2008年11月8日土曜日

あれやこれや

Supernaturalシーズン4第8話が放送になったところではありますが、感想文は(今回こそあっさりと短く)後でまた落ち着いて書くとして…。





Jensen Ackles' 2004 Range Rover(ジェンセン所有の2004年型レンジローバー)が eBayで売りに出された!

という話を今朝、聞いたのですが…。

えー、Jensen Acklesの車?さすがに嘘っぽいー、と思ってリンクを開いたら、立派な黒のレンジローバーが、初値20,000ドルで(先ほどチェックした時には、現在の値段は35,000ドルくらいにまで上がっていました)売りに出されていて、

車は現在テキサスにあります、とか、

売上代金はeBayを通じて赤十字に募金されます、とか、

アメリカ国内であればどこでも発送可能ですが、配送料は代金とは別にお支払いいただきます、とか

これはどうやら本当なんですね…?という感じですよね。

もちろんこれを知ったFangirlsは

「お金さえあるなら、一瞬で購入ボタン押すのにっっ!」

「皆でお金を出し合って買って…、コンベンションとかに持っていって…、一人数ドルで運転席に座らせてあげます、とか言って代金を回収したりとか…」

なんていう妄想交じりの悲鳴をあげたりしていますけれども…。

―――

話は少し逸れますが、大興奮のアメリカ大統領選の裏で、

Proposition 8:Eliminates Right of Same-Sex Couples to Marry

という、「(カリフォルニアでは既に最高裁でその権利が認められたはずの)同性同士の結婚の権利を剥奪する」という住民投票事項8項目目について、

なんと「Yes」(つまり、「同性婚の権利剥奪」賛成派)が過半数を占めた…、ということで衝撃が走っていましたが…、

(カリフォルニア州の大統領選選挙用紙には、この住民投票の項目もあったそうで、私が選挙の翌日目にした「腐」のつく米国女子たちのコメントには、「あたしはもちろん完全に間違いなく『No』(同性婚賛成!!)に入れたわ!今だに、このカリフォルニアで、こんな投票結果が出るなんて自分の目が信じられない!なんだかとんでもなく怒りがこみ上げてくるんだけど、この怒りをどこへぶつければいいわけ!?」なんていう、憤懣やるかたない!という感情をあらわにした言葉が目に付きました。
最高裁の判決を受けて既に正式に結婚している同性カップルも1万組以上いるということで、この住民投票の結果で、実際に権利が剥奪されるようなことにはならない、という話ではありますけれども…。
カリフォルニアの住人は、実は敬虔なカソリックのヒスパニック層がかなりのパーセンテージを占めるという実情があるそうで、そのあたりの事情から、こんな意外ともいえる結果が出たという見方もできるようです。)


国全体が「同性婚OK!」なカナダに家を購入した素敵な某男性と、

現在その彼のカナダの家で熱々同棲中のジェンセン、

やっぱり寝ても覚めてもお仕事中もお休みの時も、とにかくどんな時も一瞬も離れられない(離れたくない?)その素敵な某男性と結婚を決めたとかで…、大きな四駆から、使い勝手のいいエコなファミリーカーに買い換えるとか…?

(って、また、ついつい妄想に取り込まれてしまいました…すみません…)







『The X-Files: I Want To Believe』

がついに今日から公開になりました!

ということで、ミニフラッシュライト付携帯ストラップ目当てで随分前に購入しておいた前売り券で、早速観てきました。


この日記に遊びにくる方の大半を占めると思われる Supernatural Fangirls で、X-Filesの映画を観ようという人はかなりの少数派だと思われますが、以下の感想には少々映画のネタバレが出てくる可能性がありますので、今後「X-Files」の映画第二弾?んー?観てみようかな…、なんて思っている方は、以下の閲覧ご注意ください。












今回の映画の率直な感想としては、第一弾の映画の時のような大掛かりな派手さはないけれども、ある意味本当にTVシリーズの続きのエピソードという感じで、久々に画面の中で動いて、話しているモルダーとスカリーの姿(もちろんオマケにスキナーさんも…)を目にすることができて、単純に嬉しかったです。

ですが、ここ数年、すっかりSupernatural Fangirlとなってしまった私が、実は今回一番衝撃を受けたのは、

今回の映画の中心的事件となる恐ろしい連続女性誘拐&殺人事件の二人目の被害者女性を演じていたのが、Supernaturalでは、Yellow Eyed Demonの愛娘ことメグ役の Nicki Aycox だったこと!

映画の最中、「メグに似てる…すっごく似てる…この女の子ってメグなの?でも34歳の女性役?…」と半信半疑で、家に帰ってからどうしても気になって、Nicki Aycoxのフィルモグラフィーを検索してみたところ、

確かに彼女の出演作の中に「X-Files: I Want To Believe」(Victim#2)がありました!

やっぱりあの被害者の女性、メグっていうか、Nickiだったんだ!

悪魔祓いをされる時のNickiの演技にとにかく感心した!というJaredは、シーズン2で、メグに憑依されてしまったEvil!Samを演じる際に、Nickiの演技をかなり参考にした、と語っていたことがありましたが、

その後、コールドケースや、CSIの演技を目にして、(以前kyuさんも指摘されていたことではありますが)毎回全くイメージが違う!と思ったものですが、

X-FilesでのNickiも最初の内は彼女であることが全くわからないほど、またがらっと雰囲気が違っていました。
(髪の色も、ブルネットっぽかったからかもしれない…)

それにしても今回のNickiの演技、今回出ていた役者さんの中で(主演のスカリーやモルダーも含め)、一番すごかったかも…という印象です。

今回の映画に、現在Supernaturalに参加しているスタッフがどのくらい参加していたのかわかりませんが、今回Nickiが抜擢されたのは、「Supernatural」でのメグの演技の強烈な印象もあったのではないか…とも思ったりしている私です。





X-FilesのTVシリーズの中でも、「Mythology」と呼ばれる、モルダーの行方不明になった妹を巡るエピソードでは、

「誘拐される女性」

というのが大きなキーワードになることが多かったのですが、

今回の映画第2弾では、さらにそこに、これもX-Filesの「Mythology」エピソードのキーワードの一つであったともいえる

「信仰心」
(奇しくも、今シーズンのSupernaturalはかなりこの分野に傾倒してきていますよね)

を巡るスカリーとモルダーの価値観の違いが盛り込まれて、これはかなり長年の「X-Files」ファン向けの「通」好みのストーリーに仕上がっていたとも言えるのではないかとも思います。
(TVのシリーズを観たことのない人には、スカリーの感情描写は理解できない部分もあるのではないかとすら思ったほどです)

モルダー役の David Duchovny が主演の連続ドラマ「Californication」の撮影で忙しかったなんていう事情もあったりしたのかもしれませんが、今回の映画はかなり

スカリー Centric

でした!

スカリーというのは、TVシリーズの時にも私達視聴者の代表といった感じで、「変人モルダー」を普通の人の目線で見守るという役柄でもあっただけに、

TVシリーズも終了後既に数年が経ち、「X-Files」本編を知らないという観客もいるだろうことを考慮して、「普通の人」スカリーの視線で映画を作ったということもあるのだろうか…なんていう風にも思ったりしましたが、考えすぎかもしれません。

そして「スカリー Centric」ということは、もちろん完全にモルダー/スカリーShipper目線のストーリーということで、もちろん長年のX-Filesファンとしては、Shipper 的シーンを目にしても、ほのぼのと嬉しい感情は湧くものの、

ラストのほんの数分のスキナーさんのシーンがなかったら…、

正直、今回の映画、DVDが発売になっても購入したかわからない…、

という、私のような骨の隋からの腐れモルダー/スキナーSlasherの心を完全に計算した上で、あのシーンを無理やり入れたとしか、思えません。

でも、今回の映画の僅かな説明台詞から推測するに、問題児のモルダーがFBIを退職した後、スキナーさん、無事に出世したようでよかった…。

先日、某Winchester兄弟のおじいちゃんとして、ブルーカラーで無骨なモンスターハンター&セクシーなYEDを演じた時にもぞくぞくしましたが、

スーツ(ロングコート)にメガネのスキナーさん!は(今回の映画での実際の役職はなんだったのかわかりませんでしたけれども)副長官!!変わってない!」という感じで、小さなスカリーのそばに立つと、「やっぱり大きい!」し、やはりスキナーさんの出ているシーンのためだけにでも、DVDを買う価値はありそうです。

それにしてもSlasher向けのサービスシーン…、(今年の7月、アメリカでX-Filesが公開になった時に、ささらかさんから情報をいただいて以来、ずーっと楽しみにしてきたシーンです!)生粋の Slasher の私が気恥ずかしくなるほどのサービスぶりでした。

スキナーさんが画面に出ている数分の台詞を全部書き出したいほどですが、(映画館から帰ったままの勢いで日記を書き始めて)既に現在体力が尽きかけているので我慢して、少しだけ:


動物用のトランキライザーを打たれて朦朧としているモルダーを見つけた後、もちろん家の中のNicki演じる被害者の女性の方が大変なことになっているとはいえ、そのままモルダーを寒い戸外に放置したまま室内の様子を確認に入って、

「モルダー、服と(温かい)飲み物が必要だわ(暗に、「すぐに行って、面倒みてやって」と促してる感じ…)

と、スキナーさんにモルダーの面倒を見るよう指示するスカリー…、


モルダーはモルダーで、スカリーには「中にまだ女の子がいるよ」と伝えただけなのに、

スキナーさんが(室内の容疑者も被害者もそっちのけで)現れてがっしりと抱きしめてくれると、途端に

スキナーなの?…寒い

と甘えたり…、

スキナーさんも、「寒い」と甘えるモルダーにすかさずコートを脱ぐと、なぜかその下はスーツのジャケットではなく、私達Skinner信者の大好物である、糊のきいた真っ白なワイシャツで、しかもその肩も胸もまだまだ立派に逞しかったり…、

で、「I got you. I got you.」と呟きつつ、モルダーをコートでくるんでぎゅっと抱き寄せたと思ったら、なぜかモルダーの髪まで撫でたり…、


DVD、買います。

で、何百回も、このシーンをリプレイします…。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして、いつもブログの更新楽しみにしています。
今回はじめて、コメントしますが以前からずっと閲覧させていただいてます。実は私もX-FILESファンでありSUPERNATURALファンだからです!いつもニヤニヤしながら感想読んでいます。(笑
シーズン4も追いかけているのですが、聞き取れなかったぶんはこちらのブログで補完させてもらってます。

私もX-FILES公開初日に観てきました、フラッシュライトを携帯に付けて。(笑
スキナーさんの出番の短さに嘆き、しかしその短い中でのサービスに歓喜しました。あのモルダーとのやりとりは絶対狙ってますよね。

いつも素敵な感想文ありがとうございます。

eiri さんのコメント...

こんばんは。お邪魔いたします、eiriです。
今回の日記も楽しく拝見させて頂きました!
ジェンセン情報をありがとうございます。

>「お金さえあるなら、一瞬で購入ボタン押すのにっっ!」
Fangirlsのこの言葉に、激しく同感です。
ワンコが大好きな、素敵な同棲相手が専属運転手になってくれるから、自分の車はチャリティにということなんでしょうか…。つい私も妄想しちゃいました(笑)

それから、「X-Files」の公開おめでとうございます!(あれ?この表現だと間違いでしょうか。とにかくめでたいということでお許しを…汗)

この映画には、あのメグたんも出演しているのですね!彼女の演技は大好きだったので、気になります~。
しかも!SPNでは兄弟の素敵なグランパを演じていたスキナーさんの、スーツ+ロングコートを拝めるのですね。
SPNで拝見した時に思ったのですが、スキナーさんって腰の位置がとても高いですよね。
スーツ+ロングコートもきっと格好良いのでしょうね~。
しばらくは映画館に足を運べそうにないのですが、時間ができたら観に行きたいなと思います。

今回も素敵な記事をありがとうございました。
次の更新も楽しみにしています!
お返事はスルーして下さいませ。

藤よう さんのコメント...

しゅこさん

はじめまして。
公開初日に、フラッシュライトを携帯につけて鑑賞に?(笑)

>X-FILESファンでありSUPERNATURALファン…

日本にも、私以外にそういうファンが存在したのですね!
スキナーさん、アメリカ公開時にいただいた情報がなかったら「出てこないの?」と諦めてしまっていたと思います。でも、ほんの数分でも姿を見られてよかったし、

スカリー&モルダーの二人がFBIを辞めた後も最後の最後で頼りにするのは Walter Skinner その人だったという演出は嬉しいような、

でも完全にヨコシマなFangirl心を見透かされてる…とちょっと気恥ずかしいような、でもやっぱり素直に嬉しかったですよね。

eiriさん:お返事はスルーでとのことですが、スーツ+ロングコート姿のスキナーさん、毎度問題児の二人に面倒をかけられて可哀想ではあるのですが、素敵なのです…)

終わった途端皆が席を立っていく中、なんとなく離れがたくてエンドロールを眺めている内に出くわしたオマケも、下知識がなかったので嬉しい驚きでした。