2008年11月30日日曜日

Supernaturalシーズン4第10話感想文①

いきなり話がそれて恐縮ですが、BBCドラマの『Merlin』が面白いです。

これまでもSupernaturalがHiatusに入る度に、心の隙間を埋めたいという心理でも働くのか、何か心のときめきを求めて新しいドラマを見始めたりしたものなのですが、
(脚本家ストの間には、Make me a supermodelというリアリティテレビに強烈にはまり込んだこともありましたっけ…)
今回は、まだSPN第10話の感想文にも手をつけない内に、しばらく前からかなり面白いと噂だけは聞いていたBBCの限定13話のドラマシリーズという

Merlin

というドラマを見始めてしまい、現在どっぷりはまりつつあります。

英国の伝説的勇者アーサー王(架空の人物だったのですね!)と、そのアーサー王を影で支え名君へと成長させたと言われる魔法使いマーリン。

その二人が少年時代に出会い、さまざまな苦難を共に乗り越えつつ一人は偉大な王の座を受け継ぐものとして、もう一人はこれも偉大な魔法使いとして成長し、友情を深めていくという騎士道精神に満ちた勧善懲悪の物語は、本当に理屈抜きに楽しめる爽快なドラマです。

2009年1月からはアメリカでも放送が始まるようですが、日本でも早く放送して欲しいものです!

NHKとかで、既に放映権を獲得していていそうな気もするけれども、スーパーマンの少年時代を描くSmallvillみたいに教育テレビで無理やり30分番組に分断して放送するなんていう暴挙だけはやめて欲しい…。

それにしても:

厳しい父王との軋轢に時に悩みつつ、そのとにかく高圧的な父への鬱憤もあってか、登場シーンではいけすかない単なるいじめっ子だったまだ王子のArthurは、一話、また一話と進むうちに誇り高く高潔な騎士としてどんどん素敵になっていくし!
(この子って、童顔といえるくらいの端正な顔立ちに反して騎士らしく姿勢のいい身体はかなりしっかりがっちりしていて、剣さばきなんかは毎度うっとりするくらい素敵で、正直言うと私の中では時どきJensenと被ります…)

(Arthurの父が治める「魔法一切禁止!使ったら即死刑!」という国で)生まれ持った桁外れの魔法の力をまだどうしていいかもわからず、(今のところ私が見る限り)周囲の人間にとってのトラブルのタネになってばかりいる、魔法使いの修行を始めたばかりのMerlinもどうにも憎めないなんとも愛すべきキャラクターで!
(ひょろっとした体つき&ファニーフェイスのMerlinですが、その子供らしい素直で屈託のない性格は、Conventionなどの場で見せるJaredのとにかく明るい少年らしさを彷彿としたりして…、つまり!Merlinって…、腐のつくFangirlにとっても色々と魅力的なドラマということ)

この二人が喧嘩をしたり、悪態をついたりしながらも、お互いのためになんの躊躇いもなく自らの命を投げ出したりするわけです。

それから剣に鎧に魔法に呪文にドラゴンに伝説のモンスターに!

とにかく私のようなタイプの視聴者が引き込まれる要素がふんだんに溢れているってことで…。

BBCでは既にセカンドシーズンの制作が決まりそうということですが…、

あれ???

Supernaturalシーズン4第10話の感想文を書くはずでした。

『Merlin』にはまってしまいました、と一言だけ触れるつもりが…。

すっかり脇道にそれてしまいましたが、とにかくなんとか頭を切り替えてSam&Deanの冒険の物語に戻りたいと思います。





以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。
















Supernaturalシーズン4第10話は、前の週の衝撃の第9話からの『続き…』でもあり、

毎週のエピソードの放送すら待ちきれない思いで待っているファンにとっては、そんなに長くお休みしなくてもいいんじゃない?…とつい不満の一つも洩らしたくなる毎年恒例のサンクスギビングから年明けの1月半ばまでの冬のHiatusに入る前の…、

つまり2008年最後ともなるエピソードということで、

一体どれほど凄いクリフハンガーが待ち構えているのかと過剰に期待&警戒しすぎたということもあるのかもしれませんが、

くどいようですが、2008年最後のエピソードとなるSupernaturalシーズン4第10話、

鑑賞直後の素直な感想は、『んー、かなり予想と違った…』という印象。

さらに辛口なことを言ってしまうなら(先日いただいたkyuさんのコメントでも少々触れられていましたけれども)最後のディーンの独白シーンを除いて…、(とはいえあのシーンも、台詞の内容がどうこうというより一重にJensenの名演技があってこそという感じもあります)クリプキの男性目線の浅はかさというか、『乙女心がわかってない!』部分をまざまざと見せ付けられてしまった…というような残念な後味が残ってしまった気がします。

前回のSera Gambleの脚本が、(サムを演じるJaredとしてはヌード&涙シーンの波状攻撃で厳しいものがあるとしても)乙女心を絶妙にくすぐるきめ細かい感情描写&兄弟の関係に対する深い考察に満ちた台詞に溢れていた名作であっただけに、

そこから『To be continued』でワクワクと引っ張られた今回のエピソードの(感情面の機微とでもいったものに対する)男性目線特有の薄っぺらさにはちょっと拍子抜けするような、なんというか正直少々のガッカリ感すら覚えたほどです。

まあ、今回は、あまりに複雑&壮大になってしまったMythologyの設定に幾分かでも回答を与えて整理し、今後のストーリーの大きな飛躍のための準備を固めたエピソードだった、

つまり、(ファイナルシーズンとする予定だったシーズン4の大団円のラストに向け?)広げすぎてしまった大風呂敷を、もう1シーズンもたせるためにも、この辺でちょっと畳んどこう…とでも思ったということなのかもしれませんが、

YEDの 『Endgame』 のこともLilithによる 『Lucifer』 復活作戦のことも放りっぱなしの状態で、この上さらに元Fallen Angelから(なんだかそれほどの大した動機付けもなく、え?天使から人間になったり、また天使に戻ったりってそんな簡単なことなの?という感じで)あっさり現役に復帰した(らしい)Annaなんていうキャラクターを追加して、この後どのようにストーリーを展開させ、収拾をつけていくつもりなのか、

まさか今回のAnnaの投入って、Deanと父ちゃんの関係を(またもや!)蒸し返して、ここでもう一段Deanの更なる自我の成長を促進させる、なんていう目的のために単発で挿入されたキャラクターだ、なんていわないでしょう?

YED に Ruby に Lilith に Lucifer に Castiel に Uriel に Alastair だけでも、本当にそこまで話を広げて大丈夫?という感じだったのに、もしAnnaが今後もなんらかの形でストーリーに関わってくるのだとすると、

本当に話をうまくまとめていけるんですか?という疑念を拭い去れません。

扱いに困るとあっさり存在を消しちゃおうか!ということになるのもSPNの常套手段なので、もう手に負えませんとなったらAnnaもあっさり退場、ということになるのかもしれませんが、
(Anna、EP10のあの展開で退場、ではないですよね?)

っていうか、今回の第10話で、Alastairは処分されたことになっちゃってるのでしょうか?

サムの全力の「Hand of Ipecac」では軽く咳き込んだ程度の大物悪魔が、Annaの気楽な思いつきとしか思えない「あたしまた天使に戻ることにする」という騒ぎに巻き込まれる事故のような形で、今回限りの退場になってしまうということだったとしたら、(手強い敵があっさり消えてくれた!と兄弟のことを思ってほっとする反面)ちょっと寂しい気もします。





(いつまでたっても私達の目にはあまり判然とはしてこないけれども)Antichrist的素養をもつサムと、

地獄で40年間、Alastairなんていう超一流の悪魔じきじきの指導の元、悪魔としての修行をみっちりと積まされてしまった後、天使から何らかの素質?能力?を見込まれて天使のお仕事をお手伝いするためにリクルートされたディーン、

と、兄弟はそれぞれに、この大きな天使vs.悪魔の戦いの中でも充分に存在感を主張できるということなのかもしれませんが、今回の第10話ではなんだか随分兄弟の影が薄かったようにも…。

今後も天国vs.地獄の戦いがMythologyエピソードの中心に据えられるのだとすると、兄弟の存在感大丈夫なの?という心配も。

ま、これまでもずーっと私達ファンの心を鷲掴みにしては引きずり回してくれたSPN制作陣ではあるので、

あまり無駄にいらぬ詮索をせず、まずはシーズン4残りの12話、それから(現時点で継続は既に決定済みということのようである)シーズン5の展開を楽しみに追いかけていくというのが大切ですよね。

(ちょっと油断している間にMerlinに体力を奪われたりしているところでもあるので)

今回の感想文は以上ということで…としてしまいたい誘惑にも駆られますが、冬のHiatus明け、「どういうことになってたんだっけ?」と思い出す時のため、なんとか覚書程度にでもエピソードを振り返っておきたいと思います。









悪魔の追っ手から身を隠すため兄弟&Ruby&Annaが潜伏しているキャビンを突然訪問したと思ったら、「Annaは死なねばならない」なんて言い出したCastiel(&Uriel)。

Annaは天使のおしゃべりを傍受したかもしんないけどさ、そんなの殺すほどの理由にはならないだろ?というディーンに、心配するな、優しく殺してやるから、とUriel。


Dean: You're some heartless sons of bitches, you know that?
   あんたらってホント、心もへったくれもないヤツラだよな、それ自分でわかってるか?

Castiel: As a matter of fact, we are. And?
   実際のところ、我らに心などない。だからなんだ?

Sam: And? Anna's an innocent girl.
   だからなんだ? Annaは何の罪もないただの女の子じゃないか。

Castiel: She is far from innocent.
   何の罪もないなどとは真実とは程遠い。

Sam: What's that supposed to mean?
それってどういう意味だよ?

Uriel: It means she's worse than this abomination you've been screwing. Now give us the girl.
それはつまり彼女はお前が関係を持っているこの醜悪な悪魔などよりよほどたちが悪いということだ。さあ、あの娘を我々に渡せ。



天使の言葉として訳すためかろうじて「関係を持っている」としましたが、Screw って、(セックスを)ヤッてるというかなり俗な感じの言葉ですよね。

Deanと話す度に今時の言葉を少しずつ覚えて、「君たちの言葉で言えば…」なんてちょっと控えめに新しい言葉を使ってみたりしていたCastielに比べて、Urielは人間の今時のスラングもよく知っているということなのか…、

この辺りの「天使がそんな言葉使う?」と思ってしまうような言い回しの選択基準も今回の脚本担当(Teleplay by Eric Kripke, Story by Trevor Sandsってどういうこと?)の男性陣の薄っぺらさゆえ?と、思ってしまうのは、さすがに私の見方が厳しくなりすぎているのかも…。


高飛車な天使の物言いに、ディーンは「この娘は渡せないね。相手が欲しけりゃ出会い系サイトでも当たってみろよ」なんて突っぱねると、
(ディーンが当たってみろと言ってるJ-Dateって、ユダヤ人(Jewish)の独身者向けの出会い系サイトのようですね?新しく出てきた預言者なんて信じない!という『神様』だけを信じる信仰心の厚い人たち=ユダヤ人だから?)

いけ好かない人間とか悪魔なんていう下等生物たちを捻り潰してやりたいと常々思っていたらしいUrielがまずはRubyを、それからディーンを痛めつけ始めます。

一方のCastielは、必殺の「おでこに、ちょんっ」でサムの意識を奪い、ついにAnnaの隠れる部屋のドアの取っ手に触れた瞬間、キャビンに白い光が満ちて、CastielとUrielが何かに吸い出されるように消えてしまいます。

ディーンがAnnaのいる部屋を明けると、腕につけた傷から流れ出た血で鏡に謎のマークを書いたAnnaが、

「自分でもどうやったのかわからないけど、ふと(天使を追い払う方法が)頭の中に浮かんで、天使たちを遠くに追い払った」

と、とんでもないことを言い出します。

Annaにこんなことができる以上、天使たちがAnnaを始末しようとするのは、天使のおしゃべり通信網ラジオの傍受なんていうことだけが理由じゃなく、CastielがAnnaはInnocent とは程遠いと言ったことにも信憑性が出てきます。

Annaって何者なの…?

今の所はAnnaが遠くへ追っ払ったとしても遅かれ早かれ天使たちはまた戻ってくるはず、ということで、4人は、ボビーの家の「悪魔なんか敷居にすら触れられない」というS4EP2で初登場した鉄で覆われたシェルターにAnnaを隠し、

Rubyが昔取った杵柄で用意した『悪魔からも天使からも姿を隠す』という呪い袋(Hex Bag)もAnnaに持たせます。

(この辺りのディーンとRubyのやり取りも…、「(悪魔なんかっていうあんたの言葉)人種差別に聞こえるんだけど」「(下の階の)下院議員にでも訴えの手紙を書けよ」と微妙な嫌味の応酬なんかもちゃんと盛り込んではあるものの、Hex Bagを用意してくれたことに「Thanks, Ruby」と礼を言うディーンに、微かに笑顔を見せたりするRubyって…。
うーん、確かに先週の流れからすればこういう演出をせずにはいられない気持ちもわかるとはいえ、なんか薄っぺらい!…と、このEP10を見ている間どうも辛口目線になってしまう私としては、どうして思ってしまうのです。)



それにしてもボビーおじさんの家にやってきたのに、ボビーおじさんはどこ?と思いましたよね?

兄弟の会話によると、ボビーはもし家の中のものを何か壊したら弁償すること、との伝言を残してドミニカ共和国に出かけてしまったとのこと。

仕事?(←12/1修正)そうであることを祈るよ。そうじゃなきゃ、いつものトラッカーキャップを被ってバナナハンモックでHedonism(性への耽溺)の真っ最中ってことだもんな。兄ちゃんがそんなこというから、そんなイメージが俺の脳みそに焼きついたじゃないか。

ということで、ボビーは現在のんびりと南国でのバカンスを楽しんでいる、ということのよう。
(ということで、こちらも修正:ボビーは仕事でドミニカに行ってるということで…ん?↓の『Harper’s Island』ってひょっとしてドミニカにあるとか?このドラマの詳細についてはなにも知らないので、全然見当違いかもしれませんが…)

でも実はBobby役のJim Beaverは現在2009年から放送が始まる別のドラマ『Harper’s Island』(このドラマには先代RubyのKatie Cassidyも参加してるのですね!)の現場に連れ去られてしまっていて、そちらの撮影のきりがつくまで、つまりSupernaturalにはこの第4シーズンのかなり後のエピソードになるまで出演できないかもしれない、という話なのですよね。

(少し前のJimのインタビューで、SPNは兄弟のドラマなのに、最近ボビーがでしゃばりすぎるなんていう声もあるみたいだな、だから別のドラマ出演をきっかけにしばらく姿を消すのもいいかもしれない、なんて寂しそうにぽつっと言っていたのをちらっと見たような気もするのですが、本当にそんなこと言ってる人いるの!?)

JohnパパことJDMも、ちょっと油断している間にSPNの裏番組の「グレイズアナトミー」に監禁状態にされ、そこから映画、映画、映画で大忙しになってしまって愛する二人の可愛い息子達のところに帰れなくなってしまったのであったことを思い出します。

そんなJDMも心底息子たちを愛するがゆえのあのパパのキャラクターであることが、薄っぺらいクリプキ演出のおかげで!浅はかな視聴者に伝わらず←以上はあくまで私の個人的意見ですけれども…)Johnパパバッシングをしているサイトに入っていってファンと討論したことがある、なんて語っていたことがありましたよね。

ま、それはともかく、ハンサムで美形の若手のアイドル俳優二人を相手にしてすら、まったく見劣りしない深みのある大人の男を演じてみせることで、別の(もっとずっとお金持ちの)ドラマや映画の制作者から目をつけられて引き抜かれてしまう…、私達Supernaturalファンにとってはちょっと寂しい流れです。





一方、サムがおこなったAnnaについての調査でわかったことはというと:

教会の助祭を父に持つAnnaは、2歳半の時、突然「自分の父親は本当の父ではない」と言い始めてヒステリーの発作を起こした過去があったとのこと。

誰が父親だって?配管工か?パイプにちっちゃいヘビが入っちゃったとか?兄ちゃん、またポルノと現実を混同してるぞ。
(奥さんがパイプの水漏れ修理か何かにやってきた配管工と浮気するというのは、かなり定番なポルノのテーマのようですね)

その時のAnnaは、本当の父が誰なのかは言わなかったのだけれども、その時彼女は何度も

彼女の本当のお父さんは怒ってる。彼女を殺したいと思うくらいに物凄く怒ってる

と繰り返していた。でも子供専門の精神科医にかかって回復し、その後は普通に成長した。
どうやらそれが今になってぶり返したということのようでもあるけれども、(そこまでツンケンしなくても…というくらい、けんか腰に)Anna自身は何も覚えていないと言い張るので、

埋もれたAnnaの記憶を掘り起こすために、と、またまたとっても大人っぽく場を仕切るサムの提案によりImpalaをとばしてディーンが連れてきたのは、

シーズン4の第1話、ディーンの左肩に手形をつけた犯人を割り出すために協力してもらった全米No.1の霊媒師Pamela!

Castielの本当の姿をちらっと目にしてしまったため、両目を失ってしまったPamelaではありますが、そのセクシーな快活さはちっとも変わっていませんね!

サム?あなたなの?と黒いサングラスで目を隠したパメラを、僕だよ、サムだよ。と可愛い笑顔で迎えるサムに:

You know how I can tell?
あなたがサムだってどうやったら私にわかるか知ってるでしょ?

と言いつつサムのお尻をがしっと掴み(笑)

That perky little ass of yours. You could bounce a nickel off that thing.
引き締まった可愛いこのお尻。このお尻なら小銭を弾き飛ばせそうだわよ。


と言いつつ、向こうにいる悪魔のことも、可哀想なAnnaのことも気配でわかるし、サムがあたしのおっぱいを見てるってこともわかってるのよ。
(えっ、俺そんな…と口ごもるサムが可愛いです)

Pamelaは、視力を失ったことで以前にも増してサイキックの力が研ぎ澄まされたようにも見えますね。

目を奪われたっていう怨みがあるし、天使に一矢報いるチャンスになるなら喜んで協力するわ、というPamelaから催眠術をかけられたAnnaが、兄弟にボビーから弁償の請求書が届くこと間違いなしの大騒ぎを引き起こしつつも特別何も語らず(Annaに対してだんだん不当に辛口になってきてます?)

それでも一応催眠術が覚めた後、Pamelaのおかげで自分が誰なのかを思い出したと礼を言うAnnaの口から飛び出したのは

I’m an angel.』という言葉。





Annaを殺すべく追ってきたCastiel&Urielとは同じ穴のムジナだったというAnnaに、

(まあ見た目から判断して)あいつら、君の上役だとかそういうことか?とディーンが質問すると、

『Try the other way around.』その反対ね。

(!つまりAnnaはそれだけ力のある天使だっていうこと?
その割りに…、人間界で赤ちゃんとして生まれ普通の女の子として育ったせいなのか、このEP10を見る限り、このコの言動全てがどうにも浅はかで!とてもCastiel&Urielを束ねるほどの力を持つ天使だったような威厳とか高潔さが感じられないんですけど…)

Annaの話をまとめると、天なる父に背くという天使にとっては死刑を宣告されても当然の罪を犯し、バターナイフで腎臓を抉り出すような痛みに耐えて『Grace』とかいうものを切り離して地上に落下し、妊娠できない身体であるはずのAnnaの母の胎内に入り人間として生まれたのだということ。

天国側は、父なる神を裏切って人間になったAnnaを殺したいと思っており、

地獄側は、とってもお手軽に拷問して秘密を聞き出すことのできるに違いない人間の身体を持つ元天使をぜひとも手に入れたいと思っている、

そんなAnnaを匿うことになった兄弟&Rubyはとんでもない面倒に巻き込まれてしまったということに。





感想文はまだほんの序の口なのですけれども、

そしてここまでの感想文も(なんだか哀れに思えるくらい、非常に薄~いキャラ設定にされてしまっているAnnaへのイライラから)かなり偏った目線になってしまっているのですが、

この後、AnnaとDeanの間で交わされる会話の中で、またもや!私の愛する父ちゃんを非難するような言い回しが出てきたりもするので…、

なんとか落ち着いて感想文の続きを書くためにも

とりあえずここで一旦休憩して頭を冷やすため、投稿してしまうことにします。

12 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは! こないだは丁寧にお返事を書いてくださって嬉しかったです。

10話の感想待ってました! しかし…「Merlin」、ものすごく面白そうですね~。さっそくBBCのページをチェックしましたが、想像以上に本格的な画像の数々に心を奪われてしまいました。

特に、藤葉さまの説明の、
>この二人が喧嘩をしたり、悪態をついたりしながらも、お互いのためになんの躊躇いもなく自らの命を投げ出したりするわけです。

という部分に、すでに心臓わしづかみにされてます。SPNの兄弟の場合もこういった部分に強烈にハマってるんで、仕方ない習性なのかも…っ。腐な人な上、RPGとかも昔から大好きなので、見る前からもう、絶対に自分が萌えるだろうってことがわかってしまいます(笑

10話の話に戻りますが、藤葉さまの仰るとおり、ラスト以外、兄弟の存在感が薄い話でしたよね~。前回のRubyは思ったより良かったんですが、今回のAnnaにはまるで魅力を感じなかったのも、気のせいじゃなかったんだと納得しちゃいました。
どう見ても、天使らしさがないし…。ま、それを言えば、Castiel&Urielも同じようなものですけどね(笑 まったく、天界はどうなってるんでしょう。と言いつつも、そんなことより、もっと兄弟の会話を増やしてくれ!って制作陣に言いたいですが。

今回、Bobbyが出てなくて変だなと思ってたんですが、いろいろ事情があったんですね。とっても素敵な俳優さんなので、引き抜かれてしまうのは仕方ないと思いつつも、やっぱり寂しいですねぇ。

10話感想の続き、楽しみにしています♪ 

藤よう さんのコメント...

マキさん

またまた書き込みをありがとうございます。
シーズン4に入って以来、毎週毎週本当に面白くて、次のエピソードが放映になるまで何度も何度も繰り返してみていたものなのですが、

今回の10話に関しては、天使vs.悪魔の戦いの騒動で兄弟の親密なやり取りがエピソード中ほとんど出てこなかったせいか、

なかなかじっくり繰り返しみる気分になれず、感想文書きに取り掛かるのもすっかり遅くなってしまいました。

その間にうっかり「Merlin」にはまってしまったりして…、
このMerlin、BBCの公式サイトも非常に凝ったつくりですごいですよね!

Authur&Merlinのコンビが、本当にツボなんです。
ここしばらくアメリカのゴージャスな美形を見慣れていた後なので、当初二人の外見はちょっと寂しいような気もしたのですが、なじんでくるとなんとも味わいが出てきて、愛着が湧いてきます。

SPNも年明けからは、また兄弟の関係に焦点を合わせたエピソードを沢山用意してくれているといいですよね。

10話の感想文の続きも(嫌になってしまう前に…)なるべく早く仕上げたいと思います。

匿名 さんのコメント...

こんにちは。かおりです。
Merlinに凄く興味が出てきました。
自分もRPGもの好きですし
公式で画像見ましたけど、ドラマなのに
なかなか映像的にも良さそうですね。
コンビ的でお互いのためならというのにも
凄く惹かれます(笑
ただ、藤葉さんが書かれてる通りアーサー
はともかく、マリーンの外見が・・・
美形過ぎるといっても過言ではない
ジェンセンスキーな自分には
ちょっとうーんて思いました(笑
でも見慣れていく内に愛着が出てくるとの
ことなので、ぜひ見てみたいなと
思いました。アメリカ放送になると多分
観れそうなので楽しみです。

SPNの感想ですけど、4シーズンに入って
なんか今までのSPNらしくないというか
観てて、今までみたいに楽しめてないと
いう感じなんです・・・
兄弟ぎくしゃくもありますけど
ドラマ自体の出来も・・・
特に9.10話は期待はずれというか
クリフハンガーでファンは凄い論争になるわってセラ嬢が言ってたわりには・・・って
感じに思えます。
天使投入で視聴率高くなったのは
いいのですが、兄弟のそれぞれの謎を
先延ばししてるせいか
二人の描写も薄いんですよね。
後半に向かって、ちゃんと描いてくれると
いいんですけど・・・
それにクリプキによると
サムのダークサイド落ちはないそうで
踏みとどまって、正義として
戦うんですって。
なんかちょっとがっかり・・・
黒サム観たかったですから。
来年放送の中盤から後半への盛り上がりに
期待したいですね。

藤よう さんのコメント...

かおりさん

Merlin、エピソード数が13話に限定されているというミニ(中編?)シリーズであるということもあってか、セットやCGなどもTVドラマとしてはかなり贅沢にお金をかけてる感じがしますよね。
第1話を見始めた時は、私も正直、どうしてこんな顔の子がMerlinに…、確かに(ある意味)妖精的っていうか、いかにも不思議な力を持っていそうな顔立ちではあるけも…、と微妙な違和感というか不満を感じていたのですが、
このMerlinって、とにかく憎めない性格で、エピソードが進むうちにどんどん愛着が湧いてきてしまいました。

かおりさん、Supernaturalシーズン4、あまり…だったのですか?
確かに兄弟が互いに秘密を抱えているという状況から、これまでのシーズンに比べて兄弟の間に距離があるようにみえる部分もあって、人によってはそういう兄弟の状況に納得できないものを感じたということもあるのかもしれませんね。

私は9話までとにかく楽しくて面白くてただ毎回夢中になっていたので、余計に10話の失速にがっかりしたという印象もあるのですが…。

私の場合、未見のエピソードに関しては変に頑固にネタバレ拒否なところがあって、
クリプキを筆頭に制作に関わる人たちの(今後のエピソードのネタバレもしくはストーリーの展望などを含む)インタビューは極力回避しているので、
そういう意味では、白紙である分、比較的ニュートラルな状態で新しいエピソードに向き合えるということもあるのかもしれません。

アメリカのドラマの場合、視聴者の反響や批評によって、ドラマの方向性が変わってくるなんていうこともあるので、
現在のクリプキがなんと言っていようと、可能性はまだ様々あるはず!と信じていようと思います。

匿名 さんのコメント...

ドラマがHiatusで寂しさよりも、Hiatus中これ幸いと遅れを取り戻す&一休みが出来ると思っているのですが(実はChicago Conの話も未だ消化できておらず…。)、どうなんだろう…。

藤葉さまはドラマがHiatus中なのを利用して新しいドラマ「Merlin」を見ていらっしゃるんですね。私もBBCにちょっとお邪魔して様子を見てきました。どういう訳か私の中のMerlinっておじさん…おじいちゃんってイメージが強くって本当に若いMerlinにビックリ(苦笑)魔法や騎士とか好きなジャンルなので私もこのドラマが気になりました。

さてS410。EP10は脚本がKripkeだという事で鑑賞前から色々な意味で不安だったのですが、何だかその不安が的中してしまったような感じでした。EP9の続きなんだけど、伝わってくる雰囲気がどこか違和感があり、どこか浮いた感じがしてドラマに集中出来ず。正直、脚本が違うとこうも雰囲気が変わるの?と思ってしまいました。(これはEP9とEP10が全く独立した話だったら、そんなに違和感を持たなかったかもしれません)

またAnnaというキャラクターも演出のせいなのか女優さんの演技のせいなのか私には魅力的に感じられませんでした。今回Deanとイイ仲になるAnnaだけど、二人が互いに惹かれ合っている雰囲気が伝わってこないままLoveシーン突入、その後の二人の雰囲気も、完全に取り残された感がして「何だかな~」でした。特にLoveシーン、上手く表現できていればとってもSweetなシーンのハズなのに全然Hotに思えなくて残念でした。その理由を考えていたら、Annaのヌード?は見たくなかったのかもしれないと思ってみたり。私には掴み所のない不思議系の女の子が急にセクシャルな女性に変身しちゃって???で、これも演出や演技で面白いものにも出来そうだったように思うのですが中途半端に見えて…。あと好みの問題かもしれませんが、Dean/Annaは×だけどDean/Pamela(出番が少ないのが勿体無い)はHotに思えそうなんです。まぁ何より「うわぁ…」と思ったのがバックに流れる音楽!「これってKripkeが好きそうだ」と笑うシーンじゃないのに大笑いしてしまいました。

あとRubyも。だんだん彼女の立ち位置が分からなくなってしまいました。S4のRubyって兄弟や他のキャラの顔色を窺っているような感じがして、チョロチョロ不安げに動き回っている女の子にしか見えない。実はそれは周囲を騙すための演技だった!なら良いのだけれど…。
これは私だけかもしれませんが、S3以降の女性ゲストさんってあまりパッとしないように思えて…。S1&S2に関しては登場した「カワイ子ちゃん&美人さん」を結構思い出すことが出来るのですが、S3以降かなり考え込んでも思い出せない状態です。(単に私の記憶力の問題?)

……気がつけば、女性キャラの愚痴ばかり。EP10に関しては他にも違和感を持っていたように思うのですが、もう一度見ようという気分にならなくて、取り敢えず気になった女性キャラ中心に書いてしまいました。ヒアリングに問題があるので、色々勘違い等ありそう(苦笑)藤葉さまの感想の続きを楽しみのしております。

最後に、私にとってBobbyはSPN界の和み&癒しキャラなのでカンバックを地道に待っています。

※ NRNで

jaredino さんのコメント...

 藤葉さんこんばんは。いつも沈没寸前の時間に読ませて頂いて投稿する気力がないので単発にお邪魔してばかりで申し訳ありません(>~<);でも楽しませて頂いています。エピ10は私も1,2回しか見る気になれなくて理解度が半分だったので、藤葉さんの詳しい解説大変有り難いです!それにこのエピに違和感を持っていたのは私ではなかったのですね?結構皆さんがっかりされている方が多いようで、海外のサイトで“awesome!”というコメントを見て自分がおかしいのかと思いかけていたので、妙にほっとしました。私はほんとにクリプキが書いたの?と思ったのですが、藤葉さんのお言葉を借りると『男目線の浅はかさ』というのでしょうか。登場人物が多過ぎ色々盛り込みすぎて、確かに一番大事な兄弟の関係が薄まってしまったとしか言いようがありませんよね?11話以降に期待する意味でも私も出来る限りspoilerを避けて1月を迎えたいと思います。

 Merlinのお話私も興味を惹かれました。『とにかく明るい少年らしさ』良いですねぇ。時間さえあれば私も嵌りたい!アーサー王伝説がいま、旬なのでしょうか?この間スターゲイトでもマーリンの話が出てきていました。また藤葉さんのお薦めDramaがありましたら語って下さい(^・^)

eiri さんのコメント...

藤葉様

おはようございます。お邪魔いたします、eiriです。

今回のレビューも、楽しく拝見させて頂きました。「Merlin」のご紹介もありがとうございます~。早速、サイトをチェックしてまいりました。
藤葉様の仰る通り、とても凝った作りで素敵でした!
英語がダメな私は、内容はさっぱりでしたが…(涙)
でも、せっかくなので、youtubeで映像を観てみました!
BBCの予告編でしたが、物凄く私のツボを突きまくりのドラマでした~。マーリンは、写真で拝見するよりも、動いている方が味わいがあって素敵ですね。
↑でkyu様も仰っていますが、私もマーリンはおじいちゃんのイメージを持っていたので、このドラマの設定は斬新でした!
日本語で観られるようになったら、ぜひ観たいと思います。素敵ドラマのご紹介ありがとうございました。

さてEP10なのですが、私自身は画面を追うのに精一杯で内容の密度まで考えが及ばなかったので、皆様のご意見を拝見してふむふむと感心するばかりです。そして、落ち着いて考えてみると、確かに何か物足りないような気もします…。
兄弟の場面もそうですが、せっかく登場した素敵な適役・Alastairがもっと活躍しても良かったのかもと思います。変な例えですが、日本の2時間スペシャルでやるようなサスペンスドラマを、1時間で無理やり詰め込んでやっちゃったよ!というのが、私的には一番近い感じでしょうか…。
(微妙な例えですみません…汗)

藤葉様のレビューを拝見して(いつもありがとうございます!)内容は把握出来たものの、EP9とEP10は自分の中で本格的に消化するにはまだ難しく、ストンと心の中に落ちて来ない感じがします。兄弟再会のEP1は別格として、EP3(スキナーさんと若ママが忘れられません!)を筆頭に、EP4・6~8が個人的に細かい台詞までツボだったので、クリフハンガーと言われていたEP9とEP10に過剰に期待し過ぎていたせいかもしれません。(全話を字幕付で通しで観たら、感想もまた違ってくるかもしれませんが…)

それから、Pamelaさんの登場シーンですが、丁寧に訳して下さってありがとうございます!サムとあんなやり取りをしていたんですね。早速、もう一度観たいと思います!
それから↓の記事でのコメントへのお返事&Jensenの家族絡みの良いお話を教えて下さって本当にありがとうございました。何度も読み返しては、癒されました。

この度も素敵なレビューをありがとうございました。次の更新も楽しみにしています。

藤よう さんのコメント...

kyuさん

お返事は結構ということですが(毎度気を使っていただいてすみません)少しだけ。

シーズン4に入って以来、毎度の感想文書き&J2仲良しエピソードの洪水に息切れして、私もこのHiatusの間は一息つきつつ、このところ思うように時間を取れなかった読書にたっぷり時間を使おう、と目論んでいたのですが…、
SPNが Hiatusに入った瞬間、『Merlin』に捕まってしまいました。

私はこれまでアーサー王伝説を読んだことがなく(映画やその他の媒体でも触れたことがなくて)、Merlinという魔法使いのことも今回の日記を書くために少々調査して初めて少しだけ知ったという状態なのですが、
Wikiなどを見ても、通常はおじいさんの姿のようですね。(魔法使いだけに、少年や青年の姿であらわれたりすることも…というような追記もありましたが)
現在BBCでは11話まで放送になったところなのですが、少年Arthurと少年Merlinの喧嘩しながらも仲良しという関係は、回を追うごとにどんどん仲良し側に傾いていって、二人の間で交わされる会話の言い回しについてもあれこれ深読みしたくなって困ります。(笑)

SPNS4EP10については…(これは決してMerlinに気をとられているという理由だけではないと思うのですが)、kyuさんの、集中できない…という感想に同感です。
とりあえず書き始めた感想文だけはなんとか書き上げて、来年の放送を楽しみに待ちたいと思います。

藤よう さんのコメント...

jaredinoさん

SPNのEP10、私がうろちょろしている周辺では、「なに今回のエピソード全体のCheesyな(安っぽい?俗っぽい?)台詞の洪水は!?背中が痒くなる!」だとか(Dean&Annaのあのシーンについては)「タイタニック?タイタニックってこと?」(笑)などなど、かなり期待はずれだった!(でもかろうじて最後の兄弟のシーンに救われた)という私とほぼ同様の感想を洩らしている人が多かったのですが、(私が目にした限りで唯一高評価をつけていたのは、男性が書いているらしいBuddyTVのSPNシーズン4のこれまでの10話についてのエピソードランキングくらいで…)
EP10、“awesome!”という評価も受けているのですね。
(クリプキの脚本をあんまりコケおろすと、「意地悪言うならもうやめてやる!」と言われてしまうかもしれないですもんね。クリプキの目に付くところでは褒めておいて欲しいとも思っていたので、それを聞いてほっとしました)

スターゲイトにもマーリンの話が? アーサー王&マーリンの物語って英語圏の人たちにとっては、日本人にとっての桃太郎とか(いや牛若丸とかかな…)の昔話くらい生活に浸透しているお話なのでしょうね。
シーズン4に入って以来、SPNの感想文書きに体力を奪われて、このところぽつぽつと見ている映画やドラマの感想をまったく日記に書けなかったので、EP10の感想文が書き終わったら、また少し覚書の感想を書いていきたいと思っています。

藤よう さんのコメント...

eiriさん

皆さんマーリンをご存知なのですね!
私は今回のドラマを何話か見てから、BBCのサイトを覗いたり、Wikiでアーサー王を検索したりして、やっと少々知識を得たところです。現在いつか時間ができたら「アーサー王伝説」をゆっくり読んでみたい…という気持ちに傾いているところです。

マーリン、あんな顔(ごめん!マーリン)ですけど、見ている内に、どんどん愛着がわいて可愛くなっていくように思えて…不思議なものですね。
BBCの放送もあと2話で終わってしまうと思うと、もう既にセカンドシーズンが待ち遠しいような気持ちです…。

EP10については、私の場合、どうしてもAnnaに感情移入できず、いつもより一歩離れたところからエピソードを見ることになってしまった感じで、そのせいで不当に辛口の評価になっている気もします。
Hiatus前のまとめと、今後のエピソードに向けての煽り的な意味で(男性の感覚で)サービス満点のエピソードを作ってくれたということで、eiriさんの仰る
>2時間スペシャルのサスペンスドラマを、1時間で無理やり詰め込んでやっちゃったよ!
というのが(笑)、まさに的を得ているのかもしれませんね。

とにかく早く自分自身のHiatusに入るためにも、なんとか早々に感想文の続きを仕上げてしまいたいと思っています。

shizu さんのコメント...

藤葉様

いつも楽しく拝見しています。
10話に関しては私もAnnaとDadに関して不満を感じた為、思い切って初めてコメントさせて頂きました。長くてすみません。

Annaが上級天使らしくないという意見には全く賛成です。ウリエルより偉いのに神様のに会ったことがない、という点で、「?」となりましたが、おそらく天使の階級が上なだけなのだと思います。「神様に会える四人」は四大天使のはず。そしてウリエル達四人はその指名や実権から特別な存在となっていますが、階級自体は低いですから、そういう意味でcastielやannaがUrielの上司になっているのではないでしょうか。

それにしても彼女は甘ちゃんのわがまま娘もいいとこです。SPNの定義では天使とは神の戦士で、神の意を伝え実行する者のはず。使命の為に冷徹なプロでなくてはならないのに、彼女はその状態を大理石の人形のようだと批判していました。でもその精神状態は、職務には完全に適したものです。映画「フルメタルジャケット」で、鬼軍曹が新兵達を厳しく鍛え上げますが、それはサディズムでもなんでもなく、任務を遂行し兵士達が生き残れるように、何があっても動じることのない冷徹さを、まさにフルメタルジャケット(鉛で覆われた)の弾のように彼らに備えさせるためです。

それなのにAnnaは自らの欲望を優先させ堕天した。彼女が自分のためだけのチョコレートケーキを味わう一方で、仲間達は世界を守る封印の戦いで命を落とし、関係のない人間の兄弟が彼女を救う為に命をかけた。天使に戻ったAnnaは、そんな存在のために何もしないのでしょうか?これで参戦も兄弟を助けもせずに保身のために逃げ回っているだけで終わるのなら、彼女はまさしく堕天してしかるべき存在です。(あ、でも好きじゃないのでまた出てこられても困るのですが・・・)。
二千年待っても無駄だったと言ってましたが、その挙句堕天するような存在だから会う資格などないのだと、Urielあたりなら言いそうですよね。

Dadに関してはもっと腹が立ちました。AnnaとDeanの会話の中の神と天使の関係は、明らかにDadと兄弟達のことを連想させますが、でも、Dadはそんなんじゃない!厳しく育てたのは上にもあるような、子供達のことを思えばこその方針です。子供達に普通の生活をさせてあげられないことを一番苦にしていたのはDadです。でも悪魔に妻を奪われた彼は、残された家族だけは守ろうと必死で、そのために自分で考えられる最善の道を取った。そしておそらく、YEDとママの契約について知った時に、自分を生き返らせるために知らぬとはいえ息子が犠牲にされたことに対して、Dadは深い罪悪感を抱いたはずです。(そのせいで余計にサムの安全を気にかけるようになり、事情を知らないDeanは弟の方が愛されてると感じるようになったのではないかとおもうのですが)。妻を守れず息子達もまともに育ててやれない、自分は駄目な夫で父親だと、彼自身が一番思っていたはず。だからこそ子供達だけは守ってみせると誓い、そしてそのためにYEDと契約し・・・。
JDMが言っていたように、間違った行動を取ったことがあっても、それは全て子供を愛し守りたいがゆえです。決して、(今のところ)天使のことなど省みない無慈悲で支配的な父である神なんかと一緒ではないです。

そんな風にDadに愛されていたのだから、Deanには早く気づいてもらって、この真実を今の辛い状態から抜け出す心の支えにしてもらいたいと思います。DadにもSamにも、Deanは愛する存在から愛されている魂なのだから、もっと自分に自信を持って欲しいし、彼らの為にも自分を許してやって欲しいなぁと・・・。

こんなに長くなってしまってすみませんでした。次の更新も楽しみにしています。

藤よう さんのコメント...

shizuさん

書き込みありがとうございます。

shizuさんが書いてくださったAnnaのこと!

Dadのこと!

全くもって同感です!

まさにAnnaと父ちゃんのことがネックになってどうにも気が乗らず、亀の歩みよりもノロノロとEP10の感想文の続きを書いていたものの、

どうも過剰に「Anna、ムカツク!」という気持ちがあふれ出してしまっている気がして、これは全体的に書き直さなければいけないかな…、と思っていたところなのですが、shizuさんのコメントを拝見して、

このまま投稿しちゃおう!という決心がつきました。(笑)

私のアンサーコメントは次の投稿で、ということで、また時間ができたら遊びに来て見てください。