2007年1月16日火曜日

X-File slasher の見たSupernatural その9

妄想日記、第5話です。

今は昔、ビールをガロンで飲む女と呼ばれた大学時代を経て、就業後、女三人で居酒屋に駆け込み、「生中もありますが」という震え声のお兄さんを制し、悪名高きバイキングの酒盛りみたいに「生大」のジョッキをガツンと打ち鳴らして乾ききった喉を潤したうら若きOL新人時代、合コンで周りの女の子たちと合わせるために頼んだカクテルも gin and tonic とか、gin rickey とかさっぱり系が多かった私が、一つ虜になったカクテルがありました。
ウォッカをトマトジュースで割ったアレです。

今回は、"Bloody Mary"の伝説に関わる事件です。

カクテルではない "Bloddy Mary"をベースにしたオープニング明け、相変わらず悪夢にうなされるサム。

Jessica: "Why, Sam?" (サム、どうして?)

ついに悪夢の中のジェシカは、サムに声をかけるようになってきました。

謎めいた死因の事件を追って死体安置所に到着した二人。
死体安置所でのやり取りを見る限り、家計のお財布を握っているのはサムみたいです。
死体を見せるのを渋るアシスタントに対して、たっぷりとチップを渡すサムに、

Dean: "Dude, I earned that money." (お前な、俺の稼いだ金だぞ)

Sam: "You won it in a poker game." (ポーカーで勝ったんだろ)

Dean: "Yeah." (そうだけど)

とはいえ、今回は主に高校生の女の子を相手にしているせいか、全編を通して二人ともお兄さんらしい感じで、いいですね。

前半は真面目にお仕事を続ける二人です。
萌シーンが満載となってくるのは、いよいよ二人が Bloody Maryをおびき出す計画を立てる辺りです。
Bloody Maryが人を襲うパターンが判明して、誰がおとりになる?と問うディーンに、「俺がなる」とサム。
サムは、ジェシカの事件に責任を感じていて、自分になら Bloody Maryは襲い掛かってくる、という訳。

するとディーンは、車をきゅっと路肩に止めます。
そろそろ腹を割って話をする時が来た、という感じです。
「ジェシカのことで悪夢を見るほど悩んでるなら、自分じゃなくて、ジェシカを殺したやつのことを責めろ」それに、

Dean: "Hell, why don't you take a swing at me. I dragged you away from her in the first place.
   (ったく、(何かにあたりたいなら)俺を殴ればいいだろ。そもそも彼女からお前を引き離したのは俺なんだ)

Sam: "I don't blame you."
   (兄ちゃんを責める気なんかないよ)

「自分のことも責めるな、お前にはどうすることもできなかったことだ」と言い募るディーンに、

Sam: "I could've warned her." (彼女に警告できた)

「いったい何をだよ?そもそもジェシカの死については、俺が全部知ってるんだから、秘密でもなんでもないだろ」と言い募るディーンに。

Sam: "No, you don't." (そうじゃない)

Dean: "I don't what?" (何がそうじゃないっていうんだ)

Sam: "You don't know all about it. I haven't told you everything."
   (兄ちゃんは全部を知ってるわけじゃない。兄ちゃんには言ってないことがある)

Dean: "What are you talking about?"
   (何のことを言ってんだ?)

Sam: "Well, it wouldn't really be a seacret if I told you, would it?"
   (なあ、もし兄ちゃんに話したら、秘密とは言えなくなっちゃうだろ?)

可愛いサミーが自分に秘密を持っていたと知って衝撃を受けるディーンですが、結局サムに言いくるめられてサムが囮になることを許します。

そして、Bloody Mary が憑りついた鏡の前のシーン。

Sam in the mirror: "You never told her the truth, who you really were. "
            (お前は彼女に真実を話さなかった、お前が本当はなんなのかを…)

Sam in the mirror: "You were so desperate to be normal, ..."
            (お前は普通でいようと必死で…)

!!!Slasherにとって、合間の細かい(どうでもいい)台詞はどっかに消えて、上の二つの台詞だけが割れ鐘のようにいつまでも頭の中に鳴り響いたはずです。
Impalaの中でサムが言った「兄ちゃんに言ってない秘密」、そして上の「ジェシカに言えなかった本当の自分」は、slasherにとっては周知の事実です。
サムは世界中の誰よりも兄ちゃんが好きで、それは人には言えないレベルだってこと。

Dean: "Sammy, Sammy?"

Sam: "It's Sam."

命の危険があっても、これだけは譲れないサムのこだわりを見せた後、二人は Bloody Maryを首尾よく退治して事件は一件落着となります。
(Bloody Maryが完全にサダコだ、という指摘は、この際必要ないでしょう。製作側も Japanese Horrorを参考にしていると言明していることですし)

事件を解決して町を去ろうとする二人。
最後にこれでもか、と畳み掛けるようにこの台詞です。

Dean: "I want you to tell me what that secret was."
    (お前が言ってた秘密ってのを話せよ)

Sam: "Look. You're my brother, and I'd die for you.
    But there are some things I need to keep to myself."
   (なあ。ディーンは俺の兄ちゃんで、兄ちゃんのためなら俺は死ねる。
   でも俺の胸の中だけにしまっとかなきゃならないこともあるんだ)

可愛いサムが俺に秘密なんて、と依然納得のいかない様子のディーンを尻目に、明るい日差しの中で微笑むジェシカの幻を見たサム、これはもうディーンに手を出してもいいよ、とのお許しが出たという解釈でいいのでしょうね?ね?ね?

次回は妄想日記番外編、X-File slasher の読んだ Supernatural slash の予定です。

0 件のコメント: