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100年ぶりに、本物のAngry Spiritが暴れだしてしまったCon会場で、
まん丸なDeanと、やせっぽっちでノッポのSamと共に、Rufus(本物のSam)&Bobby(本物のDean)という役割を割り当てられて、LARPingのゲームに参加しつつ、本物の幽霊退治をするはめになってしまった兄弟。
それにしても!
ニセモノのSam&Deanたちの中に紛れ込んだ、本物のSam&Deanは、本当にずば抜けてハンサムに見えますよね。
時々、J2が、普通の人たち(インタビューアーなんか)と一緒にいる姿を目にしたりした時にも感じることですが、もう生物の種類が違うという感じすらするんですけど…、
同じ画面の中にいるのに J2は現実味がない、と感じるくらいに、飛びぬけて見えるのはなんなんでしょうか、これがスターのオーラとかなんでしょうか?
さて、それはともかく。
本当の悪霊である、悪がき三人組の霊をなんとか抑えつけていた、寮母さん(孤児院の院長なんだっけ?)の霊をうっかり除霊してしまったため、本格的に暴れだした霊たちにより、LARPingたちの間にも犠牲者が出てしまうという、最悪の事態になるにいたって、
ここにいる人たちが、本当にやばい状態になってるなら、僕ら、何か手伝うよ。
Because...That's what Sam and Dean would do.
という、ぐっとくる言葉で援助を申し出てくれた、でこぼこ Sam&Dean のコンビと二手に別れ、なんとか無事に、悪霊たちを退治した兄弟。
Dean: You really saved our asses back there. So, uh, you know...Thanks. Gosh, i don't even know your names.
Barnes: Oh. Well, I'm Barnes. This is Demian. What's yours?
Dean: Dean. The real Dean.
Barnes&Demian: [ snorts & both laughing ]
Demian: Yeah, right! Me too!
Barnes: Get the hell out of here, dean.
Dean: Well, anyway, uh, thanks. Really.
そして、去っていこうとするディーンに:
Demian: You're wrong, you know.
あんた誤解してるよ。
LARPingを装って、幽霊退治を開始した時、いつまでも浮かれてSam&Deanゴッコをやり続けるデコボココンビに切れたディーンが、
Sam&Deanに憧れてファンになるなんておかしい、あいつらの人生は、楽しくもないし、面白くもない、普通の人間だったら頭の病院に送られちまうような、どうしようもないタワゴトで溢れてる…
なんていう具合に思わず口走った言葉が、ずっとDemianの心の片隅に引っかかっていたのでしょうね。
Dean: Sorry?
Demian: About "Supernatural." No offense, but I'm not sure you get what the story's about.
Supernaturalについてさ。悪く取らないで欲しいんだけど、君、あの物語が本当に意図しているところを分かってないような気がするんだ。
Dean: Is that so?
Demian: All right, look, in real life, he sells stereo equipment, I fix copiers. Our lives suck. But to be Sam and Dean...To wake up every morning and save the world...To have a brother who would die for you...well, who wouldn't want that?
いいか、なあ、本当の人生で、こいつはステレオ機器を売ってて、俺は、コピー機を修理してる。俺たちの人生はクソだ。でも、サムとディーンになるってことは…、世界を救うために毎朝目を覚ますんだぜ…、自分のために命をかけてくれる弟がいるんだ…、なあ、そんな人生を望まないやつなんてどこにいる?
Dean: Maybe you got a point. Well, you know, you two don't make a bad team yourselves. How do you know each other, anyway?
Barnes: Oh, uh, well, we met online. "Supernatural" chat room.
Dean: Oh. Well, it must be nice to get out of your parents' basement and make some friends.
きっと Demian の言葉はしっかりと胸に染み込んではいるものの、話の締めくくりに、軽い気持ちで、ちょっとした世間話を持ちかけたディーンは、Demian&Barnes コンビの衝撃的真実を知らされることになります。
Demian: We're more than friends.
俺たちは、友達以上の関係さ。
(Barnesとしっかり手をつないで)
Demian: We're partners.
俺たちは(人生の)パートナー同士なんだ。
Dean: Oh. Well...[Clears throat ]
ちょんっと、Demianの肩に頭を乗せるBarnesの姿を目の前にして、なんとも微妙な表情を浮かべ、挨拶もそこそこにその場から去っていくディーン。
(Demian&Barnesのカップルが、ほとんど初対面の他人であるディーンに、ここまで正直に、しかもあっさりと自分たちの関係を明かしたのって、
絶対に、Sam&Deanのコンビのこともカップルなのだと、つまり、自分たちと同じ、深い愛情で結ばれたパートナー同士なのだと、判断した結果だとしか…、とにかく私にはそれ以外考えられないんですけど…)
☆
その頃、突如、Chuckへの愛に目覚めてしまったBeckyから、一方的に破局を告げられてしまったSamさんが、捨て台詞として、
もしこの先、新しい本を出したりしたら、俺たちは銃を持ってるし、絶対Chuckのことを見つけ出す(=見つけ出して酷い目に遭わせてやる)、ってことを忘れるな。
という事実を、一人 『ノリツッコミ』 っぽい言い回しで、しっかりとChuckに伝え、
(それにしても、この兄弟、どうしてここまでSPN本の出版を嫌がるのか…。
確か今のところ、Chuckの本は、ディーンが地獄へ連れ去られてしまったところで終わっているわけですよね?
その後、兄弟にとってそんなに表沙汰にしたくない出来事ってあった?
もちろん自分たちの私生活を-下手をすれば、行きずりの女の子たちとのSexシーンまで…-勝手に切り売りされてしまうことになるわけだから、という理由はあるにしても…。
どうも、ここまで新刊の発表を嫌がる兄弟の様子を見ていると、
実は、私たちがドラマで見せてもらっている以上の、夫婦生活の仲良しぶりが明るみに出てしまうのが困るってことだったりして…、なんていう妄想が、どうしても沸いてきてしまいます)
さっさと愛する妻のところへ戻ろうと、そそくさとその場を去りかけたサムの背中に、
LARPingが始まる直前、Yellow-eyed Coolerを飲みながら、Beckyとの歓談に興じていたChuckを
兄弟が脅しつけていた内容
「Coltを見つけて、Devilを退治しなければならない」
をきちんと聞いていたBeckyの声が飛びます。
Becky: Sam! Wait! One more thing! In chapter 33 of "Supernatural: Time is on my side," there was that girl Bela. She was British and a cat burglar.
サム!待って!もう一つ!SPN本の第33章「Time is on my side」のエピソードに、ベラっていう女の子が出てくるでしょ。彼女はイギリス人の泥棒なんだけど。
Sam: Yeah, I know.
ああ、知ってる。
Becky: She stole the Colt from you, and then she "said" she gave it to Lilith, remember?
彼女が、あなたからコルトを盗んだのよね、それから彼女、それをリリスにあげたって、「言った」んだけど、覚えてる?
Sam: Yeah.
ああ。
Becky: Well, you know she lied, right? She never really gave it to Lilith.
えーっと、それは彼女の嘘だって、分かってるわよね?彼女は、コルトをリリスに渡したりなんかしなかったのよ。
Sam: Wait, what?
待って、なんだって?
Becky: Didn't you read the book? There was this one scene where Bela gives the colt to a demon named Crowley, Lilith's right-hand man --I think her lover, too.
あなた、本を読んでないの?ベラが、コルトをクロウリーっていう名前の悪魔にあげたっていうシーンがあったの。その悪魔はリリスの右腕で、…私は、彼女の恋人でもあるんじゃないかと思うんだけど。
Sam: Crowley? Didn't occur to you to tell us this before?
クロウリーだって?(Chuckに向かい)君はそれを俺たちにもっと前に伝えようって、思いつかなかったのか?
Chuck: I'm sorry. I didn't remember. I'm not as big of a fan as she is.
申し訳ないけど、覚えてなかった。僕は、彼女ほどの大ファンじゃないから。
Sam: Becky... Tell me everything.
ベッキー…、全てを話してくれ。
Becky: [ giggles ]
重箱の隅を穴が開くほど突つく勢いで、とんでもなく細かいところまで原作を読み込み、Slash要素に転換可能な萌えポイントを探すFangirlだからこそ、指摘できたこの重要な事実!!
同じ Fangirl 仲間として、誇らしくさえ感じます。(笑)
こういうこともあるんだと思えば、せっかく Chuck が神様から預かった言葉をただ Chuck のPCのハードディスクの中に埋もれさせておくのは、まさに宝の持ち腐れというもので、
絶対に、シリーズの続きを出版して、Fansの目に曝すべきですよね!
Gay Romanceノベルや、ゲイ向けのウェブサイトでも、この兄弟が普通の兄弟関係だなんてあり得ないってことは、納得済みなんだし、
この際もう、多少は夫婦間の秘密が暴露されることになってもいいじゃない!
(その辺が暴露されるのであれば、SPNノベライズ本にはちょっと抵抗のある私も、ぜひとも読ませてもらうんだけど…)
☆
Beckyから全てを聞き出して戻ってきたサムを待っていたのは、Impalaのフードにもたれかかって、なんだか妙にニコニコ(ニヤニヤ?)している妻ディーン
このディーンの笑顔についての一般的というか、表面的な解釈は、
とにかくどうしようもなく最低だと思っていた自分たち兄弟の人生に対し、FanboyのDemianが全く新しい角度から光を当てて、「誰もが憧れる」人生だと断言してくれたのが嬉しかった
ということになるのだとは思いますが…。
あの展開から、またディーンが画面に出てきた時には、もっと複雑な顔しているのじゃないかと思っていたので、私個人的には、ディーンのあの笑顔は正直驚きで、
もちろん反射的に、妄想のスイッチが入ってしまったのは言うまでもありません。
だってよ??!!
自分たち兄弟の関係に憧れる Fanboys が、
LARPingにのめり込むあまり、そういう意味での人生のパートナー同士になってしまったという事実って、
そんなに簡単にスルーできること?!
もちろん、あの Becky に、うっかり 『全て話してくれ』 なんて言ってしまった以上、サムはあの後、かなりの長時間にわたって、Beckyから、とっておきの Supernatural トリビアを聞かされ続けていたのかもしれず、
その間に、ディーンとしても Demian&Barnes がゲイカップルであったという突然のカミングアウトに対し、十分に心の整理をした上で、
あんな風な、可愛い笑顔を浮かべることができるようになるまでの時間が十分にあった、ということなのかもしれませんけれども…。
脚本の問題なのか、演出の問題なのか、わかりませんが、SPNの制作スタッフの意図って、時々どうもわからなくなります。
☆
なんだか大急ぎで、書き出したため、今回のおさらい、ちゃんと意味を成しているのかすら不安ですが…、とりあえずこれで、投稿してしまうことにします。
☆
この後、シーズン5のおさらいを続けるべきか、シーズン6の第10話&第11話に対する考察を書き出すべきか、悩むところです。
4 件のコメント:
本当に、サム&ディーンはかっこいいんですよね…。
私はゴーストフェイサーズとの絡みで気がつきました(笑)
「Oh]と。
凄い、ディーンやっぱり綺麗、サムもめちゃくちゃかっこいい、と。
普通に画面を見ていると彼ら二人が主になって、あの美しさに慣れてしまうんですね。
あらためて二人の凄さにびっくりすると共に、あの美形二人が出ずっぱり&大写し(&いちゃいちゃ)な、
贅沢なこのドラマに深く感謝した次第です(^_^)♪
さわさん
ダブルの書き込みありがとうございます!
ゴーストフェイサーズと言えば、あの二人がSPNのConに参加して、
「撮影中、何か恐い体験はした?」
とかいう質問に、(多分ヒゲの方の彼が)ひょいっとJaredの肩に乗せられて(=突然、超高いところに引き上げられて)撮影所内をあちこち歩き回られて、超恐かった、なんていう体験談をしていましたけど、
J2(特にJared)は、美形&めちゃくちゃかっこいい上に、体のサイズも規格外なんですよね!
Bobbyを含む、身近に出てくるおじさんたちもそれぞれ背が高いので、普段のエピソードではあまり意識せずに見てたりしますが、
女性とか、ゴーストフェイサーズとかと一緒に画面に映ると、背の高さにも、はっと息を呑むことがありますね。
ホラーベースのロードムービー的なドラマに、よくぞあの二人の主演を抜擢してくれものです。
あけましておめでとうございます!
今年も更新お待ちしています~(^o^)♪
Jaredはほんとに規格外の大きさですよね。
ジョーの手首を掴むシーンで、ジョーの手が子供の手みたいに見えました。
それに背が高いというだけではなくて、
筋肉も凄いですよね。
あれは凄く鍛えてそうしているんだと思うのですが、
もっと見せて欲しいものです…。
ジャケットで覆い隠すのはもったいない!
ほんと、西海岸でビーチの妖怪とか出ないかな、なんて考えてしまいます…。
撮影場所が寒そうなので、薄着とか無理なんですかね~。(ToT)
さわさん
あけましておめでとうございます。
年末年始、ちょこっとでも何か更新したかったのですが、何かと雑事に取り紛れて、なかなかPCの前に座れませんでした!
Winchester兄弟が厚着すぎるっ!
というのは、世界中に生息するFangirlsが共通して悩ましく思うことですよね。
Jensenなんかは良く、ハワイ辺りにGhostでも出現してくれないかな、なんていうことをConで語っていましたけど、
弱小局の弱小番組なので、どうしても予算が…ということなのでしょうかね。
基本の撮影場所は、冬季五輪が開かれるようなバンクーバーだし…。
でも「いつか兄弟がビーチで…」という夢だけは持ち続けていたいものです。
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