関東に帰ってきて以来、なんだかどうもせかせかと気分的に落ち着かない日々が続いているので、あれやこれや、という日記のタイトルもこのあたりでさっぱりと後ろ部分を切り落とすことにしました。今後は『あれやこれや』のみで行きます。
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Supernatural S3 EP9
一時は完全にあきらめかけていましたが、ありがたいことになんとか無事に見ることができました。
昨夜、ここしばらくの私としてはありえないほど夜更かしして見た、第9話ですが。
眠くて朦朧としていた私の脳も、一発殴られたくらいの衝撃を受けました!
突然あそこまで大きな秘密が明らかになってしまうとは…、驚きです。
残りわずかな限られたエピソード数でS3を上手くまとめるために、この展開もやむを得なかったということかもしれませんが…。
(以下は、少々ネタバレになるかもしれないので、伏字にします)
ディーンの苦しむ姿に、サムと一緒に私も息が止まりそうなほど驚いて、真夜中に一人意味不明の悲鳴をあげてしまったような気がします。
そしてRuby…、そういうことだったの。
今回もそう簡単にはいかない感じではありますが、落ち着いてもう少しゆっくり何度か見直したら、また少し感想文を書いてみたいと思います。
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半額レンタルにつられて大量に借りたDVDを一気に観終わって、返却にいくとまだ半額キャンペーンが継続していたため、もう一度借りて…。
ケーブルで毎日のように追いかけている海外ドラマもあるっていうのに、一月はまるで耐久レースのように、DVDを見ていた印象です。
ということで、とりあえずまた覚書程度に感想を。
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『Intolerable Cruelty(日本題「ディボースショー」)』
キャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさにはもう感服するばかりですが、こうした超大物キャストによるコメディー(?)って、(あくまで私の感覚では)主演の俳優さんの存在感が邪魔してストーリーに上手く入り込めない傾向があります。
(私にとってはMr.&Mrs.スミスがまさにそうでした。)
コーエン兄弟は「オーブラザー」でもジョージ・クルーニーと仕事をしていましたけど、根っからのおじさん好きを自負する私ながら、どういうわけだかジョージ・クルーニーにははまらない私です。
(どうしても小柄な印象が拭い去れないせいでしょうか…)
コーエン兄弟の映画というと、もう既に評価もものすごいことになっている最新作の
「No Country for Old Men」
が、なんだか強烈そうながら、面白そうですよね。
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二本借りたドリュー・バリモアのラブストーリの内、
『Never been Kissed』は、一緒に借りてきた『The 40 Year-Old Virgin』とまさに対を成すお話という感じ。
同じように『どこかにいるはずの運命の人を待ち続ける』という究極的に不器用なラブストーリーが、女性目線と男性目線で、ここまで変わる?!という意味ですごく楽しめました。
でも『Never been Kissed』は、もっともっと面白い話にできたような気がして、少し残念です。
徹底して可愛く見えない(でもそこがなんとも可愛い!やり直しの高校生活で、計算クラブに入っちゃうって…)女の子を演じているドリュー・バリモアの役作りには感嘆したものの、
せっかくのやり直しの高校生活なのに、やっぱり人気者になれないJossieが、またもや学園の人気者に憧れてしまうのはしかたないとして、あの素敵な先生(この先生がいかにも女性目線から素敵!だと思わずにはいられないキャラクターですよね。『The 40 Year-Old Virgin』を見ると、この世にあんな先生みたいな夢のように素敵な男性は実在しないってことなのかも…、なんて思ってしまいますけど)との関係をもうちょっとじっくり描いてくれないと、せっかくの最後の感動シーンがちょっと唐突に感じてしまう…と、小さな不満が残りました。
これはあくまで私だけの感覚ということで、耐久DVD鑑賞レースで、次!はい次!と、かなり疲労しつつみていたので、ひょっとしてなにかJossieと先生の重要なシーンを見逃したりしてる可能性もあります。
なかでも、イケてる女の子として登場した(どうしても私の中ではDAのマックスこと)ジェシカ・アルバ。
まさにイケてる女子高生にしか見えないけどひょっとして彼女がライバル社の潜入記者?なんて無駄な深読みをしていたせいで、気が散って先生とのシーンをじっくり鑑賞できなかったのかもしれません。(あのライバル記者の正体、最後まで明かされませんでしたよね?私、見逃してます?)
一方の『The 40 Year-Old Virgin』!
もうそれこそ男の子目線の悪ふざけ満載、シモネタばっかりではあるものの、とっても面白かったー!こんなに楽しい、しかも可愛い映画だとは思っていませんでした。
主役のAndyはもちろんのこと、Andyの職場の単なる同僚という存在から最終的には最高の親友たちとなっていく、
David、Cal、Jayのキャラクターが最高です。
冒頭のシーンで、Calが『連続殺人犯だと思ってる』と語るのも無理はない不気味なまでのマイペースさを貫いていたAndyが、ストーリーが進むごとにどんどん可愛く見えてくるのが本当に不思議です。
それが画面のこちらの私だけじゃなく、三馬鹿トリオのDavid、Cal、Jayまでが、Andyのことをどんどんたまらなく可愛く思う気持ちを深めていく様子が画面を通して伝わってきて、それもなんとも微笑ましいところ。
David&Calによる、『お前はゲイだ』『お前こそゲイだ』のやり取りが全編に渡りあまりにしつこく続くので、これは、最終的にDavid&Calの二人、お互いゲイだと認めてカップルになるのかな…、と思ったほどですが、そううまく(?)はいきませんでした。
(でもカットされたシーンやコメンタリを見ると、大量に撮ったテイクのいくつかでは、二人がゲイだと認めちゃってるものもあったそうで、やっぱり!(笑)と手を叩いた私)
こういった楽しい映画にコメンタリがついてると、ついつい延々と見てしまう傾向があります。
Andyをホテルで待っていた女装の男性を選ぶオーディションで、面接を担当したCal役のSeth Rogen(制作にも関わっていたのですね)、女装のおネエさんたちからは大変な人気で、面接にやってきた何人ものおネエさんに膝に乗られたとか…、
「彼女(?)たちにとっては、俺みたいな男はBearってことで人気があるみたいなんだ」
なんて言ってましたが…。
本編鑑賞中、やっぱりずっとCalが気になってた私。
私の趣味って…、ゲイの男性とかなり被ってるって、薄々認識してはいたけれども、やっぱり?そういうこと?
そして今回借りた映画の最後は、ドリュー・バリモアのラブコメのもう一本、
『Fever Pitch(2度目のキス)』
これは、上の二作の中間で、女性目線からと男性目線から、ちょうどうまくバランスの取れたお話になっていたという感じでしょうか。
『Never been Kissed』とはうって変わって、ドリュー・バリモアが美人で仕事もバリバリの女性になってて、また新鮮な驚きでした。女優さんというものは本当に化けるものですね。
この美人なリンジーの彼となる超レッドソックスファンのベンのキャラクターも楽しかったですが、ベンが幼少期に初めておじさんと球場に向かう時に超レッドソックスファンのおじさんが言った
『レッドソックスファンになっちゃいけない…』という台詞を聞いて、
以前、「亀ゼリー」の回でちょっと触れたこともある、ずっと以前に連載を楽しみに追いかけていた『AIC(朝日インターネットキャスター)』というブログの走りのようなサイトで日記を公開していた記者さんたちの一人だった、関西人のおじさんキャスターが、息子が野球というものに興味を持ち出した頃、自らの長年の辛い体験をもとに
『阪神タイガースのファンにだけはなるな』
と言い聞かせていたのに、ある年、またも阪神が連戦連敗を続けたある日、ベッドにうつ伏せで声を殺して泣いている息子の姿を目にして、父の願いもむなしく、息子もまた辛く厳しい道を選んでしまったことを悟った…、
というようなことを書いていたのを鮮明に思い出しました。
(このおじさんの日記の文体が、とっても面白かったのです)
スポーツ好きな男性の思いというのは、まさに世界共通なんですね。
この映画、とてもいいリズムで話が展開してきたのに、最後の最後がバタバタと落ち着かない印象で終わってしまったなー、と、ちょっと消化不良に感じていたら、なんとこの映画の公開直前、かの『バンビーノの呪い』がついに解けて、レッドソックスが優勝してしまったため、急遽結末を差し替えた、と聞いて納得しました。
(野球のことはさっぱりわかりませんが)近年の阪神もかなり強いチームに変わった印象ですよね?
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そして、シーズン1を少しずつ少しずつ追いかけていくつもりだった
『CSI: ベガス』
結局この半額レンタル攻勢の間に、一気に全部見てしまいました。
CSIの別のシリーズ(そんなにちゃんと追いかけているわけではありませんが)マイアミやNYのシリーズの登場人物たちの人間関係が、ギスギスしているともいえる、そんなに仲良しな感じがない印象なのに対し、
この本家のベガスのシリーズの登場人物たちは、よく喧嘩もするけど、なんというか基本的に家族的な仲の良さがありますよね。
変わり者だけど家族思いのお父さん(グリッソム主任)に、ちょっとキツいところもあるけど美人できっぷのいいお母さん(キャサリン)に、張り合ってばかりいる双子の兄弟(ニック&ウォリック)に、生意気だけどもろいところもある妹(サラ)、そして末っ子のまだ赤ちゃんの弟(グレッグ)…、という感じ。
もちろんいつもいつもそういった家族的な演出がされているわけではありませんが、シーズン1の最終話となるエピソードでは、かなりその傾向が強く感じられたように思います。
ケーブルで見逃したシーズン2のエピソードが、一体何話あるのかわからないけれども、この後こそは、(なるべく)ゆっくり追いかけていこう。
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紙の読書は、とある方のお奨めでずーっと気になっていたジェフリー・ディーバーの『ボーンコレクター』をついに読み始めました。
四肢麻痺の科学捜査官のお話、と聞いた時には、それが映画化もされた『ボーンコレクター』の原作だとすら知らなかったので、
このライム・シリーズ、どうせ読むならちゃんと順番どおりに読んでいこう、とタイトルを調べ始めて、そうだったのか!と新鮮に驚きました。
出てくる犯罪はかなりの強烈さですが、現在これだけ毎日のように、CSIのドラマ漬けになってる状態だけに、山のように出てくる専門用語も「あれのことか…」なんて、うっすらと想像がついて、理解できるような気分になっています。CSIを全く見ていない状態だったら、読んだ言葉が全部頭を素通りしていたかも。
読み終わったら、映画の『ボーンコレクター』も見てみたい気もします。
(こういうタイプの映画を見ることはほとんどなかったけど…、CSIをこれほど見た後なら、もうそんなに怖く感じなくなってるでしょうか?)
5 件のコメント:
藤葉さん、こんにちは!
私もたった今SNの9話を観たところで大変興奮しております!!英語がさっぱりなのでラストの会話も???でしたが、そんな衝撃的な内容なんですね・・いつか、またゆっくり藤葉さんの感想を読みたいです、よろしくお願いしま~す(^O^)
そして映画のお話もお待ちしていました。
ドリュー・バルモアはとっても可愛いけど子役時代からの長いキャリアの間色々大変な経験をしただけあってしっかりしてますね・・
笑顔がキュートで魅力的です。
「The 40 Year-Old Virgin」もつい最近観たんですが、面白かったです。笑える要素も満載でしたが予想以上に主人公を取り巻く友情がほのぼのしていたし相手役の女優さんとの描き方も素敵でした。ただ笑って終わりって感じじゃなくて得した気分でした。それにしても邦題がストレートすぎませんか?ほんとに先に英語のタイトルを知っていると、日本公開の時愕然とするときがあります!
長くなってしまってすいませんでした。最近とても寒いのでお体に気を付けて下さいね。
P.S
「ボーンコレクター」は、あんまり怖くなかったですよ・・アンジーがカッコ良かったです!私も平気だったから藤葉さんもきっと大丈夫だと思います!(^^)!
こんばんは。お久しぶりです。やっとseason3の9話がやってきましたね。それにしても、すごい読書&DVD鑑賞量ですね!わたしは文字のほうが全然で、見るのが多いです。なので、こんなに文章を書くことが苦手なのでしょうか? 最近、キクタンという英単語の本を読み始めまして、インプットしたらアウトプットしようっていうアウトプットがなかなかできないながらも、少しずつ、英語に慣れようとしてます。そんな耳で捉えたあれこれ、それが合ってるとしたら、ディーンは…。もしかして…。ルビーの過去の話とかなんとな~く聞いてると、ゴックンとつばを飲み込んでしまいます。それにしても、苦しみながらサムの腕をとらえようとするディーンの手のひらが滑ってるのを見て、サムの体が鋼鉄でできてるから、つかめなかったのかしらとか、余計なことを考えてしまいました。 あのとき、苦しみだす前に、ディーンが顔を拭いたハンドタオルがほしい…。とか変な方向に頭が回っちゃって。夜中にやっとこさ、見たのでおかしくなっていたのかもしれません。また、ゆっくり鑑賞しなおしたいと思います。ボーンコレクターの映画。なかなかですよ。わたしはテレビで2回くらい放映されてるのを偶然見ましたが、最後まで毎回見てしまいました。
mikaさん
皆がそれぞれに重要な台詞を立て続けにだーっと話し続ける今回のようなエピソードは聞き取りだけでのとっても消耗しますね。
私もどのくらい理解できているかわかりませんが、少し落ち着いたら感想文に手をつけてみます。
ドリュー・バリモア、笑顔がキュートですよね!
「The 40 Year-Old Virgin」もほのぼのと可愛い楽しい映画でした。
最近、こうしたストレートな『邦題』のタイトルも増えてきましたね。
タイトルのつけ方にも流行があると聞いたことがある気がしますが。
ボーンコレクター、読めば読むほど、映画も見てみたくなりました。
今借りている分を返却に行った時に借りてしまいそうです。
samcolt97さん
読書&DVD鑑賞&ケーブルの海外ドラマ。
現在の私の日常はほとんどこれだけでかなりの時間を奪われてしまっています。
その代わり、というか音楽はほとんど聴かないし、テレビもほとんど見ません…。
キクタン…、本とセットでCDかなにかがついているものでしょうか?私はすっかり縁遠くなってしまいましたが語学の教材も日々進化していますね。
サムの腕をすべるディーンの手のひら!(笑)
海の向こうのFangirlsは、ラスト近くのシーンでせっかくサムがTシャツ姿になって、あの鋼鉄の腕がむき出しになっているというのに、全身を映すこともなく一瞬で、Rubyとディーンのシーンに切り替わってしまったのがとにかく残念!!!!と絶叫していました。:D
ボーンコレクター、小説は、CSIを毎日のように見ている私からしても、『そ、そこまでする?』という怖いシーンも出てきますが、映画は面白そうですね。レンタルで借りるとすぐにテレビで放映される…、なんていパターンもたまにありますけど…、この調子だときっと借りてしまうと思います。
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