問題なのか、Chuckよりもさらに1インチくらいは大きく見えます。)
Captain Awesomeこと、お姉ちゃんの彼氏のDevon:6フィート3インチ
Daniel Shaw:6フィート3インチ (シーズン3から準レギュラー出演)
(Superman ReturnsのSuperman!のBrandon Routhです)
☆ :Shaw が登場するシーズン3には、Supermanの少年時代を描くドラマ、Smallvilleで、クラークの初恋の相手で、その後ずーっとクラークの微妙な恋心をくすぐり続ける女の子、ラナを演じていたKristin Kreuk も少しだけ、ChuckのLove Interest として出てきます。
Casey役のAdam Baldwinも、スーパーマンのアニメの吹き替えを随分しているようだし、
お姉ちゃんの彼氏のDevonを演じるRyan McPartlinも「Superman Returns」のオーディションを二回受けた、とかいう話で、
とにかく、「Superman」を連想させたり、体格もまさに Superman みたいな出演者が、山ほど出てきます。
考えてみれば、「Buy More」で働くさえない青年が、世界有数レベルのスパイたちと一緒にアメリカを守るという裏の生活を持つことになる、というChuckのストーリーの大筋も、Supermanの基本ストーリーをなぞっている、と言えるのかもしれません。
つまり主要な男性キャストは、皆、某Sam Winchesterを演じる巨人、Jared Padaleckiさんとほぼ同じ身長ということになり、
さらに女性陣も、
ChuckのLove Interestでもある、CIAのトップスパイSarah:5フィート9インチと四分の一(176cm)
(現在はプラチナブロンドという感じだけれども、少女時代は確かダークブロンドか、もしくは明るいブラウンのような髪だったような、しかも当時、顔はそばかすだらけじゃなかったかな…、とにかく命をかけて、Chuckを守り、Chuckの面倒を見続けて、しまいには、恋の対象にはなりえなかったはずのChuckに恋してしまうという、ちょっとこじつけすぎるけど…、Chuckと並んだ姿は、丁度、Samと並んだDeanと同じくらいの身長差なので、もちろん私としては、この二人の絡みを目にすると、Wincest 的な妄想のスイッチが押されてしまうのです)
Chuckのお姉ちゃんのEllie:5フィート8インチ(173cm)
ということは、二人の美女たちもヒールを履いた状態での身長は、男性キャストたちよりもほんの頭半分くらい小さいだけとなる、6フィート前後となるため、
某Dean Winchesterを演じる、Jensen Acklesさんとほぼ一緒、ということになります。
ということで、上記のような Superman レベルの体格の男性陣、Supermodel ばりの女性陣に囲まれて、
時々しみじみと「You are very very tiny man.」だなどとコメントされたりもする、
ちっちゃい、ちっちゃいMorganの身長がなんと:5フィート7インチと四分の三(172cm?)なのだそうで、
日本人の男性にしてみれば、決して小柄な方ではない、ということになるわけですよね!
といっても、「Buy More」で働く人たちのサイズの中では、Morganもちょっと小柄、くらいに見えるので、
Chuckを取り巻くスパイたちのサイズが異常ともいえるのかも…。
☆
その他の海外ドラマも相変わらず、息を切らせつつ、なんとか遅れがちに追いかけてはいます。
『Sons of Anarchy』とか、『Psych』とか、この頃ではついに『Merlin』まで、数話溜まったところでまとめて鑑賞という具合になってきていまして、
最近ではもう 「Psych」 は卒業しちゃおうかな…、と、ちらっと弱気になってしまっていたら、なんと、昨日付け(日本では今日付け)のエピソードは、
『Twin Peeks』がテーマだとかで…。
Chuckのおかげで完全に鑑賞がストップしてしまった、「Desperate Housewives」のシーズン3や、
つい最近では、「How I Met Your Mother」なんかに、ゲスト出演している
カイル・マクラクランを目撃して、随分おじさんになったなー!としみじみ思ったりもしたものですが、
Psych、そういうことなら、とりあえず観ないわけにはいきません。
絶対に、美味しいコーヒーとドーナツ、もしくはパイが登場してくれることを祈りつつ…。
あれ、でも既に2話?1話半? 鑑賞し損ねているエピソードがあるのだった。
まずそっちを先に観てしまわないと。
***
【映画】
『ハリーポッター』7年生前半。
やっとこさ観てきました。
原作の本をイッキ読みしたのは、愛知県に住んでいた頃のことで、詳細はもうすっかり忘れてしまっており、できれば映画を観る前に本を復習しておきたいところではありましたが、結局そんな余裕はもてないままの鑑賞となってしまいました。
上のカイル・マクラクランにも負けないくらい、ハリー、おじさんになっちゃったなー、そしてどうにもこうにも身長が伸びなかった…というのは、返す返すも残念ではありますが、
それというのも、少し前にテレビでやっていた1年生と2年生の時の可愛い姿を目にしてしまったせいもあるのかもしれません。
7年生の後半が公開になる前に、なんとか本の復習ができるといいと思います。
少し前には、
『エクスペンダブル』も
観に行ってしまいました…。我慢できなくて。
だって…、スタローンに、シュワルツェネッガーに、ミッキー・ロークに、(Chuchのシーズン4にもゲスト出演したりしてた)ドルフ・ラングレンに、リー・リンチェイ(あ、ジェット・リーか)??
同級生の女子が、ほぼ全員、マッチや、トシちゃんや、しぶがき隊なんかにはまり込んでいた中学時代、『ランボー』の下敷きだとか、ジャッキー・チェンのペンケースなんかを所持し、
少年ジャンプで「北斗の拳」の連載を毎週楽しみにしていたような(途中から、やおい、というものを知り、「キャプテン翼」の日向×若島津の動向なんかにも注目するようにはなってしまったけれども…)、少女だった私ですから…。
うーん、作品の出来としては、まあ、うん、あんなもんでしょっ!という感じですが、
頑張ってるけど、なんとなく、落伍者(Losers)的、まさに Expendable な匂いがつきまとうおじさんたちの姿は、どこか切ないけど微笑ましくもあり、まあ、面白かったです。
後は、しばらく前のことになりますが、
とあるFangirlの日記で、
『The 5 Most Unintentionally Gay Horror movies』
全然そういうつもりじゃないんだけど、ゲイなホラー映画になっちゃったベスト5
という記事があったという話が出ていて、その記事に挙げられていたタイトルの中から、以下の二つの映画をうっかり観てしまいました。
仮にもホラーということで、かなりビクビクしながら観始めましたが、
これが二つともなかなか面白かったです!
『The Covenant』(2006):テーマは魔法使い
美少年が沢山出てきて、魔法がテーマだというと、「ハリー?」 とつい連想してしまいますが、これがまた全く毛色が違います。
中世の魔女狩りを逃れて、ヨーロッパからアメリカに渡ってきた、魔力が使える家族が、数家族いた、というのがストーリーのベースになっています。
だから魔女のグループ、「Coven」 と、そのCovenの住人という意味で 「Covenant」 なんですね。
魔女狩りから逃れてきたといういわれのある家族たちなので、日頃は魔法のことはひた隠しにしつつ、でもその数家族は、親戚同様に協力して同じ秘密を抱えて暮らしているわけなのですが、
現在、揃ってみんな高校生となった、このCovenの息子たちは、わずかに使えるようになった魔法を使ってみたくてしかたない年頃なわけです。
どうもこのCovenの魔法使いが持つ、本物の魔力というのは、一子相伝で、父親から息子へと譲り渡す形で受け継がれていくようで、
息子が18歳の誕生日を迎えると同時に、父親の力を一気に受け継ぐ、『Ascending』という魔力の大幅バージョンアップが行われることになっています。
生まれた時から、兄弟同然に仲良く育ってきた少年たちながら、『Ascending』を間近に控えた思春期まっ盛りということもあって、仲間内でも、あれこれいざこざが発生したりする上、
特に、一番に『Ascending』を迎えることになっている、最も強い魔力を持つ一家の少年(もう青年かな)Caleb の周辺で、不穏な事件が次々と起きていきます。
この魔法が使える少年たち、Superman みたいな体型の男性がゴロゴロいるアメリカ育ちなためなのか、皆とんでもなくいい(まさにゲイ好みな…)身体をしていて、この少年たちを見ているだけでもかなりの目の保養になります。
さらに、この少年たちが魔法を使う姿は、悪魔の血をたっぷり飲んだ某サム・ウィンチェスターさんが力を使う時みたいな感じで、
Supernatural ファンとしては、この辺りも惹かれるところです。
☆
『The Forsaken』(2001):テーマはヴァンパイア
と言っても、最近はやりの美少年ヴァンパイアが登場するわけではなく、主役はヴァンパイア・ハンターです。
お姉さんの結婚式に出席するため、職場のお客さんの高級オープンカーの配達を兼ねて、カリフォルニアまでの長いドライブ旅行に出発した一人の青年が、
お客さんから、「絶対にヒッチハイクなんか拾うな」 ときつく言い渡されていたにも関わらず、やむにやまれず拾うことになってしまったヒッチハイカーと、二人旅をすることになってしまい、
その結果、二人の旅はどんどん雪だるま式にとんでもないことになっていってしまう、というのが基本的ストーリー。
Covenant の少年たちよりは、ちょっとお兄さんな男の子で、こちらの映画の主演の男の子たちは、正直言って、涎が出そうとかいうほどにハンサムだったり、いい身体をしていたりするわけではないのですが、(ま、これはあくまで私の好みの問題で、十分ハンサムです)
この映画を最も Gay 的だと評価させる原因となっているのは、やはりラストシーンなのだろうな、と思います。
この映画が日本で公開されたのか、もしくはこれから公開される予定があったりするのかわからないのですが、ネタバレを承知で書いてしまうと。
この映画の中では、ヴァンパイアというのは特殊なウィルスによって感染するもので、完全にヴァンパイアに変わってしまう前なら、エイズの治療薬で進行を遅らせることができるという設定。
でも根本的に身体の中のウィルスを消すためには、自分に感染したウィルスの大元、つまりSPNでいう、シーズン6ネタバレのため、一応文字を伏せます アルファ・ヴァンパイアというか、ま、どっちかというと、ディーンをスカウトしたいやらしいおじさんヴァンパイアのような存在を退治しなければならないのです。
上で触れた、ヒッチハイカーの青年は、薬で変化を抑えながら、自分のウィルスの大元のヴァンパイアを探しているハンターだったのです。
オッパイぽろりを含め、色々と B級「ホラー映画」らしいシーンを挿んで、
主人公(車を配達している青年)もヴァンパイアウィルスに感染してしまいますが、二人は協力して大元ヴァンパイアを追い詰め(というか、追い詰められて)際どいところで、ヴァンパイア退治に成功します。
ところが、激しい戦いで傷だらけになった主人公の青年が、病院で意識を取り戻すと、一緒に入院していたはずのハンター青年の姿が消えていました。
ハンター青年の身体の中のウィルスは消えていず、また新たな大元ヴァンパイアを探す旅に出てしまったのでした。
それから数ヶ月、感染したウィルスも消え、すっかり怪我も癒えた主人公の青年は、今までの生活に戻る、のかと思いきや!
なんと、ニュースなどで、ヴァンパイアを狩ったらしきことを暗示する事件を追いかけてハンター青年を追跡し、再び道路わきをテクテク歩いているハンター青年の前で車を停めたのです。
実は、映画の前半、ハンター青年をヒッチハイクした直後、やはりヴァンパイアウィルスに感染した可愛い女の子も拾っていて、私としては、かなり最後の最後の方まで、主人公の青年は、最終的にこの女の子との間に恋が芽生えたりするのだろう、B級ホラーのプロットなんてそんなもんだよねー、へんっ、なんて思っていたのです。
そしたら、女の子はあっさりと病院で「ありがとう」なんてにっこりしただけで、退場してしまい、
主人公は、自分の家族や、それまでの自分の人生を全て捨てて、ずっとイヤイヤ一緒に行動しているように見えた、ハンター青年と行動を共にする道を選んだ、
ということになり、私としては、一気に顔が緩むのを感じ、いっそ続編作って!というくらいの、すがすがしい感想を持つ結果となりました。
でも、ヴァンパイアを狩る青年二人のロードムービー、って、これもまた、Supernatural?
☆
ベスト5の内のとりあえず二つだけを鑑賞したわけですが、私個人的には、どちらにも『Supernatural』のファンの女の子たちのような存在を観客として動員しようという意図を持って制作されているように思えてしかたありません。
これまで、ホラーといえば、オッパイぽろりを入れたりしつつ、とにかく男性向き、という目線で作るのが当たり前だったところ、
イケメンを二人以上登場させて、そこに友情を超えた友情、みたいなプロットを投入すれば、世界中に秘かに大量に生息している『腐』のつく女子が、映画館に観に来てくれる、
ということに、映画関係者が気づいた、ということなのかもしれません。
ちなみに、上で触れた記事に紹介されていた映画の内、残りの三つのタイトルは:
『エルム街の悪夢:2』(1985)
『The Lost Boys』(1987)
『Jeepers Creepers II』(2003)
エルム街は、観たような気もするんだけど…。
その内時間が取れて、機会があれば見られればいいな、と思っています。
***
【読書】
相変わらずSlashの濫読は続けているのですが、紙の読書は少々停滞中です。
ケラーマンの「The Conspiracy Club」は、随分前に手をつけたものの、すっかりほったらかし、
この本は、アレックスシリーズじゃないため、本当に集中してじっくり読み込む時間がないとなかなか進まないのです。
でもこの先、ストーリに勢いがつくところかな、なんとか時間を割いて、読み進めたいです。
そして現在、主に眠る直前に読んでいるのが、
『Plum Pudding Murder』 by Joanne Fluke
これはもうちょっとで読み終わりそう、多分今晩中には読み終わるかな、というところ。
ノーマン×ハンナ×マイクの三角関係は、長年の読者の私も呆れるほど進展しませんが、
今回のエピソードでは、ノーマンのお母さんにちょっとした事件の気配が…。
相変わらず美味しそうなクッキーやケーキのレシピ満載で、読んでいる内に、甘いものが食べたくて死にそうになりますが、先日、妹たち二人と一緒に「ハリー7年生」の映画を見に行った時、
なんだか久々にスターバックスに入り、
ホワイトザッハトルテと、クランベリータルトと、ホリデーデコレーションケーキ(とかなんとかいう名前だったような…)
という、三つのお菓子をそれぞれ三等分して食べたおかげで、ここしばらくの「お菓子」渇望症が少し治まりました。
強烈に甘いものに飢えていた私一人は大満足だったものの、お昼もたっぷりと食べた後だったので、
妹二人は、三分の一ずつとはいえ、三種類ものお菓子を一気に食べたことで、かなり「苦しい…」と弱っていたのは、ちょっと可哀想だったかも…。
***
SPNシーズン6の考察の続きもさっと書いてしまって、キリをつけたいけれども、明日、時間がとれるかな。
できれば、考察の続きを投稿してしまいたいと思っています。
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