私の頭の中では、まだ『Testees』の Ron & Peter のMake outシーンが踊っている状態だったりするのですけれども、
リハビリがてら、ちょっとずつでも日記を書いてみる、ということで、
ちょこっと書き始めたまま、完全にほったらかしになってしまっていた、
シーズン5(最新のシーズン6じゃありません)の第9話のおさらいをほんの少しだけでも進めてみたいと思います。
と、言いつつも、早速話は少しそれますが…。
前回の日記に書いた、Testeesの『Memory Loss』のエピソードを見ている間、どうしても頭の片隅にわいてきてしまった妄想がありました。
それは、Winchester兄弟が、なんらかのモンスターに遭遇した過程で、二人揃って記憶を消し去られてしまったとしたら?というもの。
Amnesia(記憶喪失)というのは、昔から様々なFanfictionにおいて、とっても好まれるプロットなので、
探せば、きっとどこかに、もう既に山ほど『記憶喪失』をテーマにしたSlash(Wincest)を含むFanfictionが投稿されていることだろうとは思うのですが、
Testeesで、記憶を失った Ron&Peterが、薄汚れ、散らかった、全く女っ気のないアパートを探索し、
- We're poor.
- We're slobs.
- Like to play video games.
という、見たまんまの感想から、
さらにビーチで最高に楽しそうにカメラに笑顔を向けているツーショット写真(RonがPeterをおんぶしているもの)を発見するにいたって、
- Okay, so we must be good friends.
- Really good friends.
- Really, really good friends.
- Really, really good friends.
- Who wear assless chaps.
お尻のところに穴の開いた革のズボン(←通常、バイカーがジーンズの上に重ね穿きする形で穿くもの、ここでは男性ストリッパーのお兄さんの忘れ物を発見して…)を穿いてる超仲良しな二人ってことだ。
で、最終的に、
- I think we're gay... lovers.
という結論に達してしまった二人だったわけですけども。
☆
Winchester兄弟が、全く記憶を失った状態で、ある朝モーテルの部屋で意識を取り戻したとして…、
男二人で、同じ部屋に泊まっていて、
所持品を調べても、全く女っ気がなく(どこかのシーズンで、ディーンの(?)荷物からブラが出てきたことあったけど…あれはもうきっと、とっくに処分済みですよね)
この兄弟、確か洗濯も一緒にしてたし…、下着とかを入れた荷物も境界線が曖昧になっていたりして…、
モーテルのフロントで、どういう名前でチェックインしているかを確認したとすれば、苗字の違う、他人同士の名前だし、
どうやら、40年ものの、男クサ~~い、ゴツい車一台に一緒に乗って、あちこち放浪してまわっているみたいだし、
住所不定、無職で、お互い家族の気配もない
(インパラちゃんのトランクに、カンザスの実家の地下室から発掘してきた子供の頃の写真は入っているかもしれないけど、そこに写ってる幼児&赤ちゃんが、自分たちだとはわからない可能性も高いですよね?)
自分たちって、何者で、いったいどんな関係?
となったら、やっぱり、どちらかの口から
- I think we're gay... lovers.
という推測が出てきそうな気がしてなりません。
(ゲイであることで、二人揃って家族から勘当されて、二人で国中を放浪しつつその日暮らしの生活送っている…だとかっていう想像もできそう)
***
さて、油断するとすぐ話がそれまくってしまいますが、
シーズン5『兄弟、Conventionに参加する、の巻き』のおさらいの続きでしたっけ!
Fanfictionというものが、ネット上の媒体として存在するようになってしまった今では、既に過去のことになってしまったのかもしれませんが、
現在のピチピチの女の子で溢れたSPN Conなんかとはだいぶ様相の違う、このエピソードに出てきたような、まさに昔ながらの正統派Conventionを目にすると、
かつて、少なくとも、X-Filesの初期の頃のSlashまでは、
『Fanzine』と呼ばれる同人誌の形態が存在し、
Conventionに参加するためにFanたちが宿泊するホテルなんかの部屋で、Slash作家さんの部屋をノックし、合言葉を言って、(NC-17度の高い)Slash 小説をまとめた同人誌を購入する、
というようなことが交わされていた時代があったことを思い出します。
(当時、日本からも郵送で買える『Fanzine』を購入してみたい…という誘惑にかられたこともありましたっけ…)
日本の同人誌文化のように、とてもタダでネット上に投稿するわけにはいかないくらいの超ハイレベルのマンガ同人誌のようなものがほぼ存在しない海外のSlash文化では、今や、『Fanzine』という存在はほぼ絶滅してしまったのかもしれませんね。
(正直、日本の同人誌の現状がどうなっているのかも、まったくわかりませんが、先日のタモリ倶楽部で、「航空宇宙オタク」みたいな人たちのConventionを訪ねていたのを見たら、同人誌が当然のようにずらっと並んでいたので、きっとまだまだ日本の同人誌は色々な分野で力強く生き残っているということでしょうか)
とはいえ、兄弟の参加するConの冒頭で、司会のおじさんが紹介していたConventionのスケジュールにもあったように、
"Frightened little boy: the secret life of dean."
だとか、
"The homoerotic subtext of supernatural"
なんていうテーマのパネルが開かれるディープなConだけに、ロビーの売店の商品の中には、実はBeckyの書いたSlashが載った 『SPN Fanzine』 なんかも紛れ込んでいたのかもしれません。
***
原作者Chuckへの質疑応答で幕を開けた『第1回 Supernatural コンベンション』のスケジュールはどんどん消化されていき、
合間に Yellow-eyed Coolerなんかで喉をうるおしているChuckを
ディーン:「あたしたちは、(ルシファを倒す武器に使えるかもしれない)Coltは探さなきゃならないし、Devil(=ルシファ)は退治しなきゃならないしで、もう手一杯なの!この上、 あんたの馬鹿げたごたごたに関わりあってる暇なんかないのよ」
サム:「(この今はちょっと気が立ってる可愛い)俺の妻が言いたいのは、Conのことじゃなくて、また新しい本を出版することになったなんてどういうことだ、ってことなんだ」
と、夫婦(兄弟)仲良く見事なコンビネーションで脅しつけたりしている間に、
上に書いたような、ぜひとも傍聴してみたい興味深いパネルも終わってしまったようで、
絹を裂くような甲高い女性の悲鳴をきっかけに、
『The Big Hunt』
と呼ばれる、ホテル全館を舞台にした、大規模なライブアクションロールプレイングゲーム(LARPing Game)が始まってしまいます。
結局のところ、このBig Huntの狩りの設定に使われた事件というのは、ちょうど100年前の、まさにこのConが開かれている日に実際に起こったもので、兄弟は、
このホテルに長年とり憑いていた Angry Spiritsを、各自それぞれSam&Deanになりきっている足手まといのLARPingたちから、意図しない妨害を受けつつ、また一転して、思いがけない協力も受けて、事件を解決するということになるわけです。
☆
シーズン5の流れの中でみると、今回のエピソード、
『コルトを取り返す』
という、兄弟の使命に関し、最後の最後で、とんでもなく有力な情報を得ることになるという以外は、シーズン5の大筋には特に関係していないとも言え、
ふと、コルトの情報に触れて、おさらい終了ということにできるのかな…、という誘惑に一瞬引き込まれかけましたが…、
(このところ、シーズン6のエピソードに夢中で、すっかり忘れかけてましたけど…)シーズン5では、天使vs悪魔のごたごたの一方で、
Winchester夫妻の夫婦仲修復という重要なテーマも存在していて、
夫の浮気により受けた心の傷がそう簡単には癒えないまま、さらに少しでも油断すると兄弟揃って、MichaelやLuciferのVesselにさせられちゃう、という精神的重圧から、このところ少々心が疲弊していたディーンは、
暇さえあれば、Throatyな声で、シーズン1&2の頃の懐かしい台詞をリプレイしてみせたりばかりしているLARPingのとあるコンビの言葉で、
夫サムへの愛を再確認することになるのでしたよね。(違ったかな…)
***
なんだか超久々のシーズン5のおさらいで…、案の定、まったく進みません!
(わき道にばっかりそれてるせいですね…)
ということで、ディーンの心をちょっとだけ癒してくれた、LARPing でこぼこコンビの台詞のおさらいは、次回またゆっくり、ということにして、今回はここで投稿ということにさせてもらいます。
シーズン6の第10話 & 第11話のエピソードの考察も、少しは書き出しておかないと忘れてしまいそう…。
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