2007年1月11日木曜日

X-File slasher の見たSupernatural その7

第3話後半の鑑賞日記です。

サム、大人気ない!

湖の怪物について、自分たちのできることは終わった、もう父ちゃん探しの旅に戻ろうよ、と迫るサムに対して、ディーンはどうしても「うん」と言いません。
なんでだよ、と問いつめれば、Lucas (小さな坊や)がまだ、まじで怖がっているからだ、あの子の安全を確認できるまでここを離れたくない、とディーン。

Sam: "Who are you, and what have you done with my brother?"
   (あんたは誰だ、俺のほんとの兄ちゃんをどうしたんだよ?)

未亡人に対してならまだしも、5歳?の小僧に嫉妬ですか?
サムの独占欲ときた日には…、まったく手に負えません。

[この後はちょっとネタバレになるのかもしれない、ので、閲覧ご注意ください!]

この後のエピソードくらいから、少しづつサムのSupernatural な能力が目覚めていきますが、ディーンもなんとなく、なんらかの能力を持っていそうな気がしませんか?
第1話、サムのアパートを訪ねた時も「父ちゃんは死んでない。そう感じるんだ」って言ってましたよね。
ここでも、Lucasの恐怖を表面的に感じ取ってるだけじゃなくて、もっと深いところでLucas と繋がってるかのような雰囲気があります。
サムとしても、そこを敏感に感じ取って、こんな街の人間はどうなってもいいから、兄ちゃんをLucasから引き離そう、としているのかもしれません。

この後もおかしなシーンがありますね。
Lucasのママの命を二人が救うシーンです。
Lucas に鍵を開けてもらって家に飛び込む二人、はいOK、異常なし。
ママのいる浴室へと駆け上がり、ドアを蹴破るディーン、まだ異常なし。
浴室の中に飛び込み、全裸のママを助けるサム、んんん???

ディーンはドアを蹴破る時、Lucasをサムに預けているんですよね。
しかし、ドアを蹴破った瞬間、全裸のママのいる浴室の中には見向きもせず、サムからLucasを受け取って、ぎゅっと抱きしめています。
家族で一番小柄(といったって、しつこいようだけど6フィート)なディーンは、いつも力仕事は父ちゃん(まさに熊)か、怪力の弟サムに任せているのかもしれないけど…。

あれだけ女好きをアピールして、機会がある毎に女の子に色目を使うディーンですが、めんどくさくなりそうな女の世話は、サムに任せがちなところがあります。
ディーンを女に近づけないため、サムもよろこんで、その役目を引き受けますが。

とはいえ、兄弟は今回も事件を解決し、次の街へと去っていくのです。
そしてディーンはまたしても、ママからお礼のキスをもらいます。
女にはわかってしまうんですよね、どんなに悪ぶっていても、ディーンの可愛さが。

でも、もう一日兄弟が街にいたとしたら、ママはサムと寝ていた、ような気もします…。

余談ですが、
Zeppelin rules. (ツェッペリン最高!)のフレーズをディーンから仕込まれたLucas、ハリポタ映画のロンにちょっと似てませんか?いえ、本当に余談ですけど。

次回は、DVD2枚目(やっと!)、第4話に入ります。

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