2008年1月29日火曜日

SPN S3 EP8 感想文

シーズン1の感想文が終わるまで、シーズン3の感想文は保留しますという表明を出したものの…。

父ちゃんが大活躍するシーズン1の最終話は、だらだらと無駄に長いことで知られている私の日記の一回分を費やして、やっとドラマ本編5分間分の感想文しか書けないという予想以上の手強さ。

大相撲観戦などにも時間を奪われつつ、ふと気付けば一月ももう終わりに近づいていて、このままではキリもなくS3の感想文の保留が長引くばかり、というか、もうこの際感想文を書くのやめちゃおうかな…という気分になってしまいそう、という心配が日に日に強まってきました。

お相撲もやっと終わったことでもあるし、もう既に完全な時期遅れとはなってしまいましたが、シーズン1の感想文の仕上げは後回しにして、シーズン3の第8話

『A Very Supernatural Christmas』

の感想文をちょこっとだけ書いてしまうことに決めました。
もったいぶって延々と引っ張ってきた割に、そう大したことは書けそうもありませんが…。

そもそもどうしてこのエピソードの感想文の保留を決めたかといえば、S1の『Something Wicked』に続いて、兄弟の子供時代の思い出がフラッシュバック、それもサム目線の記憶として画面に現れるエピソードであった、つまり

父ちゃん大好き!な私としては、父ちゃん弁護のための理論武装をしっかりしておかないと、万年反抗期のサムの可愛いPuppy dog顔により(さらに今回は輪をかけてキュートなちびサムまでいるのです!)、下手をすると私の愛する父ちゃんが悪者に仕立て上げられてしまうことになる、という不安が拭い去れなかったためです。

とはいえ年末から年明けにかけてUPしたシーズン1の妄想日記により、(ディーンと私が心から愛している)父ちゃんが、何よりも息子達を大事に思い、心から愛し慈しんで子育てしてきたこと、

そしてまさに『親の心、子知らず』で、二十歳をとっくに超えた今になってさえ、(さらに言えば、反発の対象である父ちゃんを失ってしまった現状でさえ)サムが父ちゃんに対する子供らしい不満や反抗心を心のどこかで捨てきれないでいるという、

(サム目線の子供時代の思い出に妄想解釈を加える前に)私が言っておきたかったことはとりあえず全て書けたといえるのかも、と判断するに至りました。

ということで、ますます見所満載で、この先どれほどの長さになるかもわからないシーズン1の最終話はまたまた一旦保留ということにし、

まさにサムが父ちゃんへの不信と反抗心を強くしていく大きな要因ともなり、それに反転する形で、サムが『父ちゃんなんか知るか!僕には兄ちゃんさえいてくれればいい!』という気持ちをますます高めていくそのルーツとなったともいえるS3 EP8の感想文、書いてしまうことにします。



***



以下は、Supernaturalシーズン3第8話「A Very Supernatural Christmas」の感想文です。
日本では未放送のSupernaturalシーズン3のネタバレが含まれますので、閲覧にはくれぐれもご注意ください。さらに、私の翻訳には常に、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性があります。
以上を充分にご理解いただいた上で、広い気持ちで私の馬鹿な感想文を読んでみてもいい、と思われる方のみ閲覧いただきますよう、くれぐれもお願いいたします。







S3に入ってから、これまでの二つのシーズンのエピソードに比較して全体的に明るく楽しいエピソードが増えてきたようにも思えますが、そんな楽しいエピソードの全てに重く圧し掛かり、ふとしたシーンの合間に表面に浮上しては兄弟(特にサム)を悩ませる、シーズン3最大のAngstテーマといえばもちろん、サムを取り戻すため悪魔と交わした契約により


ディーンが一年以内に死んでしまう


ことが決まっているという事実。

赤ちゃんの頃から母代わりでもあり、最大最高の愛着の対象であった兄ちゃんのことをサムがそう簡単に死なせたいわけがあろうはずもなく、

兄ちゃんから

サムの命を救うため、たった一年の命と引き換えに悪魔に魂を売り渡してしまった

と衝撃の告白を聞かされて以来、サムとしてはなんとかして兄ちゃんを救う方法を探そうと痛切に思い続け、できる限りの努力はしているものの、

こと父ちゃんおよびサムの命や身の安全のためには時として他人を犠牲にすることすらためらわないディーンは、自分自身の命については信じられないくらいあっさりと諦めてしまう傾向があるため、サムの悩みはさらに大きくなることに。

ディーンのこうしたToo Low Self-esteemについては歴代の悪魔たちからも散々悪しざまに蔑まれてきた印象もありますよね。

シーズン1の『Faith』の時には、サムを残して(行方不明だった父ちゃんには連絡すらもつかないまま)あっさりと死ぬべき運命を受け入れて一人死んでいこうとし、

シーズン2の『Croatoan』の時には、自分を置いて皆と逃げてくれとのサムの懇願に微塵も耳を貸すことなく、悪魔ウィルスに感染したかもしれないサムと同じ部屋に閉じこもって一緒に死のうとしましたよね。
(そんなことを思い出したら『Croatoan』を見返したくなって、見返してみると、やっぱり相も変わらずディーンの『俺、もう疲れたんだ…』の独白に泣かされてしまいました。そして今となっては当時の画面の暗さが新鮮に感じます。特に兄弟の瞳の色、現在のほとんど常に明るい光があふれているシーズン3とは全然違いますよねー。)

そしてついにはシーズン2のラスト、目の前で失ってしまったサムをその手に取り戻すため、たった一年の猶予と交換に自らの命を悪魔に売り渡してしまったディーン。

昨年、丸々一年をかけて延々と書いてきたシーズン1の妄想日記の中で私が繰り返し触れてきた定説としては、ディーンのこうした自らの命への軽視は、

サムが家族(父ちゃんとディーン)を捨てて大学進学を決めた時、

さらには父ちゃんまでが何の説明もなしに手元にたった一人残った息子である自分を捨てて、行方をくらましてしまった時、

家族の中での自分の存在価値は消えた、家族にとって自分はもういらない存在になった

と、ディーンが心の中で結論付けてしまったことに由来する、ということになっています。

シーズン1、父ちゃんを探す兄弟二人旅を続けつつ、他には何ひとつ頼るもののない恐ろしい世界の中で家族の愛情だけは真実のものと信じていた頃の自分とサムの関係に戻れたとディーンが感じ始めた時、

なんとあの『Shadow』のエピソードで、サムは

悪魔退治なんてものにきりがつけば、また煩わしい兄ちゃんなんかさっぱりと捨てて←このディーンにとってはいかにも残酷な台詞を口にした時のサムにはもちろんそんなつもりはなかったのだと思うけど、ディーンにははっきりとこの言葉が聞こえたように思えます)普通の生活に戻りたい』なんて言い出し、

それでも「また家族に戻りたいんだ」と切々と訴えるディーンに、

『…もう昔の俺たちになんか戻れないよ
(私の妄想解釈ではもちろん、サムのこの最後の言葉は、兄ちゃんを変な意味でどうにかしてしまいそうなほど好きだと気付く前の単なる弟だった自分にはもう戻れないってこと)

なんていう台詞を!

この時以降、ディーンは、サムは遅かれ早かれ自分を捨てて去っていく存在なのだと、

自分から手を離せる時が来たら、その時は執着せずに手を離さなければいけない

自らに言い聞かせ続けてきたのではないかと思います。

シーズン2の間は、失ってしまった父ちゃんのことや黄色い目のおじさんのサムへの長期計画が明らかになったりしたお陰で別の心配事に気を散らされていたものの、悪魔がうじゃうじゃ出てきているとはいえサムは差し迫った危険から解放されたようにみえるシーズン3、ディーンはここが子離れのしどきだと、ついにサムから手を離す決心をしたというように思えてしかたありません。

だからシーズン3に入って、サムがどんなに口を酸っぱくして

俺だって兄ちゃんが俺を愛してくれてるのと同じだけ兄ちゃんを愛してるし、兄ちゃんが死んだら俺だって生きていけない

と訴えたところで、もう今更到底信じられない、というより、ディーンにしてみるとサムの愛情が自分と同じほど深くなくたって、それに文句はないのかもしれません。母の愛は無条件かつ無償のもので見返りなんか求めないものです。

わかったわかった、お前のその気持ちだけはありがたくもらっとく。今はそんなことを言ってるが、お前は鬱陶しい俺なんかがいなくなれば、すぐに忘れて楽しく普通の生活が送れるよ

そんな雰囲気を思いっきり滲ませて、サムと一緒に生きていくことを完全に諦めてしまったようにみえるディーン。

でも、この世で一番好みの女性の姿を借りて、まさにそんなディーンの心の声(S3第5話の赤い目のサンディの台詞を参照)を実際に赤裸々な言葉にしてサムに聞かせた赤い目の悪魔をなんの逡巡もなく撃ち殺したサムは、これまでの子供っぽい甘えを完全に捨て去って、例え自分ひとりでも『世界で一番大事な兄ちゃん』を救うつもりになったようです。

とはいえ、ボビーおじさんの助けを借りたり、最悪、悪魔娘のRubyをなんとか利用してディーンを助ける手段を見つけようと努力は続けているものの、ディーン本人がしっかりと生きるつもりになってくれないことには、どうしようもありません。

S3に入ってからのサムは、ディーンに自分の愛情が本物であることを必死にアピールし続け、ディーンの生きる気力をなんとか取り戻させようとしてはいますが、残念ながらディーンにはどうしてもそれが伝わりません。

それでも前回の第7話、怖いゴードンおじさんと戦うエピソードの中、

俺の兄ちゃんに戻ってよ!

というサムの叫びがついにディーンの心に響いて、ディーンの心が少し揺れ始めたのを目にしたサム。

押しても駄目なら引いてみな

の極意にしたがい、『俺と一緒に生きて!』と兄ちゃんをただごり押しするばかりでなく、一旦大人しく一歩引いて、一見兄ちゃんの運命を受け入れたかのように、兄ちゃんに言われるまま Impalaの修理を勉強する様子を見せたりし始めたようにも私には思えるですが…。

このクリスマスのエピソード、サムはどう出てくるでしょうか?







おじいちゃんと孫の微笑ましいやり取りが残念な結果に終わってしまったオープニング明け。

今回の兄弟は、FBI捜査官です。

こんなに可愛い二人がコンビになって聞き込みをするって…。

と思ったけど、スカリーが行方不明になっている間、臨時のパートナーとして組まされていたモルダーとクライチェックは、この兄弟コンビと大差ないくらいの可愛さだったかも…。(これって確かずーっと前にも言ってますけども)
新人捜査官として登場した、背格好もモルダーとほぼ一緒のダークヘアーの長身の美青年クライチェック(ほんのちょっとだけクライチェックの方が大きかった)と容姿に差をつけるためか、この頃のモルダーはちょっと違和感を覚えるくらいに髪を短く刈られていて、髪の色もかなり明るめにされていました。
ひと気のない室内プールでなぜか真っ赤なビキニパンツ(Slashではこういった水着をよくSpeedosと呼びますが)で泳いでいるモルダーをクライチェックがプールサイドまで呼びに来る、なんていう、前後のシーンからはまるで必然性のないサービスシーンが入れられたりもしてました…。クライチェックが悪の手先に転じて以降も、キスシーンを筆頭に、数々の妙にいやらしいモルダーとクライチェックとの(時にはスキナーさんも交えての)シーンがあったっけ…。
当時は監督さんの名前なんかを注意して確認したことはなかったけど、ああいった数々の名場面の演出をしていたのはキム・マナーズだったりして。キムは絶対にX-FilesのSlashも読んでいたはず。



そんな本物のキュートなFBI捜査官コンビ、モルダー&クライチェックを髣髴とさせる、まさにTall, Dark(これはサムだけか…), Handsomeな兄弟による聞き込みやネットなどから集めた情報を総合した結果、サムの辿り着いた推論(相変わらず通なトリビアも炸裂していますが)は、

Evil Santa

ここでの兄弟の会話にも既に今回の重要パートとなるフラッシュバックに繋がる台詞が盛り込まれていますよね。

サンタの怪しい兄弟か?兄弟どころかサンタはいないんだぞ。知ってるよ。そもそもそれを俺に教えてくれたのは兄ちゃんだ。忘れたの?

可愛い可愛い弟に『サンタはいない』って教えたのが自分だと聞かされた時のディーンのあの微妙な顔…。

でもディーンはそこで、犠牲者全員が訪れた場所があったことを思い出します。

かなり寂れた感じの『サンタ村』

またまたX-Filesの話ですが、行方不明のモルダーの妹の消息に関係する重要なエピソードにも『サンタ村』が出てきたことがありましたが、あそこの不気味具合はまた格別でした…。
洋画を見ているとデパートなどでも(子供が欲しがっているプレゼントを下調べするため?)サンタさんのお膝に抱っこのサービスが催されているのをよく見かけますが、『サンタ村』というものは、皆ああいったやる気のない寂れた印象なのでしょうか?子供によってはかえってトラウマになったりしそうだけど。


そんなサンタ村に到着した途端、突然クリスマスを祝おう!なんていい始めたディーン。


Dean: What are you talking about? We had some great Christmases.

Sam: Whose childhood are you talking about?

Dean: Oh, come on, Sam.

Sam: No, just... no


イヤだ、とにかくイヤだよ、と静かにクリスマスのお祝いを拒否するサムを一瞬じっと見上げたディーンの顔がまたちょっと切なげにも見えますが、ついにサムはここで、サンタがいないことに加え、父ちゃん&世界の暗い秘密までを知ることになった8歳のクリスマスのことを思い出し始めます。

ボビーおじさんが『とっても特別なものだから』って父ちゃんにあげろってくれたという小さなプレゼントを新聞紙でラッピングしているちびサム、あのつぶらな瞳、本当に可愛いです。
そんなちびサムは、シーズン2のラストでサムの死体を前にディーンが独白していた『なぜなぜ坊や』ぶりを存分に発揮して、ディーンを質問攻めにしています。
そろそろ父ちゃんが色んなモノを売ってるセールスマンだっていう嘘が通用しなくなり、しょっちゅう引越ししなきゃならないわけや、ママがいないことの本当の理由も知りたいと思い始めているサム。
大人になったディーンですらいかに大事な秘密が守れないかを見ると、サムのこうした『なぜなぜ』攻撃に耐えるのはちびディーンにとっては本当に辛いことだったろうとは思いますが、サムの追及にキレて部屋を飛び出す前、なんとかもう少しお兄ちゃんと弟の気楽な仲良しシーンを入れて欲しかった!と欲張らずにはいられません。

不思議なほど違和感なく、巨大に成長したサムに画面が戻り、


Santa's Elf: Welcome to Santa's Court. Can I escort your child to Santa?

Dean: Um, no. But actually, uh, my brother here, it's been a life long dream of his.

(Sam gives confused look)

Santa's Elf: I'm sorry, no kids over 12.

Sam: He's just kidding. We only came here to watch.

(Dean smirks and shakes his head)

Santa's Elf: Ewww.


このサンタのエルフの度重なる誤解が楽しいですね。

今回の兄弟、カップルどころかついに二人で子育てしてると思われたの?(これは私の妄想か…)

こんなに大きなサムがサンタのお膝に乗りたいと思ってるって?

結局最後には、子供をみて楽しむ変態だと思われてしまいましたけれども、兄弟が探しているお菓子みたいな甘い匂いのするサンタを見つけたかも!と、怪しいサンタの家を張り込みすることに…。
張り込み中のImpalaの車内にて。


Dean: Sam, why are you the boy that hates Christmas?.........

Sam: Look, Dean. If you wanna have Christmas, knock yourself out. Just don't involve me.

Dean: Oh, yeah. That'd be great. Me and myself making cranberry molds.


ディーンはここでも二人のクリスマスのことを持ち出しますが、サムはどうしても乗ってきません。
その時、挙動不審な様子でカーテンを閉めたサンタに続いて家の中から響く女性の悲鳴を聞きつけてサンタの家に飛び込む兄弟。

サンタが立ち上がる時に慌てて放り投げたあの巨大な緑のガラスの物体は、可愛いアンディも持っていたマリファナ用のパイプですよね。
大昔に読んだシャーロック・ホームズか、アガサ・クリスティーのミステリーの中で、アヘンは甘ったるい匂いがする、という表現を呼んだことがあったと思うのですが、マリファナ煙草も甘い匂いがしたりするのでしょうか?

でもあの兄弟による『Silent Night』!そしてディーンのあの顔!妙に可愛いです。



巻き毛の男の子が目撃したなんだか恐ろしいEvil Santaの犯行に続き、再び可愛いFBI捜査官として登場した兄弟ですが、なんとこの二人スーツからシャツからネクタイまで、最初の聞き込みの時とは違うんですね!Impalaに積める荷物だけで暮らしているっていうのに…、随分衣装持ちです。

この家で、白い花のついた素敵なリースに目をつけたサム。前回聞き込みした家でも同じリースを目にしていました。
素敵な甘い香りのするリースを糸口に、ボビーの助けも借り、再びディープなクリスマスの知識を披露しつつ、Evil Santaの正体をPagan gods(古代の異教徒の神)だと突き止めた兄弟。リースの購入先を辿ってMr.&Mrs. Godの正体を突き止めます。

モーテルに戻ったところで、またもや思い出のクリスマスの話を持ち出したディーン。


Sam: I don't get it. You haven't talked about Christmas for years.

Dean: Well, yeah. But this is my last year.

Sam: I know. That's why I can't.

Dean: What do you mean?

Sam: I mean, I can't just sit around, drinking eggnog, pretending everything's okay, when I know next Christmas, you'll be dead. I just can't.


何年も話にさえ出さなかったクリスマスなんかにディーンが妙にこだわっていたのは、これが最後のクリスマスだから、でもサムにとってはだからこそ、つまり来年のクリスマスには兄ちゃんがいないと知っていながら、のん気にクリスマスのお祝いなんかできないって。

このシーンはサムが悪魔の契約になんら抵抗することもなく死んでいこうとするディーンの運命をついに受け入れたかのようにも見えますが、私の妄想解釈としては、上で延々と語ったように、なんとかディーンの気持ちを変えるため微妙な押し引きのテクニックを駆使しているように思うのです。

ここでは『兄ちゃん、本当にこんなに可愛い俺を置いて一人で死ぬつもり?』と、ちょっと『押し』という感じ。

兄ちゃん、かなり揺れています。



そして場面は再びちび兄弟に。

兄ちゃんの枕の下の銃も父ちゃんの日記もみつけ、大人びた顔で『モンスターはいるの?』と問い詰めるサム。
もうこれ以上は隠し切れないと覚悟を決めたディーンではありますが、


Young Dean: First thing you have to know is we have the coolest dad in the world. He's a superhero.


モンスターやお化けが本当にいるってことよりなにより、まず一番に父ちゃんは最高であることを告げるあたり、さすがです。


Young Sam: He is?

Young Dean: Yeah. Monsters are real. Dad fights them. He's fighting them right now.

Young Sam: But Dad said the monsters under my bed weren't real.

Young Dean: That's 'cause he'd already checked under there. But, yeah, they're real. Almost everything's real.

Young Sam: Is Santa real?

Young Dean: No.


父ちゃんがいないって保証してくれたベッドの下のモンスターは、その日父ちゃんがいないことを確認したからいなかっただけで、ほとんどどんなモンスターも本当にいるのに、サンタはいない。
ママを自分たちから奪ったモンスターが次には父ちゃんを捕まえて、最後には自分たちを捕まえにくるかも…。兄ちゃんは、最高の父ちゃんが守ってくれてるんだから自分たちは絶対安全だっていうけど、いつも留守がちの父ちゃんが本当にいざという時に自分たちを守ってくれるのか。

自分が問い詰めた上で無理やりに兄ちゃんから聞き出したこととはいえ、突然恐ろしい世界の真実を知ってしまったサム。
もう寝るよ、と言って、声を殺して泣き始めた弟を見て、どんなに生意気な口をきいて大人びて見えてもまだ真実を告げるのは早かった、とディーンはこの時大変強く後悔したはずです。

クリスマスの朝になったら、父ちゃんは絶対帰ってきてる。寝て起きれば、気分もよくなるよ。約束する。

ちびサムの名演技に引っ張られ、ちびディーンもなかなか頑張ってはいますが、この辺りの言葉は絶対に弟を抱きしめながら言ったに違いないのに!と思うと、演出の甘さを無性に残念に感じますが、こればっかり言っててもしかたありません。

再びおっきな兄弟に画面が戻ると、自宅の場所も突き止めたMr.&Mrs. Godを退治するための木の杭をディーンがまた大胆な可愛い仕草でけずったりしつつ、サムはサムでMr.&Mrs. Godのこれまでの各地での犯行履歴を洗い出し、

ついに兄弟はMr.&Mrs. Godとの対決に挑みます。

かつては毎年何百人もの生贄を贈られていたのに、ジーザスとかいうキャラクターが登場して以降、二千年もの間目立たぬよう人間社会に紛れ、仕事をしたり、金曜日にはブリッジをやったりして、やっと二三人を手に入れるのがやっとという、なかなか苦しい暮らし向きを告白するMr.&Mrs. Godですが、Mrs. Godの注意をきちんと聞いて、Fuckの代わりにFudgeを使って悪態をついたりしつつも、ここで兄弟揃って夫妻のクリスマスディナーになってしまうわけにもいきません。
かなり痛い思いもしつつ(切られている最中の腕に全く傷がなかったり(ディーン)、逆の腕に包帯をしたり(サム)、あんたたち本当に痛かった?という疑問もありますが…)、なんとかMr.&Mrs. Godを退治した兄弟。



再び画面はちび兄弟に。

クリスマスの早朝、いそいそとサムを起こしたディーン。
父ちゃんが帰って来てツリーを飾りつけ、プレゼントも置いていってくれたというのですが…。

サンタの夢はあっさりと破ってしまったものの、ディーンがサムに対しなぜあそこまで完璧な父ちゃん像を維持しようと努力するのかを考えてみると、狩りの詳細についてはまだまだ教えてもらえなかったとしても、家族の中でママの代理をつとめているディーンは、父ちゃんがどれほど必死に自分たち兄弟を安全に暮らせるよう手を尽くして頑張ってくれているかを間近で目にしていたということなのだろう、という結論を導き出すしか解釈のしようがありません。

とはいえ、ディーンが調達してきたプレゼントがサファイアバービーとラメつきバトンだったことで、父ちゃんがクリスマスに帰ってこられなかったことはもちろんあっさりとバレてしまいます。

でも父ちゃんは帰れる状況だったなら絶対帰ってきたはずなんだというディーンに。


Sam: If he’s alive.

Dean: Don’t say that. Of course he’s alive. He’s Dad.


このSupernaturalというドラマで繰り返し出てくる会話がこんなところにも!
このサム8歳の時のこれが、間違いなく一番最初ですね。

そして父ちゃんのためにとラッピングしておいたプレゼントを取り出し、これは兄ちゃんにあげると、ポンとディーンの膝頭に乗っけるサム、このシーンは兄弟らしくて可愛いです。

サムは、父ちゃんは嘘をついたんだ、なんて言ってますけど、父ちゃんびいきの私からすると、今回の回想部分を見る限り、父ちゃんの口からクリスマスには絶対帰るとはっきり約束したようには思えないという解釈ではありますが、これはあくまでサムの父ちゃんへの反抗心の芽生えのエピソードということで、これからサムが大学進学を決めるまでの10年以上の間にもこうした小さな誤解やがっかりが積み重なっていった、ということなのでしょうね。
その度にディーンは父ちゃんとサムの間を取り持とうと努力もしたのでしょうけれども。

結局ディーンがもらったAmulet。

ボビーおじさんが『Real special』だっていうなんて、まだまだ何か秘密がありそうにも思えます…。





なんだか微妙にほろ苦い表情をした、すっかりハンサムに成長したサムに画面が移ると、もちろんすっかり渋い色合いに色が変わったAmuletを首にかけ、こちらは物凄く美人に成長したディーンが登場。

このモーテルのドアには、(私にはいまだ確認できませんが)

The Thomas Kinkade Suite

って書いてあるのだそうですね。
部屋にかかっている絵も、トーマス・キンケイドっぽいのだとか。
これはもちろんJaredが若きThomas Kinkade役で出演した『The Christmas Cottage』という映画を明白に暗示しているということに。

ドアを開けた途端、ディーンが不思議そうに部屋を見回しているのは、今回のエピソード中、微妙な押し引きでディーンの心を揺さぶり続け(まあ、これは私の妄想の中だけともいえますが)、ディーンがどうしても最後に可愛い弟とやっておきたいクリスマスパーティーを拒否し続けていたサムが、ディーンがビールを調達に行ってる間にクリスマスの飾りつけをし、エッグノックまで用意して待っていたから。

ディーンの心の揺れ具合もかなり大きくなってきているように見えます。

今回もサムから新聞のコミックページできちんとラッピングしたプレゼント(Impala用のオイルとキャンディーバー)をもらったディーンによる

Fuel for me and fuel for my baby!

という名台詞も飛び出しましたが、

サムがもらったプレゼント、裸のお姉さんの写真が山盛りの雑誌とシェービングクリームでしたよね?

いかにも『the gas mart down the road』でビールのついでに間に合わせに買ったもの、という感じではありますが、私はこの二つのプレゼントを目にして、

今回のエピソード中、ずーっとサムが思い出していた、おそらくは兄弟が二人で祝った子供時代の最後のクリスマスのことをディーンも覚えてたんだ!

と思ったのですがどうでしょう?

きっとあの年以降、サムはクリスマスのお祝いもプレゼントもおねだりしなくなったはずで、ディーンはサムが無邪気に楽しみにしていた(そして結局は最後となってしまった)クリスマスを早すぎる秘密の暴露で台無しにした上、慌てて用意したプレゼントが二つとも女の子向けのものだったことを、その後ずっと心残りに思っていたような気がするのです。
ディーンが、サムからの初めてのプレゼントを肌身離さず大事に身につけている、というのももちろん泣かせるところではあります。

すっかり大人の男になったサムに、まさに大人の男の必需品(?)をプレゼントするディーン、単細胞な兄ちゃんのようでいて、母親代わりとして大事に育ててきた弟のことは本当に心を砕いて見守ってきたことがわかります。

サム配合によるかなりキツそうなエッグノック(ひょっとしてディーンのカップだけアルコールを足してる?)でメリークリスマスの乾杯をした後、『Hey Dean...』と口を開いたものの、

思いっきり光が入って長いまつげに縁取られたまん丸の瞳が翡翠みたいなきれいな緑色になってる美人な兄ちゃんに見つめ返されて何もいえなくなってしまうサム。

目をそらして小さくうなずいたあの時、

口には出さないけど、絶対に兄ちゃんを離すもんか!!!!!

って固く決心したのにちがいありません。

それ以上の言葉をお互い飲み込み、なんだかいつにないぎこちなさで、この季節の風物詩ともいえる吹雪の中のアメフトの試合を見始めた兄弟。
エッグノックの量がもう少し進んだら、ディーンはもちろんあの小さなカウチに座るサムの隣(サムの膝の上?ご、ごほっ)に無理やり移って、ゆっくりと観戦を始めたはずです。



***


Jared&Jensenは、Holiday Hiatusでそれぞれの実家に帰る前に、Jaredのカナダの家のカウチで(あえてどんな体勢でかは問いませんけれども)、カウボーイズの試合を二人っきりで観戦したりしたのでしょうか?


***


なんとか終わったけど…、いつもの日記のほぼ倍の長さになってしまいました。
ここまでの長さの日記は新記録かも…。
長くなったわりに大したことを書いていない気もしますが、とりあえずはなんとか感想文を完成させたということで。


次回の第9話、私はまだ予告すらみていませんが、どんどんあからさまになるサムの口説き…、じゃなかった『兄ちゃん、俺と一緒に生きて!』作戦、今後どう展開していくのか楽しみです。


この兄弟の行く末をじっくり追いかけていくためにも一話でも多く、今後のエピソードが撮影されることを祈ります。

16 件のコメント:

Ke-ke さんのコメント...

S3の兄弟はお互いの気持ちがわかるだけに、余計に切ないですね。このエピを最初に観た時は、とにかくラストの見つめ合う二人に度肝を抜かれ、それまでの切ないシーンがどこかへ飛んで行ってしまって…(笑)Deanの「最後だから」にジンときて、Samの「だから、できない」にジ~ンときて、ラストのあれからずっと身に付けていたDeanのAmuletとSamのクリスマスの装飾を観せられた時にはもう堪えきれませんでした!兄弟の幼い頃のエピソード、それだけでも1シーズンできそうですよね?16歳でハンターデビューしたDeanや、Samが家出した時の父ちゃんとの出来事なんて観てみたいです。S3は12エピで終わりなの~?S4はどうなるの~と心配は尽きませんが、とりあえず残りの4話を楽しみにしたいと思います。
それにしてもこの二人のアイ・コン演技!たまげるほど自然です。
長くなって恐縮ですが、X-Filesの観賞がS7に入りました(笑)こっちもたまげました!
モルダーとスカリーのkissシーン!!!男女のkissシーンにこんなに萌えたのは初めてです(爆)ちなみにクライチェックとの伝説シーンはS7でしょうか?すみません、おバカな質問で。

miyu さんのコメント...

こんばんは~♪クリスマスは全く兄弟の雰囲気では無かったですね。どう観ても恋人同士でしょ、と思いましたが、ここの所の噂ではSEASON3は12話で終わりのようです。
この先CWがSPNをどうするつもりなのか全く不明な上12話ではお兄ちゃんの運命も中途半で終わりそうです。打ち切りの場合JARE/JENのスケジュールはどうなっているのかしら?このまま何も無かったようにそれぞれ別の仕事に移るのかしら?バンクーバーに家まで買ったJAREはどうするんだろうね?
なんだかすっきりしない結末ですね。はっきりしてくださいCW、という感じです。

匿名 さんのコメント...

 藤葉さん、感想文ありがとうございます。
ほんとに切ない場面がいっぱいの8話でした。私はSAMがDEANの運命を受け入れたような発言をする度に頭を抱えてしまうのですが、それを‘押してだめなら引いてみな、の駆け引き’と見るなんて、さすが藤葉さん、読みが深い☆次の次のエピではDeanがまた「やっぱり生き続けたい!」思うような何かが起こる、とどこかで読んだ気が・・早くもとのDeanに戻って欲しい。それからこのエピのラストのカット好きです。あれ、キンケイドの絵なら素敵ですね。グーッと引くと絵&兄弟&Impalaが見事に一つのフレームに納まって・・・Jensenたち、声が入らないと思って絶対本編と関係ない話をしてると思うのですがどうでしょう?Jaredがあんまりcrack upしないように我慢しているような(笑);

 それにしても今後のSPN心配ですね。シーズン3は仕方ないにしても、CWはSPNに冷たすぎる気がして打ち切りなんてことは・・?CWから他に移るって出来ないのでしょうか?兄弟の行末には絶対何らかの決着をつけて欲しいです(`m`)


 

匿名 さんのコメント...

大好きな8話の感想文お待ちしてました!
すごく読み応えがあって嬉しかったです。
本当に盛りだくさんなエピで何回見ても色々考えさせられますよね~
私も常々シーズン3になってからのDeanの態度に納得いかないものを感じてました。
いくらJaredを救うためとはいえ、シーズン2の始めあんなに死神にJaredを残して死ねないって頑張ってたのが嘘のように生きることを諦めてしまってますよね・・
でも、藤葉さんの解釈を読むとなるほど・・と少し理解できたような気がします。
自分より相手を大切に思うあまり自分を粗末にし過ぎで切ないです。
ちなみに私も切ないです!!もう、12回でフィナーレかもしれないって情報を読んでから何回溜息ついたでしょう!?
あまりにもショックで落ち込んじゃいます(泣)あと4回見終わる頃には朗報があるといいんですけど・・

藤よう さんのコメント...

Ke-keさん
S3、これからいよいよ物語も佳境に!というところなのに、今後のエピソードの放送についての行く先が不安要素ばかりなのは寂しいことですね。
今シーズンが中途半端に終わってしまうのだとしたら、なんとか来シーズンで挽回してもらいたいものだけど…、シーズンの継続についての動きもストの経過待ちというところなのでしょうか?

X-Files、S7に入りましたか。
クライチェックとの伝説のシーン。
(といっても、クライチェックがモルダーのほっぺにチューするだけなんですけど…)
あれはS5の『赤と黒』というエピソードの中に出てきたんです。
私のようなヨコシマなファンは、本編を見る前から「赤と黒」には衝撃のシーンがあるらしい!っていう噂にどきどきしつつ目を皿の様にして見ていたので、クライチェックが床に座り込んだモルダーの胸倉を掴んだ瞬間『きゃ~~!!』と敏感に反応しましたが、シリーズを連続でだーっと見ている場合、うっかり見逃してしまう程度のシーンなのかもしれません。
もしまた遡ってS5を見る機会があったら、確認してみてください。

藤よう さんのコメント...

miyuさん
S3、12話で打ち切り濃厚なのですか?
ストの初期の段階で、17話くらいまでの脚本はできているという話を聞いていたので、うまくいけばそのくらいまでは撮影されるのかと期待していましたが…。
ここまでストがこじれてしまうと、Writerさんたちの了承なく撮影を続行するわけにもいかないのでしょうね。
とっても残念ですが、これだけ世界中で熱心なファンを獲得しているドラマだけに、なんとか来シーズンに繋げて欲しいものです。

藤よう さんのコメント...

jaredinoさん
ラストのシーン、素敵ですよね。
J2、確かに本編と関係のない話をしてそうです…、特にJensen、後ろ頭ショットをいいことにJaredを笑わせようとなにかしてたかも。:D

第7話から妙にサムが消極的というか、今までのサムなら間違いなく「兄ちゃん、なんでそんなこというんだよ!」「俺はそんなの認めない!」って大騒ぎするはずの場面で意表を突く大人しい反応をみせるのについて、何か理由があるはずと思いつつ、これという解釈がつけられずにいましたが、
どう考えたってサムがそう簡単に兄ちゃんを諦めてしまうはずはない!と無理やり『あれはサムなりの駆け引きである』とこじつけてみることに…。

そんな自分の仮説がどこまであっているかを確かめるためにもこのシーズンはフルエピソード満喫してみたかったですが、ストの影響がここまで大きなことになってしまうとは…。
なんとか次のシーズンに繋げて欲しいものですね。

藤よう さんのコメント...

mikaさん
日頃ほとんど自分で最新情報を探して回ったりすることのない私としては、こうして皆さんから漏れ聞く情報だけで、「そういうことになってるのか…」なんてどきどきするばかりですが、
限られた残りのエピソードでなんとか今シーズンをうまくまとめてもらって、来シーズンに繋げて欲しい!と願っています。

世界中のファンがこれだけ兄弟の先行きを楽しみにしているのだから、ドラマ自体が打ち切り、なんていうことにはならないと思うけど…。
この騒動、なんとか円満に、いい方向に向かってくれるといいですよね。

miyu さんのコメント...

今の所spnは3/12日の12話でシーズンフィナーレ、その後はreaperとかいう番組に放送枠が変わるそうです。CWはshow自体はキャンセルじゃないけど脚本が無いんじゃしょうがないでしょ!みたいな言い方です…はっきり言ってわけ解りません…打ち切るとか何とかの意思表示一切なしで、SEASON4の噂も無し。SPNはCWでも人気あるんだよね、とかでお茶を濁してる感じです。
JENたちのスケジュールもはっきりしないし、海外のFANは署名活動とか始めてるし、もう何がなんだか…
遠い国の人間としてはどこまで噂を信じていいやら、わけわかりません。
とりあえず、J2二人の動向が解れば私としては満足なんですが…

yumiusa さんのコメント...

こんにちは。8話の感想文ありがとうございます。意味不明だったところが、藤葉さんの解説ですっきりしました~。感謝です。シーズン3は、やはり12話で終わりそうですね・・・。がっくりきていますが、アメリカでは、全米監督組合(DGA)がAMPTPと待遇改善面で1月17日に合意に達したと27日付けでHPにアップされていました。これを足がかりに、全米脚本家組合(WGA)も何とか交渉妥結してくれればいいのですが・・・。SPNだけで約250人のスタッフが宙に浮いている状態見たいな事を読みました。本当に業界全体では、大変なことでしょうに。とにかく何とか解決して、SPNは、シーズン4が放送されるように期待したいです。

匿名 さんのコメント...

EP8の感想文。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました!!
今回も深い深い考察ばかりで、始終「納得、納得」と呟きながらガッツリと読ませて頂きました。とっても満足です。

>どんどんあからさまになるサムの口説き…
SamがどうやってDeanを口説き落とすか!私も楽しみにしています:D

★NRNでOkayです♪

匿名 さんのコメント...

充実の感想文、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
読み応えたっぷりで、随所ニヤニヤしながら隅々まで楽しませて頂きました。
この間まで、心配のあまり感情が抑えきれず、言い争いまでしてたSamが、今回は声を荒げることもなく対応していた点について、藤葉さんの「押しても駄目なら引いてみな」作戦は、ぴったりな表現!と思います。

駆け引きを覚えてきたSamに、早いことDeanが折れてくれることを(ストの早期解決とSPNの続行も一緒に)祈りつつ、続きを楽しみにしたいと思います。

藤よう さんのコメント...

miyuさん

もう穴埋め番組まで決まっているとは、寂しい話ですね。

ストがきっちりと解決するまでは、次のシーズンの話を持ち出すような雰囲気でもない、ということだけなのでは?という印象で、
ストさえなんとか円満に落ち着けば、今シーズンはともかく今後の展開についてはそう心配することもないような気もしていますが…。
自分であれこれ調べていないだけに、私だけがのん気な印象を抱いているのかもしれません…。

yumiusaさんのコメントで、監督組合は合意に達したとのこと、WGAもちょっと先行きが明るくなってきたのならいいですね。

藤よう さんのコメント...

yumiusaさん

私の解説は、あくまで私だけの『解釈』というニュアンスも強いので、あまり信じすぎないようにご注意ください。
毎度言ってますが、乏しいヒアリング力でかろうじて聞き取っているという大きなハンデもあります。:D

DGAの合意に続いて、なんとか円満にWGAの方も交渉妥結に結びついてくれるといいですね。

SPNのシーズン4!ぜひとも見ていきたいですもんね!

藤よう さんのコメント...

kyuさん

無理やりですが、なんとかこじつけて感想文を仕上げました。
どうしても解釈がつけられなかったサムの態度も、『口説きだ』『駆け引きだ』と妄想目線で解釈してみると、なんとなくそれっぽく納得できますよね。

サムの口説き…今後が楽しみですね!

藤よう さんのコメント...

takanameさん

ここ数話のエピソードで、妙に大人しかったSamですが、大好きな兄ちゃんのことをそう簡単に諦めているはずはありませんもんね!

Samの愛がDeanに真に通じるまでの二人の駆け引き…、ゆっくり見ていきたい私としては、Deanの悪魔との取引の解決は次シーズンにまわしてくれてもいい…とすら思いますが、なんにしても、全ての面で円満に事態が解決に向かってくれることを期待したいです。